JP2009041882A - 加湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯水部に貯水された水中の硬度成分をスケールとして効率的に析出させ、加湿性能の低下を抑制する加湿装置を提供する。
【解決手段】陽極電極と陰極電極とからなる電気分解部と、隔膜と、貯水部と、加湿部を備え、貯水部は、水を保持し、加湿部は、貯水部の水を気化し、隔膜は、貯水部に装着され、貯水部における水を第1区分および第2区分からなる2つの区分に隔て、陽極電極は、第1区分における水に接触し、陰極電極は、第2区分における水に接触した加湿装置に関する。
【選択図】図5

Description

この発明は、加湿装置に関するものであり、特に加湿性能を向上させた加湿装置に関する。
従来、加湿装置としては、水を貯める貯水部と、該貯水部の水を空気中に放出して加湿する加湿部とを備えた構成のものが用いられている。加湿部の加湿方式としては、
(1)水を加熱して蒸発させる加熱方式、
(2)空気中に水を超音波などで霧状に放出して気化させる霧化式、
(3)吸水した加湿フィルタに空気を通過させて気化させる気化方式
などが知られている。
このような加湿装置を繰り返し使用すると、貯水部内の水の導電率および硬度は次第に高くなる。これは、加湿装置で使用する水は、水道水、井戸水、または工業用水などの純水ではない水であるため、水そのものが気化しても、供給される水に含まれる不揮発性の不純物が残留するためである。水道水、井戸水、および工業用水などに含まれる不純物として、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、塩化物イオン、硫酸イオンおよび炭酸イオンなどの電解質が挙げられる。これらの電解質の成分は揮発しないため、貯水部に残留する。中でも、カルシウムイオンやマグネシウムイオンは、難溶性の塩を形成しやすく、残留した際に、スケールとして析出しやすい。また、加湿部としてのフィルタにこれらのスケールが蓄積していくと、加湿部の性能が低下してしまう。
このような問題を解決するために、たとえば、特開平11−257695号公報(特許文献1)には、加湿装置に用いられる水を、イオン交換繊維により浄化して、加湿装置の内部を汚染する水中のイオン成分をあらかじめ除去することによって、内部の汚染を防止した加湿装置が記載されている。
また、特開2005−315554号公報(特許文献2)には、立体的な網目構造を持つ加湿構造体(加湿フィルタ)を回転させ、貯水部の水を加湿構造体に保持させて気化させる加湿装置が記載されている。特許文献2によれば、スケールが析出しても加湿構造体内部に保持できる水の量に与える影響がほとんどないまま加湿効率を維持できることが記載されている。
また、特開平3−5646号公報(特許文献3)では、針金状の電極で、陽極と陰極との電極間の距離を変えて電流密度が所定の比になる電極部を備えた加湿装置が記載されている。特許文献3によれば、電流密度の違いによるpHの違いから、Ca(カルシウム)イオンとMg(マグネシウム)イオンとを効果的に電極に付着させて水中からスケールを除去することが記載されている。
また、特開2002−349913号公報(特許文献4)では、不溶性または高耐食性の電極を水と接するように配置し、塩素を発生させて水を殺菌すると同時に、水中の無機質をスケールとして析出させる加湿装置が記載されている。特許文献4によれば、析出したスケールは電極に付着しないように、電極の通電極性を切り替え、はがれたスケールは別に設けたフィルタなどで回収することが記載されている。
特開平11−257695号公報 特開2005−315554号公報 特開平3−5646号公報 特開2002−349913号公報
しかしながら、上記特許文献1の供給される水の成分をイオン交換樹脂で浄化することにより、カルシウムやマグネシウムを除去する技術では、除去する物質と交換された物質が接触する水に放出される。そのため、浄化された水においてスケールを形成しそうな物質は除去されているが、その代わりに、イオン交換樹脂で交換された新たな物質を含んでいる。この物質によって、良好な加湿性能に影響を及ぼすおそれがある。
また、上記特許文献2の加湿フィルタを回転させる技術では、網目構造を持つ加湿フィルタが回転する。そのため、スケールを除去するための加湿フィルタを長期に渡って使用すれば、スケールが網目構造内に蓄積していく可能性も考えられる。スケールが加湿フィルタに蓄積すると、フィルタに吸着された水の気化が促進されないので、加湿性能が低下してしまう。
