JP2009027650A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内部映像描画回路が内部映像を単独で表示する場合においても、内部映像描画回路が自己生成する同期信号と同期分離回路からのフリーランモードによる同期信号との競合を防止する。
【解決手段】 内部映像の出力モードが非合成モードであって、同期分離回路5の出力モードがフリーランモードである場合に、同期分離回路5から内部映像描画回路3へのフリーラン同期信号の入力を禁止するフリーラン同期信号入力禁止手段9を設ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車両用表示装置に関する。
特開平11−55656号公報 特開2003−300443号公報
車両用(特に自動車用)の表示装置として、メータ内あるいはメータ外に置かれた液晶パネルなどの表示器に、車両後方のバックビュー映像や、車両のドライブインフォメーション、あるいはウォーニングアドバイザリーを表示するものがある(特許文献1,2)。バックビュー映像を表示する場合は、注意確認を万全なものとする目的で、カメラの撮影映像であるバックビュー映像に、システム内部にて保持もしくは生成した内部映像として、例えば注意喚起画像(例えば、車両周辺を直接確認して下さい」等の文字情報)を合成し(いわゆる、スーパーインポーズ)、表示器に出力する。合成を行なう場合、撮影映像に対する内部映像の表示位置を制御するために、両映像を合成描画する際の同期をとる必要がある。
その具体的手法は上記特許文献に開示されている通りであり、まず、カメラからの映像信号を映像合成回路(ビデオインターフェース回路:例えば特許文献1では画像合成回路)に直接入力する一方、映像信号に含まれる同期信号(NTSC等のアナログ映像信号の場合、垂直同期信号(VSYNC)と水平同期信号(HSYNC))を同期分離回路にて分離し、合成すべき内部映像の描画回路(特許文献1では制御回路7)に入力する。内部映像描画回路は、この同期信号を参照してカメラ映像フレーム上における走査位置(ピクセル位置)を把握し、内部映像を表示すべき走査位置であるか否かをクロック信号に従い随時判定して、その判定結果を反映した映像切替信号を内部映像信号とともに映像合成回路に出力する。映像合成回路はその映像切替信号に従い、映像入力を、カメラ映像信号と内部映像信号との間で随時切り替えながら表示器にピクセル転送することで、合成画像が表示される。
ところで、上記の装置においては、バックビュー映像を表示せず、ドライブインフォメーションやウォーニングアドバイザリー等の内部映像のみを単独で表示する場合は、カメラ映像との合成のための同期をとる必要は本質的になくなる。一般的な車両では、バックビュー映像を表示しないモード、つまり、シフトレバーがリバースに入っていないモードでは、バックビューカメラへの電源供給も遮断されるようになっており、同期分離回路へのカメラ映像信号の入力も途絶えることになる。他方、描画回路は、内部映像を単独で表示する場合は、描画用の同期信号を自己生成することになる。
ここで、市販の同期分離回路の中には、同期信号の分離対象となる映像信号の入力がなくなった場合、固有に定められた周波数にて自己生成した同期信号を出力するフリーラン出力機能を有したものが存在する。すると、内部映像を単独で表示する場合において、描画回路は同期信号を自己生成しているにも拘わらず、同期分離回路がフリーランモードによる同期信号を描画回路に与えつづけることになる。その結果、描画回路が自己生成する同期信号と同期分離回路からのフリーランモードによる同期信号とが競合し、同期ズレ等の問題を引き起こすことにつながる。
本発明の課題は、内部映像描画回路が内部映像を単独で表示する場合においても、内部映像描画回路が自己生成する同期信号と同期分離回路からのフリーランモードによる同期信号との競合を効果的に防止でき、ひいては同期ズレ等の問題を起こす心配がない車両用表示装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の車両用表示装置は、上記の課題を解決するために、
