JP2009017835A - 魚釣用電動リール - Google Patents

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Abstract

【課題】軽快なクラッチの切換操作が行なえ、一連の動作として行なわれる釣糸の繰り出し操作と巻き取り操作の両操作の操作性が良好であるとともに、放熱性に優れ、コンパクトで高出力の性能を備えた釣用電動リールの提供を目的としている。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る魚釣用電動リールでは、クラッチ機構22が、回転体139に軸方向移動可能に回り止め嵌合されるクラッチ作動部材141を有し、このクラッチ作動部材141を軸方向に移動させて当該クラッチ作動部材の係合部141aをスプール7の係止部7hに係脱することにより動力伝達機構12を動力伝達状態と動力遮断状態とに切り換える。リール本体5には凹所32が形成され、この凹所32内に電機子35を設けるとともに、電機子35に対向する凹所32の内面32aに磁石33を配設することにより、駆動モータ30を構成している。
【選択図】図2

Description

本発明は、リール本体に回転自在に支持されたスプールを回転駆動する駆動モータを備えると共に、リール本体の一側に設けた手動ハンドルの回転操作でスプールを巻き取り駆動する魚釣用電動リールに関する。
通常、魚釣用電動リールは、リール本体に設けられた駆動モータの動力を、遊星歯車機構からなる減速機構を介してスプールに動力伝達するよう構成されている。一般的に、動力伝達経路には、スプールを釣糸巻取り状態と釣糸放出状態(スプールフリー状態)の両状態に切り換えるクラッチ機構が配設されている。また、リール本体には、駆動モータによる電動駆動だけではなく、手動操作でスプールの巻取り駆動ができるように手動ハンドルが設けられており、この手動ハンドルによって入力された巻取り駆動力は、前記動力伝達経路に設けられたクラッチ機構を介してスプールに伝達されるようになっている。
ところで、魚釣用電動リールでは、上記したように、スプールの動力伝達経路に遊星歯車からなる減速機構が介在されているため、クラッチ機構を釣糸放出状態(スプールフリー状態)に切り換えても(クラッチOFF)、遊星歯車等の一部の歯車がスプールと一緒に連動回転してしまい、歯車の噛み合いによる回転摩擦抵抗が発生してフリー性能が劣り、仕掛けを速やかに繰出せないといった課題が残されていた。
そこで、このような課題を解決すべく、特許文献1には、手動ハンドル連結機構とスプールとの連結を遮断してスプールの回転摩擦抵抗を少なくした魚釣用電動リールが開示されている。
特許文献1に開示されている魚釣用電動リールのクラッチ機構は、リール本体に設けられた切換部材(クラッチレバー)を操作することでスプール軸上に設けられた動力伝達歯車を軸方向に移動させるように構成されている。すなわち、動力伝達歯車のスプール側には断面非円形状の係止部が形成されており、前記切換部材を操作することで動力伝達歯車を軸方向にスライドさせ、これにより、スプールまたはスプールと一体のスプール軸に設けた係合部に対して動力伝達歯車の係止部を係脱させて動力伝達状態(釣糸巻取り状態)と動力遮断状態(釣糸繰出し状態)とに切り換えるよう構成されている。しかしながら、上記した動力伝達歯車は、ハンドル側(駆動モータ側)から回転駆動力を伝達する歯車と噛み合った状態にあり、歯車同士が噛み合ったままで動力伝達歯車を軸方向に移動する構成となっている。そのため、動力伝達歯車を傷付ける虞がある。
また、特許文献1に開示されている魚釣用電動リールでは、釣糸に重量のある仕掛けや錘を取り付けることで、噛合する歯車同士の回転方向の負荷が大きくなってしまい、クラッチをONからOFFに切り換え難くなってしまう。特に、歯車同士の噛合においては、噛み合い率が高く、噛み合い性能が良好で噛み合い駆動音が小さいはすば歯車を用いることが望ましいが、クラッチの切り易さ(動力伝達歯車の軸方向への移動の容易性)を考慮すると、はすば歯車を用いることができない。この場合、仮に、はすば歯車を用いたとしても、良好なクラッチ操作性を考慮すると、歯すじの捩れ角度を大きくすることはできず、噛み合い性能の向上には限界がある。
そのため、このような問題を解決するべく、特許文献2には、駆動モータまたは手動ハンドルで回転する回転体にクラッチ作動部材を軸方向に移動可能に回り止め嵌合するとともに、クラッチ作動部材の一側に形成した係合部をスプールと一体回転する係止部に径脱可能とすることで、歯車同士の噛み合いに影響を受けることなく軽快なクラッチの切換操作が行なえる電動リールが提案されている。
