JP2009020236A - 接続保持具ならびにこの接続保持具を用いた光ファイバコネクタと光電子部品との接続構造 - Google Patents

接続保持具ならびにこの接続保持具を用いた光ファイバコネクタと光電子部品との接続構造 Download PDF

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Abstract

【課題】着脱が簡単で、光電子部品と光ファイバコネクタとを安定的な接続を可能とする接続保持具を提供する。
【解決手段】光モジュール14のレセプタクル26のフランジ26aよりも先端部26bをホルダ本体18のU字孔18fに沿わせ、アダプタ20のレセプタクル挿入孔20cを介してコネクタ挿入孔20bの一端に挿入し、光ファイバコネクタ16をアダプタ20のコネクタ挿入孔20bの他端から挿入し、アダプタ20のコネクタ挿入孔20bの内周の一部に形成された保持片20dと光ファイバコネクタ16のコネクタ本体16aの外周部分に設けられた係合溝16dとにより着脱自在に係止する。
【選択図】図2

Description

この発明は接続保持具ならびにこの接続保持具を用いた光ファイバコネクタと光電子部品との接続構造に係り、特に光送受信機に搭載されるレセプタクル型の光電子部品と光ファイバコネクタとを接続する接続保持具ならびにこの接続保持具を用いた光ファイバコネクタと光電子部品との接続構造に関する。
近年の光送受信機ではプラガブル型接続構造が一般的である。プラガブル型接続構造においては、光送受信機の接続部に光コネクタを直接挿入しフェルール同士を押しつけた状態、すなわちPC(physical contact)接触が確保され、この状態が保持される構造になっている。
光コネクタの接続構造や光接続用ホルダに関しては次のような公知例がある。
光ファイバ通信に使用される光コネクタには様々な種類の光コネクタが存在しているので、異種光コネクタ同士の接続には異種コネクタ変換アダプタが使用される。従来通信装置の取り付け金具にアダプタがねじ止め固定されていたので、外部からの光コネクタが異なるタイプである時には、その外部光コネクタにあったアダプタを装置に固定する必要があった。これが煩わしい作業であるので接続すべき外部光コネクタに応じてアダプタを容易に交換可能な通信装置の光コネクタ接続構造が記載されている。
この光コネクタ接続構造は次のような構成である。ホルダは一対の保持片とゲート部材を有している。このホルダは例えばリベット等によりプリント配線基板に固定される。SCコネクタである第1光コネクタを上方からホルダの保持片の間に押し込むと第1光コネクタは保持片の弾性により保持される。アダプタは例えばSCコネクタをFCコネクタに変換するアダプタで、SCハウジングとこのSCハウジングの反対側のFCハウジングとを有し、アダプタの切欠きが第1光コネクタの突起に嵌合し、アダプタがSCハウジングを介して第1光コネクタに装着される。FCコネクタである第2光コネクタはアダプタのFCハウジングに挿入され、アダプタに装着される。これにより第1光コネクタのフェルールと第2光コネクタのフェルールとが当接し、両フェルール内の光ファイバ同士が接続される(例えば、特許文献1、段落番号[0004]〜[0008]、[0020]〜[0027]、及び図1〜図5参照)。
またもう一つの光コネクタの結合構造の公知例は、FPC(Fiber Physical Contact)型光ファイバコネクタにおいて光ファイバや光導波路端面などの付き合わせ面同士を対向させた状態で適当な荷重で突き当てておくために、ロックバネを用いて嵌合したハウジング同士を嵌合方向に押圧し、かつ外力に対してその嵌合を保持する構造を開示している。例えば、特許文献2、段落番号[0009]〜[0012]、及び図1参照参照)
特開2000−56177号公報 特開平10−221559号公報
