JP2009032358A - ディスク再生装置及びディスク再生方法 - Google Patents

ディスク再生装置及びディスク再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本編サーチにより簡単な操作で本編の再生を開始でき、かつ本編再生時に他のコンテンツに移動するのを防止したディスク再生装置を提供する。
【解決手段】光ディスクに記録された情報を読取るピックアップ部と、ピックアップ部により読取られた情報に含まれるビデオ管理情報を用いて光ディスクの本編のタイトルをサーチする本編サーチ部と、光ディスクに記録されたコンテンツを再生する再生処理部と、本編サーチ部のサーチ結果を利用した再生モードで本編を再生する際に、本編タイトルのサーチから本編の再生が開始されるまでの間に本編以外のタイトルへの移動を指示するナビゲーションコマンドが検出された場合は、移動指示を回避して再生処理を行うように再生処理部を制御する制御部と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクであるDVD(Digital Versatile Disk)に記録された情報を再生するディスク再生装置に係り、特に本編サーチを行って本編の再生を行う時に、スムーズに再生処理が行えるようにしたディスク再生装置及びディスク再生方法に関する。
近年、DVD−Video規格に準拠した光ディスク(DVD)に対して音声信号や映像信号等の情報を記録し、それを再生するディスク再生装置が普及している。またDVD(例えば映画用ディスク)は、通常、本編のコンテンツに対して1つのタイトルを付し、1つのタイトルを複数のチャプタに区切っている。
また映画用ディスクには、本編以外にセットアップ画面、メニュー画面、コマーシャル画面等も含まれている。またDVD−Videoの普及に伴い、多くのディスクが特典映像等を充実させて記録する傾向にある。さらにディスク再生装置は、家庭用だけでなく車載用にも採用されており、その使用環境は様々である。
また、このようなDVDを再生する場合、ディスク再生装置は、DVDに記録されたファイル構造情報に基いて、予め指定された再生手順に従って再生するようにしている。
例えば、メニュー画面の情報がDVDに記録されていればメニュー画面を表示して、ユーザに複数のメニュー項目の中から希望する項目を選択させ、次の画面に移るようにしている。また、コマーシャル画面や、著作権に関するお知らせ画面等が表示される場合もあり、再生操作後、本編が再生されるまでに多くの手間と時間がかかる場合がある。
また、DVDには本編を示す情報が記録されていないため、複数のタイトルを含むDVDでは、どれが本編のコンテンツであるかを検出することは難しい状況にあり、本編を簡単な操作で直ぐに再生することは困難であった。
特に、車載用のディスク再生装置では、不慣れなユーザ(例えば子供)が操作する場合があり、運転者が操作手順を教えながら運転すると安全上好ましくない。したがって、簡単な操作で本編の再生ができるようにしたディスク再生装置の実現を望むユーザも多い。
特許文献1には、本編サーチ機能を備え、再生操作後、本編が再生開始されるまでの時間を短縮したディスク再生装置について記載されている。この特許文献1の例では、タイトル数検出手段と、再生時間検出手段を設け、最も再生時間が長いタイトルを本編として検出し、再生を実行するようにしている。
しかしながら、本編を検出して再生を行う場合であっても、DVDに記録されているナビゲーションコマンド(Navigation Command)によっては、別のタイトルへ移動して再生が実行される場合があり、ユーザの意図したタイトル以外のコンテンツが再生されることがあった。
特開2005−86717号公報
特許文献1のディスク再生装置では、本編サーチ機能を備えることにより、簡単な操作で本編を再生することが可能であるが、DVDに記録されているナビゲーションコマンドによって、ユーザの意図したタイトルとは別のコンテンツが再生されることがあった。
