JP2009036274A - ローラチェーン - Google Patents

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Abstract

【課題】チェーンに過大張力が作用したり、あるいは高温域でチェーンを使用してクリープ現象が発生してブシュとブシュ孔との嵌合力が低下したとしても、内リンクプレートとブシュとの間にずれが生じないローラチェーンを提供することを目的とする。
【解決手段】ブシュ3は、ブシュ孔5に嵌合される小径部3aと大径部3bとを有し、その境界部分に環状段差部3cを有し、小径部3a先端部分はブシュ最先端側に向けて徐々に肉厚が薄くなる環状薄肉部3dを有している。ブシュ孔5に小径部3aが圧入されたブシュ3は、環状段差部3cがブシュ孔5端縁部に係合し、内リンクプレート外側面4aから突出した小径部3a先端が部分的にかしめられて締鋲され、ブシュ3は環状段差部3cと締鋲部3eとにより内リンクプレート4に固定される。
【選択図】図7

Description

本発明は、動力伝達(伝動)、搬送(コンベヤ)等に用いるローラチェーンに関し、詳しくは、内リンクプレートのブシュ孔にブシュがずれないように嵌合固定されたローラチェーンに関する。
ローラチェーンとして、ローラが回転自在に外嵌されたブシュの両端が一対の内リンクプレートに形成されたブシュ孔に圧入(しまり嵌め)された内リンクと、前記ブシュ内に回転自在に挿入されたピンが一対の外リンクプレートに形成されたピン孔に嵌着された外リンクとからなるローラチェーンが知られている(特許文献1参照。)。
特開2006−2891号公報
前記従来のローラチェーンは、内リンクプレートのブシュ孔にブシュが圧入されているだけであるため、チェーンに過大張力が作用した場合、あるいは高温域でチェーンを使用してクリープ現象が発生した場合、内リンクプレートのブシュ孔が広がり、ブシュとブシュ孔との嵌合力が低下し、内リンクプレートとブシュとの間にずれが生じる。このずれが一対の内リンクプレートのいずれか一方にでも生じて、チェーン使用中に内リンクプレート同士の内幅(間隔)が広がると、内リンクプレートと隣接する外リンクプレートとが面接触して屈曲抵抗が発生し、チェーンが屈曲不良になる、という問題がある。また、逆に内リンクプレート同士の内幅が狭まると、ローラ回転不良が発生する、という問題がある。さらに、このようなチェーン屈曲不良、ローラ回転不良に起因して、チェーンとスプロケットとが噛合い不良を起こし、チェーンがスプロケットに乗り上げる等の不都合な現象を起こすと共に、チェーンが破損する、という問題がある。
そこで、本発明は、前記したような従来技術の問題を解決し、チェーンに過大張力が作用した場合、あるいは高温域でチェーンを使用してクリープ現象が発生した場合でも、内リンクプレートとブシュとの間にずれが生じるのを防止して、チェーンの屈曲不良、ローラ回転不良を防止することができ、これら不良に起因する不都合な現象を回避することができるローラチェーンを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に係る本発明は、ローラが回転自在に外嵌されたブシュの両端が一対の内リンクプレートに形成されたブシュ孔に嵌合固定され、前記ブシュ内に回転自在に挿入されたピンが一対の外リンクプレートに形成されたピン孔に嵌着されてなるローラチェーンにおいて、前記ブシュは、前記ブシュ孔に嵌合される小径部とローラが外嵌される大径部との境界部分に環状段差部を有すると共に、該小径部の先端に徐々に肉薄に形成された環状薄肉部を有し、前記ブシュ孔に前記小径部が圧入されたブシュは、前記環状段差部が該ブシュ孔の内リンクプレートの内側面側端縁部に係合すると共に、該小径部からなるブシュの先端が内リンクプレートの外側面から突出し、前記突出したブシュの先端が部分的に数箇所で等間隔にかしめられることにより前記ブシュ孔の外側に締鋲されているローラチェーン、としたものである。
