JP2001086308A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2001086308A
JP2001086308A JP26337599A JP26337599A JP2001086308A JP 2001086308 A JP2001086308 A JP 2001086308A JP 26337599 A JP26337599 A JP 26337599A JP 26337599 A JP26337599 A JP 26337599A JP 2001086308 A JP2001086308 A JP 2001086308A
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Masashi Yamamoto
昌司 山本
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はファクシミリ通信相手の機能を取得し
てオペレータに通知し適切な通信を可能とするファクシ
ミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、送信時、原稿がセッ
トされて相手局電話番号が入力操作され、線密度等の送
信モードが設定入力されると、当該相手局に発呼して回
線が接続されると、相手局は、自機がファクシミリ装置
であること及び受信局の機能とメーカ名を送信側に通知
するCED信号、DIS信号、CSI信号、NSF(C
SI)信号及びNSF(S)信号を送出する。ファクシ
ミリ装置は、これらの信号から相手局の機能及びメーカ
名を認識取得し、当該相手局の電話番号に対応させて相
手局FAX情報記憶部に記憶する。ファクシミリ装置
は、当該相手局の機能及びメーカ名を表示部に表示出力
し、オペレータが相手局の機能を知ることができるよう
にする。次に、ファクシミリ装置は、通常のファクシミ
リ通信手順で原稿の画情報をファクシミリ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、ファクシミリ通信相手の機能を取得
して適切な通信を可能とするファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、従来、ITU(In
ternational Telecommunication Union:国際電気通信
連合)−T勧告T.30の通信手順に従って実行されて
いる。
【0003】そして、一般のG3/G4のファクシミリ
通信手順では、例えば、G3のDIS/DCS信号やG
4のCSS/RSSP信号のように、送信時に機能交換
を行うことが可能となっており、この機能を記憶して、
次回からの送信に利用することができる(特開平10−
224592号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置にあっては、送信時に機能交換を行っ
て適切な機能で送信を行うとともに、この相手先の機能
を記憶して次回以降の送信に利用することができるが、
当該相手先の機能をファクシミリ装置のオペレータに通
知することを行っていなかったため、送信側のオペレー
タは、相手先(受信側)のファクシミリ装置の機能を知
ることができず、送信操作時に選択した機能通りにファ
クシミリ送信が行われるかどうかをファクシミリ送信が
行われる前に判断することができない。その結果、オペ
レータの意図しない状態で画情報が送信されてしまうこ
とがあり、ファクシミリ装置の利用性を向上させる上で
改良の必要があった。
【0005】また、相手先の機能を認識するためには、
当該相手先に実際に送信動作を行う必要があり、わざわ
ざファクシミリ送信を行うという無駄な作業を行う必要
があった。したがって、当該相手先への1回目の送信に
おいては、相手先の機能が分からないまま送信を行うこ
ととなり、利用性が悪いという問題があった。
【0006】さらに、親展送信においては、回線接続後
でないと受信側に親展受信機能を有しているか否かが分
からないため、無駄な通信料金を支払うこととなり、利
用性が悪いだけでなく、無駄な通信費用を支払うことに
なるという問題があった。
【0007】また、画情報を一旦画像メモリに蓄積した
後にファクシミリ送信するメモリ送信においては、原稿
の画情報を解像度の高い画情報(例えば、微細字画情
報)として画像メモリに蓄積した場合であっても、相手
先が微細字で画情報を受信する機能を有していないと、
送信側で解像度を落とした後に送信する必要があり、処
理速度が低下するとともに、画像メモリを無駄に浪費す
るという問題があった。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、G3ある
いはG4のファクシミリ伝送制御手順及びその補足手順
に従ったファクシミリ送信時に、ファクシミリ通信手順
で相手局から通知される相手局FAX情報である当該相
手局の機能とメーカ名を相手局FAX情報認識手段で認
識して、相手局FAX情報として相手局ファックス情報
記憶手段に記憶し、相手局FAX情報認識手段で認識し
た相手局ファックス情報あるいは相手局FAX情報記憶
手段に記憶されている相手局FAX情報を表示手段に表
示することにより、送信時に、オペレータに対して相手
局FAX情報を明確に知らせて、送信操作時に選択した
機能通りにファクシミリ送信が行われるかどうかをファ
