JP2009053840A - タスク管理システム、管理サーバ、タスク情報通知方法、及びタスク情報通知プログラム - Google Patents

タスク管理システム、管理サーバ、タスク情報通知方法、及びタスク情報通知プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】報告先として適した担当者にタスクの進捗情報を通知することができるタスク管理システム、管理サーバ、タスク情報通知方法、及びタスク情報通知プログラムを提供する。
【解決手段】タスク管理システム1は、タスク間が階層構造によって関連付けられた複数の前記タスクを管理する管理サーバ100と、管理サーバ100から前記タスクの進捗情報が通知される端末200nとが接続されるシステムであって、前記タスクの階層構造に基づいて、前記タスクの上位タスクの担当者を前記タスクの進捗情報を通知する通知先担当者に設定する通知先担当者設定手段105と、通知先担当者設定手段105により設定された前記通知先担当者の宛先情報に基づいて、前記タスクの進捗情報を送信する通知手段106とを有することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、タスク間が階層構造によって関連付けられた複数のタスクを管理するタスク管理システム、管理サーバ、タスク情報通知方法、及びタスク情報通知プログラムに関するものである。
昨今、製品開発などのプロジェクトは、数多くのタスク(作業工程)から構成され、かつ複数の部門・部署の担当者が関わることによって、複雑化してきている。
このような背景から、プロジェクトを効率良く管理し遂行するために、プロジェクトの管理を支援するシステムとして、プロジェクトを複数のタスクに分割し、タスク間を階層構造によって関連付けて各タスクを管理するタスク管理システムがある。
また、プロジェクトを効率良く遂行するためには、上記のようなタスク管理機能の他、各タスクの進捗状況を管理する点が重要である。
そのため、例えば、特許文献1には、「作業の停滞やもれを防ぎ、作業効率を向上させる」ことを目的とし、「文書の審査者、承認者に対して審査・承認依頼通知等を行うための審査・承認依頼通知手段を有し、審査・承認依頼通知手段によって、複数の審査・承認依頼について、予め定めた条件に基づいて依頼を結合し、審査・承認者に対して一括して審査・承認依頼通知を行う」と言うシステムが提案されている。
このように、従来のシステムでは、タスクが完了した際に、担当者によって作業完了報告の審査・承認依頼を申請し、申請された審査・承認依頼がプロジェクトの管理者へ通知することで、タスクの進捗管理を実現している。
特開2002−279335号公報
しかしながら、従来のシステムでは、一人の担当者が多くのタスクを担当している場合に、それぞれのタスクの進捗状況を「いつ」「誰に」報告すべきかなど、業務の遂行によって変化する報告先を、担当者がその都度確認しなくてはならない。その結果、誤った進捗報告を招く恐れがある。
また、タスクを他の担当者に任せている場合には、任せているタスクの進捗状況を知るために、各タスクの担当者に問い合わせを行い、進捗状況を確認する必要があり、その手間は担当者にとって煩雑である。
本発明では、上記従来技術の問題点に鑑み、報告先として適した担当者にタスクの進捗情報を通知することができるタスク管理システム、管理サーバ、タスク情報通知方法、及びタスク情報通知プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のタスク管理システムは、タスク間が階層構造によって関連付けられた複数の前記タスクを管理する管理サーバと、前記管理サーバから前記タスクの進捗情報が通知される端末とが接続されるタスク管理システムであって、前記タスクの階層構造に基づいて、前記タスクの上位タスクの担当者を前記タスクの進捗情報を通知する通知先担当者に設定する通知先担当者設定手段と、前記通知先担当者設定手段により設定された前記通知先担当者の宛先情報に基づいて、前記タスクの進捗情報を送信する通知手段とを有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明のタスク管理システムは、前記通知先担当者設定手段により設定された通知先担当者が、前記タスクの親タスクの担当者であることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明のタスク管理システムは、前記通知先担当者設定手段により設定された通知先担当者が、前記タスクの上位に位置するタスクの担当者全てであることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明のタスク管理システムは、前記通知手段において、一定期間内に更新された前記タスクの進捗情報を送信することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明のタスク管理システムは、前記通知手段において、所定のタスクの進捗情報を送信することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明のタスク管理システムは、前記通知手段において、前記タスクの進捗情報を定期的に送信することを特徴とする。