通常、光ファイバコネクタのフェルールは軸方向に移動可能な摺動片に支持され、この摺動片の背後に弾性体、例えばコイルばね等が配設されている。二つの光ファイバコネクタが接続されるとコイルばねによりフェルールが背後から押され、接触する相互のフェルールの端面が所定の接触圧の下で押圧され、光ファイバコネクタの互いの係合片により、相互の接触圧が確保され、PC接続が実現する。
しかしながら光送受信機の製造現場や試験を行う場合には、レセプタクル型の光電子部品を単体で扱う場合がある。例えば光送受信機に搭載されるレセプタクル型光モジュールの場合、光モジュール単体と光ファイバコネクタとの接続を行ったとしても、光モジュール単体は光ファイバコネクタを係止する機構を備えていない。
このために光モジュール単体のレセプタクルの一部を光ファイバコネクタの先端に単に挿入しただけの状態で、例えば接続状態の試験などを行わなければならない場合があった。
このような状態は単にファイバーフェルールを挿入しているだけとなり、接続中に光ファイバが動いたり、温度試験でモジュールが変動したりする。このためフェルール相互の接触状態が不安定で、安定してPC接触が確保できず、試験のデータがばらついたり、正確な測定ができないなど、様々な支障を来す場合があるという問題点があった。
この発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、第1の目的は光電子部品のレセプタクルと光ファイバコネクタとの着脱が簡単で、光電子部品と光ファイバコネクタとの安定的な接続を可能とする接続保持具を提供することであり、第2の目的は、レセプタクル型の電子部品と光ファイバコネクタとを安定的にPC接触が可能な接続構造を提供することである。
この発明に係る接続保持具は、一つの平らな第1の主面、この第1の主面の一部に第1の主面から内部に向かって形成され第1の主面に沿った底面を有し所定の光電子部品のレセプタクルのフランジの厚みを越える深さとフランジの幅を超える溝幅とを有しかつ第1の主面と交差する一つの側面を貫通する溝、及びこの溝の底部を底面において貫通し、側面から開口され溝の延長方向の途中まで溝に沿って延在しフランジを側面から溝の底面に沿わせて所定の位置まで溝の延長方向に挿入可能とするとともにレセプタクルを所定の位置に位置決めする第1の切欠きを有する保持部材と、この保持部材の第1の主面に対向する接続面、この接続面に直交する中心軸を有し所定の光ファイバコネクタの外周面の形状に対応した内周面を有するとともに第1の切欠きに対応して中心軸の位置が定められた貫通孔、この貫通孔の中心軸に沿って接続面から開口されレセプタクルのフランジよりも先端部分を貫通孔の中心軸に交差する方向から貫通孔に挿入可能とする第2の切欠き、および貫通孔に挿入される光ファイバコネクタを着脱自在に係止するとともに光ファイバコネクタと光電子部品とがともに貫通孔に装着された際に光ファイバコネクタ内部に装着されている弾性体により光ファイバコネクタのフェルールの先端面をレセプタクル内に配設される光電子部品側のフェルールの先端面に所定の接触圧により押圧可能にする保持手段を有する接続部材と、を備えたものである。
この発明に係る接続保持具においては、光電子部品のレセプタクルのフランジよりも先端部分を保持部材の第1の切欠きに沿わせ接続部材の第2の切欠きを介して貫通孔の一端に挿入し、光ファイバコネクタをアダプタの貫通孔の他端から挿入し保持手段により係止するという簡単な装着方法により光電子部品のレセプタクルと光ファイバコネクタとの着脱が簡単に行うことができ、光電子部品と光ファイバコネクタとの安定的な接続を確保することができる。
以下の実施の形態においては、光電子部品としてLDを用いた光モジュールを一例として説明するが、かならずしもLDを用いた光モジュールに限らない。
実施の形態1.
