JP2009036843A - 光トランシーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】光コネクタと光サブアセンブリ内の光学素子間の光結合効率を損なうことなく、光サブアセンブリを組付けることができる光トランシーバを提供する。
【解決手段】光トランシーバ1は、光コネクタが挿入される円筒状のスリーブ部と光コネクタへ光信号を送信する光学素子を搭載した本体部とを有する光サブアセンブリ15と、光サブアセンブリ15のスリーブ部にそれぞれ二箇所で当接する凹面を有する、互いに対となるホルダ17及びカバー18と、光サブアセンブリ15、ホルダ17及びカバー18を協働して収納する上筐体11及び下筐体12と、を備える。光サブアセンブリ15のスリーブ部にホルダ17及びカバー18が凹面を対にして当接し、上筐体11及び下筐体12によりホルダ17及びカバー18を介在させて光サブアセンブリ15を狭持している。
【選択図】図8

Description

本発明は、光信号の送受信に用いられるプラガブルタイプの光トランシーバに関する。
特許文献1に記載の光トランシーバはLC規格の光コネクタと係合するものであるが、光コネクタを受納するスリーブ部を前方に有するとともに当該スリーブ部に一対のフランジが形成された光サブアセンブリ(OSA:Optical Sub-Assembly)と、光トランシーバ内部方向に延びるU字状壁が形成された上筐体及び下筐体とを備える。この光トランシーバにおいて、OSAは、前部の一対のフランジの間に上筐体のU字状壁を挟み込みつつ上筐体に取付けられ、さらに下筐体のU字状壁で抑えられることにより、光トランシーバに対して固定されている。また、特許文献2に記載の光トランシーバはSC規格の光コネクタと係合するものである。この光トランシーバにおいて、上述のものと同様に前方にフランジを有するOSAは、SCコネクタをラッチし且つOSAを保持するホルダ及び上下筐体によりフランジが挟み込まれて、光トランシーバ内に組み付けられる。
これら光トランシーバでは、搭載するOSAはいずれも同軸形状の本体部と、この本体部から伸び出すスリーブ部とを有し、スリーブ部が上下筐体、あるいは、ホルダに対して固定されている。同軸形状のOSAでは、その内部に搭載された素子からの発熱は比較的少ない。他方、素子を箱型のパッケージに収納し、その先端に円筒状のスリーブ部を設けたOSAも知られている。パッケージを箱型にしパッケージの容積を増すことにより、その内部に素子温度を制御するデバイス等も実装可能となって、高機能のOSA、光トランシーバが実現される。
特開2006−106751号公報 特開2005−316484号公報
しかしながら、このように箱型パッケージを有するOSAを光トランシーバに組み込む際に、スリーブ部のフランジを筐体に対して位置決めする従来の方法では、パッケージが大型化したために、組み立ての際の応力等によるモーメントが印加された際に、スリーブ部の軸が所定位置から容易にズレてしまうことが観測された。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、光コネクタと光サブアセンブリ内の光学素子間の光結合効率を損なうことなく、光サブアセンブリを組付けることができる光トランシーバを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の光トランシーバは、光コネクタが挿入される円筒状のスリーブ部と、光コネクタへ光信号を送信し又は光コネクタからの光信号を受信する光学素子を搭載した本体部と、を有する光サブアセンブリと、その光サブアセンブリのスリーブ部にそれぞれ二箇所で当接する凹面を有する、互いに対となるホルダ及びカバーと、光サブアセンブリ、ホルダ及びカバーを協働して収納する上筐体及び下筐体と、を備え、光サブアセンブリのスリーブ部にホルダ及びカバーが凹面を対にして当接し、光サブアセンブリを、上筐体及び下筐体により、ホルダ及びカバーを介在させて狭持したことを特徴とする。
また、ホルダが、樹脂材料で形成されており、下筐体と当接する面に突部を有することが好ましい。なお、ホルダが、光コネクタを係止する光コネクタ係止部を有してもよい。
本発明の光トランシーバによれば、カバー/ホルダの対の構成により、光サブアセンブリのスリーブ部を光軸に平行で幅のある複数の面で保持することで、光サブアセンブリを組付けた際のその光軸ぶれを抑制することができる。
