JP2009027961A - 歩行式芝刈機、及びキャッチャーフレーム装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
「機体一体型」の芝刈機において、グラスキャッチャーに芝カスが収容されて重量が増しても、芝刈作業の開始から終了に至るまで芝生を設定刈高で刈取可能にすることである。
【解決手段】
キャッチャーフレーム30と、当該キャッチャーフレーム30のキャッチャー支持部40の前斜下端部に機体1の幅方向に沿って取付けられたキャッチャーローラ35とを有するキャッチャーフレーム装置Fを備え、前記キャッチャーフレーム30は、機体1に当該機体1の幅方向に沿った回動軸心を中心にして回動可能に連結されて、前記キャッチャーフレーム30のキャッチャー支持部40を芝刈ユニットUの前方に配置して、キャッチャー支持部40に支持されたグラスキャッチャーGに収容される芝カスLのほぼ全重量が前記キャッチャーローラ35に加わる構成とする。
【選択図】 図1
「機体一体型」の芝刈機において、グラスキャッチャーに芝カスが収容されて重量が増しても、芝刈作業の開始から終了に至るまで芝生を設定刈高で刈取可能にすることである。
【解決手段】
キャッチャーフレーム30と、当該キャッチャーフレーム30のキャッチャー支持部40の前斜下端部に機体1の幅方向に沿って取付けられたキャッチャーローラ35とを有するキャッチャーフレーム装置Fを備え、前記キャッチャーフレーム30は、機体1に当該機体1の幅方向に沿った回動軸心を中心にして回動可能に連結されて、前記キャッチャーフレーム30のキャッチャー支持部40を芝刈ユニットUの前方に配置して、キャッチャー支持部40に支持されたグラスキャッチャーGに収容される芝カスLのほぼ全重量が前記キャッチャーローラ35に加わる構成とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、機体の前部に芝刈ユニットが一体に装着され、更に芝カスを収容するグラスキャッチャーが前記芝刈ユニットの前方に配置されて、機体の後方において運転者が歩行しながら運転操作を行う歩行式芝刈機、及びキャッチャーフレーム装置に関するものである。
上記形式の歩行式芝刈機には、機体に対する芝刈ユニットの装着構造によって二種類に大別される。その一つは、図10に示されるように、機体1’の前部に芝刈ユニットU’が一体に装着されて、当該芝刈ユニットU’の部分のフレームにグラスキャッチャーG’が着脱可能に装着されたものであって、以下「機体一体型」と称する(特許文献1の図4参照)。他の一つは、図11に示されるように、機体1”の前方にユニットフレーム91を介して芝刈ユニットU”が牽引状態で装着されて、前記ユニットフレーム91にグラスキャッチャーG”が着脱可能に装着されたものであって、以下「牽引型」と称する(特許文献2参照)。
「機体一体型」の芝刈機は、部品数が少ないために構造が簡単で、しかも整備性が良い利点があるが、芝刈作業量に比例してグラスキャッチャーG’に収容された芝カスLの重量が増して、この重量が芝刈ユニットU’の前ローラ4’に直接に加わって、当該前ローラ4’が沈み込む欠点がある。一方、芝刈ユニットU’による芝生の刈高は、当該芝刈ユニットU’の前ローラ4’の高さにより定められる。このため、芝刈作業の進行によって、グラスキャッチャーG’に収容される芝カスLの重量が増加すると、芝刈ユニットU’の前ローラ4’の沈込み量が徐々に大きくなって、芝生の刈高が徐々に低くなるという不具合がある。
また、「牽引型」の芝刈機は、機体1”と芝刈ユニットU”とが分離されており、しかもグラスキャッチャーG”に収容された芝カスLの重量は、ユニットフレーム91の先端下部に装着されたユニットローラ92に加わって、前ローラ4”には加わらないため、芝刈作業の開始から終了に至る間において、刈高の変化が殆どないと共に、芝刈ユニットU”が機体1”の進行方向と、これと直交する方向、及びこれらの2方向の合成方向に沿った芝生の傾斜(アンジュレーション)に追随するため、傾斜面においても芝刈作業を支障なく行える利点がある。しかし、部品点数が多くて、芝刈機の全長が長くなるため、芝刈作業中において芝刈方向を変換させたり、移動時において、運転者がハンドルを下げて芝刈ユニットU”を浮かせた状態にする時に、大きな力を必要とすると共に、ユニットフレーム91に対して芝刈ユニットU”がチェーン93により吊り下げられた状態となるため、この分だけハンドルを下げる量も大きくなって、操作性が悪いという欠点がある。なお、図10及び図11において、2',2”は、芝刈ユニットU',U”のリール刃を示し、9',9”は、駆動ドラムを示す。
