JP2009036256A - 水系液圧緩衝器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水系液圧緩衝器における潤滑をシリンダ体内に収容されている少量の潤滑油で恒久的に保障することを可能にする。
【解決手段】 シリンダ体1の上端部の内側にあってこのシリンダ体1内に収容の水系の作動液Wよりも比重を軽くしこの水系の作動液Wと液面W1を境にしながら分離されてロッドガイド3の下端に溜る潤滑油Oを有し、メインシール4におけるオイル掻き落し部4aの下方となるロッドガイド3における内周側の上端部に軸芯部にロッド体2を挿通させる液溜り凹部Aが形成され、この液溜り凹部Aにロッド体2とロッドガイド3との間に出現する漏れ隙間を介してシリンダ体1内から流入される潤滑油Oを収容させ、液溜り凹部Aに上記の漏れ隙間を介してのシリンダ体1内からの水系の作動液W流入を許容し、液溜り凹部Aに流入された水系の作動液Wの液溜り凹部A外への流出を可能にしてなる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、水系液圧緩衝器に関し、特に、油系の作動液に代えて水系の作動液を利用して振動吸収などの減衰作用をする水系液圧緩衝器の改良に関する。
たとえば、車両の四輪各部に配設されて走行中の車両に入力される路面振動を吸収するなどの減衰作用を具現化するものとして、従来から油系の作動液を利用する液圧緩衝器たる油圧緩衝器が提案され、また、多用されている。
その一方で、近年では、工業製品たる油圧緩衝器は、利用時にもちろんであるが、廃棄処分する場合にも環境負荷を小さくすることが要請される傾向にあり、そのため、たとえば、特開2006‐104231公報にあるように、環境負荷を小さくする作動油の提案がなされるに至っている。
しかし、環境負荷を小さくすると言っても、作動油である限りには、問題が残ることは自明であり、そこで、この発明では、水系の作動液を利用する液圧緩衝器、すなわち、水系液圧緩衝器を提案するとしており、その場合に、この水系液圧緩衝器におけるいわゆる潤滑の保障が肝要とされることになる。
ところで、たとえば、特許文献1には、油圧緩衝器における潤滑の保障についての提案があり、この提案による場合には、複筒型の油圧緩衝器を形成する内筒たるシリンダ体内に出没可能に挿通されるロッド体のロッドガイドに対する摺動性が作動油を潤滑油にする潤滑で保障されるとしている。
すなわち、特許文献1に開示の提案にあって、シリンダ体の開口端を閉塞して軸芯部にロッド体を貫通させるロッドガイドは、その内周とロッド体の外周との間に作動油の通過を許容する漏れ隙間を出現させるとしている。
それゆえ、この特許文献1に開示の提案にあっては、シリンダ体内から突出してくるロッド体の外周に油が付着して油膜が形成されることになり、したがって、ロッド体とロッドガイドとの間における作動油による潤滑が具現化されることになる。
その結果、上記した特許文献1に開示の提案によれば、潤滑油がロッドガイドの内周とロッド体の外周との間に出現する隙間、すなわち、漏れ隙間に介在するように構成することで、所定の潤滑が保障されることになる。
特開2003‐176846号公報(明細書中の段落0029から同0035、図1参照)
しかしながら、上記した特許文献1に開示の提案にあっては、油圧緩衝器における潤滑が作動油を潤滑油にして保障されること自体について問題がある訳ではないが、この潤滑の原理を水系液圧緩衝器に具現化するとなると、些か問題があると指摘される可能性がある。
すなわち、上記した特許文献1に開示の提案にあって、シリンダ体内から突出するロッド体の外周に付着して形成される油膜は、ロッドガイドの上方に配設のメインシールにおけるオイル掻き落し部でロッドガイド上に掻き落されると共に、この掻き落された油は、文献提案では、ロッドガイドに開穿のドレンポートを介してシリンダ体とこのシリンダ体の外側に配設される外筒との間に画成のリザーバ室に流出されていわゆる戻されるとしている。
それゆえ、上記の提案による場合には、ロッド体の外周に形成される油膜、すなわち、シリンダ体内にある油は、ロッド体の外周に付着して次々とリザーバ室に流出される構図になる。
このことからすると、油膜による潤滑を可能にする水系液圧緩衝器を提案するについては、シリンダ体内に言わば少量に収容されている潤滑油の全てがリザーバ室たる外部に流出されないように配慮する必要がある。
