JP2009046280A - 基板製造装置、および、基板製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板に与える熱量を一定にすることが可能な基板製造装置を提供すること。
【解決手段】基板製造装置100の熱処理炉120内に、基板Kxの搬送に伴い生じる温度変化を測定する搬送制御用熱電対150を設けている。基板製造装置100の搬送制御手段160は、この搬送制御用熱電対150で測定した温度変化に応じて搬送間隔Qyを認識し、調整搬送ローラ111Bの回転速度を制御することにより、基板Kxの搬送速度を個別に制御する。このため、例えば基板Kxなどにより、この基板Kxの搬送速度が他の基板Kxと異なってしまったとしても、温度変化により基板Kxの搬送間隔Qyを認識し、この搬送間隔Qyに基づき基板Kxの搬送速度を個別に制御することにより、搬送間隔Qyを一定にすることができる。したがって、基板Kxに与える熱量を一定にできる。
【選択図】図3
【解決手段】基板製造装置100の熱処理炉120内に、基板Kxの搬送に伴い生じる温度変化を測定する搬送制御用熱電対150を設けている。基板製造装置100の搬送制御手段160は、この搬送制御用熱電対150で測定した温度変化に応じて搬送間隔Qyを認識し、調整搬送ローラ111Bの回転速度を制御することにより、基板Kxの搬送速度を個別に制御する。このため、例えば基板Kxなどにより、この基板Kxの搬送速度が他の基板Kxと異なってしまったとしても、温度変化により基板Kxの搬送間隔Qyを認識し、この搬送間隔Qyに基づき基板Kxの搬送速度を個別に制御することにより、搬送間隔Qyを一定にすることができる。したがって、基板Kxに与える熱量を一定にできる。
【選択図】図3
Description
本発明は、基板製造装置、および、基板製造方法に関する。
ディスプレイパネルとして、例えばプラズマディスプレイパネルや液晶表示パネル、有機EL(Electro Luminescence)パネル、FED(Field Emission Display)、電気泳動ディスプレイパネルなどがある。これらディスプレイパネルは、表示面を構成する前面基板、および、この背面側に設けられた背面基板を備えており、これら基板上には発光領域を構成する様々な構造物が適宜設けられている。
このような構造物として、例えば、プラズマディスプレイパネルにおいては、発光領域を複数の単位発光領域に区画する隔壁や、各単位発光領域において放電発光させるためのアドレス電極およびバス電極など、これら電極などを被覆する誘電体層などが挙げられる。
このような構造物として、例えば、プラズマディスプレイパネルにおいては、発光領域を複数の単位発光領域に区画する隔壁や、各単位発光領域において放電発光させるためのアドレス電極およびバス電極など、これら電極などを被覆する誘電体層などが挙げられる。
基板上に構造物を形成する際には、まず、基板上にガラスペーストを塗布乾燥する。そして、適宜パターンを形成した後に、焼成することにより、構造物を得ることができる。
例えば、特許文献1に記載のようなガラスペーストを熱処理する構成では、搬送ローラにより形成される搬送路の上方に給気口を設けている。さらに、この給気口が位置し搬送路に対してほぼ平行な平面内に排気口を設けている。そして、給気口から排気口に向けて、基板に対してほぼ平行な空気流を形成することにより、熱処理むらを抑制する構成が採られている。
ところで、特許文献1のように搬送ローラで基板を搬送しつつ熱処理する構成では、搬送ローラの回転速度を一定にしたとしても、基板ごとに搬送速度が異なってしまうことがある。
つまり、基板製造装置の立ち上げ当初は、装置、機材などの反りがほとんど発生しない。このため、炉内を移動する基板の搬送間隔が搬入口で入れたときの間隔となり、基板は、一定間隔で搬出される。しかし、基板製造装置内に搬入された基板は、加熱、冷却されるため、経時的な形状変化を起こすことがある。基板の熱膨張係数、基板製造装置の加熱や冷却の条件、給気や排気の構造などにより、基板の反り方は変わってくるが、基板の反りにより搬送ローラとの接触面積が減り、接触面積が小さい基板の搬送速度は、大きい基板よりも遅くなる。例えば、図1(A)に示すように、基板Kに反りが生じていなく一面全体が搬送ローラ111と接触している場合、搬送速度は、設定値と同じになるが、図1(B)や図1(C)に示すように、基板Kに反りが生じて搬送ローラ111との接触面積が小さい場合、搬送速度が設定値よりも遅くなる。
つまり、基板製造装置の立ち上げ当初は、装置、機材などの反りがほとんど発生しない。このため、炉内を移動する基板の搬送間隔が搬入口で入れたときの間隔となり、基板は、一定間隔で搬出される。しかし、基板製造装置内に搬入された基板は、加熱、冷却されるため、経時的な形状変化を起こすことがある。基板の熱膨張係数、基板製造装置の加熱や冷却の条件、給気や排気の構造などにより、基板の反り方は変わってくるが、基板の反りにより搬送ローラとの接触面積が減り、接触面積が小さい基板の搬送速度は、大きい基板よりも遅くなる。例えば、図1(A)に示すように、基板Kに反りが生じていなく一面全体が搬送ローラ111と接触している場合、搬送速度は、設定値と同じになるが、図1(B)や図1(C)に示すように、基板Kに反りが生じて搬送ローラ111との接触面積が小さい場合、搬送速度が設定値よりも遅くなる。
このように、基板の反りに伴い搬送速度が変化してしまうと、基板間の搬送間隔が一定でなくなってしまう。そして、搬送間隔が一定でなくなると、図2に示すように、基板に与えられる熱量が異なってしまうことが確認されている。
すなわち、200mm間隔および500mm間隔で搬送されている基板に与えられる熱量を調べるために、図1(A)に示すような左右方向中央のC位置、右側のR位置、左側のL位置での収縮量を測定すると、搬送間隔により収縮量が異なることが確認されている。具体的には、200mm間隔の場合、最大値と最小値の差が10PPMであるのに対し、500mm間隔の場合、その差が21PPMと大きくなっている。
このことから、基板に与える熱量を一定にできる構成が望まれている。
すなわち、200mm間隔および500mm間隔で搬送されている基板に与えられる熱量を調べるために、図1(A)に示すような左右方向中央のC位置、右側のR位置、左側のL位置での収縮量を測定すると、搬送間隔により収縮量が異なることが確認されている。具体的には、200mm間隔の場合、最大値と最小値の差が10PPMであるのに対し、500mm間隔の場合、その差が21PPMと大きくなっている。
このことから、基板に与える熱量を一定にできる構成が望まれている。
本発明は、上記のような問題に鑑みて、基板に与える熱量を一定にすることが可能な基板製造装置、および、基板製造方法を提供することを1つの目的とする。
