JP2009052527A - 4サイクル内燃機関及び車両 - Google Patents

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    • F01L1/04Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
    • F01L1/047Camshafts
    • F01L2001/0475Hollow camshafts

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Abstract

【課題】カムシャフトに挿通されるインナーロッドの端部の磨耗を抑制した4サイクル内燃機関、及び当該4サイクル内燃機関を備える車両を提供する。
【解決手段】エンジン100は、内部が中空であるインテークカムシャフト110と、インテークカムシャフト110の中空部に挿通される棒状のインナーロッド120と、インテークカムシャフト110の端部に取り付けられ、インナーロッド120の端部を押さえるサークリップ310,320と、インナーロッド120の端部とサークリップ310,320との間に介在するスペーサ210,220を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、カムシャフトと、カムシャフトに挿通される棒状の挿通部材と、挿通部材の端部を押さえる規制部材とを備える4サイクル内燃機関、及び当該4サイクル内燃機関を備える車両に関する。
従来、4サイクル内燃機関では、内部を中空にしたカムシャフトが広く用いられている。このようなカムシャフトを用いることによってカムシャフトを軽量化できる。また、カムシャフトの内部に形成された中空部には、インナーロッド(挿通部材)が挿通される(例えば、特許文献1参照)。一般的に、インナーロッドは、アルミニウム合金や合成樹脂によって形成される。
カムシャフトにインナーロッドが挿通されることによって、中空部の容積が減少する。このため、4サイクル内燃機関の始動時でも、エンジンオイルを速やかにカムシャフト全体に行き渡らせることができる。
インナーロッドの両端部は、カムシャフトに嵌め込まれるサークリップ(規制部材)によって押さえられる。
特開2003−184521号公報(第3−4頁、第1図)
しかしながら、上述した従来の4サイクル内燃機関には、次のような問題があった。すなわち、高回転型(例えば、最高回転速度10,000rpm以上)の4サイクル内燃機関では、カムシャフトが回転すると、サークリップによって押さえられているインナーロッドもカムシャフトとともに回転するが、インナーロッドとカムシャフトとの慣性重量差によって、インナーロッドとカムシャフトとの回転速度の差が生じる。
インナーロッドとカムシャフトとの回転速度の差が生じると、鋼材(スチール)製のサークリップと、インナーロッドの端部とが摺動し、インナーロッドの端部が磨耗する。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、カムシャフトに挿通されるインナーロッドの端部の磨耗を抑制した4サイクル内燃機関、及び当該4サイクル内燃機関を備える車両を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、内部が中空であるカムシャフト(インテークカムシャフト110,エキゾーストカムシャフト160)と、前記カムシャフトの中空部(中空部112)に挿通される棒状の挿通部材(インナーロッド120)と、前記カムシャフトの端部(端部113a)に取り付けられ、前記挿通部材の端部(端部121a)を押さえる規制部材(サークリップ310,320)とを備える4サイクル内燃機関(エンジン100)であって、前記挿通部材の端部と、前記規制部材との間に介在する介在部材(スペーサ210,220)を備えることを要旨とする。
このような4サイクル内燃機関によれば、挿通部材の端部と、規制部材との間には、介在部材が介在する。このため、インナーロッドとカムシャフトとの慣性重量差に起因するインナーロッドとカムシャフトとの回転速度の差によって、規制部材(例えば、サークリップ)とインナーロッドの端部とが摺動しても、インナーロッドの端部の磨耗を抑制できる。
本発明の特徴によれば、カムシャフトに挿通されるインナーロッドの端部の磨耗を抑制した4サイクル内燃機関、及び当該4サイクル内燃機関を備える車両を提供することができる。
次に、本発明に係る車両の実施形態について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)車両の全体概略構成、(2)4サイクル内燃機関の構造、(3)カムシャフトの構造、(4)作用・効果及び(5)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)車両の全体概略構成
図1は、本実施形態に係る車両である自動二輪車10の左側面図である。図1に示すように、自動二輪車10は、前輪20と後輪40とを備え、エンジン100が発生する駆動力によって後輪40を駆動する。
具体的には、エンジン100が生成した駆動力は、トランスミッション(不図示)及びドライブチェーン30を介して後輪40に伝達される。自動二輪車10は、高速走行やワインディング路の走行に適したスポーツタイプの自動二輪車である。