本発明は、このような事情に鑑みて成されたもので、簡単な操作で本編の再生を開始でき、かつ本編サーチモードにおいては、本編以外のコンテンツが再生されるのを防止したディスク再生装置及びディスク再生方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明のディスク再生装置は、光ディスクに記録された情報を読取るピックアップ部と、前記ピックアップ部により読取られた情報に含まれるビデオ管理情報を用いて前記光ディスクの本編のタイトルをサーチする本編サーチ部と、前記光ディスクに記録されたコンテンツを再生する再生処理部と、前記本編サーチ部のサーチ結果を利用した再生モードで前記本編を再生する際に、前記本編タイトルのサーチから前記本編の再生が開始されるまでの間に前記本編以外のタイトルへの移動を指示するナビゲーションコマンドが検出された場合は、前記移動指示を回避して再生処理を行うように前記再生処理部を制御する制御部と、を具備したことを特徴とする。
請求項6記載の本発明のディスク再生装置は、光ディスクに記録された情報を読取るピックアップ部と、前記ピックアップ部により読取られた情報に含まれるビデオ管理情報を用いて前記光ディスクの本編のタイトルをサーチする本編サーチ部と、前記光ディスクに記録されたコンテンツを再生する再生処理部と、前記本編サーチ部のサーチ結果を利用した再生モードで前記本編を再生する際に、前記本編の再生開始から再生終了の間に前記本編以外のタイトルへの移動を指示するナビゲーションコマンドが検出された場合は、前記移動指示を回避して再生処理を行うように前記再生処理部を制御する制御部と、を具備したことを特徴とする。
また、請求項7記載の本発明のディスク再生方法は、光ディスクに記録された情報をピックアップ部で読取り、前記ピックアップ部により読取られた情報に含まれるビデオ管理情報を用いて前記光ディスクの本編のタイトルをサーチし、前記本編サーチ部のサーチ結果を利用した再生モードで前記本編を再生する際に、前記本編タイトルのサーチから前記本編の再生が開始されるまでの間に前記本編以外のタイトルへの移動を指示するナビゲーションコマンドが検出された場合は、前記移動指示を回避して再生処理を行うことを特徴とする。
さらに、請求項11記載の本発明のディスク再生方法は、光ディスクに記録された情報をピックアップ部で読取り、前記ピックアップ部により読取られた情報に含まれるビデオ管理情報を用いて前記光ディスクの本編のタイトルをサーチし、前記本編サーチ部のサーチ結果を利用した再生モードで前記本編を再生する際に、前記本編の再生開始から再生終了の間に前記本編以外のタイトルへの移動を指示するナビゲーションコマンドが検出された場合は、前記移動指示を回避して再生処理を行うことを特徴とする。
本発明のディスク再生装置では、本編サーチ機能により、簡単な操作によって本編の再生が可能となる。また本編サーチによる再生モードにおいては、サーチした本編のコンテンツを支障なく正確に再生することができる。
以下、この発明のディスク再生装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明のディスク再生装置100の全体構成を示すブロック図である。図1において、11は光ディスクであるDVD(以下、単にディスク11と呼ぶ)であり、DVD−Video規格に準拠してデータが記録されている。データの階層構造は、後述する。
ディスク11は、スピンドルモータ12によって一定の線速度で回転される。ディスク11からの情報の再生は、光ピックアップ13によって行われ、ディスク11にレーザ光を照射し、その反射光によってディスク11に記録されているデータを読み出す。
光ピックアップ13は、送りモータ14によってディスク11の半径方向に移動制御され、再生位置を決定する。15はサーボ制御部であり、後述するシステムコントローラ30等から供給される制御信号に応じて、スピンドルモータ12の回転を制御するとともに、光ピックアップ13のトラッキング制御、フォーカス制御、及び送りモータ14の駆動制御を行う。
16はRFアンプであり、光ピックアップ13によって読み出したデータに対応するRF信号を増幅して次段に伝達する。又、このRFアンプ16は、RF信号からフォーカス制御用の信号及びトラッキング制御用の信号を分離して、これらの制御信号をサーボ制御部15に送る。