これによって、本発明のタスク管理システムは、タスクの階層構造から進捗情報を通知するタスクの上位に位置するタスクの担当者を通知先担当者として設定し、設定した通知先担当者にタスクの進捗情報を通知することにより、報告先として適した担当者にタスクの進捗情報を通知することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の管理サーバは、タスクの進捗情報が通知される端末が接続される、タスク間が階層構造によって関連付けられた複数の前記タスクを管理する管理サーバであって、前記タスクの階層構造に基づいて、前記タスクの上位タスクの担当者を前記タスクの進捗情報を通知する通知先担当者に設定する通知先担当者設定手段と、前記通知先担当者設定手段により設定された前記通知先担当者の宛先情報に基づいて、前記タスクの進捗情報を送信する通知手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明のタスク情報通知方法は、タスクの進捗情報が通知される端末が接続される、タスク間が階層構造によって関連付けられた複数の前記タスクを管理する管理サーバにおけるタスク情報通知方法であって、前記タスクの階層構造に基づいて、前記タスクの上位タスクの担当者を前記タスクの進捗情報を通知する通知先担当者に設定する通知先担当者設定手順と、前記通知先担当者設定手順により設定された前記通知先担当者の宛先情報に基づいて、前記タスクの進捗情報を送信する通知手順とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明のタスク情報通知プログラムは、タスクの進捗情報が通知される端末が接続される、タスク間が階層構造によって関連付けられた複数の前記タスクを管理する管理サーバにおけるタスク情報通知プログラムであって、コンピュータを、前記タスクの階層構造に基づいて、前記タスクの上位タスクの担当者を前記タスクの進捗情報を通知する通知先担当者に設定する通知先担当者設定手段と、前記通知先担当者設定手段により設定された前記通知先担当者の宛先情報に基づいて、前記タスクの進捗情報を送信する通知手段として機能させる。
これによって、本発明のタスク情報通知プログラムは、コンピュータを、タスクの階層構造から進捗情報を通知するタスクの上位に位置するタスクの担当者を通知先担当者として設定し、設定した通知先担当者にタスクの進捗情報を通知するように機能させることができる。
よって、本発明のタスク情報通知プログラムは、コンピュータで、報告先として適した担当者にタスクの進捗情報を通知すると言うタスク情報通知機能を実現することができる。
本発明によれば、タスクの階層構造から進捗情報を通知するタスクの上位に位置するタスクの担当者を通知先担当者として設定し、設定した通知先担当者にタスクの進捗情報を通知することにより、報告先として適した担当者にタスクの進捗情報を通知することができるタスク管理システム、管理サーバ、タスク情報通知方法、及びタスク情報通知プログラムを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下、「実施形態」という。)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
まず、本実施形態に係るタスク管理システム1のシステム構成について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るタスク管理システム1のシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態に係るタスク管理システム1は、例えば、タスクの担当者(システムを利用するユーザ)が、担当するタスクに関する情報(以下、「タスク情報」という。)や、タスクの進捗情報などの通知に関する情報(以下、「通知情報」という。)などを設定したり、通知されたタスクの進捗情報の内容を確認したりする端末200nと、タスク間が階層構造によって関連付けられた複数のタスクを管理する管理サーバ100とが、有線及び/又は無線回線により構築された、例えばLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などのネットワーク(データ通信網)90に接続されることにより構成されている。
このように構成される本実施形態に係るタスク管理システム1では、以下に示す手順によって、各タスクの進捗管理を行っている。
(手順1)通知情報の設定
各タスクの担当者は、端末200nの表示画面を介して、進捗情報を通知するときの通知条件を示す通知条件情報、進捗情報の中でも通知する情報を示す通知範囲情報、及び進捗情報の通知先を示す通知先情報などを設定し、その結果、設定された各種情報は、端末200nから管理サーバ100へ送信される。
(手順2)通知先担当者の決定
管理サーバ100は、端末200nから送信された通知先情報からタスクの階層構造に基づいて、タスクの進捗情報を通知する通知先担当者を決定する。
(手順3)通知データの生成
管理サーバ100は、決定した通知先担当者の宛先情報と、タスクに関する情報(以下、「タスク情報」という。)とから、端末200から送信された通知条件情報や通知範囲情報とに基づいて、通知するタスクの進捗情報として必要な情報を所定のデータ形式(例えば電子メールなど)に変換した通知データを生成する。
(手順4)通知データの送信
管理サーバ100は、通知先担当者の宛先情報に基づいて、生成した通知データを通知先担当者宛に送信する。
(手順5)通知内容の確認
通知先担当者は、端末200nの表示画面を介して、管理サーバ100から送信された通知データから、担当者のタスクの進捗状況を確認する。
また、本実施形態に係るタスク管理システム1は、上記(手順2)〜(手順4)を繰り返すことで、定期的なタスクの進捗情報通知を行うことができる。
このように、本実施形態に係るタスク管理システム1は、複数のタスクを管理する機能の他、上記(手順1)〜(手順5)によって、報告先として適した担当者にタスクの進捗情報を通知すると言う「タスク情報通知機能」を実現している。
<<ハードウェア構成>>
次に、本実施形態に係るタスク管理システム1のシステム構成要素である管理サーバ100及び端末200nのハードウェア構成について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係るタスク管理システム1が有する管理サーバ100及び端末200nのハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る管理サーバ100及び端末200nは、図2に示すように、同一のハードウェアによって構成される情報処理装置である。よって、以下のハードウェア構成についての説明では、管理サーバ100を例に挙げて説明を行い、端末200nについては、その説明を省略する。
