JP2010049458A - タスク管理システム、タスク管理装置、及びタスク検索方法 - Google Patents

タスク管理システム、タスク管理装置、及びタスク検索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タスク間、文書間、タスク―文書間に関連付け(セマンティクス)を導入することにより、類似するタスク、文書に加え、関連性のあるタスク、文書を検索、提示すること。
【解決手段】タスクに関連する情報を検索するタスク管理システムであって、タスクの処理に対する文書の関係を示す関係情報を用いて、タスクと前記文書とを関連付ける関連付け手段401と、関連付け手段により関連付けられたタスクと、文書と、関係情報とを含む第1データテーブルを格納する格納手段402と、格納手段に格納される第1データテーブルに基づいて、検索対象タスクに関連するタスク及び/又は文書を検索する検索手段403とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、タスクに関連する情報を検索するタスク管理システム、タスク管理装置、及びタスク検索方法に関する。
従来のワークフロー支援システムは、ワークフロー実行以前にワークフローモデルを決定する必要があった。しかし研究開発や一部のサービス業務など、事前情報の完全性の低い分野では、先行的なワークフローモデルの策定が難しい。
そこで、特開2008−071083号公報(特許文献1)には、ワークフロー実行時に動的にモデルを構成できる方法(コンストラクティブワークフロー)が提案されている。ただし単純にワークフローが動的に決まるだけ(プロセスに関する情報のみ)では依然実用性が低い。そのため詳細タスクのプロセスと、その実行に必要な情報、若しくはこの必要情報のメタ情報(テンプレート、情報入手経路等)などの現タスクのドメインに関する情報が提示されることで、動的ワークフロー策定システムの利便性を高めることが重要となってくる。
特開2007−188145号公報
しかしながら、上記システムでは、おもにタスク記述の言語情報、多くの場合テキストの類似性を用いて類似するタスク、文書を検索・提示するが、本来テキストの類似性とタスクおよび文書の類似性は別の尺度である。よって、従来の検索では、タスクに関連する情報を検索する場合、必ずしも検索対象タスクに対して類似性の高いタスク及び文書が提示されるとは限らないという問題があった。
そこで、本発明は、タスク間、文書間、タスク―文書間に関連付け(セマンティクス)を導入することにより、類似するタスク、文書に加え、関連性のあるタスク、文書を検索、提示することが可能となるタスク管理システム、タスク管理装置、及びタスク検索方法を提供することを目的とする。
本発明の一局面のタスク管理システムは、タスクに関連する情報を検索するタスク管理システムであって、前記タスクの処理に対する文書の関係を示す関係情報を用いて、前記タスクと前記文書とを関連付ける関連付け手段と、前記関連付け手段により関連付けられた前記タスクと、前記文書と、前記関係情報とを含む第1データテーブルを格納する格納手段と、前記格納手段に格納される第1データテーブルに基づいて、検索対象タスクに関連するタスク及び/又は文書を検索する検索手段とを備える。
また、本発明の他の局面のタスク管理装置は、タスクに関連する情報を検索するタスク管理装置であって、前記タスクの処理に対する文書の関係を示す関係情報を用いて、前記タスクと前記文書とを関連付ける関連付け手段と、前記関連付け手段により関連付けられた前記タスクと、前記文書と、前記関係情報とを含む第1データテーブルを格納する格納手段と、前記格納手段に格納される第1データテーブルに基づいて、検索対象タスクに関連するタスク及び/又は文書を検索する検索手段とを備える。
また、本発明の他の局面のタスク管理方法は、タスクと、文書と、前記タスクの処理に対する前記文書の関係を示す関係情報とを含む第1データテーブルを格納する格納手段を備え、前記タスクに関連する情報を検索するタスク管理システムにおけるタスク検索方法であって、前記関係情報を用いて前記タスクと、前記文書とを関連付ける関連付けステップと、前記関連付けステップにより関連付けられた前記タスクと、前記文書と、前記関係情報とを前記第1データテーブルに記憶する記憶ステップと、前記格納手段に格納される第1データテーブルに基づいて、検索対象タスクに関連するタスク及び/又は文書を検索する検索ステップとを有する。
本発明によれば、タスク間、文書間、タスク―文書間に関連付け(セマンティクス)を導入することにより、類似するタスク、文書に加え、関連性のあるタスク、文書を検索、提示することが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
<ハードウェア構成について>
まず、本発明の実施例1に係るタスク管理サーバのハードウェア構成について説明ずる。図1は、本発明の実施例1に係るタスク管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
図1に示すように、タスク管理サーバSV及びユーザ端末PCは、制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、ネットワークI/F14、外部記憶装置I/F15、外部装置I/F16、出力装置I/F17及び入力装置I/F18とから構成されている。
制御部(CPU:Central Processing Unit)11は、主記憶部12に記憶されたプログラムを実行する装置で、入力や記憶装置から受け取ったデータを演算処理し、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部(ROM:Read Only Memory、RAM:Random Access Memory)12は、制御部11が実行するプログラムやデータを記憶する装置である。
