JP4830508B2 - 光トランシーバ - Google Patents
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Description
また電気プラグをホットプラグ可能なものとすることにより、ホスト装置を通電した状態でケージ2への光トランシーバ1の挿抜を行うホットプラガブル型のトランシーバとすることもできる。
光トランシーバ1がケージ2に挿入された状態では、タブ板14の先端はケージ2の内面に接触しつつ収まる。また、ケージ2の開放口2aの外周部には、複数のフィン2dがケージ外方に向けて伸びるように設けられている。
ケージ2がホスト装置の回路基板上に搭載された状態では、フィン2dは、ホスト装置のフェースパネルに電気的に接触し、光トランシーバ1のシールド効果を高める。
また特許文献2においても、同様な機構を有するトランシーバが開示されている。
ここでは、筐体には断面がU字形状の壁が形成されていて、そのU字状の壁をTOSA/ROSAのフランジが挟み込むことにより、光軸(トランシーバの長軸)方向の位置が決定される。また光軸に垂直な平面内での左右方向の位置は、上記U字形状の壁の幅で決定され、さらに上下方向の位置は、U字形状の壁の内部に収められたTOSA/ROSAを、上方からそのU字形状の壁に押さえ付けることにより決定される。
ベースは、板金によって作成され、この場合、その板厚は0.3mm〜0.5mm程度しか確保できない。従って板金を折り曲げ加工した先端部でTOSA/ROSAを保持する場合、TOSA/ROSAの保持部に対する当接・保持領域が板金の厚み相当の僅かな領域となってしまうため、保持が不安定となる問題があった。
さらに本発明は、上記課題に加えて、送信アセンブリ(TOSA)及び受信アセンブリ(ROSA)のEMI特性を信頼性をもって確保できるようにした光トランシーバの提供を課題とする。
また光サブアセンブリに接触する折り曲げ片の先端部は、光サブアセンブリの外形に基づく形状を有している。
さらに本発明によれば、上記効果に加えて、送信アセンブリ(TOSA)及び受信アセンブリ(ROSA)のEMI特性を、信頼性をもって確保することができる。
光レセプタクル部は、樹脂製のレセプタクル部材13、アクチュエータ12、ベール11、及び金属製のタブ板14を含んで構成される。ベール11は樹脂製でも金属製でもよい。ベール11及びアクチュエータ12は、光トランシーバ1とこの光トランシーバ1が収納されるケージ2との間の係合を開放する機構を提供する。
係合を開放するときには、アクチュエータ12を後方にスライドさせると、アクチュエータ12の後方端がケージ2の下面を下方に押し下げ、その結果、突起とケージ2の係合孔との係合が開放される。
図2は、OSAユニットに組み込む光サブアセンブリの平面模式図である。
全二重通信を可能とする光トランシーバ1を構成する場合には、光サブアセンブリ(OSA)として、図2に示すような送信サブアセンブリ(TOSA)15と受信サブアセンブリ(ROSA)16とが設けられる。
これらOSAは、いずれも同軸型のパッケージを有しており、ROSA16内には半導体受光素子(APD; Avalanche Photodiode)あるいはPIN−PD等(以下総称して「PD」とする)、及びPDが生成した微弱な電気信号を増幅する前置増幅器が搭載されている。
またOSA(TOSA15/ROSA16)からの信号/電源ライン、あるいはOSAへの信号/電源ラインは、後端部のステム15a,16aに設けられたリードピン15b,16bを介して接続される。またリードピン15b,16bに代えて、あるいはリードピン15b,16bに加えて図示しないフレキシブル基板を用いることも一般的である。
そして図1に示すアクチュエータ12に形成された窪み12jに、上記第1部位13aの突起13eを係合させ、同時にアクチュエータ12の回転軸12gをフック13fにセットする。これにより、フック13fを中心とするアクチュエータ12のシーソ運動が実現される。
そして図4及び図5に示すように、TOSA15の一対のフランジ15cのうちの前側の一つと、ROSA16一対のフランジ16cのうちの前側の一つとを、それぞれ溝13jにセットする。これにより、レセプタクル部材13に対するTOSA15/ROSA16の位置を固定することができる。このときに、それぞれ一対のフランジ15c,16cによって、タブ板14の面14lとレセプタクル部材13の後壁13qとが一緒に挟みこまれる。タブ板14の構成については後述する。
突起13gの断面は、タブ板14及びカバー23とスムーズに係合するように、タブ板14及びカバー23が挿入される側は緩やかな形状を有し、一端係合したこれらタブ板14及びカバー23が容易に離脱しないように、その反対側は急峻な形状を有している。
また上記フィンのうち、第1部位14aの両横及び上方に設けられたフィン14d,14fは、その中央の一部が突出しており、これらフィン14d,14fがケージ2の内面に確実に接触するようになっている。
またタブ板14の両横のフィン14dは開口を有し、その開口内にラッチ片14eが形成されている。そしてラッチ片14eの中央穴と、レセプタクル部材13の突起13gとが係合してタブ板14がレセプタクル部材13に固定される。
また、光トランシーバ1に対するOSA(TOSA15/ROSA16)の左右方向の位置は、U字型の後壁13qにより規定される。
さらに突起13mとベースの開口20aとの係合と同時に、ベース20の前端のポスト20dが、レセプタクル部材13の中央部に設けられた柱受け13rに係合する。
