JP2007230116A - インキ供給装置およびこれを用いた印刷機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 供給量の少ない部分でインキ量を細かく調節でき、インキ量の調節範囲が広く、かつ、性能向上に対してコスト増の少ないインキ供給装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 インキ元ローラ39と、インキ元ローラ39との間に隙間Gを空けて配設されたインキ受渡しローラ37と、インキ元ローラ39とともにインキ壺41を形成する並設された複数のインキキー43を有するインキ供給装置1であって、隣り合う2個のインキキー43に係合し、これらの先端とインキ元ローラ39との隙間Sを調節する揺動駆動装置49と、それぞれ各インキキー43に選択的に係合し、各インキキー43を隙間Sが閉じる方向に付勢するエアシリンダ71と、が備えられていることを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 インキ元ローラ39と、インキ元ローラ39との間に隙間Gを空けて配設されたインキ受渡しローラ37と、インキ元ローラ39とともにインキ壺41を形成する並設された複数のインキキー43を有するインキ供給装置1であって、隣り合う2個のインキキー43に係合し、これらの先端とインキ元ローラ39との隙間Sを調節する揺動駆動装置49と、それぞれ各インキキー43に選択的に係合し、各インキキー43を隙間Sが閉じる方向に付勢するエアシリンダ71と、が備えられていることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、インキ供給装置およびこれを用いた印刷機に関するものである。
印刷機のインキ供給装置には、インキ元ローラとインキ受渡しローラとの間を往復動するインキ呼出しローラによってインキ元ローラからインキ受渡しローラへインキを供給するものがある。
近年、この呼出しローラが衝突する時の衝撃によって発生するショック目を回避するため、インキ元ローラからインキ受渡しローラに直接インキを受け渡す形式のインキ供給装置がよく用いられている。
近年、この呼出しローラが衝突する時の衝撃によって発生するショック目を回避するため、インキ元ローラからインキ受渡しローラに直接インキを受け渡す形式のインキ供給装置がよく用いられている。
この方式では、インキの供給量はインキ元ローラの表面のインキ厚さによって調節される。
すなわち、インキ壺を形成するインキキーの下端とインキ元ローラの外周面との隙間を調節することで、インキ受渡しローラへ供給されるインキ量が調節される。
印刷面の各インキキーに対応する箇所の画線面積率に対応して、各インキキー毎に隙間を微調整すれば、インキ元ローラを介してインキ受渡しローラに転移させるインキ量を軸方向においてインキキー対応部分の版の各画線面積率に応じて適宜に変更設定することができる。
すなわち、インキ壺を形成するインキキーの下端とインキ元ローラの外周面との隙間を調節することで、インキ受渡しローラへ供給されるインキ量が調節される。
印刷面の各インキキーに対応する箇所の画線面積率に対応して、各インキキー毎に隙間を微調整すれば、インキ元ローラを介してインキ受渡しローラに転移させるインキ量を軸方向においてインキキー対応部分の版の各画線面積率に応じて適宜に変更設定することができる。
画線面積率の極端に小さい極小絵柄がある部分を印刷する場合、供給するインキ量よりもウェブが消費するインキ量が少なくなり、余剰インキが発生する。このため、余剰インキがウェブに飛び散ってウェブを汚すという印刷障害が発生する。また、画線部にインキが多く供給され濃度が過度となる等、印刷品質が劣化する。
さらに、余剰インキが飛散して印刷ユニット内に付着する場合もあり、清掃等のメンテナンスが必要となっている。
さらに、余剰インキが飛散して印刷ユニット内に付着する場合もあり、清掃等のメンテナンスが必要となっている。
このような場合、インキキーの開度を微妙にコントロールし、インキ元ローラ表面のインキ厚さをインキ元ローラからインキ受渡しローラにインキが転移するかしないかぎりぎりの調節を行なっているのが実情である。
しかし、周辺温度の上昇、インキ・水のバランス変化等によって、インキ元ローラからインキ受渡しローラへのインキ転移量が不安定となることがあり、必ずしも余剰インキの問題を解消することができていない。
しかし、周辺温度の上昇、インキ・水のバランス変化等によって、インキ元ローラからインキ受渡しローラへのインキ転移量が不安定となることがあり、必ずしも余剰インキの問題を解消することができていない。
これを解決するものとして、例えば、特許文献1あるいは特許文献2に示されるように、インキ受渡しローラに転移されたインキの一部をインキ元ローラに戻す手段を設け、余剰インキをインキ元ローラへ戻すようにしたものが提案されている。
また、特許文献3に示されるように、インキキーの先端部の形状を幅方向に変化させ、インキ元ローラの軸方向でインキ厚さを変化させ、インキ受渡しローラに接触するインキ幅を調節できるようにして供給するインキ量を細かく調節するものが提案されている。
