JP2009028781A - 接合方法及び接合装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で簡易な構成であって、接合部材の残渣がノズル開口部及びその近傍に接合部材に発生することがなく、また着弾精度を向上できる接合方法及び接合装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ノズルから導電性部材を接合対象物に射出し前記接合対象物と前記導電性部材とを電気的に接合する接合方法であって、前記ノズルの開口部の、前記導電性部材が接触する部分の曲率半径より大きい曲率半径の外径を有する前記導電性部材を用意し、前記導電性部材を前記ノズルの開口部に圧着させ、前記ノズルの内部空間内に圧縮気体を供給し、前記導電性部材を固相状態で前記接合対象物に射出する接合方法若しくは接合装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、導電性部材と接合対象物とを電気的に接合するための接合方法及び接合装置に関する。
磁気ヘッドの製造工程において、磁気ヘッドスライダの電極とフレキシャの電極との接合は、半田ボールを用いて半田付けにより行われている。具体的には、両電極が90度の角度を挟んで配置され、これらの電極間に半田ボールを配置し、当該ボールを熱線等により溶融してこれらの電極間の電気的接合が行われる。以下に、従来の半田ボール半田付け装置について図面を参照して説明する。
図10は、第1の従来の半田付け装置を示す図である。図中において、符号709は、略直方体のスライダであり、符号711は、フレキシャである。スライダ709の一端部には、スライダ電極713が設けられている。また、スライダ709は、薄板状のフレキシャ711に装着されており、フレキシャ711のフレキシャ電極715は、スライダ電極713に対して約90度になるように延在している。
まず、吸引ノズル700は、不図示の吸引源からの吸引力により吸引開口部703に半田ボール707を吸引保持し、スライダ電極713とフレキシャ電極715に接触する位置に移送する。そして、吸引ノズル700の吸引力を解除し両電極の接触する位置に半田ボール707を残し、吸引ノズル700がその位置から離れる。そして光学装置710のレーザ出力開口713内に半田ボール707を部分的に入り込ませた状態で、光学装置710の内部空間705を介してレーザ光を半田ボール707に照射し半田ボール707を溶解する。半田ボール707は、スライダ電極713とフレキシャ電極715との間で固着し、両電極の電気的な接合を行う。
ところで、近年、磁気ヘッドの小型化に伴い上述したスライダ電極、フレキシャ電極等の接合対象物も小型化してきている。上記半田付け装置は、半田ボール707を吸着した状態で吸引ノズル700の吸引開口部703や光学装置710のレーザ出力開口712を電極715、713に安定かつ確実に近づける必要がある。しかし、電極が小さくなるに従って、他の電子部品に接触することなく、吸引ノズル700や光学装置710を用いて半田ボール707を移送し、溶融することが困難となってきている。また、溶融した半田ボール707の残渣が、レーザ出力開口712に発生する恐れがある。そこで、他のタイプの半田付け装置が提案されている。以下に、第2の従来の半田付け装置の構成について説明する。
図11は、第2の従来の半田付け装置の部分断面図である。この半田付け装置800では、固体状の半田ボール807を射出させた後に、半田ボール807を溶融しスライダ電極813及びフレキシャ電極815間に付着させ半田付けがなされる。
半田付け装置800は、半田ボール807を射出するためのノズル802及びノズル802を保持するためのノズル本体813からなるノズル組立体801と、半田ボール807を貯留するための貯留部815と、半田ボール807を溶融するためのレーザ装置817と、ノズル802の開口部803を開閉するためのシャッター823と、シャッター823を開閉する駆動部825と、レーザ装置817及び駆動部825の動作を同期するための制御部835と、を備える。
ノズル802の内部に設けられた内部空間805の開口部803近傍の内径の曲率半径は、半田ボール807の外径の曲率半径より大きく寸法付けされている。よって、ノズル802の内部空間805に導入された固体状半田ボール807は、開口部803近傍において内部空間805内においてシャッター823により保持される。
また、ノズル802の内部空間805内には、レーザ装置817からレーザ光がノズル本体部813のレーザ導入路819を介して導入される。制御部835は、シャッター823が開放され、半田ボール807aが開口部803を通過した後に半田ボール807aが溶融するように、レーザ装置817を駆動して半田ボール807aを溶融させる。
特開2002−25025号公報(図1、4) 特開2006−305625号公報(図1)
特許文献1の半田付け装置は、吸引ノズル700の吸引開口部703に半田ボール707をフレキシャ電極715とスライダ電極713との間に近接した状態で載置した後、光学装置710のレーザ出力開口712内に半田ボール707を入れ込んでレーザを照射して、溶融させるため、半田部材の残渣がレーザ出力開口712の周囲に発生する恐れがある。
特許文献2の半田付け装置800では、シャッター823が開口803を開放し、半田ボール807が射出された後に、半田ボール807aを溶融し、スライダ電極813とフレキシャ電極815とを接合させる構成である。溶融した半田ボール807aの一部または全部が内部空間805の内壁面および開口部803周辺の外壁面に付着する恐れは無い。
