JP2009023022A - 表面処理装置 - Google Patents

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寿樹 杉山
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智浩 厚美
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Abstract

【課題】消費電力を抑えることができる表面処理装置を提供する。
【解決手段】加工対象物41の表面を粗面化して現像スリーブ132を製造する表面処理装置1は、加工対象物41及び磁性砥粒44を収容する収容槽49と、加工対象物41を、その中心軸Pが垂直方向Yになる向きで中心軸P回りに回転自在に保持する円柱部材42及び保持回転部43と、回転磁場を収容槽49内に発生させ、該回転磁場により磁性砥粒44を加工対象物41に衝突させる電磁コイル20と、電磁コイル20と収容槽49とを中心軸P方向に沿って相対的に移動させる移動ベース70及びアクチュエータ48と、を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、画像形成装置の現像スリーブなどの加工対象物の外表面に磁性砥粒を衝突させることで、該加工対象物の表面を粗面化する表面処理装置に関する。
例えば、画像形成装置を構成する現像スリーブなどの加工対象物の外表面を粗面化するために、この加工対象物と磁性砥粒とを収容槽内に封入し、磁性砥粒を移動させる回転磁場を発生させて、回転磁場と磁性砥粒との間に働く電磁力によって、磁性砥粒をランダムに励磁させて、加工対象物に衝突させることによって、その外表面を粗面化する表面処理装置(例えば、特許文献1〜4を参照。)が知られている。
また、本発明の出願人は、この種の表面処理装置として、円筒状の収容槽、及び、この収容槽内に収容された円筒状の加工対象物をそれぞれの中心軸が水平方向になる向きで配置し、この収容槽の外周に設けた電磁コイルを前記中心軸方向に沿って水平に往復移動させる構成の表面処理装置を提案している(特許文献5を参照。)。
特開2003−305634号公報 特開2001−138207号公報 特許第3486221号 特開昭61−38862号公報 特開2007−83314号公報
上述した特許文献5の表面処理装置は、収容槽及び加工対象物をそれぞれの中心軸が水平方向になる向きで配置していることから、加工対象物から削り取られた削り屑が収容槽の一端から他端までの全域に亘って浮遊・堆積する。この削り屑を回収するために当該表面処理装置は、収容槽内の気体ごと吸引して前記削り屑を回収する集塵機を設けているが、この集塵機は収容槽内の全域に散った削り屑を回収するため、強い吸引力即ち大きな電気エネルギーが必要であり、環境保全の観点から、より消費電力を抑えることができる表面処理装置が求められていた。
また、上述した特許文献5の表面処理装置は、加工対象物を、中心軸が水平方向になる向きで配置された収容槽内に挿入する構成であることから、装置全体の水平方向の寸法が前記加工対象物の全長の2倍以上となってしまい、大きな設置スペースを要するという問題があった。
そこで、本発明は、消費電力を抑えることができる表面処理装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、円筒状の加工対象物の中心軸が垂直方向になる向きで配置された当該加工対象物、及び、磁性砥粒を収容した垂直方向の向きに設けられた収容槽と、前記加工対象物を、その中心軸が垂直方向になる向きで当該中心軸回りに回転自在に保持する保持手段と、前記収容槽内に回転磁場を発生させて、該回転磁場により前記磁性砥粒を前記加工対象物に衝突させる、前記中心軸方向の全長が前記加工対象物の中心軸方向の全長の1/2よりも短く形成された、磁場発生部と、前記磁場発生部と前記収容槽とを前記加工対象物の中心軸方向に沿って相対的に移動させる移動手段と、前記磁性砥粒の衝突によって、前記加工対象物から削り取られた削り屑が、前記加工対象物よりも下方で回収される回収手段と、を有していることを特徴とする表面処理装置である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記回収手段が、前記磁性砥粒が通り抜けることを規制するとともに前記削り屑が通り抜けることを許容するフィルタと、該フィルタの下方に設けられた前記削り屑を収容する回収容器と、を有していることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、前記保持手段が、円柱状に形成され、その円柱状の一端が前記収容槽内に位置付けられて前記加工対象物の内側に通され、かつ、その円柱状の他端が前記収容槽外に位置付けられた円柱部材と、前記円柱部材の他