クシミリ送信が行われる前に判断することができるよう
にし、また、親展機能の有無を送信開始前に分かるよう
にし、利用性の良好なファクシミリ装置を提供すること
を目的としている。
【0009】請求項2記載の発明は、相手局FAX情報
認識手段で認識した相手局ファックス情報あるいは相手
局FAX情報記憶手段に記憶されている相手局FAX情
報を記録手段で記録出力することにより、相手局の機能
やメーカ名をより一層明確にオペレータに分かるように
し、より一層利用性の良好なファクシミリ装置を提供す
ることを目的としている。
【0010】請求項3記載の発明は、相手局FAX情報
認識手段が相手局の機能とメーカ名を認識すると、ファ
クシミリ手順を終了させ、当該取得した相手局の機能と
メーカ名を相手局ファックス情報として相手局ファック
ス情報記憶手段に記憶させることにより、ファクシミリ
送信を行うことなく、短い通信時間で、相手局FAX情
報認識のみを取得して回線を解放して、安価に相手局の
機能やメーカ名を取得し、利用性のより一層良好なファ
クシミリ装置を提供することを目的としている。
【0011】請求項4記載の発明は、ファクシミリ送信
に際して送信機能と相手局が指定されると、当該相手局
の相手局FAX情報が相手局FAX情報記憶手段に記憶
されているか検索して、当該相手局FAX情報が記憶さ
れていると、選択機能比較手段で当該相手局FAX情報
と選択送信機能を比較し、当該選択機能比較手段の比較
結果に応じて、機能整合手段で選択送信機能を当該相手
局の機能にあわせて変更して送信することにより、メモ
リ送信で画情報をメモリに蓄積する際に、相手局の機能
に応じた解像度等で画情報を蓄積し、従来のように、送
信時に送信相手局の機能にあわせて解像度を変更すると
いう画像メモリの無駄を省いて、より一層利用性の良好
なファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、G3あるいはG4のファクシミリ伝
送制御手順及びその補足手順に従ってファクシミリ通信
を行うファクシミリ装置において、ファクシミリ送信時
に前記ファクシミリ通信手順で相手局から通知される相
手局FAX情報である当該相手局の機能とメーカ名を認
識する相手局FAX情報認識手段と、当該相手局FAX
情報認識手段の認識した相手局の機能とメーカ名を相手
局FAX情報として記憶する相手局FAX情報記憶手段
と、所定の情報を表示出力する表示手段と、前記相手局
FAX情報認識手段で認識あるいは前記相手局FAX情
報記憶手段に記憶されている相手局FAX情報を前記表
示手段に表示させる制御手段と、を備えることにより、
上記目的を達成している。
【0013】上記構成によれば、G3あるいはG4のフ
ァクシミリ伝送制御手順及びその補足手順に従ったファ
クシミリ送信時に、ファクシミリ通信手順で相手局から
通知される相手局FAX情報である当該相手局の機能と
メーカ名を相手局FAX情報認識手段で認識して、相手
局FAX情報として相手局ファックス情報記憶手段に記
憶し、相手局FAX情報認識手段で認識した相手局ファ
ックス情報あるいは相手局FAX情報記憶手段に記憶さ
れている相手局FAX情報を表示手段に表示するので、
送信時に、オペレータに対して相手局FAX情報を明確
に知らせて、送信操作時に選択した機能通りにファクシ
ミリ送信が行われるかどうかをファクシミリ送信が行わ
れる前に判断できるようにすることができ、また、親展
機能の有無を送信開始前に分かるようにすることがで
き、ファクシミリ装置の利用性を向上させることができ
る。
【0014】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記ファクシミリ装置は、所定の情報を用紙に記
録出力する記録手段をさらに備え、前記制御手段は、前
記相手局FAX情報認識手段で認識あるいは前記相手局
FAX情報記憶手段に記憶されている前記相手局FAX
情報を前記記録手段に記録出力させるものであってもよ
い。
【0015】上記構成によれば、相手局FAX情報認識
手段で認識した相手局ファックス情報あるいは相手局F
AX情報記憶手段に記憶されている相手局FAX情報を
記録手段で記録出力するので、相手局の機能やメーカ名
をより一層明確にオペレータに分かるようにすることが
でき、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させる
ことができる。
【0016】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記制御手段は、前記相手局FAX情報認識手段が
前記相手局の機能とメーカ名を認識すると、ファクシミ
リ手順を終了させ、当該取得した相手局の機能とメーカ
名を前記相手局ファックス情報として前記相手局ファッ
クス情報記憶手段に記憶させるものであってもよい。
【0017】上記構成によれば、相手局FAX情報認識
手段が相手局の機能とメーカ名を認識すると、ファクシ
ミリ手順を終了させ、当該取得した相手局の機能とメー
カ名を相手局ファックス情報として相手局ファックス情
報記憶手段に記憶させるので、ファクシミリ送信を行う
ことなく、短い通信時間で、相手局FAX情報認識のみ
を取得して回線を解放して、安価に相手局の機能やメー
カ名を取得することができ、ファクシミリ装置の利用性
をより一層向上させることができる。
