JP2009022242A - 天然芝マット及びそれを用いた緑化設備 - Google Patents

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    • Y02B80/32Roof garden systems

Abstract

【課題】有害な雑菌や他の植物の種子が含まれる土を蒔く必要がなく、利用者の手間を省いて使い勝手に優れた天然芝マットを実現する。
【解決手段】多孔質の透水性耐根シート2の上にココピス3を積層し、ココピスに天然芝4を植生してロール状に巻回可能に形成する。ココピスは、保水性及び通気性に優れ、かつ、芝の生育に欠かせない栄養成分が豊富で、製造過程で殺菌処理できるから、雑草などの種子が混入するおそれがない。また、ココピスに植生された天然芝の根が生育してココピスの粒子の間に伸張し、透水性耐根シートに絡んで天然芝とココピスと透水性耐根シートが芝の根によって一体化され、任意の幅及び長さにカットしても形状が崩れないので、運搬及び取り扱いに容易な天然芝マットを実現できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、天然芝マット及びそれを用いた緑化設備に係り、具体的には、建物の屋上、ベランダ、バルコニー、庭、あるいは道路ののり面等に設置するのに好適な天然芝マット及びそれを用いた緑化設備に関する。
一般住宅、マンション、オフィスビル、学校、病院、幼稚園、保育園などの各種施設の建物の屋上、ベランダ、テラス、バルコニーは、一般に、コンクリート等を用いて施工され、さらに表面にタイルなどの化粧が施される。
コンクリートやタイルを用いて施工された屋上やベランダ等は、日光が照射して高温になり、その照り返し等によって居住者に不快感を及ぼすという問題がある。そのため、従来、簡易な方法として、化学繊維などを用いて形成した人工芝ロールマットを敷き詰めることが行われているが、温度上昇の抑制には余り効果がなく、照り返しの緩和効果についても期待するほどではない。
また、従来、屋上などに天然培土又は人口培土を敷き詰め、それらの培土に植物を植えることが行われている。しかし、大掛かりな散水設備及び防水設備が必要になることから、建設費が上昇するという問題がある。また、屋上などの構造が重量に耐える必要があることから、既存の建物には適用できない場合が多い。
一方、屋上、ベランダ、屋内の緑化を推進するため、取り扱いを容易な天然芝マットが提案されている(例えば、特許文献1、2)。これによれば、合成樹脂製の糸状体を所定の厚みの繊維状に編成した繊維状立体シートに天然芝を植生して天然芝マットを形成し、その天然芝マットを合成樹脂製の箱状の収納体に収納して緑化場所に設置するようにしている。また、箱状の収納体の底面に凹凸を形成し、その凹部に必要に応じて土壌、肥料などの土肥材を入れ、繊維状立体シート内に伸張する天然芝の根が、さらに収納体の凹部に達して水及び肥料を吸収するようにしている。特に、天然芝マット部分を収納体から取り外して専門家に回収してもらい、手入れ作業を行った後、再び収納体内に設置するようにできるから、レンタル形式で利用することができるとしている。
特開平10−108545公報 特開平11−113396号公報
しかしながら、上記の特許文献1、2に記載されている天然芝マットは、合成樹脂の繊維状立体シートに天然芝を植生させる構成を採用しているから、芝の育成に必要な水及び土等の育成材を天然芝マットの上から適宜時期に蒔かなければならない。したがって、利用者の手間を省くということについて改良すべき課題がある。また、有害な雑菌や他の植物の種が育成材の土に含まれるおそれがあるから、雑草取りの手間がかかり、かつ病気により芝の生育障害が発生するおそれがある。また、収納体の凹部に溜まった余剰水が腐敗するおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、有害な雑菌や他の植物の種子が含まれる土を蒔く必要がなく、利用者の手間を省いて使い勝手に優れた天然芝マットを実現することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の天然芝マットは、多孔質の透水性耐根シートの上面に天然素材からなる人工培土を積層し、前記人口培土に天然芝を植生してロール状に巻回可能に形成することを特徴とする。