また、特許文献3に示されるように、インキキーの先端部の形状を幅方向に変化させ、インキ元ローラの軸方向でインキ厚さを変化させ、インキ受渡しローラに接触するインキ幅を調節できるようにして供給するインキ量を細かく調節するものが提案されている。
しかしながら、特許文献1あるいは特許文献2に示されるものは、インキ受渡しローラの配置が制約され、かつ、インキを戻す手段を追加する必要があるので、設計の自由度が少なくなるし、高価となる。
また、特許文献3に示されるものは、インキキーの先端をインキ元ローラに接触させても、両者の間には隙間が存在するので、印刷作業を停止し、インキ元ローラの回転を停止した場合でも、インキ壺のインキがインキキーの先端とインキ元ローラとの隙間から下方に落下することとなる。すなわち、インキ壺をシャットオフできないものであり、現実的に採用できない提案である。
また、特許文献3に示されるものは、インキキーの先端をインキ元ローラに接触させても、両者の間には隙間が存在するので、印刷作業を停止し、インキ元ローラの回転を停止した場合でも、インキ壺のインキがインキキーの先端とインキ元ローラとの隙間から下方に落下することとなる。すなわち、インキ壺をシャットオフできないものであり、現実的に採用できない提案である。
本発明は、上記問題点に鑑み、供給量の少ない部分でインキ量を細かく調節でき、インキ量の調節範囲が広く、かつ、性能向上に対してコスト増の少ないインキ供給装置およびこれを用いた印刷機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかるインキ供給装置は、インキ元ローラと、該インキ元ローラとの間に所定隙間を空けて配設されたインキ受渡しローラと、該インキ元ローラとともにインキ壺を形成する並設された複数のインキキーを有するインキ供給装置であって、隣り合う2個の前記インキキーに係合し、これらの先端と前記インキ元ローラとの隙間を調節するインキ供給量調節手段と、それぞれ前記各インキキーに選択的に係合し、前記各インキキーを前記隙間が閉じる方向に付勢する駆動手段と、が備えられていることを特徴とする。
すなわち、本発明にかかるインキ供給装置は、インキ元ローラと、該インキ元ローラとの間に所定隙間を空けて配設されたインキ受渡しローラと、該インキ元ローラとともにインキ壺を形成する並設された複数のインキキーを有するインキ供給装置であって、隣り合う2個の前記インキキーに係合し、これらの先端と前記インキ元ローラとの隙間を調節するインキ供給量調節手段と、それぞれ前記各インキキーに選択的に係合し、前記各インキキーを前記隙間が閉じる方向に付勢する駆動手段と、が備えられていることを特徴とする。
インキキーの幅は、インキ供給量調節手段の大きさで制約され、小さくすることには限界があった。
本発明では、インキ供給量調節手段が隣り合う2個のインキキーに係合し、これらの先端とインキ元ローラとの隙間を調節するようにしているので、各インキキーにインキ供給量調節手段を設けるものに比べて各インキキーの幅を小さくすることができる。
例えば、従来のインキキーを2分割すれば、インキ供給量調節手段の配置はそのままで、インキキーの幅を半分にすることができる。すなわち、個数を倍増することができる。
なお、隣り合うインキキーの幅を均等とすることは必ずしも必要でない。
本発明では、インキ供給量調節手段が隣り合う2個のインキキーに係合し、これらの先端とインキ元ローラとの隙間を調節するようにしているので、各インキキーにインキ供給量調節手段を設けるものに比べて各インキキーの幅を小さくすることができる。
例えば、従来のインキキーを2分割すれば、インキ供給量調節手段の配置はそのままで、インキキーの幅を半分にすることができる。すなわち、個数を倍増することができる。
なお、隣り合うインキキーの幅を均等とすることは必ずしも必要でない。
通常の画線面積率を有する版面の部分に対しては、インキ供給量調節手段によって2個のインキキーを操作して、これらの先端とインキ元ローラとの間の隙間を調節して供給するインキ量を調節する。
そして、画線面積率が極端に小さい極小絵柄を有する版面の部分に対しては、一方のインキキーに対してのみ駆動手段を作動させる。これにより、一方のインキキーの先端はインキ元ローラの方向へ移動し、この先端とインキ元ローラとの隙間はインキ受渡しローラとの間の微小隙間よりも小さい所定の大きさとされる。
他方のインキキーは、インキ供給量調節手段によって先端とインキ元ローラとの隙間が調節されるので、インキ供給量が調節される。
そして、画線面積率が極端に小さい極小絵柄を有する版面の部分に対しては、一方のインキキーに対してのみ駆動手段を作動させる。これにより、一方のインキキーの先端はインキ元ローラの方向へ移動し、この先端とインキ元ローラとの隙間はインキ受渡しローラとの間の微小隙間よりも小さい所定の大きさとされる。
他方のインキキーは、インキ供給量調節手段によって先端とインキ元ローラとの隙間が調節されるので、インキ供給量が調節される。
