JP2009032774A - 熱処理装置、熱処理用部材、及び熱処理用部材の製造方法 - Google Patents

熱処理装置、熱処理用部材、及び熱処理用部材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板を処理する領域内にある部材の表面から拡散する金属原子による基板の汚染を生じにくくすることができる熱処理装置、熱処理用部材、及び熱処理用部材の製造方法を提供する。
【解決手段】熱処理装置10は、基板54を熱処理する領域内に炭化珪素製の支持具30を有し、支持具30は、炭化珪素からなる基材30a上にSiC層30bが形成され、SiC層30b上にSi膜30cが形成され、Si膜30cが酸化によりシリコン酸化膜30dに変化されてなるか、Si膜30cが酸化によりシリコン酸化膜30dに変化された後にシリコン酸化膜30dが除去されることでSiC層30bが露出されてなるか、あるいは、Si膜30cが除去されることでSiC層30bが露出されてなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、半導体ウエハやガラス基板等の熱処理に用いられる熱処理装置、熱処理用部材、及び熱処理用部材の製造方法に関する。
シリコンウエハ等の基板を酸化処理又はアニール処理するために用いられる例えば縦型の熱処理装置であって、処理炉内での使用温度が1000℃程度以上であり、SiC(炭化珪素)製のボートを使用する技術が、また、処理炉内での使用温度が1200℃を超えるものであり、SiC製の反応管とSiC製のガス導入ノズルを用いる技術が知られている。そして、これらの技術であって、SiC製のボート、SiC製の反応管、及びSiC製のガス導入ノズル等のSiC製の部材の表面に、予めCVD法によりSiC膜をコートする技術が知られている。CVD−SiC膜は、SiCからなる基材と比較して、SiCの純度が高いため、基板処理に適している(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−235163号公報
しかしながら、SIMS(Secondary Ionization Mass Spectrometer)を用いてSiC製の部材の表面に形成されたCVD−SiC膜の純度を分析すると、CVD−SiC膜の表面から1μm程度よりも深い領域では、金属元素の量はSIMS分析感度以下で良好であるが、表面から1μm程度までの深さの領域からは、例えば、鉄元素(Fe)、ニッケル元素(Ni)等の金属元素が検出される。図6は、その一例を示している。これは、例えば、ガス排気系や処理室内にステンレス系の材料からなる部材があったり、副生成物としてHCl系のガスが発生する処理を行ったりすることと関係があると推定される。
そして、本発明者らは、酸化処理、又はアニール処理等の熱処理中に、部材の表面から1μm程度までの深さの領域にある金属元素が徐々に外向拡散することがあり、拡散した金属元素によって処理中の基板が汚染されてしまい、基板を処理することで製造されるデバイスの電気的特性が劣化してしまうことがあるとの問題点を見出した。
ここで、SiC製のボート、SiC製の反応管、及びSiC製のガス導入ノズル等の部材の表面から1μm程度のSiCを除去することで問題を解決することができるようにも思われる。しかしながら、SiCは化学的にも熱的にも安定であるため、表面から1μm程度を除去する有効な方法は見出し難い。
本発明の目的は、基板を処理する領域内にある部材の表面から拡散する金属元素による基板の汚染を生じにくくすることができる熱処理装置、熱処理用部材、及び熱処理用部材の製造方法を提供することにある。