この発明は、このような現状を鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、シリンダ体に対して出没するロッド体のロッドガイドに対する潤滑を恒久的に保障し得るようにして、その汎用性の向上を期待するのに最適となる水系液圧緩衝器を提供することである。
上記した目的を達成するために、この発明による水系液圧緩衝器の構成を、基本的には、下端側部材とされながら内側に水系の作動液を収容するシリンダ体と、上端側部材とされながらシリンダ体内に出没可能に挿通されるロッド体と、シリンダ体の上端開口を閉塞すると共に軸芯部に液体の通過を許容する漏れ隙間を出現させながらロッド体を貫通させるロッドガイドと、このロッドガイドの上方に配設されてオイル掻き落し部をロッド体の外周に摺接させるメインシールとを有してなる水系液圧緩衝器において、シリンダ体の上端部の内側にあってこのシリンダ体内に収容の水系の作動液よりも比重を軽くしこの水系の作動液と液面を境にしながら分離されてロッドガイドの下端に溜る潤滑油を有し、メインシールにおけるオイル掻き落し部の下方となるロッドガイドにおける内周側の上端部に軸芯部にロッド体を挿通させる液溜り凹部が形成され、この液溜り凹部に上記の漏れ隙間を介してシリンダ体内から流入される潤滑油を収容させ、液溜り凹部に上記の漏れ隙間を介してのシリンダ体内からの水系の作動液の流入を許容すると共に、液溜り凹部に流入された水系の作動液の液溜り凹部外への流出を可能にしてなるとする。
それゆえ、この発明にあっては、シリンダ体の上端部の内側にある潤滑油がロッドガイドとロッド体との間に出現する漏れ隙間を介してロッドガイド上の液溜り凹部に収容されるとするから、ロッド体がシリンダ体内から突出するときに、ロッド体の外周における油膜の形成が可能とされてロッドガイドに対する潤滑が保障されると共に、ロッド体がシリンダ体内に没入されるときにも、ロッド体の外周に油膜が形成されてロッドガイドに対する潤滑が保障されることになる。
そして、潤滑油を収容する液溜り凹部は、ここに流入される潤滑油の他に水系の作動液が流入されるとき、潤滑油を収容しつつ水系の作動液を液溜り凹部外に流出させるとするから、液溜り凹部で潤滑油が不足することがなく、潤滑油によるロッド体のロッドガイドに対する恒久的な潤滑を保障し得ることになる。
その結果、この発明によれば、作動液として水系の作動液を利用することで環境負荷を小さくしつつ、少量の潤滑油を有することでロッド体のロッドガイドに対する潤滑を恒久的に保障し得ることになる。
以下に、図示した実施形態に基づいて、この発明を説明するが、この発明による水系液圧緩衝器は、図示するところでは、筒型に形成されてなるとし、図1から図7に示すところでは、複筒型に形成され、図8に示すところでは、単筒型に形成されてなるとしている。
そして、この発明による水系液圧緩衝器は、基本的には、下端側部材とされながら内側に水系の作動液Wを収容するシリンダ体1と、上端側部材とされながらシリンダ体1内に出没可能に挿通されるロッド体2と、シリンダ体1の上端開口を閉塞すると共に軸芯部に液体の通過を許容する漏れ隙間(符示せず)を出現させながらロッド体2を貫通させるロッドガイド3と、このロッドガイド3の上方に配設されてオイル掻き落し部4aをロッド体2の外周に摺接させるメインシール4とを有してなるとしている。
このとき、上記の漏れ隙間は、基本的には、ロッドガイド3の内周に嵌挿のブッシュ部材5の内周とロッド体2の外周との間に出現するが、具体的には、多くの場合に、ブッシュ部材5が内周に潤滑膜、すなわち、たとえば、弗素膜5aを有してなるから、この弗素膜5aの内周とロッド体2の外周との間に出現することになる。
なお、図2以下を含めて図示する複筒型の水系液圧緩衝器にあっては、シリンダ体1の外側に外筒6を有していて、この外筒6とシリンダ体1との間をリザーバ室Rに設定しており、このリザーバ室Rは、シリンダ体1に対してロッド体2が出没するときのロッド体2の体積変化分を補償するガスを封入している。
また、この水系液圧緩衝器にあっては、図示しないが、シリンダ体1内に摺動可能に収装されて上方室R1と下方室(図4中の符号R2参照)とを画成するピストン体(図4中の符号21参照)を有してなるとしている。