端を回転自在に支持する軸受と、前記円柱部材の他端に連結されて当該円柱部材に回転力を付与する回転手段と、を有していることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のうち1項に記載された発明において、前記移動手段が、前記加工対象物の中心軸方向に沿って設けられた軸部材と、前記磁場発生部が表面上に設けられる移動ベースと、を有し、そして、前記移動ベースが、前記軸部材の表面上を前記中心軸方向に沿って移動自在に設けられていることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜3のうち1項に記載された発明において、前記移動手段が、前記加工対象物の中心軸方向に沿って設けられた軸部材と、前記収容槽が表面上に設けられる移動ベースと、を有し、そして、前記移動ベースが、前記軸部材の表面上を前記中心軸方向に沿って移動自在に設けられていることを特徴とするものである。
請求項1,4,5に記載された発明によれば、円筒状の加工対象物の中心軸が垂直方向になる向きで配置された当該加工対象物、及び、磁性砥粒を収容した垂直方向の向きに設けられた収容槽と、前記加工対象物を、その中心軸が垂直方向になる向きで当該中心軸回りに回転自在に保持する保持手段と、前記収容槽内に回転磁場を発生させて、該回転磁場により前記磁性砥粒を前記加工対象物に衝突させる、前記中心軸方向の全長が前記加工対象物の中心軸方向の全長の1/2よりも短く形成された、磁場発生部と、前記磁場発生部と前記収容槽とを前記加工対象物の中心軸方向に沿って相対的に移動させる移動手段と、前記磁性砥粒の衝突によって、前記加工対象物から削り取られた削り屑が、前記加工対象物よりも下方で回収される回収手段と、を有していることから、自重により落下して加工対象物よりも下方に集まる前記削り屑を容易に回収することができるので、前記回収手段を簡素な構成にすることができ、そのために、消費電力を抑えることができる表面処理装置を提供することができる。また、この表面処理装置の設置スペースを小さくすることができる。
請求項2に記載された発明によれば、前記回収手段が、前記磁性砥粒が通り抜けることを規制するとともに前記削り屑が通り抜けることを許容するフィルタと、該フィルタの下方に設けられた前記削り屑を収容する回収容器と、を有していることから、電力を消費することなく、前記削り屑のみを容易に回収することができるので、消費電力を抑えることができる表面処理装置を提供することができる。
請求項3に記載された発明によれば、前記保持手段が、円柱状に形成され、その円柱状の一端が前記収容槽内に位置付けられて前記加工対象物の内側に通され、かつ、その円柱状の他端が前記収容槽外に位置付けられた円柱部材と、前記円柱部材の他端を回転自在に支持する軸受と、前記円柱部材の他端に連結されて当該円柱部材に回転力を付与する回転手段と、を有し、加工対象物を回転させるので、該加工対象物の外表面に一様に磁性砥粒を衝突させることができ、加工対象物の外表面を一様に加工することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を、図1〜6,図15〜18に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる表面処理装置の概略の構成を示す断面図であり、電磁コイルが処理開始位置に位置付けられた状態を示す図である。図2は、図1に示された表面処理装置の電磁コイルが上昇した状態を示す断面図である。図3は、図2に示された表面処理装置の電磁コイルがさらに上昇して移動範囲の最上端に位置付けられた状態を示す断面図である。図4は、図3に示された表面処理装置の電磁コイルが下降した状態を示す断面図である。図5は、図4に示された表面処理装置の電磁コイルがさらに下降した状態を示す断面図である。図6は、図1に示された表面処理装置の保持手段の詳細な構成を示す断面図である。図15は、図1に示された表面処理装置で得られた現像スリーブを有した画像形成装置の概略の構成を示す説明図である。図16は、図15に示された画像形成装置のプロセスカートリッジの断面図である。図17は、図16中のV−V線に沿う断面図である。図18は、図17に示された現像スリーブの斜視図である。
本実施形態の表面処理装置1は、図1に示された円筒状の加工対象物41の外表面に粗面化処理を施して、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置(図15に示す。)に用いられる現像ローラ115(図16,17に示す。)の現像スリーブ132(図16〜18に示す。)を製造する装置である。
上記現像スリーブ132即ち加工対象物41は、アルミニウム合金、ステンレス鋼(SUS)などの非磁性材料で構成され、中空円筒状に形成されている。また、加工対象物41の外径は17mm〜18mm程度であるのが望ましく、加工対象物41の中心軸P(図1中に一点鎖線で示す)方向の長さは、300mm〜350mm程度であるのが望ましい。