本発明の一態様によれば、基板を熱処理する領域内に炭化珪素製の部材を有する熱処理装置において、前記部材は、炭化珪素基材上に炭化珪素膜が形成され、前記炭化珪素膜上にシリコン膜が形成され、前記シリコン膜が酸化によりシリコン酸化膜に変化されてなるか、前記シリコン膜が酸化によりシリコン酸化膜に変化された後に前記シリコン酸化膜が除去されることで前記炭化珪素膜が露出されてなるか、あるいは、前記シリコン膜が除去されることで前記炭化珪素膜が露出されてなる熱処理装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、炭化珪素基材上に炭化珪素膜が形成され、前記炭化珪素膜上にシリコン膜が形成され、前記シリコン膜が酸化によりシリコン酸化膜に変化されてなるか、前記シリコン膜が酸化によりシリコン酸化膜に変化された後に、前記シリコン酸化膜が除去されることで前記炭化珪素膜が露出されてなるか、あるいは、前記シリコン膜が除去されることで前記炭化珪素膜が露出されてなる熱処理用部材が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、炭化珪素基材上に炭化珪素膜を形成する工程と、前記炭化珪素膜上にシリコン膜を形成する工程と、前記シリコン膜を酸化によりシリコン酸化膜に変化させるか、前記シリコン膜を酸化によりシリコン酸化膜に変化させた後に前記シリコン酸化膜を除去して前記炭化珪素膜を露出させるか、あるいは、前記シリコン膜を除去して前記炭化珪素膜を露出させる工程と、を有する熱処理用部材の製造方法が提供される。
本発明によれば、基板を処理する領域内の部材の表面から拡散する金属元素による基板の汚染を生じにくくすることができる熱処理装置、熱処理用部材、及び熱処理用部材の製造方法を提供することができる。
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に、本発明の第1の実施の形態に係る熱処理装置10の一例を示す。この熱処理装置10は、バッチ式縦型熱処理装置であり、主要部が配置される筺体12を有する。この筺体12の正面側には、ポッドステージ14が接続されており、このポッドステージ14にポッド16が搬送される。ポッド16には、例えば25枚の基板(ウエハ)54(図2参照)が収納され、図示しない蓋が閉じられた状態でポッドステージ14にセットされる。
筺体12内の正面側であって、ポッドステージ14に対向する位置には、ポッド搬送装置18が配置されている。また、このポッド搬送装置18の近傍には、ポッド棚20、ポッドオープナ22及び基板枚数検知器24が配置されている。ポッド棚20はポッドオープナ22の上方に配置され、基板枚数検知器24はポッドオープナ22に隣接して配置される。ポッド搬送装置18は、ポッドステージ14とポッド棚20とポッドオープナ22との間でポッド16を搬送する。ポッドオープナ22は、ポッド16の蓋を開けるものであり、この蓋が開けられたポッド16内の基板54の枚数が基板枚数検知器24により検知される。
さらに、筺体12内には、基板移載機26、ノッチアライナ28、及び支持具(ボート)30が配置されている。基板移載機26は、例えば5枚の基板54を取り出すことができるアーム(ツイーザ)32を有し、このアーム32を動かすことにより、ポッドオープナ22の位置に置かれたポッド、ノッチアライナ28及び支持具30間で基板54を搬送する。ノッチアライナ28は、基板54に形成されたノッチ又はオリフラを検出して基板54のノッチ又はオリフラを一定の位置に揃えるものである。
さらに、筺体12内の背面側上部には反応炉40が配置されている。この反応炉40内に、複数枚の基板54を装填した支持具30が搬入され熱処理が行われる。
図2に反応炉40の一例を示す。この反応炉40は、炭化珪素(SiC)製の反応管42を有する。この反応管42は、上端部が閉塞され下端部が開放された円筒形状をしており、開放された下端部はフランジ状に形成されている。この反応管42の下方には反応管42を支持するよう石英製のアダプタ44が配置される。このアダプタ44は上端部と下端部が開放された円筒形状をしており、開放された上端部と下端部はフランジ状に形成されている。アダプタ44の上端部フランジの上面に反応管42の下端部フランジの下面が当接している。この反応管42とアダプタ44により反応容器43が形成されている。また、反応容器43のうち、アダプタ44を除いた反応管42の周囲には、ヒータ46が配置されている。