図2に示すように、本実施形態に係る管理サーバ100は、制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、ネットワークI/F14、外部記憶装置I/F15、外部装置I/F16、出力装置I/F17、及び入力装置I/F18とから構成されている。
制御部(CPU:Central Processing Unit)11は、管理サーバ100全体の制御を行う。制御部11は、主記憶部12に記憶されたプログラムを実行する装置で、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、受け取ったデータを演算・加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する(例えば、キーボードで入力した文字をディスプレイに表示するなど)。
主記憶部(ROM:Read Only Memory、RAM:Random Access Memory)12は、制御部11が実行するプログラムやデータを記憶(一時的に保持する場合も含む)する装置である。ROMには、管理サーバ100が起動するときに制御部11で実行されるBIOS(Basic I/O System)などのプログラムやデータが記憶されており、記憶されたプログラムやデータは、制御部11により、必要に応じてRAM上へ展開(ロード)され、演算・加工される。
補助記憶部(HD:Hard Disk)13は、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)やアプリケーションソフトウェアなどをデータとともに記憶する装置である。また、補助記憶部13には、本実施形態に係る管理サーバ100が管理する各種情報(例えば、タスク情報、ユーザ情報、通知情報など。)が格納され、データベース(DB:database)やファイルシステム(FS:File System)などにより管理される。
ネットワークI/F14は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN、WAMなどのネットワーク(データ通信網)90を介して接続された通信機能を有する周辺機器(例えば端末200nなど)と本実施形態に係る管理サーバ100とのインタフェースである。
外部記憶装置I/F15は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された外部記憶装置(例えば記憶メディアドライブなど。)と本実施形態に係る管理サーバ100とのインタフェースである。
外部装置I/F16は、USBなどのデータ伝送路を介して接続された外部記憶装置(例えば、外付けHDやUSBメモリ、デジタルカメラやスキャナなど。)と本実施形態に係る管理サーバ100とのインタフェースである。
本実施形態に係る管理サーバ100は、これらのインタフェースを介して、外部と各種データのやり取り(送受信や読み込み/書き込み)を行っている。
出力装置I/F17は、専用ケーブルなどのデータ伝送路を介して接続された出力装置(例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)など。)と本実施形態に係る管理サーバ100とのインタフェースである。
入力装置I/F18は、USBなどのデータ伝送路を介して接続された入力装置(例えば、キーボードやマウスなど。)と本実施形態に係る管理サーバ100とのインタフェースである。
このように、本実施形態に係る管理サーバ100は、主記憶部12や補助記憶部13などの記憶装置に格納されたプログラムを実行し、各装置を制御することで、以降に説明する「タスク情報通知機能」を実現している。
<<機能構成>>
次に、本実施形態に係るタスク管理システム1が有する「タスク情報通知機能」の主要な機能構成について、図3を用いて説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係るタスク管理システム1が有する主な機能構成の一例を示す図である。
<<<管理サーバ>>>
図3に示すように、管理サーバ100は、各タスクの担当者及び本システムの管理者に対してGUI(Graphical User Interface)機能を提供するGUI提供部101と、タスク間が階層構造によって関連付けられた複数のタスクを管理するタスク管理部104と、各種情報を格納するデータベース109(以下、「DB」という。)とを備えている。
[各種DB]
本実施形態に係る管理サーバ100は、主に以下に示す各種DBを補助記憶部13に有している。DB109は、通知条件情報、通知範囲情報、及び通知先情報などの通知に関する各種情報が格納されている通知情報DB110と、進捗情報を含む各タスクのタスク情報が階層構造によって関連付けられて格納されているタスク情報DB111と、担当者を識別するための識別情報や担当者の宛先情報である電子メールアドレスなどのユーザ情報が格納されたユーザ情報DB112とから構成されている。
[各機能部]
本実施形態に係る管理サーバ100は、主に以下に示す各機能部を有している。GUI提供部101は、GUI機能を端末200nに提供する機能であって、端末200nの表示画面(CRTやLCDなどに表示される画面)を描画するためのレンダリングエンジン102と、端末200nや管理者端末300との間で、ネットワーク90を介して情報のやり取りを行う入出力制御部103とから構成されている。
タスク管理部104は、タスク間が階層構造で関連付けられた複数のタスクを管理する機能であって、通知情報DB110に格納された通知情報の取得や情報更新及び通知情報の追加や削除を行い、通知情報を管理する通知情報管理部105と、通知先担当者へタスクの進捗情報を送信する通知部106と、タスク情報DB110に格納されたタスク情報の取得や情報更新、及び階層構造に従ったタスク情報の追加や削除を行い、タスクを管理するタスク制御部107と、ユーザ情報DB114に格納されたユーザ情報の取得や情報更新及びユーザ情報の追加や削除を行い、ユーザ情報を管理するユーザ管理部108とから構成されている。