このように、通常の調節に比較して略半分の供給量とすることができるので、極小絵柄部分の版面に対しても余剰インキが発生しないように調節することができる。
これにより余剰インキの飛散による種々の不具合が発生することを防止できる。
なお、インキを供給しない一方のインキキーは、画線面積率を見て選択される。
そして、通常の略半分の供給量による調節から通常の供給量による調節まで行なうことができるので、インキ供給量の調節範囲を広くすることができる。
また、インキキーの個数が倍増しても、高価なインキ供給量調節手段を増加させることがないので、コストの増加を最小限に留めることができる。
これにより余剰インキの飛散による種々の不具合が発生することを防止できる。
なお、インキを供給しない一方のインキキーは、画線面積率を見て選択される。
そして、通常の略半分の供給量による調節から通常の供給量による調節まで行なうことができるので、インキ供給量の調節範囲を広くすることができる。
また、インキキーの個数が倍増しても、高価なインキ供給量調節手段を増加させることがないので、コストの増加を最小限に留めることができる。
本発明にかかる印刷機は、請求項1に記載されたインキ供給装置を備えていることを特徴とする。
このように、供給するインキ量の調節範囲を広く、極小絵柄がある部分を印刷する場合でも余剰インキが発生しないように調節することができるインキ供給装置を用いているので、紙面品質のよい印刷物を提供することができる。
本発明によれば、隣り合う2個のインキキーに係合し、これらの先端とインキ元ローラとの隙間を調節するインキ供給量調節手段と、それぞれ各インキキーに選択的に係合し、各インキキーを隙間が閉じる方向に付勢する駆動手段と、が備えられているので、供給するインキ量の調節範囲を広くすることができる。
また、極小絵柄がある部分を印刷する場合でも余剰インキが発生しないように調節することができ、余剰インキによる不具合を解消することができる。
また、極小絵柄がある部分を印刷する場合でも余剰インキが発生しないように調節することができ、余剰インキによる不具合を解消することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる新聞印刷に用いられる輪転印刷機1について、図1〜図5を参照して説明する。
図1は、輪転印刷機1の全体概略構成を示す正面図である。
輪転印刷機1には、複数の給紙装置3と、印刷部5と、ターンバー列部7と、折機9とが備えられている。
図1は、輪転印刷機1の全体概略構成を示す正面図である。
輪転印刷機1には、複数の給紙装置3と、印刷部5と、ターンバー列部7と、折機9とが備えられている。
給紙装置3には、それぞれウェブ11がロール状に巻かれた巻取紙13を回動自在に保持する3対のアーム15と、紙継装置17とが備えられている。
給紙位置に位置するアーム15aに取り付けられた巻取紙13からウェブ11が給紙されている場合に、紙継位置に位置するアーム15bでは、巻取紙13は紙継ぎ準備が施されて待機している。
繰り出されている巻取紙13のウェブ11が残り少なくなると、待機している巻取紙13のウェブ11に紙継ぎされる。
このようにして、ウェブ11は給紙装置3から印刷部5へ連続的に繰り出される。
給紙位置に位置するアーム15aに取り付けられた巻取紙13からウェブ11が給紙されている場合に、紙継位置に位置するアーム15bでは、巻取紙13は紙継ぎ準備が施されて待機している。
繰り出されている巻取紙13のウェブ11が残り少なくなると、待機している巻取紙13のウェブ11に紙継ぎされる。
このようにして、ウェブ11は給紙装置3から印刷部5へ連続的に繰り出される。
印刷部5には、両面4色印刷を行なう多色刷印刷ユニット5aと、両面2色印刷を行なう2色刷印刷ユニット5bとが備えられている。
なお、多色刷印刷ユニット5aおよび2色刷印刷ユニット5bは一例を示したものであり、両面単色印刷を行なう単色刷印刷ユニット、一面4色多面2色印刷を行なう印刷ユニット等、適宜な印刷ユニットを用いることができる。
多色刷印刷ユニット5aおよび2色刷印刷ユニット5bは、それぞれ給紙装置3から供給されるウェブ11に所定の印刷を行ない、ターンバー列部7へ供給する。
なお、多色刷印刷ユニット5aおよび2色刷印刷ユニット5bは一例を示したものであり、両面単色印刷を行なう単色刷印刷ユニット、一面4色多面2色印刷を行なう印刷ユニット等、適宜な印刷ユニットを用いることができる。
多色刷印刷ユニット5aおよび2色刷印刷ユニット5bは、それぞれ給紙装置3から供給されるウェブ11に所定の印刷を行ない、ターンバー列部7へ供給する。
ターンバー列部7は、図示を省略した多数のターンバーを備えており、各印刷ユニット5a,5bからのウェブ11の走行ルートを変更し、その重なり順番を変えられるように構成されている。
折機9は、ターンバー列部7から送られる複数のウェブ11を重ねて、縦切断したり、三角板により縦折りしたり、さらに横切断、横折りしたりし、所望の折帳として排出するように構成されている。
