JP4830508B2 - 光トランシーバ - Google Patents

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Description

本発明は光トランシーバに関し、さらに詳しくは、送信アセンブリ(TOSA)及び受信アセンブリ(ROSA)を備えたプラガブル型の光トランシーバに関する。
図12は、プラガブル型の光トランシーバの一実施形態を示す図で、図12(A)は、プラガブル型の光トランシーバの斜視図、図12(B)は、図12(A)の光トランシーバを金属製のケージに収容したときの斜視図である。図12において、1はプラガブル型の光トランシーバ(以下、単に光トランシーバとする)、2はケージ、2aは開放口、2bは電気コネクタ、2cはスタッドピン、2dはフィン、10a,10bは光レセプタクル、11はベール、14はタブ板、23はカバーである。
光トランシーバ1は、図示しないホスト装置の回路基板上に設けられる金属製のケージ2に挿入されて用いられる(図12(B))。ケージ2の下面には、複数とスタッドピン2cが形成され、スタッドピン2cが上記ホスト装置の回路基板に半田付けされる。このときに、ホスト装置のフェースパネルからケージ2の開放口2aが露出する。
またケージ2の奥端には、回路基板上の配線パターンと結線された状態で電気コネクタ2bが装備されている。そして光トランシーバ1をケージ2に挿入することで、光トランシーバ1の奥端に形成された電気プラグが、電気コネクタ2bと係合し、種々の信号及び電源の送受が可能となる。これにより、光トランシーバ1とホスト装置との間の通信が確立する。
また電気プラグをホットプラグ可能なものとすることにより、ホスト装置を通電した状態でケージ2への光トランシーバ1の挿抜を行うホットプラガブル型のトランシーバとすることもできる。
ケージ2は、一端が開放された金属製の箱である。光トランシーバ1の外周部には、カバー23からはみ出すような形状で、接地用のタブ板14が設けられている。
光トランシーバ1がケージ2に挿入された状態では、タブ板14の先端はケージ2の内面に接触しつつ収まる。また、ケージ2の開放口2aの外周部には、複数のフィン2dがケージ外方に向けて伸びるように設けられている。
ケージ2がホスト装置の回路基板上に搭載された状態では、フィン2dは、ホスト装置のフェースパネルに電気的に接触し、光トランシーバ1のシールド効果を高める。
上記のような光トランシーバ1については、業界標準(MSA:multi-source agreement)により、その外形寸法や電気的仕様等が規定されている。従って、その仕様を満足する限りにおいて、製造者が異なる光トランシーバ1であっても、ケージ2に挿入するだけで正常動作が保証される。また光トランシーバ1の外形寸法も規定されており、ケージ2へのスムーズな挿入/取外しが保証されている。
また、光トランシーバ1は、光/電気あるいは電気/光変換素子、電子回路を搭載して光レセプタクルを有する本体部と、ケージ2との間で装着/脱着機能を提供する係合機構、により構成される。例えば、特許文献1では、この係合機構についてベールとアクチュエータを用いた構成を開示している。ここでは、ベールを光レセプタクルの前方で回転させると、ベールの一端がアクチュエータを押し上げ、全体としてシーソ運動するアクチュエータの他端が押し下げられ、当該他端に形成されたフックとケージとの係合が外れる。
また特許文献2においても、同様な機構を有するトランシーバが開示されている。
米国特許第6,349,918号 米国公開公報 2003/0142917A号
上記のような光トランシーバ1は、本体部とOSA(Optical Sub-Assembly)ユニットとにより構成される。本体部は、主回路基板と、副回路基板と、これらを保持するためのベース、放熱板及び保持部品と、カバーとを含んでいる。そして上記OSAユニットは、レセプタクル部材、タブ板及びレセプタクル内に挿着された送信サブアセンブリ(TOSA;Transmitting Optical Sub-Assembly)と、受信サブアセンブリ(ROSA; Receiving Optical Sub-Assembly)とを有している。
上記のTOSA/ROSAは、光コネクタプラグのフェルールを収納するスリーブを有し、その根元付近に2つのフランジが用意され、そのフランジに挟まれた領域で保持される。その保持部は、長さ1mm〜1.5mm程度、直径φ4.2mm程度の円柱形に形成されている。
TOSA/ROSAの光軸方向の位置は、上記2つのフランジによって筐体の壁を挟み込むことで決まり、光軸と垂直な平面内での位置は、上記直径φ4.2mmの保持部を筐体の所定の位置に保持することで決まる。
ここでは、筐体には断面がU字形状の壁が形成されていて、そのU字状の壁をTOSA/ROSAのフランジが挟み込むことにより、光軸(トランシーバの長軸)方向の位置が決定される。また光軸に垂直な平面内での左右方向の位置は、上記U字形状の壁の幅で決定され、さらに上下方向の位置は、U字形状の壁の内部に収められたTOSA/ROSAを、上方からそのU字形状の壁に押さえ付けることにより決定される。