<<<端末>>>
また、端末200nは、タスク管理システム1において、管理サーバ100が有するDB109に格納された各種情報の閲覧を行ったり、各種情報の追加・削除・更新などを行ったりするための機能や、管理サーバ100からのタスクの進捗情報を受信し、その内容を確認するための機能などを有している。これらの機能は、図3に示すように、例えば、ブラウザ201やメーラーなどのOS上で動作する一般的なアプリケーションソフトウェアによって実現される。
<<<動作概要>>>
本実施形態に係るタスク管理システム1が有する機能は、主に「タスク管理機能」と「タスク情報通知機能」である。
[タスク管理機能]
本実施形態に係る「タスク管理機能」の動作概要は、まず、管理サーバ100は、GUI提供部101を介して、担当者が設定した端末200nから送信されるタスクの進捗情報の更新指示などを受け付ける。
管理サーバ100は、タスク管理部104のタスク制御部107により、受け付けた更新指示に従ってタスク情報DB111にアクセスし、該当したタスクの進捗情報を更新する。
このようにして、本実施形態に係るタスク管理システム1は、担当者が遂行するタスクの進捗を管理し、作業遂行を支援する。
[タスク情報通知機能]
本実施形態に係る「タスク情報通知機能」の動作概要は、まず、管理サーバ100は、GUI提供部101を介して、担当者が設定した端末200nから送信される通知条件情報、通知範囲情報、及び通知先情報などを受け付ける。
管理サーバ100は、タスク管理部104のタスク情報管理部105により、受け付けた通知先情報から、タスク情報DB111に格納されたタスクの階層構造に基づいて、タスクの進捗情報を通知する通知先担当者を決定し、通知情報DB110に格納された通知情報を更新する。その後、管理サーバ100は、ユーザ管理部108により、ユーザ情報DB112に格納されたユーザ情報をアクセスし、決定した通知先担当者の宛先情報を取得し、また、タスク制御部107により、タスク情報DB111をアクセスし、タスクの進捗情報を取得する。
その結果、管理サーバ100は、タスク管理部104の通知部106により、取得した宛先情報とタスクの進捗情報とから、所定のデータ形式の通知データを生成し、生成した通知データを通知先担当者へ送信する。
このようにして、本実施形態に係るタスク管理システム1は、報告先として適した担当者にタスクの進捗情報を通知する。
<タスク情報通知機能>
ここからは、本実施形態に係るタスク管理システム1が有する「タスク情報通知機能」について、図4〜11を用いて詳細に説明する。
<<データ構成>>
まず、「タスク情報通知機能」を実現するために用いる各種情報について説明する。
[タスク情報]
図4は、本発明の第1の実施形態に係るタスク情報DB111のデータ構造の一例を示す図である。
管理サーバ100が有するタスク情報DB111には、図4に示すようなタスク情報21がタスク毎に格納されている。タスク情報21は、タスク間が階層構造によって関連付けられた複数のタスクを管理するための情報である。タスク情報21は、図4に示すように、格納されたタスクを識別するための「タスク識別情報(タスクid)」と、タスクの名称である「タスク名」と、タスク間の階層関係を示す「階層関係情報(親タスクid)」と、タスクの開始から完了までの期間を示す「実施期間」と、担当者を識別するための「担当者識別情報(担当者id)」と、タスクの進捗状況を示す「進捗状況」などから構成されている。
本実施形態に係る管理サーバ100は、タスク管理部104のタスク制御部107により、各情報項目を検索キーに、タスク情報DB111を検索することによって、タスクに関する情報を取得することができる。
[ユーザ情報]
図5は、本発明の第1の実施形態に係るユーザ情報DB112のデータ構造の一例を示す図である。
管理サーバ100が有するユーザ情報DB112には、図5に示すようなユーザ情報22が担当者毎に格納されている。ユーザ情報22は、担当者識別情報(担当者id)と、担当者の名前である「名前情報」と、担当者の宛先情報の1つである「電子メールアドレス情報」などから構成されている。
本実施形態に係る管理サーバ100は、ユーザ管理部108により、各情報項目を検索キーに、ユーザ情報DB112を検索することによって、担当者に関する情報を取得することができる。
<<タスク情報通知機能を実現する手段>>
本実施形態に係る「タスク情報通知機能」は、タスクの階層構造に基づいて、タスクの上位に位置するタスクの担当者を通知先担当者に設定する通知先担当者設定手段と、通知先担当者設定手段により設定された通知先担当者の宛先情報に基づいて、タスクの進捗情報を送信する通知手段とから実現される。本実施形態では、上記通知先担当者設定手段を通知情報管理部105が、また上記通知手段を通知部106が実現する例が示されている。
では、以降に担当者が「タスク情報通知機能」を利用したときの例を基に、上記各手段について説明する。
[タスク一覧の表示]
図6は、本発明の第1の実施形態に係るタスク一覧の表示画面71の一例を示す図である。本実施形態に係るタスク管理システム1は、例えば、管理サーバ100が端末200nからのタスク一覧要求を受け付けると、受け付けたタスク一覧要求に従って、タスク管理部104のタスク制御部107がタスク情報DB111をアクセスし、格納されているタスク情報21を所定の形式にデータ化して、要求元の端末200nへ変換後のデータを送信する。
その結果、図6に示すように表示画面71が、端末200nのブラウザ201に表示される。図6には、タスク情報DB111が管理する「システムAの開発」と「システムBの開発」の各プロジェクトに関するタスクの一覧が表示されている例が示されている。また、図6の例では、タスク間の階層構造、タスクの作業担当者、及び進捗状態などの情報項目から構成された表示例が示されている。例えば、端末200nのブラウザ201において図6のような表示画面71を表示する場合には、管理サーバ100から送信される変換後のデータは、HTML(HyperText Markup Language)やXHTML(Extensible HyperText Markup Language)などの閲覧ソフトウェアが解釈可能な言語によって記述されている。
