JP2009020443A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置の設置スペースの有効利用を図り、かつ転倒防止脚の使用時における表示装置の設置の安定性の向上を図る。
【解決手段】画像情報を表示する表示画面を有する表示部102と、この表示部を略直立状態とするように支持する台座部104を備える表示装置100であって、台座部には、表示装置の転倒を防止するために台座部に対して当該台座部の設置面と略平行方向に挿脱可能に設けられ、かつ電子機器を載置可能な載置面112aが形成された載置台112が上面側に設けられた転倒防止部材110と、この転倒防止部材が台座部へ収納時に電子機器を収納可能な空間部108aと、を備え、転倒防止部材は、載置面が略水平状態を維持した状態でスライド移動するスライド部材111が台座部に設けられた案内部材107によって、一定方向へスライド移動を案内される。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示ディスプレイやプラズマディスプレイ等の表示画面を有する表示部を備える表示装置に関し、特に、表示部を支持する台座部に備わる転倒防止脚に関する。
一般に、LCD( Liquid Crystal Display )やプラズマディスプレイ等の薄型かつ大型の表示画面を有する表示部をスタンド上に載置し、移動可能にキャスターを設けた表示装置は、重心が高い位置にあるので、表示部の重量により、移動時に表示装置が転倒する虞がある。当該転倒を防止するための表示装置用台座として、表示装置の表示部を支持する台座部からスライドして引き出し・収納が可能なディスプレイ用転倒防止脚を設けた薄型表示装置用台座が特許文献1に開示されている。
特開平10−333594号公報
上記の薄型表示装置用台座は、台座部内に収納可能な転倒防止脚を設けることによって、薄型表示装置を壁面から離した状態で設置するときには、台座部から転倒防止脚を突出させて薄型表示装置の転倒防止を図れ、転倒防止脚を台座部内に収納することによって、薄型表示装置を壁面に近接して設置することができる。換言すると、薄型表示装置を壁面から離しての設置、および近接させての設置の双方の場合でも、転倒防止脚を台座部に対して、引き出し・収納することにより、薄型表示装置の転倒防止が図れる。
しかしながら、当該薄型表示装置用台座では、転倒防止脚は、薄型表示装置の転倒防止を目的としてのみ利用されるものであり、転倒防止脚を台座部から引き出した際に、転倒防止脚の占有するスペースが他の用途に有効に利用されるものでなかった。
また、薄型表示装置の転倒を防止するために、転倒防止脚を台座部から引き出した際に、表示部の荷重による台座部および転倒防止脚への重量負荷にバラツキがあるために、表示部を保持する台座部および当該台座部の補助的保持手段となる転倒防止脚によって、表示装置を水平面に設置した際に、表示装置ががたつき、当該設置が不安定な状態となることが問題となっていた。
そこで、本発明は、従来の表示装置が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、表示装置の設置スペースの有効利用を図り、かつ転倒防止脚の使用時における表示装置の設置の安定性の向上の可能な、新規かつ改良された表示装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある実施の態様によれば、画像情報を表示する表示画面を有する表示部と、この表示部を略直立状態とするように支持する台座部を備える表示装置であって、台座部には、表示装置の転倒を防止するために、台座部に対して当該台座部の設置面と略平行方向に挿脱可能に設けられ、かつ電子機器を載置可能な載置面が形成された載置台が上面側に設けられた転倒防止部材と、この転倒防止部材が台座部へ収納時に電子機器を収納可能な空間部と、を備えることを特徴とする表示装置が提供される。
このように、台座部に対してスライド可能な転倒防止部材にプリンタ等の電子機器を載置できる載置台を設けることによって、転倒防止脚を備える表示装置の設置スペースを有効利用することが出来る。また、表示装置を移動させる際に、転倒防止脚を引き出した際には、電子機器が引き出した方向に移動するので、電子機器の重量が引き出した方向に分配されて、複数のキャスターの中央部分に装置全体の重量が均等に分配されることによって、表示装置の移動の際の安定性が向上する。
このとき、上記実施の態様において、転倒防止部材には、この転倒防止部材が台座部に収納時は、設置面から離間し、台座部から引き出し時は、設置面に当接する移動用車輪が備わることとしてもよい。