ちなみに、このピストン体は、同じく図示しないが、シリンダ体1内に挿通されたロッド体2の下端部たる先端部に保持されていて(図4参照)、上記の上方室R1と下方室との連通を許容しながら所定の減衰作用を具現化する減衰バルブ(図4中の符号21a,21b参照)を有してなるとしている。
そして、同じく図示しないが、シリンダ体1内の下端部には、ベースバルブ部(図4中の符号11参照)を有していて、このベースバルブ部を介してシリンダ体1内の下方室と上記したリザーバ室Rとの連通が許容されるとしている。
ところで、水系の作動液Wについてだが、LLC(ロングライフクーラント)と称される不凍液からなる水のことであり、したがって、基本的には、水であることから、環境負荷を小さくする利点があるが、ロッド体2のロッドガイド3に対する潤滑の保障に困難性を伴う不具合がある。
そこで、この発明による水系液圧緩衝器にあっては、シリンダ体1の上端部の内側にこのシリンダ体1内に収容の水系の作動液Wよりも比重を軽くこの水系の作動液Wと液面W1を境にしながら分離されてロッドガイド3の下端に溜る潤滑油Oを有してなるとしている。
そして、この水系液圧緩衝器にあっては、メインシール4におけるオイル掻き落し部4aの下方となるロッドガイド3における内周側の上端部に軸芯部にロッド体2を挿通させる液溜り凹部Aが形成されるとしており、この液溜り凹部Aに上記の漏れ隙間を介してシリンダ体1内から流入される潤滑油Oを収容させるとしている。
そしてまた、この水系液圧緩衝器にあっては、上記の液溜り凹部Aに上記の漏れ隙間を介してのシリンダ体1内からの水系の作動液Wの流入を許容すると共に、液溜り凹部Aに流入された水系の作動液Wの液溜り凹部A外への流出を可能にするとしている。
このように、この発明では、液溜り凹部Aに流入した潤滑油Oをこの液溜り凹部Aに収容するのはもちろんであるが、その一方で、この液溜り凹部Aに流入する水系の作動液Wについては、基本的には、液溜り凹部A外に流出させるとしており、ただ、潤滑油Oをこの液溜り凹部Aから全部流出させない限りにおいて、液溜り凹部Aに留まることを許容するとしている。
すなわち、液溜り凹部Aは、図示するところでは、ロッドガイド3に突設された隆起部3aで画成されるとしており、さらに、この隆起部3aが上端部に液溜り凹部Aの液溜り凹部A外への連通を許容する切り欠き通路3bを有してなるとしている。
それゆえ、この液溜り凹部Aにあっては、隆起部3aがいわゆる堰となると共に、切り欠き通路3bがいわゆる放水路となり、したがって、液溜り凹部Aに流入した水系の作動液Wにおける水位が切り欠き通路3bに至ることになると、水系の作動液Wがこの切り欠き通路3bを介して液溜り凹部A外に流出することになる。
ちなみに、いわゆる最初は、シリンダ体1の上端部の内側にある潤滑油Oがロッド体2とロッドガイド3との間に出現する漏れ隙間を介して液溜り凹部Aに流入し、したがって、潤滑油Oが液溜り凹部Aに貯留されることになり、メインシール4で油膜を掻き落されたロッド体2のシリンダ体1内への没入の際の潤滑を保障することになる。
そして、この液溜り凹部Aにシリンダ体1にある水系の作動液Wが流入してくる事態になると、この液溜り凹部Aにおいて、水系の作動液Wが比重の軽い潤滑油Oを持ち上げるようにして留まることになり、このとき、この液溜り凹部Aにあって、潤滑油Oは、水系の作動液Wと液面W1を境にしながら分離されて貯留されることになる。
その結果、液溜り凹部Aにあって水系の作動液Wと液面W1を境にしながら分離されて貯留される潤滑油Oがメインシール4で油膜を掻き落されたロッド体2の外周に付着して油膜を形成することになり、シリンダ体1内への没入の際におけるロッド体2のロッドガイド3に対する潤滑が保障されることになる。
一方、この水系液圧緩衝器にあっては、メインシール4がロッドガイド3に対向する部位から延設されながら上記の隆起部3aの上端側の外周に密接されて上記の切り欠き通路3bを液溜り凹部A外から閉塞する逆流阻止部4bを有してなるとしている。
すなわち、この水系液圧緩衝器にあって、液溜り凹部Aは、放水路として機能する切り欠き通路3bを有してなるが、この切り欠き通路3bが常時開放されていると、シリンダ体1に対してロッド体2が没入する収縮作動時における上方室R1の負圧時にリザーバ室Rからのガスの逆流を阻止できなくなるので、この逆流を阻止するチェック弁として機能する逆流阻止部4bが隆起部3aの上端側の外周に密接されてなるとしている。
