JP2003091027A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JP2003091027A
JP2003091027A JP2001284604A JP2001284604A JP2003091027A JP 2003091027 A JP2003091027 A JP 2003091027A JP 2001284604 A JP2001284604 A JP 2001284604A JP 2001284604 A JP2001284604 A JP 2001284604A JP 2003091027 A JP2003091027 A JP 2003091027A
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shake correction
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Noriya Tanimoto
典哉 谷本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で且つ浮動が少なく安定した觀察像が得
られる撮影装置を提供する。 【解決手段】 撮影光学系1と、ファインダ光学系6と
を備え、ファインダ光学系6がファインダ用浮動軽減機
構8を備える撮影装置30であって、ファインダ用浮動
軽減機構8の構成部材の一部である対物レンズ16を動
かすことによって、手ブレを補正する。これによって、
ファインダ光学系6による観察像が安定する為、撮影技
術に習熟していない使用者が撮影する場合においても思
い通りの撮影構図をとる事が可能となるとともに、ファ
インダ用浮動軽減機構8全体を小型軽量にする事がで
き、撮影装置30の小型軽量化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルカメラ・銀
塩フィルムカメラなどの撮影装置の静止画撮影時、及び
ビデオカメラ等の動画撮影時に用いる観察像浮動軽減装
置を持った撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年情報社会化により携帯電話やコンピ
ューターなどの情報機器にも撮影装置が内蔵されるよう
になってきている。これらの情報機器は撮影装置が主で
は無い場合も有り、必ずしも安定して保持できる形態で
ない場合も有る。また使用者が撮影に習熟していない場
合も多い。また今までのデジタルカメラ・銀塩フィルム
カメラなども携帯性を上げる為に小型化及び撮影光学系
の高変倍化が進んでいるため、撮影像の浮動による画質
の劣化が大きな問題となってきている。
【0003】この撮影像の浮動を低減するため、特開平
6−250100号公報には、光軸上に配された正立プ
リズムを装着したジンバル懸架手段を装置のブレに抗し
て元の姿勢に戻す技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の技術で
は、重力による慣性を利用した方式であるために一定の
容積と質量が必要で、小型軽量を旨とする攝影装置には
馴染まないという課題が有る。
【0005】そこで、本発明は、小型で且つ浮動が少な
く安定した観察像が得られる撮影装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、撮影光学系と、ファインダ光学系とを備え、ファイ
ンダ光学系がファインダ用手ブレ補正手段を備える撮影
装置であって、ファインダ用手ブレ補正手段の構成部材
の一部を動かすことによって、手ブレを補正することを
特徴とする。
【0007】この請求項1に記載の発明では、ファイン
ダ光学系にファインダ用手ブレ補正手段を設けることに
より、ファインダ光学系による観察像が安定する為、撮
影技術に習熟していない使用者が撮影する場合において
も思い通りの撮影構図をとる事が可能となる。また、手
ブレを補正するときには、ファインダ用手ブレ補正手段
の構成部材の一部(レンズやプリズム等)のみを動かす
構成なので、ファインダ用手ブレ補正手段全体を小型軽
量にする事ができ、撮影装置の小型軽量化が図れる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、ファインダ光学系が実像式のものであ
り、ファインダ用手ブレ補正手段の構成部材の一部は第
1結像面よりも被写体側、又は反転光学系よりも接眼光
学系側に配置されていることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、ファインダ光学系が非実像式のもので
あり、ファインダ用手ブレ補正手段の構成部材の一部は