また、上記特許文献3および特許文献4の水中に浸した電極に通電することでスケールを制御する技術では、電極近傍に存在する水からはスケール成分を析出させることができても、貯水部全体の水を処理するのは難しい。そのため、スケール析出効率が悪い。
したがって、本発明は、貯水部に貯水された水中の硬度成分をスケールとして効率的に析出させ、加湿性能の低下を抑制する加湿装置を提供することである。
本発明は、陽極電極と陰極電極とからなる電気分解部と、隔膜と、貯水部と、加湿部を備え、貯水部は、水を保持し、加湿部は、貯水部の水を気化し、隔膜は、貯水部に装着され、貯水部における水を第1区分および第2区分からなる2つの区分に隔て、陽極電極は、第1区分における水に接触し、陰極電極は、第2区分における水に接触した加湿装置に関する。
また、本発明において、加湿部は、第1区分における水に接触することが好ましい。
また、本発明において、第2区分における水を撹拌する、撹拌部をさらに備えることが好ましい。
また、本発明において、隔膜は、貯水部から脱着できることが好ましい。
また、本発明において、陽極電極および陰極電極の少なくとも一方の材質が、銀、銅および亜鉛から選ばれる少なくとも一つを含有し、陽極電極と陰極電極との極性を反転させる、反転機構を有することが好ましい。
また、本発明において、第2区分における水を濾過してスケールを除去する、除去フィルタをさらに備えることが好ましい。
なお、本発明において、スケールの発生しやすさの指標として、「硬度」が用いられるが、これは、カルシウムイオンと、該カルシウムイオンに似た振る舞いをするマグネシウムイオンとの濃度から求められる値を示す場合がある。該硬度は、EDTA法を用いて測定することができる。また、本発明においては、以下「硬度成分」というときはカルシウムとマグネシウムとを差すものとする。
本発明の加湿装置は、貯水部における硬度成分をスケールとして除去を効率よく行なうことができる。また、加湿部としての加湿フィルタに、pHが降下した水を供給できるため、加湿フィルタにスケールが析出しにくく、該加湿フィルタが目詰まりを起こしにくい。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一
または相当する部分には、同一の参照符号を付し、その説明は繰り返さない。また、図面における長さ、大きさ、幅などの寸法関係は、図面の明瞭化と簡略化のために適宜に変更されており、実際の寸法を表してはいない。
(実施の形態1)
≪構成≫
まず、図1〜図6を参照して、本発明の一実施の形態における加湿装置の構成を説明する。図1は、本発明の一実施の形態における加湿装置を前面側から見た斜視図であり、図2は、背面側から見た分解斜視図であり、図3は、給水タンクを示す斜視図であり、図4は、トレイの斜視図である。図5は、貯水部、加湿部および電気分解部を示す模式的な断面図である。図6は、トレイと本体における電気分解部との関係を示す模式図である。
図1〜図6に示すように、本実施の形態における加湿装置1は、本体部2と、給水タンク3と、水を保持(貯水)する貯水部を含むトレイ4と、加湿部としての加湿フィルタ5およびファン(図示せず)と、電気分解部101としての陰極電極101aおよび陽極電極101bとトレイ4における貯水部42に装着される隔膜100とを主に備えている。
図1に示すように、本体部2の一方側面には、円弧状に開口した形状のタンク装着壁2aが本体部2の高さ方向に延びて形成されている。タンク装着壁2aは、本体部2の一方側面側に給水タンク3を装着するための空間を形成している。図2に示すように、本体部2の下方には、本体部2の背面側からトレイ4が着脱される空間(トレイ装着部2c)が設けられている。本体部2の他方側面には、縦にスリットの入った吸込口7が設けられている。本体部2の内部には、吸込口7と対向する位置にエアフィルタ(図示せず)が設けられている。本体部2の前面側上部には、各種ボタンが形成された操作部8が設けられている。本体部2の背面側上部には、一方側面から他方側面に向けて複数のスリットが入った吹出口9が設けられている。
図2に示すように、加湿フィルタ5は、トレイ4の貯水部42に貯水させた水を気化させるための加湿部を構成している。加湿フィルタ5は、トレイ4の貯水部42の内部に収納された状態で、本体部2のトレイ装着部2cに装着されている。加湿フィルタ5には、直方体形状の枠体であるフィルタケース51の枠内に凹凸が繰り返し形成された形状の給水フィルタ52が収容されている。