サーボ制御部15は、フォーカス制御用の信号に基づいて光ピックアップ13のアクチュエータ(図示せず)を制御し、光ビームが、ディスク11上に常時ジャストフォーカスとなるように制御する。また、トラッキング制御用の信号に基づいてアクチュエータを制御し、光ピックアップ13のトラッキング方向の移動を制御する。これにより、データの再生を正確に行うようにしている。
17はデジタル信号処理部であり、RFアンプ16からのRF信号をデジタル化し、デジタル化された信号の復調処理と誤り訂正処理を行い、デジタル信号処理部17による信号処理の過程で得られたデータをRAM18に格納する。またデジタル信号から制御信号が分離され、分離された制御信号がサーボ制御部15及び後述するシステムコントローラ30に送られる。
19はストリーム分離部であり、デジタル信号処理部17から出力された信号を、オーディオビットストリーム、メインピクチャビットストリーム及びサブピクチャビットストリームに分離し、オーディオ・ビデオ処理部20に供給する。メインピクチャビットストリームはMPEG2のフォーマットに従って圧縮された信号であり、この中には映像情報が含まれる。また、サブピクチャビットストリームはランレングス圧縮方式に従って圧縮された信号であり、この中には字幕情報等が含まれる。
21は、オーディオデコーダであり、ストリーム分離部19で分離されたオーディオビットストリームを復号化処理して、デジタルオーディオ信号を出力する。オーディオデコーダ21から出力されたデジタルオーディオ信号は、D/A変換器22によってアナログオーディオ信号に変換され、アナログオーディオ信号は、パワーアンプ(図示せず)を介してスピーカ23から出力される。
24はビデオデコーダであり、ストリーム分離部19で分離されたメインピクチャビットストリームを復号化処理する。25はサブピクチャデコーダであり、ストリーム分離部19で分離されたサブピクチャビットストリームを復号化処理する。また26はビデオプロセッサであり、ビデオデコーダ24から出力されたメインピクチャと、サブピクチャデコーダ25から出力されたサブピクチャをデジタル合成する。
27はビデオエンコーダであり、ビデオプロセッサ26から出力された合成データを表示用のビデオ信号に変換する。このビデオエンコーダ27から出力されたビデオ信号は、液晶パネルなどのディスプレイ装置28に供給され、画像が表示される。
29は、リモートコントローラ等の操作部であり、再生、停止、早送り、ボリューム設定などの各種操作を行う複数の操作ボタンを有している。操作部29は、ユーザが希望する音声・字幕情報を初期設定したり、ディスク再生装置100からの問い合わせに応答して音声・字幕情報の設定変更を指示したり、またディスプレイ装置28に表示されるメニュー画面中のカーソルを移動して各種の選択を行ったりする際にも使用される。またディスク11に記録されたタイトルやチャプタ等の選択設定を行うこともできる。
システムコントローラ30は、CPU及びROM等を含み、ROMに格納されたプログラムに従ってディスク再生装置100の全体的な動作を制御するものである。システムコントローラ30は、操作部29からの各種の指示信号、デジタル信号処理部17からの信号及びストリーム分離部19からの信号を受けて、サーボ制御部15、デジタル信号処理部17、ストリーム分離部19及びビデオプロセッサ26を制御する。またシステムコントローラ30には、RAM31が接続され、システムコントローラ30の制御のもとに行われる各種の処理によって得られるデータを一時的に格納する。
本発明のディスク再生装置100では、本編サーチ機能を備えるとともに、本編サーチによる再生モードにあっては、別のタイトルへ移動して再生することを禁止するため、ナビゲーションコマンドの種類を判別し、他のタイトルへの移動を指示するナビゲーションコマンドは実行しないようにした点に特徴がある。