反応管42とアダプタ44により形成される反応容器43の下部は、支持具30を挿入するために開放され、この開放部分(炉口部)は、炉口シールキャップ48がOリングを挟んでアダプタ44の下端部フランジの下面に当接することにより密閉されるようにしてある。炉口シールキャップ48は、支持具受け部材としての支持具受け53を介して支持具30を支持し、支持具30と共に昇降可能に設けられている。炉口シールキャップ48と支持具30との間には、石英製の第1の断熱部材52と、この第1の断熱部材52の上部に配置されたSiC製の第2の断熱部材50とが設けられている。支持具30は、SiC製であり、多数枚、例えば25〜100枚の基板54を略水平状態で隙間をもって多段に支持し、反応管42内に装填される。
1200℃以上の高温での処理を可能とするため、反応管42はSiC製としてある。このSiC製の反応管42を炉口部まで延ばし、この炉口部をOリングを介して炉口シールキャップでシールする構造とすると、SiC製の反応管を介して伝達された熱によりシール部まで高温となり、シール材料であるOリングを溶かしてしまうおそれがある。Oリングを溶かさないようSiC製の反応管42のシール部を冷却すると、SiC製の反応管42が温度差による熱膨張差により破損してしまう。そこで、反応容器43のうちヒータ46による加熱領域をSiC製の反応管42で構成し、ヒータ46による加熱領域から外れた部分を石英製のアダプタ44で構成することで、SiC製の反応管42からの熱の伝達を和らげ、Oリングを溶かすことなく、また反応管42を破損することなく炉口部をシールすることが可能となる。また、SiC製の反応管42と石英製のアダプタ44とのシールは、双方の面精度を良くすれば、SiC製の反応管42はヒータ46の加熱領域に配置されているため温度差が発生せず、等方的に熱膨張する。よって、SiC製の反応管42下端部のフランジ部分は平面を保つことができ、アダプタ44との間に隙間ができないので、SiC製の反応管42を石英製のアダプタ44に載せるだけでシール性を確保することができる。
アダプタ44には、アダプタ44と一体にガス供給口56とガス排気口59とが設けられている。ガス供給口56にはガス導入管60が、ガス排気口59には排気管62がそれぞれ接続されている。
アダプタ44の内壁は反応管42の内壁よりも内側にあり(突出しており)、アダプタ
44の側壁部(肉厚部)には、ガス供給口56と連通し、垂直方向に向かうガス導入経路64が設けられ、その上部にはノズル取付孔が上方に開口するように設けられている。このノズル取付孔は、反応管42の内部におけるアダプタ44の上端部フランジ側の上面に開口しており、ガス供給口56及びガス導入経路64と連通している。このノズル取付孔には、SiC製のノズル66が挿入され固定されている。すなわち、反応管42内部におけるアダプタ44の反応管42の内壁よりも内側に突出した部分の上面にノズル66が接続され、このアダプタ44の上面によりノズル66が支持されることとなる。この構成により、ノズル接続部は熱で変形しにくく、また破損しにくい。また、ノズル66とアダプタ44の組立て、解体が容易になるというメリットもある。ガス導入管60からガス供給口56に導入された処理ガスは、アダプタ44の側壁部に設けられたガス導入経路64、ノズル66を介して反応管42内に供給される。尚、ノズル66は、反応管42の内壁に沿って基板配列領域の上端よりも上方、すなわち支持具30の上端よりも上方まで延びるように構成される。
このように、熱処理装置10の反応炉40内の基板54が熱処理される領域内では、SiC製の部材72(例えば反応管42、支持具30、支持具受け53、第2の断熱部材50及びノズル66等)が用いられている。
次に上述したように構成された熱処理装置10の作用について説明する。
尚、以下の説明において、基板処理装置を構成する各部の動作はコントローラ70により制御される。
まず、ポッドステージ14に複数枚の基板54を収容したポッド16がセットされると、ポッド搬送装置18によりポッド16をポッドステージ14からポッド棚20へ搬送し、このポッド棚20にストックする。次に、ポッド搬送装置18により、このポッド棚20にストックされたポッド16をポッドオープナ22に搬送してセットし、このポッドオープナ22によりポッド16の蓋を開き、基板枚数検知器24によりポッド16に収容されている基板54の枚数を検知する。