転倒防止部材に取り付けた移動用車輪となるキャスターが常に床面に接触した状態である場合では、表示装置全体の重量がキャスターに加わって、転倒防止部材をスライド移動させる際に余分な力を要するが、このような構成とすることにより、転倒防止部材のスライド移動中の表示装置全体の荷重を緩和するので、より小さい力で転倒防止部材を移動させることが出来るようになる。
このとき、上記実施の態様において、転倒防止部材には、この転倒防止部材の台座部への装着状態と装着解除状態とを切り換える装着状態切換手段が備わることとしてもよい。
このような構成とすることにより、装着状態切換手段となる解除レバーによって、容易に転倒防止部材の台座部への装着状態と装着解除状態とを切り換えることが出来るので、転倒防止部材の使用における操作が容易になる。
このとき、上記実施の態様において、転倒防止部材は、載置面が略水平状態を維持した状態でスライド移動するスライド部材が台座部に設けられた案内部材によって、一定方向へスライド移動を案内されることとしてもよい。
このような構成とすることにより、転倒防止部材を構成するスライド部のスライド移動方向へのスライド操作の精度が向上するようになるので、転倒防止部材の使用時のがたつきが低減される。
このとき、上記実施の態様において、台座部には、転倒防止部材の収納状態または引き出し状態で固定する転倒防止部材固定手段を備えることとしてもよい。
このように、転倒防止部材を台座部に対して収納状態または引き出し状態の何れかで固定されるようにすることによって、双方の状態における転倒防止部材が台座部に対して安定した状態で維持されるようになる。
このとき、上記実施の態様において、スライド部材には、このスライド部材のスライド移動を補助するスライド移動補助手段が案内部材を挟み込むようにして設けられることとしてもよい。
このような構成とすることにより、転倒防止部材の台座部からの出し入れが円滑に実行されるようになるので、容易に表示装置を転倒防止可能な状態にすることが出来る。
このとき、上記実施の態様において、転倒防止部材は、表示画面と略平行な方向に移動可能に設けることとしてもよい。
このような構成とすることにより、例えば、表示画面上に画像を表示した状態で載置台上の画像形成装置のメンテナンス作業を行っても、メンテナンスを行う者が表示画面の側方に位置することが可能となるので、メンテナンスを行う者によって表示画面が隠されることが防止される。
このとき、上記実施の態様において、転倒防止部材には、載置台に載置された電子機器を隠蔽する遮蔽部材が設けられていることとしてもよい。
このような構成とすることにより、遮蔽部材となるカバーにより、表示画面の向けられた方向に位置する第三者の視野に、転倒防止部材の収納時・引出し時の何れの場合であっても、電子機器を隠せるので、美観を損ねることがない。
以上説明したように、本発明によれば、台座部に対してスライド可能な転倒防止脚にプリンタ等の電子機器を載置できる載置台を設けることによって、当該電子機器のメンテナンスを容易にし、転倒防止脚を備える表示装置の設置スペースを有効利用できる。また、転倒防止脚の引き出し時には、電子機器が引き出した方向に移動するので、電子機器の重量が引き出した方向に配分されて、複数のキャスターの中央部分に装置全体の重量が均等に配分されるようになるので、表示装置の設置の際の安定性が向上する。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の表示装置の第1の実施の形態の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態の表示装置の全体の概要構成を示す斜視図である。表示装置100は、大型LCD等の表示画面102aを有する表示部102と、この表示部102を略直立状態とするように支持する台座部104を備える。
本実施の形態では、台座部104は、表示装置100が設置される設置面となる床面と接触する基台106と、当該基台106と表示部102を連結する2つの脚部108を備える構成となっている。すなわち、図1に示すように、基台106と表示部102との間における1対の脚部108の間の部分は、空間部108aとなっている。
基台106は、表示装置100の転倒を防止するために、台座部104の設置面と略平行方向に挿脱可能、換言すると、台座部104の基台106からスライド移動により引き出し・収納の切り換えが可能な転倒防止部材となる転倒防止脚110を備えている。転倒防止脚110の上面側には、プリンタ等の電子機器類を載置することが可能な載置面112aが形成された載置台112を備えている。このように、転倒防止脚110の上面側に当該載置台112を設けることによって、転倒防止脚110が台座部104の基台106へ収納時には、載置台112上のうち脚部108の間の空間部108aに電子機器を収納することが出来る。
