JP2009027831A - 電気自動車のコンデンサ放電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電装置にインバータを介して接続された2つの回転電機を有し、上記2つの回転電機のステータコイルの中性点に外部電源が接続され、当該外部電源により蓄電装置が充電される電気自動車の安全性の向上を図る。
【解決手段】電気自動車1は、蓄電装置10と、蓄電装置10に接続された2つのインバータ21,22と、インバータ毎に設けられ、それぞれ対応するインバータに接続された2つの回転電機31,32と、2つの回転電機のステータコイルの中性点N1,N2に外部電源2を接続する接続部40であって、2つの中性点N1,N2の間に接続されるコンデンサC1を含む接続部40とを有し、外部電源2により蓄電装置10が充電されるものである。コンデンサ放電システムは、外部電源2による蓄電装置10の充電が終了した場合に、コンデンサC1の電荷を放電させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気自動車のコンデンサ放電システムに関する。
バッテリにより駆動される2つのモータを有する電気自動車において、上記2つのモータのコイルを介して、商用電源により上記バッテリを充電する技術が知られている。例えば、特許文献1には、2個の車両駆動用永久磁石モータと、モータ毎に設けられた2個のインバータと、モータに電力を供給するバッテリと、2個のモータの各々の中性点に商用電源を接続する接続回路と、インバータを制御してモータの3相のコイルに等しい電流を商用電源から流し、これらのコイルを昇圧用リアクトルとして上記バッテリに対し充電を行う制御回路とを有する電気自動車が開示されている。
また、直流電源から電力の供給を受けてモータを駆動するインバータを有する車両において、インバータに並列に接続された平滑用コンデンサの電荷を放電させる技術として、インバータを制御して平滑用コンデンサからモータのコイルに電流を流し、平滑用コンデンサの電荷をモータのコイルに消費させるものが知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開平8−126121号公報 特開平7−7807号公報
ところで、蓄電装置にインバータを介して接続された2つの回転電機を有し、上記2つの回転電機のステータコイルの中性点に外部電源が接続され、当該外部電源により蓄電装置が充電される電気自動車において、2つの中性点と外部電源とを接続する接続部に、2つの中性点の間に接続されるコンデンサが含まれる構成では、蓄電装置の充電終了後、上記コンデンサに充電された電荷が残り続けることは安全上好ましくない。例えば、車両側のコネクタから外部電源側のコネクタを外したとき、車両側のコネクタにコンデンサの電位が現れてしまい、安全上好ましくない。
そこで、本発明は、蓄電装置にインバータを介して接続された2つの回転電機を有し、上記2つの回転電機のステータコイルの中性点に外部電源が接続され、当該外部電源により蓄電装置が充電される電気自動車の安全性の向上を図る、電気自動車のコンデンサ放電システムを提供する。
本発明に係る電気自動車のコンデンサ放電システムは、蓄電装置と、前記蓄電装置に接続された2つのインバータと、前記インバータ毎に設けられ、それぞれ対応するインバータに接続された2つの回転電機と、前記2つの回転電機のステータコイルの中性点に外部電源を接続する接続部であって、前記2つの中性点の間に接続されるコンデンサを含む接続部と、を有し、前記外部電源により前記蓄電装置が充電される電気自動車のコンデンサ放電システムであって、前記外部電源による前記蓄電装置の充電が終了した場合に、前記コンデンサの電荷を放電させる放電手段を有することを特徴とする。
本発明の一態様では、前記放電手段は、前記インバータを制御して、前記コンデンサから前記2つの回転電機のステータコイルに電流を流し、前記コンデンサの電荷を前記2つの回転電機のステータコイルに消費させる。
また、本発明の一態様では、前記電気自動車は、前記2つのインバータに並列に接続されたコンデンサを有し、前記放電手段は、前記インバータを制御して、前記2つのコンデンサから前記2つの回転電機のステータコイルに電流を流し、前記2つのコンデンサの電荷の放電を同時に行う。