補助記憶部(HD:Hard Disk)13は、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)やアプリケーションソフトウェアなどを関連するデータとともに記憶する装置である。また、補助記憶部13には、データベース(DB:Data Base)が構築され、タスク管理システム100で取り扱う各種情報(各種データ)を格納し管理する。
ネットワークI/F14は、ネットワークを介して接続された周辺機器と情報(データ)をやり取りするインタフェースである。
外部記憶装置I/F15は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された外部記憶装置(例えば、記憶メディアドライブなど)とデータをやり取りするインタフェースである。
外部装置I/F16は、データ伝送路を介して接続された外部入力装置(例えば、デジタルカメラやスキャナなど)とデータをやり取りするインタフェースである。
出力装置I/F17は、データ伝送路を介して接続された出力装置(例えば、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶ディスプレイなど)からデータを受け取るインタフェースである。
入力装置I/F18は、データ伝送路を介して接続された入力装置(例えば、キーボードやマウスなど)からデータを受け取るインタフェースである。
図2は、実施例1に係るタスク管理システム100の主な構成の一例を示す図である。タスク管理システム100は、タスク管理サーバSV、ユーザ端末PCとを含んで構成されている。では、これらの装置が有する主な構成について、タスク管理サーバSV、ユーザ端末PCの順に説明する。
図2に示すように、タスク管理サーバSVは、システムを使用するユーザUに対してワークフローに関するGUIを提供するGUI提供部101と、既存のタスクモデル及び/又はタスクインスタンスからの再利用により動的にワークフローモデルを生成し実行するワークフローエンジン104と、各種のデータベース112(以下、「DB」と言う。)とを備える。
各種DB112としては、ワークフローの実行に際して参考にされる関連情報(添付文書やコメント情報など)を格納する関連情報DB113と、添付された文書本体を格納する文書DB114と、予め管理者などによって抽象化されたタスクモデル(タスククラス)を格納するタスクモデルDB115と、過去のタスクインスタンスを格納するタスクインスタンスDB116と、ワークフローの作業記録を格納する作業記録DB117と、ログイン情報(認証情報)などのユーザ情報やユーザの所属部署やグループなどの組織情報を格納する組織情報DB118と、ログイン情報(認証情報)などのユーザ情報を格納するユーザ情報DB119とを備えている。
GUI提供部101は、ユーザ端末PCの表示画面(CRTや液晶ディスプレイなどに表示される画面)を描画するためのレンダリングエンジン102と、ユーザとの情報のやり取りを行う入出力制御部103を含む。
ワークフローエンジン104は、各DB113〜119に対して各種検索を実行する検索エンジン105と、ワークフローを構成するタスクの制御を行うタスク制御部106と、タスクと文書間などに関連付けを行うネットワーク構築部110と、ユーザUとタスク管理システム100の動作を監視してワークフローの作業記録を作業記録DB117に対して行うワークフロー記録部111とを備えている。
検索エンジン105は、関連情報DB113、文書DB114、タスクモデルDB115、タスクインスタンスDB116、作業記憶DB117、組織情報DB118、ユーザ情報DB119の各DB113〜119に対して各種検索を実行する。
タスク制御部106は、タスクを作成するタスク作成部107と、作成されたタスクを実行するタスク実行部108と、作業記録DB117の情報を基にユーザUの現在のタスクを推測し、関連する情報をDB113〜116及びDB118から検索する推測エンジン109とを備えている。
ここで、タスクインスタンスDB116に格納されるタスク情報のデータ構造について説明する。図3は、タスク情報のデータ構造の一例を示す図である。
図3に示すように、タスク情報は、データラベルとして、タスク名、タスク情報、実行者IDなどを含む。また、データラベルに含まれる入力情報は、タスクの実行に必要な情報であり、タスクを実行するのに必要なHP(ホームページ)のURIや文書のURIが記憶されている。また、出力情報は、タスクを実行して出力される文書のURIが記憶されている。さらに、参照情報は、タスクを実行するのに参照される文書のURIが記憶されている。
次に、動作概要としては、ユーザUはGUI提供部101の入出力制御部103を通じてワークフローエンジン104を操作し、ワークフローの作成、実行、ワークフローモデルの作成、関連情報、文書の登録、及びこれらとワークフローインスタンス、ワークフローモデルとのリンクなどの作業を行う。
ワークフローエンジン104のタスク制御部106は、タスクモデルDB115及びタスクインスタンスDB116を使用し、ユーザUの指示などに基づいてタスクを制御する。タスク制御部106のタスク作成部107は、ユーザUの指示に従ってDB113〜118の情報を基にタスクの作成、情報のリンク付けなどの作業を行う。
タスク実行部108は、ユーザUの指示に従ってタスクインスタンスDB116の情報を利用し、実際のタスク情報の更新(タスクの実行とはシステム側から見ればタスク情報の更新である。)を行う。推測エンジン109は、作業記録DB117の情報を基にユーザUの現在のタスクを推測し、関連する情報をDB114〜116及びDB118から検索する。
ネットワーク構築部110は、ユーザにより入力された情報に基づいて、タスクと文書間の関連付けを行なう。以下、この関連付けを行なうことを「ネットワークを構築」という。例えば、ユーザにより、「タスクAに文書Bを入力として添付する」を指定した場合、ネットワーク構築部110は、「入力」を用いて、「タスクA」と「文書B」とを関連付けてタスク−文書間ネットワークを構築する。
また、ネットワーク構築部110は、タスク−文書間ネットワークからタスクを削除することにより文書間の関連付けも行い文書間ネットワークを構築し、又は、タスク−文書間ネットワークから文書を削除することによりタスク間の関連付けも行いタスク間ネットワークを構築する。ワークフロー記録部111は、ユーザUとシステムの動作を監視し、作業記録を作業記録DB115へ格納することで作業の記録を行う(作業履歴を残す)。
