JP2009049935A - 通信制御システム、情報処理装置及び通信制御方法 - Google Patents

通信制御システム、情報処理装置及び通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者のメディア設定についての操作負担を軽減でき、転送により通信相手が予期せぬメディアに変更されるという事態を回避できる通信制御システム、該システムで用いる情報処理装置及び通信制御方法を提供する。
【解決手段】呼制御サーバ7は、第1仮想端末装置2及び第2仮想端末装置4間を既存呼として接続し、実端末装置3が転送依頼M1を受け付けたときに既存呼端末メディア通知M2を実端末装置5へ送信する。実端末装置5は、自身で利用できるメディアと既存呼の利用メディアとの差分を明示し、利用者の入力により転送呼で利用すべき利用メディアの指定を受け付ける。呼制御サーバ7は、指定された利用メディアに基づいて実端末装置1及び実端末装置5間を転送呼として接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数種のメディアによるセッションを割り付けた複数の端末装置を有する仮想的な端末装置群間を接続するための通信制御システム、当該システムが備える情報処理装置及び通信制御方法に関する。
従来、無線LANによるVoIP機能を有する携帯電話、ファクシミリ装置及びパーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)などが存在して通信形態が多様化している。また、IP技術の進歩によって複数種のメディアによるセッションで通信することが容易となってきている。例えば利用者は、異なる通信形態及び複数種のメディアを適宜組み合わせることにより通信を行うことが可能となっている。
そこで、かかる通信を可能にすべく、呼制御サーバで異なる通信形態の実端末装置間を組み合わせてひとつの仮想的な端末装置を形成する通信制御方法が提案された(例えば、特許文献1)。図13は従来の通信制御方法で用いるシステムの全体構成を示す概略図である。特許文献1に記載された方法において、例えば、呼制御サーバ内で各実端末装置を仮想端末装置♯1〜3として形成し、形成した仮想端末装置間で相互に通信することにより、異なる通信形態間での通信を可能とした(図13参照)。更に、呼を転送することにより、仮想端末装置♯1及び仮想端末装置♯2間の接続を仮想端末装置♯1及び仮想端末装置♯3間の接続に切り替えることができた。例えば、同一企業内の部署において、一の部署で受けた通信を他の部署へ転送することができた。
特開2006−270837号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、転送元から転送先へ呼の転送を行う場合、転送呼で利用できるメディアを選定するときにセッションを切断するので、通信が突然中断されるという問題を有していた。
また、例えば、映像メディアを利用した既存呼を音声メディアを利用する転送先に転送した場合、通信相手の端末装置では、転送により突然映像メディアが切断され音声メディアに変更されることになる。このように、通信相手にとって予期せぬメディアに変更されるという問題を有していた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、既存呼で利用しているメディアの種別を転送先である端末装置群に通知し、通信したメディアの種別と転送先で利用できるメディアの種別との関係に基づいて転送呼で利用すべきメディアを決定することにより、通信が突然中断されることがなく、予期せぬメディアに変更されるがなくスムーズに転送作業ができる通信制御システム、該システムで用いる情報処理装置及び通信制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る通信制御システムは、所定のメディアによる通信が可能な複数の端末装置と該端末装置間の通信を制御する通信制御装置とを備え、該通信制御装置は、複数種のメディアによるセッションを複数の端末装置を有する仮想的な端末装置群に割り当てる手段と、割り当てた端末装置群のうち第1端末装置群及び第2端末装置群を既存呼として接続する手段と、該第2端末装置群からの転送要求を受け付ける手段と、受け付けた転送要求に応じて転送先となる第3端末装置群へ呼を転送して第1端末装置群及び第3端末装置群間を転送呼として所定のメディアを利用して接続する制御手段とを備える通信制御システムにおいて、前記通信制御装置は、前記既存呼で利用しているメディアの種別を前記第3端末装置群へ通知する手段を備え、前記第3端末装置群は、通知されたメディアの種別と第3端末装置群で利用できるメディアの種別との関係に基づいて前記転送呼で利用すべきメディアの種別を決定する決定手段を備え、前記制御手段は、決定された種別のメディアを利用して転送呼として接続するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る通信制御システムは、前記通信制御装置は、前記第3端末装置群が決定したメディアの種別を第1端末装置群へ通知する手段を更に備えることを特徴とする。