本発明によれば、蓄電装置にインバータを介して接続された2つの回転電機を有し、上記2つの回転電機のステータコイルの中性点に外部電源が接続され、当該外部電源により蓄電装置が充電される電気自動車の安全性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態に係る電気自動車のコンデンサ放電システムを含む電気システムの構成を示す概略図である。図1において、電気システムは、電気自動車1を含む。電気自動車1は、蓄電装置10と、当該蓄電装置10に接続された2つのインバータ21,22と、当該インバータ21,22毎に設けられ、それぞれ対応するインバータに接続された2つの回転電機31,32と、当該2つの回転電機31,32のステータコイルの中性点N1,N2に外部電源2を接続する接続部40とを有する。当該電気システムでは、電気自動車1に外部電源2が接続され、外部電源2により蓄電装置10が充電される。ここで、外部電源2は、車両外部の電源であり、例えば、家庭用商用電源(例えば単相交流100V)などの商用電源である。電気自動車1は、例えば、エンジンおよびモータを駆動源とするプラグインハイブリッド車(PHV)である。
以下、図1を参照して、本実施の形態の電気システムについて具体的に説明する。
電気自動車1は、蓄電装置10を有する。この蓄電装置10は、負荷に直流電力を供給する充電可能な電源であり、ここでは、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の二次電池である。ただし、蓄電装置10は、大容量コンデンサ等であってもよい。
蓄電装置10には、リレーRy1を介して、コンデンサC2、インバータ21、およびインバータ22が並列に接続されている。
具体的には、コンデンサC2は、蓄電装置10の正極に接続される電源ラインL1と、蓄電装置10の負極に接続されるアースラインL2との間に接続されている。このコンデンサC2は、蓄電装置10の直流電圧を平滑化する役割を果たす。
インバータ21は、電源ラインL1とアースラインL2との間に互いに並列に設けられたU,V,W相アームを含んで構成されている。U相アームはIGBT等のスイッチング素子Q11,Q12の直列接続からなり、V相アームはスイッチング素子Q13,Q14の直列接続からなり、W相アームはスイッチング素子Q15,Q16の直列接続からなる。また、各スイッチング素子Q11〜Q16のコレクタ−エミッタ間には、それぞれ、エミッタ側からコレクタ側に電流を流すダイオードD11〜D16が配置されている。このインバータ21は、蓄電装置10からの直流電力を交流電力に変換して回転電機31に供給する機能、または回転電機31により発電された交流電力を直流電力に変換して蓄電装置10に充電する機能を果たす。
インバータ22は、電源ラインL1とアースラインL2との間に互いに並列に設けられたU,V,W相アームを含んで構成されている。U相アームはIGBT等のスイッチング素子Q21,Q22の直列接続からなり、V相アームはスイッチング素子Q23,Q24の直列接続からなり、W相アームはスイッチング素子Q25,Q26の直列接続からなる。また、各スイッチング素子Q21〜Q26のコレクタ−エミッタ間には、それぞれ、エミッタ側からコレクタ側に電流を流すダイオードD21〜D26が配置されている。このインバータ22は、蓄電装置10からの直流電力を交流電力に変換して回転電機32に供給する機能、または回転電機32により発電された交流電力を直流電力に変換して蓄電装置10に充電する機能を果たす。
インバータ21には、回転電機31が接続されている。この回転電機31は、U,V,W相の3つのステータコイルを含む。当該3相のコイルの一端は中性点N1に共通接続されており、U相コイルの他端はスイッチング素子Q11,Q12の中間点に、V相コイルの他端はスイッチング素子Q13,Q14の中間点に、W相コイルの他端はスイッチング素子Q15,Q16の中間点に接続されている。この回転電機31は、インバータ21からの電力により駆動される電動機、または発電電力をインバータ21に出力する発電機として機能する。回転電機31は、例えば永久磁石モータである。
インバータ22には、回転電機32が接続されている。この回転電機32は、U,V,W相の3つのステータコイルを含む。当該3相のコイルの一端は中性点N2に共通接続されており、U相コイルの他端はスイッチング素子Q21,Q22の中間点に、V相コイルの他端はスイッチング素子Q23,Q24の中間点に、W相コイルの他端はスイッチング素子Q25,Q26の中間点に接続されている。この回転電機32は、インバータ22からの電力により駆動される電動機、または発電電力をインバータ22に出力する発電機として機能する。回転電機32は、例えば永久磁石モータである。
