JP2009035109A - プライミングポンプ - Google Patents

プライミングポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2009035109A
JP2009035109A JP2007200730A JP2007200730A JP2009035109A JP 2009035109 A JP2009035109 A JP 2009035109A JP 2007200730 A JP2007200730 A JP 2007200730A JP 2007200730 A JP2007200730 A JP 2007200730A JP 2009035109 A JP2009035109 A JP 2009035109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor panel
pump
lid
priming pump
bellows
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007200730A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyo Tachioka
東洋 太刀岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2007200730A priority Critical patent/JP2009035109A/ja
Publication of JP2009035109A publication Critical patent/JP2009035109A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】フロアパネルおけるレイアウトの自由度を高めることができるとともに、操作時の手の汚れを低減可能なプライミングポンプを得る。
【解決手段】フロアパネル5の下側にポンプ本体としてのベローズ2を収納するポンプ収納部Sを形成するとともに、フロアパネル5に当該ポンプ収納部Sを車室内側に開放する開口部51を形成し、この開口部51をフロアパネル5の上側から覆う蓋体4を、当該フロアパネル5に着脱可能に取り付け、当該蓋体4をフロアパネル5から離脱させた状態で手動駆動部として用いるようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は、燃料タンクから内燃機関に燃料を一時的に送給するプライミングポンプに関する。
ディーゼルエンジン等の内燃機関は、燃料切れを起こした後や燃料フィルタの清掃・交換した後に、燃料系にエアが入って始動困難となる場合がある。この場合には、燃料系のエア抜きを行う必要がある。このエア抜き作業は、プライミングポンプを用いて燃料タンクから内燃機関に燃料を一時的に送給することにより行われる。
従来のこの種のプライミングポンプとして、手動駆動部であるつまみを往復運動させることにより燃料を圧送するものが知られている(特許文献1)。
実開昭60−137166号公報
しかしながら、かかる従来のプライミングポンプは、車体床下に配置してあり、フロアパネルに形成した作業穴から手を差し入れてプライミングポンプを操作するようになっている。もちろん、作業穴は、プライミングポンプを用いない通常時は蓋体で閉塞してある。
このため、作業穴は、手を差し入れてプライミングポンプを操作するに十分な開口面積を備えていければならず、その作業穴は比較的大きくなってしまう。そうすると、プライミングポンプの設置位置が、フロアパネルに当該大きな作業穴を形成できる部位に限られてしまうため、プライミングポンプのレイアウトの自由度が制約されることになる。
また、作業穴から差し入れた手でプライミングポンプを直接操作するため、埃や潤滑油等で手が汚れてしまう場合がある。
そこで、本発明は、フロアパネルおけるレイアウトの自由度を高めることができるとともに、操作時の手の汚れを低減できるプライミングポンプを得ることを目的とする。
本発明は、フロアパネルの下側にポンプ本体を収納するポンプ収納部を形成するとともに、フロアパネルに当該ポンプ収納部を車室内側に開放する開口部を形成し、この開口部をフロアパネルの上側から着脱自在に閉止してフロアパネルの一部を成す蓋体を設け、当該蓋体をフロアパネルから離脱させた状態で前記手動駆動部として用いるようにしたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、フロアパネルに形成した開口部は、ポンプ本体を挿入可能な面積を有していればよく、当該開口部を従来のものと比較して小さくできるため、フロアパネルに対するレイアウトの自由度を高めることができる。
そして、開口部に着脱自在となる蓋体は、閉止時にはフロアパネルの一部を成し、離脱時には手動駆動部となるため、蓋体を車室内で操作できるので、プライミングポンプを操作する際の手の汚れを低減できる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図4は、本発明の一実施形態にかかるプライミングポンプを示す。このうち、図1は、プライミングポンプの取付状態を示す縦断面図である。
本実施形態にかかるプライミングポンプ1は、燃料供給系の途中に配置されるものであって、ポンプ本体としてのベローズ2と、このベローズ2の収納容器3と、ベローズ2の手動駆動部としての蓋体4と、を備えている。
ベローズ2は、上壁21、下壁22、および側壁23によって密閉されるとともに略中空円筒形状に形成されている。側壁23には、伸縮可能な複数段の蛇腹部24が形成されている。
また、収納容器3は、底壁31と側壁32とによって上方を開放した容器状に形成されている。側壁32の上端周縁部にはフランジ33を設け、全体としてハット形断面に形成されている。そして、この収納容器3の内方にベローズ2を収納し、ベローズ2の下壁22を収納容器3の底壁31に接着してある。
本実施形態では、この収納容器3を、フロアパネル5に形成された開口部51に上方から挿入し、フランジ33をその開口部51の周縁部にボルト34によって締結する。これにより、収納容器3が開口部51から床下側に膨出するように取り付けられ、収納容器3の内部としてのポンプ収納部Sがフロアパネル5の下側に配置される。このポンプ収納部Sは、開口部51を介して車室内側(上方)に開放されることになる。