また、本発明に係る通信制御システムは、前記決定手段は、決定した種別のメディア毎に前記第3端末装置群が有する端末装置のいずれかに割り当てるようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る通信制御システムは、前記通信制御装置は、前記転送呼で利用すべきメディアを予め規定する規定手段を更に備え、前記決定手段は、該規定手段で規定してあるメディアを参照して前記転送呼で利用すべきメディアの種別を決定するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る通信制御システムは、前記通信制御装置は、前記既存呼で利用している端末装置と前記第3端末装置群が有する端末装置とが重複しているか否かを判断する判断手段を更に備え、前記制御手段は、該判断手段で重複していると判断した端末装置のセッションを継続させるようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置は、所定のメディアによる通信が可能な外部装置と複数接続する手段と、接続した外部装置間の通信を制御する制御手段と、複数種のメディアによるセッションを複数の外部装置を有する仮想的な装置群に割り当てる手段と、割り当てた装置群のうちのいずれかを既存呼として相互に接続する手段と、該装置群からの転送要求を受け付ける手段と、受け付けた転送要求に応じて転送先となる装置群へ呼を転送して転送呼として所定のメディアを利用して接続する接続手段とを備える情報処理装置において、前記既存呼で利用しているメディアの種別を転送先となる装置群へ通知する手段と、転送先となる装置群で決定された前記転送呼で利用すべきメディアの種別を受け付ける手段とを備え、前記接続手段は、受け付けた種別のメディアを利用して転送呼として接続するようにしてあることを特徴とする。
更にまた、本発明に係る通信制御方法は、所定のメディアによる通信が可能な端末装置と複数接続して該端末装置間の通信を制御する通信制御装置で、複数種のメディアによるセッションを複数の端末装置を有する仮想的な端末装置群に割り当て、割り当てた端末装置群のうち第1端末装置群及び第2端末装置群間を既存呼として接続し、該第2端末装置群からの転送要求に応じて転送先となる第3端末装置群へ呼を転送して第1端末装置群及び第3端末装置群間を転送呼として所定のメディアを利用して接続する通信制御方法において、前記既存呼で利用しているメディアの種別を前記第3端末装置群に通知し、通知したメディアの種別と第3端末装置群で利用できるメディアの種別との関係に基づいて前記転送呼で利用すべきメディアを決定することを特徴とする。
本発明にあっては、転送呼で利用すべきメディアの決定に既存呼で利用しているメディアの種別を参照しているので、転送により転送相手が予期せぬメディアに変更されるという事態を回避できる。また、転送先で決定したメディアの種別を通信相手にも通知することにより、通信相手は、転送により利用すべきメディアを予め知ることができ、転送により通信相手が予期せぬメディアに変更されるという事態を回避できる。また、決定した種別のメディア毎に転送先である端末装置のいずれかに割り当てることにより、決定したメディアに対して最適な通信装置を用いて通信することができる。また、利用すべきメディアについて予め規定しておき、当該規定に基づいて転送の呼で利用すべきメディアを決定することにより、利用者にメディア設定の操作負担を強いることがない。更にまた、既存の呼で利用しているセッションを転送の呼でも引き継ぐことにより、転送により通信が中断する事態を回避することができる。
本発明にあっては、通信相手が予期せぬメディアに変更される事態を回避でき、ストレスのない通信が可能になる。また、転送による通信が中断する事態を回避でき、ストレスのない円滑な通信が可能になる。また、通信装置間で調停をする必要がなく転送によるメディア設定の操作負担を軽減することができ、ストレスのない円滑な通信が可能になる。
以下、本発明に係る通信制御システム、当該システムが有する情報処理装置及び通信制御方法について、実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る通信制御システムの全体構成を示す概略図である。
図1中のとおり、本発明に係る通信制御システムは、実端末装置1、3、5及び呼制御サーバ7で構成されている。
実端末装置1、3及び5は、固定電話機、携帯電話機、PC、ファクシミリ装置などの様々な端末装置を有し、音声、映像、静止画、動画及び文字などの複数種のメディアを利用することができる。実端末装置1、3及び5が有する一又は複数の端末装置は、呼制御サーバ7内で仮想的な端末装置として形成されている。本実施の形態では、固定電話機11及びPC12を通信相手の第1仮想端末装置2として形成し、携帯電話機31及びPC32を転送元の第2仮想端末装置4として形成し、携帯電話機51及びPC52を通信先の第3仮想端末装置6として形成した一例を説明する。即ち、第1仮想端末装置2、第2仮想端末装置4及び第3仮想端末装置6は、システム上に物理的に存在するものでなく、呼制御サーバ7内に仮想的に存在している。
本発明に係る通信制御システムにおいて、以下の処理が実行される。呼制御サーバ7は、第1仮想端末装置2及び第2仮想端末装置4間を既存呼として接続する。
既存呼による通信中、第2仮想端末装置4が有する実端末装置3は、転送依頼M1の入力を受け付けることができる。転送依頼M1には、呼と通信相手の端末装置と転送先の端末装置とのIDが対応して格納されている。
実端末装置3が転送依頼M1を受け付けたとき、呼制御サーバ7は、第2仮想端末装置4を介して転送依頼M1を受け付ける。呼制御サーバ7は、転送依頼M1を受け付けたとき、第3仮想端末装置6を介して既存呼端末メディア通知M2を実端末装置5へ送信する。既存呼端末メディア通知M2には、メディアの条件の差分を明らかにするために通信相手の能力及び後述する既存呼端末メディア情報73cが含まれている。
実端末装置5は、既存呼端末通知M2を受信したとき、通信相手と自身とが利用できるメディアを抽出する。実端末装置5は、抽出したメディアを表示する。これにより、実端末装置5は、自身で利用できるメディアと既存呼で利用している利用メディアとの差分を利用者に明示する。そして、実端末装置5は、利用者の入力により転送呼で利用すべき利用メディアの指定を受け付ける。
実端末装置5が利用メディアの指定を受け付けたとき、呼制御サーバ7は、第3仮想端末装置6を介して当該指定を受け付ける。呼制御サーバ7は、当該指定を受け付けたとき、第1仮想端末装置2を介して転送呼端末メディア通知M3を実端末装置1へ送信する。転送呼端末メディア通知M3は、転送先で指定された情報をフィードバックしたものであり、転送通知呼IDにより識別される。また、転送呼端末メディア通知M3には、転送呼で利用すべき利用メディアと端末装置とのIDが対応して格納されている。
