JP2009037010A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手振れが生じた場合にも、撮影者がファインダ部によって被写体を容易に視認することが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】この撮像装置(フィルムカメラ1)は、装置本体2と、被写体を撮影する撮像機構部4と、被写体を視認するためのファインダ部5と、装置本体2の手振れに応じて、ファインダ部5の視認範囲の振れが小さくなる方向にファインダ部5を移動するように構成されたファインダ移動制御部30とを備えている。
【選択図】図8

Description

この発明は、撮像装置に関し、特に、撮像機構部と、ファインダ部と、ファインダ移動制御部とを備えた撮像装置に関する。
従来、撮像機構部と、ファインダ部と、ファインダ移動制御部とを備えた撮像装置が知られている(たとえば、特許文献1および2参照)。
上記特許文献1には、撮影光学系(撮像機構部)と、ファインダ光学系(ファインダ部)と、被写体までの距離を測定するための測距手段と、ファインダ光学系を移動するための制御手段(ファインダ移動制御部)とを備えたカメラ(撮像装置)が開示されている。この特許文献1によるカメラでは、測距手段によって測定された被写体までの距離に応じて、ファインダ視野(ファインダ部の視認範囲)と撮影範囲との位置のずれ(視差)が小さくなるようにファインダ光学系が移動されるように構成されている。
また、上記特許文献2には、撮像素子(撮像機構部)と、ファインダと、角速度センサと、撮像素子駆動部と、ズーム駆動のためのファインダレンズ駆動部(ファインダ移動制御部)とを備えたデジタルカメラ(撮像装置)が開示されている。この特許文献2によるデジタルカメラでは、角速度センサの検知結果に基づいて撮影範囲の振れが小さくなるように、かつ、被写体までの距離に応じてファインダの視認範囲と撮影範囲との位置のずれ(視差)が小さくなるように、撮像素子駆動部によって撮像素子が移動されるように構成されている。
特開平7−5527号公報 特開2006−259114号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のカメラでは、視差を小さくすることが可能である一方、手振れが生じた場合には、手振れによってファインダ視野が振れるので、撮影者がファインダによって被写体を容易に視認することができないという問題点がある。
また、上記特許文献2に記載のデジタルカメラでは、手振れによって撮影範囲が振れるのを抑制することが可能であるとともに、視差を小さくすることが可能である一方、手振れが生じた場合には、手振れによってファインダの視認範囲が振れるので、撮影者がファインダによって被写体を容易に視認することができないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、手振れが生じた場合にも、撮影者がファインダ部によって被写体を容易に視認することが可能な撮像装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の一の局面による撮像装置は、装置本体と、被写体を撮影する撮像機構部と、被写体を視認するためのファインダ部と、装置本体の手振れに応じて、ファインダ部の視認範囲の振れが小さくなる方向にファインダ部を移動するように構成されたファインダ移動制御部とを備えている。
この一の局面による撮像装置では、上記のように、装置本体の手振れに応じて、ファインダ部の視認範囲の振れが小さくなる方向にファインダ部を移動するように構成されたファインダ移動制御部を設けることによって、手振れが生じた場合にも、ファインダ部の視認範囲の振れを抑制することができるので、撮影者はファインダ部によって被写体を容易に視認することができる。
上記一の局面による撮像装置において、好ましくは、ファインダ移動制御部は、ファインダ部の視認範囲と撮像機構部の撮影範囲との位置のずれが小さくなる方向にファインダ部を移動するようにも構成されている。このように構成すれば、視差を小さくすることができるので、撮影者は撮影範囲により近い範囲をファインダ部によって視認することができ、その結果、実際に撮影される範囲と、ファインダ部を介して撮影者が視認する範囲とがずれるのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、ファインダ移動制御部は、ファインダ部を鉛直方向および水平方向の両方向に移動可能なように構成されている。このように構成すれば、手振れによって鉛直方向、水平方向または鉛直方向と水平方向とを合成した方向(斜め方向)のいずれの方向に視認範囲が振れた場合にも、視認範囲の振れを抑制することができるとともに、視認範囲と撮影範囲との位置が鉛直方向、水平方向または鉛直方向と水平方向とを合成した方向のいずれの方向にずれている場合にも、視差を小さくすることができる。