上記のようなTOSA/ROSAを押し付けるための部品として、例えば、一枚の金属板を切断/折り曲げ加工したベースと呼ばれる部品の先端部が用いられる。
ベースは、板金によって作成され、この場合、その板厚は0.3mm〜0.5mm程度しか確保できない。従って板金を折り曲げ加工した先端部でTOSA/ROSAを保持する場合、TOSA/ROSAの保持部に対する当接・保持領域が板金の厚み相当の僅かな領域となってしまうため、保持が不安定となる問題があった。
またTOSA/ROSAの保持部は、特にEMIシールド性能に影響するが、板金で保持部を保持する場合、TOSA/ROSAの保持部と板金との間に隙間ができやすい。TOSA/ROSAのスリーブは、光トランシーバ1の中で唯一外界に開放されている部分である。たとえ光トランシーバ全体を金属カバーで完全にシールドしようとしても、光レセプタクル内に露出しているスリーブは外界に開放されていなければならない。これは光コネクタが光レセプタクルに挿入されるためである。
従って、スリーブ周辺における外界とトランシーバ内部との間のシールドを完全なものにしなければならない。しかしながら、上記板金で形成されたベースとスリーブとの接触が隙間を伴うものであると、外界に向けて開放されているスリーブ周辺から、この隙間を通過してトランシーバ内部に飛び込む外来雑音、あるいはトランシーバ内から外界に向けて放射される放射雑音が大きくなってしまう。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、送信アセンブリ(TOSA)及び受信アセンブリ(ROSA)を安定かつ高精度に保持・位置決めできるようにした光トランシーバの提供を課題とする。
さらに本発明は、上記課題に加えて、送信アセンブリ(TOSA)及び受信アセンブリ(ROSA)のEMI特性を信頼性をもって確保できるようにした光トランシーバの提供を課題とする。
上記課題を解決するために本発明に係る光トランシーバは、一端に開口を他端に電気コネクタを有しホストシステムに搭載されたケージの前記開口に挿入して用いられる光トランシーバである。この光トランシーバは、光アセンブリユニット部と本体部とを備え、光アセンブリユニット部は、ケージの開口から露出して光コネクタを受納する光レセプタクルを有するレセプタクル部材と、光コネクタと光学的に結合し、光ファイバを伝播する光信号に対応する電気信号との間で光/電気変換する光サブアセンブリと、レセプタクル部材に係合する金属製タブ板とを備えている。
また本体部は、光サブアセンブリと電気的に結合する電子回路を搭載し、電気コネクタに係合する電気プラグをケージの他端に対応する端部に有する第1の基板と、電子回路で発生した熱を前記ケージの他端に放熱する放熱板と、第1の基板を搭載し前記放熱板及び前記レセプタクル部材に係合する金属製ベースとを備えている。そして金属製ベースは、レセプタクル部材との係合部側に、光サブアセンブリを保持する光サブアセンブリ保持部を有している。
また光サブアセンブリ保持部は、金属製ベースのレセプタクル部材側先端を折り曲げて形成されている。そして金属製ベースのレセプタクル部材側を折り曲げた折り曲げ片は、複数に分離された折り曲げ片よりなり、これらの折り曲げ片は、光サブアセンブリの光軸方向に互いに離間した第1の位置と第2の位置に配置することもできる。
さらに本発明に係る光トランシーバは、上記第1の位置の折り曲げ片と第2の位置の折り曲げ片との間に、導電性部材が配設されている。
また光サブアセンブリに接触する折り曲げ片の先端部は、光サブアセンブリの外形に基づく形状を有している。
本発明によれば、送信アセンブリ(TOSA)及び受信アセンブリ(ROSA)を安定かつ高精度に保持・位置決めすることができる。
さらに本発明によれば、上記効果に加えて、送信アセンブリ(TOSA)及び受信アセンブリ(ROSA)のEMI特性を、信頼性をもって確保することができる。
図1は、本発明による光トランシーバの一実施形態の分解組立図で、図中、11はベール、12はアクチュエータ、13はレセプタクル部材、14はタブ板、15は送信サブアセンブリ(TOSA)、16は受信サブアセンブリ(ROSA)、17は主回路基板、18は副回路基板、19は絶縁フィルム、20はベース、21は放熱板、22は保持部品、23はカバー、24,26,27は放熱シート、25はブラケット、28a,28b,28cはラベル、28dはラミネートフィルム等の樹脂である。
光トランシーバ1は、本体部とOSAユニットとにより構成される。本体部は、主回路基板17と、副回路基板18と、これらを保持するためのベース20、放熱板21及び保持部品22と、カバー23とを含んでいる。またOSAユニットは、送信サブアセンブリ(TOSA)15と、受信サブアセンブリ(ROSA)16とを有している。