ところで、現在使用されている電子部品の配置間隔や寸法では、その接合部材の着弾精度は特に問題とはならない。しかし、将来的に電子部品の更なる微小化に伴い、半田ボール等の接合部材が更に微小化すると、開口部803を開放するシャッター823の移動に伴い、接合部材に対する影響(例えば、図中右方向への力成分)が顕著となり、射出方向にずれが生じることが予想される。
また、特許文献2の半田付け装置では、シャッター823の動作タイミングとレーザ装置817の動作タイミングとを同期させる必要があり、その構成が複雑になる傾向がある。よって、接合装置の更なる小型化や簡易化が難しい。
そこで、本発明は、小型で簡易な構成であって、接合部材の残渣がノズル開口部及びその近傍に発生することがなく、また着弾精度を向上できる接合方法及び接合装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の接合方法の第1の態様は、ノズルから導電性部材を接合対象物に射出し前記接合対象物と前記導電性部材とを電気的に接合する接合方法であって、前記ノズルの開口部の、前記導電性部材が接触する部分の曲率半径より大きい曲率半径の外径を有する前記導電性部材を用意し、前記導電性部材を前記ノズルの開口部に圧着させ、
前記ノズルの内部空間内に圧縮気体を供給し、前記導電性部材を固相状態で前記接合対象物に射出する。
本発明の接合方法の第2の態様によれば、前記内部空間内の圧力が所定値のときに、前記開口部に圧着させた前記導電性部材に対して熱線を照射する。
本発明の接合方法の第3の態様によれば、前記導電性部材の前記開口部に対する圧着は、前記ノズルを前記導電性部材に対して押圧することにより行う。
本発明の接合方法の第4の態様によれば、前記導電性部材の前記開口部に対する圧着は、前記内部空間を介して前記開口部に付与される吸引力により行う。
本発明の接合方法の第5の態様によれば、前記導電性部材の前記開口部に対する圧着は、前記吸引力により前記開口部に当接した前記導電性部材を、押し込み部材により前記開口部に対して押し込むことにより行う。
本発明の接合方法の第6の態様によれば、前記導電性部材が射出された後、さらに前記導電性部材に対する熱線の照射を継続する。
また、上記課題を解決するための本発明の接合装置の第1の態様は、接合対象物に導電性部材を配置することで前記接合対象物と前記導電性部材とを電気的に接合する接合装置であって、前記導電性部材の外径の曲率半径より小さい曲率半径を有する開口部と、前記開口部を介して外部に連通する内部空間と、を有するノズルと、前記内部空間内に圧縮ガスを供給するガス供給手段と、前記導電性部材を前記ノズルの前記開口部に圧入し前記開口部に前記導電性部材を圧着させる圧入手段と、前記導電性部材を前記開口部に圧着させた状態で、前記内部空間に前記圧縮ガスを供給し前記導電性部材を固相状態で射出するように前記ガス供給手段を制御する制御部と、を備える。
本発明の接合装置の第2の態様によれば、さらに、前記開口部に圧着した前記導電性部材に熱線を照射する熱線照射手段を備え、前記内部空間が前記所定圧力の際に前記導電性部材に熱線を照射するように前記制御部により前記熱照射手段を制御する。
本発明の接合装置の第3の態様によれば、前記圧入手段は、前記導電性部材の、前記開口部の内径より大きい寸法部を前記ノズルの外側に位置させた状態で圧着させるように、前記導電性部材を前記開口部に圧入する。
本発明の接合装置の第4の態様によれば、前記圧入手段は、前記開口部と前記導電性部材とを互いに接離する方向に移動させる駆動手段を有する。
本発明の接合装置の第5の態様によれば、前記圧入手段は、前記内部空間を介して前記開口部に吸引力を付与し、前記開口部に対する前記導電性部材の圧着を補助する吸引手段を有する。
本明細書におけるノズルの外側とは、ノズルを形成する部材により画成される内部空間を内側とした場合の、内部空間以外の領域と定義する。従って、ノズルの開口部と、開口部により画成される開口する領域と、ノズルの外部空間と、はノズルの外側となる。
ガス供給手段に用いる圧縮ガスとしては、不活性ガス(窒素)や導電性部材を還元できる気体(水素など)を用いることが可能である。
さらに、本明細書において、導電性部材とは、半田、金などの金属材料あるいは合金などの、接合する対象である部材同士を電気的に接続できる部材を意味する。
さらに、本明細書において、接合対象物とは、基板(PCB(Printed Circuit Board(プリント基板)),FPC(フレキシブル プリンテッド サーキット))や電子部品の電気接続用の導体電極の類を意味し、上記導電性部材により基板と電子部品との間で直接電気的接合を行うための導電性部材、或いは前記電気的接合を後工程で行うためのバンプが形成される部材などを含む。
本発明は、導電性部材が固相状態で射出される構成であるので、導電性部材の残渣がノズルの開口部及びその近傍に生じることがない。
さらに、導電性部材は、開口部に圧着させ、開口部と導電性部材との間の摩擦力より大きくなるように圧縮空気を供給し射出する構成であるので、ノズルに導電性部材を保持するための別部材を設ける必要がなく、また、別部材と熱照射手段との同期をとる必要がないため、接合装置の構成の小型化及び簡易化を実現できる。
シャッターが必要ないので、シャッターから導電性部材への影響を排除でき、射出方向とは異なる方向への力が付与される余地がない。よって、接合部材の着弾位置の精度を高めることができる。
以下、本発明による接合対象物を接合する接合装置を半田付け装置に適用した実施形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
