JP2009023681A - プラスチック製蓋付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋の外形が容器本体よりも大きくなることなく容器本体に対し蓋を係止可能にすると共に、係止部を一体に成形することで別部品を必要としないようにし、製造・組付に要するコストを軽減する。
【解決手段】略直方形のプラスチック製容器本体10の相対する二辺の開口縁11に上方から内方にわたって開放された凹窪部12を形成し、該凹窪部の内壁面に内方に向かって隆起する鉛直断面く字状の係合部13を一体に形成し、該容器本体上に載置される略直方形のプラスチック製蓋20には該容器本体10の内周に遊嵌する垂下壁22を形成すると共に、該垂下壁22の下縁部に前記係合部13に係脱する爪片23を突設する。また、垂下壁22の基部に切欠24を形成することにより該爪片が弾力性を備えるようにする。
【選択図】図7

Description

本発明は、種々の物品を収納し、運搬・保管するために使用されるプラスチック製蓋付き容器に関するもので、さらに詳しくは、容器本体に対し蓋を簡易に係止できるようにする構造にするものである。
下記特許文献1には、蓋の外周端部に折り曲げ可能なタブを形成し、該タブを容器本体の開口縁外周に係合することにより、該蓋が輸送中の振動や風などで外れることのないようにするロック機構を備えた蓋付き容器が開示されている。
また、特許文献2に示された容器では、蓋の上面に内外方向に摺動自在なるようにロック部材を設け、該ロック部材をスライド操作し容器本体に形成された係合孔に係合することにより、蓋がロックされるようにしている。
実開昭62−069449号公報 実公昭60−030931号公報
ところで、特許文献1に示された蓋のロック機構では、容器本体の外形寸法よりも蓋の外形が大きくなるので、輸送・保管時スペースに並べて配置すると蓋の外周の分だけ広いスペースが必要になり、収納効率が悪いという問題がある。
一方、特許文献2に示された蓋は容器本体と同一寸法にすることが可能であるが、蓋とは別体のロック部材を成形して蓋に組付けなければならないので、製造・組付にコストが掛かると共に、ロック操作およびロック解除に手間が掛かり、蓋開閉作業を機械化・自動化するのも容易でないという問題がある。
本発明は上記課題を解決しようとするもので、請求項1に記載したプラスチック製蓋付き容器は、略直方形のプラスチック製容器本体の開口縁に係合部を一体に形成し、該容器本体上に載置される略直方形のプラスチック製蓋には該容器本体の内周に遊嵌する垂下壁を形成すると共に、該垂下壁の下縁部に前記係合部に係脱する爪片を突設してなることを特徴とする。
また、請求項2に記載したプラスチック製蓋付き容器は、略直方形のプラスチック製容器本体の相対する二辺の開口縁に上方から内方にわたって開放された凹窪部を形成し、該凹窪部の内壁面に内方に向かって隆起する鉛直断面く字状の係合部を一体に形成し、該容器本体上に載置される略直方形のプラスチック製蓋には該容器本体の内周に遊嵌する垂下壁を形成すると共に、該垂下壁の下縁部に前記係合部に係脱する爪片を突設してなることを特徴とする。
また請求項3に記載した発明は、上記プラスチック製蓋付き容器において、爪片が形成された垂下壁の基部に切欠を形成することにより該爪片が弾力性を備え、該爪片が係合部に対しより弾性的に係脱するようにしたことを特徴とする。
また請求項4に記載した発明は、上記プラスチック製蓋付き容器において、爪片の上部に係合部の頂部に当接し得る寄せリブを一体に形成したことを特徴とする。
請求項1および請求項2に記載した発明によれば、蓋の外形が容器本体の外形寸法よりも大きくなることなく蓋を係止可能にできると共に、別部品を必要とせず係止部を一体に成形することができるので、製造・組付に要するコストが大幅に軽減される。また、蓋の付け外しも容易になる。
請求項3記載した発明によれば、爪片が係合部により弾性的に係脱するようになり蓋の付け外しが容易になる。
請求項4記載した発明によれば、蓋を閉状態に係止したとき容器本体と蓋との隙間が一定に保たれ、蓋のガタツキを少なくできる。
図1は本発明に係るプラスチック製蓋付き容器の容器本体と蓋の斜視図で、10は略直方形のプラスチック製容器本体、20は該容器本体上に載置される略直方形のプラスチック製蓋である。なお、容器本体10はプラスチック製底板上にプラスチック製の四側壁を内側に折りたたみ可能に設けた折りたたみ容器であるが、その折りたたみ構造については本発明と直接関係がないので説明を割愛する。
この容器本体10では、相対する二辺の開口縁11に上方から内方にわたって開放された凹窪部12を形成し、図2,図3に示したように、該凹窪部12の内壁面に内方に向かって隆起する鉛直断面く字状の係合部13を一体に形成する。
一方、蓋20は水平板面27の周囲に補強枠21が一体に形成されていると共に、図4、図5に示したように、下面に容器本体10の内周に遊嵌させる垂下壁22が一体に形成されたもので、該垂下壁の下縁部に爪片23を外方に向けて突設し、該爪片23が前記係合部13に係脱し得るようにしている。なお、図6にも示したように、爪片23が形成された垂下壁22の基部に横長の透孔からなる切欠24を形成することにより該爪片23が弾力性を備え、該爪片が係合部13に対しより弾性的に係脱するようにしている。また、25は爪片23の上部に該爪片23よりも少し内方に控えて形成された寄せリブである。また、26は爪片23を形成した部位に近い補強枠21の内外側面に形成した指掛け用の横孔である。