折機9は、ターンバー列部7から送られる複数のウェブ11を重ねて、縦切断したり、三角板により縦折りしたり、さらに横切断、横折りしたりし、所望の折帳として排出するように構成されている。
図2は、印刷ユニット5bの上部の印刷部の概略構成を示す正面図である。
下部の印刷部は、図2の略上下を逆にした構造とされ、印刷ユニット5aは印刷ユニット5bの印刷部が2段に積み重なっている状態である。
したがって、印刷ユニット5bの上部を代表として図2に基づいて印刷部の構成について説明する。
印刷ユニット5bには、ウェブ11を挟んで左右にそれぞれ印刷部16,16が設けられている。印刷部16,16は、ウェブ11の走行面を中心として略面対象の関係にあるので、図2における左側の印刷部16について説明する。
印刷部16には、印刷画像を形成するための刷版を装着した版胴17と、版胴17の刷版に形成された画像をウェブ11に転写するブランケット胴19と、版胴17の刷版の画線部にインキKを供給するインキ装置21と、版胴17の非画線部に湿し水を供給する湿し装置23と、が備えられている。
下部の印刷部は、図2の略上下を逆にした構造とされ、印刷ユニット5aは印刷ユニット5bの印刷部が2段に積み重なっている状態である。
したがって、印刷ユニット5bの上部を代表として図2に基づいて印刷部の構成について説明する。
印刷ユニット5bには、ウェブ11を挟んで左右にそれぞれ印刷部16,16が設けられている。印刷部16,16は、ウェブ11の走行面を中心として略面対象の関係にあるので、図2における左側の印刷部16について説明する。
印刷部16には、印刷画像を形成するための刷版を装着した版胴17と、版胴17の刷版に形成された画像をウェブ11に転写するブランケット胴19と、版胴17の刷版の画線部にインキKを供給するインキ装置21と、版胴17の非画線部に湿し水を供給する湿し装置23と、が備えられている。
インキ装置21には、インキ着けローラ25,27と、インキ往復ローラ29,31と、インキ練りローラ33,35と、インキ受渡しローラ37と、インキ元ローラ39と、インキ壺41と、が備えられている。
インキ往復ローラ29,31は、金属製で、フレームに対して回転自在および軸線方向に摺動可能に支持されている。インキ往復ローラ29,31は、図示しない駆動源によって版胴7の周面と略同一周速で回転されるとともに軸線方向へ往復動されるように構成されている。
インキ往復ローラ29,31は、金属製で、フレームに対して回転自在および軸線方向に摺動可能に支持されている。インキ往復ローラ29,31は、図示しない駆動源によって版胴7の周面と略同一周速で回転されるとともに軸線方向へ往復動されるように構成されている。
インキ練りローラ33,35は、表面がゴム製で、回転自在に取り付けられている。インキ練りローラ33は、インキ往復ローラ29,31に押付けられることによって、これらのローラに連れ回りさせられるように構成されている。
インキ練りローラ35は、インキ往復ローラ31とインキ受渡しローラ39とに押付けられることによって、これらのローラに連れ回りさせられるように構成されている。
インキ着けローラ25,27は、表面がゴム製で、フレームに回動自在に支持されている。インキ着けローラ25,27は、インキ往復ローラ29と版胴17とに押付けられることによって、連れ回りされるように構成されている。
インキ練りローラ35は、インキ往復ローラ31とインキ受渡しローラ39とに押付けられることによって、これらのローラに連れ回りさせられるように構成されている。
インキ着けローラ25,27は、表面がゴム製で、フレームに回動自在に支持されている。インキ着けローラ25,27は、インキ往復ローラ29と版胴17とに押付けられることによって、連れ回りされるように構成されている。
インキ元ローラ39は、金属製で、回転自在に設けられている。
インキ元ローラ39のインキ受渡しローラ37に対して反対側には、複数、例えば64枚のインキキー43が、インキ元ローラの軸線方向に並設されている。
インキキー43の幅は、略25.4mmと通常の略50.8mmの半分とされている。
インキ元ローラ39と、複数のインキキー43と、図示しない側板とによってインキ壺41が構成されている。
インキキー43は、金属製で、板状の部材である。インキキー43はインキ元ローラ39から離れた側の端部に寄った中間位置でインキ元ローラ39の軸線方向に延在するように設けられた支点軸45によって揺動可能に支持されている。(図3参照)
インキ元ローラ39のインキ受渡しローラ37に対して反対側には、複数、例えば64枚のインキキー43が、インキ元ローラの軸線方向に並設されている。
インキキー43の幅は、略25.4mmと通常の略50.8mmの半分とされている。
インキ元ローラ39と、複数のインキキー43と、図示しない側板とによってインキ壺41が構成されている。
インキキー43は、金属製で、板状の部材である。インキキー43はインキ元ローラ39から離れた側の端部に寄った中間位置でインキ元ローラ39の軸線方向に延在するように設けられた支点軸45によって揺動可能に支持されている。(図3参照)
