JP2009040438A - 液状物包装体用組立て容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】液状物包装体を懸吊保持し、注出ノズルの逆止機能を効果的に発揮させることができると共に、需要者が接着剤等を使用することなく、手早く簡単に組立てられ、しかもその組立て容器からの液状物包装体の取付、取外しが簡単で、リサイクル使用が可能な容器を提案する。
【解決手段】逆止機能のある液体注出ノズルを有する液状物包装体を、格納し保持する液状物包装体用組立て式容器であって、上部に液状物包装体懸吊用係止ピンを突設し、かつ前記液状物包装体の胴部を取り囲むこととなる略方形の胴部シートと、前記液状物包装体の底部を下支えする略円形の底部シートとからなり、前記胴部シートは、底縁部に沿って形成された底部シート挿し込みスリットと、幅方向両端部の下部近傍に設けられた係止穴もしくは係止片とを有し、前記底部シートは、胴部シートに接する外周縁に複数の挿し込み片を突設してなり、かつ組立て状態において有底円筒状を呈する。
【選択図】図4

Description

本発明は、液状物包装体用組立て容器に関し、とくに軟質の積層フィルムを用いて形成される袋本体に逆止機能のある液体注出ノズルを設けてなる液体包装袋に液状物からなる被包装物を充填した液状物包装体を格納し、これを懸吊保持するための組立て式容器、とくにその容器の組立てに用いるシート状態の構造に特徴を有する。
液状やゼリー状等の飲食物、粒状物を含むことのあるドレッシングおよび調味料、酒類、油その他の、複数回にわたる注出を可能とする包装容器としては、特許文献1および特許文献2に、軟質の積層フィルムからなる袋本体と、その側部もしくは頂部に突出するように形成された液体注出ノズルとで構成される包装袋が開示されている。この包装袋によれば、被包装物の注出は、その注出量に応じた軟質包装袋の潰れ変形によって果たされ、その注出に伴う注出ノズルからの包装袋内への外気の取り込み(逆流)がなくなるため、袋内被包装物の酸化、風味低下、汚損等のおそれを効果的に取り除くことができる。しかも、かかる逆止機能付きの注出ノズルは、包装袋を傾動させて被包装物を注出した後、元の起立姿勢に復帰させることにより、注出が速やかに停止してノズル先端の注出口が密閉状態となり、外気の注出ノズルからの袋内進入もまた確実に阻止することができるため、被包装物を最後まで新鮮なまま使い切ることができる。
特開2004-175439号公報 特開2005-59958号公報
上記特許文献1および特許文献2に記載されている包装袋は、軟質フィルムから構成され、それ自体には自立性も定型性もないため、被包装物を充填包装した液状物包装体を、搬送、保管、陳列、使用等する場合には、それを、紙製あるいは樹脂製の箱体等に、複数個所での固定もしくは固着下で収納する必要がある。しかも、この液状物包装体を箱体等に収納する場合、注出ノズルの有する逆止機能を発揮すると共に、液だれを防ぐためには、注出ノズルを目的の位置に精度良く収納し、さらにホットメルト等によって、箱体等の内側にしっかりと固着することが必要となる。しかしながら、この収納作業は、多くの工程を必要とし、これを機械化させるためには、精度やコスト面に問題点があり、実用化に至っていないのが実情である。
そこで、発明者らは、上記液状物包装体の箱体等への収納作業を、需要者自身に行ってもらうことにより、低コスト化を実現し、前記液状物包装体の実用化を実現させるべく検討した。その結果、本発明者らは、液状物包装体を懸吊保持し、注出ノズルの逆止機能を効果的に発揮させることができると共に、需要者が接着剤等を使用することなく、手早く簡単に組立てられ、しかもその組立て容器からの液状物包装体の取付、取外しが簡単で、リサイクル使用が可能な容器を開発した。
即ち、本発明は、 逆止機能のある液体注出ノズルを有する液状物包装体を、格納し保持する液状物包装体用組立て式容器であって、
上部に液状物包装体懸吊用係止ピンを突設してなり、かつ前記液状物包装体の胴部を取り囲むこととなる略方形の胴部シートと、前記液状物包装体の底部を下支えする略円形の底部シートとからなり、