特許第3884055号公報
特公平5−39564号公報
本発明の課題は、「機体一体型」の芝刈機において、グラスキャッチャーに芝カスが収容されて重量が増しても、芝カスの重量が芝刈ユニットの前ローラに作用しない構成にして、芝刈作業の開始から終了に至るまで芝生を設定刈高で刈取可能にすることである。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、機体の前部に一体に装着された芝刈ユニットと、当該芝刈ユニットで刈り取られた芝カスを収容するために、前記芝刈ユニットの更に前方に配置されるグラスキャッチャーとを備え、前記機体の後方において運転者が歩行しながら運転操作を行う形式の歩行式芝刈機であって、前記グラスキャッチャーを着脱可能に支持するキャッチャー支持部と、前記キャッチャー支持部を機体に対して当該機体の幅方向に沿った回動軸心を中心にして回動可能に連結する連結棹部とを有するキャッチャーフレームと、当該キャッチャーフレームのキャッチャー支持部の前斜下端部に機体の幅方向に沿って取付けられたキャッチャーローラとを有するキャッチャーフレーム装置を備え、前記キャッチャーフレームのキャッチャー支持部を前記芝刈ユニットの前方に配置して、キャッチャー支持部に支持されたグラスキャッチャーに収容される芝カスのほぼ全重量が前記キャッチャーローラに加わる構成にしたことを特徴としている。
芝刈作業が進行すると、芝刈作業量に比例した量の芝カスがグラスキャッチャーに収容されて、芝カスの重量が徐々に増す。請求項1の発明では、芝刈ユニットの前方には、キャッチャーフレーム装置を構成するキャッチャーフレームのキャッチャー支持部が配置されて、当該キャッチャー支持部は、連結棹部によって当該機体の幅方向の回動軸心を中心にして回動可能に連結されているため、グラスキャッチャー、及び当該キャッチャーに収容される芝カスのほぼ全重量は、前記キャッチャー支持部の前斜下端部に取付けられたキャッチャーローラに加わって、機体自体に加わることは殆どなくなる。この結果、グラスキャッチャーに収容される芝カスの重量が増しても、芝刈ユニットによる芝生の刈高を定める前ローラに加わる荷重増加は全く、或いは殆どなくなるので、芝刈作業の開始から終了に至るまで、芝生の刈高を一定に保持できる。
また、キャッチャー支持部は、機体の幅方向に沿った回動軸心を中心にして回動可能なように機体に連結棹部を介して連結されていて、芝生面が機体の進行方向に沿って傾斜を有する場合には、機体に対してキャッチャー支持部が傾斜に対応する角度だけ回動してキャッチャーローラが常に芝生面に接地して走行する。換言すると、機体の進行方向に沿った芝生面の傾斜に対しては、キャッチャー支持部の前斜下端部に取付けられたキャッチャーローラと、芝刈ユニットの前ローラとが独立して傾斜面に追随するので、刈高を規制する芝刈ユニットの前ローラが浮上されることがなくなって、常に設定刈高で芝生が刈り取られる。なお、キャッチャー支持部の前斜下端部に取付けられたキャッチャーローラは、機体の先頭を走行するため、露が残っている芝生を刈り取る場合には、露払いローラとして機能して、露が残っている芝生の刈り取りもスムーズに行える。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記キャッチャーフレームのキャッチャー支持部は、芝刈作業中において機体の幅方向の傾斜面に追随可能とすべく、機体のほぼ前後方向に沿った回動軸心を中心にして回動可能なように連結棹部を介して機体に装着されていることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、キャッチャー支持部の前斜下端部に取付けたキャッチャーローラは、機体の進行方向に沿った傾斜のみならず、機体の幅方向に沿った傾斜に対しても追随するので、グラスキャッチャーに収容された芝カスの重量は、芝生面の全方向の傾斜の有無とは無関係に常に安定した状態で、キャッチャー支持部の前斜下端部に取付けられたキャッチャーローラに加わる。このため、芝生面がいずれの方向に傾斜していても、グラスキャッチャーに収容された芝カスの重量が機体に作用することはなくなって、芝生の刈高を常に一定にして芝刈作業を行える。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記機体には、キャッチャーフレームのキャッチャー支持部が機体に対して設定限度を超えて下がるのを規制すると共に、前記キャッチャー支持部が設定角を超えて機体の幅方向に傾斜するのを防止する規制部材が設けられていることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、芝刈機の旋回時等においてハンドルを下げて機体の前部を持ち上げる際に、キャッチャー支持部、及び当該キャッチャー支持部の前斜下端部に取付けられたキャッチャーローラが機体に対して過度に下がったり、幅方向に過度に傾斜するのを防止できる。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記キャッチャーフレームの連結棹部は、運転者と対向する機体の背面の幅方向中央部に装着された第1連結ブラケットに連結されることを特徴としている。