フロアパネル5の開口部51を上方から覆う蓋体4は、上壁41、側壁42、および当該側壁42の下端周縁部に設けたフランジ43を備え、全体としてハット形断面に形成されている。蓋体4の側壁42の内径D1は、収納容器3のフランジ33の径D2よりも大きくしてあり、これにより、蓋体4とフランジ33との干渉を回避している。
この蓋体4は、フロアパネル5に着脱可能に取り付けられるようになっており、取り付けられた状態では、開口部51を閉止して、フロアパネル5の一部を成すようにしてある。
具体的には、蓋体4のフランジ43を、着脱可能な止めクリップ6によってフロアパネル5に取り付けるようにして、止めクリップ6を取り外すことで、蓋体4をフロアパネル5から離脱できるようになっている。
図2は、止めクリップの拡大斜視図である。この図2に示すように、本実施形態の止めクリップ6では、軸部61の上端部に、つまみ62を有する頭部63を設けるとともに、軸部61の下部に、当該軸部61の直径方向外方に張り出す一対の係止突起64を突設してある。
一方、フロアパネル5には、軸部61を挿通する挿通孔52と、当該挿通孔52の直径方向外方に張り出して係止突起64を挿通する一対の切欠部53と、を含むフロア側取付穴54が形成されている。
さらに、蓋体4のフランジ43にも、フロア側取付穴54に対応する位置に、当該フロア側取付穴54と同一形状の蓋側取付穴44が形成されている。蓋体4をフロアパネル5上の所定位置に配置したとき際には、これら蓋側取付穴44とフロア側取付穴54とが相互に重なり合うようにしてある。
したがって、蓋体4をフロアパネル5に装着する際には、当該蓋体4をフロアパネル5上の所定位置に載置し、止めクリップ6の軸部61および係止突起64を、相互に重なりあった蓋側取付穴44およびフロア側取付穴54に上方から挿通させる。そして、つまみ62を略90°回して、係止突起64をフロア側挿通孔52の周縁部下面に係合する。これにより蓋体4がフロアパネル5上に固定される。
また、ベローズ2の下部には、図外の燃料タンクから燃料が供給される燃料導入管7と、図外の内燃機関に燃料を供給する燃料排出管8と、をそれぞれ収納容器3の側壁32を貫通させて連通してある。燃料導入管7には、燃料タンクからベローズ2方向(矢印α)の燃料流れを許容する導入側逆止弁71を設けられ、燃料排出管8には、ベローズ2から内燃機関方向(矢印β)の燃料流れを許容する排出側逆止弁81を設けられている。
ここで、本実施形態では、図1に示すように、ベローズ2の上部を収納容器3の上方開放部から上方に突出させて当該ベローズ2の上壁21を蓋体4の上壁41に接着して一体化し、蓋体4を、プライミングポンプ1の手動駆動部として用いるようにしてある。
図3は、蓋体を離脱したプライミングポンプの断面図、図4は、プライミングポンプの駆動状態を示す断面図である。
図3に示すように、本実施形態では、止めクリップ6を取り外すと、ベローズ2の蛇腹部24の弾発力で蓋体4がフロアパネル5から離脱して所定量持ち上がるようになっている。
この状態で、図4中に2点鎖線で示すように、足または手等で蓋体4を押し下げると、ベローズ2の蛇腹部24は縮み、ベローズ2の内部容積が小さくなる。すると、ベローズ2内の燃料が、排出側逆止弁81を開弁しつつ燃料排出管8から内燃機関へと供給されることになる。なお、このとき、導入側逆止弁71は閉弁状態となっている。
次に、蓋体4の押圧力を解除することにより、蛇腹部24の弾発力で蓋体4は図4中に2点鎖線で示す状態から実線で示す状態に持ち上がり、ベローズ2内の容積が大きくなる。これに伴って、ベローズ2内には、導入側逆止弁71を開弁しつつ燃料導入管7から燃料タンク側の燃料が導入される。なお、このとき、排出側逆止弁81は閉弁状態となっている。
そして、上述した手順で蓋体4を上下往復運動させてポンピング動作を所要回数繰り返すことにより、燃料タンク側から内燃機関側へと燃料を送給できることになる。そして、プライミングポンプ1による燃料送給が終了した後は、上述した手順で止めクリップ6を用いて蓋体4をフロアパネル5に再固定する。
以上の構成により、本実施形態にかかるプライミングポンプ1では、フロアパネル5の下側にポンプ本体としてのベローズ2を収納するポンプ収納部Sを形成するとともに、フロアパネル5に当該ポンプ収納部Sを車室内側に開放する開口部51を形成し、この開口部51をフロアパネル5の上側から覆う蓋体4を、当該フロアパネル5に着脱可能に取り付け、当該蓋体4をフロアパネル5から離脱させた状態で手動駆動部として用いるようにしてある。
したがって、開口部51はポンプ本体としてのベローズ2を挿入可能な面積を有していればよく、従来のように手を差し入れる必要が無くなることから、その開口部51を従来のものと比較して小さくできる。このため、フロアパネル5において開口部51を設置可能な領域が従来に比べて拡大し、プライミングポンプ1のレイアウトの自由度を高めることができる。
また、蓋体4をフロアパネル5から離脱させて手動駆動部として用いるため、当該蓋体4を車室内で操作することでプライミングポンプ1を駆動することができる。このため、従来のように、開口部51に手を差し入れたり、プライミングポンプ1に手で触れたりする必要が無くなって、手の汚れを低減できるという利点もある。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、ポンプ本体はベローズ以外にも手動により燃料送給を可能とするポンプ構造、例えば、ピストン構造等であってもよい。また蓋体としての手動駆動部に取っ手等を設けてもよい。
本発明の一実施形態にかかるプライミングポンプの取付状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかるプライミングポンプの取り付けに用いられる止めクリップの拡大斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるプライミングポンプの蓋体を離脱させた状態での断面図である。 本発明の一実施形態にかかるプライミングポンプの駆動状態を示す断面図である。
符号の説明
1 プライミングポンプ
2 ベローズ(ポンプ本体)
3 収納容器
4 蓋体(手動駆動部)
5 フロアパネル
51 開口部