接眼レンズよりも被写体側に配置されていることを特徴
とする。
【0010】これら請求項2又は3に記載の発明では、
請求項1に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、実像式のファインダ光学系においては、主にプリズ
ムからなる反転光学系が固定されたままなので、観察像
における浮動の軽減のために軽量な手ブレ補正部材のみ
を動かせば良いだけであり、また実像式及び非実像式
(逆ガリレオ方式)において対物光学系(対物レンズ)
や接眼光学系(接眼レンズ)は屈折力を持つため、浮動
の軽減の為に必要となる移動量も少なくするができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、撮影光学系は撮影用
手ブレ補正手段と、撮影光学系のブレを検出する検出手
段とを備え、ファインダ用手ブレ補正手段は、検出手段
の検知信号に基づいてファインダ用手ブレ補正手段の構
成部材の一部を動かすことを特徴とする。
【0012】この請求項4に記載の発明では、請求項1
乃至3のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、検出手段を撮影光学系の撮影用手ブレ補正
手段と兼用する為、撮影装置の小型化や製造原価の低減
が可能となる。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、検出手段は撮影装置の加速度を検出す
ることを特徴とする。
【0014】この請求項5に記載の発明では、請求項4
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、撮影
装置の加速度を検出して観察像の浮動軽減のための情報
とするので、被写体の照明状態や、被写体までの距離、
或いは撮影者が被写体に対して運動しているような状況
でも的確な撮影像の浮動軽減が可能となる。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、撮影光学系の撮影用手ブレ補正手段は
演算手段を備え、演算手段は検出手段が検出した加速度
に基づいてファインダ用手ブレ補正手段の構成部材の一
部における駆動量を演算することを特徴とする。
【0016】この請求項6に記載の発明では、請求項5
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、検出
手段より得られた加速度情報を撮影光学系の手ブレ補正
手段の演算手段を使って、ファインダ用手ブレ補正手段
のファインダ用手ブレ補正手段の構成部材の一部の駆動
量を算出する為、複数の演算手段を内蔵する必要が無く
無駄が省け、装置の小型化や製造原価の低減が可能にな
る。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
のいずれかに記載の発明において、撮影用手ブレ補正手
段の駆動手段と、ファインダ用手ブレ補正手段の構成部
材の一部を駆動する駆動手段とは、それぞれ独立して設
けられていることを特徴とする。
【0018】この請求項7に記載の発明では、請求項1
乃至6のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、撮影用駆動手段とファインダ用駆動手段と
を別々に設けている為、各系の特性に合った手ブレ補正
手段を使用する事ができる。また、撮影装置内で各系の
配置の自由度も高く出来る。さらにファインダ光学系を
他の機種に流用する事も容易に出来る様になる。
【0019】請求項8に記載の発明は、撮影用補正手段
とファインダ用補正手段との駆動を切り替える切替手段
を備えることを特徴とする。
【0020】この請求項8に記載の発明では、請求項1
乃至7のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、撮影用補正手段とファインダ用補正手段と
の駆動状況を撮影者の任意に設定できる為、観察像の浮
動軽減は常に行わない省電力方式を設定する事が出来
る。また観察像の浮動軽減は行うが撮影像の浮動軽減は
行わない、撮影装置を一種の望遠鏡として被写体の観察
のみに使う方式なども設ける事が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明を適用した撮影装置を概略的に示すブロック図であ
る。撮影装置30は、いわゆるデジタルカメラ、銀塩フ
ィルムカメラ、ビデオカメラ等であり、撮影装置本体9
と、撮影装置本体9と独立して設けられたファインダ1
0と、後述する本体用駆動部4とファインダ用駆動部7
との駆動状態の選択を行う選択部(切替手段)12と、
主電源スイッチ(以後、主電源S/Wという。)11と