(光レセプタクル部)
光レセプタクル部は、樹脂製のレセプタクル部材13、アクチュエータ12、ベール11、及び金属製のタブ板14を含んで構成される。ベール11は樹脂製でも金属製でもよい。ベール11及びアクチュエータ12は、光トランシーバ1とこの光トランシーバ1が収納されるケージ2との間の係合を開放する機構を提供する。
本例では、レセプタクル部材13の側面に設けられている突起13dを中心としてベール11を回転させると、アクチュエータ12の前方端が下方に押し下げられる。アクチュエータ12は、その中央部がレセプタクル部材13に固定されており、この固定点を支点とするシーソの運動により後方端が上方に押し上げられる。すなわち、アクチュエータ12の後方端に設けられている突起が、トランシーバ1の本体側に引き寄せられ、ケージ2の係合孔から開放される。
なお、本実施形態の光トランシーバ1の説明においては、図1のX軸方向に相当するOSA(TOSA15/ROSA16)の光軸方向(光トランシーバの長軸方向)においてレセプタクル部材13を設置する側を前側とし、その反対側を後側とする。また前後方向に直交する方向のうち図1のY方向を左右方向とし、図1のZ方向を上下方向とする。
ベール11とアクチュエータ12によるケージ解放機構の他のメカニズムとしては、ベール11の回転に合わせてアクチュエータ12を後方にスライドさせるものがある。この場合、光トランシーバ1側の突起は、アクチュエータではなくレセプタクル部材13の下面に固定的に設けられる。そして光トランシーバ1をケージ2に挿入すると、薄い金属板で作られているケージ2の下面の係合孔と、レセプタクル部材13の突起とが係合する。
係合を開放するときには、アクチュエータ12を後方にスライドさせると、アクチュエータ12の後方端がケージ2の下面を下方に押し下げ、その結果、突起とケージ2の係合孔との係合が開放される。
レセプタクル部材13、タブ板14、及びレセプタクル部材13に装着された光サブアセンブリの組立体をOSAユニットと呼ぶ。
図2は、OSAユニットに組み込む光サブアセンブリの平面模式図である。
全二重通信を可能とする光トランシーバ1を構成する場合には、光サブアセンブリ(OSA)として、図2に示すような送信サブアセンブリ(TOSA)15と受信サブアセンブリ(ROSA)16とが設けられる。
これらOSAは、いずれも同軸型のパッケージを有しており、ROSA16内には半導体受光素子(APD; Avalanche Photodiode)あるいはPIN−PD等(以下総称して「PD」とする)、及びPDが生成した微弱な電気信号を増幅する前置増幅器が搭載されている。
またTOSA15内には、半導体発光素子(LD: Laser Diode)の他に、このLDの発光強度をモニタするためのPD、あるいはLDの温度を調整するための熱電変換素子(Peltier Device)が搭載される場合もある。また駆動周波数が高く(10GHzもしくはそれ以上)なると、LD駆動用の半導体デバイスも同梱される場合もある。
またOSA(TOSA15/ROSA16)からの信号/電源ライン、あるいはOSAへの信号/電源ラインは、後端部のステム15a,16aに設けられたリードピン15b,16bを介して接続される。またリードピン15b,16bに代えて、あるいはリードピン15b,16bに加えて図示しないフレキシブル基板を用いることも一般的である。
またOSA(TOSA15/ROSA16)の前側先端には、それぞれスリーブ15d,16dが備えられる。そしてこれらOSAがレセプタクル部材13に対してセットされたときに、OSAに搭載されている半導体レーザやフォトダイオード等の素子と、レセプタクル部材13に挿入された光コネクタにつながる光ファイバとの間で光結合が実現する。
またOSA(TOSA15/ROSA16)は、それぞれ一対のフランジ15c,16cを備えている。TOSA15が備える一対のフランジ15cの間の領域、及びROSA16が備える一対のフランジ16cの間の領域には、それぞれOSAを保持するためのOSA保持部15e,16eが形成されている。ここで各OSA保持部15e,16eの径をφDとし、それぞれのフランジ15c,16c間の長さをLとする。
図3〜図5は、本発明に係る光トランシーバの一実施形態におけるOSAユニットの構成を説明するための図で、図3は、OSAユニットを底面側からみた分解斜視図、図4は組み立てられたOSAユニットを底面側からみた分解斜視図、図5は、組み立てられたOSAユニットを底面側からみた斜視図である。
レセプタクル部材13は樹脂製の部材であり、図3に示すように、第1〜第3の部位13a〜13cを有している。第1部位13aは、光トランシーバ1の最先端に位置し、光コネクタが挿入される二つの空間である光レセプタクル10a,10bを備えている。またレセプタクル部材13の外側壁には、ベール11の回転中心となる突起13dが形成されている。
第1部位13aの底面には、第2部位13bとの境界に沿って、その中心に突起13e、両側部に嘴状のフック13fが形成されている。