続いて、上記表面処理装置1の詳細な構成について説明する。上記表面処理装置1は、図1に示すように、工場のフロアやテーブル上等に設置され、上面が水平方向Xと平行に保たれた平板状のベース50と、このベース50と垂直方向Yに沿って間隔をあけて平行に配置された平板状の上板71と、ベース50と上板71とを連結した一対の支柱47と、これら一対の支柱47に昇降自在に取り付けられた平板状の移動ベース70と、この移動ベース70を昇降させるアクチュエータ48と、前記ベース50上に配置された保持回転部43と、この保持回転部43上に配置された収容槽49と、この収容槽49内に収容されかつ保持回転部43により回転される円柱部材42と、この円柱部材42の外周に取り付けられる加工対象物41の両端を覆う一対のキャップ51と、前記移動ベース70上に取り付けられた磁場発生部としての電磁コイル20と、この表面処理装置1全体の制御を司る図示しない制御装置とを有している。
上記上板71には、収容槽49の外周寸法よりも大きい貫通孔13が設けられている。また、加工対象物41が収容槽49内の円柱部材42に取り付けられる際には、この貫通孔13を通されて取り付けられる。
上記移動ベース70は、上面が水平方向と平行に配されており、電磁コイル20を表面上に位置付ける。また、移動ベース70には、一対の支柱47を通す支柱通し孔と、保持回転部43及び収容槽49を通す貫通孔14と、後述のねじ軸48bと螺合するねじ軸通し孔と、が設けられている。
上記アクチュエータ48は、上板71上に配置されたモータ48aと、このモータ48aの出力軸に連結され、上板71からベース50に亘って配置された軸部材としてのねじ軸48bと、を有している。このアクチュエータ48は、モータ48aが駆動することによりねじ軸48bが回転して、上述した移動ベース70及び電磁コイル20をベース50から上板71までの範囲内に亘って垂直方向Yに沿って昇降させる。また、このアクチュエータ48による移動ベース70及び電磁コイル20の移動速度は、0mm/秒〜300mm/秒の間で変更可能である。さらに、このアクチュエータ48の移動ベース70及び電磁コイル20の移動範囲は、600mm程度である。
また、上述した、移動ベース70とアクチュエータ48とで特許請求の範囲に記載した移動手段をなしている。
上記保持回転部43は、ベース50の中央に配置されているとともに、移動ベース70の貫通孔14を通ることが可能な位置に配置されている。即ち保持回転部43は移動ベース70の昇降を妨げることがないように設けられている。また、保持回転部43は、図6に示すように、ベース50上に設置され、上側が開口した円筒状に形成された円筒部81と、この円筒部81内に配置され、円柱部材42の下端42aを回転自在に保持する軸受86と、この軸受86を円筒部81に固定するフランジ82と、円柱部材42の最下端に取り付けられたプーリ83を回転させるためのモータ80と、このモータ80の出力軸に取り付けられたプーリ84と、前記プーリ83とプーリ84とに掛け渡された無端状のタイミングベルト85と、を有している。また、これらモータ80、プーリ84、タイミングベルト85は、円筒部81内に配置されている。
上記収容槽49は、非磁性体で構成され、円筒状に形成された側壁部49aと、この側壁部49aの下端を塞ぐ格好に設けられた底壁49bと、側壁部49aの上端を塞ぐ格好に設けられた上壁49cと、を有しており、その中心軸が垂直方向Yと平行になる向きで上述した保持回転部43の円筒部81に着脱自在に取り付けられている。また、底壁49bには、加工対象物41の下端を覆うキャップ51及び円柱部材42の下端42aを通す貫通孔11が設けられている。また、上壁49cには、加工対象物41などを収容槽49内に挿入するための挿入口12が設けられている。また、側壁部49aの外径は、40mm〜80mm程度であるのが望ましい。さらに、側壁部49aの肉厚は、0.5mm〜2.0mm程度であるのが望ましい。側壁部49aの中心軸方向の長さは、600mm〜800mm程度であるのが望ましい。
また、上記収容槽49は、磁性体で構成される砥粒(以下、磁性砥粒と呼ぶ)44と、
円柱部材42に取り付けられた加工対象物41と、を収容する。また、前記磁性砥粒44は、後述の電磁コイル20が発生させる回転磁場により加工対象物41の外周を回転(移動)するなどして、加工対象物41の外表面に衝突し、加工対象物41の外表面から該加工対象物41の一部を削り取り、該加工対象物41の外表面を粗面化する。また、磁性砥粒44は、円柱状に形成されており、外径が0.5mm〜1.4mmでかつ全長が3.0mm〜14.0mm程度の大きさに形成されている。