請求項1に記載の発明は、基板上に形成された材料層を熱処理炉内において熱処理することにより、所定の構造物を形成された基板を製造する基板製造装置であって、前記熱処理炉内において複数の前記基板を所定の搬送間隔をおいて搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送される前記基板を加熱する加熱手段と、前記熱処理炉内の所定の位置に配置され、前記基板の搬送に伴い生じる温度変化を測定する温度センサと、この温度センサにより測定される前記温度変化に応じて、前記搬送手段による前記複数の基板の搬送速度を個別に制御する搬送制御手段と、を具備したことを特徴とする基板製造装置である。
請求項8に記載の発明は、基板上に形成された材料層を熱処理炉内において熱処理することにより、所定の構造物を形成された基板を製造する基板製造方法であって、前記熱処理炉内において複数の前記基板を所定の搬送間隔をおいて搬送する搬送工程と、この搬送工程により搬送される前記基板を加熱する加熱工程と、前記熱処理炉内の所定の位置において前記基板の搬送に伴い生じる温度変化を測定する温度測定工程と、この温度測定工程により測定される前記温度変化に応じて、前記搬送工程による前記複数の基板の搬送速度を個別に制御する搬送制御工程と、を実施することを特徴とする基板製造方法である。
以下、本発明に係る一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態ではプラズマディスプレイパネルを例示するが、これに限らず、本発明は液晶表示パネルや、有機ELパネル、FED、電気泳動ディスプレイパネルなどのディスプレイパネルのガラス基板、さらには半導体を有する電子回路基板などにも適用可能である。
なお、本実施形態ではプラズマディスプレイパネルを例示するが、これに限らず、本発明は液晶表示パネルや、有機ELパネル、FED、電気泳動ディスプレイパネルなどのディスプレイパネルのガラス基板、さらには半導体を有する電子回路基板などにも適用可能である。
[プラズマディスプレイパネル]
まず、本実施形態において製造するプラズマディスプレイパネルの概略構成について以下に説明する。
一般に、プラズマディスプレイパネルにおいては、放電空間を介して前面基板と背面基板とが対向配置されている。
前面基板の内面側には、例えば、複数の透明電極、複数のバス電極、複数のブラックストライプ、誘電体層および保護膜がそれぞれ設けられている。
例えば、背面基板の内面側には、この背面基板上に複数のアドレス電極がそれぞれ平行に設けられ、これらアドレス電極を覆うように背面基板の内面側に絶縁体層であるアドレス電極保護層が設けられ、さらにこのアドレス電極保護層上に例えばストライプ形状の隔壁が設けられ、これら隔壁により、複数個の放電セルが区画形成される。なお、隔壁としては、ストライプ形状に限らず、井桁形状などでもよい。
複数個の放電セルの内部には、例えば、それぞれ赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の蛍光体層が順に形成されている。放電空間の内部、すなわちそれぞれの放電セルの内部は、ネオンガスなどの放電ガスが充填され、外気との間で密閉されている。
そして、プラズマディスプレイパネルは、例えば、複数個の放電セル内で選択的に放電発光させることにより画像を表示する。
まず、本実施形態において製造するプラズマディスプレイパネルの概略構成について以下に説明する。
一般に、プラズマディスプレイパネルにおいては、放電空間を介して前面基板と背面基板とが対向配置されている。
前面基板の内面側には、例えば、複数の透明電極、複数のバス電極、複数のブラックストライプ、誘電体層および保護膜がそれぞれ設けられている。
例えば、背面基板の内面側には、この背面基板上に複数のアドレス電極がそれぞれ平行に設けられ、これらアドレス電極を覆うように背面基板の内面側に絶縁体層であるアドレス電極保護層が設けられ、さらにこのアドレス電極保護層上に例えばストライプ形状の隔壁が設けられ、これら隔壁により、複数個の放電セルが区画形成される。なお、隔壁としては、ストライプ形状に限らず、井桁形状などでもよい。
複数個の放電セルの内部には、例えば、それぞれ赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の蛍光体層が順に形成されている。放電空間の内部、すなわちそれぞれの放電セルの内部は、ネオンガスなどの放電ガスが充填され、外気との間で密閉されている。
そして、プラズマディスプレイパネルは、例えば、複数個の放電セル内で選択的に放電発光させることにより画像を表示する。
[ディスプレイパネルの製造に用いる装置]
次に、上記プラズマディスプレイパネルを製造する製造装置の概略構成について以下に説明する。
次に、上記プラズマディスプレイパネルを製造する製造装置の概略構成について以下に説明する。
(全体構成)
本実施形態においては、製造装置として、無機物と有機物とを含む材料層を基板上に形成するための図示しない材料層形成装置と、材料層に対して熱処理を施して構造物を形成する基板製造装置と、を備えている。
本実施形態においては、製造装置として、無機物と有機物とを含む材料層を基板上に形成するための図示しない材料層形成装置と、材料層に対して熱処理を施して構造物を形成する基板製造装置と、を備えている。
材料層形成装置は、例えば、オフセット印刷法や凸版印刷法、凹版印刷法、グラビア印刷法などの各種印刷法、ディスペンサ法、ダイコータ法、スピンコート法、ナイフコート法などにより、被処理物としての基板上に構造物形成用の材料層を塗布可能に構成された印刷機、ディスペンサ、ダイコータ、スピンコータ、ナイフコータなどの装置が挙げられる。また、例えば、フィルム状に形成された構造物形成用の材料を基板上にラミネートするラミネータなどの装置も使用することができる。
基板製造装置としては、例えば、各種の条件で材料層に乾燥、焼成などを施して構造物を形成することが可能に構成された乾燥機、焼成炉などの装置が挙げられる。
基板製造装置としては、例えば、各種の条件で材料層に乾燥、焼成などを施して構造物を形成することが可能に構成された乾燥機、焼成炉などの装置が挙げられる。
(基板製造装置の構成)
次に、基板製造装置の詳細な構成について、図面を参照して以下に説明する。
図3は、基板製造装置の概略構成を示すブロック図である。図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図である。図5(A)〜(E)および図6(F)〜(J)は、基板の搬送状態を示す模式図である。図7は、基板の搬送状態に伴う炉内温度プロファイルを示すグラフである。
次に、基板製造装置の詳細な構成について、図面を参照して以下に説明する。
図3は、基板製造装置の概略構成を示すブロック図である。図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図である。図5(A)〜(E)および図6(F)〜(J)は、基板の搬送状態を示す模式図である。図7は、基板の搬送状態に伴う炉内温度プロファイルを示すグラフである。
図3において、100は基板製造装置である。
このローラコンベヤ式の基板製造装置100は、搬送手段110と、熱処理炉120と、基板間隔制御装置140と、を備えている。
このローラコンベヤ式の基板製造装置100は、搬送手段110と、熱処理炉120と、基板間隔制御装置140と、を備えている。