図1及び図2は、本発明による光トランシーバの一例を説明する図で、図1(A)はその光トランシーバの外観図、図1(B)はその上面図、図1(C)はその側面図である。また、図2(A)は光トランシーバの分解図であり、図2(B)は上筐体を取り外した状態の光トランシーバの斜視図である。
光トランシーバ1は、ホスト装置(不図示)のフェースパネルの開口内に装着して用いられるものであって、例えば、図1(A)に示すように、上筐体11と下筐体12とトランシーバカバー13とを有する。上筐体11と下筐体12とトランシーバカバー13は、協働してXENPAK、X2(IEEE802.3ae標準に基づく光送受信器に関する仕様)の筐体を形成し、また、上筐体11と下筐体12は、光コネクタ(不図示)が挿入される光レセプタクル21を形成している。なお、以下の説明では、光トランシーバ1において光レセプタクル21が形成されている側を前側とし、その反対側を後側とする。
この筐体の側面には、図1(B)及び図1(C)に示すように、ラッチ片20aが形成されている。光トランシーバ1は図示しないホスト装置の回路基板(以下、ホスト基板)上に設けられた金属製のレールに収納されるが、このラッチ片20aは、レールの側面の係合孔と係合するものであり、この係合により光トランシーバ1はホスト装置内に保持される。
ラッチ片20aを側面に有する筐体の前部には、グリップ14が取付けられている。このグリップ14を光レセプタクル21(図1(A)参照)の周囲で前後にスライドすることにより、筐体側面のラッチ片20aを出没させ、光トランシーバ1とホスト装置のレールとを係合させたり、その係合を解除させたりすることができる。
また、筐体を構成する上筐体11の上部には、放熱機構として、放熱フィン11aが形成されている。光トランシーバ1は主にこの放熱フィン11aを介して、後述の送信用光サブアセンブリからの熱などを放熱する。
また、光トランシーバ1は、図2(A)及び図2(B)に示すように、上述のような筐体内に、送信用光サブアセンブリ(TOSA:Transmitter Optical Sub-Assembly)15と、受信用光サブアセンブリ(ROSA:Receiver Optical Sub-Assembly)16と、OSAホルダ17と、TOSAカバー18と、回路基板19と、ラッチ部材20とを収納している。
TOSA15は、箱型の本体部15aを有し、その本体部15a内にLD等の光学素子(発光素子)やペルチェ素子等を搭載している。なお、この本体部15aは、例えば、その上面15dが上筐体11に形成された凹所(不図示)とゲル状の熱伝導材を介して接触するように構成される。これにより、TOSA15の本体部15aからの熱を、本体部15aの上面15d及びゲル状の熱伝導材を介して上筐体11(の放熱フィン11a)に伝導し、放熱するようにしている。なお、本体部15aと下筐体12との間に放熱用のグリースを塗るようにしてもよい。
また、ROSA16はその内部に光学素子(受光素子)であるフォトダイオード等を搭載し、放熱に対する特別な配慮はTOSA15程には要求されない。
OSAホルダ17は、OSAを下方から保持するホルダであり、下筐体12に取付けられる。TOSA15及びROSA16は、OSAホルダ17を介して下筐体12に保持されている。また、OSAホルダ17は、後述のように、TOSA15の略中央部分の円筒部と二箇所で当接する凹面が形成された支持部を有しており、TOSA15はOSAホルダ17の支持部にその略中央部分が下方から保持されている。
TOSAカバー18は、OSAを上方から抑えるカバーであり、TOSA15の略中央部分を覆うようにして下筐体12に取付けられる。TOSAカバー18は、後述のように、TOSA15の略中央部分の円筒部と二箇所で当接する凹面が形成された抑え部を有する。このOSAホルダ17とTOSAカバー18は互いに対になっており、OSA(TOSA15)の後述の円筒状部位にそれぞれが凹面を対にして当接する。光トランシーバ1においては、これらOSAホルダ17とTOSAカバー18を介在させて、上筐体11及び下筐体12によりTOSA15は狭持されている。これにより、TOSA15の光軸方向に対する垂直方向の位置決めが行われている。