なお、本発明において、内リンクプレートの外側面とは、外リンクプレートと対峙している内リンクプレート面のことであり、内リンクプレートの内側面とは、ローラと対向する側の内リンクプレート面のことである。
請求項2に係る本発明は、前記請求項1に係る本発明のローラチェーンにおいて、前記内リンクプレートに形成されたブシュ孔の端縁部内周には面取り加工により環状の切欠部が形成され、該ブシュ孔に圧入された前記ブシュの先端が内リンクプレートの外側面から僅かに突出し、該僅かに突出したブシュの先端が部分的に数箇所で等間隔にかしめられることにより締鋲部が該ブシュ孔の環状の切欠部に接して締鋲されている、としたものである。
請求項3に係る本発明は、前記請求項1又は2に係る本発明のローラチェーンにおいて、前記ローラ、ブシュ、ピン、内リンクプレート及び外リンクプレートの材質がステンレス鋼である、としたものである。
請求項1に係る本発明のローラチェーンによれば、ブシュは、ブシュ孔に嵌合される小径部とローラが外嵌される大径部との境界部分に環状段差部を有すると共に、該小径部の先端に徐々に肉薄に形成された環状薄肉部を有し、前記ブシュ孔に前記小径部が圧入されたブシュは、環状段差部が該ブシュ孔の内リンクプレートの内側面側端縁部に係合すると共に、該小径部からなるブシュの先端が内リンクプレートの外側面から突出し、前記突出したブシュの先端が部分的に数箇所で等間隔にかしめられることにより前記ブシュ孔の外側に締鋲されているので、チェーンに過大張力が作用し、あるいはクリープ現象が発生し、内リンクプレートのブシュ孔が広がり、ブシュとブシュ孔との嵌合力が低下した場合でも、環状段差部がブシュ孔の端縁部に係合しているため、内リンクプレート同士の内幅が狭まるのを防止して、ローラ回転不良が発生するのを防止することができる。それと共に、前記内リンクプレートの外側面から突出したブシュの先端が部分的に数箇所で等間隔にかしめられることにより前記ブシュ孔の外側に締鋲されているため、内リンクプレート同士が外側にずれて内幅が広がるのを防止して、屈曲抵抗の発生、チェーンの屈曲不良を防止することができる。その結果、チェーン屈曲不良、ローラ回転不良に起因するスプロケットとの噛合い不良を回避することができ、ひいてはチェーン破損を防止することができる。
また、前記突出したブシュの先端は部分的に数箇所で等間隔にかしめられることにより前記ブシュ孔の外側に締鋲されるが、ブシュの先端部分が肉厚が薄い環状薄肉部であるため、小さいかしめ力で締鋲することができる。さらに、ブシュ先端が内リンクプレートの外側面から突出することとなり、突出したブシュの最先端が外リンクプレートに当接するため、ブシュとピンとの間のオイルが抜け出しにくくなる。その結果、ローラチェーンの耐摩耗性向上、チェーン伸び抑制を図ることができると共に、外リンクプレートに当接するブシュ最先端が環状薄肉部であるため、接触面積が小さく、チェーン屈曲時における屈曲抵抗を減少させることができる。
請求項2に係る本発明のローラチェーンによれば、内リンクプレートに形成されたブシュ孔の端縁部内周には面取り加工により環状の切欠部が形成され、該ブシュ孔に圧入されたブシュの先端が内リンクプレートの外側面から僅かに突出し、該僅かに突出したブシュの先端が部分的に数箇所で等間隔にかしめられることにより、締鋲部が該ブシュ孔の環状の切欠部に接して締鋲されるので、内リンクプレートの外側面から突出するブシュの先端が僅かで、しかも先端部分の環状薄肉部の肉厚が薄いため、小さいかしめ力で締鋲することができると共に、締鋲に際してブシュ内径が縮小するのを防止することができる。