それゆえ、この水系液圧緩衝器にあって、液溜り凹部Aにおいて潤滑油Oの下方にある水系の作動液Wは、シリンダ体1内からロッド体2が突出する伸長作動時における上方室R1の加圧時に上記の逆流阻止部4bを押し開くようにして、すなわち、逆流阻止部4bを隆起部3aの外周から離座させるようにして液溜り凹部A外に流出することになる。
このとき、液溜り凹部Aにあって水系の作動液Wの上にある潤滑油Oは、この液溜り凹部Aに、すなわち、上方のメインシール4と下方のロッドガイド3との間に貯留されて液溜り凹部A外に流出されないから、言わば減少されずしてロッド体2のロッドガイド3に対する潤滑を恒久的に保障することになる。
このことからすると、この潤滑油O、すなわち、シリンダ体1の上端部に内側にあって水系の作動液Wと液面W1を境にして分離される潤滑油Oの量については、水系の作動液Wに比較していわゆる極少量で良いことになる。
つぎに、図2以下に示すこの発明の他の実施形態による水系液圧緩衝器について説明するが、各図に示す水系液圧緩衝器において、その構成が前記した図1に示すところと同様となるところについては、図中に同一の符号を付するのみとして、要する場合を除き、その詳しい説明を省略する。
まず、図2に示す水系液圧緩衝器にあっては、前記した図1に示す実施形態におけるメインシール4に形成の逆流阻止部4bに代わるチェックバルブ7を有してなるとするものである。
すなわち、この水系液圧緩衝器にあっては、ロッドガイド3が上端をメインシール4の言わば下端面に隣接させていわゆる閉鎖空間となる液溜り凹部Aを形成すると共に液溜り凹部Aと液溜り凹部A外との連通を許容するドレンポート3cを有してなるとしている。
そして、この水系液圧緩衝器にあって、ドレンポート3cは、液溜り凹部Aに開口する上流側開口が液溜り凹部Aの底部A1位置または底部A1近傍位置に位置決められると共に液溜り凹部A外に開口する下流側開口が離着座可能に配設のチェックバルブ7で開放可能に閉塞されてなるとしている。
このとき、ドレンポート3cの下流側開口は、ドレンポート3cの上流側開口より下方に位置決められるのはもちろんであって、前記したリザーバ室Rに開口するこの下流側開口がロッドガイド3の言わば下端側に離着座可能に配設のチェックバルブ7で開放可能に閉塞されてなるとしている。
そして、チェックバルブ7は、基端がシリンダ体1とロッドガイド3との間に挟持されたストッパ7aに担持された附勢バネ7bからの附勢力を背面に受けてロッドガイド3に着座されている。
それゆえ、この図2に示す水系液圧緩衝器にあっては、閉鎖空間となる液溜り凹部Aに流入した潤滑油Oがメインシール4のオイル掻き落し部4aで油膜を掻き落されたロッド体2の外周に付着して油膜を形成し、ロッド体2のロッドガイド3に対する潤滑を保障することになる。
そして、この水系液圧緩衝器にあっても、液溜り凹部Aにシリンダ体1にある水系の作動液Wが流入してくる事態になると、この液溜り凹部Aにおいて、水系の作動液Wが比重の軽い潤滑油Oを持ち上げるようにして、したがって、潤滑油Oが水系の作動液Wと液面W1を境にしながら分離されて留まることになる。
そしてまた、この水系液圧緩衝器にあって、液溜り凹部Aにあって潤滑油Oの下方にある水系の作動液Wは、ドレンポート3cの上流側開口に至ることになると、このドレンポート3cを介して下流側開口に至り、この下流側開口を閉塞するチェックバルブ7を押し開いてリザーバ室Rに流出することになる。
このとき、液溜り凹部Aにあって、潤滑油Oが水系の作動液Wと液面W1を境にしながら分離されて貯留されるから、メインシール4で油膜を掻き落されたロッド体2がシリンダ体1内への没入の際におけるロッドガイド3に対する潤滑が保障されることになる。
そして、この実施形態にあって、チェックバルブ7が金属製のリーフバルブからなるとするとき、リザーバ室R内のガス圧と上方室R1との差圧が大きくなるとしても、所定の逆流阻止機能の信頼性がより向上することになる。
つぎに、図3に示す水系液圧緩衝器にあっては、前記した図2に示すところを改変するもので、液溜り凹部Aにおける水系の作動液Wと潤滑油Oとの分離を確実にするように配慮したものである。