回路基板19は、TOSA15/ROSA16と電気信号の授受を行う電子回路(IC)を搭載している。回路基板19とTOSA15及びROSA16は、フレキシブルプリント(FPC:Flexible Printed Circuit)基板19a,19bで接続される。
ラッチ部材20は、筐体側面から突出しホスト装置のレールと係合する上述のラッチ片20aが一部に形成されており、また、このラッチ片20aを筐体外に向けて付勢する板バネ20bを有する。板バネ20bが外方に向けてラッチ片20aを押し出すことによって、ラッチ片20aとホスト基板上のレールとの係合状態が維持される。
次に、本発明に係るTOSA、OSAホルダ、TOSAカバーの主要部について詳述する。図3(A)はTOSAの上面図、図3(B)はその側面図である。また、図3(C)は、TOSAにFPC基板が取付けられたときの様子を示す斜視図である。
図3に示すように、TOSA15は、LDやペルチェ素子等を設けた略直方体形状の箱型の本体部15aと、光コネクタが挿入される円筒状のスリーブ部とを有し、スリーブ部は、光コネクタが挿入され当該光コネクタに付属する光ファイバにLDの光を導くためのスリーブ15cと、本体部15aとスリーブ15cとの連接部位であり円筒状に形成されている円筒部15bと、を含む。
本体部15a内のペルチェ素子は、熱伝導率の高い金属などで形成される上面15d上に搭載されている。すなわち、ペルチェ素子の一方のプレートを上面15dの内側に密着させ、他方のプレート上にLDを搭載する。LDを冷却するためにこのLDが搭載されているプレートを冷却した場合には、上面15dの内側に接触している一方のプレートは昇温される。TOSA15は、この熱を、上面15dを介して外部に放出する。
このように、本体部15aの上面15dは、ペルチェ素子等の熱を放熱する放熱面として機能する。また、本体部15aは、図3(A)及び図3(B)に示すように、その外側面15e及び後面15fにそれぞれ複数のリードピン15h,15iを有する。
外側面15e及び後面15fのリードピン15h,15iはともに、図3(C)に示すように、FPC基板19aに接続され、TOSA15はこのFPC基板19aを介して回路基板19と電気的に接続される(図2(B)参照)。また、本体部15aの前面15gからは、円筒部15bが突出しており、その円筒部15bの前方にはスリーブ15cが形成されている。
スリーブ15cは、光コネクタが挿入される開口(不図示)を前方に有し、後方にはフランジ15jを有する。また、円筒部15bは、スリーブ15cに挿入される光コネクタの光ファイバに、本体部15a内のLDからの光信号を光結合させるために、例えば、図示しないファイバスタブやレンズ等を内部に搭載することができる。
図4は、本発明による光トランシーバのOSAホルダを説明する斜視図で、図4(A),(B)は、それぞれ上方、下方から見た様子を示している。
OSAホルダ17は、例えば、樹脂製であり、TOSAを保持するTOSA側ホルダ17aと、ROSAを保持するROSA側ホルダ17bとが一体に形成されている。TOSA側ホルダ17aは、TOSA15の円筒状の部位を下側から支持する支持部17cを有する。支持部17cには、TOSA15の円筒状部位(円筒部15b)と二箇所で当接する凹面17fが形成されており、この凹面17fはTOSA15の光軸方向と平行方向に幅を有する。
図4には、このような支持部17cがTOSA側ホルダ17aにのみ形成されている例が示されているが、ROSA側ホルダ17bにも同様の支持部を形成しても良い。支持部17cの前方には、TOSA15とOSAホルダ17とを組み付けたときにTOSA15のフランジ15j(図3参照)が位置するフランジ搭載部(溝)17dが形成されている。TOSA側ホルダ17aは、このフランジ搭載部17dのさらに前方に、レセプタクルに挿入される光コネクタを係止する光コネクタ係止片17eを一体的に有する。この光コネクタ係止片17eはROSA側ホルダ17bの前方にも一体的に形成されている。このようなOSAホルダ17は、下筐体12の所定の位置に取付けられる(図2参照)。
また、図4(B)に示すように、支持部17cの底面17gとフランジ搭載部17dを形成する部位の底面17hは実質的に同一平面上にある。このように構成することにより、OSAホルダ17と下筐体12との接触面積を大きくすることができるので、OSAホルダ17を下筐体12に安定した状態で取付けることができる。
