JP2009055520A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】3パスの両面スキャン方式を採用するファクシミリ装置において、両面画像データをリアルタイムで円滑に送信するための技術を提供することを目的とする。
【解決手段】ファクシミリ装置1は、1ページの画像データを送信した後、送信した画像データが、3パス両面スキャンの偶数枚目に該当するかどうかを判定する(ステップS4)。偶数枚目に該当しない場合、つまり、表面の画像データを送信した直後は、MPS信号を送出し(ステップS5)、続いて裏面の画像データを送信する(ステップS1)。偶数枚目に該当する場合、つまり、裏面の画像データを送信した直後は、EOM信号を送出し(ステップS6)、モード変更手順に移行する(ステップS7)。モード変更手順を実行している間に、原稿はスイッチバックされ、排出部に排出される。その後、次のページの表面の画像データが読み取られ、送信される(ステップS1)。
【選択図】図5

Description

本発明は、両面通信機能を有するファクシミリ装置に関する。
原稿の両面の画像データを送受信可能なファクシミリ装置がある。たとえば、ユーザが、原稿の表面と裏面とを手動でファクシミリ装置に読み込ませ、画像データをメモリに蓄積する。または、表面の画像データを連続的に読み込ませてメモリに蓄積した後、ユーザが原稿を裏向きにあらためてセットし、続いて裏面の画像データを連続的に読み込ませてメモリに蓄積する。そして、メモリに蓄積された両面の画像データを送信するという方法がある。
あるいは、自動で原稿の両面を読取ることが可能なファクシミリ装置が存在する。ADF(オートドキュメントフィーダ)から搬送された原稿は、読取部において表面の画像データが読み込まれる。次に、原稿は反転されて再び読取部に搬送され、裏面の画像データが読み込まれる。しかし、このままでは、複数ページの原稿を送信した後、表裏面が逆転された状態で原稿が排出部に残る。そこで、裏面の画像データが読み取られた後、原稿は再び反転され、読取部を通過した後、排出部に搬送される(この動作を以下、スイッチバック動作と呼ぶことにする。)。このような読取方法は3パスの両面スキャンと呼ばれている。3パスの両面スキャン技術については、たとえば、下記特許文献1に開示されている。
特開2004−175460号公報 特開2002−77560号公報
3パスの両面スキャンを利用することで、ユーザは、原稿をADFに載置し、送信指示を行うだけで、両面画像データを送信することが可能となる。しかし、上述したように、原稿の裏面を読み込んだ後、再び、原稿を反転させるスイッチバック動作が発生する。このため、裏面の画像データを送信した後、次のページの表面の画像データを送信するまでにタイムラグが発生することになる。
図7は、2ページ目の裏面画像データを送信した後の通信手順を示す図である。送信機は、2ページ目の裏面画像データを送信した後、まず、MPS(Multipage Signal)信号を送出する。これに対して、受信機がMCF(Message Confirmation)信号で応答する。
MCF信号を受信した送信機は、たとえば、送信済スタンプを原稿裏面に記録した後、スイッチバック動作を行う。スイッチバック動作をしている間、送信機は、受信機に対してフィルを送出し、3ページ目の表面画像を送信可能となるまで待機する。
しかし、スイッチバック動作は、5〜6秒程度掛かる場合があり、Non−ECMの場合、フィルの送出時間は5秒以内と規定されている。したがって、次のページの表面の画像データを送信するまでのタイムラグが長くなった場合、通信手順に間に合わず通信が切断されてしまうという問題があった。また、スイッチバック動作にかかる時間は、原稿の搬送方向の長さにも左右する。特に、長尺の原稿の場合には、スイッチバック動作に要する時間が長く、通信が切断される可能性が高くなる。
もちろん、ファクシミリ装置が大きな容量のメモリを有し、3パスの両面スキャンにより読取った両面の画像データを一旦メモリに蓄積できる場合は、上記のような問題はない。しかし、メモリの容量が小さい場合、あるいはユーザによりリアルタイム送信が指定された場合には、通信手順に間に合わないという問題があった。