各インキキー43は、引張バネ47によって常時下方へ付勢されている。
隣り合う2個のインキキー43の自由端の下部には、揺動駆動装置(インキ供給量調節手段)49が両者を跨るように係合されている(図4参照)。
揺動駆動装置49には、押上げコーン51と、ネジ軸53と、駆動駒55と、モータ57と備えられている。
押上げコーン51は、略直方体形状をし、上面のインキ元ローラ39から離れる側が枢支軸59によって揺動可能に支持されている。
押上げコーン51の上面は、インキ元ローラ39側が隣り合うインキキー43に跨るように、かつ、それらの下面に当接するように設置されている。
隣り合う2個のインキキー43の自由端の下部には、揺動駆動装置(インキ供給量調節手段)49が両者を跨るように係合されている(図4参照)。
揺動駆動装置49には、押上げコーン51と、ネジ軸53と、駆動駒55と、モータ57と備えられている。
押上げコーン51は、略直方体形状をし、上面のインキ元ローラ39から離れる側が枢支軸59によって揺動可能に支持されている。
押上げコーン51の上面は、インキ元ローラ39側が隣り合うインキキー43に跨るように、かつ、それらの下面に当接するように設置されている。
駆動駒55は、軸方向の位置は固定され、モータ57によって回転されるように構成されている。
ネジ棒53の一端部にはネジ部が形成され、駆動駒55に螺合されている。ネジ棒53の他端は、押上げコーン51の下部背面に当接されている。
モータ57が作動して駆動駒55が回転することによってネジ棒53が進退する。ネジ棒53の進退によって押上げコーン51が枢支軸59を中心に揺動し、2個のインキキー43が支点軸45を中心として揺動させられるように構成されている。
ネジ棒53の一端部にはネジ部が形成され、駆動駒55に螺合されている。ネジ棒53の他端は、押上げコーン51の下部背面に当接されている。
モータ57が作動して駆動駒55が回転することによってネジ棒53が進退する。ネジ棒53の進退によって押上げコーン51が枢支軸59を中心に揺動し、2個のインキキー43が支点軸45を中心として揺動させられるように構成されている。
各インキキー43の支点軸45に対してインキ元ローラ39から離れる側には、上方位置にエアシリンダ(駆動手段)71がロッド側を下方に向けて取り付けられている。
各エアシリンダ71は、主配管73および各枝管75によって圧縮機75と接続されている。
各枝管75には、図示しない制御機構からの指令によって開閉される電磁弁79が設けられている。
エアシリンダ71は、ロッドの伸長によってインキキー43に係合し、インキキー43を引張バネ47に抗して先端がインキ元ローラ39に近づくように駆動し、インキキー43の先端が所定の隙間Sとなる位置に留める機能を有している。
各エアシリンダ71は、主配管73および各枝管75によって圧縮機75と接続されている。
各枝管75には、図示しない制御機構からの指令によって開閉される電磁弁79が設けられている。
エアシリンダ71は、ロッドの伸長によってインキキー43に係合し、インキキー43を引張バネ47に抗して先端がインキ元ローラ39に近づくように駆動し、インキキー43の先端が所定の隙間Sとなる位置に留める機能を有している。
インキ受渡しローラ37は、金属製で、フレームに対して回転自在に支持され、図示しない駆動源によって版胴7の周面と略同一周速で回転されるように構成されている。
インキ受渡しローラ37は、周面がインキ元ローラ39に対して隙間Gを空けるように設置されている。
隙間Gは、微小に設定され、本実施形態では、例えば、0.1mmとされている。
インキ受渡しローラ37は、周面がインキ元ローラ39に対して隙間Gを空けるように設置されている。
隙間Gは、微小に設定され、本実施形態では、例えば、0.1mmとされている。
インキ受渡しローラ37の全周面にローレット加工あるいはレーザ彫刻によって、相互に略直交するように交差する深い溝を多数加工するようにしてもよい。これはいわゆるダイヤ目と称するもので、溝の深さは、例えば略0.3mmと、隙間Gに比べて数倍の大きさとなっている。
このダイヤ目は、エッジの部分でインキを掻き取る効果が大きく、かつ、混入した水をインキから分離して保持する役目を果たすものである。
このダイヤ目は、エッジの部分でインキを掻き取る効果が大きく、かつ、混入した水をインキから分離して保持する役目を果たすものである。
湿し装置23には、水着けローラ65と、水往復ローラ67と、スプレーダンプナ69とが備えられている。
水往復ローラ67は、金属製で、フレームに対して回転自在および軸線方向に摺動可能に支持されている。水往復ローラ67は、図示しない駆動源によって版胴17の周面と略同一周速で回転されるとともに軸線方向へ往復動されるように構成されている。
水着けローラ65は、フレームに回転自在に取り付けられている。水着けローラ65は、水往復ローラ67と版胴17とに押付けられることによって、連れ回りされるように構成されている。
スプレーダンプナ69は、水往復ローラ67に水をスプレーして供給するように構成されている。