前記胴部シートは、底縁部に沿って形成された底部シート挿し込みスリットと、幅方向両端部の下部近傍に設けられた係止穴もしくは係止片とを有し、
前記底部シートは、胴部シートに接する外周縁に複数の挿し込み片を突設してなり、かつ組立て状態において有底円筒状を呈するものであることを特徴とする液状物包装体用組立て容器を提案する。
なお、本発明の液状物包装体用組立て容器においては、前記胴部シートは、上縁部に液状物包装体の上端部を挟みつけて懸吊するためのピン孔を具える折返しフラップを突設したこと、前記胴部シートは、幅方向の中央部に背部窓孔用切欠きを有すること、および前記胴部シートは、幅方向の両端部に前部窓孔用切欠きを有することが有効である。また、本発明は、前記胴部シートの幅方向を曲成して略円筒状とし、前記底部シート挿し込みスリットに対し、底部シートの挿し込み片を挿し込んで底部を形造ると共に、前記係止穴には、係止片を係止させることにより、円筒状胴部を形造り、かつこの胴部の上部を前記背部窓孔用切欠き部分から折り畳んで互いに相接する重畳上部を形成し、この重畳上部にあるピン孔に、前記液状物包装体の上縁部を係止ピンを介して懸吊すると共に、前記折返しフラップのピン孔に嵌め入れて、前記折返しフラップを折返して該液状物包装体上縁部を挟持するようにしたことが好ましい解決手段となる。
本発明の液状物包装体用組立て容器は、主として樹脂製シートを射出成形、打抜き成形することによって胴部シートと底部シートを形成し、これらを嵌合組み合わせることによって、接着剤を用いることなく、簡単に組立てることができるものである。そのため、液状物包装体を使用する需要者自身が組立てて円筒状の容器とし、この容器内に、液状物包装体を収納(懸吊保持)することが可能であり、製造段階において組立て、格納作業が不要となり、製品のコストを削減することができる。
本発明の組立て容器では、液状物包装体が、係止ピンによって組立て容器内に懸吊保持できるため、液状物包装体を簡単に取替えることができる。
また、本発明の組立て容器は、樹脂製のシート状部材から構成されるため、収納する液状物包装体を取り替えることによって繰返し使用することが可能である。そのため、被包装物を注出した後に廃棄されるものは、液状物包装体の空袋のみであり、ゴミの減容化に寄与することができる。
以下にこの発明の実施形態を図面に示すところに従い説明する。
まず、液状物包装体について説明する。図1は、液状物包装体10の一例を示す斜視図であり、軟質のプラスチック積層フィルムをヒートシールして形成される袋本体2と、この袋本体2の一側上端に突設した注出ノズル1からなる包装袋に、例えば液体、粘稠物等からなる被包装物を充填してなるものである。即ち、袋本体2と注出ノズル1は、少なくともベースフィルム層とシーラント層とを有する積層フィルムからなり、一体に形成するか、あるいは、たとえば無延伸のポリエチレン層またはポリプロピレン層とすることができるシーラント層を、積層フィルムの所要の辺部分で、ヒートシール、高周波シールまたはインパルスシール等によって融着させることにより製造することができる。以下は、袋本体2と注出ノズル1とを融着接合させる場合について説明する。なお、袋本体2および注出ノズル1の融着部は、図に斜線を施して示す。
注出ノズル1は、袋本体2への被包装物の充填包装と同時にまたは、被包装物の充填包装に先だって、たとえば、その袋本体2の側部の、シーラント層相互の融着部で、袋本体2の内表面に、ノズル1の基端部外表面のシーラント層を、好ましくはヒートシールによって融着接合させることで、包装袋の一部とされ、袋本体2の上端部分から側方へ突出させる。
包装袋は、そこへ被包装物を、好ましくは抜気下で充填包装することにより、膨満形態からなる液状物包装体10となる。そして、液状物包装体10内に充填包装した被包装物の注出に当たっては、注出ノズル1の、図1に示すところでは、上側の融着部5のV字状折曲部3から、ノズル1の先端部分を、たとえば手指によって引裂き除去して開封し、次いで、その液状物包装体10を、好ましくはそれを収納保持する箱体等とともに傾動させる。これにより、液状物包装体10のノズル1の先端注出口が、袋内被包装物の水頭圧によって表裏側に十分に開放されることになり、所要に応じた注出が行われることになる。