なお、実施例1のタスク管理システム100は、タスク管理サーバSVが備える通信I/F機能(例えば、図1で示した情報処理装置が備えるネットワークI/F14)によりシステムに接続される複合機MFPなどの機器とデータ通信が行えることから、ユーザUが複合機MFPなどの機器からシステムへログイン/ログアウト、スキャン画像のタスク関連付け(紙文書の情報をタスクの添付情報とする)、タスク添付情報の印刷などを行うことができる。
次に、ユーザ端末PCは、タスク管理サーバSVが備えたGUI提供部101のレンダリングエンジン102により描画されたタスクに関連する各種情報に対し、タスク管理サーバSVとやり取りを行うための表示画面を表示するブラウザ201を備えている。
<タスク管理システム100の実装例について>
以下に、図2で示したタスク管理システム100の主な機能を実現するためのシステム階層構造について説明する。実施例1に係るタスク管理システム100の主な機能は、タスク間の関係、文書間の関係、タスクと文書間の関係を保持し、それを利用してタスク間ネットワーク、文書間ネットワーク、タスク−文書間ネットワークを構築することである。
上記機能を実現するために、タスク管理システム100は以下のような構成を成す。図4は、実施例1に係るタスク管理システム100の実装例を示す図である。
実施例1での実装例(システム階層構造)では、ユーザUが、ユーザ端末PCが備えるブラウザ201を用いてタスク管理システム100へアクセスできるように、まず、ユーザUに最も近い階層のフロントエンド(Front end)を、Webサーバ(Web Server)53とHTML(HyperText Markup Language)ベースの強調文書作成システム(HTML-based Collaborative Document System)52、J2EE(Java 2 Enterprise Edition)Webアプリケーション51などで構成している。これらには、Webコンテンツ管理システムであるWikiを使用することもできる。また、Webサーバ53は、図2に示すGUI提供部101に相当する。
また、タスク管理システム100の基本的な機能に関しては、従来のシステムと同じであるため、DB管理機能(データの格納、削除、参照、検索などの機能)などに位置するバックエンド(Back end)を、一般的なタスク管理システムのエンジン55(Workflow management system)で構成している。
また、タスクや関連情報(添付文書)を検索するための検索エンジンについても、一般的なクエリ(検索要求)に基づいた検索エンジン56(Search Engine)を用いて構成している。ここで言うタスク管理システムのエンジン55は、図2に示すワークフローエンジン104に相当し、検索エンジン56は、図2に示す検索エンジン105に相当する。
本実装においては、ユーザがWebブラウザ202、204を用いてタスク管理システム100にアクセスすることを想定しているため、ネットワーク上でのファイルへのアクセスを管理する必要がある。ここでは、NetDrive等のネットワーク上でのファイル管理システムを用いて本機能を実現することができる。
次に、システム階層構造のデータ層(Data layer)は、各種DBで構成され、管理されている。タスクインスタンスやタスクモデルと言ったタスクに関連する情報は、RDF(Resource Description Framework)リポジトリ59(RDF Repositories)として管理され、添付文書の情報と言った関連情報(添付文書)などは、文書リポジトリやインデックスサーバ60(Doc.Index)により管理される構成となっている。
RDFリポジトリ59は、図2に示すタスクモデルDB113及びタスクインスタンスDB114に相当し、文書リポジトリやインデックスサーバ60は、図2に示す関連情報DB113、文書DB114に相当する。
また、ユーザ情報や組織情報も同じくRDFリポジトリ59で管理されるため、図2に示す組織情報DB116もRDFリポジトリ59に含まれる。
その他の構成要素としては、システム管理者など権限を持ったユーザUによるシステム内のファイル・フォルダ管理するWebDAV(Distributed Authoring and Versioning protocol for the WWW)リポジトリ(WebDAV rep)61がある。また、ユーザのリソースに関する情報は、MySQL58データベースのテーブル上で管理される。
<タスク管理システムの主要機能構成について>
図5は、実施例1におけるタスク管理システム100の主要機能構成の一例を示すブロック図である。
図5に示すように、ユーザ端末PCは、入力手段301、表示手段302、指定手段303を含み、これらの機能はブラウザ201を用いて実現される。入力手段301は、タスクに関する情報を表示する表示画面から、タスクと、文書と、タスク−文書間の関係とについてユーザにより入力される。
例えば、タスクAの表示画面に入力情報、出力情報、参照情報の記入枠が表示され、入力情報の記入枠にユーザから文書BのURIが入力されると、文書BはタスクAに対して入力の関係にあることがわかる。
ここでは、記入枠に文書のURIを入力することで、タスク−文書間の関係を識別したが、システム内に既に保存されている文書を用いる場合は、文書リストを表示させ、文書を特定した後に入力、出力、参照を選択することでタスク−文書間の関係を識別するようにしてもよい。
次に、入力手段301は、タスクを識別する情報(タスクID)と、文書を識別する情報(文書ID)と、タスクの処理に対する文書の関係(タスク−文書間の関係)を示す関係情報とを、GUI提供部101を介して関連付け手段401に出力する。
表示手段302は、検索手段403により検索対象タスクに関連するタスク及び/又は文書を検索した場合、その検索結果についてGUI提供部101を介して表示する。