図1(a)〜(c)は、第1実施形態による半田付け装置の各半田付け工程における部分断面図、図1(d)は、第1実施形態のノズルと半田ボールの関係を示す図、図1(e)は第1実施形態のノズルと半田ボールの関係を示す断面図、図1(f)、(g)はそれぞれ開口部に圧着した半田ボールに作用する力の関係を示す断面図、図2は、半田付け工程のフローチャートである。
図1(a)に示されるように、半田付け装置101は、主として、半田ボール117を射出するノズル103と、レーザ照射部105と、ガス供給部117と、ノズル103を移動し半田ボール117を圧入するための駆動部118(すなわち圧入手段)と、制御部109と、を備える。ノズル103は、その内部に、後述するレーザ光が通るとともに、圧縮ガスが供給される内部空間111を備え、長手方向における両端が開口する円筒状の部材である。ノズル103の長手方向の一端部は、レーザ光のみが透過できるガラス等から形成される上板115により閉じられ、他端部は、半田ボール117が圧着される開口部113を構成する。開口部113は、ノズル103の長手方向に所定の長さを有する。また、開口部113の開口は、内部空間111に連続し、均一の内径(もしくは曲率半径)の内周面113aを有する。当該内径は少なくとも半田ボール117の外径(もしくは曲率半径)より小さく寸法付けされている。
さらに、ノズル103は、半田ボール117に対して接離可能に移動させる駆動部118が装着されている。従って、ノズル103の開口部113を半田ボール117に対し近づくように移動し、その開口部113が半田ボール117に対して当接した後は、さらに半田ボール117に押し付けて開口部113の先端部113bに圧着させる。なお、半田ボール117が開口部113に圧着した状態では、内部空間111は略密閉された状態となる。
さらに、ノズル103の外部と内部空間111とを連通させるガス導入路119が、ノズル103の周壁103aに設けられている。ガス導入路119は、ガス源であるガス供給部107に連結され、ガス供給部107からの圧縮ガスは、内部空間111内に供給される。
さらに、ノズル103の上板115の近傍には熱照射手段であるレーザ照射部105が配置されている。レーザ照射部105は公知のものを用いる。レーザ照射部105から照射されたレーザ光の光軸は、内部空間111、開口部113の中心軸と一直線状になるように構成されている。従って、レーザ光は、上板115を透過し、ノズル103の内部空間111に進入し、さらに、内部空間111を通過し、開口部113を介してノズル103の外部へ進む。このように、内部空間111は、レーザ光を半田ボール117に導くためのレーザ導入路としても機能する。
ノズル103を下降させ、貯留部121に載置された半田ボール117に対して半田ボール117に当接した後、さらに半田ボール117にノズル103の開口部113を所定の力で押圧し、半田ボール117を開口部113に圧入させる。
半田ボール117の、図面中において水平(左右)方向に延在する水平面に沿った断面の最大寸法部である直径部117aは、先端部113bと当接する半田ボール117の当接部117bより射出方向xにおいて貯留部121に近い側に位置する。すなわち、直径部117aがノズル103の開口部113と半田ボール117の接触部分より外側に位置させた状態でノズル103に圧着される。さらに、換言すると、半田ボール117は、ノズル103の外側(開口部若しくは外部空間)に位置し、ノズル103の内側には半田ボール117は存在していない。
なお、最大寸法部とは、射出方向(本実施形態では上下方向)に対して垂直に延在する平面による半田ボールの断面を画成する外周上において、任意の2点間を結ぶ線分の最大長さを意味する。
さらに、レーザ照射部105、ガス供給部107、駆動部118は、制御部109に連結され、制御部109により作動する構成である。制御部109からの駆動信号をレーザ照射部105が受けると、レーザ照射部105からレーザ光が照射される。同様に、ガス供給部107が制御部109からの駆動信号を受けると、圧縮ガスが内部空間111内に供給される。レーザ照射部105からレーザ光により半田ボール117が軟化すると、ガス供給部107からの圧縮ガスにより内部空間111の内圧が高まっているため、半田ボール117の圧着が解除されて射出される。
上記構成の半田付け装置101を用いた、半田付け方法の工程について図1(a)〜(d)及び図2を参照しつつ説明する。
図1(a)に示されるように、駆動部118によりノズル103を貯留部121に移動させ、開口部113に半田ボール117を圧入し、半田ボール117を先端部113bに圧着させる(ステップS1)。なお、本実施形態では、半田ボール117が載置されている貯留部121に対して、ノズル103を下降させていくことにより開口部113に圧入する。
このときのノズル103の開口部113の状態が図1(f)に示されている。圧着した半田ボール117は、歪むことにより内部応力が発生し、当該内部応力に起因する摩擦力μF1によって開口部113に保持される。なお、図1(a)に示されるように圧入された状態では、半田ボール117の直径部117aが、射出方向xに関し先端部113bより内部空間111から遠い位置に配置される。
次に、図1(b)に示されるようにノズル103を、作業台118に載置されている接合対象物である電極若しくは導電性パターン123、125(詳細には図1(d)の接触部129参照。)に対して位置決めを行う(ステップS2)。もちろん、ノズル103を固定した状態で、作業台118を移動する構成としても良い。