上記した視認範囲と撮影範囲との位置のずれが小さくなる方向にファインダ部が移動される構成において、好ましくは、被写体に撮影焦点が合うように撮像機構部を調整するように構成された焦点補正部をさらに備え、ファインダ移動制御部は、焦点補正部により調整された撮影焦点の調整位置において、ファインダ部の視認範囲と撮像機構部の撮影範囲との位置が実質的に一致するように、ファインダ部を移動するように構成されている。このように構成すれば、撮影者は、ファインダ部によって実質的に撮影範囲と同じ範囲を視認することができるので、実際に撮影される範囲と、ファインダ部を介して撮影者が視認する範囲とがずれるのを確実に防止することができる。
上記一の局面による撮像装置において、好ましくは、手振れを検知するための1つの手振れセンサと、手振れによって撮像機構部の撮影範囲が振れるのを抑制するための撮像用手振れ補正部とをさらに備え、1つの手振れセンサの検知結果に基づいて、ファインダ移動制御部はファインダ部の視認範囲の振れが小さくなる方向にファインダ部を移動するとともに、撮像用手振れ補正部は撮像機構部の撮影範囲が振れるのを抑制するように構成されている。このように構成すれば、ファインダ部の視認範囲の振れ、および、撮像機構部の撮影範囲の振れの両方の振れを抑制するために、それぞれ別々の手振れセンサを設ける場合に比べて、部品点数が増加するのを抑制することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2は、本発明の一実施形態によるフィルムカメラ(銀塩カメラ)の全体構成を示す斜視図である。また、図3〜図9は、図1に示した本発明の一実施形態によるフィルムカメラの構成を説明するための図である。図1〜図9を参照して、本発明の一実施形態によるフィルムカメラ1の構成について説明する。なお、本実施形態では、撮像装置の一例であるフィルムカメラ1に本発明を適用した場合について説明する。
本発明の一実施形態によるフィルムカメラ1は、図1および図2に示すように、装置本体2の上面(矢印C方向側の面)にシャッタボタン3を備えている。シャッタボタン3は、押圧ストロークの半分程度のストローク分押される半押し、および、押圧ストロークのほぼ全てのストローク分押される全押しの2段階に押圧可能なように構成されている。また、図1および図6に示すように、装置本体2の前面(矢印E方向側の面)には、鏡筒4a(図1参照)の内部に配置されたレンズ部4bと、被写体を視認するためのファインダ部5と、ストロボ6とが設けられている。また、図4に示すように、レンズ部4bおよびファインダ部5は、それぞれの水平方向(矢印AおよびB方向)の中心O1が互いに一致するように配置されている。一方、図4および図5に示すように、ファインダ部5は、ファインダ部5の鉛直方向(矢印CおよびD方向)の中心O2がレンズ部4bの鉛直方向の中心O3から距離hだけ上側(矢印C方向側)になるように配置されている。これにより、後述するように、鉛直方向にのみ視差が生じ、水平方向には実質的に視差が生じない。また、図2および図6に示すように、装置本体2の裏面(矢印F方向側の面)には、ファインダ接眼部7(図2参照)と、電源ボタン8と、フィルム収納部9(図2参照)とが設けられている。また、図3に示すように、装置本体2の底面(矢印D方向側の面)には、電池収納部10が設けられている。
また、図6に示すように、装置本体2の内部には、シャッタボタン3が全押しされることによって開放されるように構成されたシャッタ4cが設けられている。また、鏡筒4a、レンズ部4bおよびシャッタ4cを含む撮像機構部4は、シャッタ4cが開かれることによって、露光が開始され、所定の時間経過後にシャッタ4cが閉じられることによって、露光が終了されるように構成されている。すなわち、このフィルムカメラ1は、撮像機構部4によって被写体を撮影することが可能なように構成されている。
また、フィルムカメラ1は、電源ボタン8の押圧に応じて、装置本体2の電源をオン状態またはオフ状態に切り替えるように構成された電源部11を備えている。
ここで、本実施形態では、図6に示すように、フィルムカメラ1は、焦点補正部12と、レンズ駆動部13と、ステッピングモータ14aを含むファインダ駆動部14と、装置本体2の手振れを検知するためのジャイロセンサ15と、装置本体2全体の制御を行う制御部16とをさらに備えている。また、ジャイロセンサ15は、装置本体2が鉛直方向(図5の矢印G1方向)、水平方向(図9の矢印H1方向)または鉛直方向と水平方向とが合成された方向のいずれの方向の手振れに対しても、検知することが可能なように構成されている。なお、ジャイロセンサ15は、本発明の「手振れセンサ」の一例である。