なお、被包装物をこのようにして注出するときは、軟質な袋本体2は、被包装物の注出に伴って、外気の吸い込みなしに、注出体積に対応する量だけ収縮ないしは潰れ変形することになる。
液状物包装体10の傾動によって所要量の被包装物を注出した後は、液状物包装体10を元の起立姿勢に復帰させて注出を停止し、この注出の停止に基き、被包装物に濡れたノズル内表面の、その被包装物の薄膜の介在下での相互の密着を、その停止と同時に、注出ノズル1の表裏のフィルムの幅方向、いいかえれば上下方向の全体にわたってもたらしてノズル1の先端注出口を密閉し、液状物包装体10内への外気の進入を確実に阻止する。
従って、この注出ノズル1を具える液状物包装体10では、袋内被包装物は、被包装物の注出前はもちろん、注出中および注出後においても外気との接触から十分に保護されることになり、袋内被包装物の酸化、汚損等が有効に防止されることになる。
ところで、注出ノズル1の表裏のフィルムの、ここにおけるこのような密着は、液状物包装体10の起立復帰によって。注出ノズル1が水頭圧の作用から解放されて製造時の元形状に復帰することに加え、注出ノズル1内の被包装物が装本体2内へ戻るに際して、被包装物によって濡れた状態で表裏フィルムの内表面が密着し、このことは減圧雰囲気に晒されてフィルム内表面どうしが相互に吸着された状態となって外気の巻き込み侵入を阻止する逆止機能を生む。この注出ノズル1のフィルムどうしの密着は、液状物包装体10からの被包装物の注出に伴って、収縮ないしは潰れ変形された袋本体2が、それに固有の弾性復元力に基いて、その内部を減圧傾向とする場合により確実となる。
かくしてここでは、注出ノズル1に対する特別の操作等なしに、液状物包装体10の起立復帰と併せて、それの先端注出口を自動的に密着封止させることができ、注出ノズル1にすぐれた逆止機能を発揮させることができる。
このような逆止機能付き注出ノズル1を有する液状物包装体10は、袋本体2が、軟質のプラスチックフィルムによって構成され、それ自体には自立性も定型性もないため、使用にあたっては、液状物包装体10を保持容器に収納することが好ましい。そこで、本発明では、このような液状物包装体10を収容(懸吊保持)できるための容器を、組立て可能にすると共に、再利用可能な組立て容器について検討した。
図2は、本発明の組立て容器20を構成する胴部シート21および底部シート22の一例を示す概略図である。胴部シート21および底部シート22はいずれも、硬質の、熱硬化性樹脂等を射出成形もしくは打抜き成形したものからなり、図2に示すように、異なる2枚のシートから形成されている。なお、胴部シート21は、展開状態において、幅方向中央を境にして左右がほぼ同し方形であって、とくに、右側胴部シート21Rの上部については、ピン孔30a、30bを有する折返しフラップ23が設けられていると共に、係止ピン43、44が対面する左側胴部シート21Lのピン孔30c、30dに対応して設けられている。
次に、上部胴部シート21、底部シート22を使って、液状物包装体10を収納し、懸吊保持するために使う組立て容器20を組立てる方法について説明する。図3に示すように、胴部シート21の中央部(左・右胴部シート21L、21Rの中間)に設けた背部窓孔切欠き40部分を折り曲げ、底部シート22の側縁をこの胴部シート21の下部に配して、その側縁に沿って曲成し、底部シート22の両側に設けた挿し込み片24、25を、該胴部シート21下部に設けられた挿し込みスリット26、27にそれぞれ挿し込む。
次に、前記胴部シート21の中程の部分を、幅方向に丸め、その幅方向両端部の下部近傍に設けられた係止穴28と折返し係止片29、即ち、左側胴部シート21Lに設けた係止穴28に、右側胴部シート21R設けた折返し係止片29を引掛けて係止することにより、円筒状の容器に形造る。