DVD−Video規格においては、メニュー画面や各タイトル等の再生シーケンスは、1以上のプログラムチェインPGCによって規定されており、PGCの構成を定義するためプログラムチェイン情報PGCIが記録されている。
図2は、プログラムチェインPGCにおけるプログラムチェイン情報PGCIを説明する図である。PGCIには複数のプログラムPGと、PGC再生開始時に実行すべきコマンドPRE_CMD、PGC終了時に実行すべきコマンドPOST_CMDや、次に実行すべきPGCIの記述Next_PGCNを含み、PGCIによってプログラムPGの再生順序が定義される。
また、各プログラムPGにはナビゲーションコマンド(Navigation Command:以下、NCと称す)が記録されており、このナビゲーションコマンドNCに従ってデータが再生されるようになっている。
また、ディスク11には、ディスク11の再生開始時に最初に再生すべきPGCの記述FP_PGCIと、タイトル全体の再生を制御するためのPGCIであるVMGM_PGCIが記録されており、FP_PGCIによって、再生開始時の再生シーケンスが規定されている。
図3は、ディスク11の再生手順の一例を示した図である。図3において、T1,T2,T3,T4・・・はタイトルを表し、例えばタイトルT1は、本編映像であり、T2はメニュー映像、T3はコマーシャル映像、T4は特典映像を表している。各タイトルは、複数のチャプタで構成されている。
図3では、FP_PGCIによって、最初にコマーシャル映像が再生される例を示している。また、コマーシャル映像が再生されたあとは、メニュー画面の表示に切り替わり、次に本編が再生される例を示している。このような再生シーケンスは、PGCIによってそれぞれ規定され、またナビゲーションコマンドNCに従ってデータの再生が行われる。
図4は、この発明の一実施形態に係るディスク再生装置100で利用されるディスク11のデータ階層構造を説明する図である。
ディスク11に記録されるデータの階層構造は、DVD−Video規格に準拠して定められており、ディスク11の内周側にリードインエリアが設けられ、外周側にリードアウトエリアが設けられ、その間にDVDビデオエリアを含むボリュームスペースが設けられている。
DVDビデオエリアには、図2に示すように、管理情報であるビデオマネージャVMGと、コンテンツ情報である1以上のビデオタイトルセットVTS#1〜VTS#nを含んでいる。
管理情報VMGは、ビデオマネージャ情報VMGI、ビデオマネージャメニュー用ビデオオブジェクトセットVMGM_VOBS、及びVMGIのバックアップVMGI_BUPで構成される。
また、ビデオ管理情報であるVMGIは、タイトルサーチポインタテーブルTT_SRPT、前述したFP_PGCI及びVMGM_PGCI等を含んでいる。VMGIに含まれるTT_SRPTは、1以上のタイトルサーチポインタTT_SRPを含んでいる。タイトルサーチポインタTT_SRPは、タイトル1用〜タイトルn用のタイトルサーチポインタでなる。
またそれぞれのTT_SRPは、該当タイトルの再生形式TT_PB_TY(図示せず)や、パートオブタイトル数(チャプタ数を表すデータ)PTT_Ns等を含んでいる。したがって、VMGIに含まれる情報を検出することで、ディスク11に記録されているタイトル、タイトルの数、タイトル毎のチャプタ数を検出することができる。
一方、個々のビデオタイトルセット(例えばVTS#n)のファイルは、そのタイトルの管理情報であるビデオタイトルセット情報VTSI、ビデオタイトルセットメニュー用ビデオオブジェクトセットVTSM_VOBS、ビデオタイトルセットタイトル用のビデオオブジェクトセットVTSTT_VOBS(ビデオコンテンツ)、及びVTSIのバックアップVTSI_BUPで構成される。
各ビデオタイトルセットVTSには、MPEG規格により圧縮されたビデオデータ、所定の規格により圧縮された(あるいは非圧縮の)オーディオデータ、及び所定の規則によりランレングス圧縮された副映像データとともに、これらのデータを再生するための種々の情報が格納されている。