車両に取り付けられるカメラと、
車室内に取り付けられる表示器と、
カメラからの撮影映像信号と、撮影映像とは異なる内部映像を表示するための内部映像信号とが入力可能とされ、外部から入力される切替信号の入力状態に基づいてピクセル取り込み対象となる映像信号を撮影映像信号と内部映像信号との間で随時切り替えながら、クロックパルスに従い取り込んだピクセルを映像出力信号として表示器に順次転送出力するビデオインターフェース回路と、
撮影映像信号が分岐入力されるとともに、該撮影映像信号の入力がある場合には該撮影映像信号に含まれる同期信号を分離し分離同期信号として出力するメインモードにて動作し、撮影映像信号の入力がない場合はフリーラン同期信号を生成出力するフリーランモードにて動作する同期分離回路と、
同期分離回路からの同期信号が入力可能とされる一方、ビデオインターフェース回路に対し内部映像信号と切替信号とを出力するとともに、撮影映像上の予め定められた合成位置に内部映像を合成する合成モードでは、同期分離回路からの分離同期信号を基準として、内部映像信号の出力制御と、合成位置に対応したタイミングでの切替信号の切替出力制御とを行なう一方、内部映像を単独で出力する非合成モードでは切替信号を内部映像の取り込みを示す出力状態に固定するとともに内部同期信号を生成し、その内部同期信号に基づいて内部映像信号の出力制御を行なう内部映像描画回路と、
内部映像の出力モードが非合成モードであって、同期分離回路の出力モードがフリーランモードである場合に、同期分離回路から内部映像描画回路へのフリーラン同期信号の入力を禁止するフリーラン同期信号入力禁止手段と、を有することを特徴とする。
上記の構成によると、内部映像の出力モードが非合成モードであって、同期分離回路の出力モードがフリーランモードである場合に、同期分離回路から内部映像描画回路へのフリーラン同期信号の入力を禁止するフリーラン同期信号入力禁止手段を設けたから、内部映像描画回路が自己生成する同期信号と同期分離回路からのフリーランモードによる同期信号との競合を効果的に防止でき、ひいては同期ズレ等の問題を起こす心配がない。
本発明においては、カメラによる撮影映像を表示器に出力するか否かを判定し、その判定結果を出力する表示判定出力手段を設けることができる。フリーラン同期信号入力禁止手段は、表示判定出力手段が撮影映像を表示器に出力しない判定を行なった場合に、同期分離回路から内部映像描画回路へのフリーラン同期信号の入力を禁止するとして構成できる。つまり、撮影映像を表示器に出力するか否かを判定する主体として表示判定出力手段が存在する場合、同期分離回路から内部映像描画回路へのフリーラン同期信号の入力を禁止する制御において、その判定出力結果を直接利用でき、該禁止制御の簡略化を図ることができる。
例えば、カメラが車両のバックビューを撮影するバックビューカメラである場合、表示判定出力手段は、車両のシフトポジション情報を取得するシフトポジション情報取得手段を有し、取得したシフトポジション情報がリバースポジションを示すものである場合に撮影映像を表示器に出力する判定を行ない、それ以外の場合は撮影映像を表示器に出力しない判定を行なうものとすることができる。これにより、表示判定出力手段はシフトポジションの検出により撮影映像を表示器に出力するか否かの判定を簡単に行なうことができる。
本発明の車両用表示装置には、カメラとその動作電源とを接続及び遮断の間で切り替える電源スイッチを設けることができる。回路表示判定出力手段は、撮影映像を表示器に出力すると判定した場合に電源スイッチを接続状態とし、同じく出力しないと判定した場合に電源スイッチを遮断状態とするためのスイッチ制御出力を判定結果として出力するものとして構成できる。すなわち、カメラへの電源供給が遮断されれば同期分離回路への映像信号の供給も途絶え、同期分離回路は自動的にフリーランモードとなる。従って、本発明の採用により、同期分離回路から内部映像描画回路へのフリーラン同期信号の入力を禁止することで、内部映像を非合成モードにて単独描画する際の同期ズレ等の問題を効果的に解消することができる。
