JP2009041777A - ころ軸受のころ保持器の製造方法 - Google Patents

ころ軸受のころ保持器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ころ保持器の寸法精度を損なわないようにころの転動面と接触する接触面をプレス成形する。
【解決手段】ころを収納する窓孔21の上面側周縁部10aにころの転動面に接触する接触面24をプレス成形する際に、窓孔21の下面側周縁部分10bを浮かした状態で隔柱22の下面25を受け金型30で受け、押し金型11が接触面24をプレス成形するときに、下面側周縁部10bをプレス方向に変形可能に保持して成形する。これにより、下面側周縁部10bが受け金型30によって拘束されることなく自由にプレス方向に変形することができるから、隔柱22の断面積の増減が無く、したがって隔柱22に伸びが生じることを防止できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ころ軸受のころを保持する金属製のころ保持器の製造方法に関し、より詳しくは、ころを収納する窓孔の周縁部にころの転動面と接触する接触面をプレス成形する際に、ころ保持器の寸法精度を損なわないようにプレス成形する技術に関する。
従来、種々の形式のころ軸受が用いられているが、これらのころ軸受のなかには、鋼板等の金属板からプレス成形されたころ保持器を用いるものがある。
このような金属製のころ保持器の一例を図11を参照して説明すると、このころ保持器1は、複数のころをそれぞれ収納する複数の窓孔2と、これらの窓孔2をころ軸受の回転軸線方向に挟持する前後一対のフランジ部3,4と、前記窓孔をころ軸受の回転方向に分離する複数の隔柱5とを備えている。そしてこのころ保持器1は、図12に示したように、ころ軸受の内輪6及び外輪7に接触して転動する複数のころ8を、ころ軸受の回転方向に等間隔に保持する役割を果たしている。
ところで、図12に示したように、隔柱5の上面5a側の窓孔周縁部には、ころ8の転動面と接触する接触面9がそれぞれ成形されている。これらの接触面9は、図13に模式的に示したように、窓孔2を打ち抜き成形して生じた側面10を、押し金型11及び受け金型12を用いて図示上下方向に圧縮してプレス成形することにより成形したものである。これにより、接触面9の表面を平滑なものとすることができるので、ころ8の転動面を傷付ける不具合を確実に防止することができる。
ところで、上述のころ保持器1の接触面9をプレス成形する際は、どのようなタイプの保持器1であっても保持器1の軸方向と垂直な方向からプレスされるが、押し金型11が窓孔2の上面側周縁部10aを圧縮すると、図13中に符号S0で示した部分が圧縮されると同時に、図13中に符号S1及びS2で示した部分の肉が膨出する。しかしながら、従来のころ保持器1のプレス成形においては、受け金型12が隔柱5の下面5b全体を受けているため、隔柱5はプレス成形の際に自由に変形することができない。これにより、隔柱5の断面積の減少分S0に対して、隔柱5の断面積の増加分の総和S1+S2が小さいため、隔柱5には断面積の減少を補償するために自身の延在方向への伸びが生じ、その寸法精度に狂いが生じてしまう。
したがって、従来は、接触面9をプレス成形する際に生じる隔柱5の伸びを減少させるため、押し金型11のストロークを減少させて接触面9の面積を狭めたり、隔柱5の伸びを予め見込んで隔柱の寸法を設定したりしているが、そのために必要なプレス成形のトライ工数が膨大なものとなる。また、ころ保持器の寸法精度の管理が困難であるため、寸法精度を損なわないでころ保持器を加工することができるプレス成形技術が求められている。
そこで、本発明の目的は、上述した従来技術が有する問題点を解消し、ころを収納する窓孔の周縁部にころの転動面と接触する接触面をプレス成形する際に、ころ保持器の寸法精度を損なわないようにプレス成形可能なころ保持器の製造方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、ころ軸受のころを保持する金属製のころ保持器の製造方法において、前記ころを収納する窓孔を周方向にわたって均等に画成する隔柱の外径面側又は内径面側の一方の窓孔周縁部に、前記ころの転動面に接触する接触面をプレス成形し、