上記円柱部材42は、磁性材料で構成され、円筒状に形成されている。この円柱部材42は、中心軸が収容槽49の中心軸と同軸になるように、上述した軸受86により中心軸回りに回転自在に支持されている。即ち、円柱部材42は、下端42aが、円筒部81内に位置付けられかつ軸受86に回転自在に支持され、下端42aを除いた部分が、収容槽49内に位置付けられている。そして、この円柱部材42の収容槽49内に位置付けられた部分の外周に加工対象物41が取り付けられる。また、上述したように円柱部材42の最下端には、プーリ83が取り付けられている。この円柱部材42は、モータ80が駆動することによりその中心軸回り、即ち加工対象物41の中心軸P回り、に回転する。
また、上述したモータ80と、プーリ83,84と、タイミングベルト85とで特許請求の範囲に記載した回転手段をなしている。さらに、この回転手段と、軸受86と、を有して構成された保持回転部43と、円柱部材42とで特許請求の範囲に記載した保持手段をなしている。
上記電磁コイル20は、円筒状に形成された外皮45と該外皮45内に配置された複数のコイル部46とを有し、全体として円環状に形成されている。また、電磁コイル20の内径は、収容槽49の外径より大きい。即ち、電磁コイル20の内周面と収容槽49の外周面との間には、空間が形成されている。また、電磁コイル20の中心軸方向の全長は、加工対象物41の中心軸P方向の全長の1/2よりも短い。また、本実施形態の電磁コイル20の内径は、90mmであるとともに、電磁コイル20の中心軸P方向の長さは、85mmである。
また、上記外皮45は、その中心軸が垂直方向Yと平行な状態で、上述した貫通孔14を囲む格好で移動ベース70上に取り付けられている。また、電磁コイル20は、円柱部材42及び収容槽49と同軸に配置されている。また、上記複数のコイル部46は、外皮45の周方向に沿って互いに並設されている。これら複数のコイル部46は、図示しない三相交流電源により互いに位相のずれた電圧が印加されて、互いに位相のずれた磁場を発生させ、電磁コイル20の中心軸回りの回転方向の磁場、即ち回転磁場、を内側に生じさせる。
上述した電磁コイル20は、三相交流電源から印加されて、回転磁場を発生するとともに、アクチュエータ48によりその中心軸方向、即ち収容槽49の中心軸方向、に沿って移動される。そして、電磁コイル20は、上述した回転磁場により、上述した磁性砥粒44を加工対象物41の外周に位置付け、この磁性砥粒44を収容槽49及び加工対象物41の中心軸P回りに回転(移動)させて、上述した回転磁場により磁性砥粒44を加工対象物41の外表面に衝突させる。
また、上記三相交流電源と電磁コイル20との間には、三相交流電源が電磁コイル20に印加する電圧の周波数、電流値、電圧値を変更自在なインバータが設けられている。このインバータは、電磁コイル20に印加する電圧の周波数、電流値、電圧値を変更することにより、電磁コイル20が発生する回転磁場の強さを変更する。
上記制御装置は、周知のRAM、ROM、CPUなどを有したコンピュータである。この制御装置は、アクチュエータ48、保持回転部43、電磁コイル20、インバータ、などと接続しており、これらを制御して、表面処理装置1全体の制御を司る。また、制御装置は、電磁コイル20の加工対象物41に対する相対的な位置に応じた電磁コイル20の回転磁場の強さを、加工対象物41則ち現像スリーブ132の品番毎に記憶している。また、本実施形態では、制御装置は、電磁コイル20が加工対象物41の中心軸P方向、即ち長手方向、の中央部から両端部に向かうにしたがって、インバータが電磁コイル20に印加する電圧を徐々に大きくするパターンを予め記憶している。さらに、制御装置には、キーボードなどの各種の入力装置や、ディスプレイなどの各種の表示装置が接続している。
次に、上述した構成の表面処理装置1を用いて加工対象物41の外表面を処理(粗面化)して、現像スリーブ132を製造する工程を説明する。
まず、制御装置に入力装置から加工対象物41則ち現像スリーブ132の品番などを入力する。そして、加工対象物41の中心軸P方向、即ち長手方向、の両端の外周に円筒状のキャップ51を嵌合させる。そして、両端にキャップ51が取り付けられた加工対象物41を収容槽49内に挿入し、内側に円柱部材42を通してこの円柱部材42に加工対象物41を取り付ける。そして、収容槽49内に磁性砥粒44を供給する。そして、移動ベース70及び電磁コイル20を図1に示す処理開始位置に位置付ける。この処理開始位置は、電磁コイル20が、収容槽49の底壁49bよりも下方に位置付けられた位置である。