搬送手段110は、熱処理炉120へ基板Kx(xは整数)を搬送する。この搬送手段110は、軸方向が略平行に回転可能に、かつ、ローラ間隔Lrで配設された22個の搬送ローラ111を備えている。搬送ローラ111は、図4に示すように、丸棒状のローラ軸112と、このローラ軸112を覆う円筒状の当接部材113と、を備えている。当接部材113は、基板Kxの搬送経路の幅方向において連続的に設けられ、基板Kxが当接する当接面113Aを備えている。
ここで、図3に示すように、熱処理炉120の搬入口120A側から数えて1番目から7番目の搬送ローラ111を第1の定速搬送ローラ111Aと、8番目から10番目の搬送ローラ111を調整搬送ローラ111Bと、11番目から22番目の搬送ローラ111を第2の定速搬送ローラ111Cと、必要に応じて称する。
ここで、図3に示すように、熱処理炉120の搬入口120A側から数えて1番目から7番目の搬送ローラ111を第1の定速搬送ローラ111Aと、8番目から10番目の搬送ローラ111を調整搬送ローラ111Bと、11番目から22番目の搬送ローラ111を第2の定速搬送ローラ111Cと、必要に応じて称する。
また、搬送手段110は、第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cを駆動する図示しない定速モータを備えている。この定速モータは、例えば第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cと同数設けられ、ローラ軸112の一端側、かつ、熱処理炉120の外壁面に設けられている。そして、定速モータは、図示しない定速モータ制御装置により制御され、あらかじめ設定された定速の回転速度で第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cを回転させる。
また、搬送手段110は、3個の調整搬送ローラ111Bを駆動する3個の調整モータ115を備えている。この調整モータ115は、図4に示すように、ローラ軸112の一端側、かつ、熱処理炉120の外壁面に設けられている。そして、調整モータ115は、基板間隔制御装置140により、第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cと適宜異なる回転速度で、調整搬送ローラ111Bを同時に回転させる。
つまり、基板Kxは、図3に示すように、熱処理炉120の第1,第2の定速ゾーンにおいて、第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cにより定速で搬送され、調整ゾーンにおいて、調整搬送ローラ111Bにより適宜異なる速度で搬送される。
また、搬送手段110は、3個の調整搬送ローラ111Bを駆動する3個の調整モータ115を備えている。この調整モータ115は、図4に示すように、ローラ軸112の一端側、かつ、熱処理炉120の外壁面に設けられている。そして、調整モータ115は、基板間隔制御装置140により、第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cと適宜異なる回転速度で、調整搬送ローラ111Bを同時に回転させる。
つまり、基板Kxは、図3に示すように、熱処理炉120の第1,第2の定速ゾーンにおいて、第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cにより定速で搬送され、調整ゾーンにおいて、調整搬送ローラ111Bにより適宜異なる速度で搬送される。
ここで、3個の調整搬送ローラ111Bのみの回転速度を、第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cと異なる速度に同時に制御する理由について説明する。
基板Kxの搬送方向の長さ寸法Lkは、図3に示すように、隣り合う2個の搬送ローラ111のローラ間隔Lrの2倍よりも大きく、かつ、ローラ間隔Lrの3倍よりも小さい。つまり、搬送速度が制御される基板Kxは、3個の搬送ローラ111で支持される。
そして、2個の搬送ローラ111の回転速度を変更する場合、この2個の搬送ローラ111とともに基板Kxを支持しているもう1個の搬送ローラ111の回転速度が変わらないので、この回転速度が変わらない搬送ローラ111上で基板Kxがずらされる状態となり、基板Kxが傷ついてしまうおそれがある。また、4個の搬送ローラ111の回転速度を変更する場合、1個の搬送ローラ111は基板Kxに当接しておらず空回りするため、この搬送ローラ111を制御するための調整モータ115が無駄になってしまうおそれがある。
このことから、コストアップおよび構成の複雑化を招くことなく、かつ、基板Kxを傷つけることなく、基板Kxの搬送速度を調整する構成として、搬送速度調整時に基板Kxに当接している3個の調整搬送ローラ111Bのみの回転速度を同時に制御する構成を適用している。
基板Kxの搬送方向の長さ寸法Lkは、図3に示すように、隣り合う2個の搬送ローラ111のローラ間隔Lrの2倍よりも大きく、かつ、ローラ間隔Lrの3倍よりも小さい。つまり、搬送速度が制御される基板Kxは、3個の搬送ローラ111で支持される。
そして、2個の搬送ローラ111の回転速度を変更する場合、この2個の搬送ローラ111とともに基板Kxを支持しているもう1個の搬送ローラ111の回転速度が変わらないので、この回転速度が変わらない搬送ローラ111上で基板Kxがずらされる状態となり、基板Kxが傷ついてしまうおそれがある。また、4個の搬送ローラ111の回転速度を変更する場合、1個の搬送ローラ111は基板Kxに当接しておらず空回りするため、この搬送ローラ111を制御するための調整モータ115が無駄になってしまうおそれがある。
このことから、コストアップおよび構成の複雑化を招くことなく、かつ、基板Kxを傷つけることなく、基板Kxの搬送速度を調整する構成として、搬送速度調整時に基板Kxに当接している3個の調整搬送ローラ111Bのみの回転速度を同時に制御する構成を適用している。
熱処理炉120は、搬送手段110により搬送される基板Kxに一連の熱処理を実施する。
すなわち、熱処理炉120は、図3および図4に示すように、搬入口120Aから搬入された基板Kxが内部を通過して、搬出口120Bから搬出可能なトンネル状に構築されている。また、熱処理炉120の上面および底面および両側面は、図4に示すように、炉体121を構成する炉体上壁122、炉体底壁123、炉体側壁124,125によって覆われている。さらに、炉体上壁122、炉体底壁123、炉体側壁124,125の外面には、図示しない断熱材が全面的に貼付されている。
そして、炉体上壁122および炉体底壁123には加熱手段としてのヒータ127,128が配設され、搬送される基板Kxを所定温度に加熱処理する。
また、炉体上壁122には、下方に向けて突出する状態でヒータ制御用熱電対129が設けられている。このヒータ制御用熱電対129は、熱処理炉120外部に設けられた図示しないヒータ制御装置に電気的に接続されている。