非合成モードにおいては、同期分離回路側で非合成モードの成立を自発的に認識し、同期分離回路自体がフリーランモードを自己抑制するような方式も可能であるが、そのような機能を充足する同期分離回路を新たに設計しなければならない問題がある。そこで、フリーラン同期信号入力禁止手段は、同期分離回路から内部映像描画回路への同期信号の入力経路上に設けられ、同期信号の内部映像描画回路への入力を許容状態と禁止状態との間で切り替える切替回路を含むものとして構成することができる。このようにすると、非合成モードでも同期分離回路がフリーランモードによる動作を継続する前提でも、そのフリーランモードによる同期信号が内部映像描画回路に対し入力されなくなり、同期分離回路の設計変更等が不要となる。
次に、本発明の車両用表示装置は、より具体的には次のように構成することができる。すなわち、前述のごとくカメラとその動作電源とを接続及び遮断の間で切り替える電源スイッチを設ける。回路表示判定出力手段は、カメラによる撮影映像を表示器に出力するか否かを判定し、撮影映像を表示器に出力すると判定した場合に電源スイッチを接続状態とし、同じく出力しないと判定した場合に電源スイッチを遮断状態とするためのスイッチ制御出力を判定結果として出力するものとする。また、フリーラン同期信号入力禁止手段は、同期分離回路から内部映像描画回路への同期信号の入力経路上に設けられ、同期信号の内部映像描画回路への入力を許容状態と禁止状態との間で切り替える切替回路を含むとともに、スイッチ制御出力を該切替回路の制御信号として流用するものとして構成する。すなわち、カメラの電源スイッチの制御出力を、切替回路の制御信号として流用することで、フリーラン同期信号の入力禁止を図るための回路構成ならびに制御シーケンスを簡略化できる。
切替回路は、同期分離回路の出力を第一論理入力とし、スイッチ制御出力を第二論理入力として、第一論理入力が同期信号の出力ありの状態を示し、第二論理入力が電源スイッチの遮断状態を示すものとなっている場合に限り、許容状態として内部映像描画回路が同期信号入力として識別可能な論理出力を行なう状態となり、その余の場合は、禁止状態として同期信号入力として識別不能な論理出力を行なう状態となる、論理回路として構成することができる。これにより、電源スイッチが遮断状態にあるとき、内部映像描画回路への同期信号入力を、簡略な回路構成により確実に阻止することができる。一方、切替回路は、同期分離回路から内部映像描画回路への同期信号の入力を許容/遮断の間で切り替えるスイッチ回路を有するものとして構成することもできる。表示判定出力手段は、判定結果を該スイッチ回路の制御信号として出力するように構成できる。同期分離回路から内部映像描画回路への同期信号の入力をスイッチ回路により強制的に遮断することで、内部映像描画回路への同期信号入力をさらに確実に阻止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の車両用表示装置の全体構成を示すブロック図である。該車両用表示装置1は、自動車(車両)に取り付けられるカメラ8と、その自動車の車室内に取り付けられる表示器4とを有する。また、各々ICにて構成された、ビデオインターフェース回路2、同期分離回路5、内部映像描画回路3、及び制御主体となるマイコン7を有する。本実施形態において、カメラ8は車両(自動車)のバックビューを撮影するバックビューカメラ8であり、図2に示すように、車両4のリア端部に取り付けられる。また、表示器4は車室内にて運転席から視認可能な位置、例えば運転席前方に設けられるメーターユニット内か、あるいはセンターコンソール等に設けられるバックライト付きの液晶パネルであり、自動車が後退する際(つまり、自動車のシフトレバーがリバース(バック)に入っている場合)には、図3に示すように、バックビューカメラ8が撮影するバックビュー撮影映像を表示するとともに、カーナビゲーション装置の表示部等も兼ねるものである。
