JP4903279B2 - 動作検証装置、動作検証方法、および動作検証プログラム - Google Patents

動作検証装置、動作検証方法、および動作検証プログラム Download PDF

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Description

この発明は、製品の動作をテストするための技術に関する。
製品品質を保証する上で、製品出荷前の動作テストは不可欠である。一般的には、テスト・エンジニアが製品を手動操作し、その操作結果を確認することにより動作テストを実行することが多い。しかし、操作バリエーションが豊富な多機能製品の場合、手動による動作テストには限界がある。
そこで、テスト・プログラムで動作テストを自動実行することにより、動作テストの省力化を図ることも多い。たとえば、HP(Hewlett-Packard)社が提供する自動機能テストツール「QTP(Quick Test Professional)」は、ユーザが自作したテスト・プログラムを実行することにより、動作テストを自動化する。
特開2004−227396号公報
ERP(Enterprise Resource Planning)パッケージを導入して経営効率の向上を図る企業では、そのERPパッケージに組み込まれて動作するアプリケーションの動作テストを効率的に実行したいというニーズがあると本発明者は考えた。しかし、ERPパッケージに組み込まれたアプリケーションの動作テストを効率的に実行するための具体的な方法はこれまで十分に提案されてこなかった。
本発明は、本発明者の上記課題認識に基づいて完成された発明であり、その主たる目的は、ERPパッケージに組み込まれて動作するアプリケーションの動作テストを効率的に実行するための技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の動作検証装置は、ERPパッケージに組み込まれて動作するアプリケーションについて、その動作確認のためのテスト・プログラムを実行させる装置であって、アプリケーションに対して実行された一連の操作の内容を示すログを取得するログ取得部と、各種操作を実現するためのロジックが組み込まれた複数種類の関数のうちログに記録された操作に対応する関数を選択し、アプリケーションへのデータ入力操作についてはアプリケーションへの入力データを取得するためのインタフェースを備える入力関数を選択することにより、一連の操作を再現するためのテスト・プログラムを生成するプログラム生成部と、入力関数に渡すべき入力データを取得する入力データ取得部と、取得された入力データに基づいて一連の操作を実行したときの動作確認のために、取得された入力データを入力関数に渡してテスト・プログラムを実行させるプログラム実行部と、を備える。
本発明の別の態様は、動作検証方法である。この方法は、ERPパッケージに組み込まれて動作するアプリケーションについて、その動作確認のためのテスト・プログラムを実行させる装置により実行される方法であって、アプリケーションに対して実行された一連の操作の内容を示すログを取得するステップと、各種操作を実現するためのロジックが組み込まれた複数種類の関数のうちログに記録された操作に対応する関数を選択し、アプリケーションへのデータ入力操作についてはアプリケーションへの入力データを取得するためのインタフェースを備える入力関数を選択することにより、一連の操作を再現するためのテスト・プログラムを生成するステップと、入力関数に渡すべき入力データを取得するステップと、取得された入力データに基づいて一連の操作を実行したときの動作確認のために、取得された入力データを入力関数に渡してテスト・プログラムを実行させるステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、方法、システム、プログラム、プログラムを格納した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ERPパッケージに組み込まれて動作するアプリケーションの動作テストを効率的に実行できる。
ポータルサイト第1画面の画面図である。 ポータルサイト第2画面の画面図である。 辞書テストを実行したときのログを示す図である。 辞書テストを実行するためのプログラムを示す図である。 動作検証装置の機能ブロック図である。 ログを取得して動作テストを実行するまでの概要図である。 ログ画面の画面図である。 関数設定画面の画面図である。 プログラム画面の画面図である。 入力設定画面の画面図である。 ケース設定画面の画面図である。 参考技術1の動作検証装置と参考技術2の動作検証装置とのそれぞれにおける構成の概要を示す図である。 参考技術1の動作検証装置と参考技術2の動作検証装置とのそれぞれにおける動作の概要を示す図である。 参考技術2の動作検証装置の機能構成を示すブロック図である。 参考技術2において、ユーザのデータ入力操作を検出して動作テストを実行するまでの概要図である。 参考技術2における関数設定画面の画面図である。 参考技術2における関数設定画面の画面図である。 参考技術2における入力設定画面の画面図である。 参考技術2におけるケース設定画面の画面図である。 実施の形態の動作テストにおけるシステムアーキテクチャを示す図である。 図19をより詳細に示す図である。 実施の形態のプログラム実行部の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態の動作検証装置においてユーザが設定可能な関数の例を示す図である。 GUIコンポーネントの表示画面を示す図である。 GUIコンポーネントの表示画面を示す図である。 ステータスメッセージの照合結果を示す図である。
本実施の形態の動作検証システムについて説明する前に、その前提となる動作検証装置に係る参考技術1および2について説明する。
(参考技術1)
図1(a)は、ポータルサイト第1画面300の画面図である。
参考技術1においては、ポータル・サイト「XYZ!」を対象とした動作テストについて説明する。ポータルサイト第1画面300は、エディットボックス302と検索リンク304を含む。検索リンク304は、「ウェブ」、「ブログ」、「画像」、「辞書」という4つのリンクを含む。ユーザがエディットボックス302に文字列を入力し、検索リンク304のうちのいずれかをマウス・クリックすると、入力文字列の検索が開始される。たとえば、エディットボックス302に文字列「液晶」と入力し、リンク「ウェブ」をマウス・クリックした場合、文字列「液晶」を含むウェブサイトが検索対象となる。エディットボックス302に文字列「液晶」と入力し、リンク「ブログ」をマウス・クリックした場合には、このポータル・サイトに開設されているブログ(Weblog)のうち、文字列「液晶」を含むブログページが検索対象となる。
ここでは、エディットボックス302に文字列「テスト」が入力され、リンク「辞書」がマウス・クリックされたとする。
図1(b)は、ポータルサイト第2画面310の画面図である。
ポータルサイト第1画面300にて、「テスト」を入力し、「辞書」をマウス・クリックすると、図1(b)に示すポータルサイト第2画面310が表示される。検索結果欄306には、このポータル・サイトが提供している「辞書」サービスにより、文字列「テスト」に関連する項目が羅列される。
ここで、検索結果欄306の1番上にあるリンク「テスト(test)」がマウス・クリックされたとする。
上記過程においては、以下に示す3つの操作がなされている。
A1.ポータルサイト第1画面300のエディットボックス302に文字列「テスト」を入力する操作。
A2.ポータルサイト第1画面300の検索リンク304のうち、リンク「辞書」をマウス・クリックする操作。
A3.ポータルサイト第2画面310の検索結果欄306のうち、リンク「テスト(test)」をマウス・クリックする操作。
以下においては、上記A1〜A3の操作により実現される動作過程のことを、「辞書テスト」とよぶ。
図2は、辞書テストを実行したときのログ320を示す図である。
HP社のQTPが導入されているクライアント端末を操作して、上記ポータル・サイトにアクセスし、A1〜A3の操作を実行した場合、QTPは図2に示すログ320を生成する。ログ320には、操作A1〜A3が所定フォーマットの符合文として記録される。
たとえば、操作A1は、
Browser("XYZ!").Page("XYZ!").WebEdit("p").Set"テスト"
という符号文にて表現される。これは、"XYZ!"というウェブ・サイト、"XYZ!"という名前のウェブページ、pという名前のエディットボックス(図1(a)、図1(b)に示すエディットボックス302に相当する)に対して、文字列「テスト」が入力されたことを意味している。
同様にして、操作A2は、
Browser("XYZ!").Page("XYZ!").Link("辞書").Click
操作A3は、
Browser("XYZ!").Page("XYZ!-すべての辞書-テスト").Link("テスト(test)").Click
という符号文にて表示される。参考技術1においては、QTPの文法に基づいて説明するが、符合文のフォーマットはこれに限られるものではない。
QTPは、ログ320の符合文を解釈しながら、符合文により表現される操作を再現実行できる。このため、いったんログ320を生成すれば、同一内容の辞書テストを何度でも繰り返し実行できる。また、ログ320の一部を書き換えれば、手動操作時とは異なる内容にて辞書テストを実行できる。たとえば、
Browser("XYZ!").Page("XYZ!").WebEdit("p").Set"テスト"
に含まれる文字列「テスト」を別の文字列「テイスト」に変更し、
Browser("XYZ!").Page("XYZ!").WebEdit("p").Set"テイスト"