実端末装置1は、転送呼端末メディア通知M3を受信したとき、既存呼で利用している利用メディアと転送呼で利用すべき利用メディアとの差分を利用者に対して明示する。そして、実端末装置1は、利用者の入力により転送呼で利用すべき利用メディアの確認を受け付ける。
実端末装置1が利用したメディアの確認を受け付けたとき、呼制御サーバ7は、第1仮想端末装置2を介して当該確認を受け付ける。呼制御サーバ7は、当該確認を受け付けたとき、第3仮想端末装置6を介して転送通知M4を実端末装置5へ送信する。転送通知M4は、実端末装置1で指定された利用メディアによる転送呼を発呼したものであり、呼IDにより識別される。また、転送通知M4には、転送通知呼と利用メディアとのIDが対応して格納されている。
実端末装置5が転送通知M4を受信したとき、呼制御サーバ7は、第3仮想端末装置6を介して当該通知を受信する。呼制御サーバ7は、当該通知を受信したとき、指定された利用メディアに基づいて実端末装置1及び実端末装置5間を転送呼として接続する。
このように、本発明に係る通信制御システムでは、既存呼から転送呼への切り替え処理が行われる。
次に呼制御サーバ7の構成及び作用について説明する。呼制御サーバ7は、本発明に係る情報処理装置に該当する。図2は本発明に係る情報処理装置の構成を示すブロック図、図3は本発明で用いる情報の内容の一例を示す概念図である。
呼制御サーバ7は、通信インタフェース71、呼制御ユニット72、仮想端末装置管理ユニット73、転送制御ユニット74、制御ユニット75で構成されており、各ハードウェアは、バス(図示せず)により相互に接続されている。
通信インタフェース71は、インタネット又はイントラネットなどの通信網の終端装置であり、実端末装置との通信を行うための窓口である。通信インタフェース71は、実端末装置から送信された要求又は通知などを受信して呼制御ユニット72へ送信するか、又は、自身が生成した要求又は通知などを実端末装置へ送信する。
呼制御ユニット72は、実端末装置のセッションを接続又は切断するための制御を行う。呼制御ユニット72は、通信インタフェース71を介して要求又は通知などを受信したとき、受信した要求又は通知などを仮想端末装置管理ユニット73又は転送制御ユニット74へ送信する。また、呼制御ユニット72は、仮想端末装置管理ユニット73又は転送制御ユニット74で生成された要求又は通知などを通信インタフェース71を介して実端末装置へ送信する。
仮想端末装置管理ユニット73は、複数種のメディアによるセッションを管理することにより、複数の端末装置を単一の仮想端末装置として形成する。また、仮想端末装置管理ユニット73は、既存呼で利用している利用メディアの状態と、転送通話呼により通知された転送呼端末メディア情報73aとを保持する。転送呼端末メディア情報73aは、転送呼で用いる端末装置及び利用メディアを決定するための情報であり、転送通知呼IDにより識別される。また、転送呼端末メディア情報73aには、転送先で利用できる利用メディアと端末装置とセッションとのIDが対応して格納されている(図3(a)参照)。
また、仮想端末装置管理ユニット73は、メディア設定ポリシー73bに基づいて転送呼で利用すべき利用メディアを自動的に決定する。メディア設定ポリシー73bは、実端末装置5により予め設定され、仮想端末装置管理ユニット73内に記憶されている。また、メディア設定ポリシー73bには、転送元の端末装置と転送先の端末装置とのID及び設定すべきポリシー値が対応して格納されている(図3(b)参照)。また、ポリシー値には、既存呼と同一のメディアを利用する設定を示す値、転送呼で利用できる最大能力でのメディアを利用する設定を示す値、転送呼で利用できる最小能力でのメディアを利用する設定を示す値などが含まれている。
また、仮想端末装置管理ユニット73は、既存呼端末メディア情報73cに基づいて既存呼で利用している端末装置及び利用メディアによるセッションの状態を管理する。既存呼端末メディア情報73cは、呼IDにより識別される。また、既存呼端末メディア情報73cには、既存呼で利用している利用メディアと端末装置とセッションとのIDが対応して格納されている(図3(c)参照)。
また、仮想端末装置管理ユニット73は、利用者端末情報73dに基づいて利用している端末装置及び該端末装置によるセッションを管理する。利用者端末情報73dは、利用者IDにより識別される。また、利用者端末情報73dには、利用している端末装置とセッションとのIDが対応して格納されている(図3(d)参照)。
更にまた、仮想端末装置管理ユニット73には、初期設定情報が予め記憶されている。仮想端末装置管理ユニット73は、初期設定情報に基づいて転送呼で利用すべき利用メディアを決定する。
転送制御ユニット74は、既存呼利用メディア情報通知器74a、転送呼利用メディア端末設定器74b、転送呼メディア決定接続器74cで構成されており、受信した通知を種類別に振り分ける処理、その他の転送制御についての処理を行う。
既存呼利用メディア情報通知器74aは、転送依頼M1を受信したとき、既存呼端末メディア情報73cに基づいて既存呼で利用している利用メディアを抽出し、抽出した利用メディアなどの情報を既存呼端末通知M2として転送先の実端末装置6へ送信する。
転送呼利用メディア端末設定器74bは、転送呼端末メディア通知M3を受信したとき、転送呼端末メディア通知M3を記憶すると共に実端末装置1へ送信する。
転送呼メディア決定接続器74cは、転送通知M4を受信したとき、転送呼端末メディア情報73aに基づいて転送呼で利用すべき利用メディア及び端末装置を確定し、転送呼による接続を開始する。
制御ユニット75は、呼制御サーバ7の各ハードウェアの動作を制御する。
実施例1.
