JP2009029871A - スチレン系樹脂組成物及び発泡シートの製造方法 - Google Patents

スチレン系樹脂組成物及び発泡シートの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
従来に比べ軽量化され、二次成形性が良好で外観にも優れるスチレン系樹脂発泡シートを製造することが可能なスチレン系樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】
特定範囲の流動性(メルトフローレート)及び溶融張力値を有し、かつ特定範囲の分子量及び分子量分布を有したスチレン系樹脂組成物を用いることにより、従来に比べ軽量化され、外観に優れたスチレン系樹脂発泡シートを製造することができる。また、二次成形性にも優れているため、二次成形時の生産性も従来と同等以上で、深絞り成形性も良好である。
【選択図】なし

Description

本発明は、スチレン系樹脂発泡シートの軽量化が可能なスチレン系樹脂組成物及びその発泡シートの製造方法に関わる。
スチレン系樹脂の押出発泡シートは、緩衝性や熱遮断性などの特徴を活かして、食料品トレー、弁当箱、即席麺容器、カップ等に広く成形されており、主にコスト削減の観点より、軽量化とともに成形時の生産性の向上が求められている。かかる押出発泡シートは、一般に押出機を用い、スチレン系樹脂にタルクや炭酸カルシウムなどの核剤を溶融・混合し、発泡剤を圧入したのち、サーキュラー・ダイスより押出発泡することによって製造されている。
スチレン系樹脂発泡シートの軽量化、つまり、発泡倍率を上げるには、発泡シート押出の際に添加する発泡剤の添加量を増やす必要がある。しかしながら、発泡剤の添加量が増えると発泡剤の可塑化効果により押出機内の樹脂粘度が低下し、押出機先端にあるダイス内の圧力が低下する。ダイス内の圧力が低下すると、発泡の推進力であるダイス内と外(大気)の圧力差が小さくなり、発泡剤の添加量を増やしても発泡倍率が上がらない。また、ダイス内で発泡が生じてしまい、外観が悪化する問題がある。そのため、軽量化に対しては、ダイス内の圧力を高く維持でき、ダイス内での発泡を抑制するような材料が要求され、粘度が高く、溶融張力が高い材料、つまり、分子量の高くかつ分子量分布の広い材料が要求される。従来の材料の分子量及び分子量分布では発泡倍率に限界があった。
さらに、軽量化を行うと発泡シートを構成する樹脂量が減少するため、シートから成形品に二次成形する際に亀裂や破れが発生し易くなる問題があり、特に深絞り成形したときに顕著になる。
この改善策として、重合開始剤として特定の化学構造を有する有機過酸化物を用いてスチレン系単量体を重合したポリスチレン樹脂を成形材料に使用する方法(特許文献1〜3参照)が提案されているが、軽量化には限界が見られ、二次成形性とのバランスも十分ではない。
特開2003−49033 特開平6−279612 特開平11−246624
本発明のスチレン系樹脂組成物を用いることで、従来に比べ軽量化され、二次成形性が良好で外観にも優れるスチレン系樹脂発泡シートを製造することができる。
本発明は、上記目的を達成するため、鋭意研究を進めたところ、スチレン系樹脂組成物のメルトフローレート、分子量及び分子量分布を特定の範囲とすることで、スチレン系樹脂発泡シートの軽量化が可能であることを見出した。本発明はかかる知見に基づくものであり、下記の要旨を有する。
1.200℃、49N荷重の条件にて測定したメルトフローレート(MFR)が3.0g/10分以下で、200℃で測定した溶融張力値が17gf以上で、重量平均分子量(Mw)が35万以上で、Z平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)の比(Mz/Mw)が2.20以上であることを特徴とする発泡用スチレン系樹脂組成物。
2.上記1項に記載のスチレン系樹脂組成物を発泡押出し、厚さが0.5〜4.0mmであり、密度が70kg/m以下であることを特徴とするスチレン系樹脂発泡シートの製造方法。