天然素材からなる人工培土は、保水性及び通気性に優れ、かつ、芝の生育に欠かせない栄養成分が豊富なものを採用することが可能であり、しかも製造過程で殺菌処理できるから、雑草などの種子が混入するおそれがない。また、天然素材からなる人工培土に植生された天然芝の根が生育すると、人工培土の粒子の間に伸張して多孔質の透水性耐根シートに絡み、天然芝と人工培土と透水性耐根シートが芝の根によって一体化される。このように天然芝と人工培土と透水性耐根シートが一体化されたものを、任意の幅及び長さにカットすることにより、本発明の天然芝マットを製造することができる。
したがって、本発明のカットした天然芝マットは、形状が崩れることがなく、一定の柔軟性を有することから、ロール状に巻くことができるので、搬送などの取り扱いが容易になる。また、散水するだけで人工培土に含まれる養分により芝を育成できるから、利用者の手間を省くことができ、使い勝手のよい天然芝を実現できる。
なお、人口培土は、ココ椰子を原料に製造された一般にココピスと称されるスポンジ状の粒子を用いることができる。透水性耐根シートは、合成繊維の不織布、あるいは植物の根が嫌う薬剤が含浸された合成繊維の不織布を用いることができる。
また、本発明の緑化設備は、枠体と、前記枠体で囲われる設置面を覆って前記枠体の内枠面にわたって設けられた不透水性耐根シートと、該不透水性耐根シートの上に積層された天然素材からなる人工培土層と、前記枠体の少なくとも一部の底部に設けられた排水口とを備えてなる基盤を、屋上やベランダなどの設置場所に組み立て、前記人工培土層の上に潅水チューブを配設し、前記人工培土層の全面に本発明の天然芝マットを載置して形成することができる。
これによれば、本発明の天然芝マットの効果に加えて、潅水チューブから供給される水は天然芝マットの人口培土層に浸透し、余浄水は基盤の人工培土層を浸透して底部の排水口から排出されるから、余剰水の腐敗を軽減できる。
また、本発明の緑化設備は、本発明の天然芝マットを、庭、道路や造成地ののり面などの土面に貼り付けて形成することができる。
本発明によれば、有害な雑菌や他の植物の種子が含まれる土を蒔く必要がなく、利用者の手間を省いて使い勝手に優れた天然芝マットを実現することができる。
以下、本発明の天然芝マット及びこれを用いた緑化設備の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1に本発明の天然芝マットの一実施形態の断面図を示し、図2に天然芝マットの全体斜視図を示す。
図1に示すように、本実施形態の天然芝マット1は、多孔質の透水性耐根シート2の上面に天然素材を用いてなる人工培土3を積層し、人口培土3に天然芝4を植生して形成されている。
人工培土3は、ココ椰子を原料に製造されたスポンジ状の粒子であり、一般にココピスと称されている。ココピスは、保水性及び通気性に優れ、かつ、芝の生育に欠かせない栄養成分が豊富である。なお、人工培土3には、他の天然素材を混合して用いることができる。混合する他の天然素材としては、ヤシガラ炭、くん炭などを用いることができる。ヤシガラ炭は、有効微生物等を活性化する作用、有害物質やガスを吸着、浄化し、植物の生育を促進し、ミネラル分も豊富である。
多孔質の透水性耐根シート2は、合成繊維の不織布を用いることができる。これによれば、不織布に芝の根が絡んで、透水性耐根シート2と人工培土3と天然芝4とを強固に一体化できる。逆に、芝の根が透水性耐根シート2に絡みすぎて、透水性が損なわれるのを防止するため、芝の根が嫌う薬剤が含浸された不織布を用いるのが好ましい。
天然芝4は、どのような種類の芝でもよいが、見た目や手触り感触及び踏み圧の回復力に優れたバミューダグラス、ケンタッキーブルーグラスを用いることが好ましい。
本実施形態の天然芝マットによれば、天然素材の人口培土3を用いていることから、保水性及び通気性に優れたものとすることができ、かつ、芝の生育に欠かせない栄養成分が豊富なものとすることができる。
また、天然素材の人口培土3は、製造過程で殺菌処理でき、雑草などの種子が混入することがないから、雑草取りなどの手間が省け、かつ病害の発生を抑えることができる。
しかも、透水性耐根シート2と人工培土3と天然芝4とが根によって一体化されるから、天然芝マット1を任意の幅(例えば、30cm)及び長さ(例えば、170cm)にカットしても形状が崩れることがなく、一定の柔軟性を有する。したがって、カットした天然芝マット1、ロール状に巻くことにより、持ち運びなどの取り扱いが容易な天然芝マットを得ることができる。
また、本実施形態の天然芝マット1を屋上などの緑化場所に並べて設置すれば、水をまくだけの手間で人工培土に含まれる養分により芝を育成できるから、利用者の手間を省くことができ、使い勝手のよい天然芝を実現できる。さらに、天然芝マット1の生育が不順になった場合は、天然芝マット1の部分のみを剥がし、新しい天然芝マット1に張り替えることにより、速やかに緑化を回復できるから、レンタルにも好適である。
