JP2009054873A - 発光素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】本来は非発光性である間接半導体を用いて実用可能な発光素子を提供すること。
【解決手段】S、Se、Cu及びAgの少なくともいずれかを含み、四面体結合構造を有する母体半導体からなる活性層と、前記活性層に電流を通電するn電極とp電極とを具備し、前記活性層に接して前記活性層と前記n電極との間に設けられたn層と、前記活性層に接して前記活性層と前記p電極との間に設けられたp層とを有し、前記n層、前記活性層および前記p層は面内に配置され、前記活性層の厚さが5nm以下であることを特徴とする発光素子。
【選択図】図8

Description

本発明は、不純物ドープ超薄膜シリコンを活性層とする発光素子に関する。
近年、光応用には不向きと考えられてきたシリコン材料をベースに、光励起で発振するシリコンラマンレーザー、GHzで高速動作するシリコン光変調器など、未来の超高速光エレクトロニクスの礎となるシリコンフォトニクス技術が相次ぎ報告されている。
シリコンフォトニクスとは、「発光−伝送−受光」の基本光配線ユニットを構成する個別の光エレクトロニクス素子を、CMOS互換のLSI技術によりオンチップ化・システム化する研究分野である。現在、米国を中心に、シリコンベースの光変調器、スイッチ、導波路、受光素子が盛んに研究されている。こうした中、実用的な素子の開発に成功していないのが、シリコンをベースとする電流励起型発光素子である。
電流励起のシリコン発光素子は、基本光配線ユニットにおいて「送信機」の役目を担い、基幹の半導体光源として位置づけられる。発光素子がシリコン化できるとコスト・製造メリットは非常に大きいが、シリコンは間接半導体であり、フォノン支援遷移に起因して非発光性である。
シリコンに発光機能を与えるために、換言すると、シリコンをGaAsに代表される強発光性の直接遷移型化合物半導体のように光学許容遷移化するために、これまでシリコンナノ微粒子やシリコン超薄膜が提案、研究されてきた。(非特許文献1、非特許文献2)しかしながら、長年に亘る研究開発にも拘らず、電流励起の実用的なシリコン発光素子は未だ実現できていない。20年来の難問として残されているのである。
ナノ微粒子や超薄膜を発光機構で整理すると、どちらも「閉じ込め効果」に由来すると考えられている。従って、ナノ微粒子・超薄膜を研究する多くの研究機関が、この効果に基づいてシリコン発光素子実現を目指している。
図1は、シリコンとGaAsのバンド図を示す。GaAsでは光学許容である電気双極子遷移に由来する強いバンド間発光が生じるが、それには2つの条件が必要である。1つは波数の選択則で、特定波数でエネルギーギャップが最小となることである。もう1つは波動関数の対称性に関する選択則で、ギャップ最小となる波数において、伝導帯と価電子帯のうち、一方が偶関数、もう一方が奇関数となることである。
この対称性の選択側について少し補足する。2準位間の発光や光吸収の強さは<上準位|遷移双極子モーメントμ|下準位>で与えられる。2準位が原子軌道近似でs軌道(偶関数)、p軌道(奇関数)で表される直接遷移型化合物半導体では、μは奇関数であることから、<s|μ|p>=∫偶・奇・奇dr≠0となり、光学許容遷移となって強発光を示す。これに対し、2準位がともにp軌道で表される間接半導体では、<p|μ|p>=∫奇・奇・奇dr=0となり、光学禁制遷移となって非発光となる。
GaAsはΓ点でギャップ最小となり波数の選択則を満足する。また伝導帯と価電子帯の波動関数は上述のように各々s軌道、p軌道で表されるため、対称性の選択則も満たす。
シリコン発光技術の中でナノ微粒子化と超薄膜化に注目すると、閉じ込め効果によりX点近傍にあるシリコンの伝導帯はΓ点に移り、GaAs同様、Γ点でギャップ最小となるよう直接遷移化される。閉じ込め効果により、波数の選択則に関しては、それを満足するようバンド形状が変化する訳である。