なお、ヒータ制御装置は、ヒータ制御用熱電対129で検知された熱処理炉120内の温度に基づいて、ヒータ127,128を制御して、熱処理炉120内の温度調整をする。
すなわち、熱処理炉120は、図3および図4に示すように、搬入口120Aから搬入された基板Kxが内部を通過して、搬出口120Bから搬出可能なトンネル状に構築されている。また、熱処理炉120の上面および底面および両側面は、図4に示すように、炉体121を構成する炉体上壁122、炉体底壁123、炉体側壁124,125によって覆われている。さらに、炉体上壁122、炉体底壁123、炉体側壁124,125の外面には、図示しない断熱材が全面的に貼付されている。
そして、炉体上壁122および炉体底壁123には加熱手段としてのヒータ127,128が配設され、搬送される基板Kxを所定温度に加熱処理する。
また、炉体上壁122には、下方に向けて突出する状態でヒータ制御用熱電対129が設けられている。このヒータ制御用熱電対129は、熱処理炉120外部に設けられた図示しないヒータ制御装置に電気的に接続されている。
なお、ヒータ制御装置は、ヒータ制御用熱電対129で検知された熱処理炉120内の温度に基づいて、ヒータ127,128を制御して、熱処理炉120内の温度調整をする。
さらに、熱処理炉120には、炉体側壁124,125を架け渡す状態で設けられた第1の熱電対配設部材130および第2の熱電対配設部材131が設けられている。
第1の熱電対配設部材130は、図3では図示しないが、10番目の調整搬送ローラ111Bおよび11番目の第2の定速搬送ローラ111Cの間に設けられている。第2の熱電対配設部材131は、第1の熱電対配設部材130の上方、かつ、搬送ローラ111および炉体上壁122の間に設けられている。
第1の熱電対配設部材130は、図3では図示しないが、10番目の調整搬送ローラ111Bおよび11番目の第2の定速搬送ローラ111Cの間に設けられている。第2の熱電対配設部材131は、第1の熱電対配設部材130の上方、かつ、搬送ローラ111および炉体上壁122の間に設けられている。
基板間隔制御装置140は、調整ゾーンの調整搬送ローラ111Bの回転速度調整により基板Kxの搬送速度を適宜変更し、基板Kx間の搬送間隔を等しくする。
ここで、上述したように、基板Kxを等間隔で熱処理炉120内に搬入し、搬送速度を一定にしたとしても、基板Kxの反りにより搬送速度が変化しまうことがある。
例えば、図3に示すように、基板K1〜K6を等間隔で搬入し、かつ、搬送速度を一定にしたとしても、基板K4が反ってしまい搬送速度が遅くなってしまうことがある。このとき、基板K1,K2間の搬送間隔Q1、基板K2,K3間の搬送間隔Q2、基板K5,K6間の搬送間隔Q5は、通常間隔Qsとなり、基板K3,K4間の搬送間隔Q3は、通常間隔Qsよりも広くなり、基板K4,K5間の搬送間隔Q4は、通常間隔Qsより狭くなる。
基板間隔制御装置140は、図3に示すような状態になったときに、調整搬送ローラ111Bの回転速度調整で基板K4の搬送速度を速くして、搬送間隔Q3,Q4を搬送間隔Q1,Q2,Q5と等しくする。
そして、基板間隔制御装置140は、温度センサとしての6個の搬送制御用熱電対150と、搬送制御手段160と、を備えている。
ここで、上述したように、基板Kxを等間隔で熱処理炉120内に搬入し、搬送速度を一定にしたとしても、基板Kxの反りにより搬送速度が変化しまうことがある。
例えば、図3に示すように、基板K1〜K6を等間隔で搬入し、かつ、搬送速度を一定にしたとしても、基板K4が反ってしまい搬送速度が遅くなってしまうことがある。このとき、基板K1,K2間の搬送間隔Q1、基板K2,K3間の搬送間隔Q2、基板K5,K6間の搬送間隔Q5は、通常間隔Qsとなり、基板K3,K4間の搬送間隔Q3は、通常間隔Qsよりも広くなり、基板K4,K5間の搬送間隔Q4は、通常間隔Qsより狭くなる。
基板間隔制御装置140は、図3に示すような状態になったときに、調整搬送ローラ111Bの回転速度調整で基板K4の搬送速度を速くして、搬送間隔Q3,Q4を搬送間隔Q1,Q2,Q5と等しくする。
そして、基板間隔制御装置140は、温度センサとしての6個の搬送制御用熱電対150と、搬送制御手段160と、を備えている。
搬送制御用熱電対150は、第1,第2の熱電対配設部材130,131にそれぞれ3個ずつ設けられている。具体的には、図4に示すように、第1,第2の熱電対配設部材130,131における炉体側壁124,125側にそれぞれ1個ずつ、これらの間に1個設けられている。また、搬送制御用熱電対150は、搬送制御手段160に電気的に接続されている。なお、搬送制御用熱電対150の個数としては、5個以下、あるいは、7個以上としてもよい。また、搬送制御用熱電対150を第1,第2の熱電対配設部材130,131のうち、いずれか一方のみに設けてもよい。
そして、搬送制御用熱電対150は、調整ゾーンおよび第2の定速ゾーンの境界近傍における炉内温度に対応する信号を搬送制御手段160へ出力する。
そして、搬送制御用熱電対150は、調整ゾーンおよび第2の定速ゾーンの境界近傍における炉内温度に対応する信号を搬送制御手段160へ出力する。
ここで、図5(A)〜(E)、図6(F)〜(J)に示すように、搬送制御用熱電対150に対向する位置(以下、温度測定位置Mと称す)を基板K2,K3,K4が搬送間隔Q2,Q3で通過したときに、搬送制御用熱電対150で検知される炉内温度は、図7に示すようなプロファイルとなる。なお、図7の(A)〜(J)は、図5(A)〜(E)、図6(F)〜(J)の状態における温度を表している。
つまり、図5(A)、図6(G)に示すように温度測定位置Mを基板K2,K3の搬送方向後端が通過するときに、温度が終端通過時温度T1に到達し、その後徐々に上昇する。そして、図5(B)、図6(H)に示すように基板Kxが存在しない部分が通過するときに最高温度に到達する。さらに、温度測定位置Mに基板K3,基板K4の搬送方向先端が近づくにつれて温度が徐々に下降し、図5(C)、図6(I)に示すように温度測定位置Mに基板K3,基板K4の搬送方向先端が到達したときに、温度が先端到達時温度T2に到達する。この後、温度測定位置Mを基板K3,K4の搬送方向先端側の面内が通過するときに最低温度に到達し、図5(D)〜(E)、図6(F)に示すように基板K3,K4が搬送されるにしたがって温度が徐々に上昇する。
つまり、図5(A)、図6(G)に示すように温度測定位置Mを基板K2,K3の搬送方向後端が通過するときに、温度が終端通過時温度T1に到達し、その後徐々に上昇する。そして、図5(B)、図6(H)に示すように基板Kxが存在しない部分が通過するときに最高温度に到達する。さらに、温度測定位置Mに基板K3,基板K4の搬送方向先端が近づくにつれて温度が徐々に下降し、図5(C)、図6(I)に示すように温度測定位置Mに基板K3,基板K4の搬送方向先端が到達したときに、温度が先端到達時温度T2に到達する。この後、温度測定位置Mを基板K3,K4の搬送方向先端側の面内が通過するときに最低温度に到達し、図5(D)〜(E)、図6(F)に示すように基板K3,K4が搬送されるにしたがって温度が徐々に上昇する。