次に本発明に係る通信制御方法について説明する。図4は本発明に係る通信制御方法を説明するための概念図、図5は画面の表示例を示す模式図である。
まず、呼制御サーバ7は、第1仮想端末装置2及び第2仮想端末装置4を介して固定電話機11及び携帯電話機31間での既存呼(C01)による接続を行う。既存呼では、音声及び映像のメディアにより接続されている。
携帯電話機31が転送依頼M1の入力を受け付けたとき、呼制御サーバ7は、第2仮想端末装置4を介して転送依頼M1を受信する。呼制御サーバ7は、転送依頼M1を受信したとき、第2仮想端末装置4及び第3仮想端末装置6を介して携帯電話機31及びPC52間での転送通知呼(C02)による通信を制御する。
初期設定では、PC52を音声のみで接続するようにしてある。ここでPC52は、モニタ(図示せず)上に転送接続設定画面S1を表示する。転送接続設定画面S1は、転送呼で利用すべきメディアの種別及び端末装置を選択するためのチェック欄を備え、チェック欄にチェックが入力されることにより、転送呼で利用すべきメディアの種別を受け付ける(図5(a)参照)。
PC52は、例えば、利用メディアとして映像を追加する要求を受け付ける。
呼制御サーバ7は、PC52で受け付けた要求に応じて転送呼端末メディア情報73aを生成する。呼制御サーバ7は、第3仮想端末装置6を介して転送通知呼IDをC02とした転送通知を実端末装置5へ送信し、第1仮想端末装置2及び第3仮想端末装置6を介して固定電話機11とPC52との転送呼(C02)による通信を転送呼端末メディア情報73aに基づいて制御する。呼制御サーバ7は、固定電話機11と携帯電話機31との既存呼(C01)による通信を切断する。
その結果、PC52の設定が接続開始から音声のみならず映像による通信を行うように変更されるので、固定電話機11は、予期せぬメディアに変更されることなく転送前と同じメディアで通信することができる。
また他のパターンとして、固定電話機11及び携帯電話機31間での既存呼(C01)において、音声のみで接続されている場合であって、携帯電話機31が転送依頼M1を受け付けたとき、呼制御サーバ7は、固定電話機11とPC52での転送呼(C02)による通信を制御する。
初期設定では、PC52を音声及び映像で接続するようにしてある。呼制御サーバ7は、初期設定情報に基づいて転送呼端末メディア情報73aを生成する。呼制御サーバ7は、固定電話機11と携帯電話機31との既存呼(C01)による通信を切断する。
固定電話機11は、モニタ(図示せず)上に確認ダイアログS2を表示する。確認ダイアログS2は、転送呼で利用すべきメディアの種別及び端末装置を確認するためのチェック欄を備え、チェック欄にチェックが入力されることにより、転送呼で利用すべきメディアの確認を受け付ける(図5(b)参照)。
呼制御サーバ7は、固定電話機11で受け付けた確認に応じて第1仮想端末装置2と第3仮想端末装置6を介して固定電話機11とPC52との転送呼(C02)による通信を制御する。
その結果、固定電話機11は、当初音声のみで通信をしていたが、確認ダイアログで自らが確認しているので、予期せぬメディアに変更されることなく通信することができる。
更にまた他のパターンでは、固定電話機11及び携帯電話機31間での既存呼(C01)において、音声及び映像で接続されている場合であって、携帯電話機31が転送依頼M1を受け付けたとき、呼制御サーバ7は、第2仮想端末装置4及び第3仮想端末装置6を介して携帯電話機31とPC52での転送通知呼(C02)による通信を制御する。
初期設定では、PC52を音声のみで接続するようにしてある。PC52は、モニタ(図示せず)上に転送接続設定画面S1を表示する。PC52は、例えば、利用メディアとして映像をPC52で接続し、音声を携帯電話機51で接続する要求を受け付ける(図5(a)参照)。