また、内リンクプレートのブシュ孔端縁部内周には面取り加工により環状の切欠部が形成されているので、環状の切欠部を案内にしてブシュ先端がかしめられて締鋲されるため、締鋲部を内リンクプレートのプレート面から高くしないで締鋲することが可能となり、内リンクプレートの外側面から突出するブシュ先端の突出量が僅かでも、ブシュ最先端を外リンクプレートに当接させることができる。
請求項3に係る本発明のローラチェーンによれば、前記ローラ、ブシュ、ピン、内リンクプレート及び外リンクプレートの材質をステンレス鋼としたので、内リンクプレート及び外リンクプレートのクリープが抑制されローラチェーンを耐熱使用可能のものとすることができる。
本発明の実施例1を図1〜図9に基づいて説明する。ローラチェーン1は、図1〜図3、図7等に示すように、ローラ2が回転自在に外嵌されたブシュ3の両端が一対の内リンクプレート4,4にそれぞれ形成された一対のブシュ孔5,5に嵌合固定され、ブシュ3内に回転自在に挿入されたピン6(又は延長ピン9)が一対の外リンクプレート7,7にそれぞれ形成された一対のピン孔8,8に嵌着されてなるものである。なお、延長ピン9はアタッチメントを別体として取り付ける場合のピンであり、図1〜図3における符号10は内リンクプレート4に備えられたアタッチメントである。
内リンクプレート4は、図4、図5に示すように、その表裏両面が外リンクプレート7に対峙する外側面4aとローラ2に対向する内側面4bとを有する。内リンクプレート4に形成されたブシュ孔5の外側面4a側の端縁部内周には、面取り加工により環状の切欠部5aが形成され、この環状の切欠部5aは外側面4a側に向けて徐々に内径が大きくなる末広状になっている。この環状の切欠部5aは、内リンクプレート4の少なくとも外リンクプレート7に対向する外側面4a側に形成されていればよく、反対側の内側面4b側は面取り加工されてなくてもよい。なお、環状の切欠部5aがブシュ孔5の両端縁部、すなわち外側面4a側及び内側面4b側に形成されている場合は、チェーン製造時に内リンクプレート4の表裏を区別する必要がないため、組み立て工程を簡略化することができる。
内リンクプレート4のブシュ孔5に嵌合されるブシュ3は、図6に示すように、ブシュ孔5に嵌合する小径部3aとローラ2が外嵌される大径部3bとを有し、小径部3aと大径部3bとの境界部分で形成された環状段差部3cを有する。また、ブシュ3の小径部3a先端部分は、ブシュ最先端側に向けて徐々に肉厚が薄くなる環状薄肉部3dを有している。
このブシュ3をブシュ孔5に嵌合するときは、ブシュ3の小径部3aを圧入し、環状段差部3cをブシュ孔5の内リンクプレート内側面4b側の端縁部に当接させ、ブシュ3の小径部3aを内リンクプレート4の外側面4aから僅かに突出させる(図9参照。)。このようにブシュ孔5に嵌合されたブシュ3は、図8,図10に示すように、環状薄肉部3dが部分的に等間隔でかしめられ、4箇所の締鋲部3eが環状の切欠部5aに接するように締鋲(十文字締鋲)される。なお、ここではブシュ3の先端を内リンクプレート4の外側面4aから僅かに突出させているがどの程度突出させるかは任意である。
上記のように、ブシュ3の環状薄肉部3dを部分的にかしめるときは、環状薄肉部3dに切れ目が生じないように、またブシュ3の内径が縮小しないように、かしめ工具、例えばかしめパンチ、締鋲ぱんち、かしめ金型などでブシュ孔5の環状の切欠部5aを案内にして塑性変形させてかしめる。
上記構成からなるローラチェーン1の作用効果は以下のとおりである。ブシュ3の小径部3が内リンクプレート4のブシュ孔5に圧入され、ブシュ3外周の環状段差部3cがブシュ孔5の内リンクプレート内側面4b側の端縁部に当接して係合し、また、内リンクプレート4の外側面4aから僅かにブシュ3の小径部3a先端が突出し、この突出したブシュ3先端の環状薄肉部3dが4箇所でかしめられることにより締鋲されているので、ブシュ3をブシュ孔5に強固に嵌合固定することができる。
