JP2009034820A - 筆記具の軸部材の製造方法およびその方法により製造してなる筆記具の軸部材 - Google Patents

筆記具の軸部材の製造方法およびその方法により製造してなる筆記具の軸部材 Download PDF

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Abstract

【課題】ねじ部材を、軸部材または軸部材に配したねじ部材の装着部となる部材に接着剤により固着してなる筆記具の軸部材において、ねじ部材を軸部材または軸部材に配したねじ部材の装着部となる部材に挿入して、ねじ部材の位置を軸部材の周方向の特定した位置にくるように位置調整した後に、一寸した振動や衝撃により容易にねじ部材が軸部材に対して回転して位置がずれないようにした軸部材の製造方法およびその製造法により製造した軸部材を得る。
【解決手段】軸部材に挿入したねじ部材の部分と軸部材または軸部材に配した前記ねじ部材の装着部となる部材との間で、軸部材に対するねじ部材の回転を抑制する回転抑制手段を設ける。ねじ部材の位置を軸部材の周方向の特定した位置になるに位置調整して、ねじ部材を軸部材または軸部材に配したねじ部材の装着部となる部材に固着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ねじ部材を軸部材に接着剤により固着してなる、筆記具の軸部材の製造方法およびその方法により製造してなる筆記具の軸部材に関する。
従来、断面形状が非円形または断面形状が円形であって模様や絵柄を有した後軸の前方に、雄ねじ部を有した連結部材を介して、先端に筆記先端部を設けた先軸を着脱自在に装着した筆記具本体に、該筆記具本体に着脱自在にねじ嵌合可能な、連結部材の雄ねじ部に噛合う雌ねじ部を有するねじ部材を固着した断面形状が後軸と同形または後軸の模様や絵柄に連続する模様や絵柄を有したキャップをねじ嵌合してなる万年筆のキャップがある。
例えば、後軸やキャップに蒔絵が施された万年筆の場合には、キャップを万年筆本体にねじ嵌合した状態で蒔絵の絵柄を描けば、常にキャップを万年筆本体にねじ嵌合した際に、前記絵柄が連続した状態となるが、断面形状が略四角形である後軸とキャップとで構成される万年筆においては、必ずしもキャップを万年筆本体にねじ嵌合した際に、後軸とキャップとの外形形状における断面形状が略四角形の各々の角部が周上の同一の位置に位置するように外形形状が連続するとは限らない。
キャップを万年筆本体にねじ嵌合して、後軸とキャップとの外形形状が連続するようにするには、ねじ嵌合のためのキャップの内部に設けるねじの開始位置や終わりの位置を周方向において特定した位置に設ける必要があるが、断面形状が略四角形状のキャップにねじ部を加工して設けるには、現実問題として難しさがある。従って、キャップに設けるねじ部は、ねじ部材を形成してキャップに装着してねじ部を設けている。ねじ部材をキャップに装着するにしても、雌ねじの開始位置や終わりの位置を特定してキャップを挿入して固着する必要があり、ねじ部材を挿入する際の方向性を確認するための目印等をねじ部材に設けたりしなければならないし、また前記キャップに装着したねじ部材の雌ねじにねじ嵌合する万年筆本体に設けた雄ねじ部におけるねじの開始位置や終わりの位置との関係によっても、後軸とキャップとの外形形状が連続したりしなかったりするので、こうした万年筆におけるキャップの製造は困難であった。