図3に示すように、給水タンク3は、トレイ4に水を給水するためのものであり、本体部2に対して着脱可能である。給水タンク3の容器30は、内部に水を保持し、一方が開口した有底円筒体であり、水位が外から見えるように構成されている。取手部31は、容器30に取り付けられており、手先を挿入すると給水タンク3を持ち運びできる。蓋部32は、容器30の開口部に対して着脱可能である。蓋部32には溝(図示せず)が設けられている。蓋部32が容器30に取り付けられた状態の給水タンク3をトレイ4に装着すると、溝を介して容器30からトレイに水が給水される。
図4に示すように、トレイ4は、水を貯水させるための貯水部42を含み、本体部2に対して着脱可能である。トレイ4は、有底筒型のタンク挿入部41と、皿形状の貯水部42とを含んだ樹脂製の一体成型品である。また、トレイ4が本体部2のトレイ装着部2c(図2参照)に装着される。トレイ4が本体部2に取り付けられると、トレイ4は本体部2の背面および側面の一部を構成している。
トレイ4の一方側面側(図4において左側)には、筒状のタンク挿入部41が形成されている。トレイ4がトレイ装着部2c(図2参照)に装着されると、本体部2の一方側面ではタンク挿入部41が本体部2の外部に露出し、本体部2の内部では貯水部42が収容される。また、本体部2の一方側面におけるトレイ装着部2cの上方に形成されたタンク装着壁2aと、トレイ4のタンク挿入部41の円弧状壁41bとが連なり、タンク挿入部41の内部とその上方空間に、給水タンク3を装着するための円柱型のタンク装着部が形成される。
タンク挿入部41には、周囲に半円形の壁41aと、壁41aと連なり、壁41aの高さよりも高い円弧状壁41bとが設けられている。タンク挿入部41の底面において、最も高さの低い領域に水路41cが形成され、水路41cよりも高い領域には円台41eが形成されている。円弧状壁41bの底部において、タンク挿入部41と貯水部42との境界に開口41dが設けられ、水路41cは開口41dを介して貯水部42内に通じている。円台41eには、円柱43が設けられている。給水タンク3がトレイ4に装着されたときに円柱43が蓋部32を押圧し、蓋部32の溝を介して給水タンク3の内部の水がタンク挿入部41に流れ込み、流れ込んだ水が水路41cおよび開口41dを流れて貯水部42内に水が貯水される。
図4および図5に示すように、貯水部42の凹部42aに、トレイ4の隔膜100が装着されている。隔膜100は、トレイ4の前面および背面に対して略垂直方向に、貯水部42を二分している。
そして、加湿装置1の本体部2にトレイ4を装着すると、図5に示すように、トレイ4の凹部42aに加湿部としての加湿加湿フィルタ5が設置されるよう設計されている。そして、図2において本体部2に設けられた電気分解部101としての陰極電極101aと陽極電極101bとが隔膜100を隔てて貯水部42に設置される。このとき、加湿フィルタ5、陰極電極101aおよび陽極電極101bは、貯水部42として貯水させた水に少なくとも一部が接触するように、設置されている。また、貯水部42の貯水させた水は、隔膜100によって第1区分および第2区分からなる2つの区分に隔てられている。以下、第1区分における水を第1区分の水と称し、第2区分における水を第2区分の水と称する。また、隔膜100の高さは、貯水させた水位より高ければ、特に制限はないが、トレイ4が本体部2に装着される際に、障害とならない高さであることが好ましい。また、隔膜100は、該第1区分と該第2区分とを完全に遮断するものである必要は無い。
なお、陰極電極101aと陽極電極101bとからなる電気分解部101は、電気配線(図示せず)によって、電気分解部101を動作させるための制御部(図示せず)などにつながっている。
そして図6に示すように、トレイ4を本体部2に装着する際に、電気分解部101が設置された保持機構が機械的に降下し、電気分解部101が、貯水部42に保持された水に浸水する位置になるような機構となっている。
ここで、図7は、隔膜100の固定形態について示す模式図である。図7に示すように、貯水部42の凹部42aの壁面には、くぼみがあり、そのくぼみに隔膜100が挿入する形態で固定されることが好ましい。本形態で固定されて場合には、着脱可能である。また、本形態で隔膜100を固定する場合に、該凹部42aの壁面に特にパッキンなどを設ける必要はなく、水密性は高く無くてもよい。もともと隔膜100自体ある程度の水を通すものであってもよく、第1区分と第2区分との間に格段の水密性は要求されない。本形態で固定する場合には、隔膜100の洗浄や交換を容易にすることができる。