そして図1に示すアクチュエータ12に形成された窪み12jに、上記第1部位13aの突起13eを係合させ、同時にアクチュエータ12の回転軸12gをフック13fにセットする。これにより、フック13fを中心とするアクチュエータ12のシーソ運動が実現される。
またレセプタクル部材13の第2部位13bは、側壁13h及び中央区画壁13iを有し、これらによりTOSA15/ROSA16を収容する二つの空洞13kが形成されている。これら空洞13kの底部(図3の上方側)は開放されていて、これによりOSA(TOSA15/ROSA16)を空洞13k内にセットすることができる。
第2部位13bと第3部位13cとの境界は、U字形状に抉られている。そしてこの部分にU字形状の後壁13qが設けられ、さらにU字形状の後壁13qに沿って溝13jが設けられている。
そして図4及び図5に示すように、TOSA15の一対のフランジ15cのうちの前側の一つと、ROSA16一対のフランジ16cのうちの前側の一つとを、それぞれ溝13jにセットする。これにより、レセプタクル部材13に対するTOSA15/ROSA16の位置を固定することができる。このときに、それぞれ一対のフランジ15c,16cによって、タブ板14の面14lとレセプタクル部材13の後壁13qとが一緒に挟みこまれる。タブ板14の構成については後述する。
レセプタクル部材13の第2部位13bの側壁13hには、その外面ほぼ中央に突起13gが形成されている。そして突起13gと、タブ板14の係合穴及びカバー23の係合穴とを係合させることで、レセプタクル部材13に対してタブ板14及びカバー23を固定することができる。
突起13gの断面は、タブ板14及びカバー23とスムーズに係合するように、タブ板14及びカバー23が挿入される側は緩やかな形状を有し、一端係合したこれらタブ板14及びカバー23が容易に離脱しないように、その反対側は急峻な形状を有している。
またレセプタクル部材13の第3部位13cは、第2部位13bの上辺から連続する上壁13lを有している。上壁13lの両端には突起13mが設けられ、突起13mによってベース20とレセプタクル部材13とが係合する。
またタブ板14は、第1部位14aと第2部位14bとを有している。第1部位14aは、レセプタクル部材13を囲んで外方に拡がる複数のフィン14c,14d,14fを有している。これらフィン14c,14d,14fは、ケージ2の内面に接触してシールド機能を発揮する。
また上記フィンのうち、第1部位14aの両横及び上方に設けられたフィン14d,14fは、その中央の一部が突出しており、これらフィン14d,14fがケージ2の内面に確実に接触するようになっている。
フィン14c,14d,14fの先端は波状に折れ曲がっていて、折れ曲がった部分の底がレセプタクル部材13の第1部位13aと第2部位13bとの境界に設けられた溝に納まるようになっている。
またタブ板14の両横のフィン14dは開口を有し、その開口内にラッチ片14eが形成されている。そしてラッチ片14eの中央穴と、レセプタクル部材13の突起13gとが係合してタブ板14がレセプタクル部材13に固定される。
またタブ板14の第2部位14bは、二重に折り畳まれている。この二重に折りたたまれた部分では、フィン14fに連なる面14gと、面14gに対してほぼ直角に折り曲げられた面14hと、面14hに対して第1部位14a側に再度直角に折り曲げられた面14iが形成されている。そして面14gと面14iとで、レセプタクル部材13の上壁13lを挟み込んでいる。これによりタブ板14は、レセプタクル部材13に対し固定される。
またタブ板14の第2部位14bには、さらにフィン14fとは逆の方向にほぼ直角に折り曲げられた面14lが形成されている。面14lには、U字状の切り込み14mが設けられ、その切り込み14mの奥端にラッチ片14kが形成されている。ラッチ片14kは、レセプタクル部材13のU字状抉り奥端の切り込み13nに対応しており、タブ板14とレセプタクル部材13との位置をさらに規定する。また、面14lの中央、すなわち二つのU字状切り込み14mの間には、タブ板14を折り曲げ加工したスペーサ部14jが設けられている。
スペーサ部14jにより形成されたタブ板14のU字状の切り込み14mの幅は、OSA(TOSA15/ROSA16)に設けられたOSA保持部15e,16eの径Dよりも若干小さく設定されている。これにより、OSAに押圧力を加えつつタブ板14にセットした後は、OSAがタブ板14から容易に抜け落ちないようになっている。
レセプタクル部材13において、タブ板14のスペーサ部14jに対向する位置、すなわち中央区画壁13iとスペーサ部14jとの間の位置には、柱受け13rが形成されている。この柱受け13rにベース20のポスト20f(図6を参照して後述)を挿入することにより、上述のレセプタクル部材13の突起13gとベース20との係合作用と協働して両部材が固定される。