次に、基板移載機26により、ポッドオープナ22の位置にあるポッド16から基板54を取り出し、ノッチアライナ28に移載する。このノッチアライナ28においては、基板54を回転させながら、ノッチを検出し、検出した情報に基づいて複数枚の基板54のノッチを同じ位置に整列させる。次に、基板移載機26により、ノッチアライナ28から基板54を取り出し、支持具30に移載する。
このようにして、1バッチ分の基板54を支持具30に移載すると、例えば600℃程度の温度に設定された反応炉40(反応容器43)内に複数枚の基板54を装填した支持具30を装入し、炉口シールキャップ48により反応炉40内を密閉する。次に、炉内温度を熱処理温度まで昇温させて、ガス導入管60からガス導入口56、アダプタ44側壁部に設けられたガス導入経路64、及びノズル66を介して反応管42内に処理ガスを導入する。処理ガスには、窒素(N)、アルゴン(Ar)、水素(H)、酸素(O)等が含まれる。基板54を熱処理する際、基板54は例えば1200℃程度以上の温度に加熱される。
基板54の熱処理が終了すると、例えば炉内温度を600℃程度の温度に降温した後、熱処理後の基板54を支持した支持具30を反応炉40からアンロードし、支持具30に支持された全ての基板54が冷えるまで、支持具30を所定位置で待機させる。次に、待機させた支持具30の基板54が所定温度まで冷却されると、基板移載機26により、支持具30から基板54を取り出し、ポッドオープナ22にセットされている空のポッド16に搬送して収容する。次に、ポッド搬送装置18により、基板54が収容されたポッド16をポッド棚20、又はポッドステージ14に搬送して一連の処理が完了する。
図3には、後述する表面処理を行った支持具30の表面付近の断面が示されている。
支持具30は、炭化珪素基材として用いられ、Si(シリコン)を含浸したSiC(炭化珪素)からなる基材30a上に、炭化珪素膜として用いられ、厚さが約120μm程度のCVDコート膜であるSiC層30bが形成されてなる。SiC層30bは、Fe(鉄)、Ni(ニッケル)、Cu(銅)等の金属元素を実質的に含まず、SIMSで分析しても、分析感度以下でありFe、Ni、Cu等の金属元素は検出されない。
図4には、支持具30の表面処理の工程が示されている。
図4(a)に示すように、まず、表面処理がなされていないSi含浸SiCからなる基材30aを用意する。そして、この基材30aの表面に、図4(b)に示すように厚さが約120μmのSiC層30bを形成し、SiC層30bの表面に、図4(c)に示すように約1μmのSi膜30cを形成する。具体的には、基材30aを、CVD処理用の処理室(成膜室)内に収容し、この処理室内に、成膜ガスとして、例えば、シリコン含有ガスとして用いられるSiHClガスと、炭素含有ガスとして用いられるCガスを供給して、CVD法により、基材30a上にSiC層30bを成長させ、その後、SiHClガスの供給を継続した状態で、Cガスの供給を停止することで、成膜ガスとしてSiHClガスのみ供給した状態とすることで、SiC層30b上にSi膜30cを連続的に成長させる。シリコン含有ガスとしては、SiHClガスに替えてSiClガス等のシリコン塩化物を用いることもできる。また、炭素含有ガスとしては、Cガスに替えて、CHガス等の炭化水素化物を用いることもできる。
ここで、基材30aに対するSiC層30bの成膜とSi膜30cの成膜とは、同一の処理室内で連続的に行われる。このため、CVD処理用の処理室内で行う最終処理を、SiC層30bの形成ではなく、Si膜30cの形成とすることができ、このSi膜30cにFe、Ni等の金属元素を取り込ませ、SiC層30bには、Fe、Ni等の金属元素を取り込ませないようにすることができる。また、処理ごとに基材30aを異なる処理室間で移動させる必要がなく、支持具30に対し効率的に成膜処理をすることができる。また、SiHClガスの供給を停止することなく継続して行うことにより、SiC層30bの成膜とSi膜30cの成膜とが連続してなされるため、両処理の間に時間が空く処理と比較して、支持具30に効率的に成膜処理をすることができる。