前記プレス成形において、前記隔柱の前記外径面側又は内径面側の一方の前記窓孔周縁部を押し金型により押圧するとともに、外径面側又は内径面側の他方の窓孔周縁部が受け金型により押圧方向に拘束されないことを特徴とするころ保持器の製造方法により達成される。
すなわち、本発明によれば、ころ保持器の窓孔の上面側周縁部にころとの接触面をプレス成形する際に、窓孔の外径面側縁部又は内径面側縁部のうちプレス成形されない側の縁部が、受け金型によって拘束されることなく自由にプレス方向に変形することができる。これにより、接触面をプレス成形する際に、ころ保持器の断面積の増減を無くし、ころ保持器の隔柱が自身の延在方向に伸びることを防止することができるから、寸法精度を損なわないようにころ保持器に接触面をプレス成形することができる。
本発明のころ軸受用ころ保持器の製造に用いるプレス金型は、前記ころ保持器の前記ころを収納する窓孔の上面側周縁部に、前記ころの転動面に接触する接触面を圧縮成形する押し金型と、前記押し金型が前記接触面をプレス成形するときに、前記窓孔の下面側周縁部分を浮かした状態で前記ころ保持器の下面を受けて、前記窓孔の下面側周縁部をプレス方向に変形可能に保持する受け金型とを備えることを特徴とする。好ましくは、前記受け金型が、前記押し金型と接触しない一般面から突出して前記ころ保持器の下面に接触する突出部と、前記突出部と前記一般面との間で延びて、前記受け金型側に膨出する前記窓孔の下面側周縁部を受ける傾斜面とを有する。
すなわち、本発明のプレス金型によれば、前記突出部がころ保持器の隔柱の下面と接触する接触幅と前記傾斜面の傾斜角度とを適切に設定することにより、押し金型が窓孔の上面側周縁部を圧縮して減少する断面積と、窓孔の下面側周縁部が受け金型側に膨出して増加する断面積とを等しくし、ころ保持器の隔柱が自身の延在方向に伸びることを防止することができる。
以下、本発明によるころ軸受のころ保持器とその製造方法、及びその製造に用いるプレス金型の各実施形態を、図1〜図10を参照して詳細に説明する。ここで、図1は本発明に係る第1実施形態のころ保持器を組み込んだころ軸受の断面図、図2は図1に示したころ保持器の要部を拡大して示す断面図、図3は図2に示したころ保持器の製造方法を模式的に示す断面図、図4は図1に示したころ保持器の要部を拡大して示す斜視図、図5は本発明に係る第2実施形態のころ保持器の要部を拡大して示す斜視図、図6は図5中に示したA−A破断線に沿ったガイド部の断面図、図7は図5中に示したころ保持器の隔柱の製造方法を模式的に示す断面図、図8は本発明に係る第3実施形態のころ保持器の要部を拡大して示す斜視図、図9は図8中に示したC−C破断線に沿ったガイド部の断面図、図10は図8中に示したころ保持器の隔柱の製造方法を模式的に示す断面図である。なお、前述の説明と同一の部分には同一の符号を用い、その説明を簡略なものとする。
まず、図1〜図4を参照し、本発明による第1実施形態のころ軸受のころ保持器及びその製造方法について詳細に説明する。図1に示したように、本第1実施形態におけるころ保持器20は、ころ軸受の外輪6と内輪7に接触して転動する複数のころ8を窓孔21内にそれぞれ収納することにより、複数のころ8を軸受回転方向に等間隔に保持するためのもので、鋼板等の金属板をプレス成形することにより製造されたものである。また、その全体形状は図11に示した従来のころ保持器1とほぼ同様であるが、複数の窓孔21を軸受回転方向に分離する隔柱22の断面形状が、従来のものとは異なっている。
すなわち、図2に拡大して示したように、前記隔柱22には、従来のころ保持器1と同様、その上面23側の窓孔周縁部に、ころ8の転動面と接触する接触面24がそれぞれプレス成形されている。これに対して、その下面25側の窓孔周縁部には、ころ保持器20の一般下面25よりもころ軸受の回転軸線に対して半径方向内側に突出する膨出部26がそれぞれ形成され、この点において従来のころ保持器1と異なっている。
次に、図3を参照し、本実施形態のころ保持器20における隔柱22をプレス成形する手順について説明する。
図3中に細い実線で示したように、窓孔21を打ち抜き成形した段階では、隔柱22の断面形状はほぼ矩形状となっており、かつ窓孔21に臨む左右一対の側面10の上面23側の部分には、窓孔21を打ち抜き成形した際に生じた破断面が残っている。そこで、窓孔21の上面側周縁部10aを押し金型11を用いてプレス成形することにより、接触面24を形成しつつ前記破断面を平滑化する。このとき、隔柱22の下面25のうち、幅方向(図示する紙面の左右方向)の中央部のみを受け金型30で受け、窓孔21の下面側周縁部10bを前記受け金型30から浮かした状態で接触面24をプレス成形する。