断面形状が非円形または断面形状が円形であって模様や絵柄を有した後軸を有した筆記具本体と、断面形状が後軸と同形または後軸の模様や絵柄に連続する模様や絵柄を有したキャップとで構成され、キャップを筆記具本体に嵌合した際に、キャップの形状または模様や絵柄が常に後軸の形状または模様や絵柄と連続する筆記具を容易に製造できる方法が、特開2002−86975号公報により開示されている。開示されている製造方法は、筆記先端部を設けた首部(先軸)に連結部材を嵌合し、該首部をキャップ内に挿入してキャップを首部(先軸)または連結部材にねじ嵌合し、その状態で胴部(後軸)の周方向の所望する位置がキャップの周方向の特定した位置に揃うように胴部(後軸)を連結部材の他方に固着して筆記具本体(万年筆本体)を製造するもので、これにより、キャップを首部(先軸)または連結部材にねじ嵌合して筆記具本体(万年筆本体)に嵌合した際に、常に胴部(後軸)の周方向の所望する位置がキャップの周方向の特定した位置に常に位置するものである。
前記発明には、連結部材(ねじ部材)のねじの開始位置と終わりの位置が胴軸(軸部材)の周方向の特定した位置にくるように位置調整して、連結部材(ねじ部材)を胴軸(軸部材)に接着剤により固着する技術が開示されている。しかし、連結部材(ねじ部材)を胴軸(軸部材)に接着剤により固着するために、接着剤が硬化する間に胴軸への一寸した振動や衝撃等の影響により回転して位置がずれてしまい、その状態で硬化してしまうという問題があった。
特開2002−86975号公報
本発明はこうした現実問題に鑑み、ねじ部材を、軸部材または軸部材に配したねじ部材の装着部となる部材に接着剤により固着してなる筆記具の軸部材において、ねじ部材を軸部材または軸部材に配したねじ部材の装着部となる部材に挿入して、ねじ部材の雌ねじの開始位置と終わりの位置が軸部材の周方向の特定した位置にくるように位置調整した後に、一寸した振動や衝撃により容易にねじ部材が軸部材に対して回転して位置がずれないようにした軸部材の製造方法およびその製造法により製造した軸部材を得るものである。
本発明は、
「1.ねじ部材を、軸部材または軸部材に配したねじ部材の装着部となる部材に接着剤により固着してなる筆記具の軸部材において、軸部材に挿入したねじ部材と軸部材または軸部材に配した前記ねじ部材の装着部となる部材との間で、軸部材に対するねじ部材の回転を抑制する回転抑制手段を設けて、ねじ部材に設けた雄ねじまたは雌ねじの開始位置と終わりの位置が軸部材の周方向の特定した位置にくるように位置調整して、ねじ部材を軸部材または軸部材に配したねじ部材の装着部となる部材に固着したことを特徴とする、筆記具の軸部材の製造方法。
2.前記軸部材に配したねじ部材の装着部となる部材に、外壁面にかしめポンチにより打刻して内壁面より突出した突起を設けた状態で軸部材内に配し、前記突起を回転抑制手段とした、前記1項に記載の筆記具の軸部材の製造方法。
3.前記軸部材が、断面形状が非円形または断面形状が円形であって模様や絵柄を有した後軸の前方に、雄ねじ部を有した連結部材を介して、先端に筆記先端部を設けた先軸を着脱自在に装着した筆記具本体と、該筆記具本体に着脱自在にねじ嵌合可能な、連結部材の雄ねじ部に噛合う雌ねじ部を有するねじ部材を固着した断面形状が後軸と同形または後軸の模様や絵柄に連続する模様や絵柄を有したキャップとで構成された筆記具におけるキャップである、前記1項または2項に記載の筆記具の軸部材の製造方法。
4.前記軸部材が、断面形状が非円形または断面形状が円形であって模様や絵柄を有した後軸の後端に、外方に突出した雄ねじ部を有するキャップ嵌合用ねじ尾栓を固着し、後軸の前方に、雄ねじ部を有した連結部材を介して、先端に筆記先端部を設けた先軸を着脱自在に装着した筆記具本体と、該筆記具本体に着脱自在にねじ嵌合可能な、連結部材の雄ねじ部に噛合う雌ねじ部を有した断面形状が後軸と同形または後軸の模様や絵柄に連続する模様や絵柄を有したキャップとで構成された筆記具における後軸である、前記1項または2項に記載の筆記具の軸部材の製造方法。
5.前記筆記具の軸部材の製造方法により製造してなる、前記1項ないし4項のいずれか1項に記載の筆記具の軸部材。」