と書き換えてQTPに入力すれば、エディットボックス302への入力文字列だけ変更した同内容の辞書テストを自動実行できる。
しかし、ログ320を書き換えながら動作テストを実行するには、ログ320の文法に関してある程度の知識が必要である。また、ログ320の書き換えに際し、人為的なミスが発生する可能性がある。
図3は、辞書テストを実行するためのプログラム330を示す図である。
ログ320により動作テストを実行する代わりに、ログ320と同等の内容をVB(Visual Basic)スクリプト等で記述することにより、テスト・プログラムを作成してもよい。図3に示すプログラム330は、図2のログ320を参照しつつ作成されたテスト・プログラムである。
たとえば、操作A1は、
WebEditSet(Browser("XYZ!").Page("XYZ!").WebEdit("p"),DataTable("p1,dtGlobalSheet")
というVB関数により表現される。WebEditSet関数の具体的なロジックは、同図中段に記述されている通りである。
プログラム330、文字列「テスト」のような入力データをプログラム330中に含まない点においてログ320と異なる。代わりに、WebEditSet関数は、dtGlobalSheetとして表現されるファイル(以下、「入力データファイル」とよぶ)から入力データを受け取る。すなわち、ロジックと入力データが分離されることになる。入力データファイルの書き換えや取り替えにより、さまざまな入力データに基づいて同一ロジックの辞書テストを実行できる。手動による動作テストやログ320による動作テストに比べて、プログラム330による動作テストは、入力データのバリエーションを増やしやすいというメリットがある。
ただし、プログラム330による動作テストには、以下の問題点がある。
d1.プログラムを作成する手間が新たに発生する。
d2.プログラム作成者によって、プログラムの内容が変化する。たとえば、プログラマP1が操作A1に対応して作成するWebEditSet関数と、プログラマP2が操作A1に対応して作成するWebEditSet関数は、関数名は同じでもロジックが同一になるとは限らない。また、プログラム自体にバグが混入する可能性がある。このため、プログラム330自体の信頼性を担保するための取り組みが必要となる。また、プログラム330には、例外処理等、動作テストとは直接関係しないロジックも必要であるが、全てのプログラマが例外処理まで考慮したロジックを実装するとは限らない。たとえば、図3に示すWebEditSet関数の場合、入力データが空文字の場合にも対応できるようにロジックが組まれているが、別のプログラマがWebEditSet関数を実装する場合には、こういった配慮が欠如するかもしれない。
結果として、プログラマのスキルが動作テストの内容・結果に影響を及ぼしやすくなってしまう。
図4は、動作検証装置100の機能ブロック図である。
本明細書のブロック図が示す各機能ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組み合わせによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。例えば、各機能ブロックは、コンピュータプログラムとして記録媒体に格納され、情報処理装置のハードディスクにインストールされ、適宜メインメモリに読み出されてプロセッサにより実行されてもよい。
動作検証装置100は、専用ハードウェアとして形成されてもよいし、ウェブブラウザなどのユーザインタフェースと連携するソフトウェア・モジュールとして形成されてもよい。
参考技術1の動作検証装置100とは、QTPのアドオンとして形成されるソフトウェア・モジュールであるとして説明する。
動作検証装置100は、IF(インタフェース)部110、データ処理部130およびデータ保持部140を含む。
IF部110は、ユーザやQTPとのインタフェースを担当する。データ処理部130は、IF部110やデータ保持部140から取得されたデータを元にして各種のデータ処理を実行する。データ処理部130は、IF部110とデータ保持部140との間のインタフェースの役割も果たす。データ保持部140は、各種データを保持するための記憶領域である。
IF部110:
IF部110は、入力部112と出力部118を含む。入力部112はユーザやQTPからの入力処理を担当し、出力部118はユーザやQTPに対する出力処理を担当する。入力部112は、ログ取得部114と入力データ取得部116を含む。ログ取得部114は、QTPからログを取得する。入力データ取得部116は、入力データファイルを取得し、入力データファイルからプログラムに提供する入力データを取得する。入力データファイルの詳細については、図5や図9に関連して詳述する。
出力部118は、関数設定画面表示部120、入力設定画面表示部122、プログラム画面表示部124およびケース設定画面表示部126を含む。関数設定画面表示部120は、図7に示す関数設定画面210を表示させる。入力設定画面表示部122は、図9に示す入力設定画面230を表示させる。プログラム画面表示部124は、図8に示すプログラム画面220を表示させる。ケース設定画面表示部126は、図10に示すケース設定画面240を表示させる。
データ処理部130:
データ処理部130は、プログラム生成部132、プログラム実行部134およびテストケース登録部136を含む。プログラム生成部132は、動作テスト用のプログラムを自動的に生成する。プログラム実行部134は、生成されたプログラムを実行させる。参考技術1においては、QTPにプログラムを実行させる。テストケース登録部136は、実行セットをケースファイルに登録する。実行セットおよびケースファイルについては図10に関連して詳述する。
データ保持部140:
データ保持部140は、ログ保持部142、プログラム保持部144、入力データファイル保持部146、ケースファイル保持部148、関数保持部150および結果保持部152を含む。ログ保持部142は、ログを保持する。プログラム保持部144は、プログラムを保持する。入力データファイル保持部146は、入力データファイルを保持する。ケースファイル保持部148は、ケースファイルを保持する。関数保持部150は、動作テスト用のプログラムに登録される関数について、関数ライブラリを保持する。結果保持部152は、動作テストの結果を保持する。
図5は、参考技術1において、ログを取得して動作テストを実行するまでの概要図である。
まず、動作テストの対象となる機器を手動操作する。参考技術1においては、クライアント端末のウェブブラウザを操作して、ポータル・サイト「XYZ!」にアクセスする。QTPはログを生成し、ログ取得部114はQTPからログを取得する。各種符合文にはあらかじめ関数が対応づけられている。関数設定画面表示部120は、関数保持部150の関数ライブラリを読み出し、ログに含まれる各符号文に対応する関数を一覧表示させる(S1)。関数設定画面表示部120において、ユーザは、適宜、関数を追加・変更・削除できる。こうして、プログラムに含まれるべき関数が特定される。S1については、図7に関連して後に詳述する。
次に、このプログラムに供給すべき入力データを設定する(S2)。設定内容は、入力データファイルとして登録される。S2については、図9に関連して後に詳述する。S1で設定された関数群からプログラムを自動生成する(S3)。S3については、図8に関連して後に詳述する。
次に、複数種類のプログラムおよび複数種類の入力データファイルから、プログラムと入力データファイルの組合せを「実行セット」として登録する。実行セットは複数個登録することもできる(S4)。設定内容は、ケースファイルとして登録される。たとえば、プログラムP1を入力データファイルF2に基づいて実行したあと、プログラムP2を入力データファイルF6に基づいて実行させたい場合、
実行セット1:プログラムP1+入力データファイルF2
実行セット2:プログラムP2+入力データファイルF6
としてケースファイルに登録される。S4については、図10に関連して詳述する。
最後に、ケースファイルにしたがって、プログラムを実行する。上記例の場合には、プログラム実行部134は、実行セット1と実行セット2を連続実行させる。プログラム実行部134は、プログラムの実行結果、いいかえれば、テスト結果を結果保持部152に登録する。
図6は、ログ画面200の画面図である。
ログ取得部114がログを取得すると、出力部118はログ画面200におけるログ表示領域202にログを画面表示させる。ユーザは、QTPのログをログ表示領域202にコピー&ペーストしてもよい。あるいは、出力部118は、ログ画面200の表示時において、QTPが生成したログ(ファイル)を取得し、ログ表示領域202に画面表示させてもよい。ユーザが実行ボタン204をマウス・クリックすると、次の図7に示す関数設定画面210が表示される。
図7は、関数設定画面210の画面図である。
プログラム生成部132は、ログに含まれる符号文について関数を特定し、関数設定画面210の関数欄214に特定した関数を一覧表示させる。番号欄212は実行順序、説明欄216は関数の概要説明、オブジェクト欄218は操作対象オブジェクト、パラメータ欄219はパラメータ名、入力値欄217は入力データを示す。
先述の操作A1を示す符合文、
Browser("XYZ!").Page("XYZ!").WebEdit("p").Set"テスト"