基台106および転倒防止脚110の底面側には、表示装置100の移動を容易にするための移動用車輪となるキャスター114が複数設けられている。すなわち、表示装置100を設置した際の当該表示装置100の重量がこれらの各キャスター114に分散されて掛かることとなる。
次に、本実施の形態の表示装置に備わる台座部の構成について図面を参照して説明する。図2は、本実施の形態の表示装置に備わる台座部の斜視図であり、(a)は、本実施の形態の表示装置の転倒防止脚を収納した状態の台座部の斜視図であり、(b)は、本実施の形態の表示装置の転倒防止脚を引き出した状態の台座部の斜視図である。
前述したように、台座部104の基台106には、表示装置100の転倒を防止するために、当該基台106からスライド移動により、引き出し・収納の切り換えが可能な転倒防止脚110が設けられている。本実施の形態では、図2に示すように、転倒防止脚110は、脚部108と略平行な方向、換言すると、表示部102の表示画面102aに対して、略垂直方向にスライド移動可能な構成となっている。当該転倒防止脚110には、この転倒防止脚110が台座部104の基台106へ装着された状態と装着が解除された状態とを切り換える装着状態切換手段となる解除レバー116が備わる。なお、この解除レバー116の詳細については、後述する。
本実施の形態では、図2(a)に示すように、転倒防止脚110を基台106に収納した状態とすることにより、表示装置100を静止した状態で設置した際の設置に要する面積を小さくすることが出来る。
一方、図2(b)に示すように、転倒防止脚110を基台106から引き出した状態とすることにより、表示装置100を移動している際には、装置全体を安定させて、転倒の危険から回避することが出来る。
また、台座部104には、転倒防止脚110の収納状態または引き出し状態で固定する固定手段となる転倒防止脚固定部118が脚部108の近傍に設けられている。転倒防止脚固定部118は、2本の締結ネジ119と留め板120を備える。本実施の形態では、基台106と転倒防止脚110のそれぞれに形成されたねじ穴部106a、110aに、これら基台106と転倒防止脚110のそれぞれを締結されるための2本の締結ネジ119が留め板120を介して連結させることによって、基台106に対して転倒防止脚110が挿脱方向に移動しないように固定される。
本実施の形態では、基台106側には、1つのねじ穴部106a、転倒防止脚110側には、2つのねじ穴部110a、110bがそれぞれ形成されている。転倒防止脚110側に形成されたねじ穴部110a、110bは、転倒防止脚110のスライド移動方向に沿って、所定の間隔を有するようにして設けられている。ねじ穴部110a、110bをこのように設けることによって、転倒防止脚110の収納状態時には、図2(a)に示すように、転倒防止脚110の外側に有するねじ穴部110aと基台106側のねじ穴部106aに締結ネジ119が留められ、これらの締結ネジ119が留め板120を介して連結される。このため、転倒防止脚110が基台106に収納された状態で固定される。一方、転倒防止脚110の引き出し状態時には、図2(b)に示すように、転倒防止脚110の内側に有するねじ穴部110bと基台106側のねじ穴部106aに締結ネジ119が留められ、これらの締結ネジ119が留め板120を介して連結される。このため、転倒防止脚110が基台106から引き出された状態で固定される。
このように、転倒防止脚固定部118の締結ネジ119によって、転倒防止脚110を台座部104に対して収納状態または引き出し状態の何れかで固定されるように締結させるので、双方の状態における転倒防止脚110が台座部104の基台106に対してがたつくことなく安定した状態を維持出来るようになる。
なお、本実施の形態では、転倒防止脚110には、ねじ穴部110a、110bが転倒防止脚110のスライド移動方向に沿って、2つ設けられているが、当該スライド移動方向に沿って所定間隔で設けられていれば、転倒防止脚110の引き出し状態を複数段階で固定可能とするために、3つ以上のねじ穴部を設けても良い。