[タスク情報の閲覧と進捗情報の通知指示]
図7は、本発明の第1の実施形態に係るタスク一覧画面よりタスクを選択した場合の一例を示す図である。本実施形態に係るタスク管理システム1では、図6に示すようなタスク一覧画面から、マウスなどのポインティングデバイスなどを用いてタスクを選択し、タスク情報の表示や進捗情報の通知などを要求可能である。
本実施形態に係るタスク管理システム1は、例えば、図8に示すようにマウスによってタスクが選択されると、マウスの横にメニュー項目81を表示し、選択されたタスクの「タスク情報表示」を要求するのか、「進捗情報通知」を要求するのかを選択させる。このとき、担当者によって、「タスク情報表示」が選択されると、管理サーバ100が端末200nからのタスク情報表示要求を受け付け、受け付けたタスク情報表示要求に従って、タスク管理部104のタスク制御部107が、選択されたタスク識別情報(タスクid)に基づいてタスク情報DB111をアクセスし、該当したタスク情報21、タスクに関連付けられて格納されているコメント情報、及び文書情報などを所定の形式にデータ化して、要求元の端末200nへ変換後のデータを送信する。
図8は、本発明の第1の実施形態に係る選択されたタスク情報21の表示画面71の一例を示す図である。その結果、図8に示すように表示画面71が、端末200nのブラウザ201に表示される。図8には、選択されたタスクの詳細、階層構造、関連文書、作業報告コメント履歴などの各種情報で構成された表示画面71の例が示されている。
また、本実施形態に係るタスク管理システム1は、担当者によって、「進捗情報通知」が選択されると、管理サーバ100が端末200nからの進捗情報通知要求を受け付け、受け付けたタスク情報表示要求に従って、次に説明する図9に示す進捗情報通知に関する各種情報の設定画面91を表示するようなデータを、要求元の端末200nへ送信する。
[通知情報の設定]
図9は、本発明の第1の実施形態に係る通知情報を設定する表示画面71の一例を示す図である。進捗情報通知に関する各種情報の設定画面91は、通知対象とするタスクを選択・設定するタスク選択領域71aと、進捗情報を定期的に通知する場合の通知するタイミングを設定する通知タイミング設定領域71bと、進捗情報を通知するときの通知条件を示す通知条件情報を設定する通知条件設定領域71cと、進捗情報の中でも通知する情報を示す通知範囲情報を設定する通知範囲設定領域71dと、進捗情報の通知先を示す通知先情報を設定する通知先設定領域71eの各設定領域から構成されている。図9には、「上杉さん」が担当する全てのタスクを通知対象とし(図中のタスクの選択が「全てのタスク」に設定)、通知タイミングは7日毎とし(図中の期間が「7」に設定)、進捗情報を通知するタスクは選択した全てのタスクとし(図中の通知条件が「全てのタスク」に設定)、通知する進捗情報は一定期間内に更新された情報のみとし(図中の通知範囲が「更新された情報のみ」)、進捗情報を通知する先は親に位置するタスクの担当者(図中の通知先が「親タスクの担当者」に設定)とする進捗情報通知に関する各種情報の設定例が示されている。
このように、本実施形態に係るタスク管理システム1では、タスクの進捗情報を通知するときの通知対象とするタスクを任意に設定でき、また、通知する進捗情報の内容や通知するタイミングなどを任意に設定できる。
本実施形態に係るタスク管理システム1は、担当者によって図9に示す設定画面91を介して進捗情報通知に関する各種情報が設定され、図9に示す「OKボタン」がクリックされると、管理サーバ100が端末200nからの通知情報設定要求を受け付け、受け付けた通知情報設定要求に従って、タスク管理部104の通知情報管理部105が、担当者情報(担当者id)に基づいて通知情報DB110をアクセスし、既に登録されている担当者であれば、該当した通知情報23を設定された情報に更新する。また、未登録の担当者の場合には、担当者に対応した新しい通知情報23を追加する。
[通知情報]
図10は、本発明の第1の実施形態に係る通知情報DB110のデータ構造の一例を示す図である。
管理サーバ100が有する通知情報DB110には、図10に示すような通知情報23が担当者毎に格納されている。
通知情報23は、担当者識別情報(担当者id)と、進捗情報を通知するタイミングを示す通知タイミング情報と、通知対象とするタスクを示す通知対象タスク情報(タスクid)と、通知条件を示す通知条件情報と、通知先の担当者を示す通知先担当者情報(担当者id)などから構成されている。
本実施形態に係る管理サーバ100は、通知情報管理部105により、各情報項目を検索キーに、通知情報DB110を検索することによって、進捗情報通知に関する情報を取得することができる。
[通知先担当者の決定]
本実施形態に係るタスク管理システム1では、管理サーバ100が端末200nからの通知情報設定要求を受け付けたときに、通知情報管理部105により、図10に示す通知情報23の各情報項目を更新・追加する。
このとき、通知情報管理部105は、タスクの階層構造に基づいて通知先担当者を決定する。
通知情報管理部105は、通知先担当者設定手段を有し、端末200nからの通知情報設定要求を受け付けたとき、通知先情報に基づいた階層に位置するタスクの担当者識別情報(担当者id)を、タスク制御部107に要求する。その結果、タスク制御部107は、通知先情報に基づいてタスク情報DB111をアクセスし、該当するタスクの担当者識別情報(担当者id)を、通知情報管理部105へ渡す。例えば、通知先情報が「親タスクの担当者」の場合には、タスク制御部107により、通知対象となっているタスクの階層位置から上位に位置するタスクのうち、親にあたるタスクの担当者識別情報(担当者id)を、通知情報管理部105へ渡す。
このようにして、タスク制御部107から担当者識別情報(担当者id)を受け取った通知情報管理部105は、受け取った担当者識別情報(担当者id)を基に、該当する通知情報23の通知先担当者情報(担当者id)を更新する。