には、あらかじめ、WebEditSet関数が関数ライブラリにおいて対応づけられている。プログラム生成部132はログ320の1番目の符合文を読み出すと、関数保持部150の関数ライブラリを参照し、WebEditSet関数を特定する。操作A1が操作対象とするオブジェクトは、「Browser("XYZ!").Page("XYZ!")」のページであるため、オブジェクト欄218には、「Browser("XYZ!").Page("XYZ!")」が設定される。WebEditSet関数は、エディットボックスp(エディットボックス302)に設定される入力データを引数とする関数である。入力値欄217において、エディットボックスpに設定すべき入力データを設定することもできるが、関数設定画面210では入力データを登録しないものとして説明する。エディットボックスpに設定すべき入力データは、図9に関連して詳述する入力設定画面230にて設定される。
ログ320には操作A1〜A3に対応して3つの符合文が含まれているため、プログラム生成部132は3つの関数を特定する。ユーザは、関数設定画面210にて、関数を追加・削除・変更してもよい。図7における4番目のTextCheck関数と5番目のWebScreenCapture関数は、ユーザが追加選択した関数である。
TextCheck関数は、表示中のウェブページにおいて、変数qに代入される文字列が含まれているかを判定する関数である。WebScreenCapture関数は、表示中のウェブページを画面キャプチャする関数である。動作テストの結果を証跡管理する上で、WebScreenCapture関数は便利な関数である。このように、関数ライブラリには、WebEditSet関数のようにユーザの操作に対応した関数だけでなく、TestCheck関数のように動作テストを補助・支援するための関数も用意されている。ユーザは、関数ライブラリから所望の関数を選択するだけで、動作テストに含めたいロジックを設定できる。
テストケース設定ボタン215がクリックされると、図10のケース設定画面240が表示される。入力データファイル作成ボタン213がクリックされると、図9の入力設定画面230が表示される。プログラム作成ボタン211がクリックされると、図8のプログラム画面220が表示される。
参考技術1の動作検証装置100には、以下のメリットがある。
m1.GUI(Graphical User Interface)ベースで関数を選択するだけで、プログラムに含めたいロジックを選択できる。プログラムを作成するための手間がほとんどかからない。
m2.プログラムに含まれる関数は、関数ライブラリとして登録済みの関数であるため、作成者によってプログラムの品質がばらつきにくい。例外処理等の必要なロジックも、あらかじめ各関数に組み込まれている。
図8は、プログラム画面220の画面図である。
関数設定画面210において、プログラム作成ボタン211がマウス・クリックされると、プログラム生成部132がプログラムを生成し、プログラム画面表示部124はプログラム画面220におけるプログラム表示領域222にそのソースコードを表示させる。プログラムは、プログラム保持部144に保持される。
図9は、入力設定画面230の画面図である。
関数設定画面210において、入力データファイル作成ボタン213がマウス・クリックされると、入力設定画面表示部122は入力設定画面230を表示させる。関数設定画面210においては、パラメータpとqが定義されている。番号欄232は入力順序、変数欄234はパラメータpへの入力データ、変数欄236はパラメータqへの入力データを示す。入力設定画面230では、このパラメータpとqに代入する入力データを設定する。各入力データは、入力データファイルとして入力データファイル保持部146に保持される。
たとえば、プログラム330に、図9に示す形式の入力データファイルを与えると、
1.文字列「テスト」をエディットボックス302に入力して辞書を検索し、実行結果を示す画面に文字列「試験」が含まれているかを判定するテスト
2.文字列「test」をエディットボックス302に入力して辞書を検索し、実行結果を示す画面に文字列「試験」が含まれているかを判定するテスト
3.文字列「テストケース」をエディットボックス302に入力して辞書を検索し、実行結果を示す画面に文字列「試験」が含まれているかを判定するテスト
・・・のように、異なる入力データに基づく複数の辞書テストを連続実行できる。
図10は、ケース設定画面240の画面図である。
関数設定画面210において、テストケース設定ボタン215がマウス・クリックされると、ケース設定画面表示部126はケース設定画面240を表示させる。番号欄244は実行順序、実行セット欄245は実行セットの概要、プログラム欄246は実行対象となるプログラム、入力データファイル欄247は入力データの抽出対象となる入力データファイルを示す。
ここでは、インターネット証券のウェブ・サイトを動作テストの対象として説明する。
同図においては、1.ログイン、2.ニュースチェック、3.株売り、4.債券売り、5.住所変更、6.ログアウトという6つの実行セットが登録されている。まず、QTPは、プログラム「login.vbs」から「login」プロジェクトを生成する。ここでいう「プロジェクト」とは、QTPの実行形式ファイル群を含むディレクトリである。QTPは「login」プロジェクトを入力として、login.vbsとlogin.xlsに定義された処理を実行する。ユーザが実行ボタン248をマウス・クリックすると、最初に、実行セット「ログイン」の「login」プロジェクトが実行される。1番目の実行セット「ログイン」が完了すると、実行セット「ニュースチェック」として、「ncheck」プロジェクトが実行される。
このように、実行ボタン248がマウス・クリックされると、1.ログイン、2.ニュースチェック、3.株売り、4.債券売り、5.住所変更、6.ログアウトという6つの実行セットが連続実行される。これにより、「ログインして、ニュースをチェックした後、手持ち株と手持ち債券の売りを指示し、住所変更をした上で、ログアウトする」というテスト・シナリオに基づく動作テストを自動化できる。
ユーザは、ケース設定画面240において自由にテスト・シナリオを作ることができる。たとえば、実行セット「株売り」の代わりに実行セット「株買い」を登録してもよいし、実行セット「株売り」の入力データファイルとして「stock1.xls」ではなく別の入力データファイルを登録してもよい。ケース設定画面240において登録されたテスト・シナリオはケースファイルとして記録され、ケースファイル保持部148に保持される。
テスト・シナリオの構成や入力データファイル等を少しずつ変化させることにより、動作テストのバリエーションを広げやすくなる。
以上、参考技術1の動作検証装置100を説明した。
動作検証装置100によれば、プログラムと入力データ、すなわち、処理とパラメータを分離できる。そして、そのためのプログラムをGUIベースの設定に基づき自動生成できる。これにより、プログラムに含めるロジックの多様性を確保しつつも、安定した品質のプログラムを簡易に生成できる。また、入力データファイルの内容を変更するだけで、動作テストの内容を変更できるため、動作テストのバリエーションを広げやすくなる。
更に、実行セットをケースファイルに登録してテスト・シナリオを作ることにより、既存のプログラムを組合せながら、さまざまな状況における動作テストを実現できる。また、WebEditSet関数のようなテスト対象機器を操作するための関数だけでなく、WebScreenCapture関数のような動作テストを支援するための関数を用意しておくことにより、動作テストの効率や信頼性をいっそう向上させやすくなる。
(参考技術2)
参考技術2では、上記の参考技術1を改良した動作検証装置100を提案する。
まず、参考技術1における動作検証装置100と、参考技術2の動作検証装置100とを比較しつつ、参考技術2の動作検証装置100についてその概要を説明する。
図11は、参考技術1の動作検証装置100と参考技術2の動作検証装置100とのそれぞれにおける構成の概要を示す。図11(a)が示すように、参考技術1の動作検証装置100は、動作テストの実行エンジンであるQTPモジュール102と、QTPモジュール102を使用したウェブサーバ400の動作テストを効率化するためのラッパーモジュール104とを備えた。このラッパーモジュール104には、図4で示した各機能ブロックが含まれる。
図11(a)において、ユーザは、QTPモジュール102を介して、動作確認の対象装置であるウェブサーバ400を操作する(S100)。ラッパーモジュール104は、その操作内容が記録されたログをQTPモジュール102から取得して、関数設定画面210をユーザに提供した(S102)。ユーザは、動作テスト実行の際、QTPモジュールが読み込み可能な動作テスト用プログラムをラッパーモジュール104において生成させ、QTPモジュール102にそのプログラムを実行させた(S104)。
これに対して、図11(b)が示すように、参考技術2の動作検証装置100は、動作テストの実行エンジンの機能とラッパーモジュール104の機能とが統合された統合検証モジュール106を備える。ユーザが統合検証モジュール106を介してウェブサーバ400を操作すると(S200)、統合検証モジュール106はその操作内容を逐次検出して関数設定画面210のデータを設定し、関数設定画面210をユーザに提供する(S202)。ユーザは、動作テスト実行の際、統合検証モジュール106において動作テスト用プログラムを生成させて実行させる(S204)。
図12は、参考技術1の動作検証装置100と参考技術2の動作検証装置100とのそれぞれにおける動作の概要を示す。図12(a)は、参考技術1の動作検証装置100における動作の概要を示している。ユーザはウェブサーバ400に対するデータ入力操作を実行し(S110)、QTPモジュール102はその操作内容が記録されたログを出力する(S112)。ユーザはそのログのデータをQTPモジュール102の所定の入力エリアにコピーする(S114)。ラッパーモジュール104は所定の入力エリアに設定されたログのデータに基づいて関数設定画面を設定して表示させ(S116)、ユーザはその関数設定画面を介して追加・変更すべき関数・入力データを設定する(S118)。
