JP2009036535A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 組み付け部品の共用化を図りつつ、識別ラベルの読み取り作業性を良好にし、生産性を向上させることが可能な車両用表示装置を提供するものである。
【解決手段】 車両情報を表示する表示部材1(11,12)と、表示部材1を収容する外装部材3と、外装部材3の外壁面に貼着される識別ラベル4と、識別ラベル4の貼り付け位置を特定するために設けられた貼付用目安部341とを備えた車両用表示装置であって、識別ラベル4の種別に応じて選択して貼り付け位置を特定するに当たり、外装部材3の所定箇所に、少なくとも二箇所に貼付用目安部341を設けてなることにある。また外装部材3には、識別ラベル4の貼り付け方向を特定するに当たり、貼付用目安部341と隣接する箇所に向きを特定するためのマーク部342(指標部)を設けてなることにある。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば自動車、オートバイ、船舶をはじめとする移動体に組み込まれ、各種計測値表示や状態表示を行う車両用表示装置に関する。
この種の車両用表示装置として、例えば下記特許文献1に記載されているものが知られている。この車両用表示装置は、車速、エンジン回転数、残燃料量、走行距離等の車両情報を表示する計器装置やフラットディスプレイパネルからなる表示部材と、この表示部材を収容するケース、ハウジング、カバー、見返し板からなる外装部材とを備えて一つの製品パッケージ(コンビネーションメータ)をなしており、多くの場合、適用される車種やグレード等に応じて様々な機種バリエーションが存在する。
このため、一般的には文字コードやバーコード等の製品識別情報を印刷した識別ラベルを製品(コンビネーションメータ)個々の外装ケースに貼着し、この識別ラベルの情報を製造工程においてスキャナー装置(読み取り装置)で読み取るなどして、機種毎の生産台数管理や組立、検査等の工程管理を自動的に行う場合があり、従来は製造工程において識別ラベルの位置が作業者によってばらつかないよう、外装部材に識別ラベルの貼り付け位置を規定する枠部を設け(多くは合成樹脂からなる外装部材の射出成型の際に型成形される)、この枠部に収まるように識別ラベルを貼り付けていた。
特開2006−242651号公報
しかしながら、外装部材に枠部を設けることで識別ラベルの貼り付け位置を規定することはできても、作業者によって識別ラベルの貼り付け方向が様々な場合があり、このような識別ラベルの貼り付け方向が一定しないと、作業者が識別ラベルの情報を読み取る際に、読み取り作業性が悪く、生産性を低下させてしまうという問題がある。
また適用される車種やグレード等に応じて様々な機種バリエーションが存在するのに加え、この種の車両用表示装置であっては、仕向地によって右ハンドル仕様と左ハンドル仕様とがあり、車両インスツルメントパネルに車両用表示装置を組み付けた場合、インスツルメントパネルの背後側から覗き込んで車両用表示装置の外装部材に貼り付けられている識別ラベルの種別などを確認する場合、車両用表示装置の外装部材に貼り付ける位置が、右ハンドル仕様・左ハンドル仕様などに合わせて左右対称位置に貼り付けることが一般に行われている。
このため、車両用表示装置の外装部材に貼り付ける識別ラベルは、外装部材の所定箇所に貼り付ける必要があるため、識別ラベルの種別や仕向地による右ハンドル仕様と左ハンドル仕様に合わせて貼り付け位置を特定するための貼付用目安部を外装部材に施すようにしている。従って、専用の外装部材をそれぞれ仕様に応じて用意する必要がある。
本発明は、この点に鑑みてなされたもので、その主な目的は、組み付け部品の共用化を図りつつ、識別ラベルの読み取り作業性を良好にし、生産性を向上させることが可能な車両用表示装置を提供するものである。
本発明は、前記目的を達成するため、請求項1では、車両情報を表示する表示部材と、前記表示部材を収容する外装部材と、前記外装部材の外壁面に貼着される識別ラベルと、前記識別ラベルの貼り付け位置を特定するために設けられた貼付用目安部とを備えた車両用表示装置であって、前記識別ラベルの種別に応じて選択して貼り付け位置を特定するに当たり、前記外装部材の所定箇所に、少なくとも二箇所に前記貼付用目安部を設けてなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、識別ラベルの種別に応じて外装部材の所定箇所に少なくとも二箇所設けられた貼付用目安部を選択して的確に貼り付けることができる。また外装部材の所定箇所に、少なくとも二箇所に前記貼付用目安部を設けてなることにより、それぞれ個別に外装部材を制作する必要もなく組み付け部品の一つである外装部材の共用化を図ることができるという効果がある。