すなわち、この水系液圧緩衝器にあっては、前記した図2に示す実施形態の場合と同様に、ロッドガイド3が上端をメインシール4に隣接させて閉鎖空間となる液溜り凹部Aを形成すると共に液溜り凹部Aと液溜り凹部A外との連通を許容するドレンポート3cを有し、また、ドレンポート3cの液溜り凹部Aに開口する上流側開口が液溜り凹部Aの底部A1位置または底部A1近傍位置に位置決められ、液溜り凹部A外に開口するドレンポート3cの下流側開口が離着座可能に配設のチェックバルブ7で開放可能に閉塞されてなるとする一方で、液溜り凹部Aが液体の通過を許容して上方の潤滑油Oと下方の水系の作動液Wと分離する有孔分離板31を有してなるとしている。
このとき、この有孔分離板31は、環状に形成されていて、外周端を液溜り凹部Aを形成する壁面3dなどに圧接させてロッドガイド3にいわゆる固定されながら内周端をロッド体2の外周から離して環状の通路31aを出現させ、この通路31aをこの有孔分離板31が有する孔にするとしている。
それゆえ、この図3に示す水系液圧緩衝器にあっては、前記した図2に示す液圧緩衝器の場合と同様に、閉鎖空間となる液溜り凹部Aに流入した潤滑油Oがメインシール4のオイル掻き落し部4aで油膜を掻き落されたロッド体2の外周に付着して油膜を形成し、シリンダ体1内に没入するロッド体2のロッドガイド3に対する潤滑を保障することになる。
そして、この水系液圧緩衝器にあっては、液溜り凹部Aにシリンダ体1にある水系の作動液Wが流入してくる事態になると、この液溜り凹部Aにおいて、水系の作動液Wと潤滑油Oとが有孔分離板31によって強制的に分離される状態になる。
このことから、この水系液圧緩衝器にあっては、液溜り凹部Aにあって有孔分離板31の下方にある水系の作動液Wがドレンポート3cを介して下流側開口に至り、この下流側開口を閉塞するチェックバルブ7を押し開いてリザーバ室Rに流出する。
そして、このとき、液溜り凹部Aにあって有孔分離板31によって強制的に水系の作動液Wと分離される潤滑油Oは、液溜り凹部Aにおけるいわゆる溜りが良くなり、したがって、潤滑油Oのメインシール4で油膜を掻き落されたロッド体2の外周への付着性が向上されて、シリンダ体1内に没入する際におけるロッド体2のロッドガイド3に対する潤滑がより一層保障されることになる。
図4に原理的に示す水系液圧緩衝器は、図5および図6の具体図に示すように、シリンダ体1と外筒6との間に筒体8を配設して筒体8とシリンダ体1との間をリザーバ室Rに設定しながら筒体8と外筒6との間を通路に設定し、この通路を筒体8の上端部に開穿の開口8a(図4および図5参照)を介してリザーバ室Rに連通させるとしている。
そして、この水系液圧緩衝器にあっては、シリンダ体1内のピストン体21は、伸側減衰バルブ21aと圧側減衰バルブ21bを有し、ベースバルブ部11は、図6にも示すように、圧側減衰バルブ11aとこれに並列して下方室R2からリザーバ室Rに向けての連通は阻止するが、リザーバ室Rから下方室R2に向けての連通を許容するチェックバルブ11bを有してなるとしている。
このような前提の下に、この図4に示すところを具体的に示す図5を看ると、この水系液圧緩衝器にあっては、上記した筒体8を有することおよび通路を有すること以外は、基本的には、前記した図1に示すところに近似する構成とされている。
すなわち、この図5に示すところにあって、液溜り凹部Aは、ロッドガイド3に突設された隆起部3aで画成され、ロッドガイド3が上端をメインシール4に隣接させて液溜り凹部Aおよび上記の隆起部3aを有する内側を閉鎖空間にし、ロッドガイド3が上記の閉鎖空間をリザーバ室Rに連通させるドレンポート3cを有してなるとしている。
そして、この水系液圧緩衝器にあっては、メインシール4がロッドガイド3に対向する部位から延設されながら上記の隆起部3aの外周に密接されて液溜り凹部A外からの液溜り凹部Aへの逆流を阻止する逆流阻止部4bを有し、また、ロッドガイド3が有するドレンポート3cにあっては、上流側開口が液溜り凹部A外となる上記の逆流阻止部4bの外方に開口してなるとしている。
それゆえ、この図4に示す水系液圧緩衝器にあっては、シリンダ体1内でピストン体21が下降する収縮作動時に下方室R2の作動液Wがピストン体21に配設の圧側減衰バルブ21bを介して上方室R1に流入すると共に、このとき、下方室R2で余剰となるロッド体侵入体積分に相当する量の作動液Wがベースバルブ部11に配設の圧側減衰バルブ11aを介して筒体8と外筒6との間に画成される通路に流入することになる。