指定手段303は、検索結果が表示画面に表示されている場合、表示されているタスク及び/又は文書を指定する。これは、検索対象タスクに関連するタスク及び/又は文書がシステムにより検索されて提示された場合でも、実際は関連していないタスクや文書が表示されることがあるため、関連していないタスクや文書をシステムにフィードバックするために指定する。
次に、ネットワーク構築部110の主要機能について説明する。ネットワーク構築部110は、関連付け手段401、削除手段404、作成手段405を含む。関連付け手段401は、入力手段301からGUI提供部101を介して、タスクIDと、文書IDと、関係情報とを取得する。
次に、関連付け手段401は、タスクIDを用いて記憶手段402に格納されるタスクインスタンスDB116からタスクの格納場所を示すURI(Uniform Resource Identifier)を取得し、また、文書IDを用いて記憶手段402に格納される文書DB114から文書の格納場所を示すURIを取得する。なお、記憶手段402は、図2に示すDB112に相当する。
さらに、関連付け手段401は、関係情報に対応する重みを、記憶手段402に格納される関連情報DB113から取得する。関連付け手段401は、取得したタスクのURIと、文書のURIと、関係情報と、重みとを関連付けてタスク−文書間ネットワークテーブルに記憶する。タスク−文書間ネットワークテーブルは関連情報DB113に格納される。
ここで、タスク−文書間ネットワークテーブルについて説明する。図6は、タスク−文書間ネットワークの一例を示す図である。「D」は文書を表し、「T」はタスクを表している。図6に示すように、本システムではタスクと文書とがネットワークのように関係付けられている。図6に示すタスク−文書間ネットワークをデータテーブルに表したのが図7である。
図7は、タスク−文書間ネットワークテーブルの一例を示す図である。図7に示すように、図6に示すネットワークの関係に対して、タスクと文書間と関係情報(セマンティクス)と重みとが関連付けられて記憶される。
図7に示す重みについて説明する。以下の例における重みは、重みテーブルを参照して関係情報に対応して与えられる。図8は、関連情報DB113に格納される重みテーブルの一例を示す図である。図8に示す例では、「入力」と「出力」とは、「参照」よりもタスクに対して重要な関係を持つと考えられるため、「入力」と「出力」とに対応する重みは、「参照」に対応する重みよりも大きな値が与えられる。
なお、重みについては、「セマンティクス」に対応して与えられる以外にも、文書の参照数に対応して重みが与えられてもよい。いずれにしても、重みの値自体は、人手により与えられる。
ここで、図6に示すタスク−文書間ネットワークが構築された状態から、関連付け手段401が、タスク「T4」、文書「D5」、関係情報「出力」を入力手段301から取得したとする。
関連付け手段401は、タスクインスタンスDB116からタスク「T4」のURIを取得し、また、文書DB114から文書「D5」のURIを取得する。さらに、関連付け手段401は、関係情報「出力」を用いて関連情報DB113の重みテーブルから重み「1」を取得する。
次に、関連付け手段401によりタスク「T4」のURIと、文書「D5」のURIと、関係情報「出力」と、重み「1」とが関連付けられる。つまり、タスク−文書間ネットワークは図6に示す状態から図9に示す状態に変化する。図9は、更新されたタスク−文書間ネットワークの一例を示す図である。図9に示すように、タスク「T4」に文書「D5」が関連付けられている。
図10は、更新されたタスク−文書間ネットワークテーブルの一例を示す図である。図10は、図9に示すタスク−文書間ネットワークをデータテーブルで表している。図10に示すように、図7に示すタスク−文書間ネットワークテーブルの状態から、タスク「T4」のURIと、文書「D5」のURIと、関係情報「出力」と、重み「1」とが関係付けられて新たに追加されている。このようにして、タスクと文書間のネットワークは構築される。
次に、削除手段404、作成手段405を説明する前に、検索手段403について説明する。検索手段403は、検索エンジン105に相当し、タスクに関連するタスク及び/又は文書を検索する。このとき検索手段403は、図7や図10に示すようなタスク−文書間ネットワークテーブルを用いて検索を行なう。
まず検索手段403は、タスクと文書間の類似度を算出する。ここでいう類似度はユークリッド距離や正弦を用いた距離をいう。次に、図10に示すようなタスク−文書間のネットワークに含まれるタスクと文書の類似度であれば、重み値の逆数を類似度に乗算し、これを関連度とする。関連度は、単にテキストレベルでの類似度ではなく、ネットワーク(タスクと文書間、タスク間、又は文書間の関連性)を考慮した類似度を意味する。
また、検索手段403は、検索結果についてGUI提供部101を介して表示手段302に出力し、表示手段302は、検索結果を表示画面に表示する。表示画面に表示された検索結果から、ユーザが関連していないと思うタスク及び/又は文書を指定手段303により指定した場合、指定されたタスク及び/又は文書は、削除手段404に出力される。
削除手段406は、指定手段303により指定されたタスク及び/又は文書に対して、タスク−文書間ネットワークテーブルから削除する。タスク又は文書のデータ自体は、タスクインスタンスDB116又は文書DB114に保持されるが、この処理では指定手段303により指定されたタスク及び/又は文書と検索対象タスクとの関係のみを削除することに相当する。
つまり、図10に示す例を用いれば、タスク「T2」に関連する情報を検索して文書「D3」が検索結果として表示画面に表示されたが、ユーザが、文書「D3」はタスク「T2」に関連しないとして指定手段303を用いて指定した場合、図10に示されるタスク「T2」と文書「D3」とを含む行は削除されることになる。
作成手段405は、図7や図10に示されるようなタスク−文書間ネットワークテーブルからタスク又は文書を削除することにより、文書間ネットワークテーブル又はタスク間ネットワークテーブルを作成する。