下筐体12に組み付けられたOSAホルダ17には、TOSA及びROSAの両OSAが組み込まれる。そして、両OSAの円筒状の部分を上側から抑えるカバーが、少なくともTOSA側に取付けられる。
図5は、TOSAを抑えるこのカバー(TOSAカバー)を説明する斜視図で、図5(A),(B)は、それぞれ下方、上方から見た様子を示している。図5(A)に示すように、TOSAカバー18は、例えば、樹脂製であって、TOSA15の円筒部15bに当接してTOSA15を上方から抑える抑え部18aを有する。抑え部18aには、TOSAの円筒状部位と二箇所で当接する凹面18dが形成されており、この凹面18dはTOSA15の光軸方向と平行方向に幅を有する。抑え部18aの前方には、下筐体12(図2参照)にTOSAカバー18を取付けたときにTOSA15のフランジ15j(図3参照)が位置するフランジ搭載部18bが形成されている。
また、抑え部18aは、下方に延びだす脚部18eをその両側に有する。この脚部18eが下筐体12の所定の位置に嵌まることで、TOSAカバー18の光軸方向の動きを規制している。また、抑え部18aの両外側面には断面が三角形状のリブ18fを有する。リブ18fの作用については後述する。また、TOSAカバー18は、側壁のみから成る間欠部18cを有する。既存の上筐体11の多くは、後述の図7(A)に示すように、光トランシーバ1の内部方向に突出する突出部11bを有しており、この突出部11bを受納するため、TOSAカバー18の間欠部18cは形成されている。
次いで、上述のOSAホルダ等が取付けられる下筐体12について説明する。図6(A),(B)はそれぞれ、図2の下筐体12を前方または後方から見た様子を示している。
下筐体12はTOSA搭載空間12e、ROSA搭載空間12fを画定する複数の壁を有する。上記壁として、それぞれの搭載空間の後背側には、柱部12cが左右、及び中央に設けられており、一方、前方側には、OSAのスリーブが配座する鞍部12bが形成されている。後述するように、この鞍部12bの後背面12gにOSAのフランジの前方面が当接する。また、TOSA搭載空間12eの後背側の柱部12cには、OSAホルダ17、およびTOSAカバー18をセットするために、光軸と垂直方向(左右方向)に突出する突き出し12aが形成されている。
続いて、このようなTOSA15、OSAホルダ17、TOSAカバー18及び下筐体12の光トランシーバ内部での様子を説明する。
図7及び図8は、光トランシーバの内部の様子を説明する図で、図7(A)は図1(B)のB−B断面の一部を示し、図7(B)は図1(C)のC−C断面の一部を示し、図8(A)は図1(B)のA−A断面の一部を示しており、図8(B)は図8(A)の部分拡大図である。
図7(A)に示すように、TOSA15が下筐体12のTOSA搭載空間12e(図6参照)にセットされ、OSAホルダ17、TOSAカバー18が所定位置にセットされると、TOSA15のフランジ15jの前面15lが下筐体12の鞍部12bの後背面12gに当接する。一方、TOSA15のフランジ15jの後面15kは、OSAホルダ17のフランジ搭載部17dと支持部17cとの段差面17iと当接する。
さらに、図7(B)に示すように、下筐体12の鞍部12bの後背面12gと、下筐体12の柱部12cの前面12dとの間に、TOSA15のフランジ15jとOSAホルダ17の基部とが挟み込まれており、かつ、基部後背面からはリブ17kが突き出し、このリブ17kの先端が下筐体12の柱部12cの前面12dに当接している。ここでは、TOSA15のフランジ15jの厚さとOSAホルダ17の基部の厚さ(リブ17kの高さを含める)の和を、下筐体12の鞍部12bの後背面12gから柱部12cの前面12dまでの距離に対して若干大きく設定する。これにより、下筐体12にOSAホルダ17をセットしTOSA15を下筐体12のTOSA搭載空間12eに搭載したときに三者の位置関係が一義的に決定されることになる。
言い換えると、OSAホルダ17を下筐体12の所定位置にセットすると、下筐体12の鞍部12bとOSAホルダ17の支持部17cとの間に溝(凹部)が形成されるが、この溝の幅より大きい厚さのTOSA15のフランジ15jをはめ込むことで、三者の位置関係が規定されるようになっている。すなわち、下筐体12とOSAホルダ17とは、OSAのフランジを固定するように組み合わされる。