一方、波動関数の対称性について見ると、価電子帯の波動関数はp軌道だが、伝導帯のそれも同じくp軌道であり、こちらは閉じ込め効果を受けても変化しない。要するに対称性の選択則は満足しない。
このことから、シリコン発光技術としての閉じ込め効果は、それ単独では強い発光は期待できない擬似的電気双極子遷移であることが分る。それゆえ従来のシリコン発光素子は特性が出ず、実現が困難であったと推察される。これを裏打ちするのが、図2に示す内部量子効率ηの等高線図である。
縦軸は発光再結合寿命τr、横軸は非発光再結合寿命τnr、点線は効率の等高線を表す。リファレンスのシリコンと直接遷移型化合物半導体は、各々η〜0、η〜1の対極に位置する。寿命τr、τnrは、文献からの推測値である。
図2で、効率は左下隅が0、右上隅が1、両者を結ぶ対角線上で0−1に急峻に変化する。取り組まれているシリコン発光技術はいずれも低効率である。これはτrが長く、欠陥や表面での非発光再結合に強く影響されるためである。現在最も効率良く光ると考えられているナノ微粒子でさえ、τrはマイクロ秒程度と見積もられ、化合物半導体と比較すると大変長い発光再結合寿命を持つ。
以上の説明より、シリコン発光素子の実現には非発光再結合に左右されない劇的な内部量子効率の向上が必須であり、これを達成するには、シリコンのバンドギャップ内に光学許容となる2準位を導入することが必要不可欠である。このような2準位間では、化合物半導体と同等レベルの強発光が生じる。しかしながら、従来のナノ微粒子化や超薄膜化では、バンド変調効果に限界があり、光学許容となる2準位を形成することは困難である課題が有った。
一方、特定の不純物原子をドーピングして活性層に用いる研究もなされている。その中で、Sドープ結晶シリコンは、1986年に米ロチェスター大学のBrownらにより発見され、シリコン発光としては例外的に強発光することが知られている。(非特許文献3)。しかしながら、Sドープ結晶シリコンが強発光を示すのは低温に限られ、図5に示すPL発光強度の温度依存性に見られるように、室温では消光するという課題が有った。
Lorenzo Pavesi., Materialstoday January 2005 Philippe M.Fauchet., Materialstoday January 2005 T.G.Brown and D.G.Hall., Appl. Phys. Lett. Vol.45,No.5(1986)
上述のように、従来のシリコン発光技術では実用可能な発光素子の実現には至らなかった。本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは、特定の不純物原子をドーピングした不純物ドープ超薄膜を活性層に用いることで、本来は非発光性である間接半導体を用いた実用可能な発光素子を提供することである。
本発明の一様態に係る発光素子は、S、Se、Cu及びAgの少なくともいずれかを含み、四面体結合構造を有する母体半導体からなる活性層と、前記活性層に電流を通電するn電極とp電極とを具備し、前記活性層に接して前記活性層と前記n電極との間に設けられたn層と、前記活性層に接して前記活性層と前記p電極との間に設けられたp層とを有し、前記n層、前記活性層および前記p層は面内に配置され、前記活性層の厚さが5nm以下であることを特徴とする。
本発明の他の様態に係る発光素子は、N及びF、またはN及びInを含み、四面体結合構造を有する母体半導体からなる活性層と、前記活性層に電流を通電するn電極とp電極とを具備し、前記活性層に接して前記活性層と前記n電極との間に設けられたn層と、前記活性層に接して前記活性層と前記p電極との間に設けられたp層とを有し、前記n層、前記活性層および前記p層は面内に配置され、前記活性層の厚さが5nm以下であることを特徴とする。
本発明によれば、特定の不純物原子をドーピングした不純物ドープ超薄膜を活性層に用いることで、来は非発光性である間接半導体を用いた実用可能な発光素子を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