図1に戻り、同期分離回路5は、カメラ8からの撮影映像信号PPSが分岐入力されるとともに、該撮影映像信号PPSの入力がある場合には該撮影映像信号PPSに含まれる同期信号を分離し分離同期信号として出力するメインモードにて動作する。一方、撮影映像信号PPSの入力がない場合はフリーラン同期信号を自己生成出力するフリーランモードにて動作する。本実施形態では、同期分離回路5をなすICとして、市販品(NJW1303(新日本無線(株)製)を使用している。
また、内部映像描画回路3は、一般的なビデオディスプレイプロセッサICとして構成され、同期分離回路5からの同期信号が入力可能とされる一方、ビデオインターフェース回路2に対し内部映像信号SPSと切替信号PSSとを出力する。撮影映像上の予め定められた合成位置に内部映像を合成する合成モードでは、同期分離回路5からの分離同期信号を基準として、内部映像信号SPSの出力制御と、合成位置に対応したタイミングでの切替信号PSSの切替出力制御とを行なう。また、内部映像を単独で出力する非合成モードでは切替信号PSSを内部映像の取り込みを示す出力状態に固定するとともに内部同期信号を自己生成し、その内部同期信号に基づいて内部映像信号SPSの出力制御を行なう。
具体的には、図3に示すように、自動車が後退する際に合成モードとなり、表示器4の表示画面4Dには、カメラ8によるバックビュー撮影映像(以下、図面では映像1とも表示する)の下端位置に、「車両周辺を直接確認してください」等の文字を主体とした注意喚起画像(以下、図面では映像2とも表示する)がスーパーインポーズにより重畳表示される。他方、シフトレバーがリバース以外のポジションにある場合は、表示画面4Dには、バックビュー撮影映像が表示されず、表示器4を使用する車載電子機器の操作状態に応じ内部映像として、例えば、図4に示すようなドライブインフォメーション画像や、図5に示すようなウォーニングアドバイザリー画像が非合成モードにて表示される。
ビデオインターフェース回路2は市販の液晶用映像信号処理ICとして構成され、カメラ8からの撮影映像信号PPSと、撮影映像とは異なる内部映像を表示するための内部映像信号SPSとが入力可能とされる。そして、内部映像描画回路3から入力される切替信号PSSの入力状態に基づいてピクセル取り込み対象となる映像信号を撮影映像信号PPSと内部映像信号SPSとの間で随時切り替えながら、クロックパルスに従い取り込んだピクセルを映像出力信号BPSとして表示器4に順次転送出力する。本実施形態では、前述の内部映像描画回路3が、ビデオインターフェース回路2の表示器4へのピクセル転送動作を司るクロックパルスの発生源としても機能している。
本実施形態では、カメラ8からの撮影映像信号PPSは、アナログ映像信号、具体的には周知のNTSCカラービデオコンポジット信号である。カラービデオコンポジット信号は、走査線上の各位置でのピクセル輝度を電圧レベルにて示す階段状の輝度信号のピクセル区間毎に、対応するピクセルの色を振幅及び位相により示す色信号(輝度信号よりも周波数が高い)を重畳させたものであり、走査線毎のコンポジット信号区間の先頭には、輝度信号とは電圧符号の異なるパルス波形からなる水平同期信号が挿入される。また、映像フィールドの先頭に位置する走査線のコンポジット信号区間の先頭には、上記水平同期信号とともに同様のパルス波形からなる垂直同期信号が挿入される。また、水平同期信号とコンポジット信号区間との間には、色信号の位相検出用のカラーバースト信号が挿入される。同期分離回路5は、上記のようなカラービデオコンポジット信号から色信号とカラーバースト信号とを低域通過フィルタにより除去し、残った輝度信号と同期信号とを電圧符号の相違により分離して同期信号のみを出力するように動作する。なお、内部映像描画回路3からの内部映像信号SPSはアナログRGB映像信号である。