次に、本実施の形態の表示装置の回路構成の概略について、図面を使用しながら説明する。図3は、本実施の形態の表示装置の全体の回路構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、表示部102の表示画面102a側となる前面には、操作手段となるタッチパネル103が設けられている。当該表示部102では、このタッチパネル103のタッチ部分の座標を検出して、タッチ操作に基づいて、様々な情報を表示画面102aに表示することが出来る。また、本実施の形態では、PC( Personal Computer )等の情報処理装置122が表示部102に接続され、表示部102で表示するための情報を出力する。この情報処理装置122によって、表示部102で出力された表示情報は、プリンタ124によって、印字出力されるように構成されている。当該プリンタ124は、本発明の電子機器に相当する。
次に、本実施の形態の表示装置の詳細な構成について、図面を使用しながら説明する。図4は、本実施の形態の表示装置の側面図であり、転倒防止脚を収納した状態を示し、図5は、本実施の形態の表示装置の側面図であり、転倒防止脚を引き出した状態を示す。
前述したように、表示装置100は、表示画面102a側にタッチパネル103を有する表示部102が台座部104によって、略直立状態に支持される構成となっている。本実施の形態では、表示部102のタッチパネル103の反対側、換言すると、表示部102の背面側となる台座部104の上面側となる載置部104aには、情報処理装置122が設置されている。
台座部104は、基台106と、当該基台106と表示部102を連結する2つの脚部108を備えており、転倒防止脚110が基台106に収納時には、脚部108の間の空間部108aに位置することになる載置台112に載置されたプリンタ124が表示部102の下に位置するように収納されるようになる。
基台106の底側には、前述したように、表示装置100の移動を容易にするためのキャスター(基台側キャスター)114が設けられている。また、基台106の脚部108の根元間には、転倒防止脚110をスライド移動するようにガイドする案内部材となるレール部106が2つの脚部108を連結するように設けられている。
転倒防止脚110には、レール部107に沿ってスライド移動するためのスライド部111と、プリンタ等の電子機器類を載置することが可能な載置面112aが形成された載置台112と、転倒防止脚110の移動を容易にするためのキャスター(転倒防止脚側キャスター)114aが設けられている。本実施の形態では、レール部107が脚部108と略平行な方向、換言すると、表示部102の表示画面102aに対して、略垂直方向に設けられているので、転倒防止脚110のスライド部111は、表示部102の表示画面102aに対して、略垂直方向にスライド移動可能となる。
転倒防止脚110のスライド部111をレール部107に沿ってスライド移動させることによって、台座部104の基台106から引き出すと、図5に示すように、載置台112に載置された電子機器であるプリンタ124の上面および側面が開放されるようになる。このため、図6に示すように、プリンタ124のカバー124aを開放して、プリンタ124のジャム処理や現像剤カートリッジ124bを装着して現像剤補給等のメンテナンス作業が実行し易い状態へ容易に切り換えられるようになる。
次に、台座部に備わる基台および転倒防止脚の底側に設けられるキャスターの位置関係について、図面を使用しながら説明する。図7は、転倒防止脚が基台に収納時における転倒防止脚および基台の周辺部を示す拡大図であり、(a)は、転倒防止脚および基台の周辺部の正面図であり、(b)は、転倒防止脚および基台の周辺部の側面図であり、図8は、転倒防止脚が基台から引き出し時における転倒防止脚および基台の周辺部を示す拡大図である。
転倒防止脚110が基台106に収納時では、図7(a)、(b)に示すように、転倒防止脚側キャスター114aは、基台側キャスター114より若干上側に来るように位置しており、床面G1に接触していない。
これに対して、転倒防止脚110が基台106から引き出した時には、図8に示すように、転倒防止脚側キャスター114aは、基台側キャスター114と同じ高さに位置するようになり、床面G1に接触するようになる。
すなわち、本実施の形態では、転倒防止脚110に備わる転倒防止脚側キャスター114aは、転倒防止脚110が台座部104の基台106に収納時には、設置面となる床面G1から離間し、基台106から引き出し時には、床面G1に当接している。仮に、転倒防止脚側キャスター114aが常に床面G1に接触した状態であったとしたら、表示装置100全体の重量がキャスター114aに荷重されて、転倒防止脚110をスライド移動させる際に余分な力を要するが、このように転倒防止脚側キャスター114aを設けることによって、転倒防止脚110のスライド移動中の荷重を緩和させるので、より小さい力で軽く転倒防止脚110を移動させることが出来る。
