JP3124271U - 搬送容器の防塵手掛け - Google Patents

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名古屋中野物産株式会社
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Abstract

【課題】手掛け穴を有する搬送容器を簡便に防塵タイプに変更できる搬送容器の防塵手掛けを提供する。
【解決手段】通い箱など物品の搬送に使用される搬送容器は側壁の外側面に補強用の縦リブと横リブを有する合成樹脂製のものが広く使用されている。この搬送容器は、対向する側壁に楕円状の大きな手掛け穴が設けられており、防塵が要求される部品の搬送には使用できない。
本考案は、搬送容器の対向する側壁に設けられた手掛け穴を、側壁の内側から板状の受材11で塞ぎ、受材11に設けた係止孔14に嵌結する凸材17を備えるとともに該手掛け穴の周囲の横リブ6,7を挟み込むU字状部材18,19を備えた手掛け部材15を外側から取り付けるようにした。
【選択図】 図4

Description

本考案は、合成樹脂製の搬送容器に付設される防塵手掛けに関するものである。
従来、通い箱など物品の搬送に使用される搬送容器は、軽量で耐久性のある合成樹脂製のものが多く使用され、搬送する物品に適した形状構造に製作したもののほか、種々の部品に適用できる汎用的なものも見られる。例えば、自動車のパーツの搬送では図5に示すように、外周に縦リブと横リブで補強し、重ね積みができるように底部に嵌合部材を設け、対向する側壁に手幅より大きめの手掛け穴を設けた直方体状のものが使用されている。そして、パーツを収納するときは、格子状に区画する仕切り部材を嵌装している。
この搬送容器は、大量に使用され扱い易く安価であるが、大きく開放された手掛け穴があるため塵埃を嫌う物品の場合には使用できない。なお、物品を包装して収納することも考えられるが、包装材の着脱や廃棄が煩雑である。
一方、防塵タイプの搬送容器としては、側壁を2重構造として、外側の壁にのみ手掛け穴を形成したものがある(例えば、特許文献1)。
特開2000−6965号公報。
特許文献1の搬送容器は、防塵の点では満足できるものの、金型費用が高価なので新たに作るのは難しく、また、市販には、適当な大きさのものがなく、しかも高価である。さらに、防塵タイプのものを別途所有することは、保管スペースも多く必要とするといった問題がある。
そこで、本考案は、手掛け穴を有する搬送容器を簡便に防塵タイプに変更できる搬送容器の防塵手掛けを提供することを目的としている。
本考案の搬送容器の防塵手掛けは、上記の目的を達成するため次の手段を採った。すなわち、側壁の外側面に補強用の縦リブと横リブを有する合成樹脂製の搬送容器の対向する側壁に設けられた手掛け穴を、該側壁の内側から板状の受材で塞ぐとともに外側に手掛け部を形成する手掛け部材を取り付けた脱着可能な防塵手掛けであって、該手掛け部材は該受材に設けた係止孔に嵌結する凸材を備えるとともに該手掛け穴の周囲の横リブを挟み込むU字状部材を備えたことを特徴としている。
受部材および手掛け部材は合成樹脂製とし、手掛け穴に対していずれかが嵌合するようにすればよいが、請求項2に記載のように、受材は手掛け穴に嵌合する突出部を形成するのが望ましい。
係止孔は手掛け部材が受材に強固に固着されるように凸材の径より僅かに小さくするとよい。また、手掛け部材の凸材が容器の内面に突出しないようにするのが望ましい。
U字状部材は、横リブが手掛け穴の上端と下端にある場合は、両者を挟み込むように2個付設したものとするのが望ましく、上端にのみ横リブがある場合は、1個とすればよい。なお、上側のU字状部材は手掛け部となるので、滑り止め用の横溝を付設するとよい。
本考案の搬送容器の防塵手掛けは、上記説明したように、搬送容器の対向する側壁に設けられた手掛け穴を、側壁の内側から板状の受材で塞ぎ、受材に設けた係止孔に嵌結する凸材を備えるとともに該手掛け穴の周囲の横リブを挟み込むU字状部材を備えた手掛け部材を外側から取り付けるようにしたので、簡便に防塵手掛けにでき、必要な都度取り外して手掛け穴のものに変更できる。したがって、別途防塵タイプの搬送容器を購入しなくてもよいので、極めて経済的である。また、手掛け部はU字状部材で補強されているので、手が横リブの角に直接当たることがなく持ち易いという実用上の効果もある。