ラッパーモジュール104は、関数設定画面のデータに基づいて、動作テストのためのQTP用プログラムを生成する(S120)。ユーザは、QTP用プログラムをQTPモジュール102の所定の入力エリアにコピーする(S122)。ユーザは、ケース設定画面において、QTP用プログラムと入力データファイルとをセットとして指定した動作テストのシナリオを設定する(S124)。ラッパーモジュール104は、そのシナリオに基づいて、QTP用プログラムと入力データファイルのセットをQTPモジュール102に渡して、セット毎に動作テストを実行させる(S126)。
図12(b)は、参考技術2の動作検証装置100における動作の概要を示している。ユーザは、ウェブサーバ400に対するデータ入力操作を実行する(S210)。統合検証モジュール106は、そのデータ入力操作を逐次検出して、データ入力操作に対応する関数を操作内容ファイルに記録し、その操作内容ファイルの記録データを関数設定画面において表示する(S212)。ユーザは、その関数設定画面を介して追加・変更すべき関数・入力データを操作内容ファイルに設定する(S214)。そしてユーザは、ケース設定画面において、操作内容ファイルと入力データファイルとをセットとして指定した動作テストのシナリオを設定する(S216)。統合検証モジュール106は、そのシナリオに基づいて、シナリオ内の1以上のセットを集約した動作テスト用プログラムを生成して実行する(S218)。
このように、参考技術1の動作検証装置100では、QTPモジュール102とラッパーモジュール104とが分離していた。したがって、両モジュールを連係させるために、ユーザ自身が仲介作業を実行する必要があった。また、ラッパーモジュール104はシナリオ内のセット毎にQTPモジュール102をコールして、テスト用プログラムをセット毎に実行させる必要があった。
これに対して、参考技術2の動作検証装置100では、動作テストの実行エンジンと、その効率的な利用を実現するラッパーとが分離されることなく、シームレスに統合されている。したがって、参考技術1の動作検証装置100と比較すると、分離したモジュールを連係させるために必要であったユーザの作業が不要になり、動作テストのためのユーザの作業量が低減する。また、シナリオ内の複数のセットが集約された動作テスト用プログラムが生成され、そのプログラムの実行により一連のシナリオが実行されるため、迅速な動作テストが実現される。
図13は、参考技術2の動作検証装置100の機能構成を示すブロック図である。同図の機能ブロックは、図11(b)で示した統合検証モジュール106に含まれる。参考技術2の機能ブロックのうち、参考技術1の機能ブロックに対応する機能ブロックには、同じ符号を付している。参考技術1の機能ブロックと同じ符号を付した機能ブロックについてはその機能が参考技術1に既述した内容と異なる場合に記載しており、同様の機能についてはその記載を省略する。
データ保持部140は、操作内容ファイル保持部143と、プログラム保持部144と、入力データファイル保持部146と、ケースファイル保持部148と、関数保持部150とを有する。操作内容ファイル保持部143は、動作テスト用プログラムに設定すべき関数が記録される操作内容ファイルを記憶する。プログラム保持部144は、操作内容ファイルにしたがって生成された動作テスト用プログラムを記憶する。
IF部110の入力部112は、操作検出部115とユーザ設定受付部117とを有する。操作検出部115は、ウェブサーバ400に対するユーザのデータ入力操作を逐次検出する。ユーザ設定受付部117は、関数設定画面210、入力設定画面230、ケース設定画面240に対するユーザによる設定情報を検出する。
IF部110の出力部118は、関数設定画面表示部120と入力設定画面表示部122とケース設定画面表示部126とを有する。関数設定画面表示部120は、操作内容ファイル保持部143に記録された操作内容ファイルの内容を表示する関数設定画面210を所定の表示装置に表示させる。
データ処理部130は、プログラム生成部132と、プログラム実行部134と、テストケース登録部136と、操作記録部137と、入力データ記録部138とを有する。操作記録部137は、関数保持部150を参照して、操作検出部115において検出されたデータ入力操作に対応する関数を特定し、その関数を操作内容ファイルに記録する。また操作記録部137は、関数設定画面210に対するユーザの設定情報を操作内容ファイルに記録する。入力データ記録部138は、入力設定画面230を介してユーザが入力した入力データを入力データファイルに記録する。プログラム生成部132は、操作内容ファイルに記録された関数に応じて動作テスト用プログラムを生成する。プログラム実行部134は、動作テストの実行エンジンとして、動作テスト用プログラムを実行し、その結果を結果保持部152に記録する。
図14は、参考技術2において、ユーザのデータ入力操作を検出して動作テストを実行するまでの概要図である。まず、ユーザはクライアント端末のウェブブラウザを操作してウェブサーバ400にアクセスし、ウェブサーバ400に対する各種操作、典型的にはウェブサーバ400が提供するウェブページに対するデータ入力操作を実行する。操作検出部115はユーザによるデータ入力操作を逐次検出し、操作記録部137は関数保持部150の関数ライブラリを読み出し、そのデータ入力操作に対応する関数を操作内容ファイルに逐次記録する(S220)。
次に、関数設定画面表示部120は、操作内容ファイル保持部143の操作内容ファイルを読み出し、ユーザによる操作に対応する関数を一覧表示する関数設定画面を表示させる。関数設定画面において、ユーザは、適宜、関数を追加・変更・削除でき、また、動作テスト用プログラムに静的に設定すべき入力データを設定できる。こうして、動作テスト用プログラムに含まれるべき関数が特定される。関数設定画面については、図15および図16に関連して後述する。
次に、入力設定画面表示部122は、入力設定画面230を表示させる。ユーザは、入力設定画面230を介して、動作テストの実行時に動作テスト用プログラムに対して動的に供給されるべき入力データを設定する。ユーザにより設定された入力データは、入力データファイルに記録される(S222)。入力設定画面230については、図17に関連して後述する。
次に、ケース設定画面表示部126は、ケース設定画面240を表示させる。ユーザは、複数種類の操作内容ファイルおよび複数種類の入力データファイルから、操作内容ファイルと入力データファイルとの組み合わせを実行セットとして登録する。テストケース登録部136は、1以上の実行セットをケースファイルに記録する(S224)。例えば、テストケース1において、操作内容ファイルF01の設定内容を入力データファイルF12に基づいて実行させた後、操作内容ファイルF02の設定内容を入力データファイルF16に基づいて実行させる場合、
テストケース1:
実行セット1:操作内容ファイルF01+入力データファイルF12
実行セット2:操作内容ファイルF02+入力データファイルF16
としてケースファイルに登録される。ケース設定画面240については、図18に関連して後述する。
次に、プログラム生成部132は、ケースファイルおよび操作内容ファイルに基づいて動作テスト用プログラムを生成する(S226)。具体的には、実行セットに設定された操作内容ファイルに順次記録された関数を、動作テスト用プログラムのプログラムコードに順次設定してもよい。また、プログラム生成部132は、1つのテストケースに複数の実行セットが設定されている場合、各実行セットの操作内容ファイルに記録された関数を1つの動作テスト用プログラムに集約して設定する。
また、プログラム生成部132は、操作内容ファイルの関数に対して入力データそのものが設定されていた場合には、その入力データを動作テスト用プログラムに静的に設定する。例えば、動作テスト用プログラムの生成の際に、そのプログラムコードにおける関数の引数として入力データをあらかじめ設定する。また、操作内容ファイルの関数に対して入力データファイルが指定されていた場合には、その入力データファイルのデータをプログラム実行時に読み込むように設定する。
最後に、プログラム実行部134は、動作テスト用プログラムを実行して、ウェブサーバ400に対してユーザにより実行された一連の操作を再現する(S228)。入力データファイルのデータを必要とする関数に対しては、動作テスト用プログラムの実行の際に読み込んだ入力データファイルのデータを引数として渡す。すなわち、入力データファイルから動的に取得した入力データに基づいて関数を実行する。
図15は、関数設定画面210の画面図である。同図は、図18で後述する「検索記入.xls」を表示する関数設定画面210を示している。データファイルカラム名欄250は、パラメータに設定する入力データを記録した入力データファイルのカラム名が指定される領域である。ユーザは、入力値欄217に入力データそのものを記述してもよく、その代わりに、データファイルカラム名欄250に入力データファイルのカラム名を指定してもよい。データファイルカラム名欄250に入力データファイルのカラム名が指定された場合、動作テスト用プログラムの実行時に、その入力データファイルのカラムに設定された1以上の入力データが読み込まれて関数に渡される。
図16は、参考技術2における関数設定画面210の画面図である。同図の「検索部署名」パラメータの入力値欄217においては、入力データの候補がドロップダウンリスト252で一覧表示されている。ドロップダウンリスト252において表示される入力データの候補は、ウェブページに対するユーザによるデータ入力の際に、そのウェブページのドロップダウンリストにおいて表示された入力データの候補である。ユーザはドロップダウンリスト252から入力データを選択することができ、入力データの設定におけるユーザの負担が軽減される。