一般的に、芝カスが収容されたグラスキャッチャーの重心位置は、キャッチャーローラよりも前方であるので、理論上、機体におけるキャッチャーフレームとの連結部には、機体を浮上させようとする力が作用する。そして、機体の駆動ドラムの軸心に対する前記連結部の前後方向の位置によって、機体を浮上させようとする力により、僅かではあるが芝刈ユニットの前ローラを押し付けたり、持ち上げたりするが、機体を浮上させようとする力が駆動輪の軸心上に作用する場合には、芝刈ユニットの前ローラを押し付けたり、持ち上げたりする力が作用しない。即ち、グラスキャッチャーに収容された芝カスの重量によって、芝生の刈高が影響を受けない。このため、キャッチャーフレームを連結する機体の連結部の位置は、駆動ドラムの軸心上に存在するのが理想である。請求項4の発明では、キャッチャー支持部を機体に連結する連結棹部の後端の連結部は、運転者と対向する機体の背面に装着された第1連結ブラケットに連結されるため、前記第1連結ブラケットと駆動ドラムの軸心との距離は、キャッチャーローラと駆動ドラムの軸心との間の距離よりも遥かに小さい。換言すると、機体に対するキャッチャーフレームの後端部の連結位置は、機体の駆動ドラムの軸心に近い位置であるので、仮にグラスキャッチャーに収容された芝カスの重量により機体を持ち上げようとする力が作用しても、芝生の刈高に与える影響は殆どなくなる。また、運転者と対向する機体の背面の幅方向中央部には、種々の装置又は機器を連結するための連結ブラケットが設けられているので、既存の芝刈機に対してもキャッチャーフレームを装着できる利点もある。
また、請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記第1連結ブラケットには、機体の幅方向に配置される第1連結ピンが挿通され、前記キャッチャーフレームの連結棹部の後端に取付けられた第2連結ブラケットには、機体のほぼ前後方向に配置される第2連結ピンが挿通され、機体と連結棹部の各連結ブラケットは、短円筒状の二つの連結筒体を直交させて一体にした連結具、並びに前記第1及び第2の各連結ピンを介して連結されることを特徴としている。
請求項5の発明によれば、簡単な構成の連結具の使用により、運転者と対向する機体の背面に装着された第1連結ブラケットにキャッチャーフレームを、機体の進行方向、及び機体の幅方向の各回動軸心を中心にして独立して異なる2方向に回動可能に装着できる。
また、請求項6の発明は、機体の前部に一体に装着された芝刈ユニットと、当該芝刈ユニットで刈り取られた芝カスを収容するために、前記芝刈ユニットの更に前方に配置されるグラスキャッチャーとを備え、前記機体の後方において運転者が歩行しながら運転操作を行う形式の歩行式芝刈機に連結されるキャッチャーフレーム装置であって、前記グラスキャッチャーを着脱可能に支持するキャッチャー支持部と、前記キャッチャー支持部を機体に対して当該機体の幅方向に沿った回動軸心を中心にして回動可能に連結する連結棹部とを有するキャッチャーフレームと、当該キャッチャーフレームのキャッチャー支持部の前斜下端部に機体の幅方向に沿って取付けられたキャッチャーローラとを備え、前記キャッチャーフレームのキャッチャー支持部を前記芝刈ユニットの前方に配置して、キャッチャー支持部に支持されたグラスキャッチャーに収容される芝カスのほぼ全重量が前記キャッチャーローラに加わる構成にしたことを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項1の発明をキャッチャーフレーム装置の観点から把握したものであって、その作用効果は、請求項1に記載の発明の作用効果と実質的に同一である。