まず、タスク間ネットワークテーブルを作成する場合について説明する。作成手段405は、図10に示すタスク−文書間ネットワークテーブルから文書を削除する場合、文書を通じたタスク間の関連を特定することにより、タスク間のネットワークテーブルを作成することができる。例えば、同じ文書に関連付けられているタスク間は関連があるとする。
このようにして作成されたタスク間ネットワークテーブルが図11に示すテーブルである。図11は、タスク間ネットワークテーブルの一例を示す図である。図11に示す例では、同じ文書を通して関連付けられたタスクの重みは「1」であり、タスク「T3」と「T4」とについては同じ文書を通して関連付けられていないため、重みは与えられない。
次に、文書間ネットワークテーブルを作成する場合について説明する。文書間ネットワークテーブルを作成する場合もタスク間ネットワークテーブルを作成する場合と同様である。つまり、タスク−文書間ネットワークテーブルから、タスクを削除する際、同じタスクを通して関連付けられている文書を特定することにより、文書間のネットワークテーブルを作成することができる。
図12は、文書間ネットワークテーブルの一例を示す図である。重みについては、タスク−文書間の重みを乗算することで求められる。例えば、文書「D2」と「D3」の重みは、タスク「T2」を介してのタスク「T2」と文書「D2」の重み「1」と、タスク「T2」と文書「D3」の重み「0.2」を乗算した「0.2」となる。つまり、文書間ネットワークの重みは、文書間に存在する重みを重畳することにより求められる。
間接的に関係がある文書間の重みは以下のようにして求められる。文書「d1」と「d3」とが「d2」を介して関係がある場合、「d1」と「d3」間の重みR(d1,d2,d3)は、
R(d1,d2,d3)=r(d1,d2)×r(d2,d3) ・・・式(1)
により求められる。r(dx,dy)は、図12に示すような2つの文書「dx」と「dy」間の重みである。例えばr(d1,d2)は「1」であり、r(d2,d3)は「0.2」とすると、「d1」と「d3」間の重みは、R(d1,d2,d3)=1×0.2=0.2となる。
この重みは、文書間の関連度、タスク間の関連度を算出するのに用いられる。つまり、文書間の類似度が算出された後に、この重みの逆数を類似度に乗算することで文書間の関連度が算出される。タスク間の関連度についても文書間の関連度と同様に算出できる。
以上のようにして、タスク管理システム100は、算出されたタスク−文書間の関連度、タスク間の関連度、文書間の関連度を用いて検索を行うことで、検索対象タスクに関連するタスク及び/又は文書をユーザに提示することができる。
<タスク−文書間のネットワーク構築処理について>
図13は、タスク−文書間のネットワーク(テーブル)を構築する処理の一例を示すシーケンス図である。ステップ101は、ユーザは、ブラウザ201とGUI提供部101を介して、「タスクAへ文書Bを入力として添付」として指示を出す。指示の出し方は、前述したように入力情報の記入枠に文書に関する情報(例えば、文書ID)を入力することで指示を出すことができる。ユーザが出した指示内容はタスク制御部106に入力される。
ステップ101に続いてステップ102に進み、タスク制御部106は、ネットワーク構築部110に対して、タスクAと文書Bについてネットワークの作成指示を出す。
ステップ102に続いてステップ103に進み、ネットワーク構築部110は、タスクインスタンスDB116に対して、タスクAのタスクIDなどを用いてURIの呼び出しを行なう。
ステップ103に続いてステップ104に進み、タスクインスタンスDB116は、タスクAのIDに基づいてタスクAのURIを特定する。ステップ104に続いてステップ105に進み、タスクインスタンスDB116は、特定したタスクAのURIをネットワーク構築部110に対して出力する。
ステップ105に続いてステップ106に進み、ネットワーク構築部110は、文書DB114に対して、タスク制御部106から取得した文書Bの文書IDなどを用いて文書BのURIの呼び出しを行なう。
ステップ106に続いてステップ107に進み、文書DB114は、文書Bの文書IDに基づいて文書BのURIを特定する。ステップ107に続いてステップ108に進み、文書DB114は、特定した文書BのURIをネットワーク構築部110に出力する。
ステップ108に続いてステップ109に進み、ネットワーク構築部110は、関連情報DB113に対して、タスク制御部106から取得した関係情報「入力」に対する重みの呼び出しを行なう。
ステップ109に続いてステップ110に進み、関連情報DB113は、重みテーブルを用いて関係情報「入力」の重みを特定する。ステップ110に続いてステップ111に進み、関連情報DB113は、ネットワーク構築部110に対して、特定した重みを出力する。
ステップ111に続いてステップ112に進み、ネットワーク構築部110は、関連情報DB113に対し、タスクのURIと、文書のURIと、関連情報「入力」と、重みとによりネットワークの構築を指示する。
ステップ112に続いてステップ113に進み、関連情報DB113は、タスク−文書間ネットワークテーブルに新たにタスクと文書間の関係を追加する。ステップ113に続いてステップ114に進み、関連情報DB113は、ネットワークテーブルの更新が終了したことを通知する。
ステップ114に続いてステップ115に進み、ネットワーク構築部110は、タスクインスタンスDBに格納されるタスクAのタスク情報に対して、文書BのURIの登録を行なう。
ステップ115に続いてステップ116に進み、タスクインスタンスDB116は、タスクAのタスク情報に文書BのURIを記憶して情報の更新を行なう。ステップ116に続いてステップ117に進み、タスクインスタンスDB116は、ネットワーク構築部110に対して、タスク情報の更新が終了したことを通知する。
ステップ117に続いてステップ118に進み、ネットワーク構築部110は、文書DB114に格納される文書Bの文書情報に対して、タスクAのURIの登録を行なう。
ステップ118に続いてステップ119に進み、文書DB114は、文書Bの文書情報にタスクAのURIを記憶して情報の更新を行なう。ステップ119に続いてステップ120に進み、文書DB114は、文書情報の更新が終了しことを通知する。