呼制御サーバ7は、PC52で受け付けた要求に応じて転送呼端末メディア情報73aを生成する。呼制御サーバ7は、第3仮想端末装置6を介して転送通知呼IDをC02とした転送通知をPC52へ送信し、第1仮想端末装置2及び第3仮想端末装置6を介して固定電話機11とPC52との転送呼(C02)による通信を転送呼端末メディア情報73aに基づいて制御する。呼制御サーバ7は、固定電話機11と携帯電話機31との既存呼(C01)による通信を切断する。
その結果、固定電話機11は、予期せぬメディアに変更されることなく転送前と同じメディアで通信することができ、転送先は、当該メディアのために用いるべき装置を自由に振り分けることができる。
次に呼制御サーバ7が実行する通信制御処理の手順について説明する。図6は通信制御処理の手順を示すフローチャートである。呼制御サーバ7の制御ユニット75は、転送依頼M1を受信したか否かを判断する(S101)。その結果、制御ユニット75は、転送依頼M1を受信したと判断した場合(S101でYES)、第3仮想端末装置6を介して転送接続設定画面S1を実端末装置5へ送信し(S102)、通信制御処理を完了する。
一方、制御ユニット75は、転送依頼M1を受信していないと判断した場合(S101でNO)、仲介処理を実行する(S103)。
ここで呼制御サーバ7が実行する仲介処理の手順について説明する。図7は仲介処理の手順を示すフローチャートである。呼制御サーバ7の制御ユニット75は、転送呼端末メディア通知M3を受信したか否かを判断する(S201)。その結果、制御ユニット75は、転送呼端末メディア通知M3を受信したと判断した場合(S201でYES)、受信した転送呼端末メディア通知M3に基づいて転送呼端末メディア情報73aを生成し(S202)、仮想端末装置管理ユニット73に記憶する。また、制御ユニット75は、転送呼で用いる利用メディアと既存呼で用いている利用メディアとの差があるか否かを判断し(S203)、差がないと判断した場合(S203でNO)、既存呼で利用している利用メディアに変更を加えることなく仲介処理を終了する。
一方、制御ユニット75は、差があると判断した場合(S203でYES)、第1仮想端末装置2を介して確認ダイアログを実端末装置1へ送信し(S204)、仲介処理を終了する。
一方、制御ユニット75は、ステップS201で転送呼端末メディア通知M3を受信していないと判断した場合(S201でNO)、転送通知M4を受信したか否かを判断する(S205)。その結果、制御ユニット75は、転送通知M4を受信したと判断した場合(S205でYES)、転送呼端末メディア情報73aを記憶しているか否かを判断する(S206)。その結果、制御ユニット75は、転送呼端末メディア情報73aを記憶していると判断した場合(S206でYES)、記憶してある転送呼端末メディア情報73aに基づいて転送呼で用いる利用メディア及び端末装置を決定する(S208)。
制御ユニット75は、決定した利用メディア及び端末装置を用いて接続を行い(S209)、仲介処理を終了する。
一方、制御ユニット75は、ステップS206で転送呼端末メディア情報73aを記憶していないと判断した場合(S206でNO)、仮想端末装置管理ユニット73に予め記憶してある初期設定情報を読み出し(S207)、読み出した初期設定情報に基づいて転送呼で用いる利用メディア及び端末装置を決定する(S208)。制御ユニット75は、決定した利用メディア及び端末装置を用いて接続を行い(S209)、仲介処理を終了する。
一方、ステップS205で転送通知M4を受信していないと判断した場合(S205でNO)、切断要求を受信したか否かを判断する(S210)。その結果、制御ユニット75は、切断要求を受信していないと判断した場合(S210でNO)、ステップS101に戻り、通信制御処理を繰り返す。
一方、制御ユニット75は、切断要求を受信したと判断した場合(S210でYES)、第1仮想端末装置2を介して転送要求を実端末装置1へ送信する(S211)。制御ユニット75は、実端末装置1及び実端末装置4の通信を切断し(S213)、仲介処理を終了する。
実施例2.