特開2005−261325号公報 特開2007−143448号公報
特許文献2で提案される電動リールによれば、確かに、スプールフリー回転が良くなり、釣糸の繰り出しに際しての魚釣り操作性が向上する。しかしながら、その一方で、スプールを回転駆動する駆動モータは、リール本体に形成したモータケース内に密閉収容されているため、放熱性が悪く、また、長時間のモータ駆動および高負荷巻き取り駆動に伴い、モータが発熱してモータ性能が低下し、巻き上げ効率が悪くなったり、モータ寿命が短くなったりするなど、釣糸の巻き取りに際しての魚釣操作の性能面において課題を残している。
つまり、電動リールにおいては、一連の動作として行なわれる釣糸の繰り出し操作と巻き取り操作の両操作の操作性が高く、しかも、コンパクトで高出力の性能を備えたものが求められているのが現状である。
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、軽快なクラッチの切換操作が行なえ、一連の動作として行なわれる釣糸の繰り出し操作と巻き取り操作の両操作の操作性が良好であるとともに、放熱性に優れ、コンパクトで高出力の性能を備えた釣用電動リールを提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は、リール本体に回転自在に支持されるスプールと、前記リール本体に設けられて前記スプールを回転駆動するための駆動モータ及び手動ハンドルと、前記駆動モータ及び手動ハンドルによる回転駆動力を前記スプールに伝達する動力伝達機構と、この動力伝達機構を動力伝達状態と動力遮断状態とに切り換えるクラッチ機構とを備える魚釣用電動リールにおいて、前記動力伝達機構は前記駆動モータ及び前記手動ハンドルにより回転する回転体を有し、前記クラッチ機構は、前記回転体に軸方向移動可能に回り止め嵌合されるクラッチ作動部材を有するとともに、このクラッチ作動部材を軸方向に移動させて当該クラッチ作動部材の一側に形成した係合部をスプールと一体回転する係止部に係脱することにより前記動力伝達機構を動力伝達状態と動力遮断状態とに切り換え、前記リール本体に凹所を形成して、前記凹所内に電機子を回転自在に設けるとともに、前記電機子に対向する前記凹所の内面に界磁を構成する磁石を配設することにより、前記スプールを回転駆動する駆動モータを構成することを特徴とする。
本発明によれば、軽快なクラッチの切換操作が行なえ、一連の動作として行なわれる釣糸の繰り出し操作と巻き取り操作の両操作の操作性が良好であるとともに、放熱性に優れ、コンパクトで高出力の性能を備えた魚釣用電動リールを提供できる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
本実施形態の電動リール1は、後述する駆動力伝達機構等を装着したフレーム3と、このフレーム3を覆うように配設される外側板4とを備えたリール本体5を有している。
リール本体5を構成する前記フレーム3は、本実施形態では、左フレーム3a、右フレーム3b、及びスプールの前方側に配設される前フレーム3cとを有しており、これらのフレーム3a,3b,3cは、全体として一体化されている(本実施形態のフレームは、図2に示すように、左フレーム3a,右フレーム3b及び前フレーム3cは一体形成されている)。もちろん、これらのフレーム3a,3b,3cは、個々の部材が一体形成され、固定手段等によって一体化されていても良いし、部分的に一体形成されて、全体として一体化されていても良く、その構造についても、特定の形状に限定されることはない。
前記リール本体5を構成する外側板4は、前記左フレーム3aを覆う左外側板4a、前記右フレーム3bを覆う右外側板4b、及び前記前フレーム3cを覆う前外側板4cを備えており、駆動力伝達機構等の構成部材を覆うと共に、釣人の手によって握持、保持される部分(釣人の手が接触する部分)となる。これらの外側板4a,4b,4cは、個々に一体形成されており、全体として一体化されているが、上記したフレームと同様、各外側板4a,4b,4cは一体形成されていても良いし、部分的に一体形成されて、全体として一体化されていても良い。また、一部において、前記フレームを露出させた構成であっても良い。
リール本体5を構成する一方の側板(右側板4b)側には、巻取り操作される手動ハンドル6が設けられており、リール本体5を構成する左右のフレーム3a,3b間には、釣糸が巻回されるスプール7が回転自在に支持されている。また、前記スプール7の前方側には、後述するように構成される駆動モータ30が設置されており、前記スプール7は、前記手動ハンドル6の巻取り操作、及び駆動モータ30の回転駆動によって、後述する動力伝達機構を介して釣糸巻取り方向に回転駆動される。