ドロップダウンリスト252を設定するために、操作検出部115は、ウェブページに対するユーザによるデータ入力操作の際に、そのウェブページのドロップダウンリストにおいて表示された入力データの候補を取得する。例えば、ウェブサーバ400から取得されたウェブページのデータ、例えばHTMLデータからドロップダウンリストにおける入力データの候補を取得する。操作記録部137は、その入力データの候補を操作内容ファイルの入力値欄217に記録する。関数設定画面表示部120は、入力値欄217が入力される際に、操作内容ファイルに記録された入力データの候補をドロップダウンリストの形式で一覧表示させる。
図17は、参考技術2における入力設定画面230の画面図である。図17(a)は、図15および図16の関数設定画面210においてカラム名が指定された入力データファイル「検索記入データ.xls」を表示する入力設定画面230を示している。なお、図15および図16では、図17(a)の「氏名漢字」カラムと「氏名カナ」カラムとが指定されている。図16(b)は、別の入力データファイル「ログインデータ2.xls」を表示する入力設定画面230を示している。同図の入力データファイルについては、図18に関連して後述する。
図18は、参考技術2におけるケース設定画面240の画面図である。実行番号欄253には各実行セットの基本的な実行順序、テストケースID欄254にはテストケースの識別情報が設定される。グループID欄256には実行セットの繰り返し処理のグループを示す識別情報、行番号欄258には動作テストにおける入力データファイルの参照範囲が設定される。操作内容ファイル欄260は各実行セットにおける操作内容ファイル、入力データファイル欄262は各実行セットの入力データファイルが設定される。ケース設定画面240における設定内容は、ケースファイル保持部148においてケースファイルとして記憶される。
ケース設定画面240においてテスト実行ボタン264が押下されると、プログラム生成部132は、ケースファイルおよび操作内容ファイルにしたがって動作テスト用プログラムを生成する。具体的には、ケースファイルにおいて同一のテストケースIDが設定された1以上の操作内容ファイルに基づいて、各操作内容ファイルに記録された関数がプログラムコードに設定された1つの動作テスト用プログラムを生成する。例えば、プログラム生成部132は、図18のケース設定画面240の内容が記録されたケースファイルにしたがって、登録ケースを実行するための1つの動作テスト用プログラムと、検索ケースを実行するための1つの動作テスト用プログラムとを生成する。なお、「1つの動作テスト用プログラム」は、1つの実行単位として実行されるプログラム、言い換えれば1つの実行契機で実行されるプログラムを意味し、物理的なプログラム数は問わない。
プログラム実行部134は、各操作内容ファイルに記録された1つの関数を実行する際、その操作内容ファイルと対応づけられた入力データファイルのデータのうち、操作内容ファイルにおいてその関数と対応づけられたカラムのデータをその関数に渡す。
また、プログラム実行部134は、同一のテストケースにおいて同一のグループIDが付与された複数の実行セットを、同一の繰り返し処理を実行すべき同一のグループとして取り扱う。具体的には、同一のグループIDが付与された複数の実行セットそれぞれの実行を繰り返し、繰り返しのたびに、各実行セットの操作内容ファイルに記録された関数に対して、入力データファイルに記録された所定数のレコードを渡す。参考技術2では、繰り返しのたびに入力データファイルに記録された1レコードを関数に渡すこととする。なお、上述の処理を実行するための繰り返し命令がプログラムコードに設定された動作テスト用プログラムを、プログラム生成部132おいて生成してもよい。
また、プログラム実行部134は、行番号が指定された実行セットについては、その操作内容ファイルに記録された関数に対して、入力データファイルにおいてその行番号で特定される入力データを渡す。したがって、グループIDによる繰り返し処理が指定され、さらに行番号が指定された場合には、行番号の指定数だけその繰り返しを実行することになる。例えば、図18の登録ケースでは、実行セットをまたがったグループの設定はなく、各実行セットでは入力データ1個分の処理が実行される。これに対し、図18の検索ケースでは、各実行セットにおける入力データ1個分の処理が3回繰り返される。
具体的には、1回目の繰り返しでは、ログイン2.xlsに記録された関数に対してログインデータ2.xlsの35行目のデータ「t_yamada」が渡される。そして、検索記入.xlsに記録された関数、具体的には図15のNo1の関数に対しては検索記入データ.xlsの1行目・氏名漢字のデータ「山田太郎」が渡される。また、図15のNo2の関数に対しては検索記入データ.xlsの1行目・氏名カナのデータ「ヤマダタロウ」が渡される。
2回目の繰り返しでは、ログイン2.xlsに記録された関数に対してログインデータ2.xlsの36行目のデータ「h_yamada」が渡される。そして、検索記入.xlsに記録された図15のNo1の関数に対して検索記入データ.xlsの2行目・氏名漢字のデータ「山田花子」が渡される。また、図15のNo2の関数に対して検索記入データ.xlsの2行目・氏名カナのデータ「ヤマダハナコ」が渡される。
3回目の繰り返しにおいても同様に、インクリメントされた行番号における入力データが各関数に渡されることになる。
参考技術2の動作検証装置100においても、参考技術1で既述した効果を奏する。具体的には、処理とパラメータの分離、および、GUIベースの設定が実現されるため、動作テスト用プログラムに含めるロジックの多様性を確保しつつも、安定した品質のプログラムを簡易に生成できる。また、入力データファイルの設定によって、動作テストのバリエーションを広げやすくなる。さらに、ケースファイルの設定によって、様々なシナリオにおける動作テストを実現できる。
参考技術2の動作検証装置100においては、さらに、動作テスト用プログラムを実行する実行エンジン機能と、実行エンジンの効率的な利用を実現するラッパー機能とがシームレスに、ユーザによる仲介を要することなく連係する。これにより、動作テストを実行するためのユーザの負担を軽減できる。また、参考技術1の動作検証装置100の場合と異なり、ユーザは、QTPのプロジェクト等、プログラム実行のための環境を意識する必要がない。すなわち、ユーザにとって理解・操作が容易な形式の操作内容ファイルと入力データファイルとを設定すればよい。これにより、ユーザは動作テストを容易に実施できるようになる。
参考技術2の動作検証装置100においては、さらにまた、同一テストケースの複数の実行セットが集約された1つの動作テスト用プログラムが生成され、その1つの動作テスト用プログラムが実行される。参考技術1の動作検証装置100における実行セット毎、すなわち実行セットに基づき生成されたQTPのプロジェクト毎の実行と比較して、1つのテストケースにおける一連の動作テストを実行する際のオーバーヘッドが低減され、迅速な動作テストを実現できる。
参考技術2の動作検証装置100においては、さらにまた、複数の実行セットに亘る繰り返しのグループを設定できる。これにより、実行セットを柔軟に分割でき、また、動作テストのシナリオを柔軟に設定できる。さらにまた、入力データファイルの参照範囲を設定できる。これにより、入力データファイルが同一であっても、シナリオに応じて柔軟に参照範囲を変更でき、様々なバリエーションの動作テストを容易に実現できる。
上述した参考技術2においては、関数設定画面210における値設定を支援する例としてドロップダウンリスト252を示した。変形例においては、ウェブページにおけるラジオボタン、チェックボックス、リストボックス等で選択可能に表示された入力データの候補が、ドロップダウンリスト252またはその他の形式で関数設定画面210において選択可能に表示されてもよい。すなわち、動作確認対象の機器に対するデータ入力操作の際にユーザに対して様々な形式で選択可能に表示された入力データの候補が、関数設定画面210における値設定の際に選択可能に表示されてもよい。
上述した参考技術1においては、ウェブサーバ400に対するユーザの操作をQTPが受け付け、ログを生成したことを条件として、動作検証装置100が動作テスト用プログラムを作成している。また、上述した参考技術2においては、ウェブサーバ400に対するユーザの操作を動作検証装置100が検出して、動作テスト用プログラムを作成している。変形例として、動作検証装置100においてウェブサーバ400からHTMLファイルを取得した時点で、動作テスト用プログラムを生成してもよい。この場合、動作検証装置100は、HTMLファイルに含まれるフォームタグを検索し、HTMLファイルにどのような入力インタフェースが含まれているかを特定する。そして、各入力インタフェースにデータを入力するための関数を選択し、これらの関数をさまざまな順序で並べれば、ユーザによる明示的なウェブ操作がなくても、動作テスト用のプログラムを生成できる。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態を説明するが、まずその概要を説明する。
本実施の形態では、ERPパッケージに組み込まれて動作するアプリケーションの動作テストを効率的に実行する技術を提案する。以下では、ERPパッケージの一例として、SAP社が提供するERPパッケージ(SAP R/3、SAP ERP等、以下では単に「SAPソフトウェア」と呼ぶ。)(「SAP」は登録商標)を示すが、他のERPパッケージにも同様の技術が適用可能であることは当業者には理解されるところである。