タブ板14は、例えば厚さ0.15mmのステンレス鋼による一枚の金属板に、切断、穴あけ、折り曲げ、絞り加工等を施すことにより形成する。ここでは溶接、接着、切り出し加工などは用いていないので、部品単価の低減を図ることができる。
図4に示すように、OSA(TOSA15/ROSA16)は、レセプタクル部材13が有する空洞13kにそれぞれ収容される。このときに、上述のようにTOSA15/ROSA16がそれぞれ備える一対のフランジ15c,16cによって、タブ板14の面14lとレセプタクル部材13の後壁13qとが一緒に挟みこまれる。
そしてTOSA15/ROSA16がレセプタクル部材13に対してセットされると、TOSA15/ROSA16の先端に装備されているスリーブ15d,16dが、第1部位13aの光レセプタクル10a,10b内に突き出る。これにより、TOSA15/ROSA16に搭載されている半導体レーザやフォトダイオード等の素子と、レセプタクル10a,10bに挿入された光コネクタにつながる光ファイバとの間で光結合が実現する。光レセプタクル10a,10bの幾何学的寸法、及びスリーブ15d,16dの位置は、光コネクタの規格に基づいて厳密に決められる。
本実施形態では、スリーブ15d,16d、及びフランジ部15c,16cを金属製にし、さらにタブ板14のU字形状の切り込みにラッチ片14kを設けることにより、タブ板14とスリーブ15d,16dとの間の電気的導通が確保される。またタブ板14は、光トランシーバ1の外部でケージ2を介して接地されるので、本構造の光トランシーバ1は、TOSA15/ROSA16のスリーブ15d,16dを確実に接地することができる。
光トランシーバ1に対するOSA(TOSA15/ROSA16)の前後方向の位置は、それらのフランジ15c,16cが、タブ板14の面14lとレセプタクル部材13の後壁13qとを一緒に挟みこむことによって規定される。
また、光トランシーバ1に対するOSA(TOSA15/ROSA16)の左右方向の位置は、U字型の後壁13qにより規定される。
また、光トランシーバ1に対するOSA(TOSA15/ROSA16)の上下方向の位置は、タブ板14に形成されているU字状の切り込み14mにより大まかに決定される。ここでは上述のように、タブ板14に形成された二つのU字状の切り込み14mの寸法は、それぞれのOSA保持部15e,16eの径Dよりも僅かに狭くなるように設定されている。これにより、タブ板14のU字状の切り込み14mによって、OSAの上下方向の位置がほぼ決定される。
図5に示すように、最終的にレセプタクル部材13にTOSA15/ROSA16をタブ板14とともに組み付けた状態で、レセプタクル部材13のU字形状の後壁13qと、タブ板14のU字状の切り込み13mとが外に向かって開かれており、このままでは光トランシーバ1内に電磁波を漏洩させる大きな隙間となってしまう。
図6は、上記図5の状態で組立てられたOSAユニット6にベース20を取り付ける様子を底面側からみた斜視図である。まず主回路基板17とOSAユニット6とを仮止めした状態で、主回路基板17をベース20に押し付ける。ここでOSAユニット6の側面(実際にはレセプタクル部材13の側面)に設けられた突起13mが、ベース側壁20bの開口20aに係合する。突起13mは、レセプタクル部材13とタブ板14とを組立てた後も、その組み立て品の側面に露出しているため、ベースの開口20aと係合可能である。
さらに突起13mとベースの開口20aとの係合と同時に、ベース20の前端のポスト20dが、レセプタクル部材13の中央部に設けられた柱受け13rに係合する。
上記のように、OSAユニット6とベース20は、2つの突起13m及び1つの柱受け13rにより三箇所(側壁二箇所、前端一箇所)で固定される。そしてその固定は、突起13mではOSAユニット6側が凸でベース20側が凹となり、柱受け13rではOSAユニット6側が凹でベース20側が凸となって、互いに補完的になっている。
図7は、上記光トランシーバのOSAユニットに取り付けたベースに対して主回路基板と副回路基板とを取り付けた状態を示す図で、ベース20を含むユニットを上面側からみた斜視図である。
主回路基板17上には、IC17bを含む電子回路が構成されている。この電子回路としては、LDを駆動するLD駆動回路、あるいはROSA16内で増幅された電気信号を処理して信号中のクロック及びデータを抽出する回路等が用いられる。またAPDを受信デバイスとして用いた場合には、このAPDに必要なバイアス電圧を生成、制御する回路などが用いられる。この主回路基板17は、本発明の第1の基板に該当する。
さらにTOSA15内にLDの温度を調整するための熱電変換素子(Peltier Device)が搭載された場合には、熱電変換素子の制御回路も含める必要がある。また、その他の付加機能、例えばこれら回路を総括的に制御するCPUやメモリ等を追加する場合に、一枚の回路基板では収まらなくなるような場合が生じる。この場合には、APDのバイアス電圧を生成・制御する回路、あるいは熱伝変換素子を制御する回路等の高速な信号を扱わない回路を他の追加的な基板(副回路基板18)に搭載する。