水往復ローラ67は、金属製で、フレームに対して回転自在および軸線方向に摺動可能に支持されている。水往復ローラ67は、図示しない駆動源によって版胴17の周面と略同一周速で回転されるとともに軸線方向へ往復動されるように構成されている。
水着けローラ65は、フレームに回転自在に取り付けられている。水着けローラ65は、水往復ローラ67と版胴17とに押付けられることによって、連れ回りされるように構成されている。
スプレーダンプナ69は、水往復ローラ67に水をスプレーして供給するように構成されている。
以上のように構成された本実施形態にかかる輪転印刷機1の動作について説明する。
各給紙装置3にアーム15に保持された巻取紙13から繰り出されるウェブ11は、多色刷印刷ユニット5aあるいは2色刷印刷ユニット5bに送られる。
多色刷印刷ユニット5aあるいは2色刷印刷ユニット5bでは次のような印刷作業が繰り返し行われている。
各給紙装置3にアーム15に保持された巻取紙13から繰り出されるウェブ11は、多色刷印刷ユニット5aあるいは2色刷印刷ユニット5bに送られる。
多色刷印刷ユニット5aあるいは2色刷印刷ユニット5bでは次のような印刷作業が繰り返し行われている。
印刷ユニットの各部材は、図2に矢印で示されているように回転されている。
版胴17の周面に取付けられた刷版の非画線部に湿し装置23から水が供給される。
湿し装置23では、水往復ローラ67は軸線方向に往復動しつつ版胴17と略同一周速度で回転しており、水着けローラ65は版胴17と水往復ローラ67に所定ニップ圧で押付けられ、連れ回りされることによって版胴17と略同一周速度で回転している。
スプレーダンプナ69から噴霧された水は、水往復ローラ67に供給され、水往復ローラ67と水着けローラ65とのニップ圧によって水着けローラ65へ転移される量が調整される。水着けローラ65に転移された水は、略同一周速度で回転されている版胴17に取り付けられた刷版の非画線部に供給される。
版胴17の周面に取付けられた刷版の非画線部に湿し装置23から水が供給される。
湿し装置23では、水往復ローラ67は軸線方向に往復動しつつ版胴17と略同一周速度で回転しており、水着けローラ65は版胴17と水往復ローラ67に所定ニップ圧で押付けられ、連れ回りされることによって版胴17と略同一周速度で回転している。
スプレーダンプナ69から噴霧された水は、水往復ローラ67に供給され、水往復ローラ67と水着けローラ65とのニップ圧によって水着けローラ65へ転移される量が調整される。水着けローラ65に転移された水は、略同一周速度で回転されている版胴17に取り付けられた刷版の非画線部に供給される。
非画線部に水が供給された刷版には、次いで刷版の画線部にインキ供給装置21によってインキKが供給される。
インキ装置21では、インキ壺41に貯留されたインキKが、インキキー43の先端とインキ元ローラ39との間の隙間Sを通ってインキ元ローラ39によって引き出される。
インキ元ローラ39上のインキKはインキ受渡しローラ37に受け渡され、インキ練りローラ35、インキ往復ローラ31、インキ練りローラ33およびインキ往復ローラ29と伝達され、インキ着けローラ25,27から版胴17の周面に取り付けられた刷版の画線部に供給される。
インキ装置21では、インキ壺41に貯留されたインキKが、インキキー43の先端とインキ元ローラ39との間の隙間Sを通ってインキ元ローラ39によって引き出される。
インキ元ローラ39上のインキKはインキ受渡しローラ37に受け渡され、インキ練りローラ35、インキ往復ローラ31、インキ練りローラ33およびインキ往復ローラ29と伝達され、インキ着けローラ25,27から版胴17の周面に取り付けられた刷版の画線部に供給される。
この時、インキ装置21で供給されるインキは、インキキー43の先端とインキ元ローラ39との間の隙間Sと、低速度で回転するインキ元ローラ39によって供給量を調整され、その後、各ローラ間のニップ部で供給量を絞られつつ徐々に薄くなるように練られる。インキ往復ローラ31,29は軸線方向に往復動し、この練り効果を一層高める。
このようにして、刷版の画線部に転移されたインキ(画像)は、ブランケット胴19に転写される。ブランケット胴19に転写された画像は、ブランケット胴19,19の間を下から上に向けて走行しているウェブ11の両面に転写される。これにより、ウェブ11の両面に1色の印刷が行なわれる。
このようにして、刷版の画線部に転移されたインキ(画像)は、ブランケット胴19に転写される。ブランケット胴19に転写された画像は、ブランケット胴19,19の間を下から上に向けて走行しているウェブ11の両面に転写される。これにより、ウェブ11の両面に1色の印刷が行なわれる。
このようにして、多色刷印刷ユニット5aで表裏両面にカラー印刷されたウェブ11および2色刷印刷ユニット5bで表裏両面に2色あるいは単色印刷されたウェブ11は、ターンバー列部7でターンバーによって走行ルートが変更され、新聞のページ構成に合わせて重なりの順番が調整される。
ターンバー列部7から折機9に送られた複数のウェブ11は、縦折りされ、横切断される。切断されたウェブ11は折胴によって横折りされ、折帳が形成される。