そして、モータ80を駆動させて、円柱部材42とともに加工対象物41を中心軸P回りに回転させる。その後、電磁コイル20に三相交流電源からの電圧を印加して、電磁コイル20に回転磁場を発生させる。このことにより、電磁コイル20の内側に位置する磁性砥粒44が自転しながら中心軸P回りに公転して、磁性砥粒44が加工対象物41の外表面に衝突し、加工対象物41の外表面を粗面化する。また、この磁性砥粒44は、電磁コイル20が発生させる回転磁場の電磁力により、電磁コイル20の昇降動作に追従して移動するので、自重による落下がほとんどない状態で粗面化処理が行われる。また、このように磁性砥粒44が衝突することにより加工対象物41から削り取られた削り屑は、自重により加工対象物41よりも下方に落下して収容槽49の底部に堆積する。
そして、アクチュエータ48が、移動ベース70及び電磁コイル20を中心軸Pに沿って図2に示すように上昇させる。そして、図3に示す移動範囲の最上端に移動ベース70及び電磁コイル20が位置付けられると、アクチュエータ48が、移動ベース70及び電磁コイル20を中心軸Pに沿って図4に示すように下降させる。さらに図5に示す位置まで移動ベース70及び電磁コイル20が下降すると、アクチュエータ48が、再度移動ベース70及び電磁コイル20を中心軸Pに沿って図3に示す位置まで上昇させる。こうして予め定められた所定の回数電磁コイル20を中心軸P、即ち垂直方向Y、に沿って往復移動させると、アクチュエータ48が、移動ベース70及び電磁コイル20を図1に示す位置に位置付けて加工対象物41の外表面の粗面化が終了する。
また、上述した移動ベース70及び電磁コイル20の移動時において、電磁コイル20が加工対象物41の中央部から両端部に向かうにしたがって、電磁コイル20の発生する回転磁場が強くなる。そして、回転磁場が強くなるにしたがって、磁性砥粒44の動きが激しくなり、磁性砥粒44がより勢い良く加工対象物に衝突して、該加工対象物41の外表面の表面粗さがより粗くなる。
上述した加工対象物41の外表面の粗面化が終了すると、電磁コイル20への電圧の印加を停止し、モータ80を停止する。そして、収容槽49内から外表面の粗面化が終了した加工対象物41を取り出して、新たな加工対象物41を収容槽49内に収容する。こうして、加工対象物41の外表面の粗面化を行って、外表面の表面粗さが中央部から両端部に向かうにしたがって徐々に粗くされた現像スリーブ132が得られる。
また、上述した粗面化処理を所定の回数行った後、収容槽49を保持回転部43から取り外して、収容槽49の底部に堆積した加工対象物41の削り屑と磁性砥粒44とを貫通孔11などから取り除き、新たな磁性砥粒44を収容槽49内に供給する。即ち、本実施形態において、収容槽49は、特許請求の範囲に記載した回収手段も兼ねている。
本発明によれば、加工対象物41をその中心軸Pが垂直方向Yと平行になる向きで収容槽49内に配置し、電磁コイル20を中心軸Pに沿って加工対象物41及び収容槽49に対して昇降させる構成としたことから、粗面化処理により加工対象物41から削り取られた削り屑を、自重により加工対象物41よりも下方に落下させて収容槽49の底部に集めることができる。また、削り屑が底部一箇所に集められているので、この削り屑を容易に収容槽49内から取り除くことができる。このように、集塵機などを設けずとも削り屑を一箇所に集めることができ、容易に取り除くことができるので、この表面処理装置1の消費電力を抑えることができるとともにこの表面処理装置1を小型化することができる。また、削り屑が収容槽49の底部一箇所に集められているので、この削り屑が粗面化処理時の磁性砥粒44の挙動を妨げることがない。よって、安定した加工が可能となる。
また、本発明によれば、加工対象物41及び収容槽49をそれぞれの中心軸が垂直方向Yと平行になる向きで配置したことから、この表面処理装置1の水平方向Xの寸法を、加工対象物及び収容槽をそれぞれの中心軸が水平方向Xと平行になる向きで配置した従来の表面処理装置よりも小さくすることができ、そのために、この表面処理装置1の設置スペースを小さくすることができる。
また、本発明によれば、電磁コイル20の中心軸方向に沿った全長を、加工対象物41の中心軸P方向の全長の1/2よりも短く形成したことから、電磁コイル20が発生する回転磁場の強さを変更することにより、外表面の表面粗さが中央部から両端部に向かうにしたがって徐々に粗くされた現像スリーブ132を得ることができる。よって、現像剤126の汲み上げ量が少ない現像スリーブ132の両端部の表面粗さを、現像剤126の汲み上げ量が多い現像スリーブ132の中央部の表面粗さより粗くすることができ、現像スリーブ132を有した画像形成装置101が形成する画像にムラが生じることを防止できる。
また、本発明によれば、加工対象物41を回転させるので、該加工対象物41の外表面に一様に磁性砥粒44を衝突させることができ、加工対象物41の外表面を一様に加工することができる。
(第2の実施形態)