図1は、この発明の一実施の形態に係る光モジュールと光ファイバコネクタとの接続構造を示す模式図、図2は図1のII−II断面における断面図である。
図1及び図2において、光モジュールと光ファイバコネクタとの接続構造10は、接続保持具としてのホルダ12と、電子部品としての光モジュール14と光ファイバコネクタ16から構成されている。
またホルダ12は、保持部材としてのホルダ本体18、接続部材としてのアダプタ20、ホルダ本体18とアダプタ20とを固定する固定手段としてのねじ構造22とから構成されている。
なおねじ構造22はホルダ本体18に設けられたねじ穴22aとねじ22bとから構成されている。
光モジュール14は、図1および図2においては、LDパッケージ(図示せず)の一部であるのレンズキャップ24とレセプタクル26とフェルール28が描かれ、他の部分は省略されている。このレセプタクル26はフランジ26aとフランジ26aより先端に位置する先端部26bとフランジ26aに隣接する基部26cとレンズキャップ24に隣接する基部26dにより構成されている。
レセプタクル26は円筒状で内部にフェルール28が収納され、レンズキャップ24の先端に設けられたレンズ(図示せず)と接触している。またレセプタクル26はSUSで形成され、レンズキャップ24と基部26dとが溶接により接合されている。
光ファイバコネクタ16は、コネクタ本体16aとこのコネクタ本体16aの内部に収納されたフェルール30とこのフェルールを支持しコネクタ本体16aの内部において摺動可能にされた摺動片16bと弾性体としてのばね16cを備えている。
ばね16cは光ファイバコネクタ16と光モジュール14とがホルダ12に装着された時に、光モジュール14のフェルール28と光ファイバコネクタ16のフェルール30とに所定の接触圧を印加するように配設されている。
またコネクタ本体16aの外周部分に、光ファイバコネクタ16がホルダ12に装着された時に、アダプタ20の対応部分と係合するための係合溝16dが形成されている。
なお、光ファイバコネクタには様々なタイプがあり、例えばLCタイプ、SCタイプ、或いはMUタイプがある。この実施の形態の光ファイバコネクタ16はこれを模式的に表したものであるので、光ファイバコネクタ16の形状は各タイプのものに応じて、また外周や、係合溝を含む係合機構や、ばねや摺動片を含む押圧機構などはそれぞれのタイプに応じて変化するものである。
またレセプタクルにおいても、光電子部品の種類により様々の形状に変化することは光ファイバコネクタの場合と同様である。
図3はこの発明の一実施の形態に係るホルダ本体の斜視図である。
図3において、ホルダ本体18は金属、例えばAl合金により形成され、正面部18aと側壁18bとを有する。正面部18aは第1の主面としての内表面18cを有し、側壁18bは内表面18cと直角をなして正面部18aの両側に配設されている。正面部18aに溝としてのU字溝18eと第1の切欠きとしてのU字孔18fを備えている。また側壁18bそれぞれに2箇所ずつ、合計4箇所のねじ穴22aが設けられている。
図4は図3のIV―IV断面におけるホルダ本体の断面を示す模式図、図5は図3の矢視Vのホルダ本体の正面を示す模式図である。
図4及び図5において、ホルダ本体18のU字溝18eは正面部18aの一つの側面18dに開口を有し、正面部18aの内表面18cに平行な底面18gを有している。U字溝18eの深さhは、光モジュール14のレセプタクル26のフランジ26aの厚みよりも大きな寸法を有している。またU字溝18eの溝幅w1はフランジ26aの幅、例えばこの実施の形態ではフランジは円盤形状であるのでその直径よりも広い幅を有している。
またU字孔18fは正面部18aの一つの側面18dに開口を有し、U字溝18eの底面18gにおいて底部を貫通する孔である。