以上のようにして成膜されたSiC層30bは、先述のように、Fe、Ni等の金属元素を実質的に含まない。これに対して、Si膜30cには、Fe、Ni等の金属元素が含まれている。Si膜30cに金属元素が含まれている原因としては、支持具30に成膜処理をする成膜室や、この成膜室からCVDガスを排気する配管等にステンレス系の材料を用いていることが関係しているものと推定される。
次に、図4(d)に示すように、Si膜30cを酸化させて、Si膜30cをSiO膜(シリコン酸化膜)30dに変化させる。具体的には、Si膜30cが成膜された支持具30を、酸化処理用の反応炉内に収容し、この反応炉内で、熱酸化法により約1200℃の温度で、約9時間、水蒸気雰囲気中でSi膜30cを酸化させる。尚、酸化処理は、基板54を処理する反応炉40を用いて行っても良いし、それとは別の反応炉を用いて行っても良い。
次に、図4(e)に示すように、SiO膜30dを除去する。具体的には、薬液として、例えば、約10%のHF(フッ酸)を含有する希釈フッ酸液を用いてウエットエッチングによりSiO膜30dの除去がなされる。SiO膜30dの除去がなされることで、SiO膜30dに含まれるFe、Ni等の金属元素の除去も併せてなされる。
そして、以上のように表面処理が施された支持具30が熱処理装置10の所定の位置に取り付けられ、基板54の熱処理に用いられる。
以上のように表面処理された支持具30の表面部にあたるSiC層30bは、Fe、Ni等の金属元素を実質的に含んでいない。このため、この支持具30によって保持される基板54は、酸化処理やアニール処理される際に、支持具30から外向拡散する金属元素によって、汚染されることがなく、基板54上に作製されるデバイスの電気的特性が劣化することもない。
上記第1の実施の形態では、支持具30に対して表面処理がなされる形態について説明したが、これと併せて、基板54を熱処理する領域内にあり、SiCからなる部材である反応管42、ノズル60、支持具受け53、及び第2の断熱部材50のうち少なくとも一つの部材に、支持具30に対して行った表面処理と同様の表面処理を行っても良い。この場合においても、上記と同様な効果が得られる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
先述の第1の実施の形態では、図4に示されるように、Si含浸SiCからなる基材30a表面にSiC層30bを成膜し、SiC層30bの表面にSi膜30cを形成し、Si膜30cを酸化させてSiO膜30dに変え、SiO膜30dを除去する、との表面処理がなされた。これに対して、この第2の実施の形態では、第1の実施形態と同様に、Si含浸SiCからなる基材30a表面にSiC層30bを形成し、SiC層30bの表面にSi膜30cを形成し、Si膜30cを酸化させてSiO膜30dに変えるとの表面処理がなされるものの、SiO膜30dを除去する処理(図4(e)参照)を行うことなく、支持具30が熱処理装置10の所定箇所に装着され、基板54の熱処理に用いられる。
先述のように、SiO膜30dには、Fe、Ni等の金属元素が含まれている。このため、支持具30を熱処理装置10の所定箇所に装着した後、数回以内の熱処理においては、基板54が金属元素によって汚染されてしまうことがある。しかしながら、数回の熱処理の後には、基板54は、ほとんど汚染されることがない。これは、数回の熱処理を行うことで、SiO膜30dから金属元素が外向拡散し尽くし、SiO膜30dが高純度となるためである。尚、支持具30の表面が従来のようなSiC膜であり、このSiC膜に金属元素が含まれている場合、たとえ数回の熱処理を行っても、SiC膜中における金属元素の拡散係数は著しく小さく、それゆえ外向拡散は徐々に進行するため、SiC膜の表面から金属元素が拡散し尽くすことはなく、金属元素は、その後の熱処理でもSiC膜から外向拡散する。このため、数回の熱処理を行った後でも、基板54は金属元素によって汚染される。