そして、この通路に流入した作動液Wは、筒体8の上端部に開穿の開口8aを介して筒体8とシリンダ体1の間に画成されるリザーバ室Rに流入することになる。
一方、この図4に示す水系液圧緩衝器にあっては、シリンダ体1内でピストン体21が上昇する伸長作動時に上方室R1の作動液Wがピストン体21に配設の伸側減衰バルブ21aを介して下方室R2に流出すると共に、このとき、下方室R2で不足することになるロッド体退出体積分に相当する量の作動液Wがリザーバ室Rからベースバルブ部11に配設のチェックバルブ11bを介して下方室R2に補充されることになる。
そして、この図4に示す水系液圧緩衝器にあっても、伸長作動時には、リザーバ室Rのガス圧より上方室R1の圧力が勝ることになり、したがって、シリンダ体1内の潤滑油Oがロッド体2の外周に付着してロッドガイド3上の液溜り凹部Aに流入し、また、シリンダ体1内の作動液Wも、同様にして、液溜り凹部Aに流入することになる。
そして、特に、この図4に示す液圧緩衝器にあっては、図5の具体図に示すように、液溜り凹部Aに直接ドレンポート3cが連通されていないから、この液溜り凹部Aからは、潤滑油Oだけでなく水系の作動液Wもいわゆるオーバーフローする状態に流出されることになる。
そして、この液溜り凹部Aから流出される潤滑油Oおよび水系の作動液Wは、筒体8とシリンダ体1とで画成されるリザーバ室Rに流入されるとしている。
このことからすると、この図4に示す水系液圧緩衝器にあっては、伸長作動時に上方室R1から流出する水系の作動液Wに混じる潤滑油Oがドレンポート3cを介してリザーバ室Rに流入すると共に、収縮作動時に下方室R2からベースバルブ部11を介して通路Lに流出する水系の作動液Wが開口8aを介してリザーバ室Rに流入することになる。
そして、この通路Lからリザーバ室Rに流入した水系の作動液Wの一部循環流れがあるので、伸長作動時にはベースバルブ部11を介して上記の作動液Wと共に潤滑油Oが下方室R2に上記の循環流れに引き込まれるように流入することになり、収縮作動時に減衰バルブ21bを介して上方室R1に流入し、シリンダ体1の上端部の内側に戻ることになる。
ちなみに、この図4に示す水系緩衝器にあっても、前記した図1に示す液圧緩衝器の場合と同様に、閉鎖空間となる液溜り凹部Aに水系の作動液Wと共に流入した潤滑油Oがシリンダ体1内に没入する際のロッド体2の外周に付着して油膜を形成し、ロッド体2のロッドガイド3に対する潤滑を保障することになる。
さらに、図7に示す水系液圧緩衝器にあっては、前記した逆流阻止部4bやチェックバルブ7に依らずして言わばガスの逆流、すなわち、リザーバ室Rに向けて流出された潤滑油Oの逆流を可能にするとしている。
すなわち、前記した図1および図5の実施形態では、メインシール4が逆流阻止部4bを有することで、また、前記した図2および図3の実施形態では、ロッドガイド3にチェックバルブ7が配設されることで、いわゆる逆流が阻止されるとしたのに代えるものである。
具体的には、この図7に示す水系液圧緩衝器にあっては、ロッドガイド3に開穿のドレンポート3cの下流側開口がロッドガイド3に上端部が連結されたパイプ体9の上端開口に連通するとしており、このパイプ体9の下端開口が、図示しないが、リザーバ室Rにおける潤滑油O中に臨在されるとしている。
このとき、凡そこの種のリザーバ室Rを有する緩衝器にあっては、その収縮作動時におけるリザーバ室Rにあっては、いわゆる液面が上昇するのが常態であり、したがって、図示する実施形態の水系液圧緩衝器にあっては、パイプ体9の下端が常時潤滑油O中に臨在されることになる設定とされるのはもちろんである。
それゆえ、この図7に示す水系液圧緩衝器にあっては、シリンダ体1内からロッド体2が突出することになる伸長作動時に液溜り凹部Aからリザーバ室Rに向けて流出した潤滑油Oが、シリンダ体1内にロッド体2が没入することになる収縮作動時にパイプ体9およびドレンポート3cを介して液溜り凹部Aに戻ることになり、液溜り凹部Aには常時潤滑油Oが貯留されている状態が現出されて、ロッド体2のロッドガイド3に対する潤滑が恒久的に保障されることになる。