エンジン100は、シリンダヘッド104(図1において不図示、図2参照)にインテークカムシャフト110及びエキゾーストカムシャフト160が設けられたDOHC型の4サイクル内燃機関である。
インテークカムシャフト110、エキゾーストカムシャフト160及びクランクシャフト101には、カムチェーン102が掛け渡される。インテークカムシャフト110及びエキゾーストカムシャフト160は、クランクシャフト101が回転することによって回転させられる。
エンジン100は、スポーツタイプの自動二輪車10の特徴を踏まえ、上限回転速度が高く設定される(例えば、10,000rpm以上)。
(2)4サイクル内燃機関の構造
図2は、本実施形態において4サイクル内燃機関を構成するエンジン100の右側面図である。図2に示すように、エンジン100は、シリンダ103と、シリンダ103に連結されるシリンダヘッド104とを有する。
シリンダ103の内部には、複数のピストン105、具体的には、4本のピストン105が直列に配設される。つまり、エンジン100は、直列4気筒である。ピストン105は、クランクシャフト101に連結される。
シリンダヘッド104には、インテークカムシャフト110及びエキゾーストカムシャフト160が配設される。インテークカムシャフト110は、インテークバルブ106を所定のタイミングで押し下げるカム(不図示)を有する。同様に、エキゾーストカムシャフト160は、エキゾーストバルブ107を所定のタイミングで押し下げるカム(不図示)を有する。
(3)カムシャフトの構造
次に、図3(a),(b)、及び図4(a),(b)を参照して、インテークカムシャフト110及びエキゾーストカムシャフト160の構造について説明する。インテークカムシャフト110とエキゾーストカムシャフト160とは、概ね同様の構造であるため、以下、インテークカムシャフト110の構造について説明する。
(3.1)全体概略構造
図3(a)は、インテークカムシャフト110の平面図である。図3(b)は、図2に示すF3B−F3B線に沿ったインテークカムシャフト110の断面図である。図4(a)は、インテークカムシャフト110の一端部の一部拡大断面図である。図4(b)は、インテークカムシャフト110の他端部の一部拡大断面図である。
図3(a),(b)及び図4(a),(b)に示すように、インテークカムシャフト110は、カムスプロケット111を有する。カムスプロケット111には、カムチェーン102(図1参照)が掛け渡される。
インテークカムシャフト110は、内部が中空である。インテークカムシャフト110には、インナーロッド120が挿通される。
インナーロッド120は、棒状、具体的には丸棒状である。本実施形態において、インナーロッド120は、挿通部材を構成する。インテークカムシャフト110にインナーロッド120が挿通されると、インテークカムシャフト110に形成された中空部112の容積を減少する。このため、エンジン100の始動時でも、エンジンオイル(不図示)を速やかにインテークカムシャフト110全体に行き渡らせることができる。
インナーロッド120の端部121a(一端部)の外径φ1は、端部121b(他端部)の外径φ2より小さい。また、外径φ1は、インテークカムシャフト110の中空部112の内径φ3よりも小さい。
インナーロッド120の端部121aには、スペーサ210が取り付けられる。スペーサ210は、インテークカムシャフト110に取り付けられたサークリップ310によって押さえられる。同様に、インナーロッド120の端部121bには、スペーサ220が取り付けられる。スペーサ220は、インテークカムシャフト110に取り付けられたサークリップ320によって押さえられる。
サークリップ310(320)は、インテークカムシャフト110の端部113a(113b)に取り付けられる。具体的には、サークリップ310(320)は、インテークカムシャフト110に形成された切欠き(不図示)に嵌め込まれる。本実施形態において、サークリップ310(320)は、規制部材を構成する。
サークリップ310(320)は、インナーロッド120の端部121a(121b)を押さえ、インナーロッド120の長手方向に沿った動きを規制する。サークリップ310(320)は、鋼材(スチール,Fe)によって形成される。
スペーサ210(220)は、インナーロッド120の端部121a(121b)と、サークリップ310(320)との間に介在する。本実施形態において、スペーサ210(220)は、介在部材を構成する。
本実施形態では、スペーサ210(220)は、インナーロッド120よりも硬い材料によって形成される。具体的には、インナーロッド120は、アルミニウム合金(Al)によって形成される。スペーサ210(220)は、鋼材(スチール,Fe)によって形成される。
また、本実施形態では、インナーロッド120は、円環状のOリング131,132を備える。Oリング131は、端部121aに嵌め込まれる。Oリング132は、端部121bに嵌め込まれる。Oリング131,132は、弾性部材、本実施形態では、ゴムによって形成される。端部121aの外径φ1と、端部121bの外径φ2とが異なるため、Oリング131の外径と、Oリング132の外径も異なっている。具体的には、Oリング131の外径は、Oリング132の外径より小さい。