上述した実施例1では、転送呼で利用すべき利用メディア及び端末装置を実端末装置1又は実端末装置5で決定する一例を説明した。しかし、本発明は、これに限るものでなく、転送呼で利用すべき利用メディアなどを予め設定しても良い。そこで、実施例2では、転送呼で利用すべき利用メディアなどが予め設定されており、設定されたメディアが既存呼で利用している利用メディアと一致している場合、自動的にメディアの引き継ぎがなされる一例を説明する。図8は実施例2に係る通信制御方法を説明するための概念図である。
呼制御サーバ7は、第1仮想端末装置2及び第2仮想端末装置4を介してPC12と携帯電話機31との既存呼(C01)による通信を制御する。既存呼では、音声及び映像のメディアにより接続されている。
携帯電話機31が転送依頼M1を受け付けたとき、呼制御サーバ7は、第2仮想端末装置4を介して転送依頼M1を受信する。呼制御サーバ7は、転送依頼M1を受信したとき、第2仮想端末装置4及び第3仮想端末装置6を介して携帯電話機31とPC52との転送通知呼(C02)による通信を制御する。呼制御サーバ7は、PC52により予め設定されたメディア設定ポリシー73bと既存呼端末メディア情報73cとを比較し、実端末装置1と実端末装置5とで共通する利用メディアを抽出する。
例えば、メディア設定ポリシー73bにおいて、“音声及び映像をPCで通信する”と規定されている場合、呼制御サーバ7は、共通する利用メディアを“PCで音声及び映像”と特定して転送呼端末メディア情報73aを生成する。呼制御サーバ7は、PC12と携帯電話機31との既存呼(C01)による通信を切断し、第3仮想端末装置6を介して転送通知呼をC02とした転送通知をPC52へ送信する。呼制御サーバ7は、第1仮想端末装置2及び第3仮想端末装置6を介してPC12及びPC52との転送呼(C02)による通信を転送呼端末メディア情報73aに基づいて制御する。
その結果、固定電話機11は、予期せぬメディアに変更されることなく転送前と同じメディアで通信することができる。また、固定電話機11又は転送先のユーザは、操作負担を強いられることがない。
次に実施例2において呼制御サーバ7が実行する通信制御処理の手順について説明する。図9は実施例2に係る通信制御処理の手順を示すフローチャートである。呼制御サーバ7の制御ユニット75は、転送依頼M1を受信したか否かを判断する(S301)。その結果、制御ユニット75は、転送依頼M1を受信していないと判断した場合(S301でNO)、仲介処理を実行し(S302)、通信制御処理を完了する。尚、仲介処理の手順は実施例1と同様であるから説明を省略する。
一方、制御ユニット75は、転送依頼M1を受信したと判断した場合(S301でYES)、メディア設定ポリシー73bがあるか否かを判断する(S303)。その結果、制御ユニット75は、メディア設定ポリシー73bがないと判断した場合(S303でNO)、仲介処理を実行し(S302)、通信制御処理を完了する。尚、仲介処理の手順は実施例1と同様であるから説明を省略する。
一方、制御ユニット75は、メディア設定ポリシー73bがあると判断した場合(S303でYES)、メディア設定ポリシー73b内のポリシー値が最大能力であるか否かを判断する(S304)。その結果、制御ユニット75は、ポリシー値が最大能力であると判断した場合(S304でYES)、利用メディアを最大能力とする転送呼端末メディア情報73aを生成し(S305)、ステップS301に戻って通信制御処理を繰り返す。尚、ここでいう最大能力とは、例えば、実端末装置1と実端末装置5とで共通する利用メディアの最大数を意味する。
一方、制御ユニット75は、ステップS304でポリシー値が最大能力でないと判断した場合(S304でNO)、ポリシー値が既存呼と同一のメディアを利用するとなっているか否かを判断する(S306)。その結果、制御ユニット75は、ポリシー値が既存呼と同一のメディアを利用するとなっている場合(S306でYES)、利用メディアを既存呼と同一のメディアとする転送呼端末メディア情報73aを生成し(S308)、ステップS301に戻って通信制御処理を繰り返す。
一方、制御ユニット75は、ステップS306でポリシー値が既存呼と同一のメディアを利用するとなっていない場合(S306でNO)、ポリシー値が最小能力であるか否かを判断する(S307)。その結果、制御ユニット75は、ポリシー値が最小能力であると判断した場合(SS307でYES)、利用メディアを最小能力とする転送呼端末メディア情報73aを生成し(S309)、ステップS301に戻って通信制御処理を繰り返す。尚、ここでいう最小能力とは、例えば、実端末装置1と実端末装置5とで共通する利用メディアの何れに絞った最小数を意味する。
一方、制御ユニット75は、ステップS307でポリシー値が最小能力でないと判断した場合(S307でNO)、ステップS301に戻って通信制御処理を繰り返す。
実施例3.
