JP2008273467A - スタビライザブッシュおよびスタビライザブッシュの取付構造 - Google Patents

スタビライザブッシュおよびスタビライザブッシュの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2008273467A
JP2008273467A JP2007122149A JP2007122149A JP2008273467A JP 2008273467 A JP2008273467 A JP 2008273467A JP 2007122149 A JP2007122149 A JP 2007122149A JP 2007122149 A JP2007122149 A JP 2007122149A JP 2008273467 A JP2008273467 A JP 2008273467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stabilizer
stabilizer bush
bracket
elastic body
rubber elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007122149A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4142724B1 (ja
Inventor
Hiroshi Ando
洋 安藤
Takashi Fujisawa
隆 藤沢
Soji Niwa
聡司 丹羽
Yasushi Kiyuusawa
康氏 九澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Toyota Motor Corp
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd, Toyo Tire and Rubber Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2007122149A priority Critical patent/JP4142724B1/ja
Priority to PCT/JP2007/001385 priority patent/WO2008139511A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4142724B1 publication Critical patent/JP4142724B1/ja
Publication of JP2008273467A publication Critical patent/JP2008273467A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/02Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
    • F16F1/14Torsion springs consisting of bars or tubes
    • F16F1/16Attachments or mountings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G21/00Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
    • B60G21/02Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
    • B60G21/04Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
    • B60G21/05Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
    • B60G21/055Stabiliser bars
    • B60G21/0551Mounting means therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/38Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
    • F16F1/3863Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type characterised by the rigid sleeves or pin, e.g. of non-circular cross-section
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/10Mounting of suspension elements
    • B60G2204/12Mounting of springs or dampers
    • B60G2204/122Mounting of torsion springs
    • B60G2204/1222Middle mounts of stabiliser on vehicle body or chassis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/41Elastic mounts, e.g. bushings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