また、焦点補正部12は、シャッタボタン3が半押しされることによって、被写体に撮影焦点が合うように自動的に撮像機構部4を調整するように構成されている。この焦点補正部12は、たとえば、焦点補正部12が赤外線または超音波などを用いた測距手段を含み、測距手段によって得られた被写体までの距離に応じて、被写体に撮影焦点が合うようにレンズ部4bの位置が調整されるように構成されている。
また、レンズ駆動部13は、ジャイロセンサ15の検知結果に基づいてレンズ部4bを鉛直方向(矢印CおよびD方向)、水平方向(矢印AおよびB方向)および鉛直方向と水平方向とを合成した方向のいずれの方向にも移動可能なように構成されている。具体的には、制御部16は、露光が開始されてから露光が終了されるまでの間にジャイロセンサ15によって検知される装置本体2の手振れに応じて、撮像機構部4による撮影範囲の振れが小さくなるようにレンズ部4bが移動されるようにレンズ駆動部13を制御する。したがって、レンズ駆動部13および制御部16は、共に撮像用手振れ補正部20として、撮影範囲が振れるのを抑制するように構成されている。これにより、写真にブレが生じるのを極力抑制することが可能である。
また、本実施形態では、ファインダ駆動部14は、視差を補正するため、および、手振れによってファインダ部5の視認範囲が振れるのを抑制するための2つの目的のために、ステッピングモータ14aによってファインダ部5を鉛直方向(図5の矢印G2方向)、水平方向(図9の矢印H2方向)および鉛直方向と水平方向とを合成した方向のいずれの方向にも移動可能なように構成されている。
まず、ファインダ部5の視認範囲と撮像機構部4の撮影範囲との位置のずれである視差を補正するために、ファインダ駆動部14によってファインダ部5が移動される構成について説明する。図7に示すように、フィルムカメラ1は、視認範囲の光がファインダ部5を介してファインダ接眼部7に到達され、ユーザによって視認可能なように構成されている。また、撮影範囲の光は、レンズ部4bを介して、装置本体2の内部に設けられたシャッタ4cに到達される。この場合、視認範囲と撮影範囲との位置が実質的に一致しているので、ユーザはファインダ接眼部7から撮影範囲全体を視認することが可能である。しかし、図8に示すように、被写体までの距離が所定距離L1からL2に変更された場合には、視認範囲と撮影範囲との位置がずれる視差が生じる。この際、ファインダ駆動部14は、視認範囲と撮影範囲との位置のずれが小さくなる方向にファインダ部5を移動するように構成されている。具体的には、焦点補正部12により調整された撮影焦点の調整位置において、ファインダの視認範囲と撮像機構部4の撮影範囲との位置が実質的に一致するように、ファインダ部5を鉛直方向(矢印G2方向)に移動するようにファインダ駆動部14が制御部16によって制御される。したがって、ファインダ駆動部14および制御部16は、共にファインダ移動制御部30として、視差が小さくなる方向にファインダ部5を移動するように構成されている。視認範囲と撮影範囲との位置を撮影焦点の調整位置において実質的に一致させる方法として、たとえば、焦点補正部12が測距手段を含む場合には、測距手段により得られた被写体までの距離に応じて、ファインダ部5を移動するようにファインダ移動制御部30を構成している。
次に、手振れによってファインダ部5の視認範囲が振れるのを抑制するために、ファインダ部5が移動される構成について説明する。図5、図7および図8に示すように、ファインダ移動制御部30は、装置本体2にチルト方向(矢印G1方向)の手振れが生じた場合には、視認範囲の鉛直方向(矢印CおよびD方向)の振れが小さくなるようにファインダ部5を鉛直方向(矢印G2方向)に移動するように構成されている。また、図9に示すように、ファインダ移動制御部30は、装置本体2にパン方向(矢印H1方向)の手振れが生じた場合には、視認範囲の水平方向(矢印AおよびB方向)の振れが小さくなるようにファインダ部5を水平方向(矢印H2方向)に移動するように構成されている。また、チルト方向とパン方向とを合成した方向の手振れが生じた場合には、視認範囲の鉛直方向と水平方向とを合成した方向の振れが小さくなるようにファインダ部5を鉛直方向と水平方向とを合成した方向に移動するように構成されている。具体的には、制御部16が、露光が開始されてから露光が終了されるまでの間にジャイロセンサ15によって検知される装置本体2の手振れに応じて、ファインダ部5の視認範囲の振れが小さくなる方向にファインダ部5を移動するようにファインダ駆動部14を制御するように構成されている。この際、装置本体2の手振れの検知には、前述の撮影範囲の振れを抑制するために使用されるジャイロセンサ15が用いられる。すなわち、撮像用手振れ補正部20およびファインダ移動制御部30は、1つのジャイロセンサ15の検知結果に基づいて、それぞれ、撮影範囲および視認範囲が振れるのを抑制するように構成されている。これにより、撮影範囲の振れ、および、視認範囲の振れの両方の振れを抑制するために、それぞれ別々のジャイロセンサ15を設ける場合に比べて、部品点数が増加するのを抑制することが可能である。