次に、台座部に備わる転倒防止脚の詳細な構成について、図面を使用しながら説明する。図9は、本実施の形態における転倒防止脚のスライド移動方向に沿った断面を段階的に示す図であり、(a)は、転倒防止脚のスライド移動開始の状態を示し、(b)は、転倒防止脚のスライド移動の途中の状態を示し、(c)は、転倒防止脚のスライド移動の完了の状態を示す。
転倒防止脚110のスライド部111内には、当該スライド部111のスライド移動を補助するスライド移動補助手段となるコロ126がレール部107を挟み込むようにして設けられている。このように、コロ126をスライド部111内に設けることによって、転倒防止脚110の基台106からの出し入れが円滑に実行されるようになり、容易に表示装置100を転倒防止可能な状態にすることが出来る。
また、レール部107は、図9に示すように、引き出し方向に下向きに傾斜しているので、スライド部111を引き出し方向に移動させるに連れて、スライド部111は、斜め下方向に移動する。一方、載置台112は、スライド移動中も載置面112aが水平状態となるように設けられている。このため、上述したように、転倒防止脚110が台座部104の基台106に収納時には、転倒防止脚110に備わる転倒防止脚側キャスター114aが床面G1から離間し、基台106から引き出し時には、転倒防止脚側キャスター114aが床面G1に当接するようになる。
次に、転倒防止脚に備わる解除レバーの詳細な構成について、図面を使用しながら説明する。図10は、本実施の形態における転倒防止脚の先端側のスライド移動方向に沿った断面を示す図であり、(a)は、解除レバーの締結時、(b)は、解除レバーの締結解除時を示す。
転倒防止脚110の先端側には、この転倒防止脚110の台座部104の基台106への装着状態と装着解除状態とを切り換える解除レバー116が備わる。解除レバー116の先端側には、図10に示すように、レール部107の先端側に設けられたノッチ107aと係合する係合部116aが備わる。一方、解除レバー116の基端側には、図10に示すように、ユーザが操作するための把手部116bが設けられ、当該解除レバー116は、支持軸116cで回動可能に支持されている。このため、ユーザが解除レバー116の把手部116bを把持して、支持軸116cを中心に回動させることによって、係合部116aとノッチ107aの係合の嵌脱の動作が実行される。
また、本実施の形態では、解除レバー116の係合部116aと支持軸116cとの間の部位がスライド部111と弾性部材であるバネ117を介して接続されているので、通常時では、図10(a)に示すように、バネ117で付勢されることによって、係合部116aは、ノッチ107aと係合している。
一方、ユーザの操作によって、把手部116bが上に持ち上げられると、係合部116aとノッチ107aの係合が解除されるので、レール部107に沿って、スライド部111がスライド移動可能な状態となる。
このように、解除レバー116によって、容易に転倒防止脚110の台座部104の基台106への装着状態と装着解除状態とを切り換えることが出来るので、転倒防止脚110の使用における操作が容易になる。
以上説明したように、本実施の形態では、台座部104の基台106に対してスライド移動可能な転倒防止脚110にプリンタ等の電子機器124を載置できる載置台112を設けることによって、転倒防止脚110を備える表示装置100の設置スペースを有効利用することが出来る。また、表示装置100を移動させる際に、当該表示装置100の転倒を防止するために、転倒防止脚110を基台106から引き出した時に、転倒防止脚110の載置台112に載置された電子機器124が引き出した方向に移動するので、電子機器124の重量が引き出した方向に分配されてから、複数のキャスター114の略中央部分に表示装置100の全体の重量が均等に分配されるようになる。このため、表示装置100の設置の際の安定性が向上する。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の表示装置の第2の実施の形態について、図面を使用しながら説明する。本実施の形態の表示装置の概略構成は、第1の実施の形態と同様であるので、かかる説明は、省略する。
本実施の形態では、第1の実施の形態と転倒防止脚の引き出し方向が異なる。すなわち、第1の実施の形態では、転倒防止脚は、表示部の表示画面に対して、略垂直方向にスライド移動可能な構成となっているが、本実施の形態では、転倒防止脚は、表示画面と略平行な方向に移動可能に設けられている。