である。
本発明において、回転抑制手段とは、ねじ部材が回転しようとした際に抵抗となって回転を抑制するための手段である。例えば、ねじ部材を軸部材内に挿入した際に、ねじ部材の外壁面と軸部材の内壁面または軸部材に装着した部材の内壁面との間で、一部が相手に当接することで回転の際の抵抗となるものである。具体的に言えば、軸部材の内壁面または軸部材に装着した部材の内壁面に当接するねじ部材の外壁面に外方に突出して形成した突起である。または、ねじ部材の外壁面に当接する軸部材の内壁面または軸部材に装着した部材の内壁面に内方に突出して形成した突起である。また、ねじ部材の外壁面と軸部材の内壁面または軸部材に装着した部材の内壁面との間に形成する高粘度の接着剤層も手段の一つである。また、ねじ部材の外形の一部を変形して軸部材の内壁面または軸部材に装着した部材の内壁面に当接することも、あるいは軸部材に装着した部材の一部を変形してねじ部材に当接することも手段の一つと言える。
回転抑制手段により、軸部材に対してねじ部材は容易に回転することがないので、ねじ部材を軸部材の特定した位置に位置調整を行った後で接着剤が硬化するまでの間に、一寸した振動や衝撃などによる影響で回転して軸部材に対するねじ部材の位置がずれてしまい、その状態で固着してしまうという恐れがない。また、位置調整の際に回転の際の抵抗力により、位置を微妙に調整して製造できるという利点がある。
断面形状が略正四角形の後軸の後端に、外方に突出した雄ねじ部を有したキャップ嵌合用ねじ尾栓を設け、後軸の前方に、雄ねじ部を有した連結部材を介して、先端に平板状のペン先を設けた断面形状が円形状の先軸を着脱自在に装着した万年筆本体と、連結部材の雄ねじ部にねじ嵌合する雌ねじ部を有したねじ部材を配した、断面形状が略正四角形のキャップとで構成された万年筆における、キャップとキャップ嵌合用ねじ尾栓を設けた後軸の製造方法である。
本発明の実施例を図面を用いて説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図1は、本発明の実施例の万年筆を示し、万年筆本体にキャップをねじ嵌合するの状態を示した図である。図2は、万年筆本体にキャップをねじ嵌合した状態を万年筆を示し、(a)は万年筆の正面図、(b)は万年筆のキャップ部分側の左側面図である。図3は、万年筆本体を構成する後軸を示し、(a)は後軸の正面図であり、(b)は後軸の左側面図である。図4は、一部要部を断面したねじ部材の拡大正面図である。図5は、要部を断面したキャップの拡大正面図である。図6は、キャップ嵌合用ねじ尾栓の拡大正面図である。図7は、後軸の端部に固着する補強金輪部材を示し、(a)は要部を断面した補強金輪部材の拡大正面図であり、(b)は補強金輪部材の拡大左側面図である。
本発明の実施例の万年筆1は、図1および図2に示すように、木軸製の後軸(胴軸とも呼ばれている)2の前方に金属製の雄ねじ部3を有した連結部材4を介して、先端にペン先5とペン芯6を設けた樹脂製の先軸(首軸とも呼ばれている)7を連結し、後軸2の後端に後方に外方に突出した雄ねじ部8を有したキャップ嵌合用尾栓9を固着した万年筆本体10と、先軸7を被覆するにキャップ11とで構成され、該キャップ11を前記連結部材4の雄ねじ部3にねじ嵌合することにより、キャップ11を万年筆本体10に嵌合するものである。
後軸2は、図3に示すように、断面形状が正四角形の角部をR状に面取りした4つのR状面部2aと、正四角形の一辺を構成する4つの平側面部2bとで構成された断面形状が略正四角形の形状であり、キャップ11も、図2の(b)に示すように、断面形状が後軸2と同形の角部をR状に面取りした4つのR状面部11aと、正四角形の一辺を構成する4つの平側面部11bとで構成された断面形状が略正四角形の形状である。