図10は、図1に示した本発明の一実施形態によるフィルムカメラの撮影時の動作を説明するためのフロー図である。次に、図8〜図10を参照して、フィルムカメラ1の撮影動作について説明する。
まず、図10に示すように、ステップS1において、シャッタボタン3が半押しされたか否かが判断され、半押しされていない場合には、この判断が繰り返される。一方、半押しされた場合には、ステップS2において、焦点補正部12によって被写体に撮影焦点が合うように調整される。そして、ステップS3において、図8に示すように、撮影焦点の調整位置において、ファインダ部5の視認範囲と撮像機構部4の撮影範囲との位置が実質的に一致するようにファインダ部5が移動されて、視差補正が行われる。その後、ステップS4において、シャッタボタン3が全押しされたか否かが判断され、全押しされていない場合には、この判断が繰り返される。一方、全押しされた場合には、ステップS5において、シャッタ4cが開放されて露光が開始される。ステップS6において、露光が終了されたか否かが判断され、終了された場合には、そのまま撮影動作が終了される。ステップS6において、露光が終了されていない場合には、ステップS7において、ジャイロセンサ15によって装置本体2の手振れが検知されたか否かが判断され、手振れが検知されない場合には、ステップS6に移行される。一方、手振れが検知された場合には、ステップS8において、撮像用手振れ補正部20によって撮影範囲の振れが抑制されるとともに、ファインダ移動制御部30により鉛直方向(図8の矢印G2方向)、水平方向(図9の矢印H2方向)および鉛直方向と水平方向とを合成した方向にファインダ部5が移動されることによって、視認範囲の振れが抑制され、その後、ステップS6に移行される。
本実施形態では、上記のように、装置本体2の手振れに応じて、ファインダ部5の視認範囲の振れが小さくなる方向にファインダ部5を移動するように構成されたファインダ移動制御部30を設けることによって、手振れが生じた場合にも、ファインダ部5の視認範囲の振れを抑制することができるので、撮影者はファインダ部5によって被写体を容易に視認することができる。
また、本実施形態では、ファインダ移動制御部30を、ファインダ部5を鉛直方向(図8の矢印G2方向)および水平方向(図9の矢印H2方向)の両方向に移動可能なように構成することによって、手振れにより鉛直方向、水平方向または鉛直方向と水平方向とを合成した方向(斜め方向)のいずれの方向に視認範囲が振れた場合にも、視認範囲の振れを抑制することができるとともに、視認範囲と撮影範囲との位置が鉛直方向、水平方向または鉛直方向と水平方向とを合成した方向(斜め方向)のいずれの方向にずれている場合にも、視差を小さくすることができる。
また、本実施形態では、ファインダ移動制御部30を、焦点補正部12により調整された撮影焦点の調整位置において、ファインダ部5の視認範囲と撮像機構部4の撮影範囲との位置が実質的に一致するように、ファインダ部5を移動するように構成することによって、撮影者はファインダ部5により実質的に撮影範囲と同じ範囲を視認することができるので、実際に撮影される範囲と、ファインダ部5を介して撮影者が視認する範囲とがずれるのを確実に防止することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、撮像装置の一例としてフィルムカメラを示したが、本発明はこれに限らず、ファインダ部を備えた撮像装置であれば、フィルムカメラ以外の他の撮像装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、レンズ部が移動されることによって撮影範囲の振れを抑制する構成を示したが、本発明はこれに限らず、たとえば、撮像素子を有する撮像装置の場合には、撮像素子を移動することによって撮影範囲の振れを抑制する構成にしてもよいし、画像処理手段によって電子的に撮影範囲の振れを抑制する構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、視差を補正するために、赤外線または超音波などの測距手段により得られた被写体までの距離に応じて、ファインダ部を移動する構成を示したが、本発明はこれに限らず、撮影焦点の調整位置において、視認範囲と撮影範囲との位置が実質的に一致するようにファインダ部を移動する構成であれば、測距手段を用いない構成であってもよい。