ステップ120に続いてステップ121に進み、ネットワーク構築部110は、タスク制御部106に対して、ネットワークの作成(構築)が完了したことを通知する。ステップ121に続いてステップ122に進み、タスク制御部106は、ユーザに対して、GUI提供部101とブラウザ201を介して、ネットワークの構築処理が完了したことを通知する。
以上、図13に示す処理を行うことにより、タスク−文書間のネットワークを新規に作成することができる。次に、既存のネットワークを用いてタスク−文書間のネットワークを構築する場合につい説明する。
図14は、既存のネットワークを用いてタスク−文書間のネットワークを構築する処理の一例を示す図である。図14に示す処理において、図13に示す処理と同様の処理は同じ符号を付し、その説明を省略する。
ステップ201において、タスク制御部106は、ネットワーク構築部110に対して、タスク−文書間のネットワークに文書Bを追加する指示を出す。以降の処理はステップ120まで図13に示す処理と同様である。
ステップ202において、ネットワーク構築部110は、タスク制御部106に対して、タスク−文書間のネットワークの更新が完了したことを通知する。
ここで、タスクAを含むネットワークが見つかった場合について説明する。ステップ203において、関連情報DB113は、タスクAを含むネットワークがあるか検索を行なう。ステップ203に続いてステップ204に進み、関連情報DB113は、タスクAを含むネットワークが見つかった場合、タスクAを含むタスク−文書間ネットワークに文書Bを登録する。
以上、図14に示す処理を行うことにより、既存のタスク−文書間ネットワークを更新することができる。
<タスクに関連する情報の検索処理について>
図15は、タスクAに関連する情報を検索する処理の一例を示す図である。図15に示す処理において、図13と同様の処理を行うものは同じ符号を付し、その説明を省略する。ステップ301において、ユーザは表示画面から検索対象のタスクを選択する。ここでは、タスクAを選択したとする。ユーザに選択されたタスクAは、ブラウザ201とGUI提供部101を介して、タスク制御部106に出力される。
ステップ301以降、ステップ105までは図13に示す処理と同様の処理を行う。ステップ302において、タスク制御部106は、ネットワーク構築部110に対して、タスクAを含むネットワークの検索を要求する。このとき、タスクAのURIを検索要求と共に通知する。
ステップ302に続いてステップ303に進み、ネットワーク構築部110は、関連情報DB113に対して、タスクAのURIに基づいてタスクAのネットワーク検索を要求する。
ステップ303に続いてステップ304に進み、関連情報DB113は、タスクAを含むネットワークを検索する。ステップ304に続いてステップ305に進み、関連情報DB113は、検索結果であるタスクAを含むネットワークに属するタスクのURIと文書のURIを、ネットワーク構築部110に出力する。
ステップ305に続いてステップ306に進み、ネットワーク構築部110は、関連情報DB113から取得したタスクAを含むネットワークに属するタスクのURIと文書のURIを、タスク制御部106に出力する。
ステップ306に続いてステップ307に進み、タスク制御部106は、ネットワーク構築部110から取得したタスクに関連するタスクの検索要求を、タスクインスタンスDB116に対して行なう。このとき、タスクのURIを検索要求と共に主力する。
ステップ307に続いてステップ308に進み、タスクインスタンスDB116は、取得したタスクのURIに対応するタスクを関連タスクとして検索を行なう。ステップ308に続いてステップ309に進み、タスクインスタンスDB116は、タスク制御部106に対して、検索結果である関連タスクの情報をリスト化した関連タスクリストを出力する。
ステップ309に続いてステップ310に進み、タスク制御部106は、文書DB114に対して、ネットワーク構築部110から取得した文書URIに基づいて関連文書の検索を要求する。
ステップ310に続いてステップ311に進み、文書DB114は、取得した文書URIに対応する文書を関連文書として検索を行なう。ステップ311に続いてステップ312に進み、文書DB114は、タスク制御部106に対して、検索結果である関連文書の情報をリスト化した関連文書リストを出力する。
ステップ312に続いてステップ313に進み、タスク制御部106は、タスクインスタンスDB116から取得した関連タスクリストと、文書DB114から取得した関連文書リストとをタスクAと共に、GUI提供部101とブラウザ201を介して、ユーザに提示する。
ここで、図16は、ユーザが選択したタスクに関連する情報を提示する表示画面の一例を示す図である。図16に示す例では、画面左側の「Task dd1」を選択した場合、画面右側で「Task dd1」に対応する関連文書が表示されている。
以上、図15に示す処理を行うことにより、タスクに関連する情報を検索する際、タスク−文書間ネットワークテーブルを用いることで、タスク−文書間の関係を考慮して検索対象タスクに関連する文書及び/又はタスクをユーザに提示することができる。
<検索結果に対するフィードバックについて>
図17は、検索結果に対するフィードバック処理の一例を示す図である。図17に示す処理において、図16と同様の処理を行うものは同じ符号を付し、その説明を省略する。検索結果を提示するまでは図16に示す処理と同様である。
ステップ401において、ユーザは、検索結果が表示されている表示画面から、検索対象タスクに関連しないと思われるタスクを指定する。指定については、マウスを用いて指定したいタスク上でクリックしたり、チェックボックスを用いて指定したいタスクにチェックをしたりすることで指定することができる。ここでは関連タスクCが指定されたとする。指定された関連タスクCは、ブラウザ201とGUI提供部101を介して、タスク制御部106に出力される。