次に、ガス供給部107から圧縮ガスを内部空間111内に供給する(ステップS3)。制御部109により内部空間111内の圧力が所定値に達したか否かが判別される(ステップS4)。内部空間111内の圧力が所定値に達したことが制御部109により判別された場合には、内部空間111を介して半田ボール117にレーザ照射部105からのレーザ光105aを照射する(図1(c)、ステップS5)。なお、内部空間111内が所定圧力に達しているか否かの判別は、例えば予め、ガス供給後から所定圧力に達するまでの所定時間を計測しておき、制御部によりガス供給後から所定時間が経過したか否かを判別することで、行うことができる。
レーザ光105aは、内部空間111に面している半田ボール117の部分を照射し加熱すると、半田ボール117の弾性係数が低下し、結果として内部応力が緩和する。そのとき、内部空間111に充填された圧縮ガスの付勢力Pが半田ボールの内部応力によって発生する摩擦力(保持力)μF2を上回ることにより、半田ボール117と開口部113の先端部113bとの圧着が解除され、略球状の半田ボール117が固相状態において射出される(図1(d)、(g)、ステップS6)。なお、レーザ光105aが照射された半田ボール117は、加熱されることにより、弾性係数が低下しているため内部応力が低下する。結果とし内部応力に起因する摩擦力μF2は、加熱されていない状態の半田ボール117に生じる摩擦力μF1より相対的に小さくなる。
射出された半田ボール117は、作業台118上の接合対象物123、125の接触部129に着弾する(図1(d)、ステップS7)。なお、レーザ照射部105からレーザ光105aは、半田ボール117が溶融するまで継続される。
そして、半田ボールが着弾位置(接触位置129)において溶融した後に、レーザ照射部105及びガス供給手段107の作動を停止するように制御部109からの信号が送られる(ステップS8)。
上記の通り、本実施形態の接合装置1では、固体状の半田ボール117をノズル103の開口部113に圧着させた後、内部空間内に圧縮ガスを供給し内部空間内が所定圧力値であるときに、レーザ照射部105からのレーザ光105aを照射し、圧縮ガスにより固相状態のまま半田ボール117の圧着を解除する構成である。このような構成であるので、半田付け装置の構成が簡素化されるとともに、半田付け装置の制御が容易となる。
なお、発明者等は、鋭意検討した結果、ノズル103の開口部113の内径D1が0.095mm、半田ボール117の直径D2が0.11mmである場合には、D1/D2の比は、0.78〜0.95となるように寸法付けすると、所望の着弾精度が得られることを知得している。より好ましくは、0.82〜0.91である。また、半田ボール117と開口部113との接触角θ1で表現すると、18〜38度とすることが好ましい。より好ましくは、θ1は25〜35度とすることがより好ましい。ここで、接触角とは、開口部113の中心線C1(半田ボールの中心を通る鉛直線)と、半田ボール117の中心から開口部113と接触している当接部117bとを結ぶ半径r1に対する垂線L1と、の成す角度である。
(変形例1)
第1実施形態の変形例について説明する。図3は、変形例1に係るノズルの断面図である。本変形例の開口部213は、実施形態1と異なり、先拡がり形状を呈している。すなわち、開口部213は、内部空間211側から、先端部213bに向かい内径が漸増する構成である。
半田ボール217が開口部213に圧着した状態では、実施形態1と同様に、半田ボール217の最大寸法部である直径部217aは、半田ボール217の当接部217bより先端部213a側に位置するように圧着される。上記のように構成することにより、使用する半田ボールに寸法のばらつきがあった場合であっても、最大寸法部217aが当接部217bよりノズルの先端部213a側に配置させることができる。その他の構成及び動作は、実施形態1と同じであるので説明は割愛する。
なお、発明者等は鋭意検討した結果、半田ボール217の直径D2が0.11mmである場合には、開口部213の内周面213a(線L2)の鉛直方向(線C2)に対する傾斜角度、すなわち、半田ボール217と開口部113との接触角θ2を、3〜35度、より好ましくは、5〜30度とすると所望の射出精度が得られるという知見を得ている。
(第2実施形態)
第2実施形態は、半田ボールを開口部に圧着させるための圧着手段として吸引手段を利用した半田付け装置である。以下、図4を参照して説明する。図4は、第2実施形態に係る半田付け装置の部分断面図である。
半田付け装置301は、主としてノズル303と、レーザ照射部305と、ガス供給部307と、制御部309と、吸引手段を構成する吸引部325と、を備える。レーザ照射部305、ガス供給部307及びガス導入路319は、第1実施形態と同一の構成、動作であるので説明を割愛する。さらに、図面の明瞭化のため、第1実施形態と同一の構成、作動であるノズル303を移動させる駆動部の図示を割愛した。
吸引手段は、公知の真空ポンプ等である吸引部325と、ノズル303の周壁303aに設けられ、内部空間311と外部とを連通する吸引孔327と、吸引部325と吸引孔327とを連結するチューブ329と、を備える。吸引孔327は、ノズル303の開口部313近傍の側壁303aを水平方向に貫通して延びている。よって、吸引部325からの吸引力は、チューブ329、吸引孔327、開口部313を介して、ノズル303の外部に付与される。
なお、吸引孔327を設ける位置は適宜変更でき、内部空間311と外部とを連通する構成としても良い。また、ノズルの外側と内部空間311とを連通する貫通孔である吸引孔327若しくはガス導入路319の一方のみをノズルに設け、単一の貫通孔を吸引孔及びガス導入路として共用し、単一の貫通孔にガス供給部307と吸引部325とを接続する構成としてもよい。すなわち、吸引力を開口部313を介してノズル303の外部に付与できる構成であれば適宜変更できる。