このようにして組み立てられたTOSA15、OSAホルダ17に対して、TOSAカバー18をセットする。TOSA15及びOSAホルダ17の下筐体12への組み立て後の状態を上方から俯瞰すると、TOSA15のフランジ15jと下筐体12の突き出し12aとの間に隙間が形成されている。この隙間にTOSAカバー18の脚部18e(図5参照)を差し込むと、脚部18eの後背面18iが下筐体12の突き出し12aの前面に当接し、一方、フランジ搭載部18bの段差面18hが、TOSA15のフランジ15jの後面15kに当接する。脚部18eの幅とフランジ15jの厚さとの和を、下筐体12の鞍部12bの後背面12gから下筐体12の突き出し12aの前面までの長さに対して同じにすることで、TOSAカバー18はガタツキなくTOSA15、下筐体12にセットされる。
ここで、脚部18eの外側面にリブ18fを形成しておくことで、TOSAカバー18をがたつき無く所定位置にセットすることができる。また、一変形例として、脚部18eの後背面18iにも同様のリブを形成しておき、TOSAカバー18をセットする際にこのリブの先端を押し潰すことで、TOSAカバー18はTOSA15、下筐体12に対してその長軸方向にもガタツキ無く、かつ、TOSA15のフランジ15jを下筐体12に押し付けるようにセットすることができる。
以上のようにして、TOSA15を下筐体12に対してOSAホルダ17、TOSAカバー18を用いてXYZいずれの方向についても固定することができる。光軸(Z軸)に平行な方向(光トランシーバの長軸に平行な方向)については上記説明したように、個々の部品を組み付ける際のリブの潰れによりガタツキ無く相対位置が決定される。一方、上下方向(Y軸)については、TOSA15の円筒部15bをOSAホルダ17の支持部17c、及びTOSAカバーの抑え部18aで挟み込むことで、さらに、左右方向(X軸)について、下筐体12の鞍部12bとOSAホルダ17とで形成される凹部にOSAのフランジをセットすることで、それぞれ決定することができる。
図8(A)に示すように、TOSA15の円筒部15bは、下側からOSAホルダ17により支持され、上側からTOSAカバー18により抑えられ、TOSA15、OSAホルダ17及びTOSAカバー18が上筐体11及び下筐体12により狭持されている。
このとき、図8(B)に示すように、OSAホルダ17の凹面17fと円筒部15bの下部とは二箇所A,Bで接触しており、また、TOSAカバー18の凹面18dと円筒部15bの上部とは二箇所C,Dで接触している。すなわち、円筒部15bは、上下からV字構造で挟まれている。このように、TOSA15の円筒部15bがOSAホルダ17及びTOSAカバー18のそれぞれと二箇所で接触できるように、OSAホルダ17及びTOSAカバー18の凹面17f,18dを形成しておくことで、TOSA15の位置決めがしやすく、また、光軸に対して垂直方向にTOSA15が動くことがないので、TOSA15を光トランシーバ内で安定して保持することができる。
以上、本発明に係る光トランシーバにおいては、OSAをOSAホルダとカバーとで上下から挟み込んで固定し、かつ、OSAとの接触が、従来のフランジのみだけでなく、OSAホルダとTOSAカバーとで上下から光軸に平行な複数の面により固定されているので、OSAを組み付ける際にその光軸のぶれが抑制される。箱型パッケージを有するOSAの実施例について説明したが、従来の同軸形状(円筒形状)のパッケージを有するOSAについても、本願の効果は同様に発揮される。
図9は、本発明による光トランシーバのOSAホルダの他の例を説明する斜視図である。図9のOSAホルダ17’は、例えば、図5のOSAホルダと同様に、TOSA側ホルダ17a’、ROSA側ホルダ17b、及び光コネクタ係止片17eが一体的に形成される樹脂製のものである。TOSA側ホルダ17a’には、図5のTOSA側ホルダ17aと同様に、TOSAの略中心の円筒状部位と二箇所で当接する凹面17fが形成されている支持部17c’を有し、その前方にフランジ搭載部17dを有する。しかし、OSAホルダ17’は、図5のOSAホルダ17と異なり、支持部17c’の底面に下側に突出する突部17lが形成されている。