上述した実施例1及び2では、転送元及び転送先の実端末装置が別体で登録されている一例を説明した。しかし、本発明は、これに限るものでなく、転送元及び転送先の実端末装置が重複して登録されている場合であってもよい。そこで、実施例3では、転送元及び転送先で重複登録されている実端末装置において、既存呼のセッションを転送呼のセッションとして引き継がれる一例を説明する。図10は実施例3に係る通信制御方法を説明するための概念図、図11は実施例3で用いる情報の内容の一例を示す概念図である。
呼制御サーバ7は、第1仮想端末装置2及び第2仮想端末装置4を介して固定電話機11と携帯電話機31(51)との既存呼(C01)による通信を制御する。既存呼では、音声及び映像のメディアにより接続されている。
携帯電話機31が転送依頼M1を受け付けたとき、呼制御サーバ7は、第2仮想端末装置4を介して転送依頼M4を受け付ける。呼制御サーバ7は、転送依頼M4を受け付けたとき、第2仮想端末装置4及び第3仮想端末装置6を介して携帯電話機31(51)とPC52との転送通知呼(C02)による通信を制御する。呼制御サーバ7は、既存呼端末メディア情報73cと利用者端末情報73dとを比較し、転送元で用いる端末装置と転送先で用いる端末装置とで重複する端末装置を抽出する(図11(a)(b)参照)。
例えば、既存呼端末メディア情報73cにおいて、既存呼の端末装置(端末ID:31(51))を格納してあり、利用者端末情報73dにおいて、転送元の端末装置(端末ID:31(51))と転送先の端末装置(端末ID:31(51))を格納してある場合、呼制御サーバ7は、重複する端末装置として“端末ID31(51)”を抽出する。
また、抽出された端末装置以外について、呼制御サーバ7は、予め設定されたメディア設定ポリシー73b及び既存呼端末メディア情報73cに基づいて実端末装置1と実端末装置5とで共通する利用メディアの最大数を抽出する(図11(a))。
例えば、メディア設定ポリシー73bにおいて、“最大能力でのメディアを利用する”用に規定されている場合、呼制御サーバ7は、“映像を端末ID:52で利用する”と特定し、特定したデータに基づいて転送呼端末メディア情報73aを生成する(図11(c)参照)。呼制御サーバ7は、第3仮想端末装置6を介して転送通知呼をC02とした転送通知M4を携帯電話機31(51)及びPC52へ送信する。呼制御サーバ7は、音声を携帯電話機31(51)内で引き継ぐと共に、映像をPC52に割り当て、PC12及びPC52との転送呼(C03)による通信を制御する。
その結果、転送処理を実行した場合であっても、固定電話機11及び携帯電話機31(51)のセッションは切断されることがなく、少なくとも音声通信については中断されない。
次に実施例3において呼制御サーバ7が実行する通信制御処理の手順について説明する。図12は実施例3に係る通信制御処理の手順を示すフローチャートである。呼制御サーバ7の制御ユニット75は、転送依頼M1を受信したか否かを判断する(S401)。その結果、制御ユニット75は、転送依頼M1を受信したと判断した場合(S401でYES)、既存呼端末メディア情報73cと利用者端末情報73dとを比較し、転送元で用いる端末装置と転送先で用いる端末装置とで重複する端末装置があるか否かを判断する(S402)。その結果、呼制御サーバ7は、重複する端末装置があると判断した場合(S402でYES)、重複する端末装置の端末ID及びセッションIDを既存呼端末メディア情報73cから抽出し、抽出した端末ID及びセッションIDに基づいて転送呼端末メディア情報73aを生成する(S403)。更に制御ユニット75は、他の端末装置について転送呼端末メディア情報73aを生成し(S404)、通信制御処理を完了する。尚、他の端末装置の転送呼端末メディア情報の作成は、上述した実施例1又は2に基づいて利用メディア及び端末装置を決定し、決定した利用メディア及び端末装置に基づいて行う。
一方、呼制御サーバ7は、ステップS402で重複する端末装置がないと判断した場合(S402でNO)、他の端末装置について転送呼端末メディア情報73aを生成し(S404)、通信制御処理を完了する。
一方、呼制御サーバ7は、ステップS401で転送依頼M1を受信していないと判断した場合(S401でNO)、転送呼端末メディア通知M3を受信したか否かを判断する(S405)、その結果、制御ユニット75は、転送呼端末メディア通知M3を受信したと判断した場合(S405でYES)、転送呼端末メディア情報73aを記憶しているか否かを判断する(S406)。その結果、制御ユニット75は、転送呼端末メディア情報73aを記憶していると判断した場合(S406でYES)、記憶してある転送呼端末メディア情報73aに基づいて転送呼で用いる利用メディア及び端末装置を決定する(S407)。
制御ユニット75は、決定した利用メディア及び端末装置についてのセッションIDが存在するか否かを判断し(S408)、セッションIDが存在すると判断した場合(S408でYES)、存在するセッションIDに基づいて既存呼端末メディア情報73cを更新し(S409)、通信制御処理を完了する。
一方、制御ユニット75は、転送呼端末メディア情報73aを記憶していないと判断した場合(S406でNO)、仮想端末装置管理ユニット73に予め記憶してある初期設定情報を読み出し(S410)、読み出した初期設定情報に基づいて転送呼で用いる利用メディア及び端末装置を決定する(S411)。制御ユニット75は、決定した利用メディア及び端末装置についてのセッションIDを生成し(S412)、決定した利用メディア及び端末装置を用いて接続を行う(S413)。制御ユニット75は、決定した利用メディア及び端末装置に基づいて転送呼端末メディア情報73aを更新し(S409)、通信制御処理を完了する。
一方、制御ユニット75は、ステップS408でセッションIDが存在しないと判断した場合(S408でNO)、決定した利用メディア及び端末情報についてのセッションIDを生成し(S412)、生成した利用メディア及び端末装置に基づいて接続を行う(S413)。制御ユニット75は、決定した利用メディア及び端末装置に基づいて転送呼端末メディア情報73aを更新し(S409)、通信制御処理を完了する。