次に、この有底円筒状に曲成された容器本体の上部を、図4に示すように、この胴部シート21の幅方向のほぼ中央部から折り畳み、左・右胴部シート21L、21Rの上部が相接する重畳上部42を形成し、この重畳上部42において対向するように配置された係止ピン43、44に、ピン孔30cとピン孔30dを嵌め合わせ、そして、左側胴部シート21Lの上端部に突設した折返しフラップ23を前記重畳上部42側に折り曲げ、該折返しフラップ23に設けられたピン孔30a、30bと前記係止ピン43、44とを嵌合することにより、重畳上部42と係止ピン43、44とをしっかりと固定することにより組立て容器20が形成される。実際には、この組立て容器20内に、前記液状物包装体10を、その上側横シール部に設けた懸吊穴7、8を介し、前記係止ピン43、44を使って嵌合させることにより懸吊保持することになる。
上述したように、本発明では、図3に示すように、胴部シート21の幅方向の中央部に、背部窓孔用切欠き40を設けること、および胴部シート21の幅方向両端部に前部窓孔用切欠き41a、41bを設けることが好ましい。これは、切欠き40、41a、41bによって、上記のように容器20を組立てる際に、胴部シート21を幅方向に曲成したり、折り畳みやすくする上で有効であり、容器20上部を大きく開口できるため、液状物包装体10を容器20内に収納しやすいからである。また、切欠き40、41a、41bによる窓孔から、液状物包装体10内の被包装物の残量を目視により確認することもできる他、さらに、この容器20の胴部を加圧することで、内部の液状物包装体10の加圧を導いて、内容物の注出(吐出)を図る上で、これらの切欠き40、41a、41bが有効に作用することになり、円滑な注出を担保する。
次に、上記のようにして組み立てられた容器20に、液状物包装体10を吊下げ、保持する方法を例示する。まず、折返しフラップ23を係止ピン43、44から取外し、次いで、重畳上部42から折返しフラップ23が設けられていない右側胴部シート21Rを係止ピン43、44から取り外すことにより容器20上部を開口する。つづいて、開口された容器20上部から、液状物包装体10を容器20内部に収納し、係止ピン43、44に、液状物包装体10の上側横シール部に予め形成しておいた懸吊穴7、8を引掛けた後、さらに、ピン孔30cと30dを嵌め合わせて重畳上部42を形成する。さらに、折返しフラップ23を重畳上部42側に折り曲げ、ピン孔30a、30bに係止ピン43、44を嵌合することにより、液状物包装体10が、容器20内に固定され、懸垂保持されることになる。
そして、上記のようにして液状物包装体10を、組立て容器20内に懸吊保持したまま、その組立て容器20を傾動させるか、あるいは容器20の胴部を手で押圧することにより、注出ノズル1から被包装物を注出させることができる。これは、容器20の傾動あるいは押圧によって、液状物包装体10のノズル1に被包装物の水頭圧がかかり、ノズル1が表裏側に十分に開放されることになるためである。
なお、胴部シート21および底部シート22は、強度に優れると共に、組立て容器20としたときにしっかりと自立し、可撓性があって、柔軟に変形させることができる熱硬化性樹脂の如き素材を用いることが好ましい。例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロンおよびポリスチレンのいずれか1種の樹脂製シートを用いることが好ましい。これは、柔軟な可撓性の素材を用いることにより、容器20に収納される液状物包装体10の袋本体2部を、容器20外側から手で調整しながら押圧して注出ノズル1先端を開口し、被包装物を注出する上で有効だからである。
また、これらのシート21、22の厚みは、0.3〜3.0mmであることが好ましい。これは、厚みが0.3mmより薄い場合、液状物包装体10を吊り下げ、保持するための十分な強度が得られず、3.0mm超では、シートを、柔軟に変形させることができないため、組立てが難しく、また容器20の上部を大きく広げて開口することができず、液状物包装体10を収納しづらくなるためである。
さらに、シート21、22は、透明、半透明または不透明のいずれを用いてもよく、透明あるいは半透明の場合には、容器20の外側から、被包装物の残量を把握することができる。