本発明は、グラスキャッチャーを着脱可能に支持するキャッチャー支持部を備えたキャッチャーフレームが機体に対して当該機体の幅方向に沿った回動軸心を中心にして回動可能に連結され、前記キャッチャーフレームのキャッチャー支持部の前斜下端部に機体の幅方向に沿ったキャッチャーローラが取付けられているため、グラスキャッチャー、及び当該グラスキャッチャーに収容される芝カスのほぼ全重量は、前記キャッチャー支持部の前斜下端部に取付けられたキャッチャーローラに加わって、機体自体に加わることは殆どなくなる。このため、グラスキャッチャーに収容される芝カスの重量が芝刈作業量に比例して増しても、芝刈ユニットによる芝生の刈高を定める前ローラに加わる荷重増加は全く、或いは殆どなくなるので、芝刈作業の開始から終了に至るまで、芝生の刈高を一定に保持できる。
以下、最良の実施形態を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1及び図2は、それぞれ本発明に係る歩行式芝刈機(以下、単に「芝刈機」という)を斜前方、及び斜後方から見た斜視図であり、図3,図4及び図5は、それぞれ同様の芝刈機の側面図、平面図及び背面図である。芝刈機は、機体1の前部に芝刈ユニットUが一体に設けられて、当該芝刈ユニットUは、幅方向に沿った軸心を中心に駆動回転するリール刃2と、当該リール刃2と協働して芝生を刈り取る固定刃3と、前記リール刃2の前方に配置されて、芝生の刈高を定める前ローラ4と、前記リール刃2と前ローラ4との間に配置されて、刈取前の芝生内に入り込んでいる枯草類を掻き上げるためのサッチングローラ5とを備え、リール刃2、前ローラ4及びサッチングローラ5は、いずれも機体1の幅方向に配置されている。前ローラ4及びサッチングローラ5は、それぞれ高さ調整装置6,7によって機体1に対する上下方向の取付位置(取付高さ)を調整できるようになっている。機体1には、エンジン8の動力により駆動回転される駆動ドラム9を備え、芝生面に接地する駆動ドラム9と前ローラ4との機体1に対する取付位置によって芝生の刈高が定められる。機体1に対する駆動ドラム9の取付位置は不変であるため、機体1に対する前ローラ4の取付位置(取付高さ)の変更により芝生の刈高が変更される。エンジン8の動力は、途中で分岐されてリール刃2及び駆動ドラム9に伝達される。なお、図1ないし図4において、10は、エンジン8の前方に配置された燃料タンクを示す。
また、機体1の後部には、ハンドルアーム11が斜後上方に向けて一体に取付けられている。ハンドルアーム11は、2本のロッド12をわん曲させて形成され、各ロッド12の基端側の略半分は、略ハの字形となって機体1に取付けられていると共に、各ロッド12の先端側の略半分は、各ロッド12が一体に結束された状態となっていて、各ロッド12の結束部分はハンドルカバー13で覆われている。ハンドルアーム11の斜上端部(機体1を基準にすると、斜後上端部)には、両端の把持部14aが運転者の側に鈍角状にわん曲された直線状のハンドル14が一体に取付けられている。なお、図1ないし図5において、15,16,17は、それぞれスロットルレバー、クラッチレバー及びブレーキレバーを示す。
本発明では、グラスキャッチャーGを着脱可能に装着する専用のキャッチャーフレーム装置Fは、機体1の幅方向に沿った第1回動軸心C1 及び当該第1回動軸心C1 と直交する第2回動軸心C2 の双方を中心にして回動可能なように機体1に装着されて、グラスキャッチャーGに収容された芝カスLの重量は、キャッチャーフレーム30のキャッチャー支持部40の前斜下端部に取付けられたキャッチャーローラ35で支持する構成になっている。図1ないし図5に加えて、図6ないし図9を参照にして、前記キャッチャーフレーム装置Fについて説明する。図6及び図7は、それぞれ機体1に対するキャッチャーフレーム装置Fの連結状態を主体に示す側面図及び背面図であり、図8は、機体1の横板部18とキャッチャーフレーム30との連結関係を示す斜視図であり、図9は、機体1に対するキャッチャーフレーム30の回動を規制する部分の斜視図である。
図1、図2、図6及び図8に示されるように、キャッチャーフレーム30は、ストレート状の横棹部31の長手方向の両端部に、それぞれ長手方向の一箇所がわん曲された支持棹部32が直交し、かつ装着状態で前斜下方を向くようにして溶接によりそれぞれ固着されたキャッチャー支持部40と、前記横棹部31の長手方向の中央部に、当該横棹部31と直交し、かつ装着状態で機体1の上方を跨ぐようにして機体1の後方に向けて配置されて、溶接により一体に固着された連結棹部33とから成る。キャッチャー支持部40を構成する左右一対の支持棹部32の前斜下端部には、L字形の支持ブラケット34が固着されて、キャッチャーローラ35の両端部は、左右一対の各支持ブラケット34により回転可能に支持されている。また、キャッチャー支持部40を構成する左右一対の支持棹部32の長手方向の中央部には、ストレート状のキャッチャー支持バー36が装着状態で前斜上方を向いて一体に固着されている。横棹部31と、その長手方向の両端部に固着された一対の支持棹部32と、当該一対のキャッチャー支持バー36とで形成される部分は、グラスキャッチャーGを支持するためのキャッチャー支持部40を構成している。また、図1及び図8に示されるように、横棹部31と一対の支持棹部32とで形成される開口は、グラスキャッチャーGの挿入部61を挿入するための挿入開口37(いずれも図1参照)となっており、左右一対の支持棹部32は、グラスキャッチャーGの両側面に形成された各段差部62を当接させて、前記一対のキャッチャー支持バー36と協働してグラスキャッチャーGを支持する機能を有する。