続いて、本発明の第2の実施形態を、図7に基づいて説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態にかかる表面処理装置の保持手段の構成を示す断面図である。また、同図において、前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の表面処理装置2は、図7に示すように、粗面化処理中に磁性砥粒44が加工対象物41に衝突することにより生じる加工対象物41の削り屑68を、加工対象物41よりも下方で回収する回収手段8を有している。この回収手段8は、収容槽49に、上述した底壁49bの代わりに取り付けられたフィルタ88と、保持回転部143の円筒部81内に配置された回収容器87と、で構成されている。
上記フィルタ88は、非磁性材料で構成され、メッシュ状に形成されている。また、フィルタ88は、側壁部49aの下端を塞ぐ格好で設けられており、中央に円柱部材42の下端42aを通す貫通穴88aが設けられている。このフィルタ88は、加工対象物41の削り屑68が通ることを許容し、磁性砥粒44が通ることを規制する。即ちフィルタ88は、削り屑68のみを収容槽49の外部に流出させ、磁性砥粒44が収容槽49の外部に流出することを規制する。
上記回収容器87は、上側が開口した円筒状に形成されており、底部に円柱部材42の下端42aを通す貫通穴が設けられている。この回収容器87は、上記フィルタ88の直下に位置するように、円筒部81内に着脱自在に取り付けられている。この回収容器87は、自重により落下してフィルタ88を通り抜けた削り屑68を収容する。さらに、回収容器87は、表面処理装置2により上述した粗面化処理が所定の回数行われた後、円筒部81から取り外されて、内側に溜まった削り屑68が取り除かれる。
本発明によれば、回収手段8により、電力を消費することなく削り屑68のみを容易に回収することができるので、消費電力を抑えることができる表面処理装置2を提供することができる。また、フィルタ88が非磁性材料で構成されているので、磁性砥粒44がフィルタ88に吸着することがない。
(第3の実施形態)
続いて、本発明の第3の実施形態を、図8〜13に基づいて説明する。
図8は、本発明の第3の実施形態にかかる表面処理装置の概略の構成を示す断面図である。図9は、図8に示された表面処理装置の収容槽が移動範囲の最上端の処理開始位置に位置付けられた状態を示す断面図である。図10は、図9に示された表面処理装置の収容槽が下降した状態を示す断面図である。図11は、図10に示された表面処理装置の収容槽がさらに下降した状態を示す断面図である。図12は、図11に示された表面処理装置の収容槽が再度上昇した状態を示す断面図である。図13は、図12に示された表面処理装置の収容槽がさらに上昇した状態を示す断面図である。また、同図において、前述した第1,2の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の表面処理装置3は、図8に示すように、ベース50と、上板71と、一対の支柱47と、これら一対の支柱47に昇降自在に取り付けられた平板状の移動ベース170と、この移動ベース170を昇降させるアクチュエータ48と、前記移動ベース170上に配置された保持回転部43と、収容槽49と、円柱部材42と、一対のキャップ51と、前記上板71上に取り付けられた電磁コイル20と、この表面処理装置3全体の制御を司る図示しない制御装置とを有している。
上記移動ベース170は、上面が水平方向と平行に配されており、保持回転部43を表面上に位置付ける。また、移動ベース170には、一対の支柱47を移動自在に通す支柱通し孔と、ねじ軸48bと螺合するねじ軸通し孔と、が設けられている。また、この移動ベース170上に設置された保持回転部43は、収容槽49をその中心軸が垂直方向Yと平行になる向きで着脱自在に取り付ける。また、アクチュエータ48は、移動ベース170をベース50から上板71までの範囲内に亘って垂直方向Yに沿って昇降させる。さらに、電磁コイル20は、その中心軸が垂直方向Yと平行な状態で、貫通孔13を囲む格好で移動ベース上板71上に取り付けられている。また、電磁コイル20は、円柱部材42及び収容槽49と同軸に配置されている。
また、上述した、移動ベース170とアクチュエータ48とで特許請求の範囲に記載した移動手段をなしている。
また、上記表面処理装置3は、電源停止時には、図8に示すように、移動ベース170が移動範囲の最下端に位置付けられている。
次に、上述した構成の表面処理装置3を用いて加工対象物41の外表面を処理(粗面化)して、現像スリーブ132を製造する工程を説明する。
まず、制御装置に入力装置から加工対象物41則ち現像スリーブ132の品番などを入力する。そして、加工対象物41の中心軸P方向、即ち長手方向、の両端の外周に円筒状のキャップ51を嵌合させる。そして、両端にキャップ51が取り付けられた加工対象物41を収容槽49内に挿入し、内側に円柱部材42を通してこの円柱部材42に加工対象物41を取り付ける。そして、収容槽49内に磁性砥粒44を供給する。そして、移動ベース170及び収容槽49を図9に示す移動範囲の最上端の処理開始位置に位置付ける。この処理開始位置は、収容槽49の底壁49bが電磁コイル20よりも上方に位置付けられた位置である。