このため、受け金型30は、押し金型11の下端面と接触しない一般面31から押し金型11側に突出し、隔柱22の下面25の幅方向中央部を受ける突出部32と、この突出部32の先端と前記一般面31を接続する左右一対の傾斜面33とを有している。
これにより、隔柱22に接触面24をプレス成形する際に、押し金型11が隔柱22を受け金型30側に押圧すると、隔柱22はその断面形状が変形し、その窓孔21の下面側周縁部10bはプレス方向、すなわち受け金型30に向かう方向に自由に変位することができる。これに伴い、窓孔21の下面側周縁部10bは受け金型30側に膨出して傾斜面33に押圧され、左右一対の膨出部26がそれぞれ形成される。
このとき、受け金型30の突出部32が隔柱22の下面25と接触する接触幅と、傾斜面33の傾斜角度とを適切に設定し、押し金型11が窓孔21の上面側周縁部10aをプレスすることにより減少する隔柱22の断面積S0と、隔柱22の変形に伴って膨出して増加した隔柱22の断面積S1+S2とを等しくする。これにより、接触面24をプレス成形する際に生じる隔柱22の断面積の増減がプラスマイナスゼロとなるから、隔柱22が自身の延在方向に伸びることはない。したがって、本第1実施形態におけるころ保持器20の製造方法によれば、ころ保持器20の寸法精度を損なうことなく、隔柱22に接触面24をプレス成形することができる。
すなわち、本第1実施形態のころ保持器の製造方法によれば、ころ保持器20の窓孔21の上面側周縁部10aにころ8との接触面24をプレス成形する際に、窓孔21の下面側周縁部10bが受け金型30によって拘束されることなく、自由にプレス方向に変形することができる。これにより、接触面24をプレス成形する際の隔柱22の断面積の増減を防止し、隔柱22が自身の延在方向に伸びることを防止できるから、ころ保持器20の寸法精度を損なわないように接触面24をプレス成形することができる。また、接触面24のプレス成形に伴って隔柱22の断面積が減少しないから、ころ保持器20の強度及び剛性を向上させることができる。
更に、本第1実施形態のころ保持器の製造方法によれば、隔柱22に伸びを生じさせることなく接触面24をプレス成形することができるから、接触面24の面積を大きく取ることができる。これにより、接触面24を拡大してころ8のガイド性を向上させることができるから、ころ軸受の回転機能を向上させることができる。また、押し金型11と接触面24との接触圧力を低下させることができるから、接触面24のプレス成形に用いる金型の寿命を向上させることができる。
加えて、接触面24をプレス成形する際に隔柱22に伸びが生じないので、窓孔21の四隅に形成するR部のプレス成形を、接触面24のプレス成形と同時に行うことができる。すなわち、従来は、接触面24をプレス成形することにより隔柱22に伸びが生じていたため、接触面24のプレス成形が完了して隔柱22の長さが確定した後に、窓孔21の四隅のR部のプレス成形を別工程として行わざるを得なかった。ところが、本第1実施形態のころ保持器の製造方法においては、接触面24をプレス成形する際に隔柱22に伸びが生じないので、接触面24と四隅のR部とのプレス成形を同時に行うことができる。これにより、プレス成形に要する工程数を削減してころ保持器20の製造コストを削減できるばかりでなく、窓孔21全体の形状精度を向上させて、ころ8のガイド性をより一層向上させることができる。
次に、図5〜図7を参照し、本発明による第2実施形態のころ軸受のころ保持器について詳細に説明する。図5に示したように、本第2実施形態のころ保持器40は、図示されない複数のころを軸受回転方向に等間隔に保持するためのもので、鋼板等の金属板をプレス成形することにより製造されたものである。また、図示されない複数のころをそれぞれ収納する複数の窓孔41を軸受回転方向に分離する隔柱42には、その側面43の長手方向の一部に、ころと接触してこれをガイドするガイド部44が突設されている。そして、前記ガイド部44には、図7に示したように、このころ保持器40の半径方向内側を向くように傾斜する接触面44aが形成されている。