一つの態様では、電気自動車1は、エンジンおよびモータを駆動源とするハイブリッド車であり、回転電機31,32は次のように機能する。
回転電機31は、主として発電機として動作する。具体的には、回転電機31は、インバータ21から電力の供給を受けて電動機として動作し、不図示のエンジンをクランキングして始動させる。また、回転電機31は、エンジンの始動後において、エンジンの駆動力によって回転させられて発電する。当該回転電機31により発電された交流電力は、インバータ21によって直流電力に変換されて蓄電装置10に充電されたり、回転電機32の駆動に利用されたりする。
回転電機32は、主として電動機として動作する。具体的には、回転電機32は、力行時には、インバータ22から電力の供給を受けて、不図示の車輪を回転駆動するためのトルクを発生させる。また、回転電機32は、回生制動時には、車輪によって回転させられて発電する。当該回転電機32により発電された交流電力は、インバータ22によって直流電力に変換されて蓄電装置10に充電される。
上記電気自動車1の蓄電装置10を家庭用電源等の外部電源2により充電するため、電気自動車1には、2つの回転電機31,32のステータコイルの中性点N1,N2に外部電源2を接続するための接続部40が設けられている。
接続部40は、電力ラインL3,L4、リレーRy2、LCフィルタ41、およびコネクタ42を有する。
接続部40の構成を具体的に説明すると、回転電機31の中性点N1には、電力ラインL3の一端が接続されており、回転電機32の中性点N2には、電力ラインL4の一端が接続されている。電力ラインL3,L4の他端は、コネクタ42に接続されている。
電力ラインL3,L4上には、中性点N1,N2とコネクタ42との間において、リレーRy2と、LCフィルタ41とが設けられている。具体的には、中性点N1,N2には、リレーRy2を介してLCフィルタ41の一端側が接続されており、LCフィルタ41の他端側はコネクタ42に接続されている。
LCフィルタ41は、電力ラインL3とL4との間に接続されたコンデンサC1と、電力ラインL3とグランドとの間に接続されたコンデンサC3と、電力ラインL4とグランドとの間に接続されたコンデンサC4と、コンデンサC1,C3,C4よりも交流電源2側で電力ラインL3に直列に挿入されたインダクタL1と、コンデンサC1,C3,C4よりも交流電源2側で電力ラインL4に直列に挿入されたインダクタL2とを含む。このLCフィルタ41は、インバータ21,22で発生した高調波ノイズを除去する役割を果たす。
上記接続部40のコネクタ42には、蓄電装置10の充電の際、外部電源2が接続される。具体的には、コネクタ42は、充電用ケーブルユニット90を介して、外部電源2に接続される。充電用ケーブルユニット90は、電力ラインL5,L6と、電力ラインL5,L6の一端に接続されたコネクタ91と、電力ラインL5,L6の他端に接続されたコネクタ92と、コネクタ91とコネクタ92との間に設けられた車外ユニット93とを有する。蓄電装置10の充電の際は、コネクタ42にコネクタ91が接続され、外部電源2側のコネクタ(例えばコンセント)3にコネクタ92が接続される。車外ユニット93は、電力ラインL5,L6に介挿されたリレーRy3や、不図示の漏電検出回路などを含む。
電気自動車1は、さらに、電圧検出部51と、電流検出部52と、制御装置60とを有する。
電圧検出部51は、LCフィルタ41とコネクタ42との間において、電力ラインL3,L4間の電圧を検出する。電流検出部52は、中性点N1とリレーRy2との間において、電力ラインL3の電流を検出する。
制御装置60は、電気自動車1の動作を制御するものである。制御装置60は、例えば、電子制御ユニット(ECU)であり、その機能は、ROM(Read Only Memory)等の記録媒体に記録された制御プログラムがメインメモリに読み出されCPU(Central Processing Unit)によって実行されることにより実現される。ただし、制御装置60の具体的構成は上記に限定されず、制御装置60はハードウェアのみにより実現されてもよい。