また管理情報VTSIは、ビデオタイトルセットプログラムチェイン情報テーブルVTS_PGCIT等を含んでいる。VTS_PGCITは、1以上のビデオタイトルセットプログラムチェイン情報VTS_PGCI等を含んでいる。VTS_PGCIは、タイトル再生開始時に最初に再生すべき記述である。
またVTSTT_VOBSは、複数のビデオ・オブジェクト・アイデンティフィケーション・ナンバー(VOB_IDN)によって構成されており、VOB_IDNに含まれるデータの階層構造は、複数のCellによって構成されている。VTSTT_VOBSの内容(ビデオコンテンツ)は、1以上のセルを指し示すビデオオブジェクト(VOB_IDN#1、VOB_IDN#2、…、VOB_IDN#i)により特定され、これらのVOB_IDN#で示されるCellの再生順序が、PGCにより定められる。
Cellは、複数のビデオ・オブジェクト・ユニットVOBUから構成されており、VOBUは、ナビゲーション・パックNV_PCK、オーディオ・パックA_PCK、ビデオ・パックV_PCK、サブピクチャ・パックSP_PCKによって構成されているが、図示は省略する。
次に、本発明のディスク再生装置における本編サーチについて説明する。本編サーチは、本編の検出確率を高めるため、例えばディスク11に記録されたタイトルの総数と各タイトルのチャプタ数を基に本編を判断するようにしている。
尚、本編の判断処理は、デジタル信号処理部17及びストリーム分離部19から分離抽出した各種の情報を基にシステムコントローラ30内の本編サーチ部300が行う。
本編サーチ部300は、例えば以下のようにして本編のサーチを行う。即ち、ディスク11に記録されているタイトルの総数が1つであるか否かを判断し、タイトル数が1である場合は、検出したタイトル1のコンテンツが本編であると判断する。
タイトル総数が1以上であった場合は、タイトルのチャプタ数とタイトル総数を基に本編の判断を行う。例えば、検出した複数のタイトルについてそれぞれのチャプタ数を検出し、チャプタ数が多すぎるコンテンツは特典映像である可能性が高いため、チャプタ数が所定の範囲内にあるかタイトルを検出する。
また、タイトル総数が所定値以下かを判断し、タイトル総数が所定の値以下であれば最初のタイトル(タイトル1)を本編と判断する。これは、タイトル数が少ないディスクは最初のタイトルが本編である可能性が高いためである。
またその他に、チャプタ総数が所定の範囲内にあるタイトルを検出し、それらの中で最大のチャプタ数を有するタイトルを本編と判断しても良い。いずれにしろ、チャプタ数やタイトル数を基に本編を判断することができる。また特許文献1に記載した例であっても良い。
尚、本発明のディスク再生装置においては、本編サーチ部300によるサーチ結果を利用したモードで再生するか、通常のモードで再生(予め指定された再生手順に従った再生)を行うかは、ユーザの操作に委ねられる。例えば、本編サーチの設定は、操作部29を操作してディスプレイ装置28にセットアップ画面を表示し、キー操作することで行う。
図5は、ディスプレイ装置28にセットアップ画面32を表示し、ユーザが操作部29のキーを操作することで各種の設定を行う例を示している。例えば本編サーチの項目33にカーソルを移動し、「ON」34を選択すれば本編サーチによる再生モードとなる。また「OFF」35を選択すれば本編サーチをオフとし、通常の再生モードとなる。
したがって、ディスク11の再生に際して、ユーザ操作に基づいて本編サーチによる再生モードが選択された場合は、面倒な手順を省略して直ぐに本編の再生が可能となる。特に、特典映像の多いディスクの再生や、車載用のディスク再生装置のように簡単操作が要求される場合には有効である。また、通常モードに設定した場合は、ディスク11に記録された情報を基に予め指定された再生手順に従った再生が可能となる。
その一方で、本編サーチによる再生モードにおいては、ナビゲーションコマンドNCによって、ユーザが希望しない再生が行われることがある。これを、図6を参照して説明する。
図6は、本編サーチにより本編のタイトルが検出され、本編の再生モードに入ったときの動作を示す図である。本編サーチを利用して本編の再生が開始されると、ナビゲーションコマンドNC(Pre Command)が実行され、通常は矢印a1で示すように本編内のチャプタ再生に遷移する。また本編の再生が終了すれば、ナビゲーションコマンドNC(Post Command)によって、次のタイトルが再生される。