例えば、図10に示す担当者識別情報が「U033」の「上杉さん」の場合、通知情報管理部105は、通知先情報が「親タスクの担当者」に設定されているため、通知対象となっている「上杉さん」のタスクの階層位置から親にあたるタスクの担当者「武田さん」の担当者識別情報「U003」をタスク制御部105から取得し、「上杉さん」の通知情報23の通知先担当者情報(タスクid)を「武田さん」の「U003」として設定している。
また、通知先情報が「上位タスク全ての担当者」の場合、通知情報管理部105は、上記に説明した同様の手順によって、通知対象となっているタスクの階層位置から上位に位置するタスクの担当者識別情報(担当者id)全てを基に、該当する通知情報23の通知先担当者情報(担当者id)を更新する。
このように、本実施形態に係るタスク管理システム1は、通知情報管理部105が有する通知先担当者設定手段により、タスクの階層構造に基づいて通知先担当者を決定し、決定した結果を通知情報23として設定することができる。
[通知データの生成]
本実施形態に係るタスク管理システム1は、通知部106が有する通知手段により、タスクの進捗情報を通知先担当者へ送信する。
通知部106は、まず、ユーザ管理部108に通知先担当者の宛先情報を要求する。その結果、ユーザ管理部108は、通知先担当者情報(担当者id)に基づいてユーザ情報DB112をアクセスし、該当する担当者の宛先情報(電子メールアドレス)を、通知部106へ渡す。例えば、通知先担当者情報が「U003」の「武田さん」の場合には、ユーザ管理部108により、「武田さん」の宛先情報である「takeda@abc.com」を通知情報管理部105へ渡す。
次に、通知部106は、ユーザ管理部108から受け取った通知先担当者の宛先情報と、タスク制御部107が取得した通知対象となっているタスク情報21とに基づいて、タスクの進捗情報と通知先担当者の宛先情報とを含む通知データを生成する。このとき、通知部106は、通知情報23に設定された通常タイミング情報、通知対象となるタスク識別情報、通知条件情報などに基づいて、通知内容として必要な進捗情報を抽出し、抽出した情報と宛先情報とを所定のデータ形式に変換して通知データを生成する。生成した通知データは、例えば、端末200nの電子メールソフトウェアが解釈可能な言語で記述されている。
[通知データの送信]
本実施形態に係るタスク管理システム1は、通知部106により生成した通知データを、通知部106が有する通知手段により通知先担当者の宛先情報に従って送信する。
図11は、本発明の第1の実施形態に係る通知データの受信画面91の一例を示す図である。図11には、「上杉さん」から送信されたタスクの進捗情報を「武田さん」が受信したときの受信画面91の例が示されている。
このように、本実施形態に係るタスク管理システム1は、通知部106が有する通知手段により、タスクの進捗情報を含む通知データを生成し、通知先担当者へ送信することができる。
また、本実施形態に係るタスク管理システム1では、通知情報管理部105により設定された通知情報23の進捗情報通知に関する各種情報に基づいて、通知部106が最新のタスクの進捗情報を含む通知データを生成することによって、通知担当者へ通知タイミングにあわせて定期的に進捗情報を通知することができる。
<処理手順>
これまでに説明を行った本実施形態に係るタスク管理システム1が有する「タスクの進捗管理機能」の具体的な処理手順について図12を用いて説明する。
図12は、本発明の第1の実施形態に係るタスク情報通知機能の基本処理手順の一例を示すシーケンス図である。
本実施形態に係るタスク管理システム1は、例えば、管理サーバ100が有する補助記憶部13に格納されたタスク情報通知プログラムを主記憶部12のRAM上に展開(ロード)し、制御部11のCPUで実行する。このとき、以下の処理手順(ステップS102〜S115)が実行される。
まず、本実施形態に係るタスク管理システム1における端末200nでは、進捗情報を通知するときの通知条件を示す通知条件情報、進捗情報の中でも通知する情報を示す通知範囲情報、及び進捗情報の通知先を示す通知先情報などを設定される。また、通知対象とするタスクが選択される。
その結果、端末200nは、設定された各種情報を管理サーバ100へ送信する(ステップS101)。
それに伴って、本実施形態に係るタスク管理システム1における管理サーバ100は、端末200nから送信された各種情報を、情報の更新や追加・削除など、必要に応じて各機能部(通知情報管理部105、タスク制御部107、及びユーザ管理部108)から補助記憶部13のDB109にアクセスし、所定のデータ処理(追加・更新・削除など)を行う。
管理サーバ100は、タスク管理部104の通知情報管理部105により、端末200nにおいて担当者から選択されたタスクの識別情報や通知先情報などに基づいて、進捗情報の通知を行う通知先の担当者識別情報(担当者id)の取得をタスク制御部107に要求する(ステップS102)。タスク制御部107は、タスク識別情報により通知対象となるタスクの階層位置を特定し、階層構造に基づいて、通知先情報で指定された階層(親タスクや親タスクを含む上位タスクなど)に位置するタスクの担当者識別情報(担当者id)を取得し(ステップS103)、取得した担当者識別情報(担当者id)を通知情報管理部105へ送信する(ステップS104)。
管理サーバ100は、通知情報管理部105により、進捗情報の通知対象のタスクの担当者の識別情報(担当者id)に基づいて、補助記憶部13の通知情報DB110をアクセスし、処理手順ステップS103で取得した通知先担当者の識別情報(担当者id)により通知情報32を更新する(ステップS105)。
次に、管理サーバ100は、補助記憶部13の通知情報DB110に格納された通知情報23の通知タイミング情報が示す期間(進捗情報の通知を行う定期的な期間日数)に従って、以降に説明する処理手順ステップS106〜S115を実行する。