また請求項2では、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記外装部材には、前記識別ラベルの貼り付け方向を特定するに当たり、前記貼付用目安部と隣接する箇所に向きを特定するためのマーク部(指標部)を設けてなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、作業者による貼り間違いもなく簡単に貼り付けることができる。この際、貼付用目安部の位置に合わせて、かつマーク部により貼り付ける向きを設定できるため、自動化を進める上でも有益である。
また請求項3では、請求項1または請求項2に記載の車両用表示装置において、前記外装部材が合成樹脂の射出成形体からなり、前記貼付用目安部は前記合成樹脂の射出成形の際に刻設部または突設部による形状にて型成形してなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、外装部材に型成形された刻設部または突設部からなる貼付目安部の位置に合わせて簡単に識別ラベルを貼り付けることができる。
また請求項4では、請求項3に記載の車両用表示装置において、前記外装部材が合成樹脂の射出成形体からなり、前記マーク部(指標部)は前記合成樹脂の射出成形の際に刻設部または突設部による形状に型成形してなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、外装部材に型成形された刻設部または突設部からなるマーク部(指標部)によって貼り付けの向きを確認することができ、これにより作業者による貼り間違いもなく簡単に貼り付けることが可能となる。
また請求項5では、請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両用表示装置において、前記外装部材が透明もしくは半透明の合成樹脂の射出成形体からなり、前記貼付用目安部は、前記識別ラベルとは直接接触しない外装部材の裏面側に設けてなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、識別ラベルと接する面に加工を加えることなく行うことができるため、識別ラベルを平坦面からなる外装部材の表面に簡単に貼り付けることができる。
また請求項6では、請求項5に記載の車両用表示装置において、前記貼付用目安部は、細かい凹凸による非光沢面にて形成してなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、識別ラベルと接する面に加工を加えることなく行うことができるとともに、透明あるいは半透明の合成樹脂を介して細かい凹凸による非光沢面からなる貼付目安部の判別を行うことができ、これにより貼付用目安部の位置に合わせて容易に識別ラベルを貼り付け固定することができる。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、組み付け部品の共用化を図りつつ、識別ラベルの読み取り作業性を良好にし、生産性を向上させることが可能な車両用表示装置を提供することができる。
図1から図5は、本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は本発明による車両用表示装置の正面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は同実施形態における裏カバー(外装部材)の背面側を示す平面図、図4は図3の識別ラベル及びその周辺を拡大して示す拡大正面図、図5は図4のA−A線断面図である。
図1および図2において、車両用表示装置は、たとえば自動車に搭載されるコンビネーションメータからなるもので、表示部材1と、表示部材1を作動させる回路基板2と、この回路基板2および表示部材1を収容する外装部材3とを備えている。
表示部材1は、たとえば車速、エンジン回転数、残燃料量からなる車両情報を表示する周知な指針式の計器装置11と、たとえば走行距離からなる車両情報を表示するフラットディスプレイパネル12とからなる。
計器装置11は、本例の場合、表示すべき計測量(車速、エンジン回転数、残燃料量)に応じて三種類を含み、またフラットディスプレイパネル12は、液晶表示パネルから構成され、双方とも照明用の光源を備えている。
回路基板2は、周知な硬質回路基板からなり、表示部材1や前記光源を電気的作動させるための回路素子や回路パターンを有している。
外装部材3は、表カバー31、見返し板32、ケース(ハウジング)33、裏カバー34からなり、回路基板2および表示部材3を収容する。なお表カバー31は表示部材1を透視可能に透明な合成樹脂からなるが、見返し板32、ケース(ハウジング)33、裏カバー34はそれぞれ遮光性の合成樹脂からなる。
以上の通り本例による車両用表示装置は、表示部材1と、回路基板2とを外装部材3内に収容してなるが、外装部材3のうち、裏カバー34の背面側外壁面の適所には、図3に示すように識別ラベル4が貼着されている。