【0018】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、ファクシミリ送信に際し
て選択指定された選択送信機能と送信相手局の機能とを
比較して前記選択送信機能で当該相手局に送信を行える
か否かを判別する選択機能比較手段と、選択送信機能を
相手局の機能にあわせて変更する機能整合手段と、をさ
らに備え、前記制御手段は、ファクシミリ送信に際して
前記選択送信機能と相手局が指定されると、当該相手局
の相手局FAX情報が前記相手局FAX情報記憶手段に
記憶されているか検索して、当該相手局FAX情報が記
憶されていると、前記選択機能比較手段に当該相手局F
AX情報と選択送信機能を比較させ、当該選択機能比較
手段の比較結果に応じて、前記機能整合手段に選択送信
機能を当該相手局の機能にあわせて変更させるものであ
ってもよい。
【0019】上記構成によれば、ファクシミリ送信に際
して送信機能と相手局が指定されると、当該相手局の相
手局FAX情報が相手局FAX情報記憶手段に記憶され
ているか検索して、当該相手局FAX情報が記憶されて
いると、選択機能比較手段で当該相手局FAX情報と選
択送信機能を比較し、当該選択機能比較手段の比較結果
に応じて、機能整合手段で選択送信機能を当該相手局の
機能にあわせて変更して送信するので、メモリ送信で画
情報をメモリに蓄積する際に、相手局の機能に応じた解
像度等で画情報を蓄積することができ、従来のように、
送信時に送信相手局の機能にあわせて解像度を変更する
という画像メモリの無駄を省いて、ファクシミリ装置の
利用性をより一層向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0021】図1〜図7は、本発明のファクシミリ装置
の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明のファ
クシミリ装置の一実施の形態を適用したファクシミリ装
置1の概略構成正面図である。
【0022】図1において、ファクシミリ装置1は、給
紙ユニット2上に本体筐体3が配設されており、本体筐
体3上にADF(自動原稿送り装置)4が載置されてい
る。また、本体筐体3の一方側の側面に手差しテーブル
5が取り付けられており、本体筐体3の他方側の側面に
ソータ装置6が取り付けられている。
【0023】給紙ユニット2内には、3段の給紙テーブ
ル7a、7b、7cと搬送機構8が設けられており、搬
送機構8は、各給紙テーブル7a、7b、7c内にセッ
トされた用紙を本体筐体3内に搬送する。
【0024】本体筐体3内には、給紙テーブル10、両
面給紙部11、作像部12、定着部13、読取光学部1
4及び搬送機構15等が収納されており、本体筐体3の
上面には、コンタクトガラス16が配設されている。給
紙テーブル10は、複数枚の用紙がセットされ、搬送機
構15は、給紙テーブル10内の複数枚の用紙を1枚ず
つ分離して、あるいは、給紙ユニット2から搬送機構8
で搬送されてきた用紙を、作像部12に搬送するととも
に、作像部12で画像の記録された用紙を定着部13に
搬送し、また、定着部13で画像の定着された用紙をソ
ータ装置6に送り出し、さらに、定着が完了して両面に
画像を形成する用紙を両面給紙部11に搬送して、この
両面給紙部11から作像部12及び定着部13と搬送し
てソータ装置6に排出する。
【0025】作像部12は、受信画情報や読取光学部1
4で読み取った原稿の画情報に基づいてトナー画像を搬
送機構15により搬送されてきた用紙に記録する。
【0026】定着部13は、作像部12で用紙に記録さ
れたトナー画像を加熱加圧して定着させる。
【0027】上記給紙テーブル10、両面給紙部11、
作像部12、定着部13及び搬送機構15等は全体とし
て記録手段として機能している。
【0028】ソータ装置6は、メイン排紙テーブル6a
と複数のソータテーブル6bを備え、作像部12から送
り出されてきた画像の形成された用紙をメイン排紙テー
ブル6aとソータテーブル6bに適宜振り分けて排出す
る。
【0029】上記ADF4は、コンタクトガラス16を
開閉可能に取り付けられており、用紙テーブル4a上に
セットされた複数枚の原稿を1枚ずつ分離してコンタク
トガラス16に搬送する。
【0030】読取光学部14は、コンタクトガラス16
上にセットされた原稿に光を照射して、原稿で反射され
た反射光により原稿の画像を読み取る。
【0031】ファクシミリ装置1には、その本体筐体3
の上部付近に、図2に示す操作表示部20が設けられて
おり、操作表示部20は、図2(a)に示すように、テ
ンキー21、スタートキー22、ワンタッチキー23及
びファンクションキー24等の各種操作キーが設けられ
ているとともに、文字サイズ(線密度)を点灯して表示
する文字サイズLED(Light Emitting Diode)25、
直接送信とメモリ送信の送信形態を点灯して表示する送
信形態LED26等の各種LED及び表示部(表示手
段)27等を備え、さらに、電源スイッチ28が設けら
れている。ファンクションキー24は、開閉可能にファ
クシミリ装置20に設けられており、ファンクション2
4の下方には、図2(b)に示すその他の各種操作キー
群29が設けられている。
【0032】操作表示部20は、各種操作キーで送信先
の電話番号の入力や文字サイズの選択、送信形態の選択