一方、グラスキャッチャーGの両側面には、投入口の側の挿入部61を、キャッチャーフレーム30のキャッチャー支持部40の横棹部31及びその両端部の一対の支持棹部32とで形成される挿入開口37に挿入可能にすると共に、前記各支持棹部32に当接支持可能とするために、当該支持棹部32の全体形状に対応した側面形状を有する段差部62が形成され、グラスキャッチャーGの両側面における前記段差部62を基準として反投入口の側には、前記段差部62に開口したストレート状の挿入溝部63が形成されている。グラスキャッチャーGの各挿入溝部63に対してキャッチャー支持部40の各キャッチャー支持バー36を相対的に挿入・脱出させることにより、キャッチャーフレーム30のキャッチャー支持部40に対してグラスキャッチャーGを着脱可能な構成となっている。また、機体1にキャッチャーフレーム30が連結された状態で、一対のキャッチャー支持バー36は前斜上方を向いているため、両側面の各挿入溝部63に前記各キャッチャー支持バー36が挿入されて、キャッチャー支持部40に支持されたグラスキャッチャーGは、当該グラスキャッチャーG自身の重量、及び芝刈作業の進行により収容量が漸次増大する芝カスLの重量によって、キャッチャー支持部40に対して抜け出ることなく安定して支持される。
また、図3、図6ないし図9に示されるように、左右一対の支持棹部32の背面側には、それぞれストッパーボルト38が後斜下方を向いて一体に取付けられている。各ストッパーボルト38は、前ローラ4の高さ調整装置6の前面側に設けられたL字形のストッパー板39の水平板部39bに当接することにより、第1回動軸心C1 を中心とするキャッチャーフレーム30の回動により、機体1に対してキャッチャーローラ35が設定位置を超えて下がらないように規制すると同時に、第2回動軸心C2 を中心とするキャッチャーフレーム30の回動により、機体1の幅方向に対してキャッチャーローラ35が設定角度を超えて傾斜しないように規制するためのキャッチャーフレーム30の側の部材である。ストッパーボルト38は、支持棹部32に固着された基部41に対して突出長が調整可能なように螺合されていて、当該ボルト38の先端部には、第2回動軸心C2 を中心とするキャッチャーフレーム30の回動により、ストッパー板39の水平板部39bに対する当接を確実にするための当接棒42が当該ボルト38の軸心と直交する水平方向に沿うように一体に固着されている。基部41に対するストッパーボルト38の突出長の調整により、ハンドル14を下げて芝刈機の旋回を行ったり、或いは芝刈機の進行方向に沿って下っている芝生面の芝刈作業中において、機体1に対してキャッチャーローラ35が最も下がる位置の調整を行える。
また、第1回動軸心C1 を中心とするキャッチャーフレーム30の回動により、機体1に対してキャッチャーローラ35が設定位置を超えて下がらないように規制すると同時に、第2回動軸心C2 を中心とするキャッチャーフレーム30の回動により、機体1の幅方向に対してキャッチャーローラ35が設定角度を超えて傾斜しないように規制するには、キャッチャーローラ35と前ローラ4の両端部をそれぞれリンクで遊嵌状態で連結することも可能である。なお、グリーンの周囲の刈残し部の芝生を当該周囲に沿って刈り取る場合には、機体1をグリーンの内側に向けて走行させるために、芝カスLが収容されたグラスキャッチャーGは、機体1の幅方向に沿って捩じられた状態でグリーンの外側に移動しようとするが、左右一対の当接棒42のうち外側の当接棒42がストッパー板39の垂直板部39aに当接して、限度以上の上記捩れを防止できる。