【課題】スタビライザバーにスタビライザブッシュを組み付ける際の作業性を向上する。
【解決手段】スタビライザブッシュ10は、筒状に成形されたゴム弾性体30の軸方向に沿ってスタビライザバーが挿通される挿通孔20が設けられ、ゴム弾性体30の外周面18に装着されるブラケットにより車体に固定される。スタビライザブッシュ10は、ゴム弾性体30の外周面18より挿通孔20に至るように設けられたスタビライザバー取付用の切り割り部16と、軸方向に異なる位置であって、且つ切り割り部16を挟んだ位置に設けられた一対の指掛け部12、14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、スタビライザバーを保持するスタビライザブッシュ、およびスタビライザブッシュをブラケットにて車体に固定するようになしたスタビライザブッシュの取付構造に関する。
従来から、車両の左右の車輪間にコの字状のスタビライザバーを設け、旋回時などに車両が傾斜した場合のスタビライザバーのねじれに対する復元力により車両の傾斜を抑制するスタビライザ装置が知られている。スタビライザ装置において、スタビライザバーは、通常スタビライザブッシュを介して車体に取り付けられる(たとえば特許文献1、特許文献2参照)。
実開昭63−39011号公報 特開平5−77632号公報
ところで、スタビライザバーにスタビライザブッシュを組み付けるために、スタビライザブッシュには組み付け用の切り割り部が設けられる。作業者は、その切り割り部からスタビライザブッシュを拡開して、スタビライザバーにスタビライザブッシュを組み付ける。しかしながら、スタビライザブッシュは、合成ゴム等の剛性の高い材料によって形成されるため、作業者が切り割り部を拡開し難く、組み付けの作業性が悪かった。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、スタビライザバーにスタビライザブッシュを組み付ける際の作業性を向上できる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のスタビライザブッシュは、筒状に成形されたゴム弾性体の軸方向に沿ってスタビライザバーが挿通される挿通孔が設けられ、ゴム弾性体の外周面に装着されるブラケットにより車体に固定されるスタビライザブッシュであって、ゴム弾性体の外周面より挿通孔に至るように設けられたスタビライザバー取付用の切り割り部と、軸方向に異なる位置であって、且つ切り割り部を挟んだ位置に設けられた一対の指掛け部と、を備える。ゴム弾性体は、軸方向両端部において径方向に張り出した一対のフランジ部を備え、フランジ部に指掛け部が設けられてもよい。
この態様によると、一対の指掛け部を設けたことにより、作業者は、指掛け部に指を掛けて切り割り部を拡開することができる。切り割り部を拡開する作業が容易となるので、スタビライザバーにスタビライザブッシュを組み付ける際の作業性を向上できる。
フランジ部は、挿通孔中心軸を挟んで切り割り部と対向する位置周辺に薄肉で形成された部分を有してもよい。この場合、切り割り部の拡開に要する力が小さくなるので、切り割り部を拡開する作業がより容易となり、組み付けの作業性をさらに向上できる。
一対のフランジ部の間のゴム弾性体外周面上に、当該スタビライザブッシュがブラケットに対して相対回転するのを防止するための第1ストッパ突起部が設けられてもよい。フランジ部に、当該スタビライザブッシュがブラケットに対して相対回転するのを防止するための第2ストッパ突起部が設けられてもよい。これらの場合、スタビライザブッシュがブラケットに対して相対回転する事態を防止できる。
本発明の別の態様は、スタビライザブッシュの取付構造である。このスタビライザブッシュの取付構造は、スタビライザブッシュをブラケットにて車体に固定するようになしたスタビライザブッシュの取付構造であって、スタビライザブッシュは、筒状に成形されたゴム弾性体と、ゴム弾性体の軸方向に沿って設けられたスタビライザバーが挿通される挿通孔と、ゴム弾性体の外周面より挿通孔に至るように設けられたスタビライザバー取付用の切り割り部と、軸方向に異なる位置であって、且つ切り割り部を挟んだ位置に設けられた一対の指掛け部と、スタビライザブッシュがブラケットに対して相対回転するのを防止するための第1ストッパ突起部と、を備える。ブラケットは、スタビライザブッシュの第1ストッパ突起部と嵌合する嵌合部を備える。
この態様によると、スタビライザブッシュの第1ストッパ突起部とブラケットの嵌合部が嵌合することにより、スタビライザブッシュがブラケットに対して相対回転することを防止できる。
スタビライザブッシュは、ゴム弾性体の軸方向両端部より径方向に張り出したフランジ部と、当該スタビライザブッシュがブラケットに対して相対回転するのを防止するためにフランジ部に設けられた第2ストッパ突起部と、を備え、ブラケットは、スタビライザブッシュの第2ストッパ突起部と当接するブラケットフランジ部を備えてもよい。この場合、スタビライザブッシュの第2ストッパ突起部とブラケットのブラケットフランジ部が当接することにより、さらに効果的にスタビライザブッシュがブラケットに対して相対回転することを防止できる。
本発明によれば、スタビライザバーにスタビライザブッシュを組み付ける際の作業性を向上できる。