参考技術1で示したように、動作テストの自動化ツールであるQTPは、ウェブページの動作テストのためのテストエンジンを標準提供する。このテストエンジンは、動作テスト用プログラムに設定された各種操作をウェブブラウザに実行させることにより、ウェブページの動作テストを実行するものである。
QTPはまた、SAPソフトウェアがインストールされたSAPサーバ上で動作するアプリケーション(以下、「SAP用AP」とも呼ぶ)の動作テストのためのテストエンジンをアドイン可能である。このテストエンジンを、以下、「SAP用アドイン」とも呼ぶこととする。SAP用アドインは、SAP用APを操作するためのGUI環境を提供するクライアントプログラム(以下、「SAPGuiクライアント」とも呼ぶ)に対し、動作テスト用プログラムに設定された各種操作を実行させることによりSAP用APの動作テストを実行するものである。
ところで、SAPGuiクライアントが提供するGUIコンポーネントには、ウィンドウオブジェクトと、テーブルオブジェクトと、グリッドオブジェクトとが含まれる。これらのオブジェクトを、以下では、「SAPGuiWindow」、「SAPGuiTable」、「SAPGuiGrid」と呼ぶこととする。SAPGuiWindowは、SAP用APに関するデータを表示する表示領域の外枠を形成する。SAPGuiTableおよびSAPGuiGridは、スプレッドシートに類似するGUIコンポーネントであり、SAPGuiWindow上に表示され、行および列で特定されるセルに対して入力データが設定される。
SAP用APの動作テストでは、これらのGUIコンポーネントをスクロール操作することが必要である。例えば、GUIコンポーネントの下部に設定されたデータは、初期状態の画面上には表示されないことがある。このデータを、動作テストの結果を証明するためのデータ(以下、「証左物」とも呼ぶ)として確保すべき場合は、GUIコンポーネントに対して下へのスクロール操作を実行後、言い換えれば、画面上で可視状態にした後、画面キャプチャを実行する必要がある。
しかしSAP用アドインは、SAPGuiWindowをスクロールさせる機能を提供するものの、SAPGuiTableおよびSAPGuiGridをスクロールさせる機能は提供しない。したがって、証左物を確保するために、ユーザは手動にてスクロール操作を行う必要があり、効率的な動作テストの実現を阻害していた。
そこで本実施の形態では、SAP用アドインが組み込まれたQTPを利用しつつ、その不十分な機能を補完し、SAPGuiTableおよびSAPGuiGridに対するスクロール操作を機械的に実行する動作検証装置を提案する。これにより、SAPのGUIコンポーネントに対する網羅的なスクロール操作を実現し、効率的な動作テストを実現する。
なお、本実施の形態のSAP用アドインは、SAPのGUIコンポーネントに対してテストデータを入力するための入力関数を提供する。例えば、図7の「WebEdit Set」関数に対応するSAP用の入力関数を提供する。また参考技術1で記載したウェブページに対する操作記録と同様に、SAP用APに対するユーザ操作の記録を実行する。しかしSAP用アドインは、GUIコンポーネントに対するスクロール操作を記録しない。したがって、動作テストにおいてスクロール操作が必要な場合は、動作テスト用プログラムに対してユーザがスクロール操作用の関数を新規に登録する必要がある。
本実施の形態の動作検証装置における別の特徴を説明する。SAP用APは、GUIコンポーネント下部のステータスバー領域に、SAP用APの動作状況を表示させる。例えば、入力データが適切に設定されたか否かをステータスバー領域に表示させる。したがって、SAP用APの動作テストでは、GUIコンポーネントのステータスバー領域に表示されるメッセージが適切なものであるか否かを確認することが必要になる。しかし、SAP用アドインは、ステータスバー領域に表示されるメッセージを取得する機能を提供しない。そのため、これまではステータスバー領域のメッセージをユーザが目視確認する必要があり、効率的な動作テストの実現を阻害していた。
そこで本実施の形態の動作検証装置では、GUIコンポーネントのステータスバー領域に表示されるメッセージを取得し、テスト前に想定されたとおりのメッセージが出力されたか否かを機械的に確認する。これにより、これまではユーザ自身が手作業で行っていた確認作業を自動化し、効率的な動作テストを実現する。
図19は、実施の形態の動作テストにおけるシステムアーキテクチャを示す。動作検証システム1000は、動作検証装置100と、ウェブサーバ400と、SAPサーバ402とを備える。これらの各装置は、LAN/WAN/インターネット等、公知の通信手段により接続される。
テストエンジンIF412は、動作テスト用プログラムに設定された動作テスト用の関数、具体的には、ウェブブラウザ404を操作するための関数およびSAPGuiクライアント406を操作するための関数を一括して検出する。ブラウザ用ドライバ414は、ウェブブラウザ404を操作するための関数が検出されたとき、その関数に対応するQTP408のAPIをコールすることによりウェブブラウザ404を操作する。SAP用ドライバ416は、SAPGuiクライアント406を操作するための関数が検出されたとき、その関数に対応するSAP用アドイン410のAPIをコールすることによりSAPGuiクライアント406を操作する。なお、テストエンジンIF412、ブラウザ用ドライバ414、SAP用ドライバ416は、図11(a)で示すラッパーモジュール104として機能するものであり、後述するプログラム実行部134に実装される。
図20は、図19のSAP操作に関する部分を詳細に示す。SAPGuiクライアント406は、AP表示画面420と、SAPScriptingAPI428とを含む。AP表示画面420は、SAP用APを操作するためのGUIコンポーネントの表示を制御する機能であり、同図では、所定のディスプレイに表示される画面イメージを示している。AP表示画面420には、SAPGuiWindow422と、SAPGuiTable424と、SAPGuiGrid426とが含まれる。各GUIコンポーネントには、縦スクロールのための縦スクロールバー、横スクロールのための横スクロールバーが設定されている。
SAPScriptingAPI428は、SAPGuiクライアント406を操作するためのSAPGuiクライアント406のネイティブメソッド群である。言い換えれば、SAPGuiクライアント406のライブラリを外部から直接コールするためのAPI群である。SAPGuiクライアント406の外部プロセスは、各種GUIコンポーネントに対応したSAPScriptingAPI428を呼び出すことにより、それぞれのGUIコンポーネントに対する各種操作を実行できる。
SAP用アドイン410は、スクロール専用関数430と、ネイティブ参照オブジェクト432とを含む。スクロール専用関数430は、SAPGuiWindow422に対するスクロール操作を実行するための専用関数である。ネイティブ参照オブジェクト432は、SAPGuiクライアント406にアクセスするためのクライアントモジュールである。例えば、SAPGuiクライアント406の外部プロセスは、ネイティブ参照オブジェクト432をポインタとして介し、SAPScriptingAPI428を呼び出すことができる。
SAP用ドライバ416は、SAPGuiWindow422に対するスクロール操作を実行すべき際は、スクロール専用関数430を呼び出すことにより、SAPGuiWindow422のスクロールバーを移動させる。その一方で、SAPGuiTable424またはSAPGuiGrid426に対するスクロール操作を実行すべき際は、ネイティブ参照オブジェクト432を介してSAPScriptingAPI428を呼び出すことにより、SAPGuiTable424またはSAPGuiGrid426のスクロールバーを移動させる。
図21は、実施の形態のプログラム実行部134の機能構成を示すブロック図である。プログラム実行部134は、SAPGuiクライアント406において実行されたSAP用APに対する操作を再現するために、動作テスト用プログラムにしたがってSAPGuiクライアント406を操作する。プログラム実行部134は、GUI操作部160と、証左物設定部162と、照合部164と、検証結果提示部166とを含む。
なお、動作検証装置100全体の機能構成は、参考技術1と同様であり、すなわち図4のブロック図と同様である。具体的には、SAP用アドイン410において記録されたSAP用APに対する操作内容は、ログ取得部114においてログとして取得される。プログラム生成部132は、ログに記録された関数と、関数設定画面210においてユーザにより設定された関数とを、動作テスト用プログラムのプログラムコードに設定する。入力データファイルからの入力データの取得、実行セットの設定についても参考技術1と同様である。すなわち、本実施の形態における動作テストの実行工程は図5と同様になる。
GUI操作部160は、図19および図20のSAP用ドライバ416に対応し、SAP用アドイン410を介して、SAPGuiクライアント406のGUIコンポーネントに対する操作を実行する。GUIコンポーネントのスクロール操作を実行すべき際は、そのGUIコンポーネントの種別に応じて、SAP用アドイン410のスクロール専用関数430を呼び出し、またはネイティブ参照オブジェクト432を介してSAPScriptingAPI428を呼び出す。
証左物設定部162は、SAP用APに対する動作テストの証左物を設定する。具体的には、動作テストにおいてAP表示画面420に表示されたGUIコンポーネントの画像データをキャプチャする。証左物設定部162は、キャプチャした画像データ、すなわちGUIコンポーネントの画面スナップを証左物として結果保持部152へ格納する。