ローラチェーンに過大張力が作用したり、あるいは高温域でローラチェーンを使用してクリープ現象が発生して、内リンクプレート4のブシュ孔5が広がり、ブシュ3とブシュ孔5との嵌合力が低下したとしても、ブシュ孔5に嵌合されているブシュ3は、環状段差部3cと4箇所の締鋲部3eとにより固定されているため、ブシュ3とブシュ孔5とでずれが生じることはなく、ブシュ3と内リンクプレート4とがずれないようになる。
その結果、内リンクプレート4,4同士の内幅(間隔)が広がるのを防止することができ、屈曲抵抗の発生、チェーン屈曲不良を防止することができると共に、内リンクプレート4,4同士の内幅(間隔)が狭まるのを防止することができ、ローラ2の回転不良が発生するのを防止することができる。そのためチェーン屈曲不良、ローラ回転不良に起因するスプロケットとの噛合い不良を回避することができ、ひいてはチェーン破損を防止することができる。
また、突出したブシュ3の先端が部分的に数箇所で等間隔にかしめられることにより締鋲されるが、ブシュ3先端部分の肉厚が薄い環状薄肉部3dであるため、小さいかしめ力で締鋲することができる。さらに、ブシュ最先端3fを外リンクプレート7に当接するようにすることができ、この場合ブシュ3とピン6との間のオイルが抜け出しにくくなり、その結果、ローラチェーン1の耐摩耗性向上、チェーン伸び抑制を図ることができると共に、ブシュ先端が環状薄肉部3dで形成されているため、ブシュ最先端3fと外リンクプレート7との接触面積が小さく、チェーン屈曲時における屈曲抵抗を減少させることができる。
内リンクプレート4のブシュ孔5には、外側面4a側の端縁部内周に面取り加工により環状の切欠部5aが形成され、ブシュ孔5に圧入されたブシュ3の先端が内リンクプレート4の外側面4aから僅かに突出している場合、この僅かに突出したブシュ3先端が部分的に4箇所で等間隔にかしめられることによりブシュ孔5の環状の切欠部5aに接して締鋲されるので、小さいかしめ力で締鋲することができると共に、締鋲に際してブシュ内径が縮小するのを防止することができる。
内リンクプレート4のブシュ孔5端縁部内周には面取り加工により環状の切欠部5aが形成されているので、環状の切欠部5aを案内にしてブシュ3先端がかしめられて塑性変形により締鋲されるため、締鋲部3eを内リンクプレートの外側面4aから高く突出させることなく締鋲することが可能となり、内リンクプレートの外側面4aから突出するブシュ先端の突出量が僅かでも、ブシュ最先端3fを外リンクプレート5に当接させることができる。
本発明の実施例2を図10〜図12に基づいて説明する。実施例2のローラチェーンは、前記実施例1のローラチェーンと内リンクプレートのブシュ孔の形状、ブシュ先端の内リンクプレートの外側面からの突出量が大きい点で構成が相違し、他の構成は相違しない。そこで、実施例1と共通する部材には適宜同一符号を付して相違する点を主として以下説明する。
ローラチェーン1を構成する内リンクプレート14のブシュ孔15は、前記実施例1のものと相違して、ブシュ孔15の端縁部内周には面取り加工がされていない。また、ブシュ3は、前記実施例1と同じように、ブシュ孔15に嵌合する小径部3aとローラ2が外嵌される大径部3bとを有し、小径部3aと大径部3bとの境界部分で形成された環状段差部3cを有し、ブシュ3の小径部3a先端部分は、ブシュ最先端側に向けて徐々に肉厚が薄くなる環状薄肉部3dを有している(図6参照。)。
ブシュ3をブシュ孔15に嵌合するときは、ブシュ3の小径部3aを圧入し、環状段差部3cをブシュ孔15の内リンクプレート内側面14b側の端縁部に当接させ、ブシュ3の小径部3aを内リンクプレート14の外側面14aから大きく突出させる(図12参照。)。このようにブシュ孔15に嵌合されたブシュ3は、環状薄肉部3dが部分的に等間隔でかしめられ、4箇所の締鋲部3eで締鋲(十文字締鋲)される(図11参照。)。