(実施形態2)
図3に、本発明の天然芝マットを用いた緑化設備の一実施形態の平面図を示す。また、図4と図5に、図3の線IV−IV及び線V-Vにおける断面図をそれぞれ示す。
本実施形態は、本発明の天然芝マット1をベランダの緑化設備に適用した例である。それらの図に示すように、ベランダのコンクリート面9に、天然芝マット1を敷設する基盤10を設置する。基盤10は、木材又は合成樹脂などにより矩形状に形成した枠体11と、不透水性耐根シート14と、天然素材からなる人工培土を敷き詰めた透水層15を有して形成される。枠体11の少なくとも一辺の内側に沿って、2枚の板材12を間隔Lを空けて設置されている。また、間隔Lに対応する位置の枠体11に、板材12の厚みに相当する高さの排水口13が形成されている。
不透水性耐根シート14は、枠体11で囲われるコンクリート面9及び2枚の板材12の上面を覆って貼り付けられている。特に、不透水性耐根シート14の周縁は、枠体11の内枠面に沿って立ち上げられ、両面接着テープなどを用いて枠体11に接着されている。また、2枚の板材12の間隔L及び排水口13の部位の不透水性耐根シート14は、コンクリート面9に接して配置される。なお、コンクリート面9は、図3の矢印17方向に傾斜しているものとする。
透水層15は、実施形態1と同様の天然素材からなる人工培土、例えばココピスを、不透水性耐根シート14の上に敷き詰めて形成される。この透水層15の上面位置は、枠体11の上面から天然芝マット1の厚みだけ低い位置に調整される。このようにして形成された基盤10の透水層15の上に、十分に育成された複数の天然芝マット1が敷き詰められている。図示例では、5本の天然芝マットが、排水口13が設けられた枠体11の辺に平行にして密接に敷き詰められている。
また、排水口13の位置から最も遠い天然芝マット1の辺部に沿って、潅水チューブ16が埋め込まれている。潅水チューブ16の一端は、図示していないポリタンクなどのような給水装置に連結され、他端は閉塞されている。また、潅水チューブ16は、樹脂製のチューブの長さ方向の適宜箇所に複数の細孔が形成され、給水装置から供給される水が天然芝マット1及び透水層15に浸透するようになっている。なお、潅水チューブ16は、複数の細孔に代えて、点滴機能を備えた周知の点滴チューブを設けることができる。また、緑化設備が広い場合は、潅水チューブ16に代えて、スプリンクラーを設備することもできる。
本実施形態によれば、潅水チューブ16から供給される水は、天然芝マット1の人口培土に浸透するとともに、透水層15に浸透する。透水層15に浸透した水の余浄水は、不透水性耐根シート14に沿って排水口13から周辺に排出される。また、潅水に肥料を混ぜることにより、容易に追肥することができる。
上述したように、本実施形態によれば、ベランダなどの設置場所に枠体11を設置して不透水性耐根シート14を敷き、不透水性耐根シート14の上に透水層15を設けて基盤10を形成し、透水層15の上にロール状に巻かれた天然芝マット1を広げて設置することにより、簡単な作業でベランダなどを天然芝により緑化することができる。
また、本実施形態の天然芝マット1を用いた緑化設備によれば、潅水チューブ16により自動的に水をまくことができ、人工培土に含まれる養分により芝を育成できるから、利用者の手間を省くことができ、使い勝手のよい緑化設備を実現できる。
また、実施形態1で述べたように、天然芝マット1及び透水層15は、天然素材の人口培土を用いていることから、製造過程で殺菌処理でき、雑草などの種子が混入することがないから、使用時に雑草取りなどの手間が省けるとともに、病害の発生を抑えることができるという効果がある。
また、透水層15に溜まる余剰水は、排水口13から排水されるので、余剰水の腐敗を防止できる。なお、本実施形態では、潅水チューブ16を1本のみ設ける例を示したが、潅水チューブ16の本数は、緑化設備の面積に応じて間隔を空けて並列に複数本設けることが望ましい。また、潅水チューブ16をジグザグ状に配設することができる。
また、本実施形態の緑化設備は、他の工法に比べて非常に軽量であり、しかも散水設備及び防水設備を簡単化できるから、既存の建築物の屋上にも容易に設置できる。さらに、天然芝マット1の生育が不順になった場合は、天然芝マット1の部分のみを剥がし、新しい天然芝マット1に張り替えることにより、速やかに緑化を回復できるから、レンタルにも好適である。