まずは、本発明に係る不純物ドープ超薄膜を用いた活性層の発光原理を、シリコンを例に詳細に説明する。
不純物ドープ超薄膜シリコンとは、バンドギャップ内に不純物に由来する基底準位と励起準位の両方を有する超薄膜シリコンを指す。以下では、まず、(1)Sドープ結晶シリコンを例に、エネルギー準位構造とPL発光スペクトルの関係を説明する。次に、(2)PL発光の温度依存性を説明し、室温消光するという課題を示す。次に、(3)不純物ドープ超薄膜シリコンを活性層に用いることにより、上記課題が解消され、室温で良好なPL発光特性が得られることを説明する。次に、(4)不純物ドープ超薄膜シリコンを用いた活性層の形成を説明する。最後に、(5)本発明で対象とする不純物の種類、母体とな半導体の種類について述べる。
(1)Sドープ結晶シリコンのエネルギー準位構造と発光スペクトル
図3は、結晶シリコンにドープしたS由来の不純物準位を示す。この系は1986年に米ロチェスター大学のBrownらにより発見されたもので、シリコン発光としては例外的に強発光することが知られている。
図4は、ヘリウム温度におけるPL発光スペクトルを示す。エネルギー準位との対応関係、すなわちスペクトルの帰属は、波長1540nm付近の強いピークはS由来の励起準位から基底準位への遷移であり、波長1420nmに見られる小さいピークがシリコン伝道帯から基底準位への遷移だと考えられる。
PL発光強度は、主に波長1540nmの強度で決まり、外部量子効率は5%程度と見積もられている。結晶と雰囲気ガスとの屈折率差による光閉じ込め効果を考慮すると、内部量子効率は100%に近い高効率となる。これは直接遷移型化合物半導体の内部量子効率と同等レベルの高効率である。
強発光する理由は、シリコンのバンドギャップは1.1eV強と狭いが、この中にS由来の基底準位と励起準位が両方出現し、これが光学許容遷移であるためである。
(2)Sドープ結晶シリコンの課題
ところが、Sドープ結晶シリコンが強発光を示すのは低温に限られ、室温では消光する。この原因は、Sの電子正孔対の束縛エネルギーが小さく、室温では解離するために消光すると考えられる。先の図3のエネルギー準位図を用いて説明する。図3から、励起準位とシリコン伝導帯とのエネルギー差は70meVと小さいことが分る。すなわち、Sの電子の束縛エネルギーは70meVと小さいために、室温では電子正孔対が解離して消光する訳である。
(3)不純物ドープ超薄膜シリコンによる室温発光の原理
室温でSドープシリコンから強発光を得るには、電子の束縛エネルギーを高めて室温における電子正孔対の密度を増加させることが有効であると考えられる。
図6は、室温発光を可能にするSドープ超薄膜シリコンのエネルギー準位の概念図を示す。比較として、Sドープシリコンの準位図も合わせて示す。
室温発光の原理は、超薄膜化による閉じ込め効果により電子の束縛エネルギーを増大させ、電子正孔対の結合を強めて対の数を増やし、S起因の準位からの発光を増強するというものである。
図7は、Sドープシリコン膜厚に対する、電子束縛エネルギーを見積もった結果を示す。電子の有効質量が不明であるため、3つの値、0.1m、0.2m、0.5mの場合について計算した。Mは電子の質量である。
図7から、束縛エネルギーの目標値を200meVとすると、目指すべきSドープシリコン膜厚は5nm以下であることが分る。なお、目標値の200meVは、SiC半導体のAl不純物の活性化エネルギー(約200meV)を参考にした値である。AlドープSiCでは、Al濃度にも依存するが、主として大きな活性化エネルギーが効いてキャリア活性化率は10%台と小さい。要するに、母体の違い等はあるが、第ゼロ近似として、200meVまで活性化エネルギーが増えれば電子・正孔対の解離を9割方抑制できると期待されるためである。
従って、不純物ドープシリコンを超薄膜化することにより、室温消光の問題は解消され、室温下でシリコン中のSから強発光が得られる訳である。