等の各種送信操作が行われ、表示部27には、操作キー
から入力された各種命令やファクシミリ装置1からオペ
レータに通知する各種情報、特に、後述する相手局ファ
ックス情報を表示する。
【0033】このファクシミリ装置1は、図3に示すよ
うに、上記操作表示部20、ADF4、読取光学部1
4、両面給紙部11、作像部12、定着部13及び給紙
ユニット2と給紙テーブル10及び給紙機構8と搬送機
構15を総称した給紙部30を備えるとともに、システ
ム制御部31、画像メモリ部32、画像処理部33、不
揮発性メモリ34、相手局FAX情報認識部35、相手
局FAX情報記憶部36、選択機能完遂能力比較部3
7、選択機能整合部38、発呼部39、NCU(Networ
k Control Unit)部40、モデム部41及びプロトコル
制御部42等を備えている。
【0034】システム制御部(制御手段)31は、内蔵
メモリに格納されているプログラムに基づいてファクシ
ミリ装置1の各部を制御し、ファクシミリ装置1として
の基本制御処理を実行するとともに、後述する相手先機
能管理処理を実行する。
【0035】画像メモリ部32は、例えば、RAMある
いはハードディスク等で構成され、受信画情報や送信画
情報等を主に記憶する。
【0036】画像処理部33は、画像メモリ部32への
画情報の蓄積の効率化及び画情報の電送時間の短縮化と
効率化を図るために、システム制御部31の制御下で、
送信時には画情報を所定の符号化方式により圧縮(符号
化)し、また、受信時には符号化された画情報を原情報
に再生(復号化)するとともに、解像度の変換処理、画
像サイズの変倍処理等の各種画像処理を行う。
【0037】不揮発性メモリ34は、ファクシミリ装置
1の制御に必要な各種情報、例えば、自己局の電話番
号、名称等の自局情報、送信時にセットされた読取濃度
情報や記録濃度情報等及びその他のファクシミリ装置1
の各種機能を適切に発揮させるために設定された各種設
定情報等を記憶する。
【0038】相手局FAX情報認識部(相手局FAX情
報認識手段)35は、送信時、システム制御部31の制
御下で、ファクシミリ制御信号で相手局から送信されて
くる当該相手局の機能(例えば、線密度等)とメーカ名
を取得し、取得した相手局の機能とメーカ名を相手局F
AX情報としてシステム制御部31に通知する。
【0039】相手局FAX情報記憶部(相手局FAX情
報記憶手段)36は、例えば、バッテリバックアップさ
れたRAM(Random Access Memory)等で構成され、シ
ステム制御部31の制御下で、相手局の機能とメーカ名
を相手局FAX情報として記憶する。また、相手局FA
X情報記憶部36は、操作表示部20から入力操作され
た相手先情報を相手先短縮番号やワンタッチ番号等の相
手先電話番号に関する情報に関連付けて、複数の相手先
について記憶し、この相手先情報は、例えば、相手先電
話番号、短縮番号、ワンタッチ番号及び相手先名称等で
ある。
【0040】選択機能完遂能力比較部(選択機能比較手
段)37は、システム制御部31の制御下で、操作表示
部20でセットされた送信モード、すなわち、文字サイ
ズ(線密度)、親展送信等の機能と受信局である相手局
の機能を比較し、セットされた送信モードで送信が可能
か否かを判別する。
【0041】選択機能整合部(機能整合手段)38は、
選択機能完遂能力比較部37の比較判別結果に基づい
て、操作表示部20でセットされた機能を相手局の機能
に合わせて変更し、送信時の機能を相手局の機能に整合
させる。
【0042】発呼部39は、システム制御部31の制御
下で、操作表示部20で入力操作された相手局の電話番
号に発呼する。
【0043】NCU部40には、回線L、例えば、公衆
電話回線あるいは専用回線等が接続されており、NCU
部40は、回線Lからの発呼に対して自動着呼し、ま
た、発呼部39に回線Lへの発呼を行わせる。
【0044】モデム部41は、システム制御部31の制
御下で動作して、送信時、送信信号を回線Lの伝達に適
した形態に変調し、また、受信時、回線Lから送られて
きた変調信号を復調する。
【0045】プロトコル制御部42は、システム制御部
31の制御下で、相手局との間でファクシミリ制御信号
を交換し、ファクシミリ通信手順を実行する。
【0046】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、相手局から当該相手局の機能情報
を取得して記憶するとともに、表示出力や記録出力し
て、送信前に送信モードが分かるようにする。
【0047】すなわち、ファクシミリ装置1は、送信
時、ADF4あるいはコンタクトガラス16上に原稿が
セットされ、テンキー21、ワンタッチキー23あるい
は短縮キーで相手局が入力操作され、線密度等の送信モ
ードが設定入力されると、システム制御部31は、図4
に示すように、発呼部39に当該相手局に発呼させる。
【0048】相手局が応呼して回線が接続されると、相
手局は、まず、自機がファクシミリ装置であることを通
知するCED信号(被呼端末識別信号)を送出し、次
に、自局、すなわち、受信局の機能とメーカ名を送信側
に通知するDIS信号(デジタル識別信号)、CSI信
号(被呼端末識別信号)、NSF(CSI)信号及びN
SF(S)信号(非標準機能識別信号)をファクシミリ
装置1に送出する。
【0049】送信側であるファクシミリ装置1は、NS
F(S)信号及びDIS信号等を受信すると、システム