副回路基板18は、主回路基板17の側方からFPC基板18dを介して接続される。FPC基板18dは、主回路基板17に半田付けされる。そしてこのFPC基板18dを折り畳むことで、副回路基板18は主回路基板17と重ね合わされる。また副回路基板18の裏面が放熱板21と電気的に接触するのを避けるために、副回路基板18の裏面には絶縁フィルム19が挿入される。
主回路基板17の後端には、電気プラグ17aが形成されている。そしてケージ2内でホストシステムの回路基板に電気的に接続されているコネクタ2bと、上記電気プラグ17aとを係合させる。これによりホストシステムの電子回路と光トランシーバ1内の回路基板17上の回路とが電気的に接続される。
また同時に、電気プラグ17aの電極形状を所定のものとすることで、ホストシステムを通電した状態で電気プラグ17aとコネクタとの挿抜が可能な、いわゆるホットプラグ機能を実現できる。
主回路基板17上の電子回路と、TOSA15/ROSA16との電気的接続は、本実施形態の光トランシーバ1では、TOSA15/ROSA16が有するリードピン15b,16bで行われている。
主回路基板17の前方側には、TOSA15のリードピン15bと接続するための電極17c、及びROSA16のリードピン16bと接続するための電極17dが形成されている。TOSA15/ROSA16と基板との接続には、フレキシブル基板を用いることも可能である。
光トランシーバ1の動作周波数が1GHzを超えると、TOSA15/ROSA16と回路基板上との接続を、インピーダンス整合された接続手段で行う。FPC基板による接続であっても、FPC基板上の配線をマイクロストリップ線路、コプレナー線路として、インピーダンス整合を図ることが好ましい。あるいは接続手段の長さを可能な限り短くして、インピーダンス不整合が生じたとしても、その影響を極力回避する構成を採用することが好ましい。
ベース20は、TOSA15/ROSA16の下面を覆い、主回路基板17を搭載する。このベース20も一枚の鉄、ステンレス等の金属板材を切断/折曲加工して得られるもので、コスト的に有利な構造を備えている。すなわちベース20は上方に向かって開いた空間を形成している。
図8は、OSAユニットのベースと主回路基板に対して放熱板を取り付けた状態を上面側からみた斜視図である。
OSAユニット6に取り付けたベース20に対して、さらに放熱板21が組み付けられる。ここでは主回路基板17上のIC等からの放熱効率を高めるために、ICの上面に対し直接に、あるいはシリコーン等の樹脂材料を介在させて放熱シート(図示せず)を貼り付ける。そしてベース20に対して放熱板21を嵌め込む。放熱板21の前方側の脚部は、放熱板21がベース20に固定されることにより、主回路基板17を押え付ける。
上記のように、放熱板21のベース20への組付けは、螺子等は一切用いることなく、二つの金属板材の可撓性を利用した機械的な嵌合のみで実現されている。ここでは放熱板21を単に上方から押さえつけるのみで両者を組み付けることができ、生産性に極めて優れた形状を有している。
光トランシーバ1をケージ2内に挿入した状態では、主回路基板17上のIC17bで発生した熱は、放熱板21により光トランシーバ1の後部に伝えられ、さらにケージ2へと伝えられて放熱される。
上記のような構成で、ベース20の先端部20c(図6)により、TOSA15/ROSA16がU字形状の開放側から上方に押しつけられるとき、その上下方向の位置が決定される。
本実施形態では、上記ベース20の先端部20cにより、TOSA15/ROSA16を押しつけるときに、TOSA15/ROSA16に対して安定的に応力を付与し、かつ完全にシールドを行う新たな構造が提供される。以下にその構造を具体的に説明する。
図9は、本発明の光トランシーバに適用されるベースの先端部構造例を説明するための図である。
本発明に係る一例(I)では、ベース20の先端部を折り曲げて折り曲げ片21を形成し、この折り曲げ片21の端縁でTOSA15/ROSA16のOSA保持部15e,16eを保持する。折り曲げ片21の端縁は、図9(B)に示すように、TOSA15/ROSA16の周囲外形をトレースする形状に加工されている。この場合、ベース20の板金の板厚に相当する面積でOSA保持部15e,16eを保持することになる。
一方、本発明に係る他の構成例(II)では、TOSA15/ROSA16のそれぞれの設置位置において、ベース20の先端を折り曲げてその折り曲げ部分を三カ所に分離し、中央の折り曲げ片21aと両端の折り曲げ片21b,21cとを形成する。そしてこれら3つの折り曲げ片21a〜21cのうち、両端の折り曲げ片21b,21cと、中央の折り曲げ片21aとを、前後方向で互いに異なる位置となるように構成する。