を備えている。
【0022】撮影装置本体9は、複数のレンズ等の組み
合わせによって構成される撮影光学系1と、撮影装置3
0の加速度を検出する加速度検出器(検出手段)2と、
加速度検出器2が検出した加速度に基づいて後述するフ
ァインダ光学系6の対物レンズ13の駆動量を演算する
演算装置3とを備えている。また、撮影光学系1は、撮
影像の浮動を軽減する本体用浮動軽減機構(本体用手ブ
レ補正手段)6を有しており、本体用浮動軽減機構6は
撮影装置本体9内に設けられた本体用駆動部4によって
駆動される。
【0023】ファインダ10は、ファインダ光学系6を
備えている。ファインダ光学系6は、本実施の形態で
は、いわゆる逆ガリレオ式等の非実像式のものであり、
図2に示すように、対物レンズ15、16と、接眼レン
ズ17と、瞳面19とで構成されている。また、ファイ
ンダ光学系6は、観察像の浮動を軽減するファインダ用
浮動軽減機構(ファインダ用手ブレ補正手段)8を有し
ている。ファインダ光学系6にファインダ用浮動軽減機
構8を設けることにより、ファインダ光学系6による観
察像が安定する為、撮影技術に習熟していない使用者が
撮影する場合においても思い通りの撮影構図をとる事が
可能となる。
【0024】ファインダ用浮動軽減機構8は、モータ等
の駆動部材20と対物レンズ16とを備えている。即
ち、本実施の形態では、対物レンズ16は、ファインダ
用浮動軽減機構8の構成部材の一部を形成しており、駆
動部材20の駆動により対物レンズ16が矢印A方向に
移動することにより、観察像の浮動を軽減(手ブレを軽
減)するようになっている。このファインダ用浮動軽減
機構6はファインダ10内に設けられたファインダ用駆
動部7の制御によって駆動される。手ブレを補正すると
きには、対物レンズ16のみを動かす構成なので、ファ
インダ用浮動軽減機構8を小型軽量にする事ができ、撮
影装置30の小型軽量化が図れる。
【0025】図3は、加速度検出器2と演算装置3と本
体用駆動部4とファインダ用駆動部7との関係を説明す
る図である。本実施の形態では、加速度検出器3によっ
て検出された加速度は、演算装置3によって撮影装置の
浮動方向や量に変換され、その浮動を打ち消すために動
かす本体用及びファインダ用浮動軽減機構5、8の駆動
信号を本体用及びファインダ用駆動部4、7に出力する
ようになっている。この駆動信号を受けた本体用及びフ
ァインダ用駆動部4、7は、本体用及びファインダ用浮
動機構5、8を駆動して、撮影装置本体9の撮影像、及
びファインダ10の観察像の浮動をそれぞれ軽減し安定
させる。
【0026】即ち、図3に示すように、演算装置3は、
本体用浮動軽減機構8の駆動量を演算する本体用駆動信
号演算部13と、ファインダ用浮動軽減機構8の対物レ
ンズ16の駆動量(移動量)を演算するファインダ用駆
動信号演算部14とを備えており、加速度検出器2によ
って検出された加速度情報を、演算装置3の本体用及び
ファインダ用駆動信号演算部13、14で別々に演算処
理し、それぞれの演算部13、14から本体用及びファ
インダ用駆動部4、7に駆動用信号を出力するようにな
っている。尚、先ず、撮影光学系用の演算処理をし、そ
の結果を更に演算処理してファインダ光学系用の信号処
理を行うようにしても良い。
【0027】このように、加速度検出器2より得られた
加速度情報を撮影装置本体9の演算装置3を使って、本
体用浮動軽減機構8や対物レンズ16の駆動量を算出す
る為、複数の演算装置を内蔵する必要が無く無駄が省
け、装置の小型化や製造原価の低減が可能になる。ま
た、本実施の形態では、撮影装置30の加速度を検出し
て観察像の浮動軽減のための情報とするので、被写体の
照明状態や、被写体までの距離、或いは撮影者が被写体
に対して運動しているような状況でも的確な撮影像の浮
動軽減が可能となる。
【0028】しかも、本体用及びファインダ用駆動部
4、7を別々に設けている為、各系の特性に合った浮動
軽減機構を使用する事ができる。また、撮影装置30内
で各系の配置の自由度も高く出来る。さらにファインダ
光学系6を他の機種に流用する事も容易に出来る様にな
る。
【0029】図4は、主電源S/Wと選択部との関係を
説明する図である。図1及び図4に示すように、撮影装
置本体9とファインダ10は、主電源S/W11により
電源のON/OFFがなされる。本体用及びファインダ
用浮動軽減機構5、8は、選択部12により個別に駆動
又は休止の状態選択(駆動の切り替え)が可能になって
いる。選択部12は、主スイッチ(主S/W)23と、
撮影系スイッチ(撮影系S/W)25と、ファインダ系
スイッチ(観察系S/W)27とを有している。尚、図
4においては、本体用浮動軽減機構5を「撮影系」、フ
ァインダ用浮動軽減機構8を「観察系」としている。