制御装置60は、外部電源2からの電力により蓄電装置10を充電する充電制御機能を有する。具体的には、制御装置60は、リレーRy1,Ry2,Ry3を接続状態に制御した上で、電圧検出部51および電流検出部52の検出値に基づき、インバータ21,22を制御して、外部電源2からの電力により蓄電装置10を充電する。なお、当該充電制御については、特許文献1に記載されているように広く知られているので、ここでは詳しい説明を省略する。
上記構成において、蓄電装置10の充電が終了した後、コンデンサC1に電荷が残り続けることは、安全上好ましくない。例えば、コネクタ42からコネクタ91が外されたとき、コネクタ42にコンデンサC1の電圧が現れてしまう。
そこで、本実施の形態では、外部電源2による蓄電装置10の充電が終了した場合に、コンデンサC1の電荷を放電させる放電手段が設けられる。具体的には、制御装置60は、外部電源2による蓄電装置10の充電が終了した場合に、コンデンサC1の電荷を放電させる制御を行う。ここで、「蓄電装置10の充電が終了した場合」には、蓄電装置10の充電が完了した場合(例えば蓄電装置10の満充電が検知された場合)や、蓄電装置10の充電が中断された場合(例えば、ユーザから充電停止指示が入力された場合や、コネクタ42からコネクタ91が外された場合)などが含まれる。
好適な一つの態様では、制御装置60は、インバータ21,22を制御して、コンデンサC1から回転電機31,32のステータコイルに電流を流し、コンデンサC1の電荷を回転電機31,32のステータコイルに消費させる。
上記態様における第1の態様では、制御装置60は、インバータ21,22を制御して、2つのコンデンサC1,C2から回転電機31,32のステータコイルに電流を流し、2つのコンデンサC1,C2の電荷の放電を同時に行う。具体的には、制御装置60は、コンデンサC2の電流がステータコイルに放電され、かつ2つの中性点N1,N2の電位が互いに同じになるように、インバータ21,22のスイッチング素子を制御し、これによりコンデンサC1とC2の電荷を同時に放電させる。
また、上記態様における第2の態様では、制御装置60は、インバータ21,22を制御して、コンデンサC1の電荷を回転電機31,32のステータコイルに消費させた後に、コンデンサC2の電荷の放電を実施する。
上記第2の態様において、コンデンサC1の電荷は、例えば次のように放電される。制御装置60は、インバータ21のP側のスイッチング素子Q11,Q13,Q15の少なくとも1つと、インバータ22のP側のスイッチング素子Q21,Q23,Q25の少なくとも1つとをONすることにより、または、インバータ21のN側のスイッチング素子Q12,Q14,Q16の少なくとも1つと、インバータ22のN側のスイッチング素子Q22,Q24,Q26の少なくとも1つとをONすることにより、コンデンサC1の電荷を回転電機31,32のステータコイルに流す。ただし、制御装置60は、コンデンサC1の極性に基づき、インバータ21,22のうち一方のスイッチング素子をONすることにより、コンデンサC1の電荷を回転電機31,32に流してもよい。例えば、制御装置60は、コンデンサC1の電力ラインL3側がL4側に対して正である場合、インバータ21のN側のスイッチング素子Q12,Q14,Q16およびインバータ22のP側のスイッチング素子Q21,Q23,Q25のうち少なくとも1つをONすればよく、コンデンサC1の電力ラインL3側がL4側に対して負である場合、インバータ21のP側のスイッチング素子Q11,Q13,Q15およびインバータ22のN側のスイッチング素子Q22,Q24,Q26のうち少なくとも1つをONすればよい。
上記第2の態様において、コンデンサC2の電荷は、例えば次のように放電される。制御装置60は、インバータ21,22を制御して、コンデンサC2の電荷を回転電機31,32のステータコイルに消費させる。ただし、コンデンサC2の電荷は、他の方法で放電されてもよい。例えば、コンデンサC2と並列に抵抗が設けられ、当該抵抗によりコンデンサC2の電荷が消費されてもよい。
なお、コンデンサC1の電荷は、上記以外の方法で放電されてもよい。例えば、コンデンサC1と並列に抵抗が設けられ、当該抵抗によりコンデンサC1の電荷が消費されてもよい。この場合、好適には、放電時間の短縮を図る観点より、コンデンサC1の電荷の放電と、コンデンサC2の電荷の放電とが、独立して同時に実施される。