本実施例の万年筆1においては、キャップ11を連結部財4を介して万年筆本体10にねじ嵌合すると、図2に示すように、後軸2のR状面部2aとキャップ11のR状面部11aとが、後軸2の平側面部2bとキャップ11の平側面部11bとが、周方向状において同一位置に位置して全長に渡って形状が連続するものである。またさらには、キャップ11をキャップ嵌合用尾栓9にねじ嵌合すると、図示していないが、同様に後軸2のR状面部2aとキャップ11のR状面部11aとが、後軸2の平側面部2bとキャップ11の平側面部11bとが、周方向状において同一位置に位置する。
そのためには、キャップ11を連結部材4にねじ嵌合した際に、前記したようなキャップ11と後軸2の形状が連続するようにするには、キャップ11に配する連結部材4の雄ねじ部3にねじ嵌合する、図4に示すような雌ねじ部12を有したねじ部材13を、キャップ11における周方向の位置が前記したようなキャップ11と後軸2の周方向の位置関係となるように、キャップ11に挿入する。
キャップ11は、図5に示すように、金属製の外キャップ14内に樹脂製の内キャップ15とで構成され、先端開口部16にはねじ部材13をより強硬に接着するめに金属製の接着補強金輪部材17を装着してある。接着補強金輪部材17には、外壁面をかしめポンチにより打刻して形成してなる、回転抑制手段となる内壁面より突出した突起18を設けてある。符号19はクリップ19で、符号20は断面形状が略正四角形でキャップ13と同じ大きさの頭冠である。
キャップ11にねじ部材13を挿入する前に、予め接着補強金輪部材17の内壁面に接着剤を塗布しておき、ねじ部材13を挿入する。前記したように後軸2とキャップ11の形状が連続するようにねじ部材13を回転して位置調整し、ねじ部材13を接着剤でキャップ11に固着する。ねじ部材13は、接着補強金輪部材17に設けた回転抑制手段となる突起18が当接するので、回転を抑制されるので微調整が可能となる。また、接着剤が硬化するまでに、一寸した振動や衝撃により容易にねじ部材13がキャップ11に対して回転することがないので、前記位置がずれる心配がない。
また、キャップ11をキャップ嵌合用ねじ尾栓9にねじ嵌合した際に、前記したようなキャップ11と後軸2の形状が連続するようにするには、図6に示すような後軸2に設けるキャップ嵌合用ねじ尾栓9の周方向の位置を、キャップ11をキャップ嵌合用ねじ尾栓9にねじ嵌合した際に、前記したようなキャップ11と後軸2の周方向の位置関係となるように、キャップ嵌合用ねじ尾栓9の雄ねじ部8の終わり位置を後軸6に対して位置決めして、キャップ嵌合用ねじ尾栓9を後軸2に挿入する。
後軸2は、開口端部21に、図7に示すような後軸2の縁部が他の部材との当接による摩耗や衝撃などによる破損を防止するための後軸2の断面形状と同形の略正四角形の形状とした鍔部22と後軸2内に挿入する円筒状の挿入部23とで構成された補強金輪部材24を、挿入部23を後軸2の前方の開口端部21に挿入して接着剤により固着して設けてある。補強金輪部材24には、図示してないが、外壁面をかしめポンチにより打刻して形成してなる、回転抑制手段となる内壁面より突出した突起25を設けてある。
キャップ嵌合用ねじ尾栓9を後軸2に挿入する前に、予め、補強金輪部材24の内壁面に接着剤を塗布しておき、キャップ嵌合用ねじ尾栓9を挿入する。前記したように後軸2とキャップ11の形状が連続するようにキャップ嵌合用ねじ尾栓9を回転して位置調整し、キャップ嵌合用ねじ尾栓9を接着剤で後軸2の後方の開口端部21に固着する。キャップ嵌合用ねじ尾栓9は、補強金輪部材24に設けた回転抑制手段となる突起25が当接するので、回転を抑制されるので微調整が可能となる。また、接着剤が硬化するまでに、一寸した振動や衝撃により容易にキャップ嵌合用ねじ尾栓9が後軸2に対して回転することがないので、前記位置がずれる心配がない。