3.スチレン系樹脂発泡シートの重量平均分子量(Mw)が30万以上であり、Z平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)の比(Mz/Mw)が2.20以上であることを特徴とする上記2項に記載のスチレン系樹脂発泡シートの製造方法。
4.上記2又は3項に記載の製造方法によって得られるスチレン系樹脂発泡シート。
5.上記4項に記載のスチレン系樹脂発泡シートを成形してなる食品包装用容器。
本発明のスチレン系樹脂組成物を用いることで、発泡剤の添加量を増やしても、押出機先端にあるダイス内の圧力を高く維持することができ、スチレン系樹脂発泡シートの軽量化が可能となる。また、外観も良好で二次成形性も良好となる。
本発明が対象とするスチレン系樹脂組成物の200℃、49N荷重の条件にて測定したメルトマスフローレート(MFR)は、3.0g/10分以下であり、好ましくは2.6g/10分以下であり、更に好ましくは1.8g/10分以下である。3.0g/10分を超えると樹脂粘度の不足により、スチレン系樹脂発泡シートの軽量化が困難となる。また、スチレン系樹脂組成物の生産性を考慮すると1.0g/10分以上であることが好ましい。スチレン系樹脂組成物の200℃、49N荷重の条件によるメルトマスフローレートは、JIS K−7210に基づき測定することができる。
本発明が対象とするスチレン系樹脂組成物の200℃で測定した溶融張力値は17gf以上で、好ましくは20gf以上、さらに好ましくは22gf以上である。また、スチレン系樹脂組成物の生産性を考慮すると30gf未満であることが好ましい。溶融張力値は、東洋精機製「キャピログラフ1B型」を使用し、バレル温度200℃、バレル径9.55mm、キャピラリー長さ:L=10mm、キャピラリー径:D=1mm(L/D=10)、バレル内の押出し速度10mm/分にて樹脂を押出し、荷重測定部をダイから60cm下方にセットし、キャピラリーより流出してきたストランド状の樹脂を巻き取り器にセットし、巻き取り線速度を4m/分から徐々に速度を上昇していき、ストランドが破断するまでの荷重を測定する。荷重は巻き取り線速度を上げていくと、一定値に安定するので、荷重が安定した範囲を平均化し、溶融張力値とした。また、ストランドが破断したときの巻き取り線速度を糸切れ速度(m/分)とした。
本発明が対象とするスチレン系樹脂組成物の分子量は、重量平均分子量(Mw)が35万以上であり、Z平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)の比(Mz/Mw)が2.20以上であるが、スチレン系樹脂の生産性を考慮すると重量平均分子量(Mw)は50万以下であり、Z平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)の比(Mz/Mw)は2.80未満であることが好ましい。重量平均分子量(Mw)が35万未満では、スチレン系樹脂発泡シートの軽量化が困難となり、Z平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)の比(Mz/Mw)が2.20未満では、スチレン系樹脂発泡シートの軽量化が困難で、且つ、二次成形する際に亀裂や破れが発生し易くなる。本発明における重量平均分子量(Mw)及びZ平均分子量(Mz)は、ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)を用いて、次の条件で測定した。
GPC機種:昭和電工株式会社製Shodex GPC−101
カラム:ポリマーラボラトリーズ社製 PLgel 10μm MIXED−B
移動相:テトラヒドロフラン
試料濃度:0.2質量%
温度:オーブン40℃、注入口35℃、検出器35℃
検出器:示差屈折計
本発明の分子量はポ、単分散ポリスチレンの溶出曲線より各溶出時間における分子量を算出し、ポリスチレン換算の分子量として算出したものである。
