JP4846031B2 - 動作検証システム - Google Patents
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Description
図1(a)は、ポータルサイト第1画面300の画面図である。
参考技術1においては、ポータル・サイト「XYZ!」を対象とした動作テストについて説明する。ポータルサイト第1画面300は、エディットボックス302と検索リンク304を含む。検索リンク304は、「ウェブ」、「ブログ」、「画像」、「辞書」という4つのリンクを含む。ユーザがエディットボックス302に文字列を入力し、検索リンク304のうちのいずれかをマウス・クリックすると、入力文字列の検索が開始される。たとえば、エディットボックス302に文字列「液晶」と入力し、リンク「ウェブ」をマウス・クリックした場合、文字列「液晶」を含むウェブサイトが検索対象となる。エディットボックス302に文字列「液晶」と入力し、リンク「ブログ」をマウス・クリックした場合には、このポータル・サイトに開設されているブログ(Weblog)のうち、文字列「液晶」を含むブログページが検索対象となる。
ここでは、エディットボックス302に文字列「テスト」が入力され、リンク「辞書」がマウス・クリックされたとする。
ポータルサイト第1画面300にて、「テスト」を入力し、「辞書」をマウス・クリックすると、図1(b)に示すポータルサイト第2画面310が表示される。検索結果欄306には、このポータル・サイトが提供している「辞書」サービスにより、文字列「テスト」に関連する項目が羅列される。
ここで、検索結果欄306の1番上にあるリンク「テスト(test)」がマウス・クリックされたとする。
A1.ポータルサイト第1画面300のエディットボックス302に文字列「テスト」を入力する操作。
A2.ポータルサイト第1画面300の検索リンク304のうち、リンク「辞書」をマウス・クリックする操作。
A3.ポータルサイト第2画面310の検索結果欄306のうち、リンク「テスト(test)」をマウス・クリックする操作。
以下においては、上記A1〜A3の操作により実現される動作過程のことを、「辞書テスト」とよぶ。
HP社のQTPが導入されているクライアント端末を操作して、上記ポータル・サイトにアクセスし、A1〜A3の操作を実行した場合、QTPは図2に示すログ320を生成する。ログ320には、操作A1〜A3が所定フォーマットの符合文として記録される。
たとえば、操作A1は、
Browser("XYZ!").Page("XYZ!").WebEdit("p").Set"テスト"
という符号文にて表現される。これは、"XYZ!"というウェブ・サイト、"XYZ!"という名前のウェブページ、pという名前のエディットボックス(図1(a)、図1(b)に示すエディットボックス302に相当する)に対して、文字列「テスト」が入力されたことを意味している。
同様にして、操作A2は、
Browser("XYZ!").Page("XYZ!").Link("辞書").Click
操作A3は、
Browser("XYZ!").Page("XYZ!-すべての辞書-テスト").Link("テスト(test)").Click
という符号文にて表示される。参考技術1においては、QTPの文法に基づいて説明するが、符合文のフォーマットはこれに限られるものではない。
Browser("XYZ!").Page("XYZ!").WebEdit("p").Set"テスト"
に含まれる文字列「テスト」を別の文字列「テイスト」に変更し、
Browser("XYZ!").Page("XYZ!").WebEdit("p").Set"テイスト"
と書き換えてQTPに入力すれば、エディットボックス302への入力文字列だけ変更した同内容の辞書テストを自動実行できる。
しかし、ログ320を書き換えながら動作テストを実行するには、ログ320の文法に関してある程度の知識が必要である。また、ログ320の書き換えに際し、人為的なミスが発生する可能性がある。
ログ320により動作テストを実行する代わりに、ログ320と同等の内容をVB(Visual Basic)スクリプト等で記述することにより、テスト・プログラムを作成してもよい。図3に示すプログラム330は、図2のログ320を参照しつつ作成されたテスト・プログラムである。
たとえば、操作A1は、
WebEditSet(Browser("XYZ!").Page("XYZ!").WebEdit("p"),DataTable("p1,dtGlobalSheet")
というVB関数により表現される。WebEditSet関数の具体的なロジックは、同図中段に記述されている通りである。
d1.プログラムを作成する手間が新たに発生する。