なお、上記のいずれの態様においても、コンデンサC1の電荷放電の際には、コンデンサC1と外部電源2とが電気的に遮断される。また、コンデンサC2の電荷放電の際には、コンデンサC2と蓄電装置10とが電気的に遮断される。また、コンデンサC1の電荷放電後にコンデンサC2の電荷放電が行われる場合には、コンデンサC1の放電終了後でコンデンサC2の放電開始前に、コンデンサC1とC2とが電気的に遮断される。また、コンデンサC1の放電とコンデンサC2の放電とが独立して同時に行われる場合には、放電開始前に、コンデンサC1とC2とが電気的に遮断される。
以下、本実施の形態に係るコンデンサ放電システムの動作について、3つの例を挙げて説明する。
図2は、本実施の形態に係るコンデンサ放電システムの第1の動作例を示すフローチャートである。図2に示される処理は、外部電源2による蓄電装置10の充電開始後に開始される。
図2において、制御装置60は、蓄電装置10の充電が終了したか否かを判断し(S11)、充電が終了したと判断された場合(S11:YES)、以下の放電制御を行う。
すなわち、制御装置60は、リレーRy1,Ry3を遮断して、コンデンサC2と蓄電装置10との間、およびコンデンサC1と外部電源2との間を電気的に遮断する(S12)。
ついで、制御装置60は、インバータ21,22を制御して、2つのコンデンサC1,C2から回転電機31,32のステータコイルに電流を流し、2つのコンデンサC1,C2の電荷の放電を同時に行う(S13)。
図3は、本実施の形態に係るコンデンサ放電システムの第2の動作例を示すフローチャートである。図3に示される処理は、外部電源2による蓄電装置10の充電開始後に開始される。
図3において、制御装置60は、蓄電装置10の充電が終了したか否かを判断し(S21)、充電が終了したと判断された場合(S21:YES)、以下の放電制御を行う。
すなわち、制御装置60は、リレーRy3を遮断して、コンデンサC1と外部電源2とを電気的に遮断する(S22)。
ついで、制御装置60は、インバータ21,22を制御して、コンデンサC1から回転電機31,32のステータコイルに電流を流し、コンデンサC1の電荷を回転電機31,32のステータコイルに消費させる(S23)。
コンデンサC1の放電終了後、制御装置60は、リレーRy1,Ry2を遮断して、コンデンサC2と蓄電装置10との間、およびコンデンサC1とコンデンサC2との間を電気的に遮断する(S24)。
ついで、制御装置60は、インバータ21,22を制御して、コンデンサC2から回転電機31,32のステータコイルに電流を流し、コンデンサC2の電荷を回転電機31,32のステータコイルに消費させる(S25)。
図4は、本実施の形態に係るコンデンサ放電システムの第3の動作例を示すフローチャートである。図4に示される処理は、外部電源2による蓄電装置10の充電開始後に開始される。
図4において、制御装置60は、蓄電装置10の充電が終了したか否かを判断し(S31)、充電が終了したと判断された場合(S31:YES)、以下の放電制御を行う。
すなわち、制御装置60は、リレーRy1,Ry2,Ry3を遮断して、コンデンサC2と蓄電装置10との間、コンデンサC1とコンデンサC2との間、およびコンデンサC1と外部電源2との間を電気的に遮断する(S32)。
そして、コンデンサC1の放電とコンデンサC2の放電とが独立して同時に行われる(S33)。具体的には、コンデンサC1の電荷は、リレーRy3の遮断後、当該コンデンサC1に並列に接続された抵抗により消費される。一方、コンデンサC2の電荷は、回転電機31,32のステータコイルや、コンデンサC2に並列に接続された抵抗により消費される。
以上説明した本実施の形態によれば、下記(1)〜(3)の効果が得られ得る。
(1)蓄電装置と、当該蓄電装置に接続された2つのインバータと、当該インバータ毎に設けられ、それぞれ対応するインバータに接続された2つの回転電機と、当該2つの回転電機のステータコイルの中性点に外部電源を接続する接続部であって、上記2つの中性点の間に接続されるコンデンサを含む接続部とを有し、上記外部電源により上記蓄電装置が充電される電気自動車について、上記外部電源による上記蓄電装置の充電が終了した場合に、上記コンデンサの電荷を放電させる。このため、上記コンデンサに電荷が残り続けることを回避することができ、上記電気自動車の安全性の向上を図ることができる。