本発明が対象とするスチレン系樹脂組成物の分子量は、スチレンをラジカル重合する際の反応温度、滞留時間、重合開始剤の種類及び添加量、重合時に使用する溶媒の種類及び量等によって制御することができる。本発明のスチレン系樹脂組成物は、軽量化された発泡シートを得るために、粘度を高く(MFRを低く)、かつ、溶融張力を高めており、高分子量化(Mwが35万以上)と同時に分子量分布を大幅に広げること(Mz/Mwが2.20以上)を特徴としている。2つ以上の反応器を直列につないだ連続重合の場合、重合前半で高分子量成分を重合し、重合後半で低分子量成分を重合することで、分子量分布を大幅に広げることができる。スチレン系樹脂組成物の分子量については、重合速度を遅くし、滞留時間を長くする、つまり、低温度で長時間重合することで、高分子量成分を重合することができ、逆に高温度で重合速度を早くすることで低分子量成分を重合することができる。また、重合溶媒はエチルベンゼン及び/またはトルエンが好ましく、原料組成中の重合溶媒割合は5質量%未満であることが好ましい。重合前半部分の目安としては、スチレン転化率が40〜50%の領域で、115℃以下で重合することが好ましく、完全混合槽型反応器で重合を行うことが好ましい。重合後半部分は、重合前半部分の出口より重合工程の出口までを表し、重合工程出口のスチレン転化率は75〜85%が目安で、重合温度は平均で155℃以上であることが好ましい。また、重合開始剤として、四官能開始剤を使用することで、より効率的に重合前半部分で高分子量化することができ、分子量分布(Mz/Mw)も広めることができる。これらの手法により、重量平均分子量(Mw)が35万以上で分子量分布(Mz/Mw)が2.20以上のスチレン系樹脂組成物を重合することができる。さらにMwが50万以上、分子量分布(Mz/Mw)が2.80以上のスチレン系樹脂組成物も重合することができるが、重合前半部分の滞留時間が長くなりすぎてしまうことから、生産性が極めて悪化してしまう。工業的には、生産性を考慮すると、連続重合であることが好ましく、重合前半部分の滞留時間は6時間未満であることが好ましい。
連続重合の場合、重合工程終了後に未反応のモノマーと重合溶媒を除去するために、脱揮工程が設けられるが、一般的には加熱器付きの真空脱揮槽や脱揮押出機などが用いられる。例えば、加熱器付きの真空脱揮槽を1段のみ使用したもの、加熱器付きの真空脱揮槽を直列に2段接続したもの又は加熱器付きの真空脱揮槽と脱揮押出機を直列に接続したものが挙げられるが、揮発分を極力低減するためには、加熱器付きの真空脱揮槽を直列に2段接続したもの又は加熱器付きの真空脱揮槽と脱揮押出機を直列に接続したものが好ましい。加熱器付きの真空脱揮槽を直列に2段接続する場合、1段目真空脱器槽での樹脂温度は150〜170℃に調整し、1段目出口の未反応モノマーと重合溶剤の合計量が5〜15質量%となるよう真空度を調整し(おおよそ50〜80kPa)、2段目の真空脱揮槽で樹脂温度を225〜245℃、真空度1kPa未満で脱揮することが好ましい。また、1段目真空脱器槽での樹脂温度を230〜250℃に調整し、真空度を5kPa未満として1段目で極力揮発分を低減した後、ポリマー流量に対して0.2〜1.0質量%の水を添加し、スタティックミキサーにて混合した後、2段目真空脱器槽にて真空度1.3kPa未満で脱揮する方法も適用できる。これらの方法により、2段目の真空脱揮槽出口より抜き出した樹脂を造粒して得られたスチレン系樹脂組成物の残存揮発分(残モノマー、重合溶剤)を0.1質量%未満にすることができる。
MFRと溶融張力については、分子量と分子量分布(Mz/Mw)により調整することができる。分子量が高いほど、樹脂の粘度が高まりMFR値は低下し、溶融張力も高まるが、分子量分布(Mz/Mw)を大きくすることによって、同じMFR値でも溶融張力値を高めることができる。その他、重合及び脱揮時に生成するオリゴマー、残存揮発分(残モノマー、重合溶剤)及び流動パラフィン等の可塑剤等の低分子量成分含有量が多いと、樹脂組成物の粘度は低下し、MFR値は高くなる。重合工程で生成するオリゴマーについては、スチレンの熱重合反応とともに副生するものであり、低温度で重合開始剤を使用して重合することで低く抑えることができる。脱揮時に生成するオリゴマーは、ポリマーの熱分解に生成するものであり、脱揮工程での樹脂温度と滞留時間に関係するが、前述の脱揮条件にて極端に増加することはない。流動パラフィン等の可塑剤は、必要が無い限り極力添加しないことが好ましい。なお、オリゴマー、残存揮発分(スチレン、重合溶剤)及び流動パラフィン等の可塑剤等の低分子量成分含有量は、合計量としてメタノール可溶分で測定される。本発明のメタノール可溶分は1.5質量%以下であることが好ましい。
