JP3143130B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

燃料供給装置

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JP3143130B2
JP3143130B2 JP03015140A JP1514091A JP3143130B2 JP 3143130 B2 JP3143130 B2 JP 3143130B2 JP 03015140 A JP03015140 A JP 03015140A JP 1514091 A JP1514091 A JP 1514091A JP 3143130 B2 JP3143130 B2 JP 3143130B2
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グレン・アール・ベレク
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アウトボード マリーン コーポレイション
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/20Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines characterised by means for preventing vapour lock
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/04Feeding by means of driven pumps
    • F02M37/046Arrangements for driving diaphragm-type pumps

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に内燃機関用の燃料
供給装置に関し、より詳細には蒸気分離器を備えた燃料
供給装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来技術においては、内
燃機関に燃料供給装置を設けることが知られており、こ
の燃料供給装置は、燃料源と、この燃料源から内燃機関
へ燃料を圧送するための燃料ポンプとを備えている。内
燃機関用の燃料は芳香族であるために燃料蒸気が燃料か
ら容易に蒸発する。燃料供給装置内の燃料が比較的低圧
下にあるときには、燃料供給装置の中には、燃料が内燃
機関に導入される前に、過剰の量の燃料蒸気が形成され
る。
【0003】燃料の内燃機関への導入の前に供給燃料か
ら蓄積した燃料蒸気を分離するために、燃料ポンプの下
流側かつ燃料が内燃機関に導入される前に燃料蒸気分離
器を設けることが一般に知られている。
【0004】燃料蒸気分離器に対する従来技術の設計に
おいては、燃料蒸気分離器は機関からの負圧パルスに依
存して供給燃料から燃料蒸気を除去しているため、困難
性を招いている。ある用途において、機関は供給燃料か
ら燃料蒸気を除去するための適宜な負圧パルスを提供す
るには小さすぎる。以下の米国特許明細書に開示される
燃料蒸気分離器を参照されたい。
【0005】 特許番号 発明者 発行日 4,534,774 LeCoffre外 1985年8月13日 4,450,820 Haynes 1984年5月29日 4,315,760 bij de Leij 1982年2月16日 4,117,817 Nishida 1978年10月3日 4,010,012 Griffin,III外 1977年3月1日 3,985,626 Klein 1976年10月12日 3,961,918 Johnson 1976年6月8日 3,867,071 Hartley 1975年2月18日 3,703,165 Hansen 1972年11月21日 3,307,331 Lambert 1967年3月7日 2,998,057 Graham 1961年8月29日 2,917,110 Brohl 1959年12月15日 2,878,889 Gilbert 1959年3月24日 2,811,219 Wenzl 1957年10月29日 2,745,551 Berck 1956年5月15日 2,742,049 Granberg 1956年4月17日 1,851,163 Daugherty 1932年3月29日 1,804,557 Gould外 1931年5月12日 1,381,897 Ackley 1921年6月21日 1,119,980 Mulligan 1914年12月8日
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は内燃機関用の燃
料供給装置を提供し、該燃料供給装置は燃料室を有する
蒸気分離器を備え、燃料室は、入口及び出口を有すると
共に、供給燃料を収容するようになされている。蒸気分
離器は、供給燃料が所定のレベルよりも低い時に燃料室
から燃料蒸気を通気するための手段と、上記燃料蒸気通