(4)不純物ドープ超薄膜シリコンを用いた活性層の形成
不純物ドープ超薄膜シリコンを用いて発光素子を構成する際、活性層の形成について説明する。
図8は、本発明の実施形態に係わる、電流励起のシリコン発光素子の模式的な素子断面図及び斜視図をそれぞれ示す。なお、この素子は不純物ドープ超薄膜シリコン形成の説明のための例として取り上げたものであり、無論、他の素子構成も可能である。
図8の横型通電素子では、半絶縁性のシリコン基板1内に、埋め込みシリコン酸化膜2が形成され、その上にp+領域3、活性層である不純物ドープ超薄膜シリコン領域5、n+領域4が面内に並ぶ構造を持つ。p+領域3はp電極6と接し、n+領域4はn電極7とそれぞれ接する。p+領域から正孔を注入し、またn+領域から電子を注入することで、不純物ドープ超薄膜シリコン領域で電子と正孔を再結合発光させる。
次に、図9(a)、(b)、(c)、(d)、(e)及び(f)を参照して、Sドープ超薄膜シリコンを例にとり、素子形成の形成方法を示す。
図9(a)〜(d)に示すように、半絶縁性のシリコン基板1内に埋め込みシリコン酸化膜2が形成され、その後、窒化膜31よるパターニング、レジスト層31、32の塗布及びイオン注入により、シリコン酸化膜2の上に、同一面内において活性層形成領域51を挟んでP+領域3及び、n+領域4をそれぞれ形成する。
次に、図(e)で示したように、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)プロセスにより、活性層形成領域51を酸化しながら超薄膜化し、活性層5を形成する。活性層5の膜厚は酸化温度、酸化時間で制御する。
次に、図(f)で示したように不純物となるSを活性層5に注入する。S注入工程では、エネルギー、ドーズ、基板面方位、チルト角、基板温度などを最適化してSイオンを注入する。S注入分布の中に超薄膜シリコンが含まれるように上記注入パラメータを選択する。
最後に、図示されていないアニール工程によって、イオン注入で乱された結晶格子を回復する。アニール温度、時間、雰囲気を調整することで、結晶中の残留欠陥を減らす。アニール条件は不純物の種類により異なるが、Sの場合、一旦窒素雰囲気中でアニールして結晶回復させた後に、更に酸素雰囲気中でアニールすると残留欠陥は大幅に減少し、超薄膜シリコンの結晶のクオリティーは増した。酸素雰囲気中アニールの効果は、酸化膜との界面に格子間Siを発生させ、この格子間Siが主として空孔からなる残留欠陥と反応して均一な結晶に回復するものと思われる。
以上説明したように、イオン注入工程とアニール工程によって、不純物ドープ超薄膜シリコンからなる活性層を作ることができる。なお、熱拡散工程とアニール工程との組合せからも、不純物ドープ超薄膜シリコンを形成可能である。さらに、これら以外の方法によって作られた不純物ドープ超薄膜シリコンを用いることもできる。
(5)本発明で対象とする不純物種類及び、母体となる半導体の種類
本発明で対象とする不純物は、シリコンのバンドギャップ中に許容遷移となる2つ以上の準位をつくる不純物である。Sをはじめ、Se、Cu、Agがこのような準位をつくる。従って、これら元素が本発明の対象である。
また、単体元素では所望の準位は構成しないが、2種類以上の元素を組合せることで所望の準位を作るものがある。本発明者らの研究によれば、NとFの組合せ、あるいはNとInの組合せが該当する。従って、これらの元素の組合せも本発明の対象である。
なお、母体となる四面体結合構造を有する半導体としては、ダイヤモンド構造を有する、ダイヤモンド、シリコン、ゲルマニウム;閃亜鉛鉱構造を有する、SiC、GeC、BN、BP,AlP、AlAs、AlSb、GaP;これらに類する構造を有する、SixGe1-x、SixGeyC1-x-y、Ga(PxAs1-x)、(GaxIn1-x)P、(AlxGa1-x)As、(AlxGa1-x)Sb、(AlxIn1-x)Sb、(GaxIn1-x)(PyAs1-y)、(AlxGayIn1-x-y)P[ここで、0<x<1、0<y<1、0<x+y<1である];ウルツ鉱構造を有する固体など、sp3混成軌道を介した四面体結合構造を有する間接半導体を用いることが出来る。ここではシリコンを例に説明したが、シリコンゲルマニウム、ゲルマニウムの場合でも、同様な原理により、室温で不純物由来の強い発光が得られることを確認している。