上記構成において、吸引部325の吸引力を内部空間311から開口部313を介して半田ボール317に付与することにより、半田ボール317を吸引し、その吸引力により半田ボール317を開口部313の先端部313bに圧着させる。
また、吸引部325は、レーザ照射部305及びガス供給部307と同様に制御部309に接続され、制御部の309からの信号を受け作動する構成である。なお、本実施形態における半田付け装置による半田付けの工程は、第1実施形態の工程と、図2に示す圧着させる工程(図2のステップS1に対応)が異なる。すなわち、半田ボール317を圧着させる工程(図2のステップS1に対応)では、ノズル303の開口部313と半田ボール317が当接するようにノズル303を下降させるのではなく、吸引部325を作動させ、吸引力により半田ボール371を開口部313に圧着させる。そして、吸引部325を停止し圧着工程が終わる。その後の工程は、第1実施形態の図2に示す工程と同様である。
また、第1実施形態と第2実施形態を組み合わせることも可能である。すなわち、ノズル303の開口部303aを半田ボール317に近づけ当接すると同時、もしくはその前後において、吸引部325を作動させることにより、半田ボール317を開口部303aに圧着させてもよい。
この構成の場合には、吸引するタイミングを、開口部313と半田ボール317とが当接するタイミングより早くすることにより、半田ボール317が開口部303aに対する相対位置がずれている場合であっても、半田ボール317が開口部313に吸引され先端部313bに確実に当接させることができる。そして、ノズル303を半田ボール317を吸引した状態で、ノズルを作業台321に半田ボール317を押し付けるようにして圧着させることが可能である。
(変形例2)
図5は、変形例2に係るノズルの断面図である。実施形態2では、吸引力によりノズル303の開口部313に半田ボール317を圧着させていたが、変形例2では、半田ボール417を吸引し開口部417に当接した後に、半田ボール417を開口部417に押し込むための押し込み手段すなわち、押し込み部材435を接合装置に設けてもよい。押し込み部材435は、形状任意の部材であり、開口部413に対向する平坦な押し込み面435aを有している。また押し込み部材435は、駆動部437により開口部413に対して接離させる(矢印439(垂直)方向に移動する)構成である。
例えば、吸引部425により吸引された後、押し込み部材435の押し込み面435aで半田ボール417を開口部413aに近づく方向(矢印439)に押圧し、半田ボール417を開口部413内に圧入させる。半田ボール417が圧着した後は、押し込み部材435が開口部413から離れるように移動させ、圧入が完了する。
この変形例によれば、吸引力だけでは、半田ボール417の圧入が十分ではなかった場合でも、押し込み部材435により確実に押し込むことができる。圧入させた後の工程は、第1実施形態と同様である。図面の明瞭化のため、第1実施形態と同一の構成、作動であるノズル303を移動させる駆動部の図示を割愛した。
(第3実施形態)
図6(a)は、第3実施形態に係る半田付け装置501の部分断面図、図6(b)は、図6(a)の線VIb−VIbに沿った断面図である。第3実施形態の半田付け装置501は、ノズル503の開口部513の開口形状が上述した第1実施形態と異なるが、その他の構成については同一である。したがって、同一の構成、機能等の説明は割愛する。
図6(b)に示されるように開口部513の開口は、所定の曲率半径の円形状部513aと、円形状部513aを横切るスリット部513bとから構成される。円形状部513aの曲率半径は、半田ボール517の曲率半径より小さく寸法付けされている。また、スリット部513bは、所定の曲率半径を有する略半円状である。また、本実施形態において、半田ボール517を開口部513に圧入すると、半田ボール527の外周面の一部が円形状部513aに圧着し、スリット部513bと半田ボール527の外周面との間には、隙間が形成される。すなわち、半田ボール517が圧着した状態では、円形状部513aは、半田ボール517により塞がれ、スリット部513bは、半田ボール517によっては塞がれない。
上記構成のノズル503を用いて、半田ボールの接合を行う工程は、第1実施形態において説明した図2と共通する。異なるところは、圧縮ガスを供給するガス供給工程(図2のステップS3に対応)及びレーザ照射をする工程(図2のステップS5に対応)である。すでに説明した実施形態では、開口部に半田ボールが圧着しているので、内部空間511は、密閉した状態となっているが、本実施形態では、スリット部513bが存在する。したがって、ガス供給工程(図2のステップS3に対応)において、圧縮ガスを供給すると、圧縮ガスはスリット部513bを通り、接合対象物523、525に付与される。したがって、半田ボール517が接合対象物523、525に付着する前に、接合対象物523、525が酸化することを防止できる。よって、接合対象物523、525の酸化に起因する半田付け不良を防止できる。
さらに、レーザ照射をする工程(図2のステップS5に対応)においても、レーザ光505aの一部は、スリット部513bを介して、接合対象物523、525に到達する。したがって、接合対象物523、525が半田付けされる前に予め加熱されているので、接合対象物523、525に対する半田ボールの濡れ性を向上できる。結果として、半田付け作業の仕上がりがよくなる。
(半田付け装置)