d2.プログラム作成者によって、プログラムの内容が変化する。たとえば、プログラマP1が操作A1に対応して作成するWebEditSet関数と、プログラマP2が操作A1に対応して作成するWebEditSet関数は、関数名は同じでもロジックが同一になるとは限らない。また、プログラム自体にバグが混入する可能性がある。このため、プログラム330自体の信頼性を担保するための取り組みが必要となる。また、プログラム330には、例外処理等、動作テストとは直接関係しないロジックも必要であるが、全てのプログラマが例外処理まで考慮したロジックを実装するとは限らない。たとえば、図3に示すWebEditSet関数の場合、入力データが空文字の場合にも対応できるようにロジックが組まれているが、別のプログラマがWebEditSet関数を実装する場合には、こういった配慮が欠如するかもしれない。
結果として、プログラマのスキルが動作テストの内容・結果に影響を及ぼしやすくなってしまう。
本明細書のブロック図が示す各機能ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組み合わせによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。例えば、各機能ブロックは、コンピュータプログラムとして記録媒体に格納され、情報処理装置のハードディスクにインストールされ、適宜メインメモリに読み出されてプロセッサにより実行されてもよい。
動作検証装置100は、専用ハードウェアとして形成されてもよいし、ウェブブラウザなどのユーザインタフェースと連携するソフトウェア・モジュールとして形成されてもよい。
参考技術1の動作検証装置100とは、QTPのアドオンとして形成されるソフトウェア・モジュールであるとして説明する。
IF部110は、ユーザやQTPとのインタフェースを担当する。データ処理部130は、IF部110やデータ保持部140から取得されたデータを元にして各種のデータ処理を実行する。データ処理部130は、IF部110とデータ保持部140との間のインタフェースの役割も果たす。データ保持部140は、各種データを保持するための記憶領域である。
IF部110は、入力部112と出力部118を含む。入力部112はユーザやQTPからの入力処理を担当し、出力部118はユーザやQTPに対する出力処理を担当する。入力部112は、ログ取得部114と入力データ取得部116を含む。ログ取得部114は、QTPからログを取得する。入力データ取得部116は、入力データファイルを取得し、入力データファイルからプログラムに提供する入力データを取得する。入力データファイルの詳細については、図5や図9に関連して詳述する。
データ処理部130は、プログラム生成部132、プログラム実行部134およびテストケース登録部136を含む。プログラム生成部132は、動作テスト用のプログラムを自動的に生成する。プログラム実行部134は、生成されたプログラムを実行させる。参考技術1においては、QTPにプログラムを実行させる。テストケース登録部136は、実行セットをケースファイルに登録する。実行セットおよびケースファイルについては図10に関連して詳述する。
データ保持部140は、ログ保持部142、プログラム保持部144、入力データファイル保持部146、ケースファイル保持部148、関数保持部150および結果保持部152を含む。ログ保持部142は、ログを保持する。プログラム保持部144は、プログラムを保持する。入力データファイル保持部146は、入力データファイルを保持する。ケースファイル保持部148は、ケースファイルを保持する。関数保持部150は、動作テスト用のプログラムに登録される関数について、関数ライブラリを保持する。結果保持部152は、動作テストの結果を保持する。
まず、動作テストの対象となる機器を手動操作する。参考技術1においては、クライアント端末のウェブブラウザを操作して、ポータル・サイト「XYZ!」にアクセスする。QTPはログを生成し、ログ取得部114はQTPからログを取得する。各種符合文にはあらかじめ関数が対応づけられている。関数設定画面表示部120は、関数保持部150の関数ライブラリを読み出し、ログに含まれる各符号文に対応する関数を一覧表示させる(S1)。関数設定画面表示部120において、ユーザは、適宜、関数を追加・変更・削除できる。こうして、プログラムに含まれるべき関数が特定される。S1については、図7に関連して後に詳述する。
実行セット1:プログラムP1+入力データファイルF2
実行セット2:プログラムP2+入力データファイルF6
としてケースファイルに登録される。S4については、図10に関連して詳述する。