ちなみに、この図7に示す水系液圧緩衝器にあっても、ロッドガイド3の上端がメインシール4に隣接されて閉鎖空間となる液溜り凹部Aを形成し、ロッドガイド3が液溜り凹部Aと液溜り凹部A外との連通を許容するドレンポート3cを有してなるとしている。
このとき、ドレンポート3cの液溜り凹部Aに開口する上流側開口は、いわゆる液溜り凹部A内に位置決められるのはもちろんであるが、好ましくは、液溜り凹部A内でも潤滑油Oが常時溜る上部側に位置決められるのが良い。
図8に示す水系液圧緩衝器は、単筒型に形成されてなるとするもので、図9に示すように、シリンダ体1内の下方室R2に収容されている水系の作動液Wの下方にベローズ13で画成されるガス室を有し、このガス室の反発力で伸長方向に附勢されてなるとしている。
このように、ベローズ13で下方室R2と分離されるガス室Gを画成する構造としたのは、図示しないが、フリーピストンで下方室R2と分離されるガス室Gを画成する構造、すなわち、フリーピストンがシリンダ体1内を摺動する構造では、フリーピストンの外周に配設のシール部材における潤滑性を保障できないことに起因する。
以上からすると、このベローズ13については、図9(A)に示すいわゆる蛇腹タイプのものでも良く、また、図9(B)に示す厚肉隔壁部13aを有するタイプのものでも良い。
そして、この図8に示す水系液圧緩衝器にあっては、ロッドガイド3が上端をメインシール4に隣接させて閉鎖空間となる液溜り凹部Aを形成すると共にメインシール4に隣接される上端部に形成されながら液溜り凹部Aに連通する切り欠き通路3bを有し、この切り欠き通路3bに連通しながらシリンダ体1内に連通する縦通路3dを有し、この縦通路3dの下端がシリンダ体1内に収容の水系の作動液Wと液面W1を境にして分離される潤滑油O内に臨在されてなるとしている。
ちなみに、ロッドガイド3は、シリンダ体1の上端側の内周部に嵌装されたストップリング32に係止された状態にして所定位置に定着されてなるとしている。
このように、この図8に示す水系液圧緩衝器にあっては、シリンダ体1の上端部の内側に収容されている潤滑油Oは、シリンダ体1に対してロッド体2が出没したとしても、前記した実施形態のようにリザーバ室Rなどに流出することがないので、この液溜り凹部Aおよびメインシール4の上方室R1側に位置する潤滑油Oは、ロッドガイド3に開穿の切り欠き通路3bおよび縦通路3dを介してロッド体2の移動に起因した若干の流通だけが許容されることになり、延いては、シリンダ体1の上端部の内側に戻ることになり、潤滑油Oの不足を危惧することなくロッド体2のロッドガイド3に対する潤滑の保障が恒久的に実現可能になる。
以上のように、この発明の水系液圧緩衝器にあっては、ロッド体2のロッドガイドに対する潤滑を、すなわち、この水系液圧緩衝器における潤滑をシリンダ体1内に収容されている少量の潤滑油Oで恒久的に保障することを可能にすることになり、したがって、この水系液圧緩衝器における汎用性の向上を期待するのに最適となる。
この発明の一実施形態による水系液圧緩衝器を示す部分縦断面図である。 他の実施形態による水系液圧緩衝器を図1と同様に示す図である。 さらに他の実施形態による水系液圧緩衝器を図1と同様に示す図である。 さらに他の実施形態による水系液圧緩衝器を原理的に示す縦断面図である。 図4に示す水系液圧緩衝器の上端側を具体化して図1と同様に示す図である。 図4に示す水系液圧緩衝器の下端部を具体化して図1と同様に示す図である。 さらに他の実施形態による水系液圧緩衝器を図1と同様に示す図である。 この発明の水系液圧緩衝器を単筒型にした実施形態を図1と同様に示す図である。 図8の単筒型の水系液圧緩衝器におけるボトム部分を下端側部を縮尺して示す図である。
符号の説明
1 シリンダ体
2 ロッド体
3 ロッドガイド
3a 隆起部
3b 切り欠き通路
3c ドレンポート
3d 縦通路
4 メインシール
4a オイル掻き落し部
4b 逆流阻止部
7 チェックバルブ
8 筒体
9 パイプ体
31 有孔分離板
A 液溜り凹部
A1 底部
O 潤滑油
R リザーバ室
W 水系の作動液
W1 液面

Claims (7)