次に、マイコン7は、所定のプログラム処理により表示判定出力手段として機能するものであり、通信接続されているボデー系ECU等からシフトポジション情報を取得するとともに(シフトポジション情報取得手段)、該取得したシフトポジション情報がリバースポジションを示すものである場合に撮影映像を表示器4に出力する判定を行ない、それ以外の場合は撮影映像を表示器4に出力しない判定を行なう。
カメラ8は電源回路6から駆動電圧を受電する。動作電源6は、バッテリー電圧IG+を入力電圧とし、直接的な動作電源となる直流安定化電源回路61を経てカメラ8に駆動電圧を供給する。そして、該直流安定化電源回路61の入力段側にはトランジスタスイッチからなる電源スイッチ62が設けられている。電源スイッチ62がONであればカメラ8は電源に接続された状態となり、同じくOFFであればカメラ8は電源が遮断された状態となる。
マイコン(回路表示判定出力手段)7は、取得するシフトポジション情報の内容に基づいて、カメラ8による撮影映像を表示器4に出力するか否かを判定し、その判定結果に応じたスイッチ制御出力CSSを電源スイッチ62に入力する。具体的には、シフトポジション情報がリバースであれば撮影映像を表示器4に出力すると判定して電源スイッチ62をON(接続状態)とし、同じくシフトポジション情報がそれ以外のギアポジションを示している場合は撮影映像を表示器4に出力しないと判定し、電源スイッチ62をOFF(遮断状態)とする。
次に、同期分離回路5から内部映像描画回路3への同期信号の入力経路上には、フリーラン同期信号入力禁止手段の要部をなす切替回路9が設けられている。切替回路9は、電源スイッチ62に入力されるスイッチ制御出力CSSを制御信号として流用する形で、同期信号の内部映像描画回路3への入力を許容状態と禁止状態との間で切り替えるものである。
図1において、切替回路9は、同期分離回路5の出力SYSを第一論理入力とし、スイッチ制御出力CSSを第二論理入力として、第一論理入力が同期信号の出力ありの状態を示し、第二論理入力が電源スイッチ62の遮断状態を示すものとなっている場合に限り、許容状態として内部映像描画回路3が同期信号入力として識別可能な論理出力を行なう状態となり、その余の場合は、禁止状態として同期信号入力として識別不能な論理出力を行なう状態となる、論理回路として構成されている。
本実施形態では、同期分離回路5側から内部映像描画回路3に入力される同期信号は、立ち下がりエッジが有効なストローブ信号であり、上記論理回路は以下のように構成されている。まず、同期分離回路5は、NTSCビデオコンポジット信号において負パルス信号として含まれる同期信号のみを抽出して出力する。この出力が第一論理入力Aとしてインバータ91(ここでは、2個のNANDゲートをパッケージ化したICを使用するため、インバータをNANDゲートにて等価実現している)に入力される。該インバータ91の出力はNANDゲート92の一方の入力端子に入力される一方、二値のスイッチ制御出力CSSが第二論理入力BとしてNANDゲート92の他方の入力端子に入力される。スイッチ制御出力CSSがHレベルのときトランジスタスイッチ62がON(つまり、カメラがON)となり、Lレベルのときトランジスタスイッチ62がOFF(つまり、カメラがOFF)となる。
その結果、NANDゲート92は、同期分離回路5から第一論理入力Aとして負パルスの同期信号を受け、かつ、スイッチ制御出力CSSに基づく第二論理入力BがHレベルの場合、つまり、カメラ8がONであって同期分離回路5が同期信号を出力している場合に限って、内部映像描画回路3に上記ストローブ信号(つまり、同期信号C)を形成する負パルスを1個入力する。
以下、車両用表示装置1の動作について説明する。まず、自動車のシフトレバーがリバース(バック)に入っている場合、マイコン7に入力されるシフトポジション情報も「リバース」を示すものとなる。これを受けてマイコン7は、スイッチ制御出力CSSをHレベルとする。これにより、電源スイッチ62がONとなってカメラ8が電源接続され、ビデオインターフェース回路2と同期分離回路5とにバックビュー撮影映像信号PPSを出力する。