制御部31の制御下で、相手局FAX情報認識部35が
これらの信号から相手局の機能及びメーカ名を認識取得
し、取得した相手局の機能及びメーカ名を当該相手局を
特定する情報、例えば、相手局名あるいはファクシミリ
番号(電話番号)に対応させて相手局FAX情報記憶部
36に記憶(格納)する。
【0050】システム制御部31は、相手局FAX情報
記憶部36への記憶を行うと、当該相手局の機能及びメ
ーカ名を操作表示部20の表示部27に表示出力させ
る。このとき、受信した相手局の機能とメーカ名を直接
表示してもよいし、「相手局FAX情報」メニューを表
示して、このメニューが選択されると、相手局FAX情
報、すなわち、相手局の機能とメーカ名を表示部27に
表示出力するようにしてもよい。この相手局FAX情報
である相手局の機能とメーカ名の表示では、例えば、
「線密度:小さな字まで、モデム:9600bpsま
で、圧縮方式:MH・MR、書込幅:A4、親展機能:
なし、中継機能:なし、ECM機能:あり、メーカ名:
○○○」等の内容を表示する。この表示する相手局FA
X情報は、全ての機能項目を表示するようにしてもよい
し、操作表示部20のキー操作でファクシミリ装置1の
ユーザ(オペレータ)が任意に設定操作した機能項目の
みを表示するようにしてもよい。
【0051】この相手局FAX情報の表示によりファク
シミリ装置1のオペレータは、相手局の機能を知ること
ができ、画情報がどのような状態で送信されるかを認識
することができる。
【0052】次に、ファクシミリ装置1は、通常のファ
クシミリ通信手順で原稿の画情報をファクシミリ送信す
る。すなわち、ファクシミリ装置1は、TSI信号(送
信端末識別信号)+DCS信号(ディジタル命令信
号)、あるいは、NSS(CSI)信号(非標準機能設
定信号)+NSS(S)を送出した後、TCF信号を送
出してトレーニングチェックを行い、受信側の相手局
は、トレーニングチェックを適切に完了すると、CFR
信号(受信準備確認信号)を送出する。
【0053】ファクシミリ装置1は、CFR信号を受信
すると、画情報(PIX)を送信して、EOP信号(手
順終了信号)を送信し、MCF信号(メッセージ確認信
号)を受信すると、DCN信号(切断命令信号)を送出
して、処理を終了する。受信側の相手局は、DCN信号
を受信すると、回線を開放して、受信処理を終了する。
【0054】また、ファクシミリ装置1は、上述のよう
に、ADF4あるいはコンタクトガラス16上に原稿が
セットされ、テンキー21、ワンタッチキー23あるい
は短縮キーで相手局が入力操作されて、線密度等の送信
モードが設定入力されると、システム制御部31は、相
手局FAX情報記憶部36を検索して、同じ相手先の機
能情報が登録されているかチェックする。
【0055】システム制御部31は、送信相手先と同じ
相手局の機能情報が相手局FAX情報記憶部36に登録
されていると、当該相手局の機能とメーカ名を、上述の
ように、操作表示部20の表示部27に表示出力し、そ
の後、上記同様に、ファクシミリ送信処理を行う。
【0056】なお、この相手局FAX情報記憶部36に
登録されている相手局の機能情報は、例えば、ワンタッ
チ番号の登録・確認や短縮番号の登録・確認モード処理
でのガイダンス情報として、表示部27に表示させるよ
うにして確認できるようにしてもよい。
【0057】さらに、ファクシミリ装置1は、相手局F
AX情報記憶部36に登録されている相手局の機能情報
(相手局FAX情報)を記録出力する機能情報記録出力
モードを有しており、システム制御部31は、ファクシ
ミリ装置20のキー操作で機能情報記録出力モードが選
択されて、記録出力が指示操作されると、相手局FAX
情報記憶部36に記憶されている相手局機能情報を全て
読み出して、図5に示すように、用紙に相手局FAX機
能情報リスト50として記録出力させる。この相手局F
AX機能情報リスト50は、例えば、図5に示すよう
に、ワンタッチ番号、短縮番号及びテンポラリ番号(ワ
ンタッチや短縮登録されていない電話番号)毎に分類さ
れて、これらの番号、相手先名称、FAX番号、メーカ
名、線密度、モデム、圧縮方式、書込幅、親展機能及び
ECM等の各機能項目について記載されている。相手局
FAX機能情報リスト50に記載する機能項目について
は、全ての機能項目を記録出力することもできるし、操
作表示部20のキー操作で選択された任意の機能項目に
ついてのみ記録出力するようにしてもよい。
【0058】また、ファクシミリ装置1は、画情報のフ
ァクシミリ送信を行うことなく、指定の相手局に発呼し
て当該相手局の機能とメーカ名を取得すると、回線を開
放させる機能情報取得モードを備えている。
【0059】すなわち、ファクシミリ装置1は、操作表
示部20のキー操作で機能情報取得モードに設定される
と、システム制御部31は、図6に示すように、操作表
示部20の表示部27に、相手先(相手局)の電話番号
(ファクシミリ番号)、ワンタッチ・短縮の自動認識キ
ー及びスタートキー22の選択入力を促す「相手先FA
X情報認識メニュー」を表示し、オペレータは、この表
示に応じて、相手先の電話番号、例えば、図6に示すよ
うに、「036543546」を入力した後、スタート
キー22を押す。
【0060】システム制御部31は、スタートキー22
が押されると、図7に示すように、発呼部39に当該相