なお、本実施形態では、ベランダに緑化設備を設置する例を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、本発明の天然芝マット1を、一般住宅、マンション、オフィスビル、学校、病院、幼稚園、保育園などの各種施設の建物の屋上、ベランダ、テラス、バルコニー等に、基盤10を設けて設置することにより、容易に緑化することができる。
これにより、日光の照り返しなどを抑えて、夏季の室温の上昇を抑制でき、また酸性雨や紫外線などによる屋上等の建築物の防水層の劣化を防止でき、かつ夏季の断熱及び冬の保温を効果的に行うことができる。さらに、COを吸収して地球温暖化の抑制に寄与しうる。
また、建物に限らず、庭、道路や造成地ののり面などの土面に、本発明の天然芝マット1を直接貼り付けて緑化することができる。
(実施形態3)
図6に、実施形態2の枠体11の他の実施形態を示す。本実施形態は、標準化した複数種類の枠体ユニットを適宜組み合わせて矩形状の枠体11を組立可能にしたことを特徴とする。図6(A)は枠体ユニットI、IIの平面図を示し、同(B)は枠体ユニットIの側面図と枠体ユニットIIの正面図をそれぞれ示している。
図に示すように、枠体ユニットIは、枠体11を形成するための直方形の縁部材21と、縁部材21の下面にネジ又は接着剤などにより固定された下板部材22を有して形成されている。縁部材21の長さは下板部材22の長さよりも寸法L1だけ長く形成され、縁部材21の幅は下板部材22の幅よりも寸法L1だけ短く形成されている。同様に、枠体ユニットIIは、枠体11を形成するための直方形の縁部材23と、縁部材23の下面にネジ又は接着剤などにより固定された下板部材24を有して形成されている。そして、縁部材23の長さは、下板部材24の長さ方向の両端から寸法L1だけ突き出すように形成され、縁部材23の幅は下板部材24の幅よりも寸法L1だけ短く形成されている。
このように構成されることから、枠体ユニットIを枠体11の角部に配置し、枠体ユニットIの下板部材22の上面の端に枠体ユニットIIの縁部材23の一端を重ねて、ネジ又は接着剤などにより固定することにより、枠体11の角部を形成できる。枠体ユニットIIは伸張部材であり、枠体11の大きさに応じて、複数の枠体ユニットIIを突合せて金具等により連結して用いる。そして、次の角部には、枠体ユニットIIに枠体ユニットIを突合せて金具等により連結する。このようにして、所望の大きさの枠体11を組み立てることができる。
また、枠体ユニットIIと枠体ユニットIの突合せ部、及び枠体ユニットII同旨の突合せ部には、下板部材22,24の厚さを高さとし、2×L1の幅の排水口13が形成される。
したがって、本実施形態によれば、2種類の枠体ユニットを用意することにより、様々な大きさの基盤10を容易に組み立てることができるから、緑化設備の施工費を低減できるとともに、施工期間を短縮することができる。
本発明の天然芝マットの一実施形態の断面構成図である。 本発明の天然芝マットの一実施形態の斜視図である。 本発明の天然芝マットを用いてベランダに形成した一実施形態の緑化設備の平面図である。 図3の線IV−IVにおける断面図である。 図3の線V−Vにおける断面図である。 図3の枠体の他の実施例を説明する図である。
符号の説明
1 天然芝マット
2 透水性耐根シート
3 人工培土
4 天然芝
10 基盤
11 枠体
12 板材
13 排水口
14 不透水性耐根シート
15 透水層
16 潅水チューブ

Claims (6)

  1. 多孔質の透水性耐根シートの上面に天然素材からなる人工培土を積層し、前記人口培土に天然芝を植生してロール状に巻回可能に形成された天然芝マット。
  2. 請求項1に記載の天然芝マットにおいて、
    前記人口培土は、ココ椰子を原料に製造されたスポンジ状の粒子であることを特徴とする天然芝マット。
  3. 請求項1に記載の天然芝マットにおいて、
    前記透水性耐根シートは、合成繊維の不織布であることを特徴とする天然芝マット。
  4. 請求項1に記載の天然芝マットにおいて、
    前記不織布には、植物の根が嫌う薬剤が含浸されてなることを特徴とする天然芝マット。
  5. 枠体と、前記枠体で囲われる設置面を覆って前記枠体の内枠面にわたって設けられた不透水性耐根シートと、該不透水性耐根シートの上に積層された天然素材からなる人工培土層と、前記枠体の少なくとも一部の底部に設けられた排水口とを備えてなる基盤と、前記人工培土層の上に配設された潅水チューブと、前記人工培土層の全面に請求項1又は2に記載の天然芝マットを載置して形成された緑化設備。
  6. 請求項1又は2に記載の天然芝マットを天然土壌の土面に載置してなる緑化設備。
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