以下、本実施の形態の表示装置の詳細な構成について、図面を使用しながら説明する。図11は、同実施の形態の表示装置の正面図であり、転倒防止脚を収納した状態を示し、図12は、同実施の形態の表示装置の正面図であり、転倒防止脚を引き出した状態を示し、図13は、同実施の形態の表示装置の側面図であり、転倒防止脚を収納した状態を示す。
本実施の形態の表示装置200は、第1の実施の形態と同様に、LCD等の表示画面202aを有する表示部202が台座部204によって、略直立状態に支持される構成となっている。
台座部204は、基台206と、当該基台206と表示部202を連結する脚部208を備えており、転倒防止脚210が基台206に収納時には、脚部208の間の空間部208aに位置することになる載置台212に載置されたプリンタ224が表示部202の下に位置するように収納されるようになる。本実施の形態では、転倒防止脚210が表示画面202aと略平行な方向に移動可能とするために、図13に示すように、脚部208は、表示部202および情報処理装置222を載せる載置部204aの各四隅を基台206と連結する4本の柱状形状のものである。なお、本実施の形態では、プリンタ224を載置した転倒防止脚210が表示画面202aと略平行な方向に移動可能とするために、脚部208は、プリンタ224の奥行の大きさ以上の間隔を確保した上で基台206と表示部202(載置部204a)を連結する構成であれば、例えば、表示画面202aと略平行な方向に直立して設けられる板状のものとしてもよい。
基台206の底側には、第1の実施の形態と同様に、表示装置200の移動を容易にするためのキャスター(基台側キャスター)214が設けられている。また、基台206の脚部208の根元側には、転倒防止脚210をスライド移動するようにガイドするレール部207が設けられている。本実施の形態では、レール部207は、転倒防止脚210が表示画面202aと略平行な方向にスライド移動するように、表示画面202aと略平行な方向に設けられている。
転倒防止脚210には、レール部207に沿ってスライド移動するためのスライド部211と、プリンタ等の電子機器224を載置することが可能な載置面212aが形成された載置台212と、転倒防止脚210の移動を容易にするためのキャスター(転倒防止脚側キャスター)214aが設けられている。本実施の形態では、レール部207が表示画面202aと略平行な方向に設けられているので、転倒防止脚210のスライド部211は、表示部202の表示画面202aに対して、略平行な方向にスライド移動可能となる。
転倒防止脚210のスライド部211をレール部207に沿ってスライド移動させることによって、台座部204の基台206から引き出すと、図12に示すように、載置台212に載置された電子機器であるプリンタ224の上面および側面が開放されるようになる。このため、プリンタ224のジャム処理や現像剤補給等のメンテナンス作業が実行し易い状態へ容易に切り換えられるようになる。特に、本実施の形態では、表示画面202a上に画像を表示した状態で載置台212上のプリンタ224のメンテナンス作業を行っても、メンテナンスを行う者が表示画面202aの側方に位置することが可能となるので、メンテナンスを行う者によって表示画面202aが隠されるのを回避して、表示画面202aを視聴している者の視認妨害を防止されるようになる。
また、本実施の形態では、図11に示すように、転倒防止脚210のスライド部211に設けられた載置台212には、当該載置台212に載置されたプリンタ等の電子機器224を隠蔽するための遮蔽部材となるカバー部226が設けられている。このように、カバー部226を設けることにより、表示画面202aの向けられた方向に位置する第三者の視野に、転倒防止脚210のスライド部211が台座部204の基台206に収納時でも、図12に示すように、スライド部211が台座部204の基台206から引き出された時の何れの場合であっても、カバー226によって、電子機器224を隠せる。このため、表示画面202aを視聴している第三者にとって、プリンタ224が視野に入ることによる美観の欠損を防止されるようになる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記の各実施の形態では、表示部の表示画面は、LCDからなるものについて、説明しているが、薄型かつ大型の表示画面を有する表示部を備える表示装置であれば、プラズマディスプレイ等の他の表示画面を有する表示部を台座部で支持する表示装置にも、本発明を適用可能である。