気手段及び周期的に変化する圧力源と連通可能な蒸気ポ
ンプとを備え、該蒸気ポンプは、燃料蒸気を蒸気分離器
から交番圧力の上記圧力源から離れた位置へ圧送する手
段を有している。
【0007】本発明の1実施例においては、周期的に変
化する圧力源は交互に正圧あるいは負圧となる圧力源で
あって、上記蒸気ポンプは、上記圧力源が負圧を供給す
る時には燃料室から燃料蒸気を圧送すると共に上記圧力
源が正圧を供給する時には燃料蒸気を圧送するための手
段を備えている。
【0008】本発明の他の特徴及び利点は、以下の記
載、特許請求の範囲の記載及び図面を参照することによ
り理解されよう。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例を詳細に説明する前に、本
発明の適用が以下の記載あるいは図面に示す構造及び各
要素の構成の細部に限定されるものではないことを理解
する必要がある。本発明は他の実施例とすることも可能
であり、種々の態様において実施すなわち実行し得る。
また、本明細書の用語および術語は説明の目的のために
使用されているものであって、限定的に解されるべきも
のではない。
【0010】図1に示すのは内燃機関用の燃料供給装置
10である。燃料供給装置10は、少なくとも1つのキ
ャブレタ(図示せず)に燃料を供給するようになされて
いると共に、取り付けブラケット14を備えており、こ
の取り付けブラケットは、燃料蒸気分離器22と、燃料
蒸気ポンプ26と、燃料ポンプ30およびオイルポンプ
34(これら燃料ポンプ及びオイルポンプは結合して組
み合わされた燃料およびオイル混合物ポンプとすること
ができる)と、プライマ燃料制御弁38と、真空スイッ
チ42との燃料装置構成要素を支持している。
【0011】他の構成を用いることもできるが、取り付
けブラケット14は、硬いプラスチックから形成される
と共に、少なくとも1つの導管及び燃料蒸気分離器22
の部分を備えている。より詳細には、取り付けブラケッ
ト14は、4つの取り付け孔50を有する略平坦なベー
ス部分46と、燃料分離器22の一部であるリザーバ5
4とを備えている。リザーバ54はベース部分46から
前方及び後方へ延びていて取り付けブラケット14の頂
部に位置している。リザーバ54はベース部分46から
前方へ延びると共にその前方端62において開口する第
1の円筒形状の部分58と、開口68を介して該円筒形
状の部分58と連通する箱型の第2の部分66とを備え
ている。箱型の部分66は、略矩形で平坦な取り付け面
74により画成される開放した頂部70を有している。
【0012】円筒形状の部分58の開口した頂部62は
取り外し可能なカバーすなわちキャップ78により閉止
されており、該キャップは適宜な燃料源と連通するよう
になされた外部燃料供給ホース90に連結されるニップ
ル86で終端となっている入口82を有している。燃料
フィルタ94がリザーバ54の円筒形状の部分58の中
に設けられている。
【0013】取り付けブラケット14はまた一体の内側
の燃料供給導管すなわち孔98を有しており、該孔はリ
ザーバ54と連通すると共にリザーバからブラケットの
内方へ延びて取り付けブラケットの底部へ至り排出端す
なわち取付具102で終端となっている。取り付けブラ
ケット14の内方に適宜な装置を設けて燃料供給導管す
なわち通路98を形成することができる。
【0014】燃料供給装置要素アセンブリ10はまた燃
料蒸気分離器22から燃料蒸気を積極的に圧送するため
の手段を備えている。他の構成とすることもできるが、
図示の実施例においては、燃料蒸気を積極的に圧送する
ための手段は、前述の燃料蒸気ポンプ26と、この燃料
蒸気ポンプ26を燃料蒸気分離器22に取り付けるため
の手段とを有している。他の構成とすることもできる
が、図示の実施例においては、燃料蒸気ポンプ26はリ
ザーバカバー部材すなわち部分106に取り外し可能に
取り付けられている。リザーバカバー106はプラスチ
ックにより形成されていると共に、その一側部に設けら
れる平坦な燃料蒸気ポンプ取り付け面110と、他側部
に設けられリザーバ54の頂部の平坦な取り付け面74
と組み合う平坦な面114とを備えている。燃料蒸気ポ
ンプ26は、ねじ等の適宜な手段により、カバー部材1
06の取り付け面110に取り外し可能に取り付けるこ
とができる。ねじ等の適宜な固定具によりリザーバカバ
ー106がブラケット14に取り外し可能に連結すなわ
ち組み付けられると、カバー106は箱型のリザーバ部
分66の開口した頂部70を封止的に閉止して燃料リザ
ーバを完成させると共に、供給燃料及びこの燃料から発
生する燃料蒸気を保有するようになされた燃料室116
を画成する。
【0015】燃料供給装置はまた燃料室54の中の供給
燃料が所定レベル以下の時に燃料室54から燃料蒸気を
通気するための手段を備えており、該手段はカバー部材
106に設けられる燃料蒸気通路すなわちベント118
(図3参照)を有しており、このベントはその一端にお