本発明の接合装置を適用した半田付け装置の全体構成の一例について説明する。図7は、半田付け装置1の側面模式図である。なお、図中において、図面の表裏方向をx方向、左右方向をy方向、上下方向をz方向とする。
半田付け装置1は、第1実施形態の半田付け装置を組み込んだ例である。半田付け装置1は、主として、基台153と、基台153の上面153a上にy方向、z方向に移動可能に載置されるノズル103及びレーザ照射部105と、接合対象物123、125が載置される作業台118、半田ボールが載置されている貯留部121と、各構成要素を作動させるための制御部109と、を備える。
さらに、半田付け装置1は、ノズル103をy方向、z方向に移動させるためのy方向駆動部131と、y方向駆動部131に載置され、y方向に移動するy方向スライダ135と、y方向スライダ135に固定されているz方向駆動部137と、z方向駆動部137に装着され、z方向に移動するz方向スライダ139とを備える。
z方向スライダ139には、y方向に延びるノズルアーム141と、照射部アーム143と、z方向に互いに離間して固定的に装着されている。ノズルアーム141と照射部アーム143のそれぞれには、ノズル103とレーザ照射部105が装着されている。
また、作業台118は、x方向駆動部145によりx方向に移動可能なx方向スライダ147上に装着されている。したがって、x方向駆動部145によりx方向スライダが移動すると作業台118をx方向に移動させることができる。
ここで、y方向駆動部131、z方向駆動部137、x方向駆動部145の構成は公知の構成を利用する。例えば、y方向駆動部131は、不図示のモータ、yボールネジ、yナットから構成することができる。雌ネジが設けられているyナットはyスライダ131に固定されている。雄ネジが外周に設けられているyボールネジは、その両端を玉軸受で回転可能にy方向駆動部の筺体内に支持され、yボールネジの一端にはモータが連結されている。モータを駆動しyボールネジを回転させると、yボールネジに螺合しているy方向ナットがyボールネジに沿って往復運動する。このy方向ナットが往復運動することでy方向スライダ135が、y方向に移送する。その他の駆動部も同様に構成できる。
作業台118とy方向駆動部131との間で、基台153の上面153aに固定されているのは、半田ボール117を貯留する貯留部121である。なお、貯留部121への半田ボールの移送は、不図示の搬送手段で行われる。
また、制御部109は、y方向駆動部131、z方向駆動部137、x方向駆動部145、レーザ照射部105、ガス供給部107、に電気的に接続されており、各要素は制御部109からの指令により作動する構成となっている。図示してないが、ノズル103と、接合対象物123、125と、貯留部121の半田ボール117と、の間の位置決めを行うために例えばCCDカメラ等の位置決め用カメラを用い、位置決め用カメラからの映像に基づいて、位置決めを行う制御ができることは言うまでもない。
なお、上記構成の半田付け装置において、半田ボール117をノズル103の開口部113への圧入は、ノズル103を半田ボール117に当接するためにx方向、y方向、z方向に前述のx方向駆動部、y方向駆動部、z方向駆動部を作動することにより行う。したがって、これらの駆動部が圧入手段を構成することになる。
上記半田付け装置1を用いた半田付け作業について説明する。y方向駆動部131及びz方向駆動部137は、制御部109からの駆動信号を受け、ノズル103を貯留部121に向けて移動させる。そして、半田ボール117が開口部113が当接した後、さらに下降させ、開口部113に半田ボール117を圧入させる。開口部113に圧着させた後、ノズル103は、作業台118上にある接合対象物123、125の接合位置に移動する。なお、接合位置とノズル103との間の位置決めは、x方向駆動部145、y方向駆動部131、z方向駆動部137を作動することにより行う。
さらに、ガス供給部107から圧縮ガスをノズル103の内部空間111(図1(b)参照)内に供給する。内部空間が所定圧力であるとき、レーザ照射部105は制御部109からの駆動信号を受け、レーザ光を開口部113に圧着している半田ボール117に付与される。半田ボール117が加熱されると、ガス供給部107からの圧縮ガスにより開口部113に対する圧着が解除され、半田ボール117は接合位置に着弾する。半田ボール117が着弾した後、制御部109はガス供給部107を停止する。また、半田ボール117の射出方向とレーザ光の進行方向とが一致する構成であるので、半田ボール117の全体が溶融するまでレーザ光の照射を続ける。そして、半田ボール117が溶融した後、制御部109はレーザ照射部105を停止する。そして溶融半田が固化し接合対象物123、125の半田付けが完了する。
なお、上記実施例では、半田ボールが射出され開口部を離れ、接合位置に着弾した後までレーザ照射をする構成としたが、半田ボールが接合位置に到達する前に、半田ボール全体を溶融する構成としてもよいことは言うまでもない。
本発明では、固相状態の半田ボールを射出させる構成であるので、特許文献1のように溶融した半田ボールを射出することにより、溶融した半田部材が開口部及びその周辺に付着する、ということがない。溶融した半田部材を射出する構成の場合、半田部材の粘性等を考慮して、内部空間内の圧力を設定し射出する必要がある。しかし、本発明によれば、半田ボールが接合に適した射出速度となるように内部空間の圧力を設定できるので、半田部材の着弾位置精度を向上させることができる。
さらに、接合対象物に付着させるために適した圧縮ガスの圧力値を設定できる。よって、半田部材の付着に不具合が生じることがない。また、開口部を開閉するためのシャッターが不要であるので、シャッターの半田ボールに対する影響を排除できるとともに、半田付け装置の構成を簡易にできる。