手先に発呼させ、回線が接続されると、相手局は、CE
D信号を送出した後、自局、すなわち、受信局の機能と
メーカ名を送信側に通知するDIS信号、CSI信号、
NSF(CSI)信号及びNSF(S)信号を送信側で
あるファクシミリ装置1に送出する。
【0061】送信側であるファクシミリ装置1は、NS
F(S)信号及びDIS信号等を受信すると、相手局F
AX情報認識部35がこれらの信号から相手局の機能及
びメーカ名を認識取得し、取得した相手局の機能及びメ
ーカ名を上記入力されて発呼した相手局のファクシミリ
番号(電話番号)に対応させて相手局FAX情報記憶部
36に記憶(格納)する。
【0062】システム制御部31は、相手局FAX情報
記憶部36への記憶を行うと、当該相手局の機能及びメ
ーカ名を操作表示部20の表示部27に表示出力させた
後、DCN信号を送出して、処理を終了する。受信側の
相手局は、DCN信号を受信すると、回線を開放して、
受信処理を終了する。
【0063】また、システム制御部31は、操作表示部
20のキー操作で、上記機能情報取得モードの「相手先
FAX情報認識メニュー」で、「ワンタッチ・短縮の自
動認識キー」が選択投入されると、相手先FAX情報記
憶部36にワンタッチ番号及び短縮番号の登録されてい
る電話番号を所定の順序、例えば、最初に登録されてい
る電話番号の順序で読み出して、当該電話番号の相手局
に発呼させ、上記図7と同様に処理して当該相手局の機
能及びメーカ名を取得する。システム制御部31は、相
手局の機能とメーカ名を取得すると、相手先FAX情報
記憶部36に当該取得した相手局の機能とメーカ名を相
手先の電話番号に対応させて登録し、1つの相手先につ
いて登録を完了すると、ワンタッチ番号または短縮番号
の登録されている次の相手先の電話番号を相手先FAX
情報記憶部36から読み出して、上記同様に、当該相手
局の機能とメーカ名を取得して登録する。この相手局の
機能とメーカ名の取得と登録処理を、相手先FAX情報
記憶部36にワンタッチ番号または短縮番号の登録され
ている全ての相手局について順次行うと、処理を終了す
る。
【0064】さらに、操作表示部20でメモり送信が指
定されると、システム制御部31は、図2に示した操作
表示部20の送信形態LED26をメモリ送信を示す状
態で点灯させ、操作表示部20で、原稿をメモリに蓄積
する際の文字サイズ(線密度)を普通字、小さな字、微
細字から、例えば、微細字が選択されると、文字サイズ
LED25を選択された文字サイズ、例えば、微細字を
示す状態で点灯させ、その他の相手先電話番号等のメモ
リ送信に必要な操作が行われて、スタートキー22が投
入されると、原稿の読み取りを開始させる。
【0065】システム制御部31は、この画情報の読み
取りを行っている間、送信相手として指定された相手先
電話番号が相手局FAX情報記憶部36に登録されてい
るか検索し、登録されていると、相手局FAX情報記憶
部36から当該相手局FAX情報(機能及びメーカ名)
を読み出して、選択機能完遂能力比較部37に上記入力
された送信条件と相手局FAX情報記憶部36から読み
出した当該相手局の機能を比較させる。
【0066】選択機能完遂能力比較部37が、選択され
た機能を送信相手局が備えていないと判断すると、選択
機能整合部38が、選択された機能を送信相手局の機能
に合わせて変更する。例えば、相手局の線密度として、
普通字と小さい字までしか備えておらず、送信指定され
た線密度である微細字では送信できないときには、選択
機能完遂能力比較部37が、その旨の判断を行い、選択
機能整合部38が、線密度を微細字から小さい字に変更
し、システム制御部31は、文字サイズLED25の点
灯を微細字の選択を示す状態から小さい字の選択を示す
状態に変更させる。
【0067】システム制御部31は、選択機能完遂能力
比較部37の判断結果及び選択機能整合部38の変更結
果に応じた状態、例えば、小さい字の線密度等で原稿の
画情報を画像メモリ部32に蓄積させ、画情報の蓄積が
完了すると、選択機能整合部38の変更結果に応じた機
能で当該画像メモリ部32内の画情報をファクシミリ送
信する。
【0068】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、G3あるいはG4のファクシミリ伝送制御手
順及びその補足手順に従ったファクシミリ送信時に、フ
ァクシミリ通信手順で相手局から通知される相手局FA
X情報である当該相手局の機能とメーカ名を相手局FA
X情報認識部35で認識して、相手局FAX情報として
相手局ファックス情報記憶部36に記憶し、相手局FA
X情報認識部35で認識した相手局ファックス情報ある
いは相手局FAX情報記憶部36に記憶されている相手
局FAX情報を操作表示部20の表示部27に表示して
いる。
【0069】したがって、送信時に、オペレータに対し
て相手局FAX情報を明確に知らせて、送信操作時に選
択した機能通りにファクシミリ送信が行われるかどうか
をファクシミリ送信が行われる前に判断できるようにす
ることができ、また、親展機能の有無を送信開始前に分
かるようにすることができ、ファクシミリ装置1の利用
性を向上させることができる。
【0070】また、ファクシミリ装置1は、相手局FA
X情報認識部35で認識した相手局ファックス情報ある
いは相手局FAX情報記憶部36に記憶されている相手
局FAX情報を適宜記録出力する。