このため、容器本体10上に蓋20を載置し、垂下壁22を該容器本体10の内周に遊嵌させた状態にて該蓋20を下方に押し付けると、爪片23が断面く字状の係合部13の傾斜上面に当たり、該傾斜上面により該爪片23が内向きに押圧されることから該爪片23は一時的に内方に動きその弾力性によって復帰することから、図7に示したように、該爪片23は該係合部13の下側に係合する。これにより、蓋20は簡易に係止され、輸送中の振動や風などにより外れることがない。また、前記横孔26に指を挿入し、該蓋20を持ち上げれば、爪片23は断面く字状の係合部13の傾斜下面に当たり、該傾斜下面に該爪片23が内向きに押圧され一時的に内方に動くことから該爪片23と係合部13との係止状態が解除され、蓋20を開けることができる。
このように、本発明に係る蓋付き容器では、容器本体10に対し蓋20を単に押し付けるだけで該蓋20を閉状態に係止でき、該蓋20を持ち上げるだけでその係止状態が解除されて蓋を開けることができる。このため、蓋20をロボットや自動機等によって機械的にも容易に蓋を付け外しできるようになる。
また、係合部13はプラスチック製の容器本体10に一体に成形され、爪片23はプラスチック製の蓋20に一体に成形することができるので、本発明によれば別部品を一切必要とせずに係止部を構成できる。このため製造・組付に要するコストが大幅に軽減される。
また、本発明によれば、蓋を係止可能にしたことにより蓋の外形が容器本体の外形寸法よりも大きくなることもないので、収納効率を悪くするおそれもない。
また、係合部13は断面く字状に形成したことにより、開閉時に爪片23がスムースに案内されるようになると共に、切欠24を形成し該爪片23が係合部13により弾性的に係脱するようにしたことで、動きがしなやかになり、蓋20の付け外しが容易になる。
また、寄せリブ25は、爪片23を係合部13に係合させ蓋20を閉状態に係止したとき、該係合部13の頂部に当接することで、容器本体10と蓋20との隙間が一定に保たれ、蓋20が大きくがたつくことがない。
なお、横孔26は、指掛け用として使用されるほか、蓋20の上面補強枠21内に雨水等が溜まらないようにする水抜き孔としても機能する。
なお、図8に示した実施形態は、爪片23を囲うように垂下壁22にL字状に切欠30を形成することにより該爪片23の弾力性がさらに得られるようにしたもので、このように切欠30を形成することによっても爪片23に弾力性を保持させることができる。
一方、図9および図10に示した実施形態は、垂下壁22の下縁に水平板面27が形成されている蓋20を示す。この実施形態では垂下壁22の下縁部に爪片23を突設していることに変わりはないが、水平板面27との連接部に切欠28を形成し、かつ該爪片23の両側部位に切欠29,29を形成している。このように垂下壁22の下縁に水平板面27が形成された蓋20においても切欠28,29を形成することにより爪片23に弾力性を保持させることができる。
なお、この実施形態では、容器本体の相対する二辺に係止部を設けたが、係止部の数は必要に応じてさらに多数設けてもよく、その他の辺にも係止部を設けてもよいことは勿論である。
また、この実施形態は、折りたたみ式容器を説明したが、一般的なプラスチック製容器について本発明の構造を適用しても上記のような所期の効果が奏される。
本発明の実施形態を示すプラスチック製蓋付き容器の斜視図。 図1の容器本体のA−A線断面図。 図1の容器本体の開口縁の斜視図。 図1の蓋の要部の側面図。 図1の蓋のB−B線断面図。 図1の蓋の垂下壁の破断面斜視図。 本発明の実施形態である容器本体に蓋を係止したときの要部の縦断面図。 本発明の実施形態である蓋の要部の側面図。 本発明の実施形態である蓋の要部の側面図。 図9の蓋のC−C線断面図。
符号の説明
10 容器本体
11 開口縁
12 凹窪部
13 係合部
20 蓋
22 垂下壁
23 爪片
24 切欠
25 寄せリブ
26 横孔

Claims (4)

  1. 略直方形のプラスチック製容器本体の開口縁に係合部を一体に形成し、該容器本体上に載置される略直方形のプラスチック製蓋には該容器本体の内周に遊嵌する垂下壁を形成すると共に、該垂下壁の下縁部に前記係合部に係脱する爪片を突設してなることを特徴としたプラスチック製蓋付き容器。
  2. 略直方形のプラスチック製容器本体の相対する二辺の開口縁に上方から内方にわたって開放された凹窪部を形成し、該凹窪部の内壁面に内方に向かって隆起する鉛直断面く字状の係合部を一体に形成し、該容器本体上に載置される略直方形のプラスチック製蓋には該容器本体の内周に遊嵌する垂下壁を形成すると共に、該垂下壁の下縁部に前記係合部に係脱する爪片を突設してなることを特徴としたプラスチック製蓋付き容器。
  3. 爪片が形成された垂下壁の基部に切欠を形成することにより該爪片が弾力性を備え、該爪片が係合部に対しより弾性的に係脱するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載したプラスチック製蓋付き容器。
  4. 爪片の上部に係合部の頂部に当接し得る寄せリブを一体に形成した請求項1〜3のいずれかに記載したプラスチック製蓋付き容器。
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