同期分離回路5は、バックビュー撮影映像信号から同期信号(垂直同期信号及び水平同期信号)を分離して切替回路9に出力する。切替回路9は、マイコン7からのスイッチ制御出力CSSの分配入力(第二論理入力B)が、電源スイッチ62の遮断状態を示すものとなっていないので、バックビュー撮影映像信号PPSの含まれている同期信号とタイミングが一致した同期信号Cを内部映像描画回路3に入力する。
図6(ただし、切替回路9は省略して描いている)に示すように、内部映像描画回路3は、この同期信号SYSを参照して、カメラ8の映像フレーム上における走査位置(ピクセル位置)を把握し、内部映像(図3の注意喚起画像)を表示すべき走査位置であるか否かを、自身が出力するピクセル転送用のクロックパルスに従い随時判定するともに、その判定結果を反映した映像切替信号PSSを内部映像信号SPSとともにビデオインターフェース回路2に出力する。ビデオインターフェース回路2はその映像切替信号PSSに従い、映像入力を、カメラ8からのバックビュー撮影映像信号PPSと内部映像信号SPSとの間で随時切り替えながら、映像出力信号BPSとして表示器4にピクセル転送する。
図7に示すように、映像切替信号PSSは二値のレベル信号であり、本実施形態ではLレベルのときバックビュー撮影映像信号PPSが選択され、Hレベルのとき内部映像信号SPSが選択される。内部映像描画回路3は、内部映像の画像データを内蔵された不揮発性メモリ中に記憶しているか、あるいは外部から取得してRAM中に保持している。内部映像の画像データは、この実施形態では、バックビュー撮影映像と同一の映像フレームデータを形成している。該画像データは、垂直同期信号をトリガとして走査線毎に到来する水平同期信号を受けて先頭のラインから順次読み出され、クロックパルスに従い各ピクセルのコンポジット信号にエンコードされてビデオインターフェース回路2に出力される。このとき、内部映像描画回路3は、内部映像の画像データの各ピクセルを走査線毎に順次読み込み、かつ、マイコン7からの指示に従い、そのピクセルが合成表示すべきピクセルかそうでないピクセルかを判別する。そして、該ピクセルが合成表示すべきでないピクセルであれば映像切替信号PSSはLレベルとなり、バックビュー撮影映像信号が選択される一方、合成表示すべきピクセルであれば映像切替信号PSSはHレベルとなり、内部映像信号が選択される。こうして、バックビュー撮影映像上に内部映像がスーパーインポーズされた合成画像が表示される。
内部映像描画回路3は、内部映像の画像データがスーパーインポーズ用のものか、単独表示用のものかをマイコン7が予め把握しており、図1に示すように、マイコン7(あるいは他のECU)から内部映像描画回路3に、現在のモードを通知するためのモード通知信号KUが出力される。内部映像描画回路3は、現在のモードが非合成モードである場合は、内部映像を描画するための同期信号を自己生成し、内部映像信号(コンポジット信号)に該同期信号を組み込んでビデオインターフェース回路2に出力する。他方、合成モードであれば同期信号の自己生成は停止する。
次に、自動車のシフトレバーがリバース以外(ドライブ、ニュートラル、パーキングなど)に入っている場合、マイコン7に入力されるシフトポジション情報は「リバース」以外を示すものとなる。これを受けてマイコン7は、スイッチ制御出力CSSをLレベルとする。これにより、電源スイッチ62がOFFとなってカメラ8は電源遮断される。これにより、同期分離回路5はバックビュー撮影映像信号PPSの入力が途絶え、フリーランモードへ移行する。
同期分離回路5は、フリーランモードでは自己生成した同期信号を切替回路9に出力する。しかし、マイコン7からのスイッチ制御出力CSSの分配入力(第二論理入力B)が、電源スイッチ62の遮断状態を示すものとなっているので、切替回路9は内部映像描画回路3への同期信号の入力を停止する。