次に、本第2実施形態のころ保持器40の前記ガイド部44をプレス成形する手順について、図6及び図7を参照して説明する。図6に示したように、ガイド部44は、窓孔41を打ち抜き成形する際に同時にプレス成形される。このとき、ガイド部44の表面は側面43と同様に破断面となって荒れている。そこで、図7に示したように、受け金型50及び押し金型60を用いて、ガイド部44に接触面44aをプレス成形し、その表面を平滑なものとする。
前記受け金型50は、図7に示したように、隔柱42に対して半径方向外側に離間している基部51と、この基部51の表面から隔柱42に向かって突出し、隔柱42を形成する左右一対の側面43,43の間において隔柱42の半径方向外側(図示上側)の表面42aに密着する突出部52とを有している。一方、前記押し金型60は、ガイド部44の接触面44aを形成する左右一対の傾斜面61,61と、接触面44aを形成する際に受け金型50に向かって変位する余肉部分44bを案内する左右一対の案内面62,62とを備えている。これにより、図7中に矢印Bで示したように、押し金型60を受け金型50に向かって半径方向外側(図示上側)に変位させると、ガイド部44の傾斜面44aを成形すると同時に、前記余肉部分44bが受け金型50に向かって半径方向外側に変位し、膨出部44cを形成する。
すなわち、本第2実施形態のころ保持器の製造方法によれば、ころ保持器40の隔柱42にガイド部44をプレス成形する際に、ガイド部44の一部44b及び44cが受け金型50によって拘束されることなく、自由にプレス方向(半径方向外側)に変形することができる。これにより、接触面44aをプレス成形する際の隔柱42の断面積の増減を防止し、隔柱42が自身の延在方向に伸びることを防止できるから、ころ保持器40の寸法精度を損なわないようにガイド部44をプレス成形することができる。また、本第2実施形態のころ保持器40は、隔柱42の側面43の一部にガイド部44を突設するとともに、このガイド部44にころとの接触面44aを設けるものであるから、隔柱42の全体に接触面44aを設ける場合に比較し、隔柱42の形状精度をより一層向上させることができる。
次に、図8〜図10を参照し、本発明による第3実施形態のころ軸受のころ保持器について詳細に説明する。図8に示したように、本第3実施形態のころ保持器70は、図示されない複数のころを軸受回転方向に等間隔に保持するためのもので、鋼板等の金属板をプレス成形することにより製造されたものである。また、図示されない複数のころをそれぞれ収納する複数の窓孔71を軸受回転方向に分離する隔柱72には、その側面73の長手方向の2カ所に、ころと接触してこれをガイドするガイド部74,74がそれぞれ突設されている。そして、前記ガイド部74には、図10に示したように、このころ保持器70の半径方向内側を向くように傾斜する接触面74aが形成されている。
次に、本第3実施形態のころ保持器70の前記ガイド部74をプレス成形する手順について、図9及び図10を参照して説明する。図9に示したように、ガイド部74は、窓孔71を打ち抜き成形する際に同時にプレス成形される。このとき、ガイド部74の表面は側面73と同様に破断面となって荒れている。そこで、図10に示したように、受け金型80及び押し金型90を用いて、ガイド部74に接触面74aをプレス成形し、その表面を平滑なものとする。
前記受け金型80は、図10に示したように、隔柱72に対して半径方向外側に離間している基部81と、この基部81の表面から隔柱72に向かって突出し、隔柱72を形成する左右一対の側面73,73の間において隔柱72の半径方向外側(図示上側)の表面72aに密着する突出部82とを有している。一方、前記押し金型90は、ガイド部74の接触面74aを形成する左右一対の傾斜面91,91を備えている。これにより、図10中に矢印Dで示したように、押し金型90を受け金型80に向かって半径方向外側(図示上側)に変位させると、ガイド部74の傾斜面74aが成形されると同時に、余肉部分が受け金型50に向かって半径方向外側に変位し膨出部74bを形成する。
すなわち、本第3実施形態のころ保持器の製造方法によれば、ころ保持器70の隔柱72にガイド部74をそれぞれプレス成形する際に、ガイド部74の一部が受け金型50によって拘束されることなく、自由にプレス方向(半径方向外側)に変形することができる。これにより、接触面74aをプレス成形する際の隔柱72の断面積の増減を防止し、隔柱72が自身の延在方向に伸びることを防止できるから、ころ保持器70の寸法精度を損なわないようにガイド部74をプレス成形することができる。また、本第3実施形態のころ保持器70は、隔柱72の側面73に一対のガイド部74を突設するとともに、このガイド部74にころとの接触面74aを設けるものであるから、隔柱72の全体に接触面74aを設ける場合に比較し、隔柱72の形状精度をより一層向上させることができる。また、一つの窓孔71毎に合計4カ所の接触面74aがころをガイドするので、ころのガイド性をより一層向上させることができる。なお、第3実施形態の製造方法は、隔柱72にガイド部74を有しない保持器にも適用できることは言うまでもない。