最後に、ケースファイルにしたがって、プログラムを実行する(S5)。上記例の場合には、プログラム実行部134は、実行セット1と実行セット2を連続実行させる。プログラム実行部134は、プログラムの実行結果、いいかえれば、テスト結果を結果保持部152に登録する。
ログ取得部114がログを取得すると、出力部118はログ画面200におけるログ表示領域202にログを画面表示させる。ユーザは、QTPのログをログ表示領域202にコピー&ペーストしてもよい。あるいは、出力部118は、ログ画面200の表示時において、QTPが生成したログ(ファイル)を取得し、ログ表示領域202に画面表示させてもよい。ユーザが実行ボタン204をマウス・クリックすると、次の図7に示す関数設定画面210が表示される。
プログラム生成部132は、ログに含まれる符号文について関数を特定し、関数設定画面210の関数欄214に特定した関数を一覧表示させる。番号欄212は実行順序、説明欄216は関数の概要説明、オブジェクト欄218は操作対象オブジェクト、パラメータ欄219はパラメータ名、入力値欄217は入力データを示す。
先述の操作A1を示す符合文、
Browser("XYZ!").Page("XYZ!").WebEdit("p").Set"テスト"
には、あらかじめ、WebEditSet関数が関数ライブラリにおいて対応づけられている。プログラム生成部132はログ320の1番目の符合文を読み出すと、関数保持部150の関数ライブラリを参照し、WebEditSet関数を特定する。操作A1が操作対象とするオブジェクトは、「Browser("XYZ!").Page("XYZ!")」のページであるため、オブジェクト欄218には、「Browser("XYZ!").Page("XYZ!")」が設定される。WebEditSet関数は、エディットボックスp(エディットボックス302)に設定される入力データを引数とする関数である。入力値欄217において、エディットボックスpに設定すべき入力データを設定することもできるが、関数設定画面210では入力データを登録しないものとして説明する。エディットボックスpに設定すべき入力データは、図9に関連して詳述する入力設定画面230にて設定される。
m1.GUI(Graphical User Interface)ベースで関数を選択するだけで、プログラムに含めたいロジックを選択できる。プログラムを作成するための手間がほとんどかからない。
m2.プログラムに含まれる関数は、関数ライブラリとして登録済みの関数であるため、作成者によってプログラムの品質がばらつきにくい。例外処理等の必要なロジックも、あらかじめ各関数に組み込まれている。
関数設定画面210において、プログラム作成ボタン211がマウス・クリックされると、プログラム生成部132がプログラムを生成し、プログラム画面表示部124はプログラム画面220におけるプログラム表示領域222にそのソースコードを表示させる。プログラムは、プログラム保持部144に保持される。
関数設定画面210において、入力データファイル作成ボタン213がマウス・クリックされると、入力設定画面表示部122は入力設定画面230を表示させる。関数設定画面210においては、パラメータpとqが定義されている。番号欄232は入力順序、変数欄234はパラメータpへの入力データ、変数欄236はパラメータqへの入力データを示す。入力設定画面230では、このパラメータpとqに代入する入力データを設定する。各入力データは、入力データファイルとして入力データファイル保持部146に保持される。
1.文字列「テスト」をエディットボックス302に入力して辞書を検索し、実行結果を示す画面に文字列「試験」が含まれているかを判定するテスト
2.文字列「test」をエディットボックス302に入力して辞書を検索し、実行結果を示す画面に文字列「試験」が含まれているかを判定するテスト
3.文字列「テストケース」をエディットボックス302に入力して辞書を検索し、実行結果を示す画面に文字列「試験」が含まれているかを判定するテスト
・・・のように、異なる入力データに基づく複数の辞書テストを連続実行できる。
関数設定画面210において、テストケース設定ボタン215がマウス・クリックされると、ケース設定画面表示部126はケース設定画面240を表示させる。番号欄244は実行順序、実行セット欄245は実行セットの概要、プログラム欄246は実行対象となるプログラム、入力データファイル欄247は入力データの抽出対象となる入力データファイルを示す。
ここでは、インターネット証券のウェブ・サイトを動作テストの対象として説明する。
テスト・シナリオの構成や入力データファイル等を少しずつ変化させることにより、動作テストのバリエーションを広げやすくなる。