この場合、図6において内部映像描画回路3は、同期信号を自己生成することで、図4ないし図5に示すような単独表示すべき内部映像の信号出力タイミングを把握し、該内部映像信号SPSをビデオインターフェース回路2に出力する。また、映像切替信号PSSはHレベル(つまり、内部映像信号SPSの選択)に保持される。ビデオインターフェース回路2はその映像切替信号PSSに従い、映像入力を内部映像信号SPSに固定して、映像出力信号BPSとして表示器4にピクセル転送する。こうして、内部映像が単独で表示される。また、同期分離回路5のフリーランモードによる同期信号入力が切替回路9により遮断されるので、内部映像描画回路3が自己生成する同期信号と競合する惧れがない。
なお、切替回路は、図8に示すように、同期分離回路5から内部映像描画回路3への同期信号の入力を許容/遮断の間で切り替えるスイッチ回路109として構成することもできる。スイッチ回路109は、スイッチ制御出力CSSがHレベルのとき閉状態となり、Lレベルのとき開状態となる。なお、スイッチ回路109は接点式スイッチとしてもよいし、トランジスタスイッチやアナログスイッチICなどの半導体スイッチにて構成することもできる。
本発明の車両用表示装置の電気的構成の第一例を示すブロック図。 バックビューモニタ用のカメラの取り付け位置の例を示す画像。 内部映像としての注意喚起画像を合成したバックビュー映像の一例を示す画像。 単独表示する内部映像の第一例を示す図。 同じく第二例を示す図。 図1のブロック図の内部映像描画回路3の出力形態を詳細に示すブロック図。 アナログ映像信号を用いた画像合成の原理説明図。 本発明の車両用表示装置の電気的構成の第一例を示すブロック図。
符号の説明
1 車両用表示装置
2 ビデオインターフェース回路
3 内部映像描画回路
4 表示器
5 同期分離回路
7 マイコン(フリーラン同期信号入力禁止手段、表示判定出力手段)
8 カメラ
9 切替回路(フリーラン同期信号入力禁止手段)
62 電源スイッチ
109 スイッチ回路
PPS 撮影映像信号
SPS 内部映像信号
PSS 切替信号
CSS スイッチ制御出力

Claims (9)

  1. 車両に取り付けられるカメラと、
    車室内に取り付けられる表示器と、
    前記カメラからの撮影映像信号と、前記撮影映像とは異なる内部映像を表示するための内部映像信号とが入力可能とされ、外部から入力される切替信号の入力状態に基づいてピクセル取り込み対象となる映像信号を前記撮影映像信号と前記内部映像信号との間で随時切り替えながら、クロックパルスに従い取り込んだピクセルを映像出力信号として前記表示器に順次転送出力するビデオインターフェース回路と、
    前記撮影映像信号が分岐入力されるとともに、該撮影映像信号の入力がある場合には該撮影映像信号に含まれる同期信号を分離し分離同期信号として出力するメインモードにて動作し、前記撮影映像信号の入力がない場合はフリーラン同期信号を自己生成出力するフリーランモードにて動作する同期分離回路と、
    前記同期分離回路からの同期信号が入力可能とされる一方、前記ビデオインターフェース回路に対し前記内部映像信号と前記切替信号とを出力するとともに、前記撮影映像上の予め定められた合成位置に前記内部映像を合成する合成モードでは、前記同期分離回路からの前記分離同期信号を基準として、前記内部映像信号の出力制御と、前記合成位置に対応したタイミングでの前記切替信号の切替出力制御とを行なう一方、前記内部映像を単独で出力する非合成モードでは前記切替信号を前記内部映像の取り込みを示す出力状態に固定するとともに内部同期信号を自己生成し、その内部同期信号に基づいて前記内部映像信号の出力制御を行なう内部映像描画回路と、
    前記内部映像の出力モードが前記非合成モードであって、前記同期分離回路の出力モードが前記フリーランモードである場合に、前記同期分離回路から前記内部映像描画回路への前記フリーラン同期信号の入力を禁止するフリーラン同期信号入力禁止手段と、