図1は、本発明の実施の形態に係るスタビライザブッシュ10を示す図である。スタビライザブッシュ10は、円筒状に成形されたゴム弾性体30により構成される。ゴム弾性体30には、軸方向に沿ってスタビライザバーが挿通される挿通孔20が設けられる。挿通孔20は、ゴム弾性体30の軸方向両端間を貫通して設けられている。挿通孔20は、挿通されたスタビライザバーが回動可能となるように形成される。ゴム弾性体30を形成するゴム材料は、特に限定されず、一般的な天然ゴムや、合成ゴムであってよい。また、挿通孔20の壁面部を、自己潤滑ゴムにより形成してもよい。この場合、耐摩耗性を向上させるとともに異音の発生も抑制することができる。
ゴム弾性体30の軸方向両端部には、その外周縁から径方向に張り出した一対のフランジ部24、25が形成されている。フランジ部24、25は、一部が切り欠かれた円形状で、ゴム弾性体30の軸方向に所定の厚みを有している。スタビライザブッシュ10が車体に組み付けられる際には、フランジ部24、25に挟まれたゴム弾性体30の外周面18が、後述するブラケットおよび車体に装着される装着部となる。外周面18には、スタビライザブッシュ10がブラケットに対して相対回転するのを防止するための第1ストッパ突起部22が設けられる。この第1ストッパ突起部22は、挿通孔20の中心軸を中心として切り割り部16から時計回りに90度の位置に、ゴム弾性体30の軸方向に沿ってフランジ部24、25間にライン状に設けられている。なお、図1では図示されていないが、挿通孔20の中心軸を中心として切り割り部16から反時計回りに90度の位置にも、第1ストッパ突起部が設けられている。
ゴム弾性体30には、挿通孔20より外周面18に至る切り割り部16が設けられる。切り割り部16は、ゴム弾性体30の軸方向の全長に亘って設けられており、ゴム弾性体30を分断している。この切り割り部16を開くことにより、ゴム弾性体30は、挿通孔20の中心軸を挟んで切り割り部16と対向する部位を支点として、第1ブッシュ部34と第2ブッシュ部36の2つの領域に分割される。
本実施の形態に係るスタビライザブッシュ10においては、切り割り部16を拡開する際に作業者が指を掛けるための一対の指掛け部12、14が設けられる。指掛け部12、14は、ゴム弾性体30の軸方向に異なる位置であって、且つ切り割り部16を挟んだ位置に設けられる。図示の状態で、指掛け部12は、切り割り部16の近傍且つ上側に、指掛け部14は、切り割り部16の近傍且つ下側に設けられており、切り割り部16を挟んでいる。本実施の形態においては、指掛け部12、14は、それぞれフランジ部24、25に設けられる。すなわち、一方の指掛け部12は、第1ブッシュ部34のフランジ部24に、他方の指掛け部14は、第2ブッシュ部36のフランジ部25に設けられる。指掛け部12、14は、フランジ部24、25の外周面において指を沿わせて掛けやすいように、凸状に形成される。指掛け部12、14は、挿通孔20の中心軸を中心として切り割り部16から45度以内となる位置に設けられることが好ましい。
図2は、スタビライザブッシュ10を拡開している様子を示す図である。スタビライザブッシュ10をスタビライザバーに組み付ける際に、作業者は、たとえば図2に示すように、右手人差し指を指掛け部12に掛け、左手人差し指を指掛け部14に掛ける。そして、指掛け部12、14に互いに逆方向に力を掛けて切り割り部16を拡開し、スタビライザバーを挿通孔20に嵌め入れる。指掛け部12、14の径方向への高さは、指を掛けやすい程度の高さ、たとえば、10mm〜20mm程度とすることが好ましい。このように、本実施の形態に係るスタビライザブッシュ10では、一対の指掛け部12、14を設けることにより、作業者は、指掛け部12、14に指を掛けて切り割り部16を拡開することができる。切り割り部16を拡開する作業が容易となるので、スタビライザバーにスタビライザブッシュ10を組み付ける際の作業性を向上できる。
図3は、本実施の形態に係るスタビライザブッシュ10の側面図である。図3に示すように、スタビライザブッシュ10のフランジ部25は、挿通孔20の中心軸を挟んで切り割り部16と対向する部位周辺が直線上に切り欠かれており、薄肉に形成されている。もう一方のフランジ部24も、同様の部位周辺が薄肉に形成されている。このように、フランジ部24、25の一部を薄肉に形成することにより、切り割り部16の拡開に要する力を小さくできるので、指掛け部12、14を設けたことと合わせて、組み付けの作業性をさらに向上できる。
フランジ部25には、指掛け部14の他に、爪部28と、2つの第2ストッパ突起部26、27と、が設けられている。爪部28は、挿通孔20の中心軸を挟んで切り割り部16と対向する部位に設けられており、スタビライザブッシュ10を車体に組み付ける際に、ブラケットを仮固定するために用いられる。第2ストッパ突起部26、27は、スタビライザブッシュ10がブラケットに対して相対回転するのを防止するために設けられる。一方の第2ストッパ突起部26は、挿通孔20の中心軸を中心として、切り割り部16から時計回りに90度の位置に設けられており、他方の第2ストッパ突起部27は、挿通孔20の中心軸を中心として、切り割り部16から反時計回りに90度の位置に設けられている。