搬送制御手段160は、各種プログラムとして、図4に示すように、搬送間隔認識手段161と、ローラ駆動制御手段162と、を備えている。
搬送間隔認識手段161は、搬送制御用熱電対150からの炉内温度に対応する信号を取得して、この信号に基づいて、図7に示すような基板Kxの搬送に伴う温度変化を認識する。そして、この温度変化に基づいて、基板Kxの搬送間隔Qy(yは整数)を認識する。
具体的には、搬送間隔認識手段161は、図7に示すような終端通過時温度T1および先端到達時温度T2に基づいて、図5(C)に示すように、基板K3の搬送方向先端が温度測定位置Mに到達したことを認識すると、図5(A)に示すように、この基板K3より先に搬送されている基板K2の搬送方向後端が温度測定位置Mを通過したときの時間を認識する。そして、温度測定位置Mに基板K2の搬送方向後端が到達してから基板K3の搬送方向先端が到達するまでの期間、つまり、基板K2,K3が温度測定位置Mに存在しない時間範囲P1を認識する。また、同様にして、基板K3,K4が温度測定位置Mに存在しない時間範囲P2を認識する。そして、時間範囲Pz(zは整数)があらかじめ設定されている基準時間範囲Psと等しい場合に、搬送間隔Qyが通常間隔Qsと等しいと判断し、時間範囲Pzが基準時間範囲Psよりも長い場合に、搬送間隔Qyが通常間隔Qsよりも大きいと判断する。
具体的には、搬送間隔認識手段161は、図7に示すような終端通過時温度T1および先端到達時温度T2に基づいて、図5(C)に示すように、基板K3の搬送方向先端が温度測定位置Mに到達したことを認識すると、図5(A)に示すように、この基板K3より先に搬送されている基板K2の搬送方向後端が温度測定位置Mを通過したときの時間を認識する。そして、温度測定位置Mに基板K2の搬送方向後端が到達してから基板K3の搬送方向先端が到達するまでの期間、つまり、基板K2,K3が温度測定位置Mに存在しない時間範囲P1を認識する。また、同様にして、基板K3,K4が温度測定位置Mに存在しない時間範囲P2を認識する。そして、時間範囲Pz(zは整数)があらかじめ設定されている基準時間範囲Psと等しい場合に、搬送間隔Qyが通常間隔Qsと等しいと判断し、時間範囲Pzが基準時間範囲Psよりも長い場合に、搬送間隔Qyが通常間隔Qsよりも大きいと判断する。
ローラ駆動制御手段162は、調整モータ115の制御により調整搬送ローラ111Bの回転速度を調整して、基板Kxの搬送間隔Qyを略等しくする。
具体的には、ローラ駆動制御手段162は、調整搬送ローラ111Bの回転速度が第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cと等しくなる状態で基板Kxを搬送する。そして、搬送間隔認識手段161で認識された搬送間隔Qyが通常間隔Qsと等しいか否かを判断する。ここで、通常間隔Qsとしては、あらかじめ設定された1個の値を適用してもよいし、所定範囲の値を適用してもよい。そして、ローラ駆動制御手段162は、搬送間隔Qyが通常間隔Qsと等しいと判断した場合、調整搬送ローラ111Bで搬送中の基板Kxの搬送速度が変わっていないと認識して、調整搬送ローラ111Bの回転速度を調整しない。また、搬送間隔Qyが通常間隔Qsよりも大きいと判断した場合、調整搬送ローラ111Bで搬送中の基板Kxが反ってしまい搬送速度が遅くなっていると認識し、調整搬送ローラ111Bの回転速度を第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cよりも速くする。
例えば、ローラ駆動制御手段162は、図5(C)の時点において、搬送間隔Q2が通常間隔Qsと等しいと判断し、調整搬送ローラ111Bの回転速度を変えずに、図5(D)の状態に移行させる。また、図6(I)の時点において、搬送間隔Q3が通常間隔Qsよりも大きいと判断し、調整搬送ローラ111Bの回転速度を速くして、図6(J)の状態に移行させ、搬送間隔Q3を通常間隔Qsにする。
具体的には、ローラ駆動制御手段162は、調整搬送ローラ111Bの回転速度が第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cと等しくなる状態で基板Kxを搬送する。そして、搬送間隔認識手段161で認識された搬送間隔Qyが通常間隔Qsと等しいか否かを判断する。ここで、通常間隔Qsとしては、あらかじめ設定された1個の値を適用してもよいし、所定範囲の値を適用してもよい。そして、ローラ駆動制御手段162は、搬送間隔Qyが通常間隔Qsと等しいと判断した場合、調整搬送ローラ111Bで搬送中の基板Kxの搬送速度が変わっていないと認識して、調整搬送ローラ111Bの回転速度を調整しない。また、搬送間隔Qyが通常間隔Qsよりも大きいと判断した場合、調整搬送ローラ111Bで搬送中の基板Kxが反ってしまい搬送速度が遅くなっていると認識し、調整搬送ローラ111Bの回転速度を第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cよりも速くする。
例えば、ローラ駆動制御手段162は、図5(C)の時点において、搬送間隔Q2が通常間隔Qsと等しいと判断し、調整搬送ローラ111Bの回転速度を変えずに、図5(D)の状態に移行させる。また、図6(I)の時点において、搬送間隔Q3が通常間隔Qsよりも大きいと判断し、調整搬送ローラ111Bの回転速度を速くして、図6(J)の状態に移行させ、搬送間隔Q3を通常間隔Qsにする。
[基板製造装置の動作]
次に、上記基板製造装置の動作として、プラズマディスプレイパネルの製造工程における基板製造方法ついて、図面を参照して説明する。
次に、上記基板製造装置の動作として、プラズマディスプレイパネルの製造工程における基板製造方法ついて、図面を参照して説明する。
まず、基板製造装置100は、熱処理炉120内の温度が所定温度となる状態に、ヒータ127,128へ供給する電力を制御する。
そして、熱処理炉120の温度が安定した状態で、例えば無機物であるガラスフリットと有機物である溶剤およびバインダとを含むガラスペーストが塗布されて材料層が印刷形成された基板Kxを、第1の定速搬送ローラ111A上に載置し、搬送制御手段160により、熱処理炉120内へ例えば500mm/分以上の等速で搬送させる(搬送工程)。つまり、第1,第2の定速搬送ローラ111A,111C、調整搬送ローラ111Bの回転速度を等しく制御する。
そして、ヒータ127,128にて、搬送間隔Qyで搬送される複数の基板Kxをそれぞれ加熱する(加熱工程)。
そして、熱処理炉120の温度が安定した状態で、例えば無機物であるガラスフリットと有機物である溶剤およびバインダとを含むガラスペーストが塗布されて材料層が印刷形成された基板Kxを、第1の定速搬送ローラ111A上に載置し、搬送制御手段160により、熱処理炉120内へ例えば500mm/分以上の等速で搬送させる(搬送工程)。つまり、第1,第2の定速搬送ローラ111A,111C、調整搬送ローラ111Bの回転速度を等しく制御する。
そして、ヒータ127,128にて、搬送間隔Qyで搬送される複数の基板Kxをそれぞれ加熱する(加熱工程)。