上記特許文献2は、両面送信機能を有する通信端末装置に関するものである。通信端末装置は、表面の画像データを送信した後、EOM(End Of Message)信号を送出する。これにより、ユーザが原稿を裏返す作業に要する時間を確保するようにしている。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、3パスの両面スキャン方式を採用するファクシミリ装置において、両面画像データを円滑に送信するための技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、両面通信機能を有するファクシミリ装置において、原稿の表面を読取部に供給した後、前記原稿を待機位置に搬送し、続いて、前記原稿を反転させて前記原稿の裏面を再び前記読取部に供給した後、前記原稿を前記待機位置に搬送し、さらに、前記原稿を反転させて前記原稿を排出位置に搬送する原稿搬送部と、前記原稿の裏面を前記読取部で読取って裏面の画像データを通信相手先に送信した後、前記通信相手先に対してEOM信号を送出する通信部と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のファクシミリ装置において、前記通信部は、前記原稿の表面を前記読取部で読取って表面の画像データを前記通信相手先に送信した後、前記通信相手先に対してMPS信号を送出することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のファクシミリ装置において、前記通信部は、前記原稿の表面および裏面の画像データをメモリに蓄積することなくリアルタイムで送信することを特徴とする。
本発明のファクシミリ装置は、原稿の表面および裏面を読み込んだ後、さらに、原稿を反転させるための動作が行われる。そして、原稿の裏面を読取部で読み取って裏面の画像データを通信相手先に送信した後、EOM信号を送出する。これにより、原稿の裏面を読み取った後、さらに原稿を反転させる動作をファクリミリ装置が実行している場合にも、通信が切断されることなく、両面の画像データを円滑に送信することができる。
また、本発明のファクシミリ装置は、原稿の表面を読取部で読み取って表面の画像データを通信相手先に送信した後は、MPS信号を送出する。これにより、表面の画像データを送信した後は迅速に裏面の画像データを送信することが可能である。
また、本発明のファクシミリ装置は、リアルタイム送信により、原稿の両面の画像データを送信する。これにより、搭載されるメモリの容量が小さい場合であっても、原稿の両面の画像データを円滑に送信することが可能である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係るファクシミリ装置1のブロック図である。
このファクシミリ装置1は、両面通信機能を備えた装置である。本実施の形態のファクシミリ装置1は、たとえば、単体のファクシミリ装置として、あるいはデジタル複合機の一部の機能部として構成される。
制御部11は、CPUなどを備えファクシミリ装置1の全体制御を行う。RAM12は、一時データの記憶に用いられる。ROM13は、ファクシミリ装置1の動作を制御するプログラムなどが記録されている。制御部11は、RAM12をワークエリアとして利用しながら、ROM13に格納されたプログラムを実行することで、以下に説明するファクシミリ装置1の各種の機能を実行する。
画像メモリ14には、読み取った原稿の画像データが記録される。ファクシミリ装置1がメモリ送信機能を実行する場合には、読み取られた原稿の画像データが、画像メモリ14に一旦蓄積される。これに対して、ファクシミリ装置1が、リアルタイム送信機能を実行する場合には、読み取られた原稿の画像データは、画像メモリ14に蓄積されることなく、そのまま通信相手先に送信される。
表示部15は、ファクシミリ装置1の動作状態などを表示する。操作部16は、ファクシミリ装置1に対する各種の操作指示を入力するためのボタンなどから構成される。表示部15および操作部16がタッチパネル式ディスプレイで構成されていてもよい。
読取部17は、原稿をスキャニングし、画像データを読み取る機能部である。本実施の形態においては、読取部17は、原稿の片面のみを読み取る機能を有している。したがって、後述するように、原稿の両面を読み取る場合には、3パスの両面スキャンが行われる。記録部18は、ファクシミリ受信した画像データを記録紙に印字する機能部である。
通信部19は、たとえば公衆回線や専用線などを介して通信相手先の機器との通信を行う。NCU20は、回線などの制御を行う。モデム21は、送受信する画像データの変復調を行う。