一方、機体1の背面には横板部18が設けられていて、当該横板部18の長手方向の中央部には、第1連結ピン19を挿通可能な挿入孔21が形成された一対のブラケット片22aから成る第1連結ブラケット22が後方に突出して設けられている。第1連結ブラケット22は、芝刈作業に関連する諸装置(例えば、芝刈作業を行わないで芝刈機を走行させる際に、運転者が乗り込むことにより歩行の必要をなくす牽引台車)を連結して牽引するためのものであって、大部分の芝刈機には予め設けられている。本発明のキャッチャーフレーム装置Fは、既設の前記第1連結ブラケット22を利用して機体1に連結される。また、横板部18の長手方向の両端部には、ハンドルアーム11の各ロッド12の基端部を挿通して支持すると共に、ハンドル14の高さを調整可能にするためのロッド支持体24が取付けられている。横板部18には、機体1の両側方に突出した駆動軸26に駆動車輪27(図4参照)を取付ける際に、機体1の高さを高くするために設けられた脚フレーム28が設けられており、非使用時には後斜上方に向けて配置される。
図2、図7及び図8に示されるように、キャッチャーフレーム30の連結棹部33の自由端部には、第2連結ピン43を挿入可能なピン孔44を備えた一対のブラケット片45aから成る第2連結ブラケット45が一体に固着されている。第2連結ブラケット45の各ピン孔44は、第1連結ブラケット22の各挿入孔21の形成方向である機体1の幅方向と、連結棹部33の自由端部を含む直線部分の長手方向との双方に対して直交する方向である。第1及び第2の各連結ブラケット22,45は、連結具46と第1及び第2の各連結ピン19,43を介して連結される。連結具46は、第1及び第2の各連結ブラケット22,45の各ブラケット片22a,45aの間に挿入可能な長さを有する円筒状をした第1及び第2の各連結筒体47,48が、軸心を互いに直交させて連結板49を介して一体に連結された構成である。なお、第2連結筒体48が第1連結筒体47の長手方向の中央からずれて配置されているのは、連結棹部33が機体1を跨ぐ部分に配置される際の干渉を回避するためのみであって、本質的な理由はない。従って、既存の芝刈機の第1連結ブラケット22を利用せずに、新規に設計する場合には、上記のようにずらす必要はない。
このため、連結具46の第1及び第2の各連結筒体47,48をそれぞれ機体1の第1連結ブラケット22及びキャッチャーフレーム30の第2連結ブラケット45の間に挿入して、第1及び第2の連結ピン19,43によりそれぞれ連結すると、機体1に対してキャッチャーフレーム装置Fは、機体1に対するキャッチャーローラ35の高さが変更されるような方向に第1回動軸心C1 を中心にして回動可能であると同時に、機体1の幅方向に対してキャッチャーローラ35が傾斜するように第2回動軸心C2 を中心にして回動可能なように連結される。
また、芝刈機が水平の芝生面を走行する状態では、ストッパーボルト38の先端の当接棒42とストッパー板39の垂直板部39aとの間には、僅かの隙間51(図6参照)が形成されている。このため、芝刈機の進行方向Pに沿って芝生面が下り傾斜面となっている場合には、前記隙間51の下り勾配に対応する傾斜に至るまでは、キャッチャーローラ35は芝生面に接地される。一方、駆動ドラム9を支点にしてハンドル14を下げると、機体1は前ローラ4が芝生面から離れる方向に回動し、機体1の回動により前記隙間51が解消されて、ストッパーボルト38の先端の当接棒42がストッパー板39の水平板部39bに当接した後に、キャッチャーフレーム装置F及びキャッチャーフレーム30に支持されたグラスキャッチャーGは、機体1と一体となっ同方向に回動される。
そして、エンジン8の動力によりリール刃2と駆動ドラム9が駆動回転されると、運転者が後方において歩行しながら運転操作を行う芝刈機は矢印Pの方向に進行して、リール刃2と固定刃3との協働によって、機体1に対する前ローラ4の取付位置(高さ位置)に対応した長さで芝生が刈り取られる。刈り取られた芝カスLは、リール刃2の高速回転によりグラスキャッチャーGの投入口から内部に投入されて収容される。このため、芝刈機による芝刈作業量にほぼ比例した量の芝カスLがグラスキャッチャーGに収容されて、芝カスLの総重量は徐々に増大する。しかし、グラスキャッチャーGを着脱可能に装着する専用のキャッチャーフレーム装置Fは、機体1の幅方向に沿った第1回動軸心C1 及び当該第1回動軸心C1 と直交する第2回動軸心C2 の双方を中心にして機体1に回動可能に連結されているため、グラスキャッチャーGに収容された芝カスLのほぼ全重量は、キャッチャーフレーム30のキャッチャー支持部40の下端部に装着されたキャッチャーローラ35で支持されて、前ローラ4には加わらない構造となるため、芝刈作業の開始から終了に至る間においてグラスキャッチャーGに収容される芝カスLの重量が増加しても、芝生の刈高は一定に保持される。