この識別ラベル4には、図4にて拡大して示すように、たとえば文字コードLCやバーコードBCによる製品識別情報が記載(印刷)された粘着シール(材質は任意だが紙等が適用できる)からなり、各製品(車両用表示装置)毎に一枚、作業者の手作業により貼着されている。そしてこの識別ラベル4の識別情報を製造工程においてスキャナー装置(読み取り装置)で読み取るなどして、機種毎の生産台数管理や組立、検査等の工程管理を自動的に行うものである。
ここで識別ラベル4が貼着される裏カバー34の外壁面箇所に注目すると、当該箇所には、裏カバー34における識別ラベル4の貼付位置を特定(指定)するための貼付用目安部341と、識別ラベル4の裏カバー34に対する貼り付け方向を特定するにあたって目印となる(目印として利用可能な)マーク部342とが形成されている。
この際、前述したように、適用される車種やグレード等に応じて様々な機種バリエーションが存在するのに加え、この種の車両用表示装置であっては、仕向地によって右ハンドル仕様と左ハンドル仕様とがあり、車両インスツルメントパネルに車両用表示装置を組み付けた場合、インスツルメントパネルの背後側から覗き込んで車両用表示装置の外装部材3に貼り付けられている識別ラベル4の種別などを確認する場合、車両用表示装置の外装部材に貼り付ける位置が、右ハンドル仕様・左ハンドル仕様などに合わせて左右対称位置に貼り付けることが一般に行われている。従って、識別ラベル4の種別に応じて選択して貼り付け位置を特定するに当たり、外装部材3の一部を構成する裏カバー34の所定箇所、この第1の実施形態にあっては、裏カバー34の左右に位置するように、少なくとも二箇所に貼付用目安部341が設けられている。
また貼付用目安部341は、識別ラベル4の外形形状よりも僅かに大きな寸法からなる突設部にて形成されている。この突設部による貼付用目安部341は、合成樹脂の射出成形体からなる裏カバー34を型成形する際に裏カバー34の外壁面から連続して突出するように型成形によって平坦状からなるな突設部として形成されている。
マーク部342は、貼付用目安部341の周囲であって図4中、貼付用目安部341の上側の辺に隣接して形成される三角マークからなり、この三角マークは、裏カバー34の射出成形の際に裏カバー34の外壁面から凹みとなるように刻設された形状に型成形によって形成されている。
そして、この三角マークからなるマーク部342は、その三角マークとなる頂部(角部)が図4中、真上を向き、底辺箇所が貼付目安部341と平行となることによって、識別ラベル4の貼り付け方向を特定する目印としての機能を有している。
すなわち、本例の場合、識別ラベル4の向きは、予め文字コードLCが通常の状態にて読み取れる方向となるように定められており、マーク部342はその三角マークの頂部(角部)によって識別ラベル4の上方向、つまり文字コードLCが位置する方向を特定できるようになっている。従って作業者は、マーク部342の指し示す上方向を基準として文字コードLCが正常に読み取れるように識別ラベル4を貼り付ければよいものであり、作業者による貼り間違いもなく簡単に貼り付けることができる。この際、貼付用目安部341の位置に合わせて、かつマーク部342により貼り付ける向きを設定できるため、自動化を進める上で有益である。
このように貼付用目安部341とマーク部342とを目印として識別ラベル4を貼り付けることにより、識別ラベル4の向きがばらつくことを抑制でき、また貼り付け方向を迷ったり、誤って貼着してしまった識別ラベル4を再び貼り直すといった手間を省くことができる。結果、識別ラベル4の貼り付け作業性、製品識別情報の読み取り作業性が向上し、生産性を高めることができる。
また前述したように、適用される車種やグレード等に応じて様々な機種バリエーションが存在するのに加え、仕向地によって右ハンドル仕様と左ハンドル仕様とがあるため、車両用表示装置の外装部材に貼り付ける位置が、右ハンドル仕様・左ハンドル仕様などに合わせて左右対称位置に貼り付けることが一般に行われている。これを達成するために、第1の実施形態にあっては、製品識別情報が記載(印刷)された識別ラベル4の識別情報、たとえば製品の機種毎の部品番号によって右ハンドル仕様であるか左ハンドル仕様であるかを判別するようにしており、各製品(車両用表示装置)毎に一枚、作業者の手作業により識別ラベル4に印字された機種毎の部品番号に応じて外装部材3の一部を構成する裏カバー34の所定箇所に二箇所設けられた貼付用目安部341の一方側を選択して的確に貼り付けることができる。また外装部材3のうち、裏カバー34の所定箇所に、少なくとも二箇所に前記貼付用目安部341を設けてなることにより、それぞれ個別に外装部材3(裏カバー34)を制作する必要もなく組み付け部品の一つである外装部材3(裏カバー34)の共用化を図ることができるという効果がある。