また、IVbは周期律表中の族元素を表す。IVbはC、Si、Ge、Sn及びPbからなる群より選択される少なくとも1種である。
さらに、本発明において、活性層内に電子正孔対(励起子)を生じさせ、延いては発光を得るための手段として、n電極及びp電極を用いているが、励起手段としては、電極の代わりに、励起光源、励起電子源、励起X線源であっても構わない。
以上のことから、特定の不純物をドープした間接遷移型半導体を超薄膜化し、活性層とすることにより、直接遷移型化合物半導体と同等レベルに室温化で強く発光することを説明した。
以下、本発明のさらに具体的な実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態は、図8に示した電流励起型発光素子を具体化した例である。すなわち、本実施形態は、母体半導体がシリコンからなる横型通電構造のシリコン発光素子である。
活性層である不純物ドープ超薄膜シリコン領域には、不純物としてSをドープしている。S濃度は1×1018/cm3である。活性層のシリコン層厚は2nmとした。
本実施形態で用いたS不純物は、シリコンのバンドギャップ内に光学許容となる2準位を作る。結晶シリコン中では、S由来の励起準位とシリコン伝導帯とがエネルギー的に近接し、Sからシリコンに電子が逃げて電子正孔対が解離するために室温消光する。本実施形態では、遷移自体は光学許容であるため、シリコンの超薄膜化により電子正孔対の結合を強めて解離を抑えることにより、室温発光が可能になる。
このように構成された発光素子を電流駆動すると、p+領域から正孔が注入され、またn+領域から電子が注入され、Sドープ超薄膜シリコンからなる活性層領域で電子と正孔が再結合することで電流注入発光が生じる。
図10は、電流注入により生じた発光スペクトルを示す。なお、図10には、活性層領域に中心波長800nm、パルス幅1psのチタンサファイアレーザーを照射した場合のPL発光スペクトルの結果を合わせて示す。
図10より、1.1μm付近(〜1.1eV)にピークを持つ電流注入発光が得られた。電流注入発光スペクトル(線a)と光励起によるPL発光のスペクトル(線b)形状は良く一致し、確かに、活性層のSドープ超薄膜シリコンで再結合発光が生じることが確認できた。なお、超薄膜化しない場合の低温下におけるS由来の発光は1.5μm帯(〜0.8eV)に生じる。本実施形態に見られる発光波長の短波長化は、活性層を超薄膜化したことによる閉じ込め効果に由来するものである。
このときのEL発光の外部量子効率φを見積もると、凡そφ〜0.01であった。外部量子効率φは内部量子効率ηと次の式で関係付けられる。
φ=ξ×η (1)
ξ=0.5×[1−cos(arcsin(1/Nsi))]〜0.02 (2)
ここで、ξは光取り出し効率、Nsiはシリコンの屈折率(約3.6)である。
式(1)及び式(2)から内部量子効率を逆算すると、η〜0.5と見積もられる。Sドープ超薄膜シリコン領域では、再結合発光が大変効率よく起きることがわかる。
S由来の不純物遷移自体は光学許容であるため、本実施形態に見られるように、シリコンを超薄膜化することで電子正孔対の結合を強めて解離を抑えることにより、室温発光が可能になる。間接半導体であるシリコンを発光させる方法として、不純物ドープ超薄膜シリコンは大変有効な手法であることがわかる。
(比較例)
活性層であるSドープシリコン層を超薄膜化せずに膜厚を200nmとした以外は、第1の実施形態と全く同様の構成の発光素子を用いて、電流注入による発光の有無を調べた。
結果としては、本比較例の素子は電流を注入しても非発光性であった。確認のために、チタンサファイアレーザーで光パルス励起したところ、室温では非発光性であったが、液体ヘリウム温度の低温下では波長1.5μm帯で強く発光した。