次に、図2および図3を参照しながら、3パスの両面スキャン動作について説明する。上述したように、本実施の形態のファクシミリ装置1が備える読取部17は、原稿の片面を読み取ることが可能である。したがって、原稿の両面を読み取る場合には、原稿を、複数回、読取部17に通過させる必要がある。
図2は、ファクシミリ装置1の上部を側部から見た簡略図である。ファクシミリ装置1の上部には、ADF(オートドキュメントフィーダ)25が設けられている。ユーザは、このADF25に複数枚の原稿をセットすることで、自動で複数枚の原稿を読取部17に読み込ませることが可能である。
また、ADF25の下部側には、原稿の排出部26が設けられている。排出部26には、読取部17で読み取られた後の原稿が搬送される。
また、ADF25にセットされた原稿を読取部17に供給するとともに、読み取りが完了した原稿を排出部26に搬送するための搬送部27が設けられている。搬送部27は、原稿を搬送するための複数のローラおよび原稿をガイドするためのガイドプレートなどから構成される。
まず、ADF25にセットされた原稿のうち1枚目の原稿30が、図2のように、搬送部27に向けて搬送される。なお、図では、説明を分かり易くするために1枚の原稿30を図示しているが、実際には、ADF25に複数の原稿がセットされており、その中の1枚目の原稿30が図2に示すように、搬送部27へと送られる。
この原稿30は、ADF25から搬送部27に引き込まれた後、図の矢視41の方向に搬送され、読取部17の上部を通過する。このとき、原稿30の表面が読取部17において読み取られる。読み取られた原稿は、矢視42の方向に搬送されて、図3に示すように、待機位置で保持される。
続いて、原稿30は、待機位置から図3の矢視43の方向に搬送される。さらに、原稿30は、矢視41の方向に搬送されて、読取部17の上部を通過する。このとき、原稿30の表裏が反転しており、原稿30の裏面が読取部17に読み取られる。読み取られた原稿は、再び、矢視42の方向に搬送されて、図3に示すように、待機位置で保持される。
このまま、原稿30が排出部26に排出されると、複数枚の原稿の両面を読み取ることにより、原稿の表裏面が逆転することになる。これを防止するために、次に、スイッチバック動作を行う。つまり、原稿30は、再び、矢視43、矢視41の方向に搬送され、読取部17の上部を通過させた後、最終的に、矢視42の方向に搬送されて、排出部26へと搬送するのである。このようなスイッチバック動作を行うことで、複数枚の原稿をまとめて両面スキャンした場合であっても、原稿の表裏面が反転することがない。このように、3パス両面スキャンは、表面の読み取りのための原稿の搬送、裏面の読み取りのための原稿の搬送、および、スイッチバックのための原稿の搬送と、3つの原稿の搬送を伴って1枚の原稿の両面を読み取る。
次に、本実施の形態のファクシミリ装置1が、原稿の裏面の画像データを送信した後の通信手順について説明する。具体的には、ファクシミリ装置1が、3パス両面スキャンを行う場合であって、リアルタイムで両面の画像データを送信する場合の通信手順に関する。図4は、ファクシミリ装置1が、2ページ目の裏面の画像データを送信した後、3ページ目の表面の画像データを送信するまでに実行する通信手順を示す図である。
前提として、ユーザが、操作部16を操作して、原稿の両面リアルタイム送信を指示しているものとする。つまり、読取部17で読み取られた画像データは、画像メモリ14に蓄積されることなく、そのままリアルタイムで通信相手先に送信される。
2ページ目の裏面の画像データが、読取部17により読み取られた後、ファクシミリ装置1は、2ページ目の裏面の画像データを通信相手先に送信する。続いて、ファクシミリ装置1は、通信相手先に対して、EOM信号を送出する。通信相手先は、EOM信号を受信すると、MCF信号により応答する。
これにより、ファクシミリ装置1と通信相手先との間でモード変更手順(フェーズB)の通信手順が開始される。具体的には、通信相手先より、DIS(Digital Identification Signal)信号が送出され、このDIS信号に応答して、ファクシミリ装置1が通信相手先にDCS(Digital Command Signal)信号を送出する。さらに、トレーニング信号などが送受信される。
このように、本実施の形態のファクシミリ装置1は、3パス両面スキャンのリアルタイム送信時には、裏面の画像データを送信した後、EOM信号を送出することによって、通信相手先との通信手順を一旦、モード変更手順(フェーズB)に移行させるのである。そして、モード変更手順が実行されている間に、スイッチバック動作を完了させる。そして、図4に示すように、モード変更手順が終了した時点で、3ページ表面の画像データの送信を開始するのである。