この後、基板間隔制御装置140は、搬送制御用熱電対150により、温度測定位置Mにおける図7に示すような炉内温度を検知する(温度測定工程)。そして、搬送制御手段160により、搬送制御用熱電対150で検知され、基板Kxの搬送に伴う炉内温度の変化に基づいて、基板Kxの搬送間隔Qyを調整する(搬送制御工程)。
つまり、図5(A)〜(E)、図6(F)〜(J)に示すように、搬送間隔Q2が通常間隔Qsと等しい場合、調整搬送ローラ111Bの回転速度を第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cと同じ速度に維持する。また、図5(D)〜(E)、図6(F)〜(I)に示すように、搬送間隔Q3が通常間隔Qsよりも大きい場合、後から搬送される基板K4が反ってしまい搬送速度が遅くなっていると認識する。そして、調整搬送ローラ111Bの回転速度を第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cよりも速くすることにより基板K4の搬送速度を速くして、図6(J)に示すように、搬送間隔Q3を通常間隔Qsと等しくする。そして、搬送制御手段160は、搬送間隔Q3を通常間隔Qsと等しくすると、調整搬送ローラ111Bの回転速度を第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cと同じ速度に戻す。
この後、搬送制御手段160は、順次搬送される基板Kxの搬送間隔Qyに基づいて、上述した処理により、基板Kxの搬送速度を個別に制御して、搬送間隔Qyを等しくする。
つまり、図5(A)〜(E)、図6(F)〜(J)に示すように、搬送間隔Q2が通常間隔Qsと等しい場合、調整搬送ローラ111Bの回転速度を第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cと同じ速度に維持する。また、図5(D)〜(E)、図6(F)〜(I)に示すように、搬送間隔Q3が通常間隔Qsよりも大きい場合、後から搬送される基板K4が反ってしまい搬送速度が遅くなっていると認識する。そして、調整搬送ローラ111Bの回転速度を第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cよりも速くすることにより基板K4の搬送速度を速くして、図6(J)に示すように、搬送間隔Q3を通常間隔Qsと等しくする。そして、搬送制御手段160は、搬送間隔Q3を通常間隔Qsと等しくすると、調整搬送ローラ111Bの回転速度を第1,第2の定速搬送ローラ111A,111Cと同じ速度に戻す。
この後、搬送制御手段160は、順次搬送される基板Kxの搬送間隔Qyに基づいて、上述した処理により、基板Kxの搬送速度を個別に制御して、搬送間隔Qyを等しくする。
[実施形態の作用効果]
以上の構成の一実施形態によれば、以下の作用効果が期待できる。
以上の構成の一実施形態によれば、以下の作用効果が期待できる。
(1)基板製造装置100の熱処理炉120内に、基板Kxの搬送に伴い生じる温度変化を測定する搬送制御用熱電対150を設けている。そして、基板製造装置100の搬送制御手段160は、この搬送制御用熱電対150で測定した温度変化に応じて、基板Kxの搬送速度を個別に制御している。
このため、例えば基板Kxの反りや搬送ローラ111の摩耗などにより、この基板Kxの搬送速度が他の基板Kxと異なってしまったとしても、温度変化により基板Kxの搬送間隔Qyを認識し、この搬送間隔Qyに基づき基板Kxの搬送速度を個別に制御することにより、搬送間隔Qyを一定にすることができる。したがって、基板Kxに与える熱量を一定にできる。さらには、加熱時間を変更せずに搬送間隔Qyを調整することにより、基板Kxに与える熱量を一定にするので、例えば加熱時間を調整することにより与える熱量を一定にする構成のように、基板Kxの搬出タイミングが異なることがない。したがって、安定した量産を実現できる。
このため、例えば基板Kxの反りや搬送ローラ111の摩耗などにより、この基板Kxの搬送速度が他の基板Kxと異なってしまったとしても、温度変化により基板Kxの搬送間隔Qyを認識し、この搬送間隔Qyに基づき基板Kxの搬送速度を個別に制御することにより、搬送間隔Qyを一定にすることができる。したがって、基板Kxに与える熱量を一定にできる。さらには、加熱時間を変更せずに搬送間隔Qyを調整することにより、基板Kxに与える熱量を一定にするので、例えば加熱時間を調整することにより与える熱量を一定にする構成のように、基板Kxの搬出タイミングが異なることがない。したがって、安定した量産を実現できる。
(2)搬送制御手段160は、基板Kxが所定の温度測定位置Mを通過する際の所定の時間範囲Pzにおける温度変化に応じて、基板Kxの搬送速度を制御する。
このため、基板Kx搬送中の全ての時間における温度変化に基づいて搬送速度を制御する構成と比べて、処理するデータ量を減らすことができ、搬送速度制御処理の効率を上げることができる。
このため、基板Kx搬送中の全ての時間における温度変化に基づいて搬送速度を制御する構成と比べて、処理するデータ量を減らすことができ、搬送速度制御処理の効率を上げることができる。
(3)搬送制御手段160は、基板Kxが温度測定位置Mに存在しない時間範囲Pzでの温度変化に応じて、基板Kxの搬送速度を制御する。
ここで、一般的に、基板Kxが温度測定位置Mに存在しない時間範囲Pzでの温度変化は、基板Kxが温度測定位置Mに存在する時間範囲の温度変化と比べて大きくなる。また、基板Kxが温度測定位置Mに存在しない時間範囲Pzは、搬送間隔Qyに対応している。このため、温度変化に基づく搬送間隔Qyの特定を容易にでき、より適切に搬送速度を制御できる。
ここで、一般的に、基板Kxが温度測定位置Mに存在しない時間範囲Pzでの温度変化は、基板Kxが温度測定位置Mに存在する時間範囲の温度変化と比べて大きくなる。また、基板Kxが温度測定位置Mに存在しない時間範囲Pzは、搬送間隔Qyに対応している。このため、温度変化に基づく搬送間隔Qyの特定を容易にでき、より適切に搬送速度を制御できる。
(4)搬送ローラ111の当接部材113として、基板Kxの搬送経路の幅方向において連続的に設けられた当接面113Aを備えた構成を適用している。そして、搬送制御手段160は、調整搬送ローラ111Bの回転速度を制御することにより、基板Kの搬送速度を制御している。
このため、当接面113Aを基板Kxの全面にわたって接触させることができ、基板Kxに局所的に温度差が生じることを防止できる。したがって、基板Kxの全面にわたって、均一に熱処理できる。
また、基板Kxを搬送する構成として搬送ローラ111を適用しているので、大型化した際に撓みが生じやすいコンベアを適用する構成と比べて、基板製造装置100の大型化を容易に図れるとともに、基板製造装置100のクリーン度を低く維持できる。
調整搬送ローラ111Bの調整モータ115を制御するので、従来ある基板製造装置100に対する簡単な改造で、基板Kxに与える熱量を一定にできる構成を得られる。