本比較例では、活性層中のS不純物は低温では発光するが、室温ではS由来の励起準位からシリコン伝導帯に電子が逃げることで容易に電子正孔対が解離し消光する。このことから、本比較例は非発光性だった訳である。
以上のことから、電子正孔対の結合を強めて解離を抑えてシリコンから室温発光を実現するには、不純物ドープシリコンを超薄膜化することが大変効果的であることがわかる。
(第2の実施形態)
活性層中の不純物としてSの代わりにNとFの2元素を用いた以外は、第1の実施形態と全く同様の構成の発光素子を用いて、電流注入による発光の有無を調べた。なお、N濃度とF濃度は1×1019/cm3である。
このように構成された発光素子を電流駆動すると、N−Fドープ超薄膜シリコンからなる活性層領域で電子と正孔が再結合し、電流注入発光が生じる。
図11は、この素子の電流注入発光スペクトル、PL発光スペクトル、電流−電圧特性を合わせて示す。電流注入発光スペクトル(線a)とPL発光スペクトル(線b)は良く一致し、かつ両者のスペクトルピークのエネルギー(ピーク波長1.05μm)は電流−電圧特性の立ち上がり電圧とよく一致した。このことから、電流注入により、確かに、N−Fドープ超薄膜シリコンで再結合発光が生じることが確認できた。
式(1)及び式(2)を用い、このときの電流注入発光の外部量子効率から、活性層の内部量子効率を見積もると凡そ0.7であった。N−Fドープ超薄膜シリコンでは再結合発光が大変効率よく起きることが確かめられた。
本実施形態からも、電子正孔対の結合を強めて解離を抑えてシリコンから室温発光を実現するには、不純物ドープシリコンを超薄膜化することが大変効果的であることがわかる。
(第3の実施形態)
活性層として図12に模式的に示すN−Fドープ超薄膜シリコン多層構造を用いた以外は、第2の実施形態と全く同様の構成の発光素子を用いて、電流注入による発光の有無を調べた。
実施形態の説明に先立ち、まずこの超薄膜シリコン多層構造の作成法について補足説明する。超薄膜シリコン多層構造の形成には、アニールによるアモルファスシリコンのラテラル固相エピタキシャル成長技術を適用する。
超薄膜シリコン多層構造のプロセスを、図13に参照して説明する。まず、図8(a)のSOI基板のシリコン層をドライ酸化等で酸化して超薄膜化する(図8(b))。次に、パターニングとエッチング処理により、活性層となる部分だけに酸化膜8を残し、その他の部分はシリコン層を露出させる(図13(c))。次に、アモルファスシリコン52をCVD等で積層する(図13(d))。このとき、必要ならば表面をCMP(chemical mechanical polishing)等で平坦化処理する。次に、熱アニールを施すことで、アモルファスシリコン層52を単結晶シリコンに変化させる(図13(e))。アモルファス層52の単結晶化は、超薄膜シリコン層との界面から生じ、酸化膜8上に横方向に結晶成長する。このことから、ラテラル固相エピタキシャル成長と呼ぶ訳である。
酸化膜8上において、左右から成長した結晶面が交わることでラテラル固相エピタキシャル成長は完了し、目的とするシリコン単結晶中に部分的に酸化膜8が埋め込まれた構造(図13(e))が完成する。ここで、最上層のシリコン層53を再度酸化して(図13(f))、パターニングとエッチング処理により、活性層となる部分だけに酸化膜8を残し、その他の部分はシリコン層を露出させる(図13(g))。次に、アモルファスシリコン52をCVD等で積層する(図13(h))。次に、熱アニールを施すことで、アモルファスシリコン層52を単結晶シリコンに変化させる(図13(i))。このように、超薄膜シリコン層を2層化できる。以上の工程をN回繰り返せばN層からなる超薄膜シリコン多層構造を形成できるという訳である。その後、本発明の不純物をイオン注入し、アニールで結晶回復させれば、目的とする不純物ドープ超薄膜シリコン多層構造を得ることができる。