一方、ナビゲーションコマンドNCの中には、他のタイトルへの移動を指示するコマンドも含まれることがあり、そのようなナビゲーションコマンドNCを検出した場合は、点線b1で示すように、他のタイトルに移動(寄り道)して再生が行われ、その後本編に遷移するようになる。このため、本編再生モードに設定したにも拘わらず、他のタイトルが再生されてしまうため、本編サーチ機能が十分に発揮されなくなってしまう。
ナビゲーションコマンドNCの中で、このように他のタイトルへの移動を指示するコマンドとしては、例えばCMD_LINK系、CMD_LINKSINS系、CMD_JUMP系のコマンドがある。
そこで、本発明のディスク再生装置100では、本編サーチを利用した再生モードにおいて、本編タイトルのサーチから本編の再生が開始されるまでの間に上記したCMD_LINK系、CMD_LINKSINS系、CMD_JUMP系のナビゲーションコマンドNCを検出した場合は、該ナビゲーションコマンドNCによる処理は満たしたものとして指示を回避し、次のナビゲーションコマンドNCの指示に従って本編の再生を行うようにした点に特徴がある。
あるいは、本編サーチを利用した再生モードにおいて、本編の再生開始から再生終了の間に上記した本編以外のタイトルへの移動を指示するナビゲーションコマンドが検出された場合も同様に、該ナビゲーションコマンドNCによる処理は満たしたものとして指示を回避するようにしても良い。
上記したCMD_LINK系、CMD_LINKSINS系、CMD_JUMP系のナビゲーションコマンドNCの検出は、システムコントローラ(制御部)30が行い、システムコントローラ30は、その検出結果に従ってオーディオ・ビデオ処理部(再生処理部)20を制御する。
これにより、本編サーチモードでの再生時は、図6の点線b1で示す処理が回避され、支障なく確実に本編の再生が行われ、ユーザが意図しない他のタイトルに移動するのを防ぐことができる。尚、このような本編サーチを利用したモードでの再生は、あくまでもユーザの意思によって行われるため、通常の再生モードに戻せば、ディスクに記録されたファイル構造情報に基いて、予め指定された再生手順に従って再生することができる。
このように、本発明のディスク再生装置では、簡単な操作によって本編の再生が支障なく行われるため、例えば車載用に適したディスク再生装置を提供することができる。
尚、以上の説明に限定されることなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
本発明のディスク再生装置の一実施形態を示す全体構成図。 同実施形態のディスクに記録されるPGCのデータ構造を示す説明図。 同実施形態におけるディスクの再生シーケンスの一例を示す説明図。 同実施形態のディスクに記録されるデータの階層構造を説明する図。 同実施形態におけるセットアップ画面の一例を示す説明図。 同実施形態における本編サーチモードでの再生動作の一例を示す説明図。
符号の説明
11…ディスク
12…モータ
13…光ピックアップ
14…送りモータ
15…サーボ制御部
16…RFアンプ
17…デジタル信号処理部
18,31…RAM
19…ストリーム分離部
20…オーディオ・ビデオ処理部
27…ヒデオエンコーダ
28…ディスプレイ装置
29…操作部
30…システムコントローラ
300…本編サーチ部

Claims (11)

  1. 光ディスクに記録された情報を読取るピックアップ部と、
    前記ピックアップ部により読取られた情報に含まれるビデオ管理情報を用いて前記光ディスクの本編のタイトルをサーチする本編サーチ部と、
    前記光ディスクに記録されたコンテンツを再生する再生処理部と、
    前記本編サーチ部のサーチ結果を利用した再生モードで前記本編を再生する際に、前記本編タイトルのサーチから前記本編の再生が開始されるまでの間に前記本編以外のタイトルへの移動を指示するナビゲーションコマンドが検出された場合は、前記移動指示を回避して再生処理を行うように前記再生処理部を制御する制御部と、を具備したことを特徴とするディスク再生装置。