また、本発明では、左右胴部シート21L、21Rの各幅方向のほぼ中央位置、すなわち容器20を持ち上げる際に手で握る位置に、窪みや滑り止めシートを貼り付けてもよい。この窪みを設けた場合、容器20を手で持つ時の手がかりになること、液状物包装体10を手で直接押して被包装物を注出ノズル1から吐出させることができること、さらには被包装物の残量を目視により確認することができるという効果がある。
また、滑り止めシートは、シリコンシート、ウレタンゴムシート、ブチルゴムシートなどのゴム系などからなり、容器20が手から滑り落ちるのを抑えると共に、手で持つ位置の目印となる。
折返しフラップ23および右側胴部シート21R上部に形成されるピン孔30a、30b、30c、30dは、φ4〜6mm程度の円形であり、そのピン孔30a、30b、30c、30dには、係止ピン43、44に嵌合しやすくするため、十字状の切り込みを形成することが好ましい。
本発明は、飲食品の他、医薬品、化粧品等の、複数回にわたる注出を必要とする被包装物に好適な逆止機能をもつ注出ノズルを有する軟質の包装袋を懸垂、保持するための容器として有用である他、注出ノズルや吐出口が、袋本体から突出するように設けられてなる軟質の包装袋を懸垂、保持するための容器として好適に利用することができる。
液状物包装体の一例を示す斜視図である。 本発明の液状物包装体用組立て容器を形成するための胴部および底部シートの一例を示す図である。 本発明の液状物包装体用組立て容器の組立て方法の一例を示す図である。 本発明の液状物包装体用組立て容器の一例を示す図である。
符号の説明
1 注出ノズル
2 袋本体
3 V字状折曲部
4、5、6 シール部
7、8 懸吊穴
9 縦シール部
10 液状物包装体
20 組立て容器
21 胴部シート
21R 右側胴部シート
21L 左側胴部シート
22 底部シート
23 折返しフラップ
24、25 挿し込み片
26、27 挿し込みスリット
28 係止穴
29 折返し係止片
30a、30b、30c、30d ピン孔
40 背部窓孔用切欠き
41a、41b 前部窓孔用切欠き
42 重畳上部
43、44 係止ピン

Claims (5)

  1. 逆止機能のある液体注出ノズルを有する液状物包装体を、格納し保持する液状物包装体用組立て式容器であって、
    上部に液状物包装体懸吊用係止ピンを突設してなり、かつ前記液状物包装体の胴部を取り囲むこととなる略方形の胴部シートと、前記液状物包装体の底部を下支えする略円形の底部シートとからなり、
    前記胴部シートは、底縁部に沿って形成された底部シート挿し込みスリットと、幅方向両端部の下部近傍に設けられた係止穴もしくは係止片とを有し、
    前記底部シートは、胴部シートに接する外周縁に複数の挿し込み片を突設してなり、かつ組立て状態において有底円筒状を呈するものであることを特徴とする液状物包装体用組立て容器。
  2. 前記胴部シートは、上縁部に液状物包装体の上端部を挟みつけて懸吊するためのピン孔を具える折返しフラップを突設したことを特徴とする請求項1に記載の液状物包装体用組立て容器。
  3. 前記胴部シートは、幅方向の中央部に背部窓孔用切欠きを有することを特徴とする請求項1または2に記載の液状物包装体用組立て容器。
  4. 前記胴部シートは、幅方向の両端部に前部窓孔用切欠きを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液状物包装体用組立て容器。
  5. 前記胴部シートの幅方向を曲成して略円筒状とし、前記底部シート挿し込みスリットに対し、底部シートの挿し込み片を挿し込んで底部を形造ると共に、前記係止穴には、係止片を係止させることにより、円筒状胴部を形造り、かつこの胴部の上部を前記背部窓孔用切欠き部分から折り畳んで互いに相接する重畳上部を形成し、この重畳上部にあるピン孔に、前記液状物包装体の上縁部を係止ピンを介して懸吊すると共に、前記折返しフラップのピン孔に嵌め入れて、前記折返しフラップを折返して該液状物包装体上縁部を挟持するようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液状物包装体用組立て容器。
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