いて燃料室116と連通すると共にその他端は燃料蒸気
ポンプ取り付け面110のポート122で終端となって
いる(図4参照)。
【0016】燃料蒸気を通気するための手段はまた、燃
料室116の中の供給燃料が所定のレベル以下である時
に燃料室54と燃料蒸気ベント118との間に連通を確
立するための手段を備えている。他の構成とすることも
できるが、図示の実施例においては、燃料蒸気ベント1
18と燃料室54との間の連通を確立するための手段は
フロート126を有しており、このフロートは、燃料室
54の中でカバー部材106によりヒンジ式に支持され
ると共に、燃料室116の中の供給燃料のレベルに応答
するようになされている。燃料室の中の燃料のレベルに
応答して、フロート126は燃料蒸気ベント118の中
に設けられた弁座134と相対的に弁部材130を動か
して燃料蒸気分離器22からの燃料蒸気の流れを制御す
る。この制御に関して、リザーバの中の燃料が所定のレ
ベル以下になると、フロート126の作用により弁部材
130が弁座134から離れて開放位置へ運動し、これ
により燃料蒸気ベント118を開放する。リザーバの中
の燃料が所定のレベルまで上昇すると、フロート126
は弁部材130を弁座134と係合させ、これにより燃
料蒸気がベント118へ通過するのを阻止する。
【0017】他の構成とすることもできるが、燃料蒸気
ポンプ26は3つの盤状の部材138、142、146
の組立体として形成され、これら部材は適宜な固定具に
よりカバー部材に組み付けられている。盤状の部材はね
じ等の適宜な固定具により一緒に組み立てられている。
これら3つの盤状の部材、すなわち、第1の端部ディス
ク138、第2の端部ディスク142及び中間のディス
ク146は、その組み立てられた状態において、シェル
150を形成し、このシェルはその内部に、室152、
燃料蒸気入口154、燃料蒸気出口158及び圧力ポー
ト162を有している。
【0018】中間のディスク146及び第1の端部ディ
スク138はこれらの間に室152を画成する。中間の
ディスク146と第1の端部ディスク138との間に設
けられたダイアフラム166は室152を、第1の端部
ディスク138に隣接する駆動室170と、被動室17
4とに分割する。好ましい実施例において、ダイアフラ
ム166はゴムあるいは他の可撓性でガス非透過性の材
料で形成される。
【0019】燃料蒸気ポンプ26は駆動室170の中の
圧力を交互にするための手段を備えている。他の構成と
することもできるが、駆動室の中の圧力を交互にするた
めの手段は、駆動室170と連通する圧力ポート162
を備え、この圧力ポートは第1の端部ディスク138を
通って延びてニップル178の形状で終端となってお
り、該ニップルは適宜な外部ホースすなわち導管182
に接続され、また該導管は適宜な変動サイクル源すなわ
ち脈動圧力源に接続されるようになされている。図示の
実施例においては、外部ホース182を機関のクランク
ケースに接続することを意図している。
【0020】燃料蒸気入口154はその一端において被
動室174と連通すると共に、中間のディスク146、
第2の端部ディスク142及び中間のディスク146と
第2の端部ディスク142との間に設けられるガスケッ
ト184を通って延び、その他端はカバー部材106の
取り付け面110の燃料蒸気通過ポート122と接続し
ている。蒸気ポンプ26は、燃料蒸気ベント118と被
動室174との間の連通を達成する手段を提供し、この
手段は燃料蒸気入口154の中に位置する1方向弁18
6の形態をなしている。1方向弁186は、燃料蒸気ベ
ントの中の圧力が被動室174の中の圧力よりも大きい
時に燃料蒸気ベント118と被動室174とを連通する
と共に、被動室174の中の圧力が燃料蒸気ベント11
8の中の圧力よりも大きい時には燃料蒸気ベント118
と被動室との間の連通を阻止する。
【0021】燃料蒸気出口158は、その一端において
被動室174と連通すると共に中間のディスク146、
ガスケット184及び第2の端部ディスク142を通っ
て延びニップル190の形態の他端で終端となってい
る。ニップルはホースあるいはチューブの形態の外部導
管を収容し、一方この外部導管は燃料蒸気を交番圧力源
から離れた機関の適宜な地点、例えば空気サイレンサ
(図示せず)、へ搬送するようになされている。
【0022】蒸気ポンプはまた燃料蒸気出口158と被
動室174との間に連通を達成する第2の1方向弁19
8の形態の手段を提供する。この第2の1方向弁198
は、被動室174の中の圧力が燃料蒸気出口158の中
の圧力よりも大きい時に燃料蒸気出口158と被動室1
74とを連通すると共に、被動室174の中の圧力が燃
料蒸気出口158の中の圧力よりも低い時には燃料蒸気
出口158と被動室174との間の連通を阻止する。
【0023】燃料蒸気ポンプはまたダイアフラム166
を一方へ偏椅するための手段を備えている。図示の実施
例においては、ばね202が設けられており、このばね