【0030】主電源OFFの状態から主S/W23を操
作すると、撮影光学系1の本体用浮動軽減機構5がON
(図4においては、撮影系ON)で、且つファインダ光
学系6のファインダ用浮動軽減機構8がON(図4にお
いては、観察系ON)の状態になる。撮影者の意図によ
り、撮影系S/W25或いは観察系S/W27を操作す
ることにより、各浮動軽減機構5、8のON又はOFF
がなされる。
【0031】即ち、図4に示すように、撮影系ONで且
つ観察系ONの状態、撮影系OFFで且つ観察系ONの
状態、撮影系ONで且つ観察系OFFの状態、撮影系O
FFで且つ観察系OFFの状態といった4つの状態が選
択可能となる。
【0032】本実施の形態では、起動後に各状態から主
S/W23を操作することにより、主電源がOFFにな
るようになっている。また、主電源をONにしたときに
は、基本的に撮影系ONで且つ観察系ONの状態にな
る。尚、予め設定したモードやユーザの設定によって、
他の状態から起動するようにしても良い。
【0033】各浮動軽減機構5、8の駆動状況を撮影者
の任意に設定できる為、観察像の浮動軽減は常に行わな
い省電力方式を設定する事が出来る。また、観察像の浮
動軽減は行うが撮影像の浮動軽減は行わないようにした
り、撮影装置30を一種の望遠鏡として被写体の観察の
みに使うようにしたりすることも可能となる。
【0034】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、図5に示すように、ファインダ
用浮動機構8として、矢印B方向に回動する可変頂角プ
リズム31を用いても良い。
【0035】本実施の形態では、ファインダ光学系6は
逆ガリレオ式等の非実像式であったが、ファインダ光学
系6として、図6に示すように、対物光学系32と、第
1結像面33と、リレー光学系34と、第2結像面35
と、接眼光学系36と、鏡面6とを備える実像式のもの
を用いても良い。この場合、ファインダ用浮動軽減機構
8は、対物光学系32の一部を構成している。
【0036】また、実像式のファインダ光学系6として
は、図7に示すように、対物光学系38と、反転光学系
39と、第1結像面40と、接眼光学系41と、鏡面4
2とを備えるものであっても良く、この場合、ファイン
ダ用浮動軽減機構8は、接眼光学系41の一部を構成し
ている。
【0037】更に、本実施の形態に係る撮影装置30
を、携帯電話やパーソナルコンピュータに内蔵しても良
い。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、ファインダ
光学系にファインダ用手ブレ補正手段を設けることによ
り、ファインダ光学系による観察像が安定する為、撮影
技術に習熟していない使用者が撮影する場合においても
思い通りの撮影構図をとる事が可能となる。また、手ブ
レを補正するときには、ファインダ用手ブレ補正手段の
構成部材の一部のみを動かす構成なので、ファインダ用
手ブレ補正手段全体を小型軽量にする事ができ、撮影装
置の小型軽量化が図れる。
【0039】請求項2又は3に記載の発明では、請求項
1に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、実像式
のファインダ光学系においては、主にプリズムからなる
反転光学系が固定されたままなので、観察像における浮
動の軽減のために軽量な手ブレ補正部材のみを動かせば
良いだけであり、また実像式及び非実像式において対物
光学系や接眼光学系は屈折力を持つため、浮動の軽減の
為に必要となる移動量も少なくするができる。
【0040】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、検出手段を撮影光学系の撮影用手ブレ補正手段と兼
用する為、撮影装置の小型化や製造原価の低減が可能と
なる。
【0041】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、撮影装置の加
速度を検出して観察像の浮動軽減のための情報とするの
で、被写体の照明状態や、被写体までの距離、或いは撮
影者が被写体に対して運動しているような状況でも的確
な撮影像の浮動軽減が可能となる。
【0042】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、検出手段より
得られた加速度情報を撮影光学系の手ブレ補正手段の演
算手段を使って、ファインダ用手ブレ補正手段のファイ
ンダ用手ブレ補正手段の構成部材の一部の駆動量を算出
する為、複数の演算手段を内蔵する必要が無く無駄が省
け、装置の小型化や製造原価の低減が可能になる。
【0043】この請求項7に記載の発明では、請求項1