第2実施形態の半田付け装置(図4参照)を用いて、半田付け作業を行った実施例について説明する。ノズル303の開口部313の内径D1は、0.095mmであり、半田ボールの直径D2は、0.11mmである。また、吸引圧力は−30.0kPaで吸引部325により半田ボール317を開口部313に圧着させ、吸引部325を停止する。そして、内部空間311の圧力が1.0kPaになるまでガス供給部307から圧縮ガスを供給する。内部空間311の圧力が1.0kPaになったとき、レーザ照射部305からレーザ光を半田ボール317に照射した。
比較例として、特許文献2に記載されているシャッターにより半田ボールを保持する構成の半田付け装置を用いた。ノズルの内径は、0.125±0.003mmであり、半田ボールの直径D2は、0.11mmである。
また、本実施例及び比較例の半田付け装置では、圧縮ガスとして、窒素ガスを使用した。また、ノズルの先端部313bから着弾位置までの距離は、0.5mmである。使用するレーザは、波長1064nmのYAGレーザであり、レーザ光のスポット径は、着弾位置においてφ200μmである。
第2実施形態による接合装置を用いた場合には、比較例の接合装置に比べ着弾精度を、25%〜30%向上させることができた。
上述した、実施形態1〜3、変形例及び実施例においては、開口部に圧着させた半田ボール、すなわち導電性部材に対して熱を付与し、圧着を解除する構成とした。しかしながら、本発明は、導電性部材に熱を付与することで摩擦力を緩和させるのではなく、圧縮気体による付勢力のみを利用して導電性部材の圧着を解除する構成とすることも可能である。
実施形態1の他の例として、図1に示す構成の半田付け装置を用いて、圧着を解除するために摩擦力(図1(e)に示すμF1)より大きな圧縮ガスによる付勢力Pを付与し射出させる方法が挙げられる。図10は、圧縮ガスのみで半田ボールを射出させる半田付け方法を示すフローチャートである。フローチャートに示すように、半田ボール117を開口部113に圧着させ(ステップS11、図1(a)対応)、ノズル103を位置決めする(ステップS12)。内部空間111にガス供給部107から圧縮ガスを供給する(ステップS12)。圧縮ガスによる半田ボール117に対する付勢力Pが、摩擦力μF1より大きくなると(図1(f)対応)、半田ボール117が固相状態で射出される(ステップS14)。この時、実施形態1と異なり、レーザ光は半田ボール117に照射されていない。その後、飛翔する半田ボール117へレーザ光を照射し(ステップS15)、半田ボールを溶融させ所定位置に着弾させる。その後、レーザ光の照射及び圧縮ガスの供給を止め(ステップS17)、半田付け工程が終了する。このように、圧着させた半田ボールに対して、レーザ光を照射させずに、射出させる方法も可能である。
さらに、レーザ照射部は、ノズルとは、別体として構成されていたが、ノズルとレーザ照射部を一体構成としてもよい。図8は、ノズル603にレーザ照射部605が固定された半田付け装置の部分断面図である。ノズル603の上板615に、レーザ照射部605が固定されている。レーザ照射部605からのレーザ光605aは、ノズル上板615に設けられたガラス等から形成されるレーザ透光部615aを介して、内部空間611内に進入し、半田ボール617に到達する。このように、レーザ照射部からのレーザ光605aが、内部空間611を介して半田ボール617に到達し、半田ボール617が射出された後は、その射出方向とレーザ光の進行方向とを整合できる構成であれば、適宜変更できることは言うまでもない。
上述した、実施形態1〜3、変形例及び実施例においては、レーザ照射部は、ノズルとは、別体として構成されていたが、ノズルとレーザ照射部を一体構成としてもよい。図8は、ノズル603にレーザ照射部605が固定された半田付け装置の部分断面図である。ノズル603の上板615に、レーザ照射部605が固定されている。レーザ照射部605からのレーザ光605aは、ノズル上板615に設けられたガラス等から形成されるレーザ透光部615aを介して、内部空間611内に進入し、半田ボール617に到達する。このように、レーザ照射部からのレーザ光605aが、内部空間611を介して半田ボール617に到達し、半田ボール617が射出された後は、その射出方向とレーザ光の進行方向とを整合できる構成であれば、適宜変更できることは言うまでもない。
上記実施形態1〜3及び変形例では、レーザ装置を用いたが、ハロゲン光や熱風を用いて半田ボールすなわち半田部材を加熱溶融してもよい。また、半田部材として球状の半田ボールを用いたが、立方体形状、直方体形状等の半田部材を適宜利用できることは言うまでもない。
また、上述した、実施形態1〜3、変形例及び実施例においては、少なくとも2つの部材を平面状に配置した接合対象物に対して半田ボールを射出し2つの部材を接合しているが、本発明の接合対象物は平面状に配置された接合対象物に限定されることはない。例えば背景技術として紹介した図10や図11のように、基板の電極と基板上に載置された電子部品の側面電極のように、接合対象物が略90°の角度を成す2つの部材から構成されるものであってもよい。
さらに、接合対象物は、単一の部材から構成されているものであってもよい。図9は、単一の部材から構成される接合対象物に対して半田ボールを射出し、半田バンプを形成した状態を示す図である。図9では、図1の半田付け装置101を用いて平板状の導体924に半田ボール917を着弾させて、半田バンプ916を形成させたものである。