動作検証装置100によれば、プログラムと入力データ、すなわち、処理とパラメータを分離できる。そして、そのためのプログラムをGUIベースの設定に基づき自動生成できる。これにより、プログラムに含めるロジックの多様性を確保しつつも、安定した品質のプログラムを簡易に生成できる。また、入力データファイルの内容を変更するだけで、動作テストの内容を変更できるため、動作テストのバリエーションを広げやすくなる。
参考技術2では、上記の参考技術1を改良した動作検証装置100を提案する。
まず、参考技術1における動作検証装置100と、参考技術2の動作検証装置100とを比較しつつ、参考技術2の動作検証装置100についてその概要を説明する。
テストケース1:
実行セット1:操作内容ファイルF01+入力データファイルF12
実行セット2:操作内容ファイルF02+入力データファイルF16
としてケースファイルに登録される。ケース設定画面240については、図18に関連して後述する。
2回目の繰り返しでは、ログイン2.xlsに記録された関数に対してログインデータ2.xlsの36行目のデータ「h_yamada」が渡される。そして、検索記入.xlsに記録された図15のNo1の関数に対して検索記入データ.xlsの2行目・氏名漢字のデータ「山田花子」が渡される。また、図15のNo2の関数に対して検索記入データ.xlsの2行目・氏名カナのデータ「ヤマダハナコ」が渡される。
3回目の繰り返しにおいても同様に、インクリメントされた行番号における入力データが各関数に渡されることになる。
以下、本発明の実施の形態を説明するが、まずその概要を説明する。
上記参考技術1および2では、単一の動作検証装置100が、ウェブページの自動試験に必要な全工程、すなわち操作内容ファイルの設定〜動作テスト用プログラムの実行を行った。この場合、動作検証装置100における動作環境等の制約により、効率のよい動作テストの実行が阻害される場合がある。本発明者は、効率のよい動作テストの実行が阻害される要因として、以下に示す3つの課題を認識した。
動作テストの自動実行中には動作検証装置100を操作することが困難であるため、動作テストの実行中にはその実行状況をユーザが確認できない。したがって、動作テストが一旦完了するまでは、実行時に発生したエラー等に対応するための作業を行うことができない。なお、本実施の形態における動作テストの実行状況とは、動作テストで規定された複数の操作それぞれの実行結果を示す情報であり、例えば、各操作におけるエラーの発生有無を示す情報であってもよい。また、ある操作に対して異常なレスポンスや、想定外のレスポンスが返されたことを示す情報であってもよい。
異なるOS(Operating System)や異なるウェブブラウザを搭載する複数の情報処理装置のそれぞれに対して、動作テスト用プログラムを実行させるための設定を施すことは煩雑である。また、ウェブページの画面スナップ等、動作テスト用プログラムの実行結果を証明するためのデータ(以下、「証左物」とも呼ぶ)を個々の装置から収集することも煩雑であり、ユーザの負担を増大させてしまう。
操作内容ファイル、入力データファイル、ケースファイル(以下、総称して「テスト制御用ファイル」とも呼ぶ)が特定のアプリケーションプログラムに依存する形式である場合、動作検証装置100の動作環境が制約されてしまう。例えば、テスト制御用ファイルの記録データにアクセスするために特定の表計算ソフトが前提環境となる場合、その表計算ソフトをインストールできない装置は動作検証装置100として機能しえなくなってしまう。その結果、動作検証装置100は、特定種類のOSやウェブブラウザが前提環境となり、様々なOS・ウェブブラウザ環境を網羅した試験が困難になってしまう。
図19は、第1実施形態の動作検証システムの構成を示す。動作検証システム1000は、試験対象装置402と、試験実行装置500で総称される第1の試験実行装置500a、第2の試験実行装置500b、第3の試験実行装置500cと、試験管理装置600とを備える。これらの装置は、LAN/WAN/インターネット等、公知の通信網を介して接続される。
図22は、第1実施形態の動作検証システム1000の動作を示すフローチャートである。同図では、1つの試験実行装置500を示しているが、第1の試験実行装置500a〜第3の試験実行装置500cは並行して同様の動作を行う。
図23は、第2実施形態の動作検証システムの構成を示す。第2実施形態の動作検証システム1000は、第1実施形態の動作検証システム1000に複数のユーザ端末700を加えた構成である。複数のユーザ端末700のそれぞれ(以下総称して、単に「ユーザ端末700」とも呼ぶ。)は、公知の通信網を介して試験管理装置600と接続される。