はダイアフラム166を中間のディスク146から離れ
る方向へかつ第1の端部ディスクへ向かって偏椅してい
る。中間のディスク146にはばね202のための座2
06が設けられている。第1の端部ディスク138はダ
イアフラム166と接触するための金属パッド120を
有している。ダイアフラム166を偏椅するための手段
はまたダイアフラム166に隣接するばね202の端部
に設けられる円形のプラスチック部材214を備えてお
り、このプラスチック部材はダイアフラム166をばね
202により引き裂かれないように保護している。
【0024】蒸気分離器アセンブリの作用は以下の通り
である。長い非活動期間においては、燃料が燃料蒸気分
離器22のリザーバから抜かれて燃料源へ戻される。内
燃機関の作動が開始すると、クランクケースからの交互
の正圧および負圧が燃料ポンプ30の作動を開始させて
燃料蒸気ポンプ26の駆動室170へ導入される。
【0025】以下に説明するように、燃料ポンプ30お
よび燃料蒸気ポンプ26は燃料源から燃料フィルタ94
を介してリザーバ54へ燃料を別個に引き込む。リザー
バの中の供給燃料は増加するもののまだ所定レベルより
も低い場合には、弁部材130は開位置に留まって燃料
蒸気ポンプ26が燃料蒸気および空気をリザーバ54か
ら吸引することを許容する。燃料蒸気ポンプ26は燃料
蒸気を燃料蒸気ベント118を介してリザーバから取り
除き、結果的には燃料を燃料源からリザーバ54へ吸入
する。
【0026】内燃機関の作動の間は、正圧及び負圧の両
方の圧力パルスが駆動室170に作用してダイアフラム
166を偏椅する。負圧パルスが圧力ポート162を介
して駆動室170に作用すると、この負圧パルス及びば
ね202がダイアフラム166に作用してこのダイアフ
ラムを偏椅して被動室174を拡大し、これにより被動
室174に相対的に低い圧力を創成する。被動室174
の中の相対的に低い圧力のために、被動室174と燃料
蒸気通過ポート122との間に位置する1方向弁186
が開いて空気あるいは燃料蒸気を蒸気ベント118を介
して被動室174の中へ吸入すると共に、被動室174
と出口158との間に位置する第2の1方向弁198が
閉止した状態を維持して燃料蒸気の通過を阻止する。
【0027】機関が正圧のパルスをもたらすと、駆動室
170が膨張してダイアフラム166およびばね202
に作用して被動室174を小さくする。被動室の容積が
減少することによりこの被動室の中の圧力が増加する
と、蒸気通過ポート122と被動室174との間に位置
する1方向弁186が閉じて燃料蒸気の通過を阻止す
る。正圧パルスの間、被動室174の中の相対的に高い
圧力が被動室174と燃料蒸気出口ポート158との間
の第2の1方向弁198を開き、燃料を被動室174か
ら燃料蒸気出口ポート158を通して空気サイレンサに
つながる導管194の中へ排出する。
【0028】リザーバ54の中の燃料のレベルが所定の
レベルまで増加すると、この燃料のレベルの増加に応答
してフロート126が上昇して弁部材130を弁座13
4と係合するように動かし、これにより燃料蒸気が燃料
ベント118を介してリザーバ54から蒸気ポンプ26
内へ通過するのを阻止する。
【0029】内燃機関の通常の運転の間、燃料ポンプ3
0の作用によって、入口82からリザーバ54を介して
導管98へ流れる燃料の流れは継続され、燃料蒸気分離
器22の作用により中断されることはない。リザーバ5
4の中の燃料蒸気の圧力が上昇するかあるいは内燃機関
により必要とされる燃料の量が燃料ポンプ30の容量よ
りも大きくなると、リザーバ54の中の燃料のレベルは
下降する。この燃料レベルの下降に応答してフロート1
26が降下すると共に、弁部材130を開位置へ動かし
て燃料蒸気がベント118を通って燃料蒸気ポンプの蒸
気入口154の中へ通過するのを許容する。燃料蒸気ポ
ンプ26はリザーバ54から燃料蒸気を除去し、結果的
に燃料ポンプ30の作用を補って、リザーバ54の中の
燃料のレベルが所定のレベルになってフロート126が
弁部材130を弁座134に係合させるまで、燃料をリ
ザーバの中へ吸入する。
【0030】機関からの負圧パルスの間は燃料蒸気を被
動室174へ吸入することにより、また、機関からの正
圧パルスの間は燃料蒸気を被動室174から排出するこ
とにより、燃料蒸気は燃料蒸気分離器22から除去され
る。蒸気分離器22と組み合わせて燃料蒸気ポンプ26
を設けることにより、最小の圧力ヘッドで燃料蒸気分離
器22から燃料蒸気を除去することが可能になると共に
蒸気分離器を小さな機関に用いることを可能とする。
【0031】また、機関の始動の際、蒸気ポンプ26は
燃料ポンプ30の作用とは独立してリザーバ54から空
気および燃料蒸気を吸引し、これにより、蒸気ポンプを
もたない燃料ポンプ及び蒸気分離器の作用に比較してよ
り迅速にリザーバの中の燃料のレベルを増加する。ま
た、燃料ポンプ30および燃料蒸気ポンプ26が共に燃
料源から燃料を吸引するために、より小さな燃料ポンプ