また、芝刈作業中の芝生面が芝刈機の進行方向P、及びこれと直交する機体1の幅方向Qのいずれかに、或いは両方向P,Qを合成した方向に傾斜している場合には、キャッチャーフレーム装置Fは、第1連結ピン19の軸心である第1回動中心C1 及び/又は第2連結ピン43の軸心である第2回動中心C2 を中心にしてそれぞれ独立して回動するため、キャッチャーローラ35は、芝生面の全方向の傾斜(アンジュレーション)に対して追随してほぼ全長が常に芝生面に接地された安定状態で走行する。このことは、芝生面が傾斜していても、キャッチャーフレーム30の前下端部に装着されたキャッチャーローラ35が、グラスキャッチャーGに収容された芝カスLの全重量を安定して支持することを意味し、芝生面の損傷を防止できる。ここで、キャッチャーローラ35が芝生面の全方向の傾斜に追随しない構造では、キャッチャーローラ35の軸方向の一部のみが芝生面に接地して、残りの部分が芝生面から浮上してしまうことがあり、この場合にはキャッチャーローラ35の部分接地した部分で芝生が損傷さる恐れが高い。
ここで、芝カスLが収容されたグラスキャッチャーGの重心位置は、キャッチャーローラ35よりも前方であるので、グラスキャッチャーGに収容された芝カスLの重量がキャッチャーローラ35に加わると、キャッチャーフレーム30を機体1に連結している当該機体1の背面の連結部には、機体1を浮上させようとする力が作用する。前記連結部は、駆動ドラム9の軸心に対してキャッチャーローラ35と反対側に配置されているため、芝刈ユニットUの前ローラ4には浮上させる力が作用する。キャッチャーフレーム30を連結する機体1の連結部の位置が駆動ドラム9の軸心上に存在すると、グラスキャッチャーGに収容された芝カスLの重量は、前ローラ4に対しては全く作用しなくなる。上記実施例では、キャッチャーフレーム30を機体1に連結する連結部は、運転者と対向する機体1の背面に装着された第1連結ブラケット22に連結されるため、前記第1連結ブラケット22と駆動ドラム9の軸心との距離は、キャッチャーフレーム装置Fのキャッチャーローラ35と駆動ドラム9の軸心との間の距離よりも遥かに小さいので、グラスキャッチャーGに収容された芝カスLの重量は前ローラ4に対しては殆ど作用しない利点がある。しかも、運転者と対向する機体1の背面の幅方向中央部には、諸装置を連結するための第1連結ブラケット22が設けられているので、既存の芝刈機に対してもキャッチャーフレーム装置Fを装着できる利点もある。
このため、芝刈機を新規設計する場合には、キャッチャーフレーム30の機体1に対する連結部を駆動ドラム9の軸心の直上、又はこれに近い位置に配置することは、グラスキャッチャーGに収容された芝カスLの重量が前ローラ4に加わらない観点からすると、設計上の重要事項の一つとなる。従って、機体1に対するキャッチャーフレーム30の連結位置は、上記実施例のような機体の背面に限られず自由に選択し得る。
また、キャッチャーフレーム30のキャッチャー支持部40の下端部に取付けられたキャッチャーローラ35は、芝刈作業時において機体1の先頭を走行するため、露が残っている芝生を刈り取る場合には、露払いローラとして機能して、露が残っている芝生の刈り取りもスムーズに行える利点がある。実施例のキャッチャーローラ35は、芝生の踏み付けを少なくするために、外周面に多数の周方向溝を形成したものであるが、キャッチャーローラ35の露払い機能を高めるには、周方向溝が形成されていない平滑ローラを使用することも可能である。また、グラスキャッチャーGの各挿入溝部63に対してキャッチャー支持部40の各キャッチャー支持バー36を相対的に挿入・脱出させることにより、キャッチャーフレーム30のキャッチャー支持部40に対してグラスキャッチャーGを着脱可能な構成となっている。
また、上記実施例では、グラスキャッチャーGの各挿入溝部63に対してキャッチャー支持部40の各キャッチャー支持バー36を相対的に挿入・脱出させることにより、キャッチャーフレーム30のキャッチャー支持部40に対してグラスキャッチャーGを着脱可能な構成となっている。しかし、本発明におけるキャッチャーフレーム30のキャッチャー支持部40は、グラスキャッチャーGを着脱可能に支持できれば足りるので、前記キャッチャー支持バー36に替えて、キャッチャー支持部40を構成する一対の支持棹部32の間に、グラスキャッチャーGの挿入部61を挿入・脱出できる短四角筒状の被挿入体を後傾姿勢で装着した構成であっても可能である。また、キャッチャー支持部40の横棹部31にグラスキャッチャーGを引っ掛けて、当該キャッチャーGの自重により左右一対の支持棹部32に当該キャッチャーGを当接支持させる構成にしてもよい。
C1 :第1回動軸心
C2 :第2回動軸心
F:キャッチャーフレーム装置