U字孔18fの幅w2は、このホルダ12で結合される光モジュール14のレセプタクル26におけるフランジ26aに隣接する基部26cの幅、例えばこの実施の形態のレセプタクル26は円筒形状であるので基部26cの直径よりも広い寸法に形成されている。
またU字孔18fの最奥壁18hの深さ、たとえばホルダ本体18の上端から最奥壁18までの距離tは光モジュール14のレセプタクル26のフランジ26aに隣接する基部26cの断面形状、即ちレセプタクル26の内部に配設されたフェルール28の中心軸に直交する断面形状とレセプタクル26の内部に配設されたフェルール28の中心軸位置とから設定される。
この実施の形態では、レセプタクル26のフランジ26aに隣接する基部26cの形状は円筒形である。従ってその断面形状は円形である。そしてフェルール28はレセプタクル26の内部において、レセプタクル26の外周円の中心に配設されているとして、U字孔18fの最奥部の形状をレセプタクル26の基部26cの半円形状より僅かに大きい半円形状に設定している。これによりその半円中心Oにフェルール28の中心軸がくるように設定できる。
さらにU字孔18fの最奥壁18hの深さを設定することにより、ホルダ本体18にレセプタクル26が保持された時のフェルール28の中心軸位置が設定される。
なお正面部18aの下端の張出部18iは正面部18aの曲げ剛性を高めるために板厚を厚くしたものである。
図6はこの発明の一実施の形態に係るアダプタの上面を示す模式図である。また図7は図6に示すアダプタのVII―VII断面における模式図である。
図6及び図7において、アダプタ20は樹脂モールドにより形成され、接続面としての取付面20aはアダプタ20の基準となる平面である。
この取付面20aがホルダ本体18の内表面18cに密接され、ホルダ本体18にアダプタ20が取り付けられる。
貫通孔としてのコネクタ挿入孔20bは、この取付面20aの法線に平行する中心軸Cを有する。このコネクタ挿入孔20bの形状はこのアダプタ20に接続される光ファイバコネクタ16のコネクタ本体16aの外周形状に対応する形状に形成される。
例えばLCタイプ、SCタイプ、或いはMUタイプの光ファイバコネクタ16に対応するコネクタ本体と一致するようにコネクタ挿入孔20bが形成される。
光ファイバコネクタ16のコネクタ本体16aにおいて、フェルール30の中心軸位置は所定の値に設定されており、またコネクタ本体16aの外周形状とコネクタ挿入孔20bの内周形状とが対応した形状にある。従ってフェルール30の中心軸位置はコネクタ挿入孔20bの中心軸Cとも所定の関係を有している。
この実施の形態では、コネクタ本体16aの外周は円筒状であり、フェルール30の中心軸位置がコネクタ本体16aの外周円筒の中心軸に一致するように設定されているので、フェルール30の中心軸位置とコネクタ挿入孔20bの中心軸Cとが概ね合致することになる。
次に、第2の切欠きとしてのレセプタクル挿入孔20cが形成されている。
レセプタクル挿入孔20cは、取付面20aに開口し、アダプタ20の上面からコネクタ挿入孔20bの中心軸Cに交差する方向、この実施の形態では直交する方向であるが、この方向にコネクタ挿入孔20bに貫通している。
このレセプタクル挿入孔20cには光モジュール14のレセプタクル26の先端部26bがコネクタ挿入孔20bの中心軸Cに直交する方向から挿入する必要がある。従ってコネクタ挿入孔20bの長さはレセプタクル26の先端部26bの長さよりも長い寸法で、コネクタ挿入孔20bの幅は、先端部26bの幅、つまりこの実施の形態では直径よりも長い寸法になっている。
図7において、アダプタ20のコネクタ挿入孔20bの内周面の一部に、光ファイバコネクタ16のコネクタ本体16aの外周面部分に設けられた係合溝16dと係合して、光ファイバコネクタ16を着脱自在に保持するとともに、コネクタ挿入孔20bから光ファイバコネクタ16が離脱することを防止するための保持手段として保持片20dが配設されている。