本発明のスチレン系樹脂組成物は、スチレンを単独重合したものの他に、スチレンと共重合可能な少量の単量体が含有されていても良い。例として、α−メチルスチレンやp−メチルスチレン等の置換スチレン、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル等のアクリル系単量体や無水マレイン酸等が挙げられる。
本発明における重合方法としては、塊状重合法、溶液重合法、懸濁重合法等公知のスチレン重合方法が挙げられる。また、溶媒として例えばベンゼン、トルエン、エチルベンゼン及びキシレン等のアルキルベンゼン類やアセトンやメチルエチルケトン等のケトン類、ヘキサンやシクロヘキサン等の脂肪族炭化水素等が使用できる。
本発明の重合方法では、必要に応じて重合開始剤、連鎖移動剤を使用することができる。重合開始剤として、有機化酸化物、例えば過酸化ベンゾイル、t−ブチルパーオキシベンゾネート、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン、ポリエーテルテトラキス(t−ブチルパーオキシカーボネート)、エチル−3,3−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブチレート、t−ブチルパーオキシイソブチレート等が挙げられるが、分子量の制御(高分子量化)の観点より、四官能開始剤を使用することが好ましく、2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパンをスチレン系単量体に対して0.02〜0.06質量%またはポリエーテルテトラキス(t−ブチルパーオキシカーボネート)をスチレン系単量体に対して0.03〜0.10質量%使用することが好ましい。連鎖移動剤としては、例えば、脂肪族メルカプタン、芳香族メルカプタン、ペンタフェニルエタン、α−メチルスチレンダイマー及びテルピノーレン等を使用できる。
本発明が対象とするスチレン系樹脂組成物には、必要に応じてゴム質を含有する成分としてHI−PS樹脂、MBS樹脂等のゴム強化芳香族ビニル系樹脂やSBS等の芳香族ビニル系熱可塑性エラストマーが数%程度含有されていても良い。また、ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム等の高級脂肪酸及びその塩やエチレンビスステアリルアミド等の滑剤、流動パラフィン等の可塑剤、酸化防止剤が含まれていても良い。
本発明のスチレン系樹脂発泡シートの厚さは0.5〜4.0mmが好ましく、更に好ましくは1.0〜3.0mmである。シートの厚さが0.5mm未満の場合、発泡シートを二次成形して得られる容器の強度や断熱性が低下する。4.0mmを超える場合は、発泡シートの内部と外部に温度ムラが発生しやすく、金型の形状を再現した容器を得ることができない。発泡シートの厚さは、ダイヤルゲージで試料が変形しないように注意して測定した。その他、マイクロメータを使用して測定することもでき、発泡シートを垂直に切断し、断面を顕微鏡等で観察することで厚さを測定することもできる。
本発明のスチレン系樹脂発泡シートの密度は70kg/m以下であるが、好ましくは65kg/m以下である。また、二次成形後の容器の剛性が不足するので40kg/m以上であることが好ましい。密度が70kg/mを超えると従来と同じレベルになり軽量化できない。発泡シートの密度D(kg/cm)は、発泡シートの坪量S(g/m)と厚さT(mm)より、D=S/Tで算出した。坪量S(g/m)は、発泡シートを縦10cm、横10cmに切断し、発泡シートの面積100cm当たりの質量を測定することで算出した。