(3.2)カムシャフト端部の詳細構造
図5は、カムシャフト端部の分解斜視図である。具体的には、図5は、インテークカムシャフト110の端部113bの分解斜視図である。なお、インテークカムシャフト110の端部113aも端部113bと概ね同様の構造を有する。
図5に示すように、インナーロッド120は、インテークカムシャフト110の中空部112に挿通される。インテークカムシャフト110の中空部112には、エンジンオイル(不図示)が流入する。
Oリング132は、インナーロッド120の端部121bに形成された切欠き(不図示)に嵌め込まれる。Oリング132は、インナーロッド120の端部121bの外周壁123と、インテークカムシャフト110の中空部112の内周壁114との間に介在する。すなわち、Oリング132は、インナーロッド120とインテークカムシャフト110との間に介在し、インナーロッド120の端部121bが、インテークカムシャフト110の内周壁114と直接接触することを規制する。
スペーサ220は、挿入部221とフランジ部222とを有する。挿入部221は、インナーロッド120の端部121bに挿入される。フランジ部222は、挿入部221に連結する。フランジ部222の外径は、挿入部221の外径よりも大きい。フランジ部222は、端部121bと当接する。つまり、フランジ部222は、インナーロッド120の端部121bと、サークリップ320との間で係止される。
端部121bには、挿入部221が挿入される。具体的には、挿入部221は、インナーロッド120に形成された中空部122に挿入される。本実施形態において、中空部122は、被挿入部分を形成する。中空部122は、挿入部221のインナーロッド120への挿入方向、つまり、インナーロッド120の長手方向に沿って形成される。
さらに、スペーサ220には、中空部223が形成される。中空部223も、挿入部221のインナーロッド120への挿入方向に沿って形成される。
また、本実施形態では、スペーサ220がインナーロッド120と当接する面積は、スペーサ220がサークリップ320と当接する面積よりも大きい。具体的には、フランジ部222がインナーロッド120の端部121bと当接する面積は、フランジ部222がサークリップ320と当接する面積よりも大きい。
(4)作用・効果
自動二輪車10(エンジン100)によれば、インナーロッド120の端部121a(121b)と、サークリップ310(320)との間には、スペーサ210(220)が介在する。このため、インナーロッド120とインテークカムシャフト110との慣性重量差に起因するインナーロッド120とインテークカムシャフト110との回転速度の差によって、サークリップ310(320)とインナーロッド120の端部121a(121b)とが摺動しても、インナーロッド120の端部121a(121b)の磨耗を抑制できる。
本実施形態では、スペーサ210(220)がインナーロッド120と当接する面積は、スペーサ210(220)がサークリップ310(320)と当接する面積よりも大きい(図中のドット表示部分参照)。
さらに、本実施形態では、スペーサ210(220)は、インナーロッド120よりも硬い材料によって形成される。具体的には、インナーロッド120は、アルミニウム合金(Al)によって形成され、スペーサ210(220)は、鋼材(スチール,Fe)によって形成される。つまり、鋼材によって形成されたサークリップ310(320)には、同じく鋼材で形成されたスペーサ210(220)が当接する。
このため、アルミニウム合金(Al)によって形成されたインナーロッド120の端部121a(121b)の磨耗を効果的に抑制できる。
本実施形態では、インナーロッド120に形成された中空部122に挿入される挿入部221よりも外径が大きいフランジ部222が、インナーロッド120の端部121bとサークリップ320との間で係止される。
このため、スペーサ220(フランジ部222)とサークリップ320とが当接する面積、及びスペーサ220(フランジ部222)とインナーロッド120の端部121bとが当接する面積が拡大する。当該面積が拡大すると、インナーロッド120の端部121bに掛かる面圧及びスペーサ220に掛かる面圧が低下する。すなわち、インナーロッド120及びスペーサ220の磨耗をさらに効果的に抑制できる。
本実施形態では、スペーサ220には、中空部223が形成される。このため、スペーサ220の追加に伴うインテークカムシャフト110の重量増加を最小限に抑制できる。
本実施形態では、Oリング132が、インナーロッド120の端部121bの外周壁123と、インテークカムシャフト110の中空部112の内周壁114との間に介在する。このため、インナーロッド120の端部121bが、インテークカムシャフト110の内周壁114と直接接触することを防止できる。
さらに、インナーロッド120の端部121aの外径φ1は、インナーロッド120の端部121bの外径φ2、及びインテークカムシャフト110の中空部112の内径φ3よりも小さい。また、端部121aの外径φ1と、端部121bの外径φ2とが異なるため、Oリング131の外径と、Oリング132の外径も異なっている。具体的には、Oリング131の外径は、Oリング132の外径よりも小さい。