このため、当接面113Aを基板Kxの全面にわたって接触させることができ、基板Kxに局所的に温度差が生じることを防止できる。したがって、基板Kxの全面にわたって、均一に熱処理できる。
また、基板Kxを搬送する構成として搬送ローラ111を適用しているので、大型化した際に撓みが生じやすいコンベアを適用する構成と比べて、基板製造装置100の大型化を容易に図れるとともに、基板製造装置100のクリーン度を低く維持できる。
調整搬送ローラ111Bの調整モータ115を制御するので、従来ある基板製造装置100に対する簡単な改造で、基板Kxに与える熱量を一定にできる構成を得られる。
(5)基板Kxの搬送速度を個別に制御する構成として、搬送速度調整時に基板Kxに当接している複数個、例えば3個の調整搬送ローラ111Bのみの回転速度を同時に制御する構成を適用している。
このため、搬送速度調整時に基板Kxに当接していない搬送ローラ111の回転速度も制御する構成、例えば4個以上の搬送ローラ111の回転速度を制御する構成と比べて、コストアップおよび構成の複雑化を招くことなく搬送速度を調整できる。また、2個以下の搬送ローラ111の回転速度を制御する構成と比べて、基板Kxを傷つけることなく搬送速度を調整できる。
このため、搬送速度調整時に基板Kxに当接していない搬送ローラ111の回転速度も制御する構成、例えば4個以上の搬送ローラ111の回転速度を制御する構成と比べて、コストアップおよび構成の複雑化を招くことなく搬送速度を調整できる。また、2個以下の搬送ローラ111の回転速度を制御する構成と比べて、基板Kxを傷つけることなく搬送速度を調整できる。
(6)基板Kxを加熱する構成として、搬送手段110の上方位置および下方位置に所定の間隔をおいて配置されたヒータ127,128を適用している。
このため、基板Kxの両面における加熱状態を等しくでき、基板Kxの反りを最小限に抑えることができる。
このため、基板Kxの両面における加熱状態を等しくでき、基板Kxの反りを最小限に抑えることができる。
[他の実施形態]
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、基板Kx搬送中の全ての時間における温度変化に基づいて、あるいは、基板Kxが温度測定位置Mに存在する時間範囲の温度変化に基づいて、搬送間隔Qyを認識して、基板Kxの搬送速度を制御する構成としてもよい。
また、搬送ローラ111として、図8に示すような搬送ローラ211を適用してもよい。
この搬送ローラ211は、ローラ軸112と、このローラ軸112を覆う短尺の円筒状に形成された3個の当接部材213と、を備えている。これら当接部材213は、基板Kxの搬送経路の幅方向に沿って等間隔で設けられ、基板Kxが当接する当接面213Aを備えている。つまり、搬送ローラ211は、搬送経路の幅方向において断続的に設けられた当接面213Aを有している。
このような構成にすれば、基板Kxの下面における搬送ローラ211との接触部分を最小限に抑えることができる。したがって、基板Kxの両面における温度差を最小限に抑えることができ、基板Kxの反りを抑制できる。さらに、基板Kxの反りに伴う搬送速度変化を抑制できる。
この搬送ローラ211は、ローラ軸112と、このローラ軸112を覆う短尺の円筒状に形成された3個の当接部材213と、を備えている。これら当接部材213は、基板Kxの搬送経路の幅方向に沿って等間隔で設けられ、基板Kxが当接する当接面213Aを備えている。つまり、搬送ローラ211は、搬送経路の幅方向において断続的に設けられた当接面213Aを有している。
このような構成にすれば、基板Kxの下面における搬送ローラ211との接触部分を最小限に抑えることができる。したがって、基板Kxの両面における温度差を最小限に抑えることができ、基板Kxの反りを抑制できる。さらに、基板Kxの反りに伴う搬送速度変化を抑制できる。
そして、搬送速度調整時に、2個以下あるいは4個以上の搬送ローラ111の回転速度を同時に制御する構成としてもよい。
さらには、搬送方向の長さ寸法がローラ間隔Lrよりも大きく、かつ、ローラ間隔Lrの2倍よりも小さい基板Kxを搬送する際には、つまり搬送速度調整時に2個の搬送ローラ111で支持される基板Kxを搬送する際には、2個の調整搬送ローラ111Bのみの回転速度を変えて、1個の調整搬送ローラ111Bの回転速度を変えない機能を設けてもよい。すなわち、基板Kxの長さ寸法に応じて、回転速度を変える調整搬送ローラ111Bの個数を変更可能な構成としてもよい。
このような構成にすれば、コストアップおよび構成の複雑化を招くことなく、異なる長さ寸法の基板Kxを傷つけることなく搬送できる基板製造装置を提供できる。
このような構成にすれば、コストアップおよび構成の複雑化を招くことなく、異なる長さ寸法の基板Kxを傷つけることなく搬送できる基板製造装置を提供できる。
また、例えば異なる長さ寸法の基板Kxを数枚ごとに搬送する場合、各基板Kxに与える熱量を一定にするために、搬送間隔Qyを意図的に異ならせるように搬送速度を制御してもよい。つまり、基板Kxの大きさが異なれば、加熱状態も異なることとなり、与える熱量を一定にするための通常間隔Qsも異なることとなる。このような場合、搬送間隔Qyを基板Kxの大きさに応じた異なる通常間隔Qsと等しくすることにより、異なる大きさの基板Kxに与える熱量を一定にできる。
また、搬送ローラ111の代わりに、複数のコンベアを適用して、これらのうち少なくとも1個のコンベアによる搬送速度を個別に制御する構成としてもよい。さらに、基板Kxをいわゆるセッタに載置して搬送する構成としてもよい。
そして、搬送間隔Qyが通常間隔Qsよりも狭くなったときに、基板Kxの搬送速度を遅くして搬送間隔Qyを広げることにより、通常間隔Qsにするように制御してもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造及び手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
[実施形態の作用効果]
上記したように、基板製造装置100の熱処理炉120内に、基板Kxの搬送に伴い生じる温度変化を測定する搬送制御用熱電対150を設けている。そして、基板製造装置100の搬送制御手段160は、この搬送制御用熱電対150で測定した温度変化に応じて、基板Kxの搬送速度を個別に制御している。
このため、例えば基板Kxの反りや搬送ローラ111の摩耗などにより、この基板Kxの搬送速度が他の基板Kxと異なってしまったとしても、温度変化により基板Kxの搬送間隔Qyを認識し、この搬送間隔Qyに基づき基板Kxの搬送速度を個別に制御することにより、搬送間隔Qyを一定にすることができる。したがって、基板Kxに与える熱量を一定にできる。
上記したように、基板製造装置100の熱処理炉120内に、基板Kxの搬送に伴い生じる温度変化を測定する搬送制御用熱電対150を設けている。そして、基板製造装置100の搬送制御手段160は、この搬送制御用熱電対150で測定した温度変化に応じて、基板Kxの搬送速度を個別に制御している。