本発明の筆記具の組立方法は、断面形状が非円形または断面形状が円形であって模様や絵柄を有したキャップと筆記具本体を構成する後軸を有した筆記具において、またさらには後軸の後端にキャップをねじ嵌合可能なキャップ嵌合用尾栓を設けた筆記具において、キャップを筆記具本体にねじ嵌合した際に、またはキャップをャップ嵌合用尾栓にねじ嵌合した際に、常にキャップと後軸の外形形状や模様等が連続するような筆記具を要望するときに利用することができる。
本発明の実施例の万年筆を示し、万年筆本体にキャップをねじ嵌合するの状態を示した図である。 万年筆本体にキャップをねじ嵌合した状態を万年筆を示し、(a)は万年筆の正面図、(b)は万年筆のキャップ部分側の左側面図である。 万年筆本体を構成する後軸を示し、(a)は後軸の正面図であり、(b)は後軸の左側面図である。 一部要部を断面したねじ部材の拡大正面図である。 要部を断面したキャップの拡大正面図である。 キャップ嵌合用ねじ尾栓の拡大正面図である。 後軸の端部に固着する補強金輪部材を示し、(a)は要部を断面した補強金輪部材の拡大正面図であり、(b)は補強金輪部材の拡大左側面図である。
符号の説明
1 万年筆
2 後軸
3 雄ねじ部
4 連結部材
7 先軸
8 雄ねじ部
9 キャップ嵌合用ねじ尾栓
11 連結部材
12 雌ねじ部
13 ねじ部材
18 突起
25 突起

Claims (5)

  1. ねじ部材を、軸部材または軸部材に配したねじ部材の装着部となる部材に接着剤により固着してなる筆記具の軸部材において、軸部材に挿入したねじ部材と軸部材または軸部材に配した前記ねじ部材の装着部となる部材との間で、軸部材に対するねじ部材の回転を抑制する回転抑制手段を設けて、ねじ部材に設けた雄ねじまたは雌ねじの開始位置と終わりの位置が軸部材の周方向の特定した位置にくるように位置調整して、ねじ部材を軸部材または軸部材に配したねじ部材の装着部となる部材に固着したことを特徴とする、筆記具の軸部材の製造方法。
  2. 前記軸部材に配したねじ部材の装着部となる部材に、外壁面にかしめポンチにより打刻して内壁面より突出した突起を設けた状態で軸部材内に配し、前記突起を回転抑制手段とした、請求項1に記載の筆記具の軸部材の製造方法。
  3. 前記軸部材が、断面形状が非円形または断面形状が円形であって模様や絵柄を有した後軸の前方に、雄ねじ部を有した連結部材を介して、先端に筆記先端部を設けた先軸を着脱自在に装着した筆記具本体と、該筆記具本体に着脱自在にねじ嵌合可能な、連結部材の雄ねじ部に噛合う雌ねじ部を有するねじ部材を固着した断面形状が後軸と同形または後軸の模様や絵柄に連続する模様や絵柄を有したキャップとで構成された筆記具におけるキャップである、請求項1または2に記載の筆記具の軸部材の製造方法。
  4. 前記軸部材が、断面形状が非円形または断面形状が円形であって模様や絵柄を有した後軸の後端に、外方に突出した雄ねじ部を有するキャップ嵌合用ねじ尾栓を固着し、後軸の前方に、雄ねじ部を有した連結部材を介して、先端に筆記先端部を設けた先軸を着脱自在に装着した筆記具本体と、該筆記具本体に着脱自在にねじ嵌合可能な、連結部材の雄ねじ部に噛合う雌ねじ部を有した断面形状が後軸と同形または後軸の模様や絵柄に連続する模様や絵柄を有したキャップとで構成された筆記具における後軸である、請求項1または2に記載の筆記具の軸部材の製造方法。
  5. 前記筆記具の軸部材の製造方法により製造してなる、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の筆記具の軸部材。
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