以上、本発明に係るころ軸受のころ保持器とその製造方法、及びその製造に用いるプレス金型の各実施形態ついて詳しく説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。例えば、上述した各実施形態においては、ラジアル軸受のころ保持器について説明したが、具体的には円筒ころ軸受や円すいころ軸受、球面ころ軸受の保持器等に適用できる。また、本発明がアキシャル軸受のころ保持器にも適用できることは言うまでもない。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ころと接触する接触面をころ保持器の窓孔周縁部にプレス成形する際に、窓孔同士を軸受回転方向に分離する隔柱の断面積を減少させることがない。これにより、接触面の形成に伴う隔柱の伸びをなくすことができるから、ころ保持器の寸法精度を向上させることができるばかりでなく、プレス成形のトライ工数を削減することができる。また、隔柱の強度及び剛性が向上するので、ころ保持器全体の強度及び剛性が向上する。また、接触面の面積を大きく取ることができるから、ころのガイド性を向上させてころ軸受の回転機能を向上させることができるばかりでなく、押し金型と接触面との接触圧力を低下させて接触面のプレス成形に用いる金型の寿命を向上させることができる。
本発明に係る第1実施形態のころ保持器を組み込んだころ軸受の断面図。 図1に示したころ保持器の要部を拡大して示す断面図。 図2に示したころ保持器の製造方法を模式的に示す断面図。 図1に示したころ保持器の要部を拡大して示す斜視図。 本発明に係る第2実施形態のころ保持器の要部を拡大して示す斜視図。 図5中に示したA−A破断線に沿ったガイド部の断面図。 図5中に示したころ保持器の隔柱の製造方法を模式的に示す断面図。 本発明に係る第3実施形態のころ保持器の要部を拡大して示す斜視図。 図8中に示したC−C破断線に沿ったガイド部の断面図。 図8中に示したころ保持器の隔柱の製造方法を模式的に示す断面図。 従来のころ保持器を示す部分斜視図。 図11に示したころ保持器を組み込んだころ軸受の要部拡大断面図。 図11に示したころ保持器の製造方法を模式的に示す断面図。
符号の説明
1 従来のころ保持器
2 窓孔
3,4 フランジ部
5 隔柱
6 ころ軸受の内輪
7 ころ軸受の外輪
8 ころ
9 接触面
10 側面
11 押し金型
12 受け金型
20 第1実施形態のころ保持器
21 窓孔
22 隔柱
23 上面
24 接触面
25 下面
26 膨出部
30 受け金型
31 一般面
32 突出部
33 傾斜面
40 第2実施形態のころ保持器
41 窓孔
42 隔柱
43 側面
44 ガイド部
44a 接触面
50 受け金型
51 基部
52 突出部
60 押し金型
61 傾斜面
62 案内面
70 第3実施形態のころ保持器
71 窓孔
72 隔柱
73 側面
74 ガイド部
74a 接触面
80 受け金型
81 基部
82 突出部
90 押し金型
91 傾斜面

Claims (2)

  1. ころ軸受のころを保持する金属製のころ保持器の製造方法において、
    前記ころを収納する窓孔を周方向にわたって均等に画成する隔柱の外径面側又は内径面側の一方の窓孔周縁部に、前記ころの転動面に接触する接触面をプレス成形し、
    前記プレス成形において、前記隔柱の前記外径面側又は内径面側の一方の前記窓孔周縁部を押し金型により押圧するとともに、外径面側又は内径面側の他方の窓孔周縁部が受け金型により押圧方向に拘束されないことを特徴とするころ軸受のころ保持器の製造方法。
  2. 外径面側の上面又は内径面側の下面の略中央部が前記受け金型によって受けられることを特徴とする請求項1に記載のころ軸受のころ保持器の製造方法。
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