図24は、第2実施形態の動作検証システム1000の動作を示すフローチャートである。S40〜S42は、図22のS10〜S12と同じである。ユーザ端末700は、ユーザにより編集されたテスト制御用ファイルを試験管理装置600へアップロードする(S44)。そしてユーザ端末700は、ユーザからの動作テスト実行指示を試験管理装置600へ送信する(S46)。以降のS48〜S60は、図22のS14〜S26と同じである。ユーザ端末700は、テスト状況の確認要求を試験管理装置600へ送信し(S62)、試験管理装置600の試験情報取得部602は、テスト状況の通知要求を試験実行装置500のそれぞれへ送信する(S64)。試験実行装置500のテスト情報通知部514は、テスト状況を試験管理装置600へ送信する(S66)。
Claims (4)
- ウェブページを表示するウェブブラウザに対する操作に応じたウェブサーバの動作を確認するためのテスト・プログラムを実行する試験実行装置と、
前記テスト・プログラムの実行を管理する試験管理装置と、を備え、
前記試験管理装置は、
前記ウェブページに含まれるオブジェクトの識別情報と、前記オブジェクトをマウス・クリックする操作または前記オブジェクトに対するデータ入力操作で入力されたデータとの組み合わせが記録されたログを取得し、前記マウス・クリックする操作または前記データ入力操作を自動的に実行する処理がそれぞれ記述されたロジックが組み込まれた関数が記録される操作内容ファイルに対して、前記ログに記録された前記データ入力操作については前記ウェブページに含まれるオブジェクトの識別情報と前記オブジェクトに入力されたデータを記述した入力データファイル内の入力データを指定する識別子とを引数とする入力関数を記録し、前記ログに記録されたマウス・クリックする操作については各操作の操作対象であるオブジェクトの識別情報を引数とする関数を記録する操作記録部と、
前記操作内容ファイルとは異なるファイルであって、前記ウェブページへの入力データが記録された入力データファイルと、前記操作内容ファイルとを前記試験実行装置へ送信するファイル送信部と、を有し、
前記試験実行装置は、
前記操作内容ファイルに記録された関数を呼び出すコールステップを組み合わせたプログラムコードを設定することにより、前記ウェブページに対して実行された一連の操作を再現するためのテスト・プログラムを生成するプログラム生成部と、
前記入力データファイルから前記識別子で指定される入力データを取得して前記入力関数に渡すことにより、前記テスト・プログラムを実行させるプログラム実行部と、
前記テスト・プログラムの実行による前記ウェブサーバの動作結果を示す情報を前記試験管理装置へ通知するテスト状況通知部と、を有し、
前記試験管理装置は、前記ウェブサーバの動作結果の確認要求が受け付けられた際、前記試験実行装置から通知された前記ウェブサーバの動作結果を示す情報を出力するテスト状況提供部をさらに有することを特徴とする動作検証システム。 - 前記試験管理装置は、特定のアプリケーションプログラムに依存する形式の操作内容ファイルを、前記特定のアプリケーションプログラムに非依存の形式のファイルへ変換するファイル変換部をさらに有し、
前記試験管理装置のファイル送信部は、前記特定のアプリケーションプログラムを未搭載の試験実行装置へ、前記非依存の形式のファイルを前記操作内容ファイルとして送信し、
前記試験実行装置のプログラム生成部は、前記非依存の形式のファイルに記録されたデータにしたがってテスト・プログラムを生成することを特徴とする請求項1に記載の動作検証システム。 - 前記試験管理装置のファイル送信部は、前記ウェブサーバの動作確認の開始指示がユーザ端末から受け付けられた際、前記入力データファイルと前記操作内容ファイルとを前記試験実行装置へ送信し、
前記試験管理装置のテスト状況提供部は、前記ウェブサーバの動作結果の確認要求が前記ユーザ端末から受け付けられた際、前記試験実行装置から通知された前記ウェブサーバの動作結果を示す情報を前記ユーザ端末へ提供することを特徴とする請求項1または2に記載の動作検証システム。 - 前記テスト・プログラムの実行環境が互いに異なる複数の試験実行装置を備え、
前記試験管理装置のファイル送信部は、前記複数の試験実行装置のそれぞれに対して、前記入力データファイルと前記操作内容ファイルとを送信し、
前記試験管理装置のテスト状況提供部は、前記複数の試験実行装置のそれぞれから通知された前記ウェブサーバの動作結果を示す情報を一括して出力することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の動作検証システム。
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