そして、モータ80(図6を参照。)を駆動させて、円柱部材42とともに加工対象物41を中心軸P回りに回転させる。その後、電磁コイル20に三相交流電源からの電圧を印加して、電磁コイル20に回転磁場を発生させる。そして、アクチュエータ48が、移動ベース170及び収容槽49を中心軸Pに沿って図10に示すように下降させる。そして、図11に示すように、電磁コイル20と相対する位置に上側のキャップ51が位置付けられると、アクチュエータ48が、移動ベース170及び収容槽49を中心軸Pに沿って図12に示すように上昇させる。さらに図13に示すように、電磁コイル20と相対する位置に下側のキャップ51が位置付けられると、アクチュエータ48が、再度移動ベース170及び収容槽49を中心軸Pに沿って図11に示す位置まで下降させる。こうして予め定められた所定の回数収容槽49を中心軸P、即ち垂直方向Y、に沿って往復移動させると、アクチュエータ48が、移動ベース170及び収容槽49を図9に示す位置に位置付けて加工対象物41の外表面の粗面化が終了する。
上述した加工対象物41の外表面の粗面化が終了すると、電磁コイル20への電圧の印加を停止し、モータ80を停止し、移動ベース170を図8に示す位置に位置付ける。そして、収容槽49内から外表面の粗面化が終了した加工対象物41を取り出して、新たな加工対象物41を収容槽49内に収容する。こうして、加工対象物41の外表面の粗面化を行い、完成品としての現像スリーブ132が得られる。
このように、本発明では、電磁コイル20を固定しかつ収容槽49を中心軸P方向に沿って移動させるようにしても良く、収容槽49を固定しかつ電磁コイル20を中心軸P方向に沿って移動させるようにしても良く、電磁コイル20と収容槽49との双方を中心軸P方向に沿って移動させるようにしても良い。即ち、本発明は、加工対象物41及び収容槽49をそれぞれの中心軸が垂直方向Yと平行になる向きで配置し、かつ、電磁コイル20と収容槽49とを加工対象物41の中心軸方向Pに沿って相対的に移動させるようにすれば良い。
(第4の実施形態)
続いて、本発明の第4の実施形態を、図14に基づいて説明する。
図14は、本発明の第4の実施形態にかかる表面処理装置の保持手段の構成を示す断面図である。また、同図において、前述した第1〜3の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の表面処理装置4は、図14に示すように、第3の実施形態において説明した表面処理装置3の構成に加えて、第2の実施形態において説明した回収手段8を有している。この回収手段8は、収容槽49に、上述した底壁49bの代わりに取り付けられたフィルタ88と、保持回転部143の円筒部81内に配置された回収容器87と、で構成されている。
また、上述した第1〜4の実施形態の表面処理装置1,2,3,4により得られた現像スリーブ132は、図15に示す画像形成装置101を構成する。画像形成装置101は、図15に示すように、装置本体102と、給紙ユニット103と、レジストローラ対110と、転写ユニット104と、定着ユニット105と、複数のレーザ書き込みユニット122Y,122M,122C,122Kと、複数のプロセスカートリッジ106Y,106M,106C,106Kとを少なくとも有している。また、プロセスカートリッジ106Y,106M,106C,106Kは、図16に示すように、カートリッジケース111と、帯電ローラ109と、感光体ドラム108と、クリーニングブレード112と、現像装置113と、を有している。
上記現像装置113は、図16に示すように、トナーと磁性キャリアとを攪拌混合してなる現像剤126を現像ローラ115の外表面に供給する現像剤供給部114と、外表面に吸着した現像剤126を感光体ドラム108に受け渡す現像剤担持体としての現像ローラ115と、現像ローラ115の外表面に吸着した現像剤126を削ぎ落として所望の厚さにする規制ブレード116とを有している。また、現像ローラ115は、芯金134と、この芯金134の外周に設けられた複数の固定磁極を有するマグネットローラ133と、このマグネットローラ133を内包して、芯金134回りに回転自在に設けられた上記現像スリーブ132と、を有している。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる表面処理装置の概略の構成を示す断面図であり、電磁コイルが処理開始位置に位置付けられた状態を示す図である。 図1に示された表面処理装置の電磁コイルが上昇した状態を示す断面図である。 