上記のように構成されたローラチェーンは、前記実施例1のローラチェーンと同等の効果を奏するが、さらに加えて次の効果を奏する。内リンクプレート14の面取り加工されていないブシュ孔15に小径部3eが圧入され、内リンクプレート外側面14aから突出したブシュ3の先端が部分的に数箇所で等間隔にかしめられて締鋲されるが、ブシュ孔15に面取り部がないため、締鋲部3eの形成時における大きなかしめ力にブシュ孔15が耐えられるので、内リンクプレート外側面14aから突出するブシュ先端の突出量を大きくして締鋲部3eの締鋲代を大きくすることができ、その結果、内リンクプレート14同士の広がりを確実に防止することができる。
以上実施例1,2として、内リンクプレートから突出するブシュ先端を4箇所でかしめるものについて説明したが、2箇所以上、数箇所でかしめても構わない。また、ローラチェーン1を構成するローラ2、ブシュ3、ピン6、内リンクプレート4及び外リンクプレート7等の部材の材質としては普通鋼でも構わないが、これら部材を特殊鋼であるステンレス鋼とすることが好ましく、ステンレス鋼とした場合、内リンクプレート4及び外リンクプレート7のクリープが抑制されローラチェーンを耐熱使用可能のものとすることができる。
本発明実施例1のローラチェーンの一部平面図である。 ローラチェーンの一部正面図である。 図2のX−X矢視方向断面図である。 内リンクプレートの平面図である。 内リンクプレートの断面図である。 ブシュの断面図である。 ローラチェーンの要部断面図である。 ブシュの環状薄肉部が部分的に締鋲された内リンクプレートの平面図である。 図8に示す内リンクプレートの側面図である。 本発明実施例2のローラチェーンの要部断面図である。 ブシュの環状薄肉部が部分的に締鋲された内リンクプレートの平面図である。 図11に示す内リンクプレートの側面図である。
符号の説明
1 ローラチェーン 2 ローラ
3 ブシュ 3a 小径部
3b 大径部 3c 環状段差部
3d 環状薄肉部 3e 締鋲部
3f ブシュ最先端 4 内リンクプレート
4a 内リンクプレートの外側面 4b 内リンクプレートの内側面
5 ブシュ孔 5a 環状の切欠部
6 ピン 7 外リンクプレート
8 ピン孔 9 延長ピン
10 アタッチメント
14 内リンクプレート 14a 内リンクプレートの外側面
14b 内リンクプレートの内側面 15 ブシュ孔

Claims (3)

  1. ローラが回転自在に外嵌されたブシュの両端が一対の内リンクプレートに形成されたブシュ孔に嵌合固定され、前記ブシュ内に回転自在に挿入されたピンが一対の外リンクプレートに形成されたピン孔に嵌着されてなるローラチェーンにおいて、
    前記ブシュは、前記ブシュ孔に嵌合される小径部とローラが外嵌される大径部との境界部分に環状段差部を有すると共に、該小径部の先端に徐々に肉薄に形成された環状薄肉部を有し、
    前記ブシュ孔に前記小径部が圧入されたブシュは、前記環状段差部が該ブシュ孔の内リンクプレートの内側面側端縁部に係合すると共に、該小径部からなるブシュの先端が内リンクプレートの外側面から突出し、
    前記突出したブシュの先端が部分的に数箇所で等間隔にかしめられることにより前記ブシュ孔の外側に締鋲されていることを特徴とするローラチェーン。
  2. 前記内リンクプレートに形成されたブシュ孔の端縁部内周には面取り加工により環状の切欠部が形成され、該ブシュ孔に圧入された前記ブシュの先端が内リンクプレートの外側面から僅かに突出し、該僅かに突出したブシュの先端が部分的に数箇所で等間隔にかしめられることにより締鋲部が該ブシュ孔の環状の切欠部に接して締鋲されていることを特徴とする請求項1記載のローラチェーン。
  3. 前記ローラ、ブシュ、ピン、内リンクプレート及び外リンクプレートの材質がステンレス鋼であることを特徴とする請求項1又は2記載のローラチェーン。
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