隔膜100を構成する材料は、親水性ポリエステルの不織布が樹脂製の枠に取り付けたもの、イオン交換膜および多孔質セラミックス等、電解の隔膜として一般に使用されているものを適宜組合せて用いることが可能である。
陰極電極101aおよび陽極電極101bを構成する材料は、陰極電極101aにスケールが析出すれば特に限定されず、たとえば溶解性を有する金属を用いてもよく、不溶性の材料を用いてもよい。陰極電極101aおよび陽極電極101bを構成する材料は、両方の電極を溶解性の金属電極または不溶性の電極として定期的に通電極性を変化させてもよく、一方を溶解性の金属電極とし他方を不溶性の電極としてもよい。
ただし、陽極電極101bの材料としては、Ptをコートしたチタン、Ptをコートしないチタン、ステンレスまたはグラファイトなどの形態安定性に優れた材料が望ましい。また、陰極電極101aとしては、導電性と一定の耐久性があるものであればよく、より広い範囲の材質の電極を使用することができる。また、電気分解部101については、貯水部42における水との接触効率を高めたり、水の流れを妨げないようにするため、メッシュ状にしたり、電極の穴を設けたりしてもよい。
陰極電極101aおよび陽極電極101bの少なくとも一方が金属電極を有している場合には、電気分解部101に電圧を印加することで金属電極から金属イオンを溶出させるように構成されている。除菌および抗菌効果を有する金属イオンを溶出する金属として、たとえば銀、銅、亜鉛、および、銀と銅と亜鉛との合金などが挙げられ、銀であることがより好ましい。銀を含む電極から溶出する銀イオンと、亜鉛を含む電極から溶出する亜鉛イオンとは、殺菌効果に優れている。銅を含む電極から溶出する銅イオンは、防カビ性に優れている。また、これらの合金を含む電極は、これらの金属のイオンを同時に溶出させることができるので、優れた殺菌効果および防カビ効果を得ることができる。これにより、貯水部42の水や、加湿フィルタ5、隔膜100などを抗菌することができる。また、これら金属イオンは揮発してしまうことがないので、加湿装置が長期間放置された場合でも、効果を発揮することができる。
陰極電極101aおよび陽極電極101bが金属電極である場合には、電気分解部101の陽極電極101bは電気分解により貯水部42に貯水させた水に除菌イオンを添加するためのものであり、陰極電極101aは貯水部42に貯水させた水の硬度成分をスケールとして析出させるためのものである。
加湿フィルタ5を構成する材料は、従来用いられているものを適宜選択することができ、たとえば、親水性の不織布などを用いることができる。
電気分解部101である陰極電極101a、陽極電極101bは、上述のように、本体部2側に取り付けられており、図示しないが本体部2に備えられた制御部と電気的に接続されている。
また、本発明において、図示はしないが、隔膜100以外に該スケールを濾し取る除去フィルタを別途設置してもよい。このように、別途、該除去フィルタを設置することで、同量の水を処理するとしても、隔膜100を透過する水量を少なくすることができるので、陰極電極101aおよび陽極電極101bの近傍の水が混じりにくくなり、より低い電圧、電流で、同じ効果をあげることができるようになる。また、長時間使用し、除去フィルタにスケールが目詰まりするなどして、除去フィルタの交換の必要が生じた際に、高価な隔膜100ではなく、別途設けた安価な除去フィルタのみを交換することができるという利点がある。なお、隔膜100は、陰極電極101aおよび陽極電極101bの間における電気抵抗を小さくするため、また、電解時に発生する酸、アルカリやガスに耐えるため、材料や厚みなどに制約がある。たとえば、本発明における隔膜100の厚さは100〜500μmであることが好ましい。また、電蝕の危険があることから隔膜100として、貴金属などをのぞく一般的な金属は使用することができない。しかし、さらに隔膜100とは、別途設けた除去フィルタには、そのような制約は少なくなり、別途備える除去フィルタとしてたとえば網状の樹脂成型品や金網など安価な部品を使用することが可能である。