本発明の第1の実施の形態の表示装置の全体の概要構成を示す斜視図である。 同実施の形態の表示装置に備わる台座部の斜視図であり、(a)は、転倒防止脚を収納した状態の台座部の斜視図であり、(b)は、転倒防止脚を引き出した状態の台座部の斜視図である。 同実施の形態の表示装置の全体の回路構成を示すブロック図である。 同実施の形態の表示装置の側面図であり、転倒防止脚を収納した状態を示す。 同実施の形態の表示装置の側面図であり、転倒防止脚を引き出した状態を示す。 同実施の形態の表示装置の使用の際に、プリンタのカバーを開いて、現像剤カートリッジを装着している状態を示す図である。 同実施の形態の表示装置に備わる基台および転倒防止脚の収納時の周辺の拡大図であり、(a)は、転倒防止脚および基台の周辺部の正面図であり、(b)は、転倒防止脚および基台の周辺部の側面図である。 同実施の形態の表示装置に備わる基台および転倒防止脚の引き出し時の周辺の拡大図である。 同実施の形態の表示装置に備わる転倒防止脚の断面図であり、(a)は、転倒防止脚のスライド移動開始の状態を示し、(b)は、転倒防止脚のスライド移動の途中の状態を示し、(c)は、転倒防止脚のスライド移動の完了の状態を示す。 同実施の形態における転倒防止脚の先端側のスライド移動方向に沿った断面を示す図であり、(a)は、解除レバーの締結時、(b)は、解除レバーの締結解除時を示す。 本発明の第2の実施の形態の表示装置の正面図であり、転倒防止脚を収納した状態を示す。 同実施の形態の表示装置の正面図であり、転倒防止脚を引き出した状態を示す。 同実施の形態の表示装置の側面図であり、転倒防止脚を収納した状態を示す。
符号の説明
100 表示装置
102 表示部
102a 表示画面
104 台座部
106 基台
107 案内部材(レール部)
108 脚部
108a 空間部
110 転倒防止部材(転倒防止脚)
111 スライド部材(スライド部)
112 載置台
112a 載置面
114 移動用車輪(基台側キャスター)
114a 移動用車輪(転倒防止脚側キャスター)
116 装着状態切換手段(解除レバー)
118 転倒防止部材固定手段(転倒防止脚固定部)
124 電子機器(プリンタ)
126 スライド移動補助手段(コロ)
226 遮蔽部材(カバー部)
G1 設置面(床面)

Claims (8)

  1. 画像情報を表示する表示画面を有する表示部と、該表示部を略直立状態とするように支持する台座部を備える表示装置であって、
    前記台座部には、
    前記表示装置の転倒を防止するために、前記台座部に対して該台座部の設置面と略平行方向に挿脱可能に設けられ、かつ電子機器を載置可能な載置面が形成された載置台が上面側に設けられた転倒防止部材と、
    前記転倒防止部材が前記台座部へ収納時に前記電子機器を収納可能な空間部と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記転倒防止部材には、該転倒防止部材が前記台座部に収納時は、前記設置面から離間し、前記台座部から引き出し時は、前記設置面に当接する移動用車輪が備わることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記転倒防止部材には、該転倒防止部材の前記台座部への装着状態と装着解除状態とを切り換える装着状態切換手段が備わることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記転倒防止部材は、前記載置面が略水平状態を維持した状態でスライド移動するスライド部材が前記台座部に設けられた案内部材によって、一定方向へスライド移動を案内されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の表示装置。
  5. 前記台座部には、前記転倒防止部材の収納状態または引き出し状態で固定する転倒防止部材固定手段を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の表示装置。
  6. 前記スライド部材には、該スライド部材のスライド移動を補助するスライド移動補助手段が前記案内部材を挟み込むようにして設けられることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の表示装置。
  7. 前記転倒防止部材は、前記表示画面と略平行な方向に移動可能に設けることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の表示装置。
  8. 前記転倒防止部材には、前記載置台に載置された前記電子機器を隠蔽する遮蔽部材が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
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