図4は、スタビライザブッシュ10取付用のブラケット50を示す図である。ブラケット50は、長方形状の金属板をプレス加工することにより形成される。ブラケット50は、半割円筒形状のブッシュ保持部52と、ブッシュ保持部52の長さ方向両端部から所定の角度をつけて長さ方向外方に延びた取付部54、56と、を備える。取付部54、56には、それぞれボルト孔58、60が設けられる。ブッシュ保持部52は、その内周面形状が、スタビライザブッシュ10の外周面18と対応するように形成される。さらに、ブラケット50は、その幅方向両端部に、ブラケットフランジ62、64が設けられる。このブラケットフランジ62、64は、ブラケット50の幅方向両端部をL字状に折り曲げることにより形成されている。ブラケットフランジ62、64を設けることにより、ブラケット50の強度を高めることができる。
図5は、スタビライザブッシュ10を車体80に取り付けた状態を示す側面図である。スタビライザバー70を車体80に組み付ける際には、まず、図2に示すようにスタビライザブッシュ10の切り割り部16を拡開して、挿通孔20にスタビライザバー70を挿入する。次に、スタビライザブッシュ10の爪部28をブラケット50のブラケットフランジ62に引っ掛け、スタビライザブッシュ10とブラケット50とを仮固定する。その後、ボルト孔58、60にボルト66、68を挿入し、スタビライザブッシュ10の外周面18を車体80の所定の取付位置に押し付け、車体80側からナット72、74を螺合して締め付けることにより、取り付けられる。
本実施の形態では、図5に示すように、スタビライザブッシュ10の第2ストッパ突起部26、27が、ブラケット50のブラケットフランジ62と当接している。これにより、スタビライザブッシュ10がブラケット50に対して相対回転するのが防止される。スタビライザブッシュ10がブラケット50に対して相対的に回転してしまうと、適切な装着状態が確保されず、またスタビライザブッシュ10がブラケット50から外れてしまうおそれがある。本実施の形態のように、スタビライザブッシュ10に第2ストッパ突起部26、27を、ブラケット50にブラケットフランジ62を設け、第2ストッパ突起部26、27とブラケットフランジ62が当接するように両者を取り付けることにより、スタビライザブッシュ10がブラケット50に対して相対回転するのが防止され、上述のような事態を防ぐことができる。
図6は、スタビライザブッシュ10を車体80に取り付けた状態を示す断面図である。図6は、スタビライザブッシュ10の外周面18を、軸方向に直交する面で切断した断面図である。車体80のスタビライザブッシュ取付位置には、スタビライザブッシュ10を保持可能なように、スタビライザブッシュ10の外周面18に対応した形状の凹部82が形成されている。
スタビライザブッシュ10の外周面18には、第1ストッパ突起部22、23が設けられている。本実施の形態では、図6に示すように、ブラケット50と車体80とにより形成された嵌合部84、86に、第1ストッパ突起部22、23が嵌合している。これらの嵌合部84、86は、ブラケット50、車体80をプレス加工した際に、折り曲げ部に生じる曲げRを利用したものである。このように、第1ストッパ突起部22、23が嵌合部84、86と嵌合することにより、第2ストッパ突起部26、27と合わせて、スタビライザブッシュ10がブラケット50に対して相対回転することがさらに効果的に防止される。また、本実施の形態では、ブラケット50および車体80をプレス加工した際に生じる曲げRを利用して、嵌合部84、86を形成しているので、嵌合部84または車体80に第1ストッパ突起部22、23を嵌合するための溝部を形成する必要がない。従って、ブラケット50、車体80を安価に製造できる。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。これらの実施形態は例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
たとえば、上述の実施の形態では、凸形状の指掛け部12、14を形成したが、指掛け部の形状は凸形状に限られるものではなく、たとえば凹形状であってもよい。また、一対の指掛け部の一方を凸形状に、他方を凹形状にしてもよい。
また、上述の実施の形態では、スタビライザブッシュ10のゴム弾性体30を円筒形状としたが、車体に当接される平面部を有する断面U字形状のゴム弾性体を用いてスタビライザブッシュを構成してもよい。
また、上述の実施の形態では、ブラケット50および車体80をプレス加工した際に生ずる曲げRを利用して嵌合部84、86を形成したが、ブラケット50または車体80に溝部を形成することにより、嵌合部を形成してもよい。
本発明の実施の形態に係るスタビライザブッシュを示す図である。 スタビライザブッシュを拡開している様子を示す図である。 本実施の形態に係るスタビライザブッシュの側面図である。 スタビライザブッシュ取付用のブラケットを示す図である。 スタビライザブッシュを車体に取り付けた状態を示す側面図である。 スタビライザブッシュを車体に取り付けた状態を示す断面図である。
符号の説明
10 スタビライザブッシュ、 12、14 指掛け部、 16 切り割り部、 18 外周面、 20 挿通孔、 22、23 第1ストッパ突起部、 24、25 フランジ部、 26、27 第2ストッパ突起部、 28 爪部、 30 ゴム弾性体、 50 ブラケット、 62、64 ブラケットフランジ、 70 スタビライザバー、 80 車体、 84、86 嵌合部。