制御ユニット75は、ステップS405で転送呼端末メディア通知M3を受信したと判断した場合(S405でNO)、仲介処理を実行し(S414)、通信制御処理を完了する。尚、仲介処理の手順は実施例1と同様であるから説明を省略する。
本発明に係る通信制御システムの全体構成を示す概略図である。 本発明に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明で用いる情報の内容の一例を示す概念図である。 本発明に係る通信制御方法を説明するための概念図である。 画面の表示例を示す模式図である。 通信制御処理の手順を示すフローチャートである。 仲介処理の手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る通信制御方法を説明するための概念図である。 実施例2に係る通信制御処理の手順を示すフローチャートである。 実施例3に係る通信制御方法を説明するための概念図である。 実施例3で用いる情報の内容の一例を示す概念図である。 実施例3に係る通信制御処理の手順を示すフローチャートである。 従来の通信制御方法で用いるシステムの全体構成を示す概略図である。
符号の説明
1 実端末装置
11 固定電話機
12 PC
2 第1仮想端末装置
3 実端末装置
31 携帯電話機
32 PC
4 第2仮想端末装置
5 実端末装置
51 携帯電話機
52 PC
6 第3仮想端末装置
7 呼制御サーバ
71 通信インタフェース
72 呼制御ユニット
73 仮想端末装置管理ユニット
74 転送制御ユニット
75 制御ユニット

Claims (7)

  1. 所定のメディアによる通信が可能な複数の端末装置と該端末装置間の通信を制御する通信制御装置とを備え、該通信制御装置は、複数種のメディアによるセッションを複数の端末装置を有する仮想的な端末装置群に割り当てる手段と、割り当てた端末装置群のうち第1端末装置群及び第2端末装置群を既存呼として接続する手段と、該第2端末装置群からの転送要求を受け付ける手段と、受け付けた転送要求に応じて転送先となる第3端末装置群へ呼を転送して第1端末装置群及び第3端末装置群間を転送呼として所定のメディアを利用して接続する制御手段とを備える通信制御システムにおいて、
    前記通信制御装置は、
    前記既存呼で利用しているメディアの種別を前記第3端末装置群へ通知する手段を備え、
    前記第3端末装置群は、
    通知されたメディアの種別と第3端末装置群で利用できるメディアの種別との関係に基づいて前記転送呼で利用すべきメディアの種別を決定する決定手段を備え、
    前記制御手段は、決定された種別のメディアを利用して転送呼として接続するようにしてあることを特徴とする通信制御システム。
  2. 前記通信制御装置は、
    前記第3端末装置群が決定したメディアの種別を第1端末装置群へ通知する手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の通信制御システム。
  3. 前記決定手段は、決定した種別のメディア毎に前記第3端末装置群が有する端末装置のいずれかに割り当てるようにしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信制御システム。
  4. 前記通信制御装置は、
    前記転送呼で利用すべきメディアを予め規定する規定手段を更に備え、
    前記決定手段は、該規定手段で規定してあるメディアを参照して前記転送呼で利用すべきメディアの種別を決定するようにしてあることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信制御システム。
  5. 前記通信制御装置は、
    前記既存呼で利用している端末装置と前記第3端末装置群が有する端末装置とが重複しているか否かを判断する判断手段を更に備え、
    前記制御手段は、該判断手段で重複していると判断した端末装置のセッションを継続させるようにしてあることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の通信制御システム。
  6. 所定のメディアによる通信が可能な外部装置と複数接続する手段と、接続した外部装置間の通信を制御する制御手段と、複数種のメディアによるセッションを複数の外部装置を有する仮想的な装置群に割り当てる手段と、割り当てた装置群のうちのいずれかを既存呼として相互に接続する手段と、該装置群からの転送要求を受け付ける手段と、受け付けた転送要求に応じて転送先となる装置群へ呼を転送して転送呼として所定のメディアを利用して接続する接続手段とを備える情報処理装置において、
    前記既存呼で利用しているメディアの種別を転送先となる装置群へ通知する手段と、
    転送先となる装置群で決定された前記転送呼で利用すべきメディアの種別を受け付ける手段とを備え、
    前記接続手段は、受け付けた種別のメディアを利用して転送呼として接続するようにしてあることを特徴とする情報処理装置。
  7. 所定のメディアによる通信が可能な端末装置と複数接続して該端末装置間の通信を制御する通信制御装置で、複数種のメディアによるセッションを複数の端末装置を有する仮想的な端末装置群に割り当て、割り当てた端末装置群のうち第1端末装置群及び第2端末装置群間を既存呼として接続し、該第2端末装置群からの転送要求に応じて転送先となる第3端末装置群へ呼を転送して第1端末装置群及び第3端末装置群間を転送呼として所定のメディアを利用して接続する通信制御方法において、
    前記既存呼で利用しているメディアの種別を前記第3端末装置群に通知し、
    通知したメディアの種別と第3端末装置群で利用できるメディアの種別との関係に基づいて前記転送呼で利用すべきメディアを決定することを特徴とする通信制御方法。
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