前記スプール7は、釣糸が巻回される釣糸巻回胴部7aを備えており、その両端には、巻回される釣糸を規制するフランジ7b,7cが形成されている。また、スプール7は、スプール軸7sに固着されており、スプール軸7sの両端側が、各フレーム3a,3bに対して軸受10を介して支持されることで、フレーム間に回転可能に支持されている。さらに、スプール軸7sの右側板側の端部には、後述するクラッチ機構のクラッチ作動部材141の係合凹部141aが係脱されるように、径方向外方に突出するピン状の係止部7hが形成されている。この場合、係止部7hは、クラッチ作動部材141とスプール7が一体回転するように動力伝達部としての機能を備えたものであれば良く、例えば、断面非円形状の凹部、凸部、凹凸部等によって構成される。
前記スプール7には、動力伝達機構12を介して、前記手動ハンドル6及び駆動モータ30からの回転駆動力が入力されるようになっている。この場合、動力伝達機構12は、駆動モータ30の回転駆動を減速する遊星歯車機構15と、動力伝達機構12における動力伝達を動力伝達状態と動力遮断状態とに切り換えるクラッチ機構22とを備えた構成となっている。以下、これら動力伝達機構12、遊星歯車機構15及びクラッチ機構22の構成について説明する。
本実施形態の動力伝達機構12は、リール本体5の手動ハンドル6が装着される側の右フレーム3b側に集約して設置されており、前記手動ハンドル6を回転可能に支持するハンドル軸6aと、ハンドル軸6aに装着される駆動歯車18aと、駆動歯車18aに噛合すると共に前記遊星歯車機構15に連結される連結歯車120と、遊星歯車機構15に噛合する第1回転体135と、スプールに回転駆動力を与える第2回転体139と、各回転体135,139間に巻回されるベルト150(歯付きベルトであることが好ましい)とを備えている。
なお、前記連結歯車120は、後述する支持ケース80と右外側板4bとの間で、軸受21a,21bを介して回転自在に支持される支軸21に回り止め固定されている。また、前記ハンドル軸6aと駆動歯車18aとの間には、公知のドラグ機構20が配設されており、ハンドル軸6a上に設置されたドラグノブ20aを回転操作することで、スプール7の回転に所望の制動力が付与されるようになっている。
前記遊星歯車機構15は、遊星歯車によって駆動モータ30の回転駆動力を減速するように構成されており、駆動モータ30の出力軸31に並設される第1太陽歯車130及び第2太陽歯車131と、これらにそれぞれ噛合する第1遊星歯車132及び第2遊星歯車133とを備えている。この場合、第1太陽歯車130は後述するように出力軸31に固定され、第2太陽歯車131は、フリー回転可能となっている。各遊星歯車132,133は、右フレーム3bに回転自在に支持された第1回転体135に形成される内歯135aに噛合している。そして、第1遊星歯車132を支持する第1キャリヤ132aは、前記第2太陽歯車131に連結固定され、前記第2遊星歯車133を支持する第2キャリヤ133aは、右外側板側に向けて突出する前記支軸21と一体化されて前記連結歯車120に連結固定されている。
前記ハンドル軸6aには、一方向クラッチにより構成される逆転防止機構6bが設けられており、駆動モータ30が回転駆動された際、手動ハンドル6の連動回転を阻止するようになっている。なお、本実施形態の逆転防止機構6bは、ハンドル軸6aにカラーを介して右外側板との間に転がり式一方向クラッチとして構成されているが、ラチェット式によって構成しても良い。また、前記駆動モータ30の出力軸31の左側板側の突出部分には、手動ハンドル6を巻取り操作した際に空回りしないように、かつスプール7側に動力が伝達されるように一方向クラッチ46が装着されている。
前記遊星歯車機構15に噛合する第1回転体135の回転駆動力は、前記スプール7と同軸上に設置され、リール本体である右フレーム3bに回転自在に支持された第2回転体139に伝達されるようになっており、両者間における回転駆動力の伝達は、動力伝達用のベルト150を介して行なわれるようになっている。すなわち、第1回転体135、及び第2回転体139の外周面には、夫々前記ベルト150の内側に連続形成される歯(凹部)が嵌り込む凹凸が形成されており、この部分にベルト150を巻回することで、動力伝達するように構成されている。
本実施形態における第2回転体139は、スプール側に円形の凹所139aが形成されており、その周壁の内面と右フレーム3bに突出形成された円筒部3gとの間に設置される軸受139bによって、右フレーム3bに回転可能に支持されている。すなわち、第2回転体139の支持部となる軸受139bの径方向内側に、クラッチ機構22のクラッチ作動部材141の係合部141aが重合して配設されるよう構成されている。