Claims (7)

  1. 筒状に成形されたゴム弾性体の軸方向に沿ってスタビライザバーが挿通される挿通孔が設けられ、前記ゴム弾性体の外周面に装着されるブラケットにより車体に固定されるスタビライザブッシュであって、
    前記ゴム弾性体の外周面より前記挿通孔に至るように設けられたスタビライザバー取付用の切り割り部と、
    軸方向に異なる位置であって、且つ前記切り割り部を挟んだ位置に設けられた一対の指掛け部と、
    を備えることを特徴とするスタビライザブッシュ。
  2. 前記ゴム弾性体は、軸方向両端部において径方向に張り出した一対のフランジ部を備え、前記フランジ部に前記指掛け部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のスタビライザブッシュ。
  3. 前記フランジ部は、挿通孔中心軸を挟んで前記切り割り部と対向する位置周辺に薄肉で形成された部分を有することを特徴とする請求項2に記載のスタビライザブッシュ。
  4. 一対の前記フランジ部の間のゴム弾性体外周面上に、当該スタビライザブッシュがブラケットに対して相対回転するのを防止するための第1ストッパ突起部が設けられることを特徴とする請求項2または3に記載のスタビライザブッシュ。
  5. 前記フランジ部に、当該スタビライザブッシュがブラケットに対して相対回転するのを防止するための第2ストッパ突起部が設けられることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のスタビライザブッシュ。
  6. スタビライザブッシュをブラケットにて車体に固定するようになしたスタビライザブッシュの取付構造であって、
    前記スタビライザブッシュは、筒状に成形されたゴム弾性体と、
    前記ゴム弾性体の軸方向に沿って設けられたスタビライザバーが挿通される挿通孔と、
    前記ゴム弾性体の外周面より前記挿通孔に至るように設けられたスタビライザバー取付用の切り割り部と、
    軸方向に異なる位置であって、且つ前記切り割り部を挟んだ位置に設けられた一対の指掛け部と、
    前記スタビライザブッシュが前記ブラケットに対して相対回転するのを防止するための第1ストッパ突起部と、を備え、
    前記ブラケットは、前記スタビライザブッシュの第1ストッパ突起部と嵌合する嵌合部を備えることを特徴とするスタビライザブッシュの取付構造。
  7. 前記スタビライザブッシュは、前記ゴム弾性体の軸方向両端部より径方向に張り出したフランジ部と、当該スタビライザブッシュがブラケットに対して相対回転するのを防止するために前記フランジ部に設けられた第2ストッパ突起部と、を備え、
    前記ブラケットは、前記スタビライザブッシュの第2ストッパ突起部と当接するブラケットフランジ部を備えることを特徴とする請求項6に記載のスタビライザブッシュの取付構造。
JP2007122149A 2007-05-07 2007-05-07 スタビライザブッシュおよびスタビライザブッシュの取付構造 Active JP4142724B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007122149A JP4142724B1 (ja) 2007-05-07 2007-05-07 スタビライザブッシュおよびスタビライザブッシュの取付構造
PCT/JP2007/001385 WO2008139511A1 (ja) 2007-05-07 2007-12-12 スタビライザブッシュおよびスタビライザブッシュの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007122149A JP4142724B1 (ja) 2007-05-07 2007-05-07 スタビライザブッシュおよびスタビライザブッシュの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4142724B1 JP4142724B1 (ja) 2008-09-03
JP2008273467A true JP2008273467A (ja) 2008-11-13