本発明のスチレン系樹脂発泡シートの重量平均分子量(Mw)は30万以上であることが好ましい。通常、押出機での熱履歴やせん断力により分子量が低下するため、スチレン系樹脂発泡シートの分子量は押出機に供給するスチレン系樹脂組成物の分子量に比べ低くなる。スチレン系樹脂発泡シートの重量平均分子量(Mw)が30万未満であるとスチレン系樹脂発泡シートの軽量化が困難となる。
本発明で用いられる発泡剤としては、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ペンタン、ヘキサン等の脂肪族炭化水素、シクロブタン、シクロペンタン等の環式脂肪族炭化水素、トリクロロフロロメタン、ジクロロジフロロメタン、1,1−ジフルオロエタン、1,1−ジフルオロ−1−クロロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、メチルクロライド、エチルクロライド、メチレンクロライド等のハロゲン化炭化水素などの物理的発泡剤を使用することができる。また、アゾジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、アゾビスイソブチロニトリル、重炭酸ナトリウム、クエン酸等の分解型発泡剤、二酸化炭素、窒素等の無機ガスや水を使用することもできる。これらの発泡剤を適宜混合して使用できるが、工業的にはブタンが使用されることが多く、発泡押出性や発泡シートの二次成形性、発泡剤の保持性の観点から、イソブタンとノルマルブタンからなる混合ブタンを用いることが好ましい。発泡剤の添加量は、通常、押出機に供給される樹脂組成物に対して、1〜10質量%である。
発泡用の核剤としては、タルク、炭酸カルシウム、クレー等の無機物粉末が挙げられ、単独あるいは混合物を用いることができる。気泡径を小さくする効果が大きく、安価という点でタルクが最も好ましい。核剤の押出機への添加方法は特に制限は無く、直接押出機の供給孔に添加しても良いし、スチレン系樹脂組成物と共に添加することもできる。また、スチレンの単独重合体であるポリスチレン等を基材としたマスターバッチを作成して、そのマスターバッチを用いて供給することもできる。核剤の添加量は、通常、押出機に供給される樹脂組成物に対して、0.1〜5質量%である。また、該マスターバッチ中に高級脂肪酸金属塩をあらかじめ配合しておいても良い。また、エチレンビスステアリルアミド等の滑剤、流動パラフィンやシリコーンオイル等の展着剤、その他界面活性剤、帯電防止剤、酸化防止剤、可塑剤、耐光剤、顔料等が含まれていても良い。
本発明の製造方法に用いられる製造装置としては、公知の押し出し発泡シート製造装置が好適である。すなわち、単軸押出機や二軸押出機等の公知の溶融混錬装置を単独あるいは2機以上直列にして用いることができるが、押出機を2機以上直列に用いることが好ましい。具体的には、1機目の押出機で加熱溶融した樹脂組成物に対して発泡剤を圧入して混合し、2機目の押出機で冷却により樹脂温度を120〜180℃に調整した後、サーキュラー・ダイスより空気中に発泡シートを押し出す方法が好ましい。発泡シートの厚みは、ダイスの構造など設備構造や樹脂の処理流量、シートの引取速度等の運転条件により、調整することができる。また、発泡シートの密度は発泡剤の添加量、ダイス内の圧力等により調整することができるが、使用樹脂組成物の特性により限界値が存在する。
本発明により得られたスチレン系樹脂発泡シートは、加熱され、二次発泡と同時に成形されることで、種々の形状に二次成形され、食料品トレー、弁当箱、即席麺容器、カップ等に広く用いることができる。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
(スチレン系樹脂組成物PS−1の製造方法)