主回路基板17上には、IC17bを含む電子回路が構成されている。この電子回路としては、LDを駆動するLD駆動回路、あるいはROSA16内で増幅された電気信号を処理して信号中のクロック及びデータを抽出する回路等が用いられる。またAPDを受信デバイスとして用いた場合には、このAPDに必要なバイアス電圧を生成、制御する回路などが用いられる。この主回路基板17は、本発明の第1の基板に該当する。
また同時に、電気プラグ17aの電極形状を所定のものとすることで、ホストシステムを通電した状態で電気プラグ17aとコネクタとの挿抜が可能な、いわゆるホットプラグ機能を実現できる。
主回路基板17の前方側には、TOSA15のリードピン15bと接続するための電極17c、及びROSA16のリードピン16bと接続するための電極17dが形成されている。TOSA15/ROSA16と基板との接続には、フレキシブル基板を用いることも可能である。
ベース20は、TOSA15/ROSA16の下面を覆い、主回路基板17を搭載する。このベース20も一枚の鉄、ステンレス等の金属板材を切断/折曲加工して得られるもので、コスト的に有利な構造を備えている。すなわちベース20は上方に向かって開いた空間を形成している。
OSAユニット6に取り付けたベース20に対して、さらに放熱板21が組み付けられる。ここでは主回路基板17上のIC等からの放熱効率を高めるために、ICの上面に対し直接に、あるいはシリコーン等の樹脂材料を介在させて放熱シート(図示せず)を貼り付ける。そしてベース20に対して放熱板21を嵌め込む。放熱板21の前方側の脚部は、放熱板21がベース20に固定されることにより、主回路基板17を押え付ける。
光トランシーバ1をケージ2内に挿入した状態では、主回路基板17上のIC17bで発生した熱は、放熱板21により光トランシーバ1の後部に伝えられ、さらにケージ2へと伝えられて放熱される。
本実施形態では、上記ベース20の先端部20cにより、TOSA15/ROSA16を押しつけるときに、TOSA15/ROSA16に対して安定的に応力を付与し、かつ完全にシールドを行う新たな構造が提供される。以下にその構造を具体的に説明する。
本発明に係る一例(I)では、ベース20の先端部を折り曲げて折り曲げ片21を形成し、この折り曲げ片21の端縁でTOSA15/ROSA16のOSA保持部15e,16eを保持する。折り曲げ片21の端縁は、図9(B)に示すように、TOSA15/ROSA16の周囲外形をトレースする形状に加工されている。この場合、ベース20の板金の板厚に相当する面積でOSA保持部15e,16eを保持することになる。
あるいは、OSA保持部15e,16eの径の公差αを考慮して、各折り曲げ片21a〜21cのOSA保持部15e,16eとの接触点を、径D+αに一致するように構成してもよい。
さらには、ベース前端部に上記のような3つの折り曲げ片を形成することなく、二つの折り曲げ片を形成してよい。
ベース20の先端部の折り曲げ片21、21a〜21cは、TOSA15/ROSA16のスリーブ15d,16dの後側に設けられたOSA保持部15e,16eに当接する。このOSA保持部15e,16eには、TOSA15/ROSA16の光学調芯に係わる部品が設置されている。この位置は、光学調芯後にYAGレーザ等により個々の部品同士が溶接固定されているとはいえ、安定的な応力付与が求められる場所である。
図11に示すように、本実施形態では、上記図9に示すような形態(II)でベース20の前端部に折り曲げ片21a〜21cを形成し、さらにこれら折り曲げ片21a〜21cの間に導電性部材によるシールド部材30を挿入して設置する。
Claims (5)
- 一端に開口を他端に電気コネクタを有しホストシステムに搭載されたケージの前記開口に挿入して用いられる光トランシーバであって、
光アセンブリユニット部と本体部とを備え、
前記光アセンブリユニット部は、
前記ケージの開口から露出して光コネクタを受納する光レセプタクルを有するレセプタクル部材と、
前記光コネクタと光学的に結合し、光ファイバを伝播する光信号に対応する電気信号との間で光/電気変換する光サブアセンブリと、
前記レセプタクル部材に係合する金属製タブ板とを備え、
前記本体部は、
前記光サブアセンブリと電気的に結合する電子回路を搭載し、前記電気コネクタに係合する電気プラグを前記ケージの他端に対応する端部に有する第1の基板と、
前記電子回路で発生した熱を前記ケージの他端に放熱する放熱板と、
前記第1の基板を搭載し前記放熱板及び前記レセプタクル部材に係合する金属製ベースとを備え、
前記金属製ベースは、前記レセプタクル部材との係合部側に、前記光サブアセンブリを保持する光サブアセンブリ保持部を有することを特徴とする光トランシーバ。 - 前記光サブアセンブリ保持部は、前記金属製ベースの前記レセプタクル部材側先端を折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光トランシーバ。
- 前記金属製ベースの前記レセプタクル部材側を折り曲げた折り曲げ片は、複数に分離された折り曲げ片よりなり、前記折り曲げ片は、前記光サブアセンブリの光軸方向に互いに離間した第1の位置と第2の位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の光トランシーバ。
- 前記第1の位置の折り曲げ片と前記第2の位置の折り曲げ片との間に、導電性部材が配設されていることを特徴とする請求項3に記載の光トランシーバ。
- 前記光サブアセンブリに接触する前記折り曲げ片の先端部は、前記光サブアセンブリの外形に基づく形状を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光トランシーバ。
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