図2に示された表面処理装置の電磁コイルがさらに上昇して移動範囲の最上端に位置付けられた状態を示す断面図である。 図3に示された表面処理装置の電磁コイルが下降した状態を示す断面図である。 図4に示された表面処理装置の電磁コイルがさらに下降した状態を示す断面図である。 図1に示された表面処理装置の保持手段の詳細な構成を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態にかかる表面処理装置の保持手段の構成を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態にかかる表面処理装置の概略の構成を示す断面図である。 図8に示された表面処理装置の収容槽が移動範囲の最上端の処理開始位置に位置付けられた状態を示す断面図である。 図9に示された表面処理装置の収容槽が下降した状態を示す断面図である。 図10に示された表面処理装置の収容槽がさらに下降した状態を示す断面図である。 図11に示された表面処理装置の収容槽が再度上昇した状態を示す断面図である。 図12に示された表面処理装置の収容槽がさらに上昇した状態を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態にかかる表面処理装置の保持手段の構成を示す断面図である。 図1に示された表面処理装置で得られた現像スリーブを有した画像形成装置の概略の構成を示す説明図である。 図15に示された画像形成装置のプロセスカートリッジの断面図である。 図16中のV−V線に沿う断面図である。 図17に示された現像スリーブの斜視図である。
符号の説明
1,2,3,4 表面処理装置
8 回収手段
20 電磁コイル(磁場発生部)
41 加工対象物
42 円柱部材(保持手段)
43,143 保持回転部(保持手段)
44 磁性砥粒
48 アクチュエータ(移動手段)
48b ねじ軸(軸部材)
49 収容槽(回収手段)
68 削り屑
70,170 移動ベース(移動手段)
80 モータ(回転手段)
83,84 プーリ(回転手段)
85 タイミングベルト(回転手段)
86 軸受(保持手段)
87 回収容器
88 フィルタ

Claims (5)

  1. 円筒状の加工対象物の中心軸が垂直方向になる向きで配置された当該加工対象物、及び、磁性砥粒を収容した垂直方向の向きに設けられた収容槽と、
    前記加工対象物を、その中心軸が垂直方向になる向きで当該中心軸回りに回転自在に保持する保持手段と、
    前記収容槽内に回転磁場を発生させて、該回転磁場により前記磁性砥粒を前記加工対象物に衝突させる、前記中心軸方向の全長が前記加工対象物の中心軸方向の全長の1/2よりも短く形成された、磁場発生部と、
    前記磁場発生部と前記収容槽とを前記加工対象物の中心軸方向に沿って相対的に移動させる移動手段と、
    前記磁性砥粒の衝突によって、前記加工対象物から削り取られた削り屑が、前記加工対象物よりも下方で回収される回収手段と、
    を有していることを特徴とする表面処理装置。
  2. 前記回収手段が、前記磁性砥粒が通り抜けることを規制するとともに前記削り屑が通り抜けることを許容するフィルタと、該フィルタの下方に設けられた前記削り屑を収容する回収容器と、を有していることを特徴とする請求項1に記載の表面処理装置。
  3. 前記保持手段が、
    円柱状に形成され、その円柱状の一端が前記収容槽内に位置付けられて前記加工対象物の内側に通され、かつ、その円柱状の他端が前記収容槽外に位置付けられた円柱部材と、
    前記円柱部材の他端を回転自在に支持する軸受と、
    前記円柱部材の他端に連結されて当該円柱部材に回転力を付与する回転手段と、
    を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表面処理装置。
  4. 前記移動手段が、
    前記加工対象物の中心軸方向に沿って設けられた軸部材と、
    前記磁場発生部が表面上に設けられる移動ベースと、を有し、そして、
    前記移動ベースが、前記軸部材の表面上を前記中心軸方向に沿って移動自在に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のうち1項に記載の表面処理装置。
  5. 前記移動手段が、
    前記加工対象物の中心軸方向に沿って設けられた軸部材と、
    前記収容槽が表面上に設けられる移動ベースと、を有し、そして、
    前記移動ベースが、前記軸部材の表面上を前記中心軸方向に沿って移動自在に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のうち1項に記載の表面処理装置。
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