これにより、クラッチ係合部を有するスプール軸方向の短縮化が可能となり、リール本体5の小型・コンパクト化を図ることが可能となる。なお、上記した係合部141aは、少なくともその一部が軸受139bに対して重合していれば良い。すなわち、第2回転体139に凹所を形成し、この部分に係合部141aの少なくとも一部が位置するような構成であっても良い。
また、本実施形態では、右フレーム3bと右外側板4bとの間に、右フレーム3bに取着される支持ケース(セットプレート)80が設置されている。この支持ケース80の内部には、前記動力伝達機構12が収容されており、好ましくは、駆動音が大きい部材である遊星歯車機構15(遊星歯車132,133)、及びこれらが噛合する第1回転体135を収容するものであれば良く、更には、第2回転体139、及びベルト150が収容されている。このため、前記第1回転体135は、支持ケース80と、右フレーム3bとの間の収容空間内で、夫々軸受136a,136bを介して回転可能に支持されている。
前記クラッチ機構22は、スプール軸7sと同軸上で、右フレーム3b及び右側板4b間に配設される支軸140と、この支軸140を囲繞し一対の軸受142を介して右フレーム3b及び右側板4b間に回転可能、かつ軸方向に移動可能に設置されるクラッチ作動部材141と、このクラッチ作動部材141に係合する作動板144と、作動板144に係合してクラッチ作動部材141を軸方向に移動させるクラッチ切換部材145と、クラッチ切換部材145を駆動するスプール7の後方の側板4a,4b間に上下動可能に設けた操作レバー146とを備えている。なお、前記第2回転体139の中心部分には、クラッチ作動部材141が軸方向に移動可能で回り止め嵌合される。
前記クラッチ作動部材141のスプール側には、スプール軸7sに形成されているピン状の係止部7hに嵌合する係合凹部141aが形成されている。係合凹部141aと係止部7hとは、係脱可能で上述したように凹凸嵌合関係となっており、両者の嵌合時においては、クラッチ作動部材141が第2回転体139によって回転駆動することで、スプール7は、スプール軸7sを介して一体回転する。
前記作動板144は、クラッチ作動部材141の外周で支持プレート80の外側に配置された円周溝141cに係合されており、クラッチ作動部材141は常時スプール側に向けて付勢されている。この状態で、クラッチ作動部材141の係合部141aは、スプール軸7sの係止部7hに嵌合されており、動力伝達状態となっている(クラッチON)。そして、操作レバー146を移動操作すると、前記クラッチ切換部材145及び作動板144を介して、クラッチ作動部材141は、右外側板4b側に向けてスライド駆動される。この状態でクラッチ作動部材141の係合凹部141aは、係止部7hから外れ、動力伝達遮断状態となる(クラッチOFF)。
なお、クラッチOFF状態からクラッチON状態への復帰は、公知の復帰機構によって手動ハンドル6の巻取り操作、或いは操作レバー146の移動操作等によって成される。
次に、上記した動力伝達機構12による、手動ハンドル6及び駆動モータ30の駆動力の動力伝達経路について説明する。
手動ハンドル6を巻取り操作すると、その回転駆動力は、駆動歯車18a、連結歯車120及び支軸21(第2キャリヤ133a)を介して遊星歯車機構15に入力される。そして、遊星歯車機構15に入力された回転駆動力は、第2太陽歯車131、第1キャリヤ132a、及び一方向クラッチ46によって固定状態にある第1太陽歯車130の回りを公転しながら自転する第1遊星歯車132を介して、減速された状態で第1回転体135に伝達される。
この第1回転体135の回転方向は、反時計回り方向であり、前記ベルト150を介して第2回転体139を、同様に反時計回り方向に回転させる。これにより、前記スプール7は、第2回転体139に回り止めされるクラッチ作動部材141を介して釣糸巻取り方向に回転駆動される。
一方、駆動モータ30を回転駆動すると、第1太陽歯車130は、時計回り方向に回転駆動され、この回転駆動力により、第1キャリヤ132aは時計回り方向に回転駆動される。このとき第2太陽歯車131も時計回り方向に回転駆動され、これに伴って第2キャリヤ133aも時計回り方向に回転駆動しようとするが、第2キャリヤ133aは、連結歯車120を介して、駆動歯車18aに装着された逆転防止機構6bによって時計回り方向に回転することはできず、結果として、第2遊星歯車133は反時計回り方向に自転する。これにより、第1回転体135は、各第2遊星歯車133の自転によって減速された状態で反時計回り方向に回転