本実施の形態においては、陽極電極101bおよび陰極電極101aの少なくとも一方の材質が、銀、銅および亜鉛から選ばれる少なくとも一つを含有し、かつ陽極電極101bと陰極電極101aとの極性を反転させる、反転機構を有することが好ましい。さらに、該反転機構は、たとえば、該極性を60〜120分間隔で60〜360秒間反転させ、その後、元の極性に戻すことが好ましい。極性反転時には、逆方向に電圧が付加されるため、第1区分の水のpHが上昇し、第2区分の水のpHが低下する。そのため、反転する間隔が短いと硬度成分を除去する効果が低下してしまう。また、反転する間隔が長いと、その間に菌が繁殖してしまう虞がある。また、反転する時間は、金属イオンの溶出量に影響する。加湿装置1の水を除菌するのに必要な量としては、上述の極性を反転させる時間で十分である。時間が短いと、効果が低くなる。また、時間が長すぎると金属イオンが多量に溶出することで電極が減耗してしまうといった問題が発生する。
なお、陽極電極101bと陰極電極101aとの極性を反転させた場合であっても、「第1区分」の水には、主として陽極電極101bとして働く電極が接触しており、「第2区分」の水には、主として陰極電極101aとして働く電極が接触していることとする。
≪動作≫
図2および図5に基づいて、本発明の陽極電極101bと陰極電極101aとからなる電気分解部101と、隔膜100と、貯水部42と、加湿部としての加湿フィルタ5との関連と動作について説明する。
攪拌装置1は、給水タンク3から供給された水を貯水部42に貯水させ、貯水させた水を加湿フィルタ5に供給される。この状態で本体部2の操作部8により、またはタイマー運転により、加湿装置1の電源をONにすると、加湿部の動作が開始され、稼動する。具体的には、ファン(図示せず)が起動され、ファンにより本体部2の吸込口7から吸込んだ空気を加湿部としての加湿フィルタ5に送り込み、加湿フィルタ5に吸水された水が急速に気化されて、気化された水を含んだ空気が吹出口9から排出される。このようにして、加湿装置1の加湿部が動作される。気化により、加湿フィルタ5から貯水部42から水が失われるが、貯水部42は一定水位となるように、随時、給水タンク3から給水される。一定水位とするために、たとえば、水位センサが稼動してもよい。
本発明において、電気分解部101は、貯水部42に保持された水の硬度成分をスケールとして析出することができる。したがって、貯水部42に給水タンク3から水が供給されているときに、陽極電極101bと陰極電極101aとの間に電圧を印加することにより、貯水部42における陰極電極101aが接触する第2区分における水中の硬度成分(たとえばカルシウムイオン)がスケール(たとえば炭酸カルシウム)として析出される。
陽極電極101bと陰極電極101aとに電圧を印加した場合、該第2区分の水は、pHが上昇し、該第1区分の水は、pHが低下する。すると、陰極電極101a側における第2区分の水には、硬度成分として多く含まれるCa2+イオン(カルシウムイオン)等が空気中から解けている二酸化炭素から生じるCO3-イオン(炭酸イオン)等と、たとえば、Ca2++H2O+CO2→CaCO3+2H+の反応が生じ、炭酸カルシウム等のスケールが第2区分の水に析出する。なお、硬度成分としてのMg2+イオン(マグネシウムイオン)は、通常、水酸化マグネシウムとして析出する。水酸化マグネシウムを析出する際の化学反応は、たとえばMg(OH)2+2H+→Mg2++H2Oと表わすことができる。これら硬度成分の析出・溶解平衡においては、pHが低い方は溶解度が高くなり、pHが高い方は溶解度が低くなる。したがって、pHが上昇する第2区分の水は、スケールを多く含む。
一般的に、pHが10以上であると炭酸カルシウムの溶解度が下がることが知られている(たとえばセメント・セッコウ・石灰ハンドブック,技報堂,(1995),p323)。陰極電極101a側にスケールをより効率的に析出するために、トレイ4における貯水部42の第2区分の水が10以上のpHになるように構成されていることが好ましい。このような構成として、電極面積を小さくすると電流密度を高くできることを利用して、陰極電極101aを第2区分の水のpHを10以上に調整しやすいように形成された形態が挙げられる。また、電気分解部101における電流などの電解条件によっても制御可能である。
ここで、本発明においては、貯水部42に隔膜100が装着されている。該隔膜100によって、第1区分と第2区分とに隔てられることで、加湿装置1が稼動している間、第2区分の水全体のpHをある程度高い状態に保つことができる。隔膜100がなければ、高いpHの第2区分の水と低いpHの第1区分の水が混じってしまい、中和するためである。第1区分の水および第2区分の水のpHの値は、印加する電流値や、貯水部42の水量などの条件によって変化するが、概してスケールを析出するために十分なpHを保った水の容積(水の量)は、隔膜100を備えた場合の方が大きくなる。