各折り曲げ片21a〜21cのTOSA15/ROSA16との接触点は、TOSA15/ROSA16の外形をトレースする形状とする。このときに各折り曲げ片21a〜21cのOSA保持部15e,16eとの接触点を、OSA保持部15e,16eの径Dに一致するように構成する。
あるいは、OSA保持部15e,16eの径の公差αを考慮して、各折り曲げ片21a〜21cのOSA保持部15e,16eとの接触点を、径D+αに一致するように構成してもよい。
上記のように、ベース20の前端部で、前後方向に位置が互いに異なる3つの折り曲げ片21a〜21cによってTOSA15/ROSA16をそれぞれ保持する。これにより、折り曲げ片21b,21cと折り曲げ片21aとの前後方向の距離に相当する厚さをもった端片でTOSA15/ROSA16を支持する状態と同等の効果が得られ、ベース20によってTOSA15/ROSA16を押さえ付ける応力を安定的に付与することができる。
なお上記の例では、中央の折り曲げ片21aが前後方向の後側に位置し、両端の折り曲げ片21b,21cが前側に位置するようにベース20の前端部が加工されているが、これらの位置関係については上記の例に限定されることはない。すなわち、中央の折り曲げ片21aが前後方向の前側に位置し、両端の折り曲げ片21b,21cが後側に位置するように加工してもよい。また3つの折り曲げ片21a〜21cのそれぞれが、前後方向に互いにランダムに異なる位置となるように加工してもよい。
さらには、ベース前端部に上記のような3つの折り曲げ片を形成することなく、二つの折り曲げ片を形成してよい。
すなわち、本発明に係る一実施形態(II)では、ベース20のレセプタクル部材13側を折り曲げた折り曲げ片は、複数に分離された折り曲げ片により構成される。そして各折り曲げ片は、TOSA15/ROSA16の光軸方向に互いに離間した第1の位置と、第2の位置とに少なくとも配置されている。第1の位置と第2の位置に配置された折り曲げ片は、TOSA15/ROSA16のOSA保持部15e,16eに当接するように構成されている。これらベース20に設けられる折り曲げ片は、ベースに設けられる本発明の光サブアセンブリ保持部に該当する。
図10は、上記図9に示すベースにTOSA(またはROSA)をセットするときの様子を説明するための図である。
ベース20の先端部の折り曲げ片21、21a〜21cは、TOSA15/ROSA16のスリーブ15d,16dの後側に設けられたOSA保持部15e,16eに当接する。このOSA保持部15e,16eには、TOSA15/ROSA16の光学調芯に係わる部品が設置されている。この位置は、光学調芯後にYAGレーザ等により個々の部品同士が溶接固定されているとはいえ、安定的な応力付与が求められる場所である。
本実施形態の構成により、従来の構成以上に安定的な応力付与を実現することができる。またスリーブ15d,16dが金属製である場合は、上記YAG溶接を適用することが可能であるが、樹脂製である場合にはYAG溶接を行うことができず、接着剤による固定が必要となる。その場合には、本実施形態の構成はさらに効果的なものとなる。
図11は、ベースに形成した折り曲げ片の間にシールド部材を挿入した本発明の他の実施形態を説明するための図である。
図11に示すように、本実施形態では、上記図9に示すような形態(II)でベース20の前端部に折り曲げ片21a〜21cを形成し、さらにこれら折り曲げ片21a〜21cの間に導電性部材によるシールド部材30を挿入して設置する。
シールド部材30のない折り曲げ片21a〜21cのみでは、その前後位置にベース20とTOSA15/ROSA16との間に隙間が生じる。また折り曲げ片21a〜21cとTOSA15/ROSA16との接触状態によっても、ベース20とTOSA15/ROSA16との間に隙間が生じる。その場合、必要とされているEMI特性が不足する可能性がある。
本実施形態では、このような事態を回避するために、折り曲げ片21a〜21cの間にシールド部材30を挿入する。そしてシールド部材30がTOSA15/ROSA16に接する面を、TOSA15/ROSA16の外形をトレースする形状とする。これにより、TOSA15/ROSA16の安定性がさらに確保され、TOSA15/ROSA16に対する押圧特性のさらなる安定性を図ることができる。またシールド部材30を配置することにより、ベース20とTOSA15/ROSA16との間の間隙が埋められ、折り曲げ片周囲におけるTOSA15/ROSA16への接触面積が大きくなって、より完全なシールド特性を得ることが可能となる。
シールド部材30は形状そのものが単純であるので、その材料が限定されることはない。シールド部材30の材料としては、一般的な導電性樹脂シート、電波吸収体、あるいは押し出し加工、板金加工、鋳造、鍛造により作製された金属材料等を用いることができる。