なお、第1の実施形態にあっては、突設部による貼付用目安部341は、合成樹脂の射出成形体からなる裏カバー34を型成形する際に裏カバー34の外壁面から連続して突出するように型成形によって平坦状からなるな突設部として形成してあるため、貼付用目安部341の成形位置を容易に判別することができるものであり、その貼付用目安部341の位置に合わせて簡単に識別ラベル4を貼り付けることができる。
図6から図8は本発明の第2の実施形態を示すもので、図6は同実施形態における裏カバー(外装部材)の背面側を示す要部正面図であり、図7は図6のA−A線断面図であり、図8は図6の識別ラベルとその識別ラベルおよびその周辺を拡大して示す正面図であり、前述した第1の実施形態と同一部分、均等箇所については同一符号を付して説明する。
同図において、第2の実施形態における車両用表示装置としては、前述した第1の実施形態とほぼ同様の構造を採用している。ここでは、外装部材3を構成する表カバー31、見返し板32、ケース(ハウジング)33、裏カバー34において、表カバー31は表示部材1を透視可能な合成樹脂にて成形され、見返し板32、ケース(ハウジング)33は、それぞれ遮光性の合成樹脂から成形されており、裏カバー34は透明もしくは半透明の合成樹脂により射出成形されている。
この第2の実施形態にあっては、裏カバー34の背面側外壁面の適所には、図6から図8に示すように識別ラベル4が貼着されている。
この識別ラベル4は、前述した第1の実施形態とほぼ同様にして、たとえば文字コードLCやバーコードBCによる製品識別情報が印刷された粘着シールによって形成されている。そしてこの識別ラベル4の識別情報を製造工程においてスキャナー装置(読み取り装置)で読み取るなどして、機種毎の生産台数管理や組立、検査等の工程管理を自動的に行うものである。
ここで識別ラベル4が貼着される透明もしくは半透明からなる裏カバー34の外壁面箇所に注目すると、裏カバー34における識別ラベル4の貼付位置を特定(指定)するための貼付用目安部341aと、識別ラベル4の裏カバー34に対する貼り付け方向を特定するにあたって目印となる(目印として利用可能な)マーク部342aとが形成されている。
また貼付用目安部341aは、識別ラベル4の外形形状よりも僅かに大きな寸法からなる凹設部にて形成されている。この凹設部による貼付用目安部341aは、合成樹脂の射出成形体からなる裏カバー34を型成形する際に裏カバー34の外壁面箇所の左右に位置するように、二箇所に貼付用目安部341aが凹むように型成形によって平坦状からなるな凹設部として形成されており、加えて、凹みからなる貼付用目安部341aと対峙する裏カバー34の内壁面側に透明あるいは半透明の裏カバー34が白濁化して目立つようにシボ加工341bが裏カバーの成形時に施されている。この場合、シボ加工341bは貼付用目安部341aの形状とほぼ同等の大きさ,形状により形成されている。
またマーク部342aは、貼付用目安部341aの周囲であって図6中、貼付用目安部341aの上側の辺に隣接して方向判別性を有する矢印マークからなり、この矢印マークは、裏カバー34の射出成形の際に裏カバー34の外壁面から透孔となるように刻設された形状に型成形によって形成されている。
そして、この矢印マークからなるマーク部342aは、その矢印マークとなる頂部(角部)が図6中、真上を向くように設けることにより、識別ラベル4の貼り付け方向を特定する目印としての機能を有している。
すなわち、第2の実施形態にあっては、図6および図8に示すように、識別ラベル4の向きは、予め文字コードLCが通常の状態にて読み取れる方向となるように定められており、マーク部342aはその矢印マークの方向によって識別ラベル4の上方向、つまり文字コードLCが位置する方向を特定できるようになっている。従って作業者は、マーク部342aの指し示す上方向を基準として文字コードLCが正常に読み取れるように識別ラベル4を貼り付ければよいものであり、作業者による貼り間違いもなく簡単に貼り付けることができる。この際、貼付用目安部341aの位置に合わせて、かつマーク部342aにより貼り付ける向きを設定できるため、前述した第1の実施形態とほぼ同様にして自動化を進める上で有益である。
また裏カバー34の内壁面箇所には、裏カバー34における識別ラベル4の貼付位置が白濁化して目立って見えるようにシボ加工341bを貼付用目安部341a位置に合わせて施すことにより、識別ラベル4と接する面に細かい凹凸からなる加工を加えることなく形成することができるため、識別ラベル4を平坦面からなる外装部材3の一部である裏カバー34の外側表面に貼り付け強度を保ちながら簡単に貼り付けることができる。すなわち、細かい凹凸による表面加工が識別ラベル4の貼り付け面に施されていると、識別ラベル4の接触面積が少なくなるために剥がれやすくなりやすいという問題が生じてしまうが、その問題点を事前に解消することが可能となる。