図5は、本実施の形態に係るファクシミリ装置1の3パス両面スキャン時におけるリアルタイム送信のフローチャートである。ユーザにより、複数枚の原稿がADF25にセットされる。そして、ユーザが、操作部16を操作して、通信相手先のファクシミリ番号を指定するとともに、両面原稿のリアルタイム送信を指示する。これにより、図5に示す処理が開始される。
まず、ファクシミリ装置1は、画像データ送信処理のループ処理を開始する。そして、1ページの画像データを送信する(ステップS1)。具体的には、1枚目の原稿の表面の画像データが通信相手先に送信される。
続いて、ファクシミリ装置1は、次ページの画像データが存在するかどうかを判定する(ステップS2)。次ページの画像データが存在しない場合には(ステップS2でNO)、EOP(End Of Procedure)信号を送出し(ステップS3)、送信処理を終了する。
次ページの画像データが存在する場合には(ステップS2でYES)、ステップS1で送信したページの画像データが、3パス両面スキャンの偶数枚目に対応するかどうかを判定する(ステップS4)。3パス両面スキャンの偶数枚目とは、原稿の裏面に対応している。
ステップS1で送信したページの画像データが、3パス両面スキャンの偶数枚目ではない場合(ステップS4でNO)、つまり、原稿の表面の画像データを送信した直後である場合には、MPS信号を送出する(ステップS5)。ファクシミリ装置1は、MPS信号を送出した後、ステップS1に戻り、同じ原稿の裏面の画像データを送信する。このように、原稿の表面の画像データを送信した後は、原稿が、図2の矢視43、矢視41方向に搬送されて、すぐに原稿の裏面が読取部17において読み込まれる。したがって、MPS信号を送出することで、すぐに、次ページの画像データを送信できるのである。
ステップS1で送信したページの画像データが、3パス両面スキャンの偶数枚目である場合(ステップS4でYES)、つまり、原稿の裏面の画像データを送信した直後である場合には、EOM信号を送出し(ステップS6)、モード変更手順に移行する(ステップS7)。そして、モード変更手順を実行している間に、送信が完了した原稿のスイッチバック処理を完了する。そして、再び、ステップS1に戻り、次の原稿の表面の画像データを送信する。このように、原稿の裏面の画像データを送信した後は、EOM信号を送出することで、スイッチバック動作の時間を確保し、通信手順が円滑に実行されるようにするのである。
図6は、3パス両面スキャンのリアルタイム送信において、発呼側端末と被呼側端末との間で送受信される信号に着目したシーケンス図である。なお、発呼側端末は、画像データの送信側の通信端末であり、被呼側端末は、画像データの受信側の通信端末である。つまり、図5の処理を実行する本実施の形態のファクシミリ装置1が発呼側端末に該当する。
まず、発呼側端末と被呼側端末との間で、呼設定を行うフェーズAが実行される。具体的には、発呼側端末が、呼び出し信号であるCNG(Calling Tone)信号を送出し、被呼側端末は、CED(Called Station Identification)信号で応答する。
続いて、前手順(モード変更手順)であるフェーズBが実行される。フェーズBでは、被呼側端末から発呼側端末にDIS信号が送信され、被呼側端末の受信機能などが通知される。これに対して、発呼側端末が被呼側端末にDCS信号を送信し、決定した通信モードを通知する。ここでは、発呼側端末は、交互モードで両面通信を行うことをDCS信号で通知する。交互モードとは、表面の画像データと裏面の画像データとを交互で送信する両面通信モードである。さらに、フェーズBでは、発呼側端末から被呼側端末にトレーニング信号が送信される。被呼側端末は、受信の準備が完了すると、発呼側端末に対してCFR(Confirmation To Receive)信号を送出する。
フェーズBの手順が完了すると、次に、フェーズCで実際に画像データの送受信が開始される。まず、発呼側端末より、1枚目の表面の画像データが送信される。続いて、発呼側端末は、MPS信号を送信し、後続ページの画像データが存在することを通知する。これに対して、被呼側端末は、発呼側端末にMCF信号を送出して応答する。