本実施形態の、超薄膜シリコン10層構造からなる活性層を有する発光素子を電流駆動すると、活性層領域で電子と正孔が再結合し、第2の実施形態と比較して、更に効率よく電流注入発光が生じた。同じく式(1)及び(2)を用い、電流注入発光の外部量子効率から内部量子効率を見積もるとほぼ1であった。N−Fドープ超薄膜シリコン多層構造では、室温において再結合発光が大変効率よく起きることが判明した。内部量子効率が向上した理由は現在調査中であるが、恐らく、活性層の体積が増えて、発光に寄与しないキャリアオーバーフローが劇的に減少したためと推測している。
本実施形態から、電子正孔対の結合を強めて解離を抑えてシリコンから室温発光を実現するには、不純物ドープシリコンを超薄膜化し、更に多層化することが大変効果的であることがわかる。
(第4の実施形態)
図14(a)および(b)に本実施形態に係る端面発光型のシリコン発光素子の断面図
および斜視図をそれぞれ示す。図14(b)に示すように、この発光素子の一方の端面には無反射膜NRがコートされ、もう一方の端面には反射膜Rがコートされている以外は、第1の実施形態の素子構造と同様な構成である。この構造では無反射膜NRをコートした端面から発光を放射させる。
(第5の実施形態)
図15(a)および(b)に本実施形態に係る端面発光型のレーザーダイオード(以下
、LD素子という)の断面図および斜視図をそれぞれ示す。このLD素子は、図15(b)に示すように、このLD素子の一方の端面には低反射率の誘電体多層膜ミラーLRが設けられ、もう一方の端面には高反射率の誘電体多層膜ミラーHRが設けられている以外は、第1の実施形態の素子構造と同様な構成を持つ端面発光素子である。
このLD素子を電流駆動すると、端面からレーザー光を発振させることができる。発光
スペクトルを調べると、閾値電流以下ではスペクトルがブロードであるが、閾値電流以上
ではスペクトルが先鋭化して単色化する。これは、閾値電流以上では、連続的なレーザー
発振を生じさせることが可能なことを示している。
(第6の実施形態)
図16に本実施形態の光素子アレイを示す。この光素子アレイは、同一基板上に発光素
子と、受光素子と、これらを結ぶ導波路とが集積化されている。この光素子アレイは、光
信号を発信し、伝送し、受信することができる。
図16に示すように、シリコン基板101上に、発信用の端面発光LD素子110およ
び受信用のゲルマニウム受光素子120が形成されている。これらの中間の領域に酸化膜
102が形成され、その上に伝送用のSi導波路130が形成されている。端面発光LD
素子110は第4の実施形態に示したものと同様な構造のものを用いている。この図では
、n電極66およびp電極67を示している。このLD素子110の近傍の基板101面
内にトレンチを掘り、端面を出している。ゲルマニウム受光素子120についてもn電極
121およびp電極122を示している。
図17にLD素子からの光信号と、受光素子の出力応答を示す。図17に示されるよう
に、50GHzの高速変調信号に対して、出力光も同じく50GHzで変調されている。
このように、本実施形態の光素子アレイでは、高速光信号伝送が可能なことがわかる。従
来はウエハ上に光信号を伝送する光素子アレイを形成することは技術的に不可能であっ
たが、本実施形態ではそれが可能である。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