完全混合型撹拌槽である第1反応器と第2反応器及び静的混合器付プラグフロー型反応器である第3反応器を直列に接続して重合工程を構成した。スチレン96.5質量%、エチルベンゼン3.5質量%の混合溶液を作成し、スチレンに対して2,2−ビス(4,4−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパンを質量基準で250ppm混合し、原料溶液とした。2,2−ビス(4,4−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパンは、日本油脂株式会社製パーテトラAを使用した。この原料溶液を毎時15.7kgの割合で第1反応器へ連続的に供給した。各反応器の容量は、第1反応器を39リットル、第2反応器を39リットル、第3反応器を16リットルとした。各反応器の反応温度は、第1反応器で109℃、第2反応器で112℃、第3反応器では、流れの方向に沿って温度勾配をつけ、中間部分で158℃、出口部分で158℃となるよう調整した。続いて、第3反応器より連続的に取り出した重合体を含む溶液を直列に2段より構成される予熱器付き真空脱揮槽に導入し、未反応スチレン及びエチルベンゼンを分離した後、ストランド状に押し出しして冷却した後、切断してペレットとした。なお、1段目の脱揮槽内の樹脂温度は160℃に設定し、真空脱揮槽の圧力は67kPaとし、2段目の脱揮層内の樹脂温度は240℃に設定し、真空脱揮槽の圧力は0.7kPaとした。得られたスチレン系樹脂組成物の特性を表1に示す。
なお、メタノール可溶分は樹脂組成物1gを精秤し(質量P)、40mlのメチルエチルケトンに溶解し、該溶液に400mlのメタノールを急激に加えてメタノール不溶分を沈殿させ、ろ過してメタノール不溶分を取り出した後、120℃で2時間真空乾燥し、25分間デシケータ中で冷却した後、乾燥した沈殿物の質量Nを測定し、次式によって求めることができる。
(スチレン系樹脂組成物PS−2の製造方法)
原料溶液を毎時14.0kgの割合で第1反応器へ連続的に供給し、反応温度を第1反応器で107℃、第2反応器で109℃、第3反応器では、流れの方向に沿って温度勾配をつけ、中間部分で165℃、出口部分で165℃となるよう調整した以外は、スチレン系樹脂組成物PS−1と同様とした。得られたスチレン系樹脂組成物の特性を表1に示す。
(スチレン系樹脂組成物PS−3の製造方法)
原料溶液を毎時14.7kgの割合で第1反応器へ連続的に供給し、反応温度を第1反応器で107℃、第2反応器で111℃、第3反応器では、流れの方向に沿って温度勾配をつけ、中間部分で167℃、出口部分で167℃となるよう調整した以外は、スチレン系樹脂組成物PS―1と同様とした。得られたスチレン系樹脂組成物の特性を表1に示す。
(スチレン系樹脂組成物PS−4の製造方法)
原料溶液を毎時17.3kgの割合で第1反応器へ連続的に供給し、反応温度を第1反応器で111℃、第2反応器で115℃、第3反応器では、流れの方向に沿って温度勾配をつけ、中間部分で160℃、出口部分で160℃となるよう調整した以外は、スチレン系樹脂組成物PS−1と同様とした。得られたスチレン系樹脂組成物の特性を表1に示す。
(スチレン系樹脂組成物PS−5の製造方法)
原料溶液を毎時16.3kgの割合で第1反応器へ連続的に供給し、反応温度を第1反応器で109℃、第2反応器で112℃、第3反応器では、流れの方向に沿って温度勾配をつけ、中間部分で167℃、出口部分で167℃となるよう調整した以外は、スチレン系樹脂組成物PS−1と同様とした。得られたスチレン系樹脂組成物の特性を表1に示す。
(スチレン系樹脂組成物PS−6の製造方法)
原料溶液として、スチレン84.0質量%、エチルベンゼン16.0質量%の混合溶液を作成し、スチレンに対して2,2−ビス(4,4−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパンを質量基準で380ppm混合し、原料溶液を毎時13.1kgの割合で第1反応器へ連続的に供給し、反応温度を第1反応器で116℃、第2反応器で126℃、第3反応器では、流れの方向に沿って温度勾配をつけ、中間部分で145℃、出口部分で160℃となるよう調整した以外は、スチレン系樹脂組成物PS−1と同様とした。得られたスチレン系樹脂組成物の特性を表1に示す。