また、攪拌することによって、陰極電極101aおよび陽極電極101bの近傍で生成される高いpHの水を広い範囲に行き渡らせ、硬度成分との接触頻度を高くすることができ、硬度成分の除去速度を速めることができる。しかしながら、仮に、隔膜100がない状態で攪拌を実施すると、第2区分の水と第1区分の水との混合・中和を促進してしまい、硬度成分の除去効果が低下してしまう。
図8は、給水タンクから、加湿フィルタ5への水の経路を模式的に表わした図である。加湿装置1の稼動を長期間継続した場合、第2区分における水で発生したスケールの粒子は、水が第1区分側の加湿フィルタ5側へ流れるのに伴って、隔膜100で濾し取られることになる。つまり隔膜100は、スケールを濾し取る除去フィルタとしての役割を果たす。そこで、上述のとおり、隔膜100を取り外し可能なものとすることで、隔膜100の洗浄や交換を容易にすることができる。
そして、陽極電極101bが接触する貯水部42における第1区分の水が加湿部としての加湿フィルタ5に供給される。該第1区分の水は、該第2区分の水と比べて、スケールをほとんど含まない。そして、隔膜100は、スケールのろ過を行なうための除去フィルタとしての役割も有する。したがって、第2区分の水は、加湿フィルタ5に供給される第1区分に移動する際には、隔膜100を通過し、その際に第2区分におけるスケールが隔膜100によって濾し取られるため、第2区分で発生したスケールは、第1区分には、移動しない。つまり、陰極電極101aにより、第2区分で析出したスケールは、ある大きさ以上の粒子になった場合、不織布からなる隔膜を通過することはできず、陽極電極101bが接触する第2区分に戻りにくい。そして、加湿フィルタ5に供給される第1区分の水は、pHがおよそ4以下であり、第2区分の水よりも低い。したがって、スケールが発生しにくい。以上から、加湿フィルタ5に該第1区分の水を供給すると、加湿フィルタ5は、目詰まり等の障害を起こしにくい。
また、たとえば、陽極電極101bおよび陰極電極101a間を流れる電流が直流である場合には、陽極電極101bが銀の場合には、Ag→Ag++e-の反応が生じ、貯水部42に貯水させた水に銀イオン(Ag+)が溶出する。このように、陽極電極101bの材料を銀、銅および亜鉛から選択する場合、溶出する銀イオン、銅イオン、亜鉛イオンは、高い殺菌作用を有するため、貯水部42に保持された水は、長期間カビ等の繁殖を防ぐことができ、臭気を発するなどの問題を回避することができる効果を有する。
また、仮に陽極電極101bにスケールが付着した場合にも、陽極電極101b表面の金属が溶出するのに伴って、スケールを陽極電極101bから取り除くことができる。そうすることで、スケールの付着により、陰極電極101aと陽極電極101bとの間に電流が流れにくくなるなどの不具合が発生するのを防ぐことができる。
また、電気分解部101に電圧を印加している際には、第2区分における水は析出物により、懸濁した状態となる。そして、該電圧の印加を止めて、第2区分における水を観察すると、スケールは粒子状となって沈殿または浮遊しているものが多く、陰極電極101bへの付着は少ない。なお、隔膜100なしの状態で電気分解部101に電圧を印加した場合は、陰極電極101aにスケールが大量に付着する。
(実施の形態2)
図9は、本発明の別の貯水部、加湿部および電気分解部を示す模式的な断面図である。以下、図9に基づいて説明する。
≪構成≫
本実施の形態においては、実施の形態1に加えて、第2区分の水を攪拌するための攪拌部103をさらに備える。
攪拌部103は、貯水部42における第2区分の水を流動させるために電気分解部101と別個に設けられたものである。攪拌部103は、第2区分の水を攪拌し、流動させることができれば、配置については、特に限定されない。攪拌部103は、第2区分に保持された水が流動しやすい位置(流動効率が高い位置)に配置されることが好ましい。
本実施の形態では、攪拌部103は、第2区分の水を流動させるための部材であれば特に限定されず、たとえば隔膜100などに接触しないように回転させる回転子や攪拌羽などの回転式の部材などを用いることができる。また、攪拌部103は、ポンプ式の部材であってもよい。攪拌部103は、他にも、第2区分の凹部の底に埋め込まれるように設けられた超音波振動子などの振動式の部材としてもよい。
≪動作≫