シリコンとGaAsの模式的なエネルギーバンド図 従来のシリコン発光素子に関する、内部量子効率の等高線図。 Sドープ結晶シリコンのエネルギー準位図。 Sドープ結晶シリコンのヘリウム温度におけるPL発光スペクトルを示す図。 Sドープ結晶シリコンの発光強度の温度依存性を示す図。 Sドープ超薄膜シリコンのエネルギー準位と従来のSドープ結晶シリコンのエネルギー準位の比較図。 シリコン膜厚に対する電子束縛エネルギーの計算結果を示す図。 本発明の実施形態に係る電流励起のシリコン発光素子の模式的な素子断面図及び斜視図。 本発明の実施形態に係る発光素子の、素子形成の模式的なプロセスを示す図。 本発明の第1の実施形態に係る発光素子の、電流注入発光スペクトル及び電流−電圧特性を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る発光素子の、電流注入発光スペクトル、PL発光スペクトル及び電流−電圧特性を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る発光素子の模式的な素子断面図及び斜視図。 本発明の第3の実施形態に係る発光素子の、素子形成の模式的なプロセスを示す図。 本発明の第4の実施形態に係る発光素子の模式的な素子断面図及び斜視図。 本発明の第5の実施形態に係る発光素子の模式的な素子断面図及び斜視図。 本発明の第6の実施形態に係る発光素子アレイの斜視図。 本発明の第6の実施形態に係る光素子アレイにおける、LD素子からの入力信号に対する受光素子の応答特性を示す図。
符号の説明
1…Si基板、2…Si酸化膜、3…p+領域、4…n+領域、5…活性層、6…p電極、7…n電極、8…SiO2層、30…SOI膜(シリコン膜)、51…活性層形成領域、52…アモルファスシリコン層、66…n電極、67…p電極、101…シリコン基板、102…酸化膜、110…端面発光LD素子、120…ゲルマニウム受光素子、121…n電極、122…p電極、130…Si導波路。

Claims (9)

  1. S、Se、Cu及びAgの少なくともいずれかを含み、四面体結合構造を有する母体半導体からなる活性層と、
    前記活性層に電流を通電するn電極とp電極とを具備し、
    前記活性層に接して前記活性層と前記n電極との間に設けられたn層と、前記活性層に
    接して前記活性層と前記p電極との間に設けられたp層とを有し、前記n層、前記活性層
    および前記p層は面内に配置され、
    前記活性層の厚さが5nm以下であることを特徴とする発光素子。
  2. 前記母体半導体はIVb単体半導体またはIVb−IVb化合物半導体からなる群より選択されることを特徴とする請求項1に記載の発光素子。
  3. 前記活性層を複数積層することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光素子。
  4. N及びF、またはN及びInを含み、四面体結合構造を有する母体半導体からなる活性層と、
    前記活性層に電流を通電するn電極とp電極とを具備し、
    前記活性層に接して前記活性層と前記n電極との間に設けられたn層と、前記活性層に
    接して前記活性層と前記p電極との間に設けられたp層とを有し、前記n層、前記活性層
    および前記p層は面内に配置され、
    前記活性層の厚さが5nm以下であることを特徴とする発光素子。
  5. 前記母体半導体はIVb単体半導体またはIVb−IVb化合物半導体からなる群より選択されることを特徴とする請求項3に記載の発光素子。
  6. 前記活性層を複数積層することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の発光素子。
  7. 前記活性層の一方の端面に設けられた無反射膜と他方の端面に設けられた反射膜とを有
    することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発光素子。
  8. 前記活性層を面内で挟むように対向して設けられた、互いに反射率が異なる一対の鏡面
    からなる光共振器を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発光
    素子。
  9. 同一基板上に、請求項1乃至8に記載の発光素子と、受光素子と、前記発光素子と前
    記受光素子とを結ぶ導波路とを有することを特徴とする光素子アレイ。
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