機外に搬送される。
機外に搬送される。
次に、インキ供給量の調節方法について説明する。
まず、通常の画線面積率を有する版面の部分に対する調節について説明する。図4では説明の都合上、インキキー43の符号にサフィックスをつけて区別している。
ここでは、インキキー43a,43bが通常の画線面積率を有する版面の部分に対応するとして説明する。
インキキー43a,43bに対して設置された揺動駆動装置49のモータ57を作動させ、駆動駒55の回転に伴ってネジ棒53を進退させる。
このネジ棒53の進退によって押上げコーン51が枢支軸59を中心に揺動し、インキキー43a,43bがそれぞれ支点軸45を中心として揺動させられることによって隙間Sの大きさが調節される。
インキ元ローラ39の表面には、インキキー43a,43bの先端とインキ元ローラ39との間の隙間Sで規定される膜厚のインキKが付着している。
まず、通常の画線面積率を有する版面の部分に対する調節について説明する。図4では説明の都合上、インキキー43の符号にサフィックスをつけて区別している。
ここでは、インキキー43a,43bが通常の画線面積率を有する版面の部分に対応するとして説明する。
インキキー43a,43bに対して設置された揺動駆動装置49のモータ57を作動させ、駆動駒55の回転に伴ってネジ棒53を進退させる。
このネジ棒53の進退によって押上げコーン51が枢支軸59を中心に揺動し、インキキー43a,43bがそれぞれ支点軸45を中心として揺動させられることによって隙間Sの大きさが調節される。
インキ元ローラ39の表面には、インキキー43a,43bの先端とインキ元ローラ39との間の隙間Sで規定される膜厚のインキKが付着している。
隙間Sが、インキ元ローラ39とインキ受渡しローラとの隙間Gよりも小さいと、インキ元ローラ39上のインキKはインキ受渡しローラ37に接触しないので、インキ受渡しローラ37に転移されない。
隙間Sがさらに大きくなり、インキ元ローラ39上に付着するインキKの膜厚が増加すると、インキKの表面はインキ受渡しローラ37に接触し、インキ受渡しローラ37に転移される。
隙間Sがさらに大きくなり、インキ元ローラ39の表面に付着して搬送されるインキKの厚さがさらに厚くなると、厚くなるのに伴いインキ受渡しローラ37に転移されるインキ量が徐々に増加する。
このように揺動駆動装置49によってインキキー43a,43bが形成する隙間Sを調節して、供給するインキ量を調節する。
隙間Sがさらに大きくなり、インキ元ローラ39上に付着するインキKの膜厚が増加すると、インキKの表面はインキ受渡しローラ37に接触し、インキ受渡しローラ37に転移される。
隙間Sがさらに大きくなり、インキ元ローラ39の表面に付着して搬送されるインキKの厚さがさらに厚くなると、厚くなるのに伴いインキ受渡しローラ37に転移されるインキ量が徐々に増加する。
このように揺動駆動装置49によってインキキー43a,43bが形成する隙間Sを調節して、供給するインキ量を調節する。
次に、画線面積率が極端に小さい極小絵柄を有する版面の部分に対しては、インキキー43c,43dが対応しているとして説明する。
この場合、インキキー43cに対応するエアシリンダ71の電磁弁79cが開放されて、圧縮機77からの圧縮空気がエアシリンダ71cに供給され、エアシリンダ71cは伸長される。
エアシリンダ71cの伸長によって、インキキー43を引張バネ47に抗して先端がインキ元ローラ39に近づくように駆動し、インキキー43の先端が所定の隙間Sとなる位置に留める。この所定の隙間Sは隙間Gよりも相当小さい値とされているので、インキキー43cの部分ではインキKがインキ受渡しローラ37に受け渡されないこととなる。
一方、インキキー43dでは、揺動駆動装置49によって前述のようにして供給されるインキ量が調節される。
この場合、インキキー43cに対応するエアシリンダ71の電磁弁79cが開放されて、圧縮機77からの圧縮空気がエアシリンダ71cに供給され、エアシリンダ71cは伸長される。
エアシリンダ71cの伸長によって、インキキー43を引張バネ47に抗して先端がインキ元ローラ39に近づくように駆動し、インキキー43の先端が所定の隙間Sとなる位置に留める。この所定の隙間Sは隙間Gよりも相当小さい値とされているので、インキキー43cの部分ではインキKがインキ受渡しローラ37に受け渡されないこととなる。
一方、インキキー43dでは、揺動駆動装置49によって前述のようにして供給されるインキ量が調節される。
このように、極小絵柄の部分に対応するインキキー43のインキ量調節は、通常の画線面積率を有する部分の調節に比較して略半分の供給量とすることができるので、極小絵柄部分の版面に対しても余剰インキが発生しないように調節することができる。
これにより余剰インキの飛散による種々の不具合が発生することを防止できる。
そして、通常の略半分の供給量による調節から通常の供給量による調節まで行なうことができるので、インキ供給量の調節範囲を広くすることができる。