    を有することを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記カメラによる前記撮影映像を前記表示器に出力するか否かを判定し、その判定結果を出力する表示判定出力手段を有し、
    前記フリーラン同期信号入力禁止手段は、前記表示判定出力手段が前記撮影映像を前記表示器に出力しない判定を行なった場合に、前記同期分離回路から前記内部映像描画回路への前記フリーラン同期信号の入力を禁止するものである請求項1記載の車両用表示装置。
  3. 前記カメラは前記車両のバックビューを撮影するバックビューカメラであり、
    前記表示判定出力手段は、前記車両のシフトポジション情報を取得するシフトポジション情報取得手段を有し、該取得したシフトポジション情報がリバースポジションを示すものである場合に前記撮影映像を前記表示器に出力する判定を行ない、それ以外の場合は前記撮影映像を前記表示器に出力しない判定を行なうものである請求項2記載の車両用表示装置。
  4. 前記内部映像は、前記合成モードにおいては前記バックビューカメラが撮影するバックビュー撮影映像に重畳される注意喚起画像が使用され、前記非合成モードでは、ドライブインフォメーション画像又はウォーニングアドバイザリー画像が使用される請求項3記載の車両用表示装置。
  5. 前記カメラとその動作電源とを接続及び遮断の間で切り替える電源スイッチを有し、前記回路表示判定出力手段は、前記撮影映像を前記表示器に出力すると判定した場合に前記電源スイッチを接続状態とし、同じく出力しないと判定した場合に前記電源スイッチを遮断状態とするためのスイッチ制御出力を前記判定結果として出力するものである請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
  6. 前記フリーラン同期信号入力禁止手段は、前記同期分離回路から前記内部映像描画回路への同期信号の入力経路上に設けられ、前記同期信号の前記内部映像描画回路への入力を許容状態と禁止状態との間で切り替える切替回路を含むものである請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
  7. 前記カメラとその動作電源とを接続及び遮断の間で切り替える電源スイッチを有し、
    前記回路表示判定出力手段は、前記カメラによる前記撮影映像を前記表示器に出力するか否かを判定し、前記撮影映像を前記表示器に出力すると判定した場合に前記電源スイッチを接続状態とし、同じく出力しないと判定した場合に前記電源スイッチを遮断状態とするためのスイッチ制御出力を前記判定結果として出力するものであり、
    前記フリーラン同期信号入力禁止手段は、前記同期分離回路から前記内部映像描画回路への同期信号の入力経路上に設けられ、前記同期信号の前記内部映像描画回路への入力を許容状態と禁止状態との間で切り替える切替回路を含むとともに、前記スイッチ制御出力を該切替回路の制御信号として流用するものである請求項6記載の車両用表示装置。
  8. 前記切替回路は、前記同期分離回路の出力を第一論理入力とし、前記スイッチ制御出力を第二論理入力として、前記第一論理入力が前記同期信号の出力ありの状態を示し、前記第二論理入力が前記電源スイッチの前記遮断状態を示すものとなっている場合に限り、前記許容状態として前記内部映像描画回路が同期信号入力として識別可能な論理出力を行なう状態となり、その余の場合は、前記禁止状態として同期信号入力として識別不能な論理出力を行なう状態となる、論理回路として構成されている請求項7記載の車両用表示装置。
  9. 前記切替回路は、前記同期分離回路から前記内部映像描画回路への前記同期信号の入力を許容/遮断の間で切り替えるスイッチ回路を有し、
    前記表示判定出力手段は、判定結果を該スイッチ回路の制御信号として出力するものである請求項2ないし請求項8のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
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