また、上記実施形態では、レンズ部およびファインダ部を、それぞれの水平方向の中心が互いに一致するように配置する構成を示したが、本発明はこれに限らず、それぞれの水平方向の中心を異なる位置に配置してもよい。この場合には、上記実施形態において、鉛直方向の視差を補正するのと同様に、水平方向の視差を補正するようにファインダ移動制御部を構成する。
また、上記実施形態では、1つのステッピングモータによって、ファインダ部を鉛直方向および水平方向の両方向に移動可能な構成を示したが、本発明はこれに限らず、鉛直方向への移動および水平方向への移動をそれぞれ別々のステッピングモータを用いて行ってもよい。
本発明の一実施形態によるフィルムカメラの全体構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態によるフィルムカメラの全体構成を示す斜視図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるフィルムカメラの底面を示した図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるフィルムカメラの前面を示した図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるフィルムカメラの側面を示した図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるフィルムカメラの構成を示したブロック図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるフィルムカメラの詳細な構成を説明するための図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるフィルムカメラの詳細な構成を説明するための図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるフィルムカメラの詳細な構成を説明するための図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるフィルムカメラの撮影時の動作を説明するためのフロー図である。
符号の説明
1 フィルムカメラ(撮像装置)
2 装置本体
4 撮像機構部
5 ファインダ部
12 焦点補正部
15 ジャイロセンサ(手振れセンサ)
20 撮像用手振れ補正部
30 ファインダ移動制御部

Claims (5)

  1. 装置本体と、
    被写体を撮影する撮像機構部と、
    前記被写体を視認するためのファインダ部と、
    前記装置本体の手振れに応じて、前記ファインダ部の視認範囲の振れが小さくなる方向に前記ファインダ部を移動するように構成されたファインダ移動制御部とを備える、撮像装置。
  2. 前記ファインダ移動制御部は、前記ファインダ部の視認範囲と前記撮像機構部の撮影範囲との位置のずれが小さくなる方向に前記ファインダ部を移動するようにも構成されている、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記ファインダ移動制御部は、前記ファインダ部を鉛直方向および水平方向の両方向に移動可能なように構成されている、請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記被写体に撮影焦点が合うように前記撮像機構部を調整するように構成された焦点補正部をさらに備え、
    前記ファインダ移動制御部は、前記焦点補正部により調整された前記撮影焦点の調整位置において、前記ファインダ部の視認範囲と前記撮像機構部の撮影範囲との位置が実質的に一致するように、前記ファインダ部を移動するように構成されている、請求項2または3に記載の撮像装置。
  5. 手振れを検知するための1つの手振れセンサと、
    手振れによって前記撮像機構部の撮影範囲が振れるのを抑制するための撮像用手振れ補正部とをさらに備え、
    前記1つの手振れセンサの検知結果に基づいて、前記ファインダ移動制御部は前記ファインダ部の視認範囲の振れが小さくなる方向に前記ファインダ部を移動するとともに、前記撮像用手振れ補正部は前記撮像機構部の撮影範囲が振れるのを抑制するように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
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