これにより余剰インキの飛散による種々の不具合が発生することを防止できる。
そして、通常の略半分の供給量による調節から通常の供給量による調節まで行なうことができるので、インキ供給量の調節範囲を広くすることができる。
また、本実施形態では、エアシリンダ71とその配管関係が造花するが、これらは小型で、かつ、汎用性の高いものであるので、大きなコスト増加にはならない。その反面、インキキー43の個数が倍増しても、高価な揺動駆動装置49を増加させることがないので、大きなコスト増加要因がなくなる。
したがって、上述の性能向上に比較して、コスト増加は最小限に留めることができる。
したがって、上述の性能向上に比較して、コスト増加は最小限に留めることができる。
なお、エアシリンダ71を断続的に伸縮させると、インキキー43の先端とインキ元ローラ39との隙間Sがインキ供給できない位置と揺動駆動装置49によって規制されている位置とを周期的に繰り返すことになる。
これにより、図5に示されるように、インキ元ローラ39上にはインキKが断続的に供給可能な部分が形成されることになるので、インキ供給量を低減することができる。
これにより、図5に示されるように、インキ元ローラ39上にはインキKが断続的に供給可能な部分が形成されることになるので、インキ供給量を低減することができる。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
また、本実施形態では、ブランケット対向型の輪転印刷機に適用しているが、本発明は圧胴を用いたタイプの輪転印刷機、枚葉印刷機等適宜な形式の印刷機に適用することができる。
また、本実施形態では、ブランケット対向型の輪転印刷機に適用しているが、本発明は圧胴を用いたタイプの輪転印刷機、枚葉印刷機等適宜な形式の印刷機に適用することができる。
1 輪転印刷機
21 インキ供給装置
37 インキ受渡しローラ
39 インキ元ローラ
41 インキ壺
43 インキキー
49 揺動駆動装置
71 エアシリンダ
G 隙間
S 隙間
21 インキ供給装置
37 インキ受渡しローラ
39 インキ元ローラ
41 インキ壺
43 インキキー
49 揺動駆動装置
71 エアシリンダ
G 隙間
S 隙間
Claims (2)
- インキ元ローラと、該インキ元ローラとの間に所定隙間を空けて配設されたインキ受渡しローラと、該インキ元ローラとともにインキ壺を形成する並設された複数のインキキーを有するインキ供給装置であって、
隣り合う2個の前記インキキーに係合し、これらの先端と前記インキ元ローラとの隙間を調節するインキ供給量調節手段と、
それぞれ前記各インキキーに選択的に係合し、前記各インキキーを前記隙間が閉じる方向に付勢する駆動手段と、が備えられていることを特徴とするインキ供給装置。 - 請求項1に記載されたインキ供給装置を備えていることを特徴とする印刷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006055855A JP2007230116A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | インキ供給装置およびこれを用いた印刷機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006055855A JP2007230116A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | インキ供給装置およびこれを用いた印刷機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007230116A true JP2007230116A (ja) | 2007-09-13 |
Family
ID=38551179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006055855A Withdrawn JP2007230116A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | インキ供給装置およびこれを用いた印刷機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007230116A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112373186A (zh) * | 2020-11-12 | 2021-02-19 | 常德市同创包装有限公司 | 一种供液机构及包装装潢用辊筒印刷装置 |
CN114739258A (zh) * | 2022-06-09 | 2022-07-12 | 深圳市伟烽恒科技有限公司 | 一种传感器检测用厚度测量装置 |
-
2006
- 2006-03-02 JP JP2006055855A patent/JP2007230116A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090512 |