【0071】したがって、相手局の機能やメーカ名をよ
り一層明確にオペレータに分かるようにすることがで
き、ファクシミリ装置1の利用性をより一層向上させる
ことができる。
【0072】さらに、相手局FAX情報認識部35が相
手局の機能とメーカ名を認識すると、ファクシミリ手順
を終了させ、当該取得した相手局の機能とメーカ名を相
手局ファックス情報として相手局ファックス情報記憶部
36に記憶させている。
【0073】したがって、ファクシミリ送信を行うこと
なく、短い通信時間で、相手局FAX情報認識のみを取
得して回線を解放して、安価に相手局の機能やメーカ名
を取得することができ、ファクシミリ装置1の利用性を
より一層向上させることができる。
【0074】また、ファクシミリ送信に際して送信機能
と相手局が指定されると、当該相手局の相手局FAX情
報が相手局FAX情報記憶部36に記憶されているか検
索して、当該相手局FAX情報が記憶されていると、選
択機能完遂能力比較部37で当該相手局FAX情報と選
択送信機能を比較し、当該選択機能完遂能力比較部37
の比較結果に応じて、選択機能整合部38で選択送信機
能を当該相手局の機能にあわせて変更して送信する。
【0075】したがって、メモリ送信で画情報をメモリ
に蓄積する際に、相手局の機能に応じた解像度等で画情
報を蓄積することができ、従来のように、送信時に送信
相手局の機能にあわせて解像度を変更するという画像メ
モリの無駄を省いて、ファクシミリ装置1の利用性をよ
り一層向上させることができる。
【0076】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0077】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、G3あるいはG4のファクシミリ伝送制御手
順及びその補足手順に従ったファクシミリ送信時に、フ
ァクシミリ通信手順で相手局から通知される相手局FA
X情報である当該相手局の機能とメーカ名を相手局FA
X情報認識手段で認識して、相手局FAX情報として相
手局ファックス情報記憶手段に記憶し、相手局FAX情
報認識手段で認識した相手局ファックス情報あるいは相
手局FAX情報記憶手段に記憶されている相手局FAX
情報を表示手段に表示するので、送信時に、オペレータ
に対して相手局FAX情報を明確に知らせて、送信操作
時に選択した機能通りにファクシミリ送信が行われるか
どうかをファクシミリ送信が行われる前に判断できるよ
うにすることができ、また、親展機能の有無を送信開始
前に分かるようにすることができ、ファクシミリ装置の
利用性を向上させることができる。
【0078】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、相手局FAX情報認識手段で認識した相手局フ
ァックス情報あるいは相手局FAX情報記憶手段に記憶
されている相手局FAX情報を記録手段で記録出力する
ので、相手局の機能やメーカ名をより一層明確にオペレ
ータに分かるようにすることができ、ファクシミリ装置
の利用性をより一層向上させることができる。
【0079】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、相手局FAX情報認識手段が相手局の機能とメ
ーカ名を認識すると、ファクシミリ手順を終了させ、当
該取得した相手局の機能とメーカ名を相手局ファックス
情報として相手局ファックス情報記憶手段に記憶させる
ので、ファクシミリ送信を行うことなく、短い通信時間
で、相手局FAX情報認識のみを取得して回線を解放し
て、安価に相手局の機能やメーカ名を取得することがで
き、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させるこ
とができる。
【0080】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ファクシミリ送信に際して送信機能と相手局が
指定されると、当該相手局の相手局FAX情報が相手局
FAX情報記憶手段に記憶されているか検索して、当該
相手局FAX情報が記憶されていると、選択機能比較手
段で当該相手局FAX情報と選択送信機能を比較し、当
該選択機能比較手段の比較結果に応じて、機能整合手段
で選択送信機能を当該相手局の機能にあわせて変更して
送信するので、メモリ送信で画情報をメモリに蓄積する
際に、相手局の機能に応じた解像度等で画情報を蓄積す
ることができ、従来のように、送信時に送信相手局の機
能にあわせて解像度を変更するという画像メモリの無駄
を省いて、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施の形態を適
用したファクシミリ装置の概略構成正面図。
【図2】図1のファクシミリ装置の操作表示部の平面
図。
【図3】図1のファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図4】図1のファクシミリ装置による相手局FAX情
報取得・登録処理を伴うファクシミリ送信処理を示すシ
ーケンス図。
【図5】図1のファクシミリ装置による相手局FAX情
報記録処理で記録出力された相手局FAX情報リストの
一例を示す図。
【図6】図1のファクシミリ装置の表示部に表示されて
いる相手先FAX情報認識メニューの一例を示す図。