また証左物設定部162は、SAPGuiWindow422の下部のステータスバー領域に表示されたメッセージ(以下、「ステータスメッセージ」とも呼ぶ)を取得する。具体的には、ネイティブ参照オブジェクト432をポインタとして介してSAPScriptingAPI428のステータスメッセージ取得メソッドを呼び出すことにより、ステータスメッセージを取得する。証左物設定部162は、ステータスメッセージのデータを証左物として結果保持部152へ格納する。
照合部164は、ユーザにより予め設定されたステータスメッセージの期待値と、ステータスメッセージとして実際に表示されたデータ(以下、「実際値」とも呼ぶ)とを比較・照合し、その照合結果を証左物として結果保持部152へ格納する。この照合結果は、動作テストにおけるステータスメッセージの期待値と実際値との整合・不整合を示す情報である。例えば、ステータスメッセージの期待値と実際値とが不一致である場合、照合部164は、ステータスメッセージが異常である旨のエラーレポートを結果保持部152へ格納する。
検証結果提示部166は、SAP用APの動作テストで取得された証左物をユーザへ提示する。具体的には、ユーザからの要求に応じて、SAPのGUIコンポーネントの画面スナップや、ステータスメッセージの照合結果を結果保持部152から取得して、それらを所定のディスプレイに表示させる。
図22は、実施の形態の動作検証装置100においてユーザが設定可能な関数の例を示す。同図は、SAPのGUIコンポーネントに対するスクロール操作を実行させるためのテスト関数、GUIコンポーネントの画面スナップを取得させるためのテスト関数、およびステータスメッセージの照合処理を実行させるためのテスト関数を示している。なお同図における設定形式は、図7の関数設定画面210に対応する。
テスト関数170は、パラメータで指定されたピクセル数だけSAPGuiWindow422を横スクロールさせる関数である。テスト関数172は、パラメータで指定されたピクセル数だけSAPGuiWindow422を縦スクロールさせる関数である。テスト関数174は、その内部でテスト関数170・172を呼び出しつつ、SAPGuiWindow422の画面スナップを取得させる関数である。具体的には、横スクロール量で指定されたピクセル数の横スクロールを横スクロール回数だけ繰り返しつつ表示画面をキャプチャする。そして、縦スクロール量で指定されたピクセル数の縦スクロールを行った後、横スクロールおよび画面キャプチャを再度実行する。すなわち、横スクロールおよび縦スクロールを適宜組み合わせて、SAPGuiWindow422全体の画面キャプチャを取得させる。
テスト関数170・172は、スクロール専用関数430として提供される関数である。GUI操作部160は、動作テスト用プログラムからこれらの関数を検出するとスクロール専用関数430を呼び出す。テスト関数174は、証左物設定部162が提供する関数である。証左物設定部162は、動作テスト用プログラムからこの関数を検出すると、GUI操作部160を介してスクロール専用関数430を呼び出すとともに画面キャプチャを実行する。例えば、OS(Operating System)の画面キャプチャ機能を呼び出して、クリップボードに記録された画面スナップのデータを取得してもよい。
テスト関数176は、パラメータで指定された列数だけSAPGuiTable424を横スクロールさせる関数である。テスト関数178は、パラメータで指定された行数だけSAPGuiTable424を縦スクロールさせる関数である。テスト関数180は、その内部でテスト関数176・178を呼び出しつつ、SAPGuiTable424の画面スナップを取得させる関数である。具体的には、横スクロール量で指定された列数の横スクロールを最終列まで繰り返しつつ表示画面をキャプチャする。そして、縦スクロール量で指定された行数の縦スクロールを行った後、横スクロールおよび画面キャプチャを再度実行する。すなわち、横スクロールおよび縦スクロールを適宜組み合わせて、SAPGuiTable424全体の画面キャプチャを記録する。
テスト関数182は、パラメータで指定された列数だけSAPGuiGrid426を横スクロールさせる関数である。テスト関数184は、パラメータで指定された行数だけSAPGuiGrid426を縦スクロールさせる関数である。テスト関数186は、その内部でテスト関数182・184を呼び出しつつ、SAPGuiGrid426の画面スナップを取得させる関数である。具体的には、横スクロール量で指定された列数の横スクロールを最終列まで繰り返しつつ表示画面をキャプチャする。そして、縦スクロール量で指定された行数の縦スクロールを行った後、横スクロールおよび画面キャプチャを再度実行する。すなわち、横スクロールおよび縦スクロールを適宜組み合わせて、SAPGuiGrid426全体の画面キャプチャを取得させる。
テスト関数176・178・182・184は、SAPScriptingAPI428として提供される関数である。GUI操作部160は、動作テスト用プログラムからこれらの関数を検出すると、ネイティブ参照オブジェクト432を介してSAPScriptingAPI428を呼び出す。テスト関数180・186は、証左物設定部162が提供する関数である。証左物設定部162は、動作テスト用プログラムからこれらの関数を検出すると、GUI操作部160を介してSAPScriptingAPI428を呼び出させるとともに画面キャプチャを実行する。
図22で示すように、スクロール操作の対象となるGUIコンポーネントが、SAPGuiWindow422・SAPGuiTable424・SAPGuiGrid426のいずれであっても、ユーザは内部的な処理の違いを意識することなく、関数設定画面210においてテスト関数を同様に指定すればよい。言い換えれば、GUIコンポーネントのスクロール操作を、スクロール専用関数430経由で実行するか、ネイティブ参照オブジェクト432〜SAPScriptingAPI428経由で実行するかはユーザに対して隠蔽されている。したがって、ユーザは、関数設定画面210において予め定められたテスト関数176〜186を適宜選択して設定すれば、網羅的にGUIコンポーネントのスクロール操作および画面キャプチャ操作を実行させることができる。
なお、SAPGuiTable424の縦スクロールは、ユーザによる指定を必須とせず、SAPGuiクライアント406のAP表示画面420に表示されている行数分が自動的にスクロールされてもよい。具体的には、SAPScriptingAPI428におけるGuiTableControlオブジェクトのVisibleRowCountプロパティ値が縦スクロール量として取得されてもよい。同様に、SAPGuiGrid426の縦スクロールについても、SAPGuiクライアント406のAP表示画面420に表示されている行数分が自動的にスクロールされてもよい。具体的には、SAPScriptingAPI428におけるGuiGridControlオブジェクトのVisibleRowCountプロパティ値が縦スクロール量として取得されてもよい。ユーザが指定すべきパラメータを削減することでユーザの負担を低減させつつも、必要十分な画面スナップを記録できる。
テスト関数188は、ステータスバーに表示されたステータスメッセージをその期待値と照合させる関数であり、パラメータとしてステータスメッセージの期待値、本実施の形態ではS(正常)・W(警告)・E(エラー)が指定可能である。テスト関数188は、照合部164が提供する関数である。照合部164は、動作テスト用プログラムからこの関数を検出すると、ネイティブ参照オブジェクト432を介してSAPScriptingAPI428を呼び出してステータスメッセージの実際値を取得する。そして、その実際値と期待値とを比較して比較結果を記録する。
以下、ステータスメッセージの照合例を説明する。図23は、SAPのGUIコンポーネントの表示画面を示す。同図は、動作テストの準備段階において、ユーザがSAPGuiWindow画面190に対して手作業にて受注情報を入力した状況を示している。同図では、得意先発注日が入力されたにも関わらず得意先発注番号が未入力であるため、ステータスバー領域192には警告を示すステータスメッセージが表示されている。
図24は、SAPのGUIコンポーネントの表示画面を示す。同図は、SAPGuiWindow画面190に対する動作テストにおいて受注情報を自動的に入力した状況を示している。同図では、得意先発注番号が未入力で得意先発注日が入力されたにも関わらず、ステータスバー領域192には正常を示すステータスメッセージが表示されている。
図25は、ステータスメッセージの照合結果を示す。同図は、図22のテスト関数188が動作テスト用プログラムに設定された場合のエラーレポートの表示画面194を示している。具体的には、図23で示したようにステータスメッセージの期待値はW(警告)であったにもかかわらず、図24で示したようにその実際値はS(正常)であったため、照合部164によりエラーとして検出された。そして、その旨を示すエラーレポートが検証結果提示部166によりユーザに提示されたものである。
本実施の形態の動作検証装置100によれば、動作テストの対象がSAP用APである場合も参考技術1に既述したような効果を奏し、効率的な動作テストを実現できる。例えば、処理とパラメータとが分離されることにより動作テストのバリエーションを拡げやすくなる。また、SAP用APに対する操作用の関数や画面キャプチャ用の各種関数が、統一された関数設定画面210においてユーザが選択可能な態様で提供されることにより、動作テストの効率および信頼性を向上させやすくなる。