更にホルダ本体18の側壁18bに設けられたねじ穴22aにねじ22bを挿入することにより、アダプタ20を固定し、ホルダ本体18のU字孔18fの最奥部の半円中心Oとアダプタ20のコネクタ挿入孔20の中心軸Cとが合致するように、ねじ留め用の段付き部20eが形成されている。
この実施の形態においては、光ファイバコネクタ16のコネクタ本体16aの外周面部分に係合溝16dを設け、アダプタ20のコネクタ挿入孔20bの内周面の一部に保持片20dを設けた係合機構を提示しているが、光ファイバコネクタ16に対応してこの係合機構の構成が変わることはいうまでもないことである。
図8はこの発明の一実施の形態に係るホルダの断面を示す模式図である。
図8は光モジュールと光ファイバコネクタとの接続構造を示す図1のII−II断面と同じ断面における模式図である。
図8においてホルダ12は、ホルダ本体18の内表面18cに、アダプタ20の取付面20aを密接し、ホルダ本体18のU字孔18fの最奥部の半円中心Oとアダプタ20のコネクタ挿入孔20の中心軸Cとを合わせ或いは所定の寸法に位置決めし、アダプタ20の段付き部をねじ22bで挟み込み固定している。これによりホルダ12が形成される。
また固定手段はねじ構造22に限らない。他の固定手段でもよい。
またホルダ本体18とアダプタ20とを内表面18cおよび取付面20aを介して接着材により接着してもよい。
さらにホルダ12とアダプタ20とをモールド樹脂成形により一体的に成形加工してもよい。
次にホルダ12を用いた光モジュールと光ファイバコネクタとの接続構造の接続方法について説明する。
図1および図2を参照して、ホルダ12におけるホルダ本体18の側面18dからU字溝18eの底面18gに沿ってレセプタクル26のフランジ26aを沿わせ、またレセプタクル26の基部26cをU字孔18fに挿入し、レセプタクル26の基部26cをU字孔18fの最奥壁18に当接させる。この時レセプタクル26の先端部26bがレセプタクル挿入孔20cを介して挿入孔20bに装着される。
次にレセプタクル26の先端部26bが装着された側とは反対側の挿入孔20bの一端から、光ファイバコネクタ16のコネクタ本体16aを挿入する。
コネクタ本体16aの係合溝16dがアダプタ20のコネクタ挿入孔20bの内周面の一部に設けられている保持片20dと係合し、光ファイバコネクタ16のコネクタ挿入孔20bからの離脱が防止される。
一方コネクタ本体16aの係合溝16dとコネクタ挿入孔20bの保持片20dとの係合位置は、光モジュール14のフェルール28の先端と光ファイバコネクタ16のフェルール30の先端とが接触しかつフェルール30を支持する摺動片16bがばね16cを圧縮する状態を保つ位置に設定されている。このために光モジュール14のフェルール28と光ファイバコネクタ16のフェルール30とが所定の接触圧を印加されて、PC接触が確保されることになる。
したがってホルダ12を用いて光ファイバコネクタ16と光モジュール14とを接続すると、相互のフェルール28とフェルール30とが所定の接触圧でPC接触が簡単な接続動作によって確保され、例えば光モジュール14の性能試験などを安定的に実施することができる。
以上のようにこの発明に係る接続保持具は、一つの平らな第1の主面、この第1の主面の一部に第1の主面から内部に向かって形成され第1の主面に沿った底面を有し所定の光電子部品のレセプタクルのフランジの厚みを越える深さとフランジの幅を超える溝幅とを有しかつ第1の主面と交差する一つの側面を貫通する溝、及びこの溝の底部を底面において貫通し、側面から開口され溝の延長方向の途中まで溝に沿って延在しフランジを側面から溝の底面に沿わせて所定の位置まで溝の延長方向に挿入可能とするとともにレセプタクルを所定の位置に位置決めする第1の切欠きを有する保持部材と、この保持部材の第1の主面に対向する接続面、この接続面に直交する中心軸を有し所定の光ファイバコネクタの外周面の形状に対応した内周面を有するとともに第1の切欠きに対応して中心軸の位置が定められた貫通孔、この貫通孔の中心軸に沿って接続面から開口されレセプタクルのフランジよりも先端部分を貫通孔の中心軸に交差する方向から貫通孔に挿入可能とする第2の切欠き、および貫通孔に挿入される光ファイバコネクタを着脱自在に係止するとともに光ファイバコネクタと光電子部品とがともに貫通孔に装着された際に光ファイバコネクタ内部に装着されている弾性体により光ファイバコネクタのフェルールの先端面をレセプタクル内に配設される光電子部品側のフェルールの先端面に所定の接触圧により押圧可能にする保持手段を有する接続部材と、を備えたものである。