乃至6のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏すると
ともに、撮影用駆動手段とファインダ用駆動手段とを別
々に設けている為、各系の特性に合った手ブレ補正手段
を使用する事ができる。また、撮影装置内で各系の配置
の自由度も高く出来る。さらにファインダ光学系を他の
機種に流用する事も容易に出来る様になる。請求項8に
記載の発明では、請求項1乃至7のいずれかに記載の発
明と同様な効果を奏するとともに、撮影用補正手段とフ
ァインダ用補正手段との駆動状況を撮影者の任意に設定
できる為、観察像の浮動軽減は常に行わない省電力方式
を設定する事が出来る。また観察像の浮動軽減は行うが
撮影像の浮動軽減は行わない、撮影装置を一種の望遠鏡
として被写体の観察のみに使う方式なども設ける事が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した撮影装置を概略的に示すブロ
ック図である。
【図2】ファインダ光学系を示す図である。
【図3】加速度検出器と演算装置と本体用駆動部とファ
インダ用駆動部との関係を説明する図である。
【図4】主電源スイッチと選択部との関係を説明する図
である。
【図5】変形例に係る非実像式のファインダ光学系を示
す図である。
【図6】変形例に係る実像式のファインダ光学系を示す
図である。
【図7】変形例に係る実像式のファインダ光学系を示す
図である。
【符号の説明】
1 撮影光学系 2 加速度検出器(検出手段) 3 演算装置(演算手段) 4 本体用駆動部(撮影用手ブレ補正手段の駆動手
段) 5 本体用浮動軽減機構(撮影用手ブレ補正手段) 6 ファインダ光学系 7 ファインダ用駆動部(ファインダ用手ブレ補正手
段の駆動部) 8 ファインダ用浮動軽減機構(ファインダ用手ブレ
補正手段) 10 ファインダ 12 選択部(切替手段) 16 対物レンズ(ファインダ用手ブレ補正手段の構成
部材の一部) 30 撮影装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系と、ファインダ光学系とを備
    え、ファインダ光学系がファインダ用手ブレ補正手段を
    備える撮影装置であって、 ファインダ用手ブレ補正手段の構成部材の一部を動かす
    ことによって、手ブレを補正することを特徴とする撮影
    装置。
  2. 【請求項2】 ファインダ光学系が実像式のものであ
    り、ファインダ用手ブレ補正手段の構成部材の一部は第
    1結像面よりも被写体側、又は反転光学系よりも接眼光
    学系側に配置されていることを特徴とする請求項1に記
    載の撮影装置。
  3. 【請求項3】 ファインダ光学系が非実像式のものであ
    り、ファインダ用手ブレ補正手段の構成部材の一部は接
    眼レンズよりも被写体側に配置されていることを特徴と
    する請求項1に記載の撮影装置。
  4. 【請求項4】 撮影光学系は撮影用手ブレ補正手段と、
    撮影光学系のブレを検出する検出手段とを備え、ファイ
    ンダ用手ブレ補正手段は、検出手段の検知信号に基づい
    てファインダ用手ブレ補正手段の構成部材の一部を動か
    すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    撮影装置。
  5. 【請求項5】 検出手段は撮影装置の加速度を検出する
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
  6. 【請求項6】 撮影光学系の撮影用手ブレ補正手段は演
    算手段を備え、演算手段は検出手段が検出した加速度に
    基づいてファインダ用手ブレ補正手段の構成部材の一部
    における駆動量を演算することを特徴とする請求項5に
    記載の撮影装置。
  7. 【請求項7】 撮影用手ブレ補正手段の駆動手段と、フ
    ァインダ用手ブレ補正手段の構成部材の一部を駆動する
    駆動手段とは、それぞれ独立して設けられていることを
    特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の撮影装
    置。
  8. 【請求項8】 撮影用補正手段とファインダ用補正手段
    との駆動を切り替える切替手段を備えることを特徴とす
    る請求項1乃至7のいずれかに記載の撮影装置。
JP2001284604A 2001-09-19 2001-09-19 撮影装置 Pending JP2003091027A (ja)

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