(スチレン系樹脂組成物PS−7の製造方法)
原料溶液として、スチレン84.0質量%、エチルベンゼン16.0質量%の混合溶液を作成し、スチレンに対して2,2−ビス(4,4−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパンを質量基準で380ppm混合し、原料溶液を毎時11.5kgの割合で第1反応器へ連続的に供給し、反応温度を第1反応器で116℃、第2反応器で122℃、第3反応器では、流れの方向に沿って温度勾配をつけ、中間部分で135℃、出口部分で145℃となるよう調整した以外は、スチレン系樹脂組成物PS−1と同様とした。得られたスチレン系樹脂組成物の特性を表1に示す。
(スチレン系樹脂組成物PS−8の製造方法)
原料溶液として、スチレン84.0質量%、エチルベンゼン16.0質量%の混合溶液を作成し、スチレンに対して2,2−ビス(4,4−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパンを質量基準で380ppm混合し、原料溶液を毎時15.0kgの割合で第1反応器へ連続的に供給し、反応温度を第1反応器で120℃、第2反応器で130℃、第3反応器では、流れの方向に沿って温度勾配をつけ、中間部分で150℃、出口部分で165℃となるよう調整した以外は、スチレン系樹脂組成物PS−1と同様とした。得られたスチレン系樹脂組成物の特性を表1に示す。
(スチレン系樹脂組成物PS−9の製造方法)
原料溶液として、スチレン95.0質量%、エチルベンゼン5.0質量%の混合溶液を作成し、スチレンに対して2,2−ビス(4,4−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパンを質量基準で200ppm混合し、原料溶液を毎時16.3kgの割合で第1反応器へ連続的に供給し、反応温度を第1反応器で112℃、第2反応器で116℃、第3反応器では、流れの方向に沿って温度勾配をつけ、中間部分で170℃、出口部分で178℃となるよう調整した以外は、スチレン系樹脂組成物PS−1と同様とした。得られたスチレン系樹脂組成物の特性を表1に示す。
(タルクマスターバッチの製造方法)
GPPSとタルク、ステアリン酸マグネシウム、流動パラフィンを50/45/3(質量比)でタンブラーにて5分間混合した。長田製作所製押出機OCM100を用いて、混合した組成物をニーダー回転数250rpm、ニーダーシリンダー温度150〜180℃、ルーダー回転数60rpm、ルーダーシリンダー温度180℃、吐出量約400kg/hrの条件にて、溶融混錬して、ペレット化した。GP−PSは、東洋スチレン株式会社製 トーヨースチロールG320Cを使用した(メルトフローレート 4.0g/10分、ビカット軟化温度101℃、数平均分子量(Mn)9.1万、重量平均分子量(Mw)27.1万、Z平均分子量(Mz)53.0万)。タルクはキハラ化成株式会社製SP−GPSSを使用した。得られた組成物の名称をタルク MBとする。
(実施例1)
スチレン系樹脂組成物PS−1:98.0質量%とタルク MB:2.0質量%からなる組成物を115mm径単軸押出機(シリンダー温度230℃)に150kg/時間で供給し、溶融混合した後、発泡剤としてイソブタンとノルマルブタンからなる60/40(質量比)の混合ブタンを押出機に供給される樹脂組成物に対して約5質量%圧入した。その後、180mm径単軸押出機に移送して、押出機出口の樹脂温度を150℃まで冷却後、サーキュラー・ダイスより押出して発泡させ、発泡剤の添加量を徐々に増やして発泡倍率を上げていったところ、最も密度の低い状態で、密度64kg/mの発泡シートに調整することができた。シートの厚みについては2.0mmに調整した。得られた発泡シートの特性を表1に示す。