この構成により、この発明に係る接続保持具においては、光電子部品のレセプタクルのフランジよりも先端部分を保持部材の第1の切欠きに沿わせ接続部材の第2の切欠きを介して貫通孔の一端に挿入し、光ファイバコネクタをアダプタの貫通孔の他端から挿入し保持手段により係止するという簡単な装着方法により光電子部品のレセプタクルと光ファイバコネクタとの着脱が簡単に行うことができ、光電子部品と光ファイバコネクタとの安定的な接続を確保することができる。
またこの発明に係る光ファイバコネクタと光電子部品との接続構造は、一つの平らな第1の主面、この第1の主面の一部に第1の主面から内部に向かって形成され第1の主面に沿った底面を有し所定の光電子部品のレセプタクルのフランジの厚みを越える深さとフランジの幅を超える溝幅とを有しかつ第1の主面と交差する一つの側面を貫通する溝、及びこの溝の底部を底面において貫通し、側面から開口され溝の延長方向の途中まで溝に沿って延在しフランジを側面から溝の底面に沿わせて所定の位置まで溝の延長方向に挿入可能とするとともにレセプタクルを所定の位置に位置決めする第1の切欠きを有する保持部材と、この保持部材の第1の主面に対向する接続面、この接続面に直交する中心軸を有し所定の光ファイバコネクタの外周面の形状に対応した内周面を有するとともに第1の切欠きに対応して中心軸の位置が定められた貫通孔、この貫通孔の中心軸に沿って接続面から開口されレセプタクルのフランジよりも先端部分を貫通孔の中心軸に交差する方向から貫通孔に挿入可能とする第2の切欠き、および貫通孔に挿入される光ファイバコネクタを着脱自在に係止するとともに光ファイバコネクタと光電子部品とがともに貫通孔に装着された際に光ファイバコネクタ内部に装着されている弾性体により光ファイバコネクタのフェルールの先端面をレセプタクル内に配設される光電子部品側のフェルールの先端面に所定の接触圧により押圧可能にする保持手段を有する接続部材と、この接続保持具の保持部材の第1の切欠きに沿わせ接続部材の第2の切欠きを介して貫通孔の一端にレセプタクルのフランジよりも先端部分が挿入された光電子部品と、接続部材の貫通孔の他端から挿入され保持手段により係止されるとともにフェルールの端面が光電子部品側のフェルールの先端面を所定の接触圧により押圧する光ファイバコネクタと、を備えたものである。
この構成によりこの発明に係る光ファイバコネクタと光電子部品との接続構造においては、光電子部品のレセプタクルのフランジよりも先端部分を保持部材の第1の切欠きに沿わせアダプタの第2の切欠きを介して貫通孔の一端に挿入し、光ファイバコネクタをアダプタの貫通孔の他端から挿入し保持手段により係止するという簡単な装着方法により、光ファイバコネクタと光電子部品とがともに貫通孔に装着された際に、光ファイバコネクタのフェルール端面を光電子部品側のフェルールの先端面に所定の接触圧により安定的に押圧することができる。延いては光電子部品と光ファイバコネクタとのPC接触を安定的に確保することができる。
以上のように、この発明に係る接続保持具ならびにこの接続保持具を用いた光ファイバコネクタと光電子部品との接続構造は、光送受信機に搭載されるレセプタクル型の光電子部品と光ファイバコネクタとを接続する接続保持具ならびにこの接続保持具を用いた光ファイバコネクタと光電子部品との接続構造に有用である。