なお、実施形態1〜3、変形例及び実施例では、ノズルの開口部に圧着した導電性部材は、ノズルの外側に位置する構成であったが、導電性部材の一部がノズルの内側に延在する構成としても良いことは言うまでもない。例えば、開口部の長手方向の長さが、半田ボールの外径に対して相対的に短い場合には、半田ボールの一部が、内部空間内に延在することとなる。
また、レーザ光の光軸と、内部空間の中心軸と、開口部の中心軸とを同方向に一致させる構成としたが、開口部から射出する半田ボールの軌跡に沿ってレーザ光を走査できるレーザ装置であればよく、レーザ光の光軸と半田ボールが射出された後の射出経路とを整合させる必要がないことは言うまでもない。
なお、半田ボールの酸化防止の観点から、上記実施形態に圧縮気体として、窒素等の不活性ガス(圧縮気体)を適用できる。
本発明は、導電性部材に熱照射することにより、ノズルに対する圧着が解除され溶融を開始する構成であるので、導電性部材の残渣がノズルの開口部及びその近傍に生じることがない。
この発明は、その本質的特性から逸脱することなく数多くの形式のものとして具体化することができる。よって、上述した実施形態は専ら説明上のものであり、本発明を制限するものではないことは言うまでもない。
(a)〜(d)は、第1実施形態による半田付け装置の各半田付け工程における部分断面図、(e)は、第1実施形態のノズルと半田ボールの関係を示す断面図、(f)、(g)はそれぞれ圧着した半田ボールに作用する力の関係を示す断面図である。 半田付け工程のフローチャートである。 変形例に係るノズルの断面図である。 第2実施形態に係る半田付け装置の部分断面図である。 変形例2に係る半田付け装置の部分断面図である。 (a)は、第3実施形態に係る半田付け装置の部分断面図、(b)は、(a)の線VIb−VIbに沿った断面図である。 半田付け装置1の側面模式図である。 ノズルにレーザ照射部が固定された半田付け装置の部分断面図である。 図1の半田付け装置101を用いて平面状の導体である接合対象物に対して半田ボールを射出し、半田バンプを形成した状態を示す図である。 第1実施形態の他の例である半田付け工程のフローチャートである。 従来の第1の半田付け装置の部分断面図である。 従来の第2の半田付け装置の部分断面図である。
符号の説明
101 半田付け装置
103 ノズル
105 レーザ照射部
107 ガス供給部
111 内部空間
113 開口部
115 上板
117 半田ボール
118 駆動部
121 貯留部

Claims (11)

  1. ノズルから導電性部材を接合対象物に射出し前記接合対象物と前記導電性部材とを電気的に接合する接合方法であって、
    前記ノズルの開口部の、前記導電性部材が接触する部分の曲率半径より大きい曲率半径の外径を有する前記導電性部材を用意し、
    前記導電性部材を前記ノズルの開口部に圧着させ、
    前記ノズルの内部空間内に圧縮気体を供給し、前記導電性部材を固相状態で前記接合対象物に射出する接合方法。
  2. さらに、前記内部空間内の圧力が所定値のときに、前記開口部に圧着させた前記導電性部材に対して熱線を照射する接合方法。
  3. 前記導電性部材の前記開口部に対する圧着は、前記ノズルを前記導電性部材に対して押圧することにより行う請求項1又は請求項2に記載の接合方法。
  4. 前記導電性部材の前記開口部に対する圧着は、前記内部空間を介して前記開口部に付与される吸引力により行う請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の接合方法。
  5. 前記導電性部材の前記開口部に対する圧着は、前記吸引力により前記開口部に当接した前記導電性部材を、押し込み部材により前記開口部に対して押し込むことにより行う請求項4に記載の接合方法。
  6. 前記導電性部材が射出された後、さらに前記導電性部材に対する熱線の照射を継続する請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の接合方法。
  7. 接合対象物に導電性部材を配置することで前記接合対象物と前記導電性部材とを電気的に接合する接合装置であって、
    前記導電性部材の外径の曲率半径より小さい曲率半径を有する開口部と、前記開口部を介して外部に連通する内部空間と、を有するノズルと、
    前記内部空間内に圧縮ガスを供給するガス供給手段と、
    前記導電性部材を前記ノズルの前記開口部に圧入し前記開口部に前記導電性部材を圧着させる圧入手段と、
    前記導電性部材を前記開口部に圧着させた状態で、前記内部空間に前記圧縮ガスを供給し前記導電性部材を固相状態で射出するように前記ガス供給手段を制御する制御部と、を備える接合装置。
  8. さらに、前記開口部に圧着した前記導電性部材に熱線を照射する熱線照射手段を備え、前記内部空間が前記所定圧力の際に前記導電性部材に熱線を照射するように前記制御部により前記熱照射手段を制御する請求項7に記載の接合装置。
  9. 前記圧入手段は、前記導電性部材の、前記開口部の内径より大きい寸法部を前記ノズルの外側に位置させた状態で圧着させるように、前記導電性部材を前記開口部に圧入する請求項7又は請求項8に記載の接合装置。
  10. 前記圧入手段は、前記開口部と前記導電性部材とを互いに接離する方向に移動させる駆動手段を有する請求項7乃至請求項9のいずれかに記載の接合装置。
  11. 前記圧入手段は、前記内部空間を介して前記開口部に吸引力を付与し、前記開口部に対する前記導電性部材の圧着を補助する吸引手段を有する請求項7乃至請求項10のいずれかに記載の接合装置。
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