このため、インナーロッド120をインテークカムシャフト110の端部113b側から挿通する場合、インナーロッド120の端部121aに嵌め込まれているOリング131が、インテークカムシャフト110の内周壁114と摺動する距離を大幅に短縮できる。つまり、インナーロッド120をインテークカムシャフト110の端部113b側から挿通する場合において、Oリング131の内周壁114との摺動による劣化や損傷を防止できる。なお、インテークカムシャフト110の端部113aは、シリンダヘッド104に固定されるため、通常の分解・組立作業では、インテークカムシャフト110の端部113a側にインナーロッド120の端部121aを突出させてOリング131を嵌め込むことはできない。
(5)その他の実施形態
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した実施形態では、端部121aの外径φ1と、端部121bの外径φ2とが異なっていたが、外径φ1と外径φ2とは、必ずしも異なっていなくても構わない。また、Oリング131,132は、必ずしも設けられていなくてもよい。
上述した実施形態では、スペーサ220には、中空部223が形成されていたが、スペーサ220(210)には、中空部を形成しなくてもよい。
上述した実施形態では、スペーサ220は、挿入部221とフランジ部222とを有していたが、スペーサ220に代えて、板状のワッシャーを用いることもできる。
上述した実施形態では、インナーロッド120は、アルミニウム合金(Al)によって形成され、スペーサ210,220及びサークリップ310(320)は、鋼材(スチール,Fe)によって形成されていたが、当該部材の形成に用いられる材料は、これらの材料に限定されない。例えば、インナーロッド120は、合成樹脂によって形成してもよい。
上述した実施形態では、自動二輪車10を例として説明したが、本発明が適用された4サイクル内燃機関は、自動四輪車などにも勿論搭載することができる。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施形態に係る自動二輪車10の左側面図である。 本発明の実施形態に係るエンジン100の右側面図である。 本発明の実施形態に係るインテークカムシャフト110の平面図及び断面図である。 本発明の実施形態に係るインテークカムシャフト110の一端部及び他端部の一部拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るカムシャフト端部の分解斜視図である。
符号の説明
10…自動二輪車、20…前輪、30…ドライブチェーン、40…後輪、100…エンジン、101…クランクシャフト、102…カムチェーン、103…シリンダ、104…シリンダヘッド、105…ピストン、106…インテークバルブ、107…エキゾーストバルブ、110…インテークカムシャフト、111…カムスプロケット、112…中空部、113a,113b…端部、114…内周壁、120…インナーロッド、121a,121b…端部、122…中空部、123…外周壁、131,132…Oリング、160…エキゾーストカムシャフト、210,220…スペーサ、221…挿入部、222…フランジ部、223…中空部、310,320…サークリップ、φ1,φ2…外径、φ3…内径

Claims (8)

  1. 内部が中空であるカムシャフトと、
    前記カムシャフトの中空部に挿通される棒状の挿通部材と、
    前記カムシャフトの端部に取り付けられ、前記挿通部材の端部を押さえる規制部材と
    を備える4サイクル内燃機関であって、
    前記挿通部材の端部と、前記規制部材との間に介在する介在部材を備える4サイクル内燃機関。
  2. 前記介在部材が前記挿通部材と当接する面積は、前記介在部材が前記規制部材と当接する面積よりも大きい請求項1に記載の4サイクル内燃機関。
  3. 前記介在部材は、前記挿通部材よりも硬い材料によって形成される請求項1に記載の4サイクル内燃機関。
  4. 前記介在部材は、
    前記挿通部材の端部に挿入される挿入部分と、
    前記挿入部分に連結するフランジ部分と
    を有し、
    前記挿通部材の端部には、前記挿入部分が挿入される被挿入部分が形成され、
    前記フランジ部分は、前記挿通部材の端部と前記規制部材との間で係止される請求項1に記載の4サイクル内燃機関。
  5. 前記介在部材には、前記挿入部分の前記挿通部材への挿入方向に沿って中空部分が形成される請求項4に記載の4サイクル内燃機関。
  6. 円環状の弾性部材をさらに備え、
    前記弾性部材は、
    前記挿通部材の端部の外周壁と、前記カムシャフトの中空部の内周壁との間に介在する請求項1に記載の4サイクル内燃機関。
  7. 前記挿通部材は丸棒状であり、
    前記挿通部材の一端部の外径は、前記挿通部材の他端部の外径及び前記カムシャフトの中空部の内径よりも小さい請求項6に記載の4サイクル内燃機関。
  8. 請求項1乃至7の4サイクル内燃機関を備える車両。
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