この発明の一実施の形態に係る光モジュールと光ファイバコネクタとの接続構造を示す模式図である。 図1のII−II断面における断面図である。 この発明の一実施の形態に係るホルダ本体の斜視図である。 図3のIV―IV断面におけるホルダ本体の断面を示す模式図である。 図3の矢視Vのホルダ本体の正面を示す模式図である。 この発明の一実施の形態に係るアダプタの上面を示す模式図である。 図6に示すアダプタのVII―VII断面における模式図である。 この発明の一実施の形態に係るホルダの断面を示す模式図である。
符号の説明
18c 内表面、 18e U字溝、 18f U字孔、 18 ホルダ本体、 20a 取付面、 20b コネクタ挿入孔、 20c レセプタクル挿入孔、 20d 保持片、 20 アダプタ、 22 ねじ構造、 14 光モジュール 16 光ファイバコネクタ。

Claims (5)

  1. 一つの平らな第1の主面、この第1の主面の一部に第1の主面から内部に向かって形成され上記第1の主面に沿った底面を有し所定の光電子部品のレセプタクルのフランジの厚みを越える深さと上記フランジの幅を超える溝幅とを有しかつ上記第1の主面と交差する一つの側面を貫通する溝、及びこの溝の底部を上記底面において貫通し、上記側面から開口され上記溝の延長方向の途中まで溝に沿って延在し上記フランジを上記側面から上記溝の底面に沿わせて所定の位置まで溝の延長方向に挿入可能とするとともにレセプタクルを所定の位置に位置決めする第1の切欠きを有する保持部材と、
    この保持部材の第1の主面に対向する接続面、この接続面に直交する中心軸を有し所定の光ファイバコネクタの外周面の形状に対応した内周面を有するとともに上記第1の切欠きに対応して上記中心軸の位置が定められた貫通孔、この貫通孔の上記中心軸に沿って上記接続面から開口され上記レセプタクルのフランジよりも先端部分を上記貫通孔の中心軸に交差する方向から上記貫通孔に挿入可能とする第2の切欠き、および上記貫通孔に挿入される光ファイバコネクタを着脱自在に係止するとともに光ファイバコネクタと光電子部品とがともに上記貫通孔に装着された際に光ファイバコネクタ内部に装着されている弾性体により光ファイバコネクタのフェルールの先端面を上記レセプタクル内に配設される光電子部品側のフェルールの先端面に所定の接触圧により押圧可能にする保持手段を有する接続部材と、
    を備えた接続保持具。
  2. 保持部材と接続部材とが別体で形成されるとともに保持部材と接続部材とを固定する固定手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の接続保持具。
  3. 保持部材と接続部材とが第1の主面と接続面とを介して一体的に形成されたことを特徴とする請求項1記載の接続保持具。
  4. 光ファイバコネクタがLCタイプ或いはSCタイプ或いはMUタイプであることを特徴とした請求項1乃至3のいずれか1項に記載の接続保持具。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の接続保持具と、
    この接続保持具の保持部材の第1の切欠きに沿わせ接続部材の第2の切欠きを介して貫通孔の一端にレセプタクルのフランジよりも先端部分が挿入された光電子部品と、
    接続部材の貫通孔の他端から挿入され保持手段により係止されるとともにフェルールの端面が光電子部品側のフェルールの先端面を所定の接触圧により押圧する光ファイバコネクタと、
    を備えた光ファイバコネクタと光電子部品との接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011164291A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Hitachi Cable Ltd 光トランシーバ

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