(2)制御装置が、上記インバータを制御して、上記コンデンサから2つの回転電機のステータコイルに電流を流し、上記コンデンサの電荷を上記2つの回転電機のステータコイルに消費させる。このため、放電用の抵抗等を設けることなく、簡易な構成で上記コンデンサの放電を行うことができる。
(3)制御装置が、上記インバータを制御して、上記接続部のコンデンサおよび上記インバータに並列に接続されている平滑用のコンデンサから上記2つの回転電機のステータコイルに電流を流し、上記2つのコンデンサの電荷の放電を同時に行う。このため、上記2つのコンデンサの電荷の放電を迅速に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更することができる。
例えば、コンデンサC1と外部電源2とを電気的に遮断するためのリレーは、上記実施の形態では車外ユニット93内に設けられているが、車両側(例えば接続部40内)に設けられてもよい。この場合、車外ユニット93は省略されてもよい。また、この場合、リレーを遮断すればコンデンサC1の電圧はコネクタ42には現れないが、コンデンサC1の電荷を放電させることにより、例えば電気自動車1の点検や整備の際の安全性が向上する。
また、上記実施の形態では、LCフィルタ41のコンデンサC1が接続部40内の放電対象のコンデンサとされているが、放電対象は当該LCフィルタのコンデンサに限られず、別の目的で設けられたコンデンサが放電対象とされてもよい。
実施の形態に係る電気自動車のコンデンサ放電システムを含む電気システムの構成を示す概略図である。 実施の形態に係るコンデンサ放電システムの第1の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態に係るコンデンサ放電システムの第2の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態に係るコンデンサ放電システムの第3の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電気自動車、2 外部電源、10 蓄電装置、21,22 インバータ、31,32 回転電機、40 接続部、60 制御装置、C1,C2 コンデンサ、Ry1,Ry2,Ry3 リレー、N1,N2 中性点。

Claims (3)

  1. 蓄電装置と、
    前記蓄電装置に接続された2つのインバータと、
    前記インバータ毎に設けられ、それぞれ対応するインバータに接続された2つの回転電機と、
    前記2つの回転電機のステータコイルの中性点に外部電源を接続する接続部であって、前記2つの中性点の間に接続されるコンデンサを含む接続部と、
    を有し、前記外部電源により前記蓄電装置が充電される電気自動車のコンデンサ放電システムであって、
    前記外部電源による前記蓄電装置の充電が終了した場合に、前記コンデンサの電荷を放電させる放電手段を有することを特徴とする電気自動車のコンデンサ放電システム。
  2. 請求項1に記載の電気自動車のコンデンサ放電システムであって、
    前記放電手段は、前記インバータを制御して、前記コンデンサから前記2つの回転電機のステータコイルに電流を流し、前記コンデンサの電荷を前記2つの回転電機のステータコイルに消費させることを特徴とする電気自動車のコンデンサ放電システム。
  3. 請求項2に記載の電気自動車のコンデンサ放電システムであって、
    前記電気自動車は、前記2つのインバータに並列に接続されたコンデンサを有し、
    前記放電手段は、前記インバータを制御して、前記2つのコンデンサから前記2つの回転電機のステータコイルに電流を流し、前記2つのコンデンサの電荷の放電を同時に行う、
    ことを特徴とする電気自動車のコンデンサ放電システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012105390A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Nissan Motor Co Ltd 永久磁石型電動機
JP2013059192A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Ntn Corp 電気自動車のコンデンサ電荷放電装置
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