上記第2の実施の形態では、支持具30に対して表面処理がなされる形態について示したが、これと併せて、基板54を熱処理する領域内にあり、SiCからなる部材である反応管42、ノズル60、支持具受け53、及び第2の断熱部材50のうちの少なくとも一つの部材に、支持具30に対して行った表面処理と同様の表面処理を行っても良い。
図5には、本発明の第3の実施の形態で用いられる支持具30の表面処理の工程が示されている。
先述の第1の実施の形態では、支持具30に対して、図4に示されるように、SiC含浸SiCからなる基材30a表面にSiC層30bを形成し、SiC層30bの表面にSi膜30cを形成し、Si膜30cを酸化させてSiO膜30dに変え、SiO膜30dを除去する、との表面処理がなされた。これに対して、この第3の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、図5(a)に示されるようにSi含浸SiCからなる基材30aが用意され、図5(b)に示されるように基材30a表面にSiC層30bが形成され、図5(c)に示されるようにSiC層30bの表面にSi膜30cが形成される。そして、この後、Si膜30cを酸化させることに替えて、図5(d)に示されるように、Si膜30cの除去がなされる。
図5(d)に示されるSi膜30cの除去は、具体的には、例えば、HF(フッ酸)、HNO(硝酸)、CHCOOH(酢酸)を混合した薬液を用いてウエットエッチングによりなされる。HF、HNO、CHCOOHを混合する割合としては、体積比で、例えば、約2:15:5が望ましい。除去時間としては、数分以内が例示される。Si膜30cの除去がなされることで、Si膜30cに含まれるFe、Ni等の金属元素の除去も併せてなされる。そして、以上のように表面処理が施された支持具30が熱処理装置10の所定箇所に装着されて、基板54の熱処理に用いられる。
以上のように表面処理された支持具30の表面部にあたるSiC層30bは、先述の第1の実施の形態と同様に、Fe、Ni等の金属元素を実質的に含んでいない。このため、この支持具30によって保持される基板54は、酸化処理やアニール処理される際に、支持具30から外向拡散する金属原子によって汚染されることがなく、基板54上に作製されるデバイスの電気的特性が劣化することもない。
上記第3の実施の形態では、支持具30に対して表面処理がなされる形態について示したが、これと併せて、基板54を熱処理する領域内にあり、SiCからなる部材である反応管42、ノズル60、支持具受け53、及び第2の断熱部材50のうちの少なくとも一つの部材に、支持具30に対して行った表面処理と同様の表面処理を行っても良い。
図7(a)には、従来の支持具、すなわち、Si含浸SiC基材表面にCVD−SiC膜がコートされた支持具を用いて熱処理を行った場合における基板54の金属元素(Fe)による汚染状況が模式的に示されている。図7(b)には、先述の図4(第1の実施形態)に示される表面処理がなされた支持具30、すなわち、基材30a表面にSiC層30bが形成され、SiC層30bの表面にSi膜30cが形成され、Si膜30cを酸化させてSiO膜30dに変え、SiO膜30dが除去されて、SiC層30bが露出した状態の支持具30を用いて熱処理を行った場合における基板54の金属元素(Fe)による汚染状況が模式的に示されている。
なお、図中、ハッチング部は金属汚染量の多い領域を示している。また、ハッチングのない部分は、金属汚染量の少ない領域、もしくは金属汚染が検出されなかった領域、具体的には、検出下限付近、もしくは検出限度以下の領域を示している。なお、金属汚染の検出、分析は、SPV(Surface Photo Voltage)法を用いて行った。