ステップ401に続いてステップ402に進み、タスク制御部106は、ネットワーク構築部110に対して、関連タスクCをネットワークテーブルから削除する要求を行なう。ステップ402に続いてステップ403に進み、ネットワーク構築部110は、関連情報DB113に対して、関連タスクCをネットワークテーブルから削除するメッセージを出力する。
ステップ403に続いてステップ404に進み、関連情報DB113は、関連タスクCをネットワークテーブルから削除する。ネットワークテーブルから削除するとは、関連タスクと検索対象タスクとの関連付けを削除することを言う。つまり、関連タスクCとタスクAとの関連付けが削除される。
ステップ404に続いてステップ405に進み、関連情報DB113は、ネットワーク構築部110に対して、関連タスクCをネットワークテーブルから削除したことを通知する。
ステップ405に続いてステップ406に進み、ネットワーク構築部110は、タスク制御部106に対して、関連タスクCを削除したことを通知する。ステップ406に続いてステップ407に進み、タスク制御部106は、ユーザに対して、GUI提供部101とブラウザ201を介して、関連タスクCを削除したことを通知する。
以上、図17に示す処理を行うことにより、検索結果に対するフィードバックを行なうことで、次回の検索において、ユーザが関連しないと思うタスクが検索結果に含まれないため、ユーザの所望する検索結果が表示されるようになる。
なお、上記例では、ユーザが関連しないと思うタスクを指定するようにしたが、ユーザが関連すると思うタスクを指定するようにしてもよく、また、タスクだけでなく、文書やタスク及び文書を指定するようにしてもよい。
<タスク間ネットワークテーブルの作成処理について>
図18は、タスク間ネットワークテーブルを作成する処理の一例を示す図である。ステップ501において、タスク制御部106は、ネットワーク構築部110に対して、タスク間ネットワークテーブルを作成する指示を出す。
ステップ501に続いてステップ502に進み、ネットワーク構築部110は、関連情報DB113に対して、タスクAに関するタスク間ネットワークテーブルの作成を要求する。
ステップ502に続いてステップ503に進み、関連情報DB113は、タスクAを含むタスク−文書間ネットワークテーブルの検索を行なう。ステップ503に続いてステップ504に進み、関連情報DB113は、タスクAを含むタスク−文書間ネットワークテーブルから文書を削除してタスクAを含むタスク間ネットワークテーブルを作成し、記憶する。
ステップ504に続いてステップ505に進み、関連情報DB113は、ネットワーク構築部110に対して、タスク間ネットワークテーブルの作成が完了したことを通知する。
ステップ505に続いてステップ506に進み、ネットワーク構築部110は、タスク制御部106に対して、タスク間ネットワークテーブルの作成が完了したことを通知する。この処理により図11に示すようなタスク間ネットワークテーブルが作成される。
以上、図18に示す処理を行うことにより、タスク間ネットワークテーブルを用意に作成することができ、タスクに関連する情報を検索する際、同じ文書に関連付けられるタスクは、より関連が強いものとして検索結果の上位に表示することができる。
<文書間ネットワークテーブルの作成処理について>
図19は、文書間ネットワークテーブルを作成する処理の一例を示す図である。ステップ601において、タスク制御部106は、ネットワーク構築部110に対して、文書間ネットワークテーブルを作成する指示を出す。
ステップ601に続いてステップ602に進み、ネットワーク構築部110は、関連情報DB113に対して、文書Bに関する文書間ネットワークテーブルの作成を要求する。
ステップ602に続いてステップ603に進み、関連情報DB113は、文書Bを含むタスク−文書間ネットワークテーブルの検索を行なう。ステップ603に続いてステップ604に進み、関連情報DB113は、文書Bを含むタスク−文書間ネットワークテーブルからタスクを削除して文書Bを含む文書間ネットワークテーブルを作成し、記憶する。
ステップ604に続いてステップ605に進み、関連情報DB113は、ネットワーク構築部110に対して、文書間ネットワークテーブルの作成が完了したことを通知する。
ステップ605に続いてステップ606に進み、ネットワーク構築部110は、タスク制御部106に対して、文書間ネットワークテーブルの作成が完了したことを通知する。この処理により図12に示すような文書間ネットワークテーブルが作成される。なお、重みの算出については、前述したとおり、文書間に存在する重みの重畳により算出される。
以上、図19に示す処理を行うことにより、文書間ネットワークテーブルを用意に作成することができ、タスクに関連する情報を検索する際、同じタスクを関連付けられる文書は、より関連が強いものとして検索結果の上位に表示することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、実施例において説明した処理内容をプログラムとし、このプログラムをコンピュータに実行させて前述した処理をタスク管理システム及びタスク管理装置に実行させることも可能である。また、このプログラムを記録媒体に記録し、このプログラムが記録された記録媒体をコンピュータに読み取らせて、前述した処理をタスク管理システム及びタスク管理装置に実行させることも可能である。
実施例1に係るタスク管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図。 実施例1に係るタスク管理システムの主な構成の一例を示す図。 タスク情報のデータ構造の一例を示す図。 実施例1に係るタスク管理システムの実装例を示す図。 実施例1におけるタスク管理システムの主要機能構成の一例を示すブロック図。 タスク−文書間ネットワークの一例を示す図。 タスク−文書間ネットワークテーブルの一例を示す図。 関連情報DB113に格納される重みテーブルの一例を示す図。 更新されたタスク−文書間ネットワークの一例を示す図。 更新されたタスク−文書間ネットワークテーブルの一例を示す図。 タスク間ネットワークテーブルの一例を示す図。 文書間ネットワークテーブルの一例を示す図。 タスク−文書間のネットワークを構築する処理の一例を示すシーケンス図。 既存のネットワークを用いてタスク−文書間のネットワークを構築する処理の一例を示す図。 タスクAに関連する情報を検索する処理の一例を示す図。 ユーザが選択したタスクに関連する情報を提示する表示画面の一例を示す図。 検索結果に対するフィードバック処理の一例を示す図。 タスク間ネットワークテーブルを作成する処理の一例を示す図。 文書間ネットワークテーブルを作成する処理の一例を示す図。