【図7】図1のファクシミリ装置による相手局FAX情
報取得・登録処理を示すシーケンス図。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 給紙ユニット 3 本体筐体 4 ADF 5 手差しテーブル 6 ソータ装置 7a、7b、7c 給紙テーブル 8 搬送機構 10 給紙テーブル 11 両面給紙部 12 作像部 13 定着部 14 読取光学部 15 搬送機構 16 コンタクトガラス 20 操作表示部 21 テンキー 22 スタートキー 23 ワンタッチキー 24 ファンクションキー 25 文字サイズLED 26 送信形態LED 27 表示部 28 電源スイッチ 29 操作キー群 30 給紙部 31 システム制御部 32 画像メモリ部 33 画像処理部 34 不揮発性メモリ 35 相手局FAX情報認識部 36 相手局FAX情報記憶部 37 選択機能完遂能力比較部 38 選択機能整合部 39 発呼部 40 NCU部 41 モデム部 42 プロトコル制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】G3あるいはG4のファクシミリ伝送制御
    手順及びその補足手順に従ってファクシミリ通信を行う
    ファクシミリ装置において、ファクシミリ送信時に前記
    ファクシミリ通信手順で相手局から通知される相手局F
    AX情報である当該相手局の機能とメーカ名を認識する
    相手局FAX情報認識手段と、当該相手局FAX情報認
    識手段の認識した相手局の機能とメーカ名を相手局FA
    X情報として記憶する相手局FAX情報記憶手段と、所
    定の情報を表示出力する表示手段と、前記相手局FAX
    情報認識手段で認識あるいは前記相手局FAX情報記憶
    手段に記憶されている相手局FAX情報を前記表示手段
    に表示させる制御手段と、を備えたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記ファクシミリ装置は、所定の情報を用
    紙に記録出力する記録手段をさらに備え、前記制御手段
    は、前記相手局FAX情報認識手段で認識あるいは前記
    相手局FAX情報記憶手段に記憶されている前記相手局
    FAX情報を前記記録手段に記録出力させることを特徴
    とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記相手局FAX情報認
    識手段が前記相手局の機能とメーカ名を認識すると、フ
    ァクシミリ手順を終了させ、当該取得した相手局の機能
    とメーカ名を前記相手局ファックス情報として前記相手
    局ファックス情報記憶手段に記憶させることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記ファクシミリ装置は、ファクシミリ送
    信に際して選択指定された選択送信機能と送信相手局の
    機能とを比較して前記選択送信機能で当該相手局に送信
    を行えるか否かを判別する選択機能比較手段と、選択送
    信機能を相手局の機能にあわせて変更する機能整合手段
    と、をさらに備え、前記制御手段は、ファクシミリ送信
    に際して前記選択送信機能と相手局が指定されると、当
    該相手局の相手局FAX情報が前記相手局FAX情報記
    憶手段に記憶されているか検索して、当該相手局FAX
    情報が記憶されていると、前記選択機能比較手段に当該
    相手局FAX情報と選択送信機能を比較させ、当該選択
    機能比較手段の比較結果に応じて、前記機能整合手段に
    選択送信機能を当該相手局の機能にあわせて変更させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記
    載のファクシミリ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006203612A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯電話装置
JP2007318683A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Kyocera Corp 通信システム
JP2009118485A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Samsung Electronics Co Ltd プレゼンス情報を利用した相手端末情報の表示方法及びその方法による移動通信端末機

Cited By (4)

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US9374433B2 (en) 2007-11-05 2016-06-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and mobile terminal for displaying terminal information of another party using presence information

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