図7(a)に示される従来の支持具30で支持され、熱処理された基板54には、外周部分にFe等の金属元素による汚染量が多い領域があることがわかる。ここで、金属元素による汚染量が多いとは、基板54を半導体装置等に加工した場合に、性能に悪影響を与える程度に汚染されていることをいう。一方、図7(b)に示される第1の実施形態における表面処理がなされた支持具30で支持され熱処理された基板54には、汚染量が多い領域はみられず、全体的に汚染量は少ない。ここで、汚染量が少ないとは、基板54から金属元素が検出さないか、僅かに検出されるものの、基板54を半導体装置等に加工した場合に、半導体装置等の性能に悪影響を与えることがない状態をいう。
本発明は、特許請求の範囲に記載した事項を特徴とするが、さらに次に記載した事項も含まれる。
(1)基板を熱処理する領域内に炭化珪素製の部材を有する熱処理装置において、
前記部材は、炭化珪素基材上に炭化珪素膜が形成され、前記炭化珪素膜上にシリコン膜が形成され、
前記シリコン膜が酸化によりシリコン酸化膜に変化されてなるか、前記シリコン膜が酸化によりシリコン酸化膜に変化された後に前記シリコン酸化膜が除去されることで前記炭化珪素膜が露出されてなるか、あるいは、前記シリコン膜が除去されることで前記炭化珪素膜が露出されてなることを特徴とする熱処理装置。
(2)前記部材は、基板を熱処理する際に基板を収容する反応管、前記反応管内で基板を支持する支持具、前記反応管内で前記支持具を支持する支持具受け部材、前記反応管内にガスを導入するノズル、及び前記反応管内の前記支持具の下方に設けられる断熱板のうちの少なくともいずれか一つであることを特徴とする(1)記載の熱処理装置。
(3)前記炭化珪素膜及び前記シリコン膜はCVD法により形成され、前記シリコン酸化膜は熱酸化法により形成されることを特徴とする(1)又は(2)記載の熱処理装置。
(4)前記炭化珪素膜及び前記シリコン膜は同一の処理室内でCVD法により連続的に形成されることを特徴とする(1)乃至(3)いずれか記載の熱処理装置。
(5)前記炭化珪素膜は前記炭化珪素基材上にシリコン含有ガスと炭素含有ガスとを供給することでCVD法により形成され、前記炭化珪素膜形成後に、前記シリコン含有ガスの供給を維持しつつ、前記炭素含有ガスの供給を停止することで、CVD法により前記炭化珪素膜上に前記シリコン膜を連続して形成することを特徴とする(1)乃至(4)記載の熱処理装置。
(6)前記シリコン膜の酸化は水蒸気雰囲気中で行われることを特徴とする(1)乃至(5)いずれか記載の熱処理装置。
(7)前記シリコン酸化膜の除去及び/又は前記シリコン膜の除去は、薬液を用いて行われることを特徴とする(1)乃至(6)いずれか記載の熱処理装置。
(8)前記シリコン酸化膜の除去及び/又は前記シリコン膜の除去は、HFを含む薬液を用いて行われることを特徴とする(1)乃至(7)いずれか記載の熱処理装置。
(9)前記シリコン膜の除去は、HFと、HNOと、CHCOOHとを含む薬液を用いて行われることを特徴とする(1)乃至(7)いずれか記載の熱処理装置。
(10)前記炭化珪素基材がシリコン含浸炭化珪素であることを特徴とする(1)乃至(9)いずれか記載の熱処理装置。
(11)炭化珪素基材上に炭化珪素膜が形成され、前記炭化珪素膜上にシリコン膜が形成され、
前記シリコン膜が酸化によりシリコン酸化膜に変化されてなるか、前記シリコン膜が酸化によりシリコン酸化膜に変化された後に、前記シリコン酸化膜が除去されることで前記炭化珪素膜が露出されてなるか、あるいは、前記シリコン膜が除去されることで前記炭化珪素膜が露出されてなることを特徴とする熱処理用部材。
(12)炭化珪素基材上に炭化珪素膜を形成する工程と、
前記炭化珪素膜上にシリコン膜を形成する工程と、
前記シリコン膜を酸化によりシリコン酸化膜に変化させるか、前記シリコン膜を酸化によりシリコン酸化膜に変化させた後に前記シリコン酸化膜を除去して前記炭化珪素膜を露出させるか、あるいは、前記シリコン膜を除去して前記炭化珪素膜を露出させる工程と、
を有することを特徴とする熱処理用部材の製造方法。
(13)基板を熱処理する領域内に炭化珪素製の部材を有する熱処理装置において、前記部材は、炭化珪素基材上に炭化珪素膜がCVDコートされ、前記炭化珪素膜上にシリコン膜がCVDコートされてなることを特徴とする熱処理装置。
(14)炭化珪素基材上に炭化珪素膜を形成する工程と、前記炭化珪素膜上にシリコン膜を形成する工程と、前記シリコン膜を酸化によりシリコン酸化膜に変化させる工程と、を有することを特徴とする熱処理用部材の製造方法。