管理サーバ100は、通知情報管理部105により、進捗情報の通知対象のタスクの担当者の識別情報(担当者id)に基づいて、補助記憶部13の通知情報DB110をアクセスし、該当する通知情報32を取得する(ステップS106)。
次いで、通知情報管理部105により、通知先担当者の識別情報(担当者id)に基づいて、通知先担当者の宛先情報(例えば電子メールアドレスなど)の取得をユーザ管理部108に要求する(ステップS107)。
ユーザ管理部108は、取得要求に従って、補助記憶部13のユーザ情報DB112をアクセスし、該当する宛先情報を取得し(ステップS108)、取得した宛先情報を通知情報管理部105へ渡す(ステップS109)。
更に、通知情報管理部105により、端末200nにおいて担当者から選択されたタスクの識別情報に基づいて、進捗情報の通知を行う対象となるタスク情報の取得をタスク制御部107に要求する(ステップS110)。
タスク制御部107は、取得要求に従って、補助記憶部13のタスク情報DB111をアクセスし、該当するタスク情報21を取得し(ステップS111)、取得したタスク情報21を通知情報管理部105へ渡す(ステップS112)。
管理サーバ100は、通知情報管理部105により、取得した宛先情報とタスク情報21とに基づいて、進捗情報の通知を通知部106に要求する(ステップS113)。
通知部106は、宛先情報とタスク情報21とを所定のデータに変換して、通知データを生成し(ステップS114)、生成した通知データを、宛先情報に従って通知先担当者宛に送信する(ステップS115)。
このように、本実施形態に係るタスク管理システム1は、タスクの階層構造から進捗情報を通知するタスクの上位に位置するタスクの担当者を通知先担当者として設定し、設定した通知先担当者にタスクの進捗情報を通知すると言う「タスク情報通知処理」を実現している。
<まとめ>
以上のように、本発明の第1の実施形態によれば、本実施形態に係るタスク管理システム1は、「タスク情報通知機能」を以下の手順により実現している。
(手順1)通知情報の設定
各タスクの担当者は、端末200nのGUI機能をもつ表示画面71を介して、進捗情報を通知するときの通知条件を示す通知条件情報、進捗情報の中でも通知する情報を示す通知範囲情報、及び進捗情報の通知先を示す通知先情報などを設定し、その結果、設定された各種情報は、端末200nから管理サーバ100へ送信される。
(手順2)通知先担当者の決定
管理サーバ100は、通知情報管理部105が有する通知先担当者設定手段により、端末200nから送信された通知先情報からタスクの階層構造に基づいて、タスクの進捗情報を通知する通知先担当者を決定し、通知情報23の通知先担当者情報(担当者id)を設定する。
(手順3)通知データの生成
管理サーバ100は、通知情報管理部105により設定された通知先担当者の宛先情報と、タスク制御部107が取得したタスク情報とから、端末200nから送信された通知条件情報や通知範囲情報とに基づいて、通知部106が有する通知手段により、通知するタスクの進捗情報として必要な情報を所定のデータ形式(例えば電子メールなど)に変換した通知データを生成する。
(手順4)通知データの送信
管理サーバ100は、通知部106により、通知先担当者の宛先情報に基づいて、生成した通知データを通知先担当者宛に送信する。
また、本実施形態に係るタスク管理システム1では、上記(手順1)において、通知情報管理部105により設定された通知タイミング情報に従って、上記(手順2)〜(手順4)までを定期的に実行する。
このように、本実施形態に係るタスク管理システム1は、上記(手順1)〜(手順4)によって、タスクの階層構造から進捗情報を通知するタスクの上位に位置するタスクの担当者を通知先担当者として設定し、設定した通知先担当者にタスクの進捗情報を通知する。
よって、本実施形態に係るタスク管理システム1は、報告先として適した担当者にタスクの進捗情報を通知することができる。
第1の実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、本発明の第1の実施形態に係るタスク管理システム1が有する「タスク情報通知機能」は、第1の実施形態に係る管理サーバ100で実行される図12に示した各処理手順を、それぞれの動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化したプログラムとしてコンピュータで実行することで実現することができる。よって、本発明の第1の実施形態に係るタスク管理システム1が有するタスク情報通知プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に格納することができる。
よって、本実施形態に係るタスク情報通知プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体に記憶させることによって、これらの記憶媒体を読み取り可能な外部記憶装置I/F15に接続された記憶メディアドライブから、管理装置100にインストールすることができる。また、管理装置100は、ネットワークI/F14を有していることから、インターネットを用いてタスク情報通知プログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。
第1の実施形態において説明を行ったタスク管理システム1の通知部106が有する送信機能は、電子メールに限定されるものではなく、進捗情報を送信する手段の一例である。例えば、タスクの進捗情報をRSS(Rich Site Summary)形式などのデータに変換して配信してもよい。