  2. 前記本編以外のタイトルへの移動を指示するナビゲーションコマンドは、他のタイトルへのリンク又はジャンプを指示するコマンド(CMD_LINK系、CMD_LINKSINS系、CMD_JUMP系)を含むことを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
  3. 前記再生処理部は、前記光ディスクに記録されたコンテンツを前記ビデオ管理情報に従った手順で再生する第1のモード、又は前記本編サーチによるサーチ結果を基にして本編再生を行う第2のモードとで再生処理を実行可能であることを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
  4. ユーザ操作が可能な操作部を有し、ユーザの選択操作により前記第1又は第2のモードでの再生処理を選択可能にしたことを特徴とする請求項3記載のディスク再生装置。
  5. 前記本編サーチ部は、前記光ディスクに記録されているコンテンツのタイトル及び各タイトルのチャプタ数を検出し、検出した前記各タイトルのチャプタ数及びタイトル数を基に本編を判別することを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
  6. 光ディスクに記録された情報を読取るピックアップ部と、
    前記ピックアップ部により読取られた情報に含まれるビデオ管理情報を用いて前記光ディスクの本編のタイトルをサーチする本編サーチ部と、
    前記光ディスクに記録されたコンテンツを再生する再生処理部と、
    前記本編サーチ部のサーチ結果を利用した再生モードで前記本編を再生する際に、前記本編の再生開始から再生終了の間に前記本編以外のタイトルへの移動を指示するナビゲーションコマンドが検出された場合は、前記移動指示を回避して再生処理を行うように前記再生処理部を制御する制御部と、を具備したことを特徴とするディスク再生装置。
  7. 光ディスクに記録された情報をピックアップ部で読取り、
    前記ピックアップ部により読取られた情報に含まれるビデオ管理情報を用いて前記光ディスクの本編のタイトルをサーチし、
    前記本編サーチ部のサーチ結果を利用した再生モードで前記本編を再生する際に、前記本編タイトルのサーチから前記本編の再生が開始されるまでの間に前記本編以外のタイトルへの移動を指示するナビゲーションコマンドが検出された場合は、前記移動指示を回避して再生処理を行うことを特徴とするディスク再生方法。
  8. 前記本編以外のタイトルへの移動を指示するナビゲーションコマンドが検出された場合は、該ナビゲーションコマンドによる処理は満たしたものとして前記指示を回避し、他のナビゲーションコマンドの指示を実行することを特徴とする請求項7記載のディスク再生方法。
  9. 前記本編以外のタイトルへの移動を指示するナビゲーションコマンドが、他のタイトルへのリンク又はジャンプを指示するコマンド(CMD_LINK系、CMD_LINKSINS系、CMD_JUMP系)を含むときは、該ナビゲーションコマンドによる指示を回避して再生処理を行うことを特徴とする請求項7記載のディスク再生方法。
  10. 前記本編サーチ部のサーチ結果を利用した再生モードは、ユーザ操作によって選択可能であることを特徴とする請求項7記載のディスク再生方法。
  11. 光ディスクに記録された情報をピックアップ部で読取り、
    前記ピックアップ部により読取られた情報に含まれるビデオ管理情報を用いて前記光ディスクの本編のタイトルをサーチし、
    前記本編サーチ部のサーチ結果を利用した再生モードで前記本編を再生する際に、前記本編の再生開始から再生終了の間に前記本編以外のタイトルへの移動を指示するナビゲーションコマンドが検出された場合は、前記移動指示を回避して再生処理を行うことを特徴とするディスク再生方法。
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