(15)炭化珪素基材上に炭化珪素膜を形成する工程と、前記炭化珪素膜上にシリコン膜を形成する工程と、前記シリコン膜を酸化によりシリコン酸化膜に変化させる工程と、前記シリコン酸化膜を除去して前記炭化珪素膜を露出させる工程と、を有することを特徴とする熱処理用部材の製造方法。
(16)炭化珪素基材上に炭化珪素膜を形成する工程と、前記炭化珪素膜上にシリコン膜を形成する工程と、前記シリコン膜を除去して前記炭化珪素膜を露出させる工程と、を有することを特徴とする熱処理用部材の製造方法。
以上のように、本発明は、例えば、半導体ウエハやガラス基板等の熱処理に用いられる熱処理装置、熱処理用部材、及び熱処理用部材の製造方法に利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る熱処理装置全体を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る熱処理装置に用いられる反応炉を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る熱処理装置に用いられる支持具の表面付近の断面を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る熱処理装置に用いられる支持具の表面処理の工程を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る熱処理装置に用いられる支持具の表面処理の工程を示す説明図である。 Si含浸SiCからなる基材に、CVD−SiC膜が形成された従来の支持具の、表面からの深さとSIMSで測定された鉄(Fe)元素、ニッケル元素(Ni)、及び銅(Cu)元素の濃度との関係を示すグラフである。 図7(a)は、SiCからなる基材にCVD−SiC膜が形成された従来の支持具を用いて熱処理を行った場合における基板の金属元素による汚染状況を模式的に示す図であり、図7(b)は、SiCからなる基材にSiC層が形成され、SiC層の表面にSi膜が形成され、Si膜を酸化させてSiO膜に変え、SiO膜が除去され、SiC層が露出した状態の支持具を用いて熱処理を行った場合における基板の金属元素による汚染状況を模式的に示す説明図である。
10 熱処理装置
30 支持具
30a 基材
30b SiC層
30c Si膜
30d SiO
40 反応炉

Claims (3)

  1. 基板を熱処理する領域内に炭化珪素製の部材を有する熱処理装置において、
    前記部材は、炭化珪素基材上に炭化珪素膜が形成され、前記炭化珪素膜上にシリコン膜が形成され、
    前記シリコン膜が酸化によりシリコン酸化膜に変化されてなるか、前記シリコン膜が酸化によりシリコン酸化膜に変化された後に前記シリコン酸化膜が除去されることで前記炭化珪素膜が露出されてなるか、あるいは、前記シリコン膜が除去されることで前記炭化珪素膜が露出されてなることを特徴とする熱処理装置。
  2. 炭化珪素基材上に炭化珪素膜が形成され、前記炭化珪素膜上にシリコン膜が形成され、
    前記シリコン膜が酸化によりシリコン酸化膜に変化されてなるか、前記シリコン膜が酸化によりシリコン酸化膜に変化された後に、前記シリコン酸化膜が除去されることで前記炭化珪素膜が露出されてなるか、あるいは、前記シリコン膜が除去されることで前記炭化珪素膜が露出されてなることを特徴とする熱処理用部材。
  3. 炭化珪素基材上に炭化珪素膜を形成する工程と、
    前記炭化珪素膜上にシリコン膜を形成する工程と、
    前記シリコン膜を酸化によりシリコン酸化膜に変化させるか、前記シリコン膜を酸化によりシリコン酸化膜に変化させた後に前記シリコン酸化膜を除去して前記炭化珪素膜を露出させるか、あるいは、前記シリコン膜を除去して前記炭化珪素膜を露出させる工程と、
    を有することを特徴とする熱処理用部材の製造方法。
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