最後に、上記各実施形態に挙げた形状に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明の第1の実施形態に係るタスク管理システムのシステム構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るタスク管理システムが有する管理サーバ及び端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るタスク管理システムが有する主な機能構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るタスク情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るユーザ情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るタスク一覧の表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るタスク一覧の表示画面よりタスクを選択した場合の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る選択されたタスク情報の表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通知情報を設定するための表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通知情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通知情報の受信画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るタスク情報通知機能の基本処理手順の一例を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 タスク管理システム
11 制御部(CPU)
12 主記憶部(ROM,RAM)
13 補助記憶部(HD)
14 ネットワークI/F
15 外部記憶装置I/F
16 外部装置I/F
17 出力装置I/F
18 入力装置I/F
21 タスク情報
22 ユーザ情報
23 通知情報
71 GUI機能を有する表示画面
71a タスク選択領域
71b 通知タイミング設定領域
71c 通知条件設定領域
71d 通知範囲設定領域
71e 通知先設定領域
81 メニュー項目
90 ネットワーク
91 通知データの受信画面
100 管理サーバ(情報処理装置)
101 GUI提供部
102 レンダリングエンジン
103 入出力制御部
104 タスク管理部
105 通知情報管理部
106 通知部
107 タスク制御部
108 ユーザ管理部
109 データベース(DB)
110 通知情報DB
111 タスク情報DB
112 ユーザ情報DB
200n 端末(情報処理装置)
201 ブラウザ(担当者端末のUI機能)

Claims (9)

  1. タスク間が階層構造によって関連付けられた複数の前記タスクを管理する管理サーバと、前記管理サーバから前記タスクの進捗情報が通知される端末とが接続されるタスク管理システムであって、
    前記タスクの階層構造に基づいて、前記タスクの上位タスクの担当者を前記タスクの進捗情報を通知する通知先担当者に設定する通知先担当者設定手段と、
    前記通知先担当者設定手段により設定された前記通知先担当者の宛先情報に基づいて、前記タスクの進捗情報を送信する通知手段とを有することを特徴とするタスク管理システム。
  2. 前記通知先担当者設定手段により設定された通知先担当者は、
    前記タスクの親タスクの担当者であることを特徴とする請求項1に記載のタスク管理システム。
  3. 前記通知先担当者設定手段により設定された通知先担当者は、
    前記タスクの上位に位置するタスクの担当者全てであることを特徴とする請求項1又は2に記載のタスク管理システム。
  4. 前記通知手段は、
    一定期間内に更新された前記タスクの進捗情報を送信することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のタスク管理システム。
  5. 前記通知手段は、
    所定のタスクの進捗情報を送信することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のタスク管理システム。
  6. 前記通知手段は、
    前記タスクの進捗情報を定期的に送信することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のタスク管理システム。
  7. タスクの進捗情報が通知される端末が接続される、タスク間が階層構造によって関連付けられた複数の前記タスクを管理する管理サーバであって、
    前記タスクの階層構造に基づいて、前記タスクの上位タスクの担当者を前記タスクの進捗情報を通知する通知先担当者に設定する通知先担当者設定手段と、
    前記通知先担当者設定手段により設定された前記通知先担当者の宛先情報に基づいて、前記タスクの進捗情報を送信する通知手段とを有することを特徴とする管理サーバ。
  8. タスクの進捗情報が通知される端末が接続される、タスク間が階層構造によって関連付けられた複数の前記タスクを管理する管理サーバにおけるタスク情報通知方法であって、
    前記タスクの階層構造に基づいて、前記タスクの上位タスクの担当者を前記タスクの進捗情報を通知する通知先担当者に設定する通知先担当者設定手順と、
    前記通知先担当者設定手順により設定された前記通知先担当者の宛先情報に基づいて、前記タスクの進捗情報を送信する通知手順とを有することを特徴とするタスク情報通知方法。
  9. タスクの進捗情報が通知される端末が接続される、タスク間が階層構造によって関連付けられた複数の前記タスクを管理する管理サーバにおけるタスク情報通知プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記タスクの階層構造に基づいて、前記タスクの上位タスクの担当者を前記タスクの進捗情報を通知する通知先担当者に設定する通知先担当者設定手段と、
    前記通知先担当者設定手段により設定された前記通知先担当者の宛先情報に基づいて、前記タスクの進捗情報を送信する通知手段として機能させるタスク情報通知プログラム。
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