陰極電極101aと陽極電極101bとの間に電圧をかける際に、攪拌部103を同時に稼動する。撹拌部103を稼動することで、第2区分における水全体が略同じpHとなり、スケールの析出がさらに起こりやすくなる。また、析出するスケール分が多くなることから、スケールの粒子が成長しやすく、粒子径が大きくなる。したがって、トレイ4の貯水部42内の水を捨てるだけで、結果としてスケールを捨てることができる。すると、陰極電極101aおよび陽極電極101bに付着するスケールの量は減少し、陰極電極101aおよび陽極電極101bの洗浄などの手間を軽減することができる。
なお、攪拌部103は、貯水部42の第2区分に保持した水を10以上のpHになるように構成されていることが好ましい。
本実施の形態は、隔膜100と撹拌部103とを備えるために、陰極電極101a側の第2区分の水は全体的にpHが上昇するため、スケールの析出が第2区分の水全体で起こるという効果を奏する。
以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
[実施例]
<実験>
図5に基づいて説明する。本発明の加湿装置1において、隔膜100を備えて貯水部42に水を保持して、陰極電極101aと陽極電極101bとの間に、電解電流が450mAとなるよう電圧をかけ、電解した。このときの電圧は、約3Vであった。そして、その後、隔膜100を取り外し、貯水部42の水を回収した。該水を表1におけるサンプル2とする。
表1におけるサンプル1は、隔膜100を備えずに陰極電極101aと陽極電極101bとの間に電圧をかけ、電解した以外は、サンプル2と同様に回収したものとする。
Figure 2009041882
まず、サンプル1とサンプル2とのpHをpHメータ(堀場製作所製)で測定した。表1における「初期pH」が、その測定結果である。サンプル2は、初期pHが3.4であるのに対し、サンプル1は、初期pHが7.0であった。また、サンプル1とサンプル2との硬度をDR/890(Hach社製)で測定した。表1における「初期硬度」が、その測定結果である。サンプル2は、初期硬度が318であるのに対し、サンプル1は、初期硬度が450であった。
次に、サンプル1およびサンプル2における液体成分を放置することで、揮発させて濃縮し、最初にスケールが析出した時の硬度と、スケールが析出した時の濃縮度とを測定した。なお、濃縮度は、式(元の水量)/(濃縮後の水量)に当てはめて計算した値である。
サンプル1では、1.2倍に濃縮された時にスケールが析出した。その時点の硬度は542であった。一方、サンプル2では、3倍の濃度になるまでスケールは析出しなかった。この時の硬度964であった。これは、サンプル2では、初期pHが低いため、カルシウムイオンおよびマグネシウムイオンの溶解性が高く、スケールが析出しにくいためであると考えた。そして、サンプル2の方は初期pHが低いのは、サンプル2においては、隔膜100を備えて、陰極電極101aと陽極電極101bとに電圧をかけている段階におけるスケールの析出が多く、該スケールは、隔膜100に付着して除去されたためであると考えた。
また、サンプル1においては、隔膜100を備えず、陰極電極101aと陽極電極101bとに電圧をかけて得られたものである。隔膜100を備えない場合には、pHが低下するのは、陰極電極101a近傍のみとなるため、スケールの析出が小さく、また、貯水部42の水全体におけるpHは、低下しにくくなったためであると考えた。
以上から、隔膜100を備えた本発明の加湿装置1における貯水部42に保持された水は、第2区分においてスケールの析出が促進され、硬度が低下するとともに、pHも低下する。そのため、加湿フィルタ5でスケールが析出されにくいことが示唆された。
<実施例1>
図9に基づいて以下説明する。
まず、硬度が約500mg−CaCO3/Lに調製された水を加湿装置1のトレイ4の貯水部42に保持した。また、同じ水を給水タンク3にも保持し、加湿装置1の運転に伴い貯水部42に供給されるようにした。そして、該トレイ4を加湿装置1の本体部2に装着し、加湿装置を稼動させた。稼動時には、陰極電極101aと陽極電極101bとの間で電圧を印加した。このとき、該電圧は、陰極電極101aと陽極電極101bとの間で電流が45mAで一定になるように印加した。貯水部には、隔膜が設置され、陰極電極101aと陽極電極101bとが、隔膜100によって、隔てられるようにした。なお、隔膜100によって貯水部42は、第1区分と第2区分とに水密性が高い状態で区画するようにした。