本発明による光トランシーバの一実施形態の分解組立図である。 OSAユニットに組み込む光サブアセンブリの平面模式図である。 本発明に係る光トランシーバの一実施形態におけるOSAユニットの構成を説明するための図で、OSAユニットを底面側からみた分解斜視図である。 本発明に係る光トランシーバの一実施形態におけるOSAユニットの構成を説明するための図で、組み立てられたOSAユニットを底面側からみた分解斜視図である。 本発明に係る光トランシーバの一実施形態におけるOSAユニットの構成を説明するための図で、組み立てられたOSAユニットを底面側からみた斜視図である。 図5の状態で組立てられたOSAユニットにベースを取り付ける様子を底面側からみた斜視図である。 光トランシーバのOSAユニットに取り付けたベースに対して主回路基板と副回路基板とを取り付けた状態を示す図である。 OSAユニットのベースと主回路基板に対して放熱板を取り付けた状態を上面側からみた斜視図である。 本発明の光トランシーバに適用されるベースの先端部構造例を説明するための図である。 図9に示すベースにTOSA(またはROSA)をセットするときの様子を説明するための図である。 ベースに形成した折り曲げ片の間にシールド部材を挿入した本発明の他の実施形態を説明するための図である。 プラガブル型の光トランシーバの一実施形態を示す図である。
符号の説明
1…光トランシーバ、2…ケージ、2a…開放口、2b…電気コネクタ、2c…スタッドピン、2d…フィン、6…OSAユニット、10a,10b…光レセプタクル、11…ベール、12…アクチュエータ、12g…回転軸、13…レセプタクル部材、13a…第1部位、13b…第2部位、13c…第3部位、13d…突起、13e…突起、13f…フック、13g…突起、13h…側壁、13i…中央区画壁、13j…溝、13k…空洞、13l…上壁、13m…突起、13n…切り込み、13q…後壁、13r…柱受け、14…タブ板、14a…部位、14b…部位、14c,14d,14f…フィン、14e…ラッチ片、14g…面、14h…面、14i…面、14j…スペーサ部、14k…ラッチ片、14l…面、14m…U字状の切り込み、15…TOSA、16…ROSA、15a,16a…ステム、15b,16b…リードピン、15c,16c…フランジ、15d,16d…スリーブ、15e,16e…OSA保持部、17…主回路基板、17a…電気プラグ、17b…IC、17c,17d…電極、18…副回路基板、18d…FPC基板、19…絶縁フィルム、20…ベース、20a…開口、20b…ベース側壁、20c…先端部、20d…ポスト、21…放熱板、21a,21b,21c…折り曲げ片、22…保持部品、23…カバー、24,26,27…放熱シート、25…ブラケット、28a,28b,28c…ラベル、28d…樹脂、30…シールド部材。

Claims (5)

  1. 一端に開口を他端に電気コネクタを有しホストシステムに搭載されたケージの前記開口に挿入して用いられる光トランシーバであって、
    光アセンブリユニット部と本体部とを備え、
    前記光アセンブリユニット部は、
    前記ケージの開口から露出して光コネクタを受納する光レセプタクルを有するレセプタクル部材と、
    前記光コネクタと光学的に結合し、光ファイバを伝播する光信号に対応する電気信号との間で光/電気変換する光サブアセンブリと、
    前記レセプタクル部材に係合する金属製タブ板とを備え、
    前記本体部は、
    前記光サブアセンブリと電気的に結合する電子回路を搭載し、前記電気コネクタに係合する電気プラグを前記ケージの他端に対応する端部に有する第1の基板と、
    前記電子回路で発生した熱を前記ケージの他端に放熱する放熱板と、
    前記第1の基板を搭載し前記放熱板及び前記レセプタクル部材に係合する金属製ベースとを備え、
    前記金属製ベースは、前記レセプタクル部材との係合部側に、前記光サブアセンブリを保持する光サブアセンブリ保持部を有することを特徴とする光トランシーバ。
  2. 前記光サブアセンブリ保持部は、前記金属製ベースの前記レセプタクル部材側先端を折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光トランシーバ。
  3. 前記金属製ベースの前記レセプタクル部材側を折り曲げた折り曲げ片は、複数に分離された折り曲げ片よりなり、前記折り曲げ片は、前記光サブアセンブリの光軸方向に互いに離間した第1の位置と第2の位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の光トランシーバ。
  4. 前記第1の位置の折り曲げ片と前記第2の位置の折り曲げ片との間に、導電性部材が配設されていることを特徴とする請求項3に記載の光トランシーバ。
  5. 前記光サブアセンブリに接触する前記折り曲げ片の先端部は、前記光サブアセンブリの外形に基づく形状を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光トランシーバ。
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