G:グラスキャッチャー
L:芝カス
P:機体の進行方向
Q:機体の幅方向
U:芝刈ユニット
1:機体
4:前ローラ
18:機体の背面の横板部
22:機体の第1連結ブラケット
30:キャッチャーフレーム
31:横棹部
32:支持棹部
33:連結棹部
35:キャッチャーローラ
38:ストッパーボルト
39:ストッパー板
39a:垂直板部
39b:水平板部(規制部材)
40:キャッチャー支持部
45:キャッチャーフレームの第2連結ブラケット
46:連結具
47,48:連結筒体
C2 :第2回動軸心
F:キャッチャーフレーム装置
G:グラスキャッチャー
L:芝カス
P:機体の進行方向
Q:機体の幅方向
U:芝刈ユニット
1:機体
4:前ローラ
18:機体の背面の横板部
22:機体の第1連結ブラケット
30:キャッチャーフレーム
31:横棹部
32:支持棹部
33:連結棹部
35:キャッチャーローラ
38:ストッパーボルト
39:ストッパー板
39a:垂直板部
39b:水平板部(規制部材)
40:キャッチャー支持部
45:キャッチャーフレームの第2連結ブラケット
46:連結具
47,48:連結筒体
Claims (6)
- 機体の前部に一体に装着された芝刈ユニットと、当該芝刈ユニットで刈り取られた芝カスを収容するために、前記芝刈ユニットの更に前方に配置されるグラスキャッチャーとを備え、前記機体の後方において運転者が歩行しながら運転操作を行う形式の歩行式芝刈機であって、
前記グラスキャッチャーを着脱可能に支持するキャッチャー支持部と、前記キャッチャー支持部を機体に対して当該機体の幅方向に沿った回動軸心を中心にして回動可能に連結する連結棹部とを有するキャッチャーフレームと、
当該キャッチャーフレームのキャッチャー支持部の前斜下端部に機体の幅方向に沿って取付けられたキャッチャーローラと、
を有するキャッチャーフレーム装置を備え、
前記キャッチャーフレームのキャッチャー支持部を前記芝刈ユニットの前方に配置して、キャッチャー支持部に支持されたグラスキャッチャーに収容される芝カスのほぼ全重量が前記キャッチャーローラに加わる構成にしたことを特徴とする歩行式芝刈機。 - 前記キャッチャーフレームのキャッチャー支持部は、芝刈作業中において機体の幅方向の傾斜面に追随可能とすべく、機体のほぼ前後方向に沿った回動軸心を中心にして回動可能なように連結棹部を介して機体に装着されていることを特徴とする請求項1に記載の歩行式芝刈機。
- 前記機体には、キャッチャーフレームのキャッチャー支持部が機体に対して設定限度を超えて下がるのを規制すると共に、設定角を超えて機体の幅方向に傾斜するのを防止する規制部材とが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の歩行式芝刈機。
- 前記キャッチャーフレームの連結棹部の後端の連結部は、運転者と対向する機体の背面の幅方向中央部に装着された第1連結ブラケットに連結されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の歩行式芝刈機。
- 前記第1連結ブラケットには、機体の幅方向に配置される第1連結ピンが挿通され、前記キャッチャーフレームの連結棹部の後端に取付けられた第2連結ブラケットには、機体のほぼ前後方向に配置される第2連結ピンが挿通され、機体と連結棹部の各連結ブラケットは、短円筒状の二つの連結筒体を直交させて一体にした連結具、並びに前記第1及び第2の各連結ピンを介して連結されることを特徴とする請求項4に記載の歩行式芝刈機。
- 機体の前部に一体に装着された芝刈ユニットと、当該芝刈ユニットで刈り取られた芝カスを収容するために、前記芝刈ユニットの更に前方に配置されるグラスキャッチャーとを備え、前記機体の後方において運転者が歩行しながら運転操作を行う形式の歩行式芝刈機に連結されるキャッチャーフレーム装置であって、
前記グラスキャッチャーを着脱可能に支持するキャッチャー支持部と、前記キャッチャー支持部を機体に対して当該機体の幅方向に沿った回動軸心を中心にして回動可能に連結する連結棹部とを有するキャッチャーフレームと、
当該キャッチャーフレームのキャッチャー支持部の前斜下端部に機体の幅方向に沿って取付けられたキャッチャーローラとを備え、
前記キャッチャーフレームのキャッチャー支持部を前記芝刈ユニットの前方に配置して、キャッチャー支持部に支持されたグラスキャッチャーに収容される芝カスのほぼ全重量が前記キャッチャーローラに加わる構成にしたことを特徴とするキャッチャーフレーム装置。
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