また、同時に、貯水部42の第2区分においては、攪拌部103も同時に動作させた。攪拌部は、30rpmで回転するように設定した。
加湿装置は、6時間稼動させた。そして、貯水部42に析出したスケールについて検討を行なった。
ここで、図10は、第1区分および第2区分それぞれにおける貯水部42に保持された水の硬度の変化を示す図である。図10の横軸は、加湿装置1の稼働時間を示し、縦軸は、硬度を示す。また、図11は、第1区分および第2区分それぞれにおける貯水部42に保持された水のpHの変化を示す図である。図11の横軸は、加湿装置1の稼働時間を示し、縦軸は、pHを示す。
<比較例1>
図1におけるまた、同条件で、隔膜がない加湿装置でも試験を実施した。この場合も撹拌を行っている。このときの硬度の変化もグラフ1に示す。隔膜を設けない他は、実施例1と同様の条件で加湿装置を稼動させた。
本比較例においては、加湿装置は、実施例1における加湿部としての加湿フィルタ5と同様の気化速度であった。
<検討結果>
図10に示したように、実施例1は、電気分解部101に電圧を印加することによる貯水部42における水の硬度の降下速度が、比較例1よりも大きく、実施例1は、比較例1よりもスケールの析出は、効率的に進んだことがわかった。
また、図11に示したように、実施例1における第1区分および第2区分の水は、pHが極端に異なり、スケールは、第2区分の水から大きなダマになって析出したことを確認した。
また、電気分解部101に電圧を印加している間は、第2区分の水は、析出したスケールにより、懸濁した状態となった。該電圧の印加を停止した後に、観察したところ、実施例1では、スケールは粒子状となって沈殿または浮遊しているものが多く、陰極電極101aに付着したスケールは少なかった。一方、比較例1の場合は、陰極電極にスケールが大量に付着していた。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の一実施の形態における加湿装置を前面側から見た斜視図である。 本発明の一実施の形態における加湿装置を背面側から見た分解斜視図である。 給水タンクを示す斜視図である。 トレイの斜視図である。 貯水部、加湿部および電気分解部を示す模式的な断面図である。 トレイと本体における電気分解部との関係を示す模式図である。 隔膜の固定形態について示す模式図である。 給水タンクから、加湿フィルタへの水の経路を模式的に表わした図である。 本発明の別の貯水部、加湿部および電気分解部を示す模式的な断面図である。 第1区分および第2区分それぞれにおける貯水部に保持された水の硬度の変化を示す図である。 第1区分および第2区分それぞれにおける貯水部に保持された水のpHの変化を示す図である。
符号の説明
1 加湿装置、2 本体部、2a タンク装着壁、2c トレイ装着部、3 給水タンク、4 トレイ、5 加湿フィルタ、7 吸込口、9 吹出口、30 容器、31 取手部、32 蓋部、41 タンク挿入部、41a 壁、41b 円弧状壁、41c 水路、41d 開口、41e 円台、42 貯水部、42a 凹部、43 円柱、51 フィルタケース、52 給水フィルタ、100 隔膜、101 電気分解部、101a 陰極電極、101b 陽極電極、103 攪拌部。

Claims (6)

  1. 陽極電極と陰極電極とからなる電気分解部と、隔膜と、貯水部と、加湿部を備え、
    前記貯水部は、水を保持し、
    前記加湿部は、前記貯水部の水を気化し、
    前記隔膜は、前記貯水部に装着され、前記貯水部における水を第1区分および第2区分からなる2つの区分に隔て、
    前記陽極電極は、前記第1区分における水に接触し、
    前記陰極電極は、前記第2区分における水に接触した加湿装置。
  2. 前記加湿部は、前記第1区分における水に接触した請求項1に記載の加湿装置。
  3. 前記第2区分における水を撹拌する、撹拌部をさらに備える請求項1または2に記載の加湿装置。
  4. 前記隔膜は、前記貯水部から脱着できる請求項1〜3のいずれかに記載の加湿装置。
  5. 前記陽極電極および前記陰極電極の少なくとも一方の材質が、銀、銅および亜鉛から選ばれる少なくとも一つを含有し、
    前記陽極電極と前記陰極電極との極性を反転させる、反転機構を有する請求項1〜4のいずれかに記載の加湿装置。
  6. 前記第2区分における水を濾過してスケールを除去する、除去フィルタをさらに備える請求項1〜5のいずれかに記載の加湿装置。
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