また第2の実施形態にあっては、図6および図8に示すように、製品識別情報が記載(印刷)された識別ラベル4の識別情報、たとえば製品の機種毎の部品番号によって右ハンドル仕様であるか左ハンドル仕様であるかを判別するために、識別ラベル4に文字コードLCの一部に右ハンドル仕様であれば「R」マークを、左ハンドル仕様であれば「L」マークを識別ラベル4に印刷を施すようにしており、これにより外装部材3の一部を構成する裏カバー34の所定箇所に二箇所設けられた貼付用目安部341aの一方側、すなわち右ハンドル仕様か、あるいは左ハンドル仕様かのどちらか一方を選択して的確に貼り付けることができる。
従って、外装部材3のうち、裏カバー34の所定箇所に、少なくとも二箇所に前記貼付用目安部341aを設けてなることにより、それぞれ個別に外装部材3(裏カバー34)を制作する必要もなく組み付け部品の一つである外装部材3(裏カバー34)の共用化を図ることができるという効果がある。
以上のように本実施形態では、車両情報を表示する表示部材1,11,12と、この表示部材1,11,12を収容する外装部材3(31、32,33,34)と、裏カバー34を含む外装部材3(31、32、33、34)の外壁面に貼着される識別ラベル4とを備えた車両用表示装置であって、外装部材3の所定箇所に外装部材3には、識別ラベル4の貼り付け位置を特定するに当たり、少なくとも外装部材3の所定箇所に少なくとも2箇所に貼付用目印部341,341aが設けられ、この貼付用目印部341,341aのいずれか一つに記識別ラベル4の種別に応じて選択して貼り付けてなることにより、それぞれ個別に外装部材3を制作する必要もなく組み付け部品の一つである外装部材3の共用化を図ることができるという効果がある。加えて、外装部材3に識別ラベル4の貼り付け方向を特定するにあたって目印として利用可能なマーク部342、342aを設けたことにより、生産性を高めることが可能な車両用表示装置を提供することができる。
なお本実施形態では、マーク部342,342aとして三角形状や矢印形状としたが、マーク部342,342aの形状は任意であり、マーク部342,342aの形状は、三角形状や矢印形状のように方向判別性を有する形状に限らず、たとえば「上」「下」等の文字などを表記しても良いものであり、識別ラベル4の貼り付け方向を特定できれば良い。
本発明の第1の実施形態による車両用表示装置の正面図。 図1のA−A線断面図。 同実施形態における裏カバー(外装部材)の背面側を示す正面図。 図3の識別ラベルおよびその周辺を拡大して示す拡大正面図。 図4のA−A線断面図。 本発明の第2の実施形態における裏カバー(外装部材)の背面側を示す正面図。 図6のA−A線断面図。 図6の識別ラベルとその識別ラベルおよびその周辺を拡大して示す正面図。
符号の説明
1 表示部材
2 回路基板
3 外装部材
4 識別ラベル
11 計器装置
12 フラットディスプレイパネル
31 表カバー
32 見返し板
33 ケース(ハウジング)
34 裏カバー
341 341a 貼付用目安部
341b シボ加工
342 342a マーク部
BC バーコード
LC 文字コード

Claims (6)

  1. 車両情報を表示する表示部材と、前記表示部材を収容する外装部材と、前記外装部材の外壁面に貼着される識別ラベルと、前記識別ラベルの貼り付け位置を特定するために設けられた貼付用目安部とを備えた車両用表示装置であって、前記識別ラベルの種別に応じて選択して貼り付け位置を特定するに当たり、前記外装部材の所定箇所に、少なくとも二箇所に前記貼付用目安部を設けてなることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記外装部材には、前記識別ラベルの貼り付け方向を特定するに当たり、前記貼付用目安部と隣接する箇所に向きを特定するためのマーク部を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記外装部材が合成樹脂の射出成形体からなり、前記貼付用目安部は前記合成樹脂の射出成形の際に刻設部または突設部による形状にて型成形してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記外装部材が合成樹脂の射出成形体からなり、前記マーク部は前記合成樹脂の射出成形の際に刻設部または突設部による形状に型成形してなることを特徴とする請求項3に記載の車両用表示装置。
  5. 前記外装部材が透明もしくは半透明の合成樹脂の射出成形体からなり、前記貼付用目安部は、前記識別ラベルとは直接接触しない外装部材の裏面側に設けてなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両用表示装置。
  6. 前記貼付用目安部は、細かい凹凸による非光沢面にて形成してなることを特徴とする請求項5に記載の車両用表示装置。
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