得られた発泡シートを真空成形機により、ヒーター温度260℃で所定の時間加熱し、軟化、二次発泡させた後、直ちに真空成形を行い、内径100mm、深さ50mmの円形丼状容器を得た。容器内面の亀裂の発生状態を観察し、成形容器100個の内、亀裂が観察される容器の数が0個の場合を◎、5個未満の場合を○、5個以上10個未満の場合を△、10個以上の場合を×として二次成形性(深絞り性)を評価した結果を表1に記載した。
(実施例2)
スチレン系樹脂組成物PS−2:98質量%とタルク MB:2.0質量%とした以外は実施例1と同様としたところ、最も密度の低い状態で、密度62kg/mとなった。得られた発泡シートの特性を表1に示す。
(実施例3)
スチレン系樹脂組成物PS−3:98質量%とタルク MB:2.0質量%とした以外は実施例1と同様としたところ、最も密度の低い状態で、密度65kg/mとなった。得られた発泡シートの特性を表1に示す。
(実施例4)
スチレン系樹脂組成物PS−4:98質量%とタルク MB:2.0質量%とした以外は実施例1と同様としたところ、最も密度の低い状態で、密度70kg/mとなった。得られた発泡シートの特性を表1に示す。
(実施例5)
スチレン系樹脂組成物PS−5:98質量%とタルク MB:2.0質量%とした以外は実施例1と同様としたところ、最も密度の低い状態で、密度68kg/mとなった。得られた発泡シートの特性を表1に示す。
(比較例1)
スチレン系樹脂組成物PS−6:98質量%とタルク MB:2.0質量%とした以外は実施例1と同様としたところ、最も密度の低い状態で、密度71kg/mとなった。得られた発泡シートの特性を表1に示す。
(比較例2)
スチレン系樹脂組成物PS−7:98質量%とタルク MB:2.0質量%とした以外は実施例1と同様としたところ、最も密度の低い状態で、密度68kg/mとなった。得られた発泡シートの特性を表1に示す。
(比較例3)
スチレン系樹脂組成物PS−8:98質量%とタルク MB:2.0質量%とした以外は実施例1と同様としたところ、最も密度の低い状態で、密度77kg/mとなった。得られた発泡シートの特性を表1に示す。
(比較例4)
スチレン系樹脂組成物PS−9:98質量%とタルク MB:2.0質量%とした以外は実施例1と同様としたところ、最も密度の低い状態で、密度80kg/mとなった。得られた発泡シートの特性を表1に示す。
本発明のスチレン系樹脂組成物を用いることで、密度の小さいスチレン系樹脂発泡シートを製造することが可能となり、さらに二次成形性にも優れる。
Figure 2009029871
本発明のスチレン系樹脂組成物を用いることで、従来にはない軽量化されたスチレン系樹脂発泡シートを製造することができ、コスト削減が可能となる。さらに二次成形性にも優れているため、二次成形時の生産性も従来と同等以上である。

Claims (5)

  1. 200℃、49N荷重の条件にて測定したメルトフローレート(MFR)が3.0g/10分以下で、200℃で測定した溶融張力値が17gf以上で、重量平均分子量(Mw)が35万以上で、Z平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)の比(Mz/Mw)が2.20以上であることを特徴とする発泡用スチレン系樹脂組成物。
  2. 請求項1に記載のスチレン系樹脂組成物を発泡押出し、厚さが0.5〜4.0mmであり、密度が70kg/m以下であることを特徴とするスチレン系樹脂発泡シートの製造方法。
  3. スチレン系樹脂発泡シートの重量平均分子量(Mw)が30万以上で、Z平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)の比(Mz/Mw)が2.20以上であることを特徴とする請求項2記載のスチレン系樹脂発泡シートの製造方法。
  4. 請求項2又は3に記載の製造方法によって得られるスチレン系樹脂発泡シート。
  5. 請求項4記載のスチレン系樹脂発泡シートを成形してなる食品包装用容器。
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