Family

ID=39787788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007122149A Active JP4142724B1 (ja) 2007-05-07 2007-05-07 スタビライザブッシュおよびスタビライザブッシュの取付構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4142724B1 (ja)
WO (1) WO2008139511A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013001225A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Toyota Motor Corp 車両用サスペンション装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101766111B1 (ko) * 2016-01-19 2017-08-07 현대자동차주식회사 내부 구성요소의 회전이 가능한 부시와 이를 구비한 스태빌라이저 바 어셈블리
CN107489678B (zh) * 2016-06-13 2023-09-01 上海炫仁机械设备有限公司 一种汽车稳定杆的连接杆与衬套自动装配机构

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2874399B2 (ja) * 1991-09-18 1999-03-24 日産自動車株式会社 スタビライザ取付装置
JPH09177853A (ja) * 1995-12-27 1997-07-11 Toyota Motor Corp ブシュ構造
JP2003172389A (ja) * 2001-12-06 2003-06-20 Fuji Heavy Ind Ltd 軸部材取付用ブッシュ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013001225A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Toyota Motor Corp 車両用サスペンション装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2008139511A1 (ja) 2008-11-20
JP4142724B1 (ja) 2008-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5191960B2 (ja) 車両用サンバイザ
JP6255033B2 (ja) 止め具
JP2010133543A (ja) コルゲートチューブのクランプ
JP5933278B2 (ja) 被支持体及びフローティング支持構造
JP2010112420A (ja) カバー等の取付部材を取付けるためのクリップ
JP4142724B1 (ja) スタビライザブッシュおよびスタビライザブッシュの取付構造
JP2007285319A (ja) クリップ、及びクリップとカバー体の取付構造
JPH10259884A (ja) 配線、配管類の保持クリップ
JP6155236B2 (ja) 車両用ペダル装置の軸受部構造およびブッシュ
JP2006242206A (ja) 締結部材
JP6140540B2 (ja) アダプタ
JP6192844B2 (ja) ブレーキディスクアセンブリ用の接続手段
JP4509009B2 (ja) オイルフィルタの取付構造及びこれに使用するクリップ
JP2005188623A (ja) クリップ
JP5061681B2 (ja) ファンモーター
JP4004507B2 (ja) スタビライザブッシュ
JP2007321877A (ja) ホース端末金具の固定用ブラケット及びその成形法
KR20060002075A (ko) 시트 마운팅용 와셔
JP7280813B2 (ja) 留め具
JP2019039474A (ja) パイプ取付ブラケット
JP6699086B2 (ja) ブラケット
JP5427432B2 (ja) 軒樋支持具、これに用いる取付基板および取付杆
WO2012137777A1 (ja) 保持具
JP2017046441A (ja) クランプ及びクランプ付電線
JP2024126586A (ja) 締結部材用の取付部材

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080610

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080612

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4142724

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250