Claims (1)

  1. ポンプ本体と、当該ポンプ本体の手動駆動部と、を備えて、車体床下に取り付けられるプライミングポンプにおいて、
    フロアパネルの下側にポンプ本体を収納するポンプ収納部を形成するとともに、フロアパネルに当該ポンプ収納部を車室内側に開放する開口部を形成し、
    前記開口部をフロアパネルの上側から覆う蓋体を、当該フロアパネルに着脱可能に取り付け、当該蓋体をフロアパネルから離脱させた状態で前記手動駆動部として用いるようにしたことを特徴とするプライミングポンプ。
JP2007200730A 2007-08-01 2007-08-01 プライミングポンプ Pending JP2009035109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007200730A JP2009035109A (ja) 2007-08-01 2007-08-01 プライミングポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007200730A JP2009035109A (ja) 2007-08-01 2007-08-01 プライミングポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009035109A true JP2009035109A (ja) 2009-02-19

Family

ID=40437430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007200730A Pending JP2009035109A (ja) 2007-08-01 2007-08-01 プライミングポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009035109A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013200601A1 (de) 2012-01-16 2013-07-18 Honda Motor Co., Ltd. Ansaugpumpeinrichtung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013200601A1 (de) 2012-01-16 2013-07-18 Honda Motor Co., Ltd. Ansaugpumpeinrichtung
JP2013144959A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Honda Motor Co Ltd プライミングポンプ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6923164B1 (en) Fuel supply apparatus
JP4942758B2 (ja) 改良された空気源を備える供給ユニット
RU2008129893A (ru) Узел топливного бака летательного аппарата, его включающий летательный аппарат и набор деталей для его создания
JP2007224748A (ja) サクションフィルタおよびそれを用いた燃料供給装置
JP2015040563A (ja) 車両用エアクリーナ
JP2005220764A (ja) 燃料供給装置
JP2009035109A (ja) プライミングポンプ
JP2006316627A (ja) エンジン構造
JP4577389B2 (ja) 燃料供給装置
JP7299753B2 (ja) 作業機のドレン排出機構
KR101234627B1 (ko) 에어 브레이크 시스템용 에어탱크의 드레인 밸브
JP5321133B2 (ja) 燃料供給装置
JP4742150B2 (ja) 吸引ディーゼルユニットとポンプモジュールにおける上昇した第一充填弁
JP4664800B2 (ja) 燃料ポンプユニット装置
KR0134655Y1 (ko) 내연기관용 오일펌프의 오일스트레이너
JP2015178797A (ja) 2次空気供給装置付きエンジン
CN210422941U (zh) 一种用于真空泵中的新型油箱
JP3143130B2 (ja) 燃料供給装置
KR200410692Y1 (ko) 에어클리너 하우징에 결합되는 디퓨저 구조
JPS608106Y2 (ja) 小型舶用機関のドライサンプ式潤滑装置
KR20090056399A (ko) 소음발생 방지 구조를 갖는 변속기용 오일 필터
JPS587046Y2 (ja) 内燃機関におけるオイルフイルタ−取付装置
JP2005146972A (ja) ブリーザ装置
JP2004211678A (ja) 燃料タンク内ポンプモジュール
JP5628730B2 (ja) トリガー式噴出器