  1. 下端側部材とされながら内側に水系の作動液を収容するシリンダ体と、上端側部材とされながらシリンダ体内に出没可能に挿通されるロッド体と、シリンダ体の上端開口を閉塞すると共に軸芯部に液体の通過を許容する漏れ隙間を出現させながらロッド体を貫通させるロッドガイドと、このロッドガイドの上方に配設されてオイル掻き落し部をロッド体の外周に摺接させるメインシールとを有してなる水系液圧緩衝器において、シリンダ体の上端部の内側にあってこのシリンダ体内に収容の水系の作動液よりも比重を軽くしこの水系の作動液と液面を境にしながら分離されてロッドガイドの下端に溜る潤滑油を有し、メインシールにおけるオイル掻き落し部の下方となるロッドガイドにおける内周側の上端部に軸芯部にロッド体を挿通させる液溜り凹部が形成され、この液溜り凹部に上記の漏れ隙間を介してシリンダ体内から流入される潤滑油を収容させ、液溜り凹部に上記の漏れ隙間を介してのシリンダ体内からの水系の作動液の流入を許容し、液溜り凹部に流入された水系の作動液の液溜り凹部外への流出を可能にしてなることを特徴とする水系液圧緩衝器。
  2. 液溜り凹部がロッドガイドに突設された隆起部で画成され、この隆起部が上端部に液溜り凹部の液溜り凹部外への連通を許容する切り欠き通路を有し、メインシールがロッドガイドに対向する部位から延設されながら上記の隆起部の上端側の外周に密接されて上記の切り欠き通路から液溜り凹部内へ向けての連通を阻止する逆流阻止部を有してなる請求項1に記載の水系液圧緩衝器。
  3. ロッドガイドが上端をメインシールに隣接させて液溜り凹部を形成すると共に液溜り凹部と液溜り凹部外との連通を許容するドレンポートを有し、ドレンポートの液溜り凹部に開口する上流側開口が液溜り凹部の底部位置または底部位置近傍に位置決められ、液溜り凹部外に開口するドレンポートの下流側開口が離着座可能に配設のチェックバルブで開放可能に閉塞されてなる請求項1に記載の水系液圧緩衝器。
  4. ロッドガイドが上端をメインシールに隣接させて液溜り凹部を形成すると共に液溜り凹部と液溜り凹部外との連通を許容するドレンポートを有し、ドレンポートの液溜り凹部に開口する上流側開口が液溜り凹部の底部位置または底部位置近傍に位置決められ、液溜り凹部外に開口するドレンポートの下流側開口が離着座可能に配設のチェックバルブで開放可能に閉塞され、液溜り凹部が液体の通過を許容して上方の潤滑油と下方の水系の作動液と分離する有孔分離板を有してなる請求項1に記載の水系液圧緩衝器。
  5. シリンダ体の外側に筒体が配設されてシリンダ体と筒体との間がリザーバ室とされ、上記の筒体の外側に外筒が配設されて筒体と外筒との間がシリンダ体に対するロッド体の相対移動により作動液をリザーバ室に移動させる通路とされ、リザーバ室の上端開口がロッドガイドで閉塞され、液溜り凹部がロッドガイドに突設された隆起部で画成され、ロッドガイドが上端をメインシールに隣接させて液溜り凹部および上記の隆起部を有する内側を閉鎖空間にし、ロッドガイドが上記の閉鎖空間を上記のリザーバ室に連通させるドレンポートを有し、メインシールがロッドガイドに対向する部位から延設されながら上記の隆起部の外周に密接されて液溜り凹部外からの液溜り凹部への逆流を阻止する逆流阻止部を有し、ドレンポートの上流側開口が上記の逆流阻止部の外方に開口してなる請求項1に記載の水系液圧緩衝器。
  6. ロッドガイドの上端がメインシールに隣接されて液溜り凹部を形成し、ロッドガイドが液溜り凹部と液溜り凹部外との連通を許容するドレンポートを有し、このドレンポートの液溜り凹部に開口する上流側開口が液溜り凹部の底部位置より上方に位置決められ、液溜り凹部外に向けて開口するドレンポートの下流側端がロッドガイドに連設されてリザーバ室に臨在されるパイプ体内に連通し、このパイプ体が下端をリザーバ室において水系の作動液と液面を境にして分離される潤滑油内に臨在させてなる請求項1に記載の水系液圧緩衝器。
  7. シリンダ体が単筒とされてガス室を画成するベローズを有し、ロッドガイドが上端をメインシールに隣接させて液溜り凹部を形成し、ロッドガイドがメインシールに隣接される上端部に形成されながら液溜り凹部に連通する切り欠き通路を有すると共にこの切り欠き通路に連通しながらシリンダ体内に連通する縦通路を有し、この縦通路の下端がシリンダ体内に収容の水系の作動液と液面を境にして分離される潤滑油内に臨在されてなる請求項1に記載の水系液圧緩衝器。
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