このため、例えば基板Kxの反りや搬送ローラ111の摩耗などにより、この基板Kxの搬送速度が他の基板Kxと異なってしまったとしても、温度変化により基板Kxの搬送間隔Qyを認識し、この搬送間隔Qyに基づき基板Kxの搬送速度を個別に制御することにより、搬送間隔Qyを一定にすることができる。したがって、基板Kxに与える熱量を一定にできる。
100…基板製造装置
110…搬送手段
111,211…搬送ローラ
113A,213A…当接面
120…熱処理炉
127,128…加熱手段としてのヒータ
150…温度センサとしての搬送制御用熱電対
160…搬送制御手段
K…基板
110…搬送手段
111,211…搬送ローラ
113A,213A…当接面
120…熱処理炉
127,128…加熱手段としてのヒータ
150…温度センサとしての搬送制御用熱電対
160…搬送制御手段
K…基板
Claims (8)
- 基板上に形成された材料層を熱処理炉内において熱処理することにより、所定の構造物を形成された基板を製造する基板製造装置であって、
前記熱処理炉内において複数の前記基板を所定の搬送間隔をおいて搬送する搬送手段と、
この搬送手段により搬送される前記基板を加熱する加熱手段と、
前記熱処理炉内の所定の位置に配置され、前記基板の搬送に伴い生じる温度変化を測定する温度センサと、
この温度センサにより測定される前記温度変化に応じて、前記搬送手段による前記複数の基板の搬送速度を個別に制御する搬送制御手段と、
を具備したことを特徴とする基板製造装置。 - 請求項1に記載の基板製造装置において、
前記温度センサは、前記基板の搬送経路に対向する位置に設けられ、前記複数の基板が所定の搬送間隔をおいて前記温度センサに対向する位置を順次通過する際の所定の時間範囲の温度変化を測定し、
前記搬送制御手段は、前記時間範囲の温度変化に応じて、前記搬送速度を制御する
ことを特徴とする基板製造装置。 - 請求項2に記載の基板製造装置において、
前記温度センサは、対向する位置に搬送される前記基板が存在しない時間範囲の温度変化を測定し、
前記搬送制御手段は、前記基板が存在しない時間範囲の温度変化に応じて、この温度変化測定後に前記温度センサに対向する位置を通過する前記基板の搬送速度を制御する
ことを特徴とする基板製造装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の基板製造装置において、
前記搬送手段は、前記基板の搬送経路の幅方向において連続的に設けられ前記基板が当接する当接面を有し、前記基板の搬送方向に並設された複数の搬送ローラを備え、
前記搬送制御手段は、前記搬送速度の制御として、前記搬送ローラの回転速度を制御する
ことを特徴とする基板製造装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の基板製造装置において、
前記搬送手段は、前記基板の搬送経路の幅方向において断続的に設けられ前記基板が当接する当接面を有し、前記基板の搬送方向に並設された複数の搬送ローラを備え、
前記搬送制御手段は、前記搬送速度の制御として、前記搬送ローラの回転速度を制御する
ことを特徴とする基板製造装置。 - 請求項4または請求項5に記載の基板製造装置において、
前記搬送制御手段は、前記基板の搬送速度を制御する際、この基板に当接している全ての前記搬送ローラのみの回転速度を制御する
ことを特徴とする基板製造装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の基板製造装置において、
前記加熱手段は、前記搬送手段の上方位置および下方位置に所定の間隔をおいて配置された複数のヒータで構成された
ことを特徴とする基板製造装置。 - 基板上に形成された材料層を熱処理炉内において熱処理することにより、所定の構造物を形成された基板を製造する基板製造方法であって、
前記熱処理炉内において複数の前記基板を所定の搬送間隔をおいて搬送する搬送工程と、
この搬送工程により搬送される前記基板を加熱する加熱工程と、
前記熱処理炉内の所定の位置において前記基板の搬送に伴い生じる温度変化を測定する温度測定工程と、
この温度測定工程により測定される前記温度変化に応じて、前記搬送工程による前記複数の基板の搬送速度を個別に制御する搬送制御工程と、
を実施することを特徴とする基板製造方法。
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---|---|---|---|
JP2007215787A JP2009046280A (ja) | 2007-08-22 | 2007-08-22 | 基板製造装置、および、基板製造方法 |
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---|---|---|---|
JP2007215787A JP2009046280A (ja) | 2007-08-22 | 2007-08-22 | 基板製造装置、および、基板製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009046280A true JP2009046280A (ja) | 2009-03-05 |
Family
ID=40498886
Family Applications (1)
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JP2007215787A Pending JP2009046280A (ja) | 2007-08-22 | 2007-08-22 | 基板製造装置、および、基板製造方法 |
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JP (1) | JP2009046280A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010225599A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Toppan Printing Co Ltd | 有機el用乾燥装置 |
CN105135830A (zh) * | 2015-09-22 | 2015-12-09 | 苏州维艾普新材料股份有限公司 | 一种烘道干燥vip芯材的方法 |
-
2007
- 2007-08-22 JP JP2007215787A patent/JP2009046280A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010225599A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Toppan Printing Co Ltd | 有機el用乾燥装置 |
CN105135830A (zh) * | 2015-09-22 | 2015-12-09 | 苏州维艾普新材料股份有限公司 | 一种烘道干燥vip芯材的方法 |
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