図10は、図9のOSAホルダを光トランシーバに実装したときの光トランシーバ内部の様子を示す図で、図10(A)は図1(B)のA−A断面の一部を示しており、図10(B)は図1(C)のC−C断面の一部を示している。
図10(A)に示すように、OSAホルダ17’は、TOSA15の円筒部15bを下側から支持する。また、TOSA15の円筒部15bは、TOSAカバー18により上側から抑えられている。TOSA15、OSAホルダ17’及びTOSAカバー18は上筐体11及び下筐体12により狭持される。
このように狭持するために、上筐体と下筐体とはネジ止めして組み付けられる。このとき、ネジ止めによる負荷がOSAホルダやTOSA等に作用する。上述のようにOSAホルダ17’の支持部17c’の底面に突部17lを形成しておくことで、図10(B)に示すように突部17lと下筐体12とが当接したときに突部17lの先端が潰れるので、ネジ止めによる負荷を緩和できる。
以上のように、本発明の光トランシーバによれば、OSAを組付けた際のその光軸ぶれを、従来のフランジ一箇所での支持(光軸方向にはフランジの幅のみ)に比較して、抑制することができる。また、OSAの略中央部分を上下から狭持し固定することにより、OSA全体の光軸垂直方向の動きを抑えることができるので、光結合効率の低下を防ぎながらOSAの放熱を行うことも期待できる。
本発明による光トランシーバの一例を説明する図である。 本発明による光トランシーバの一例を説明する図である。 本発明による光トランシーバのTOSAを説明する図である。 本発明による光トランシーバのOSAホルダを説明する図である。 本発明による光トランシーバのTOSAを抑えるカバー(TOSAカバー)を説明する図である。 本発明による光トランシーバの下筐体を説明する図である。 本発明による光トランシーバの内部の様子を説明する図である。 本発明による光トランシーバの内部の様子を説明する図である。 本発明による光トランシーバのOSAホルダの他の例を説明する図である。 図9のOSAホルダを光トランシーバに実装したときの光トランシーバ内部の様子を示す図である。
符号の説明
1…光トランシーバ、11…上筐体、11a…放熱フィン、11b…突出部、12…下筐体、12b…鞍部、12c…柱部、12d…前面、12e…TOSA搭載空間、12f…ROSA搭載空間、12g…後背面、13…トランシーバカバー、14…グリップ、15…TOSA、15a…本体部、15b…円筒部、15c…スリーブ、15h,15i…リードピン、15j…フランジ、16…ROSA、17,17’…OSAホルダ、17a,17a’…TOSA側ホルダ、17b…ROSA側ホルダ、17c,17c’…支持部、17d…フランジ搭載部、17e…光コネクタ係止片、17f…凹面、17i…段差面、17k…リブ、17l…突部、18…TOSAカバー、18a…抑え部、18b…フランジ搭載部、18c…間欠部、18d…凹面、18e…脚部、18f…リブ、18h…段差面、19…回路基板、19a,19b…FPC基板、20…ラッチ部材、20a…ラッチ片、20b…板バネ、21…光レセプタクル。

Claims (3)

  1. 光コネクタが挿入される円筒状のスリーブ部と、前記光コネクタへ光信号を送信し又は前記光コネクタからの光信号を受信する光学素子を搭載した本体部と、を有する光サブアセンブリと、
    該光サブアセンブリの前記スリーブ部にそれぞれ二箇所で当接する凹面を有する、互いに対となるホルダ及びカバーと、
    前記光サブアセンブリ、前記ホルダ及び前記カバーを協働して収納する上筐体及び下筐体と、を備え、
    前記光サブアセンブリの前記スリーブ部に前記ホルダ及び前記カバーが前記凹面を対にして当接し、前記光サブアセンブリを、前記上筐体及び前記下筐体により、前記ホルダ及び前記カバーを介在させて狭持したことを特徴とする光トランシーバ。
  2. 前記ホルダは、樹脂材料で形成されており、前記下筐体と当接する面に突部を有することを特徴とする請求項1に記載の光トランシーバ。
  3. 前記ホルダは、前記光コネクタを係止する光コネクタ係止部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の光トランシーバ。
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