を用いることができる。小さな燃料ポンプは過剰の燃料
蒸気を引き起こす低圧ゾーンを生じないので、蒸気分離
器を燃料ポンプと燃料源との間に設けることができる。
【0032】本発明の種々の特徴は特許請求の範囲に記
載される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の種々の特徴を具体化する内燃機関用の
燃料供給装置の立面図である。
【図2】図1に示す燃料供給装置の一部を部分的に断面
で示す拡大した後方斜視図である。
【図3】図1の燃料供給装置の一部を部分的に断面で示
す拡大した側面図である。
【図4】図3の線4−4に沿う断面である。
【図5】図2に示す燃料供給装置の一部を分解して示す
拡大図である。
【符号の説明】
1 燃料供給装置 22 蒸気分離器 26 蒸気ポンプ 116 燃料室 118 蒸気ベント 126 フロート 130 弁部材 134 弁座 154 入口 158 出口 166 ダイアフラム 170 駆動室 174 被動室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デーヴィッド・ジェイ・ハートケ アメリカ合衆国イリノイ州60031,ガー ニー,エステス 800 (72)発明者 グレン・アール・ベレク アメリカ合衆国イリノイ州60031,ガー ニー,グランドビュー・アベニュー 3964 (56)参考文献 実開 昭59−24964(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 37/20 F02M 37/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関用の燃料供給装置であって、 入口及び出口を有すると共に供給燃料を保有するように
    なされた燃料室を備える蒸気分離器であって、供給燃料
    が所定のレベルよりも低い時に前記燃料室から燃料蒸気
    を通気するための燃料蒸気通気手段を有する前記蒸気分
    離器と: 前記燃料蒸気通気手段及び周期的に変化する圧力源と連
    通可能な蒸気ポンプであって、燃料蒸気を前記蒸気分離
    器から交番圧力の前記圧力源から離れた位置へ圧送する
    手段を有する前記蒸気ポンプと;を備えており、 前記周期的に変化する圧力源は交互に正圧あるいは負圧
    となる圧力源であり、前記蒸気ポンプは、前記圧力源が
    負圧を供給する時には前記燃料室から燃料蒸気を圧送す
    ると共に前記圧力源が正圧を供給する時には燃料蒸気を
    圧送するための手段を備えており、 前記燃料蒸気通気手段は、前記燃料室と連通する蒸気ベ
    ントと、前記燃料室の中の前記供給燃料が所定のレベル
    よりも低い時に前記燃料室と前記蒸気ベントとを連通す
    る連通手段とを備え、該連通手段は、前記蒸気ベントの
    中に設けられる弁座と係合可能な弁部材と、前記燃料室
    の中の供給燃料のレベルに応答して前記弁部材を動かし
    て前記弁座と係合させまた前記弁部材を前記弁座から離
    して開位置へ動かすフロートとを備えることを特徴とす
    る燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の燃料供給装置において、前記
    蒸気ポンプが、シェルを画成する外側壁と、該シェルを
    駆動室及び被動室に分割するダイアフラムと、前記被動
    室および前記燃料蒸気通気手段と連通可能な入口と、前
    記被動室と連通可能な出口と、前記入口の中に設けら
    れ、前記燃料蒸気通気手段の中の圧力が前記被動室の中
    の圧力よりも大きい時に前記燃料蒸気通気手段と前記被
    動室を連通しまた、前記燃料蒸気通気手段の中の圧力が
    前記被動室の中の圧力よりも小さい時には前記燃料蒸気
    通気手段と前記被動室との間の連通を阻止する手段と、
    前記被動室の中の圧力が前記出口の中の圧力よりも大き
    い時に前記出口と前記被動室との間の連通を許容すると
    共に、前記被動室の中の圧力が前記出口の中の圧力より
    も小さい時には前記出口と前記被動室との間の連通を阻
    止する手段と、前記駆動室の中の圧力を交互にする手段
    と、を備えることを特徴とする燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の燃料供給装置において、前記
    駆動室の中の圧力を交互にする手段が、交番圧力源と前
    記駆動室との間に連通する導管を備えることを特徴とす
    る燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の燃料供給装置において、前記
    蒸気ポンプが前記蒸気分離器に設けられることを特徴と
    する燃料供給装置。
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