符号の説明
100 タスク管理システム
11 制御部
12 主記憶部
13 補助記憶部
14 ネットワークI/F
15 外部記憶装置I/F
16 外部装置I/F
17 出力装置I/F
18 入力装置I/F
101 GUI
102 レンダリングエンジン
103 入出力制御部
104 ワークフローエンジン
105 検索エンジン
106 タスク制御部
107 タスク作成部
108 タスク実行部
109 推測エンジン
110 ネットワーク構築部
111 ワークフロー記録部
112 データベース
113 関連情報DB
114 文書DB
115 タスクモデルDB
116 タスクインスタンスDB
117 作業記録DB
118 組織情報DB
119 ユーザ情報DB
201 ブラウザ
301 入力手段
302 表示手段
303 指定手段
401 関連付け手段
402 記憶手段
403 検索手段
404 削除手段
405 作成手段

Claims (10)

  1. タスクに関連する情報を検索するタスク管理システムであって、
    前記タスクの処理に対する文書の関係を示す関係情報を用いて、前記タスクと前記文書とを関連付ける関連付け手段と、
    前記関連付け手段により関連付けられた前記タスクと、前記文書と、前記関係情報とを含む第1データテーブルを格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納される第1データテーブルに基づいて、検索対象タスクに関連するタスク及び/又は文書を検索する検索手段と
    を備えるタスク管理システム。
  2. 前記格納手段は、
    前記関係情報の重みをさらに含む前記第1データテーブルを格納する請求項1記載のタスク管理システム。
  3. 前記第1データテーブルに含まれるタスクは該タスクの格納場所を示すタスク格納情報であり、前記第1データテーブルに含まれる文書は該文書の格納場所を示す文書格納情報である請求項1又は2記載のタスク管理システム。
  4. 前記検索手段による検索結果に含まれるタスク及び/又は文書を指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定されたタスク及び/又は文書に対応する前記関係情報を前記第1データテーブルから削除する削除手段と
    をさらに備える請求項1乃至3いずれか一項に記載のタスク管理システム。
  5. 前記第1データテーブルに含まれるタスクを削除することにより、前記文書間が前記重みを用いて関連付けられた第3データテーブルを作成する作成手段と
    前記格納手段はさらに、
    前記作成手段により作成された第3データテーブルを格納する請求項2乃至4何れか一項に記載のタスク管理システム。
  6. 前記第1データテーブルに含まれる文書を削除することにより、前記タスク間が前記重みを用いて関連付けられた第4データテーブルを作成する作成手段と
    前記格納手段はさらに、
    前記作成手段により作成された第4データテーブルを格納する請求項2乃至4何れか一項に記載のタスク管理システム。
  7. 前記検索手段は、
    前記文書間の類似度と、前記第3データテーブルに含まれる重みとを用いて関連度を算出する算出手段を有し、
    前記算出手段により算出された関連度に基づいて検索を行なう請求項5記載のタスク管理システム。
  8. 前記検索手段は、
    前記タスク間の類似度と、前記第4データテーブルに含まれる重みとを用いて関連度を算出する算出手段を有し、
    前記算出手段により算出された関連度に基づいて検索を行なう請求項6記載のタスク管理システム。
  9. タスクに関連する情報を検索するタスク管理装置であって、
    前記タスクの処理に対する文書の関係を示す関係情報を用いて、前記タスクと前記文書とを関連付ける関連付け手段と、
    前記関連付け手段により関連付けられた前記タスクと、前記文書と、前記関係情報とを含む第1データテーブルを格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納される第1データテーブルに基づいて、検索対象タスクに関連するタスク及び/又は文書を検索する検索手段と
    を備えるタスク管理装置。
  10. タスクと、文書と、前記タスクの処理に対する前記文書の関係を示す関係情報とを含む第1データテーブルを格納する格納手段を備え、前記タスクに関連する情報を検索するタスク管理システムにおけるタスク検索方法であって、
    前記関係情報を用いて前記タスクと、前記文書とを関連付ける関連付けステップと、
    前記関連付けステップにより関連付けられた前記タスクと、前記文書と、前記関係情報とを前記第1データテーブルに記憶する記憶ステップと、
    前記格納手段に格納される第1データテーブルに基づいて、検索対象タスクに関連するタスク及び/又は文書を検索する検索ステップと
    を有するタスク検索方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104573988A (zh) * 2015-01-28 2015-04-29 数据堂(北京)科技股份有限公司 一种任务外包方法和系统
EP4027253A1 (en) * 2021-01-12 2022-07-13 Fujifilm Business Innovation Corp. Information processing apparatus and program

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