また動作検証装置100によれば、QTP408では自動化できないGUIコンポーネントのスクロール操作やステータスメッセージの照合処理が自動化されることにより、より一層効率的な動作テストが実現される。一般的にSAPサーバ402には多数のSAP用APが構築されており、それら多数のSAP用APが動作テストの対象となる。したがって、証左物として取得すべきGUIコンポーネントの画面スナップ数やステータスメッセージ数も多数になる。これらの証左物の取得や照合を自動化することで、動作テストに要する工数を大幅に削減できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上述した参考技術、実施の形態、変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる参考技術、実施の形態、変形例それぞれの効果をあわせもつ。
請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、参考技術、実施の形態、変形例において示された各構成要素の単体もしくはそれらの連係によって実現されることも当業者には理解されるところである。
100 動作検証装置、 114 ログ取得部、 116 入力データ取得部、 132 プログラム生成部、 134 プログラム実行部、 160 GUI操作部、 162 証左物設定部、 164 照合部、 166 検証結果提示部、 402 SAPサーバ、 406 SAPGuiクライアント、 408 QTP、 410 SAP用アドイン、 412 テストエンジンIF、 416 SAP用ドライバ、 1000 動作検証システム。

Claims (7)

  1. SAP(登録商標)ソフトウェアが提供するGUIオブジェクトであるテーブルオブジェクトまたはグリッドオブジェクトを使用するアプリケーションについて、その動作確認のためのテスト・プログラムを実行させる装置であって、
    前記アプリケーションを操作するためのGUIクライアントプログラムに対する操作の内容を示すログを取得するログ取得部と、
    前記GUIクライアントプログラムに対する操作を自動的に実行する処理が記述されたロジックが組み込まれた複数種類の関数のうち、前記ログに記録された操作に対応する関数を選択し、選択した関数を呼び出すコールステップを組み合わせて前記ログに記録された一連の操作を再現するためのテスト・プログラムを生成するプログラム生成部と、
    前記テスト・プログラムに記録された関数を呼び出すことにより、前記テスト・プログラムを実行させるプログラム実行部と、
    を備え、
    前記テスト・プログラムには、前記GUIクライアントプログラムにより表示された画面であり、前記アプリケーションを操作するための画面に表示されたテーブルオブジェクトまたはグリッドオブジェクトをスクロールさせるための関数を呼び出すコールステップをユーザが登録可能であり、前記プログラム生成部は、ユーザにより前記スクロールさせるための関数を呼び出すコールステップの登録が指示された場合、前記ログに記録された操作に対応する関数に加えて、前記スクロールさせるための関数を呼び出すコールステップを組み合わせてテスト・プログラムを生成し、
    前記プログラム実行部は、前記スクロールさせるための関数のコールステップを含むテスト・プログラムの実行時に、前記スクロールさせるための関数を呼び出した場合に、当該関数から前記GUIクライアントプログラムに対するネイティブ参照オブジェクトを介して前記GUIクライアントプログラムが備える前記スクロールさせるための関数に対応するネイティブメソッドを呼び出すことにより、前記テーブルオブジェクトまたはグリッドオブジェクトをスクロールさせることを特徴とする動作検証装置。
  2. 前記テスト・プログラムには、前記アプリケーションを操作するための画面に表示された前記SAPソフトウェアが提供するウィンドウオブジェクトをスクロールさせるための関数を呼び出すコールステップを、前記テーブルオブジェクトまたはグリッドオブジェクトをスクロールさせるための関数を呼び出すコールステップと同様の形式でユーザが登録可能であり、
    前記プログラム実行部は、前記テスト・プログラムの実行において前記ウィンドウオブジェクトをスクロールさせるための関数を呼び出した場合に、当該関数から所定のテストエンジンが提供する前記ウィンドウオブジェクトをスクロールさせるための専用関数を呼び出すことにより、前記ウィンドウオブジェクトをスクロールさせることを特徴とする請求項1に記載の動作検証装置。
  3. 前記テスト・プログラムには、前記テーブルオブジェクトまたはグリッドオブジェクトの表示画面を記録するための画面キャプチャ関数を呼び出すコールステップをユーザが登録可能であり、
    前記プログラム実行部は、前記テスト・プログラムの実行において前記画面キャプチャ関数を呼び出した場合に、前記テーブルオブジェクトまたはグリッドオブジェクトをスクロールさせつつ、それらの表示画面を記録することを特徴とする請求項1または2に記載の動作検証装置。
  4. 前記プログラム実行部は、前記アプリケーションを操作するための画面におけるステータスバーに表示された情報を、前記アプリケーションの動作確認における証左物として記録することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の動作検証装置。
  5. 前記ステータスバーに表示されることが期待される情報として予め設定された情報と、前記ステータスバーに実際に表示された情報とを照合する照合部をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の動作検証装置。
  6. SAP(登録商標)ソフトウェアが提供するGUIオブジェクトであるテーブルオブジェクトまたはグリッドオブジェクトを使用するアプリケーションについて、その動作確認のためのテスト・プログラムを実行させる装置に、
    前記アプリケーションを操作するためのGUIクライアントプログラムに対する操作の内容を示すログを取得する機能と、
    前記GUIクライアントプログラムに対する操作を自動的に実行する処理が記述されたロジックが組み込まれた複数種類の関数のうち、前記ログに記録された操作に対応する関数を選択し、選択した関数を呼び出すコールステップを組み合わせて前記ログに記録された一連の操作を再現するためのテスト・プログラムを生成する機能と、
    前記テスト・プログラムに記録された関数を呼び出すことにより、前記テスト・プログラムを実行させる機能と、
    を実現させ、
    前記テスト・プログラムには、前記GUIクライアントプログラムにより表示された画面であり、前記アプリケーションを操作するための画面に表示されたテーブルオブジェクトまたはグリッドオブジェクトをスクロールさせるための関数を呼び出すコールステップをユーザが登録可能であり、前記テスト・プログラムを生成する機能は、ユーザにより前記スクロールさせるための関数を呼び出すコールステップの登録が指示された場合、前記ログに記録された操作に対応する関数に加えて、前記スクロールさせるための関数を呼び出すコールステップを組み合わせてテスト・プログラムを生成し、
    前記テスト・プログラムを実行させる機能は、前記スクロールさせるための関数のコールステップを含むテスト・プログラムの実行時に、前記スクロールさせるための関数を呼び出した場合に、当該関数から前記GUIクライアントプログラムに対するネイティブ参照オブジェクトを介して前記GUIクライアントプログラムが備える前記スクロールさせるための関数に対応するネイティブメソッドを呼び出すことにより、前記テーブルオブジェクトまたはグリッドオブジェクトをスクロールさせることを特徴とする動作検証プログラム。
  7. SAP(登録商標)ソフトウェアが提供するGUIオブジェクトであるテーブルオブジェクトまたはグリッドオブジェクトを使用するアプリケーションについて、その動作確認のためのテスト・プログラムを実行させる装置により実行される方法であって、
    前記アプリケーションを操作するためのGUIクライアントプログラムに対する操作の内容を示すログを取得するステップと、
    前記GUIクライアントプログラムに対する操作を自動的に実行する処理が記述されたロジックが組み込まれた複数種類の関数のうち、前記ログに記録された操作に対応する関数を選択し、選択した関数を呼び出すコールステップを組み合わせて前記ログに記録された一連の操作を再現するためのテスト・プログラムを生成するステップと、
    前記テスト・プログラムに記録された関数を呼び出すことにより、前記テスト・プログラムを実行させるステップと、
    を備え、
    前記テスト・プログラムには、前記GUIクライアントプログラムにより表示された画面であり、前記アプリケーションを操作するための画面に表示されたテーブルオブジェクトまたはグリッドオブジェクトをスクロールさせるための関数を呼び出すコールステップをユーザが登録可能であり、前記テスト・プログラムを生成するステップは、ユーザにより前記スクロールさせるための関数を呼び出すコールステップの登録が指示された場合、前記ログに記録された操作に対応する関数に加えて、前記スクロールさせるための関数を呼び出すコールステップを組み合わせてテスト・プログラムを生成し、
    前記テスト・プログラムを実行させるステップは、前記スクロールさせるための関数のコールステップを含むテスト・プログラムの実行時に、前記スクロールさせるための関数を呼び出した場合に、当該関数から前記GUIクライアントプログラムに対するネイティブ参照オブジェクトを介して前記GUIクライアントプログラムが備える前記スクロールさせるための関数に対応するネイティブメソッドを呼び出すことにより、前記テーブルオブジェクトまたはグリッドオブジェクトをスクロールさせることを特徴とする動作検証方法。
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