次に、発呼側端末は、1枚目の裏面の画像データを被呼側端末に送信する。そして、発呼側端末は、EOM信号を送出する。被呼側端末は、EOM信号を受信すると、MCF信号を送出して応答する。これにより、発呼型端末と被呼側端末とは再びフェーズBのモード変更手順に移行する。そして、モード変更手順が実行されている間に、1枚目の原稿のスイッチバック動作が行われ、1枚目の原稿が排出部26に排出される。また、2枚目の原稿がADF25から搬送部27に供給され、2枚目の原稿の表面の画像データが、読取部17において読み込まれる。
続いて、発呼側端末と被呼側端末は、再びフェーズCに移行し、2枚目の原稿の送受信が行われる。1枚目のときと同様、表面の画像データを送信した後は、MPS信号とMCF信号のやりとりが行われる。裏面の画像データを送信した後は、発呼側端末より、EOM信号が送出され、再びフェーズBに移行する。このような手順を繰り返すことで、裏面の画像データを送信した後も、通信手順に支障をきたすことなく、円滑に両面の画像データをリアルタイム送信することができる。
最終原稿の裏面の画像データを送信した後は、フェーズD、フェーズEの通信手順が実行され、通信が終了する。
このように、本実施の形態のファクシミリ装置1を利用することで、3パスの両面スキャンで読み込まれた原稿をリアルタイム送信する場合であっても、通信手順に支障をきたすことなく、円滑に原稿の両面データを送受信することが可能である。
したがって、ファクシミリ装置1が備える画像メモリ14の容量が小さく、複数枚原稿の両面の画像データを画像メモリ14に蓄積できない場合であっても、原稿を3パスの両面スキャンで読み取って送信することができる。これにより、ユーザが、原稿を手動で裏返す作業も不要であり、利便性がよい。
もちろん、画像メモリ14の容量が大きく、複数枚原稿の両面の画像データを画像メモリ14に蓄積可能な場合であっても、本実施の形態の処理方法は有効である。ユーザは、自由にリアルタイム送信とメモリ送信を選択して、両面原稿を送信可能である。
上記の実施の形態においては、裏面を読み込まれた原稿30(図2および図3参照)が、再び、矢視43方向、矢視41方向へと搬送されて、読取部17の上を通過することで、スイッチバック動作が行われた。しかし、上記のスイッチバック動作は一例である。本発明の通信手順は、その他の態様でスイッチバック動作が行われる場合であっても有効である。たとえば、裏面を読み取られた原稿が、読取部17を通過することなく反転されて、排出部26に排出されるような態様であってもよい。つまり、本発明の通信手順は、裏面が読み取られた後の原稿に再び反転動作が入り、そして、反転動作の後に、次のページの表面の画像データが読み込まれるタイプのファクシミリ装置一般に適用可能である。
ファクシミリ装置のブロック図である。 読み取り原稿の搬送開始状態を示す図である。 読み取り原稿が待機位置に移動した状態を示す図である。 本実施の形態に係る両面画像の通信手順を示す図である。 本実施の形態に係るファクシミリ装置の両面画像の送信処理を示すフローチャートである。 発呼側端末と被呼側端末との間の通信手順を示す図である。 従来の両面画像の通信手順を示す図である。
符号の説明
1 ファクシミリ装置
17 読取部
19 通信部
25 ADF
26 排出部
27 搬送部

Claims (3)

  1. 両面通信機能を有するファクシミリ装置において、
    原稿の表面を読取部に供給した後、前記原稿を待機位置に搬送し、続いて、前記原稿を反転させて前記原稿の裏面を再び前記読取部に供給した後、前記原稿を前記待機位置に搬送し、さらに、前記原稿を反転させて前記原稿を排出位置に搬送する原稿搬送部と、
    前記原稿の裏面を前記読取部で読取って裏面の画像データを通信相手先に送信した後、前記通信相手先に対してEOM信号を送出する通信部と、
    を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 請求項1に記載のファクシミリ装置において、
    前記通信部は、前記原稿の表面を前記読取部で読取って表面の画像データを前記通信相手先に送信した後、前記通信相手先に対してMPS信号を送出することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のファクシミリ装置において、
    前記通信部は、前記原稿の表面および裏面の画像データをメモリに蓄積することなくリアルタイムで送信することを特徴とするファクシミリ装置。
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