また、受材は、請求項2に記載のように、手掛け穴に嵌合する突出部を形成したものとすれば、受材が手掛け穴に係止され強固な手掛けにできる。
本考案の搬送容器の防塵手掛けの実施の形態を、図1〜図5に基づいて以下に具体的に説明する。
図5は、本考案の実施例の防塵手掛けを取り付ける対象である搬送容器1の全体を示す斜視図である。主に自動車の部品の搬送に使用されており、大量に生産されている。搬送容器1は、段積みできるように上部が開放された直方体状であり、四方の側壁の外面には補強用の縦リブ4と横リブ5が一体に付設されている。そして、側壁2および対向する側壁の上部には掌が入る程度の手掛け穴3が設けられており、その周囲には横リブ6,7と縦リブで囲まれている。
また、段積時の安定のために、搬送容器1の上部開口の外周部にフランジを形成し、底部下面に他の搬送容器1の上部開口部に嵌り込む形状のフランジを一体的に形成している。
本考案の搬送容器の防塵手掛けは、この手掛け穴3に受材11と手掛け部材15を取り付けて形成される。
受材11は、図2(a)(b)に示すように、矩形状の基材部12の中央部に凹部11aを形成し、凹部11aの両端付近に係止孔14が穿設されている。裏面側は、図2(b)に示すように中央部が突出した状態であり、この突出部13の外形寸法は、手掛け穴3と同寸法としている。
一方、手掛け部材15は、図3(a)(b)に示すように、受材11の突出部13とほぼ同寸法の矩形状の基材部16の両端にU字状部材18、19が一体に成形されている。そして、基材部16には前記受材11の係止孔14に嵌結する凸材17が2個突設されている。なお、凸材17の長さは、受材11の係止孔14に嵌結したとき、受材11の厚さ内に収まる寸法としている。
搬送容器の防塵手掛けは上記のように構成されているので、防塵が要求される部品を搬送する場合は、図4に示すように、搬送容器1の内側から受材11を手掛け穴3に突出部13を嵌合させ、搬送容器1の外側から手掛け部材15をそのU字状部材18、19が手掛け穴3の上端と下端に付設された横リブ6,7を挟んで押し込む。そして、凸材17を受材11の係止孔14に嵌結させる。
これにより、側壁2と受材11と手掛け部材15が密接して固着し、中材13と側壁2の内側面と側壁2の外側面と基材16の内側面が強固に密接し、手掛け穴3を塞ぐとともに持ち易い手掛け部が形成される。図1は防塵手掛けが取り付けられた状態の斜視図を示しているが、デザイン的にも優れたものといえる。
一方、防塵が必要とされない部品の搬送の場合は、さほど重量のないものである場合は、本考案の防塵手掛けを取り付けたままで搬送してもよいが、重量のある場合は、手掛け部材を取り外して使用する。
本考案の搬送容器の防塵手掛けの実施の形態を示す斜視図である。 同、受材を示す斜視図であり、(a)は上から見たもので、(b)は下から見たものである。 同、手掛け部材を示す斜視図であり、(a)は上から見たもので、(b)は下から見たものである。 同、防塵手掛けを搬送容器へ取り付けた状態を示す断面図である。 搬送容器の斜視図である。
符号の説明
1 搬送容器
2 側壁
3 手掛け穴
4 縦リブ
5 横リブ
6 横リブ
7 横リブ
11 受材
11a 凹部
12 基材部
13 突出部
14 係止孔
15 手掛け部材
16 基材部
17 凸材
18 U字状部材
19 U字状部材

Claims (2)

  1. 側壁の外側面に補強用の縦リブと横リブを有する合成樹脂製の搬送容器の対向する側壁に設けられた手掛け穴を、該側壁の内側から板状の受材で塞ぐとともに外側に手掛け部を形成する手掛け部材を取り付けた脱着可能な防塵手掛けであって、該手掛け部材は該受材に設けた係止孔に嵌結する凸材を備えるとともに該手掛け穴の周囲の横リブを挟み込むU字状部材を備えたことを特徴とする搬送容器の防塵手掛け。
  2. 前記受材は、手掛け穴に嵌合する突出部を形成したことを特徴とする請求項1記載の搬送容器の防塵手掛け。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7384404B2 (ja) 2020-03-31 2023-11-21 三甲株式会社 持ち手カバー及び持ち手カバー付き容器

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