JP2009035204A - 装飾部品取付部構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両に設けられるモール20の端部にエンドキャップ52を設け、エンドキャップ52のモール20の延在方向に隣接してヒンジカバー5を設け、エンドキャップ52は一端部にモール20に接続される取付部54を備え、他端部にモール20の延在方向に突出しヒンジカバー5に係合する係合部53を有している。
【選択図】図5
Description
このように構成することで、エンドキャップにモールの延在方向に突出する係合部を設けたため、単純な形状でありながらカバー部材にモールの延在方向まわりの力が作用した場合にも、カバー部材を強固に固定することができる。
このように構成することで、突出部にカバー部材を係合することにより、モールの延在方向まわりの力を確実に受け止めることができる。
このように構成することで、エンドキャップの突出部をモールとの位置決め部としても作用させることができる。
このように構成することで、異なる位置に設けられたモールにおいてエンドキャップを共用化することができる。
このように構成することで、モールの延在方向に突出する係合部と、モールの延在方向に交差する方向に形成される被係合部を係合することが可能となる。
請求項2に記載した発明によれば、突出部にカバー部材を係合することにより、モールの延在方向まわりの力を確実に受け止めることができる効果がある。
請求項3に記載した発明によれば、エンドキャップの突出部をモールとの位置決め部としても作用させることができるため、カバー部材に対する建て付け精度を確保できるという効果がある。
請求項4に記載した発明によれば、異なる位置に設けられたモールにおいてエンドキャップを共用化することができるため、部品点数を減少させることができる効果がある。
請求項5に記載した発明によれば、モールの延在方向に突出する係合部と、モールの延在方向に交差する方向に形成される被係合部を係合することにより、組み付け誤差が生じた場合であっても確実に係合状態を維持することができる効果がある。
図1〜図3に示すように、フロントピラー1の前端部にはこれに整合するフロントフェンダ2の上部後端コーナー部3が接続されている。左右のフロントフェンダ2,2の上部後端部にはこれらに跨るように車幅方向に渡ってカウルトップガーニッシュ4の両側部が下側から取り付けられている。
フロントフェンダ2のカウルトップガーニッシュ4の取付部は上側から装飾部品である樹脂製のヒンジカバー5で覆われ、ヒンジカバー5には車体に固定された図示しないヒンジアーム等を前側に突出させるための凹欠部6が形成されている。
フロントフェンダ2の上部後端コーナー部3は車体の外板を構成する外側壁7と、この外側壁7上縁から内側に下がる内側壁8とで構成されている。上部後端コーナー部3の前側には内側壁8から水平に車体内側に延びる内フランジ部9が形成されている。フロントフェンダ2の下縁にはホイールアーチ部10が形成されている。
したがって、ピラーアウタパネル11の底壁31とカウルトップガーニッシュ4と図示しないルーフフロントレールとで囲まれる部分にフロントウインドウガラス28が取付られ、フロントウインドウガラス28とモール20との間にコの字状のドリップガイド部32が形成されている。尚、最もモール20の端部に近いクリップ15はモール20の前端部からやや後側に下がった位置に配置され、モール20の端部にエンドキャップ52の挿入代を確保している。
図5、図6に示すように、ヒンジカバー5は前半部33と後半部34とが図示しないヒンジアームを挿通する凹欠部6を境にして設けられている。凹欠部6の上縁には後方に向かってヒンジアームの逃げ用スリット35が形成されている。前半部33は底壁36に前壁37と側壁38が立ち上げ形成されている。ヒンジカバー5の前半部33の底壁36の内側縁はカウルトップガーニッシュ4の底面に接合されて、この底壁36がカウルトップガーニッシュ4の底面に連なっており、カウルトップガーニッシュ4の両側部で前壁37と側壁38により落ち葉等のエンジンルーム内への浸入を防止している。
ヒンジカバー5の後半部34は前半部33の底壁36から凹欠部6の高さ寸法分立ち上がる位置に上壁42が形成され、この上壁42がモール20の上壁上面に整合し、かつフロントウインドウガラス28のコーナー部分を取り囲むように内側に折れ曲がり、カウルトップガーニッシュ4の後部段差部43に整合してカウルトップガーニッシュ4に固定されている。この後半部34の側縁にも前半部33と同様にくびれ部40を介して外側に延びる後延出片44が形成されている。ヒンジカバー5の前半部33と後半部34とのくびれ部40を前記フロントフェンダ2の内側壁8の下縁に引っ掛けるようにしてヒンジカバー5がカウルトップガーニッシュ4に固定されている。
ここで、ヒンジカバー5の前半部33の側壁38の外面と後半部34の上壁42の下面には車幅方向に沿い複数の補強リブ45,45…が設けられている。
図7、図8に示すように、係合部53は左右対称に形成され、モール20の延在方向に取付部54から連続して形成される基部56と、基部56から下方に向かって離反する方向に突出する突出部57とを有して断面略T字状に形成されたものである。突出部57がヒンジカバー5の係止部50に形成された凹部51に係合している。尚、前述した取付部54が基部56と連続した断面形状であることから結果的にエンドキャップ52は全体が左右対称形状となる。尚、取付部54の下面には突出部57の後方に高さの低い縦リブ62が形成されている。
そして、モール20の延在方向に形成されたエンドキャップ52の係合部53の突出部57は、モール20の延在方向と交差する方向に形成したヒンジカバー5の係止部50の凹部51に係合し、ヒンジカバー5の係止部50の凹部51を中心にして前後に変位しても係止状態が解除されないようにモール20の延在方向に余裕を持たせてある。これによりモール20の延在方向での建て付け誤差、熱による伸縮が生じた場合でも、エンドキャップ52の突出部57が前後方向で凹部51から外れることはなく取付信頼性を高めることができる。
20 モール
51 凹部(被係合部)
52 エンドキャップ
53 係合部
54 取付部
55 端面(端部)
56 基部
57 突出部
Claims (5)
- 車両に設けられるモールの端部にエンドキャップを設け、前記エンドキャップの前記モールの延在方向に隣接してカバー部材を設け、前記エンドキャップは一端部に前記モールに接続される取付部を備え、他端部に前記モールの延在方向に突出し前記カバー部材に係合する係合部を有していることを特徴とする装飾部品取付部構造。
- 前記エンドキャップの係合部は、前記モールの延在方向に前記取付部から連続して形成される基部と、前記基部から離反する方向に突出する突出部とを有する断面略T字状に形成され、前記突出部は前記カバー部材に係合していることを特徴とする請求項1記載の装飾部品取付部構造。
- 前記突出部は、前記モールの端部に当接することを特徴とする請求項2記載の装飾部品取付部構造。
- 前記係合部の断面形状は、左右対称に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の装飾部品取付部構造。
- 前記係合部に係合する前記カバー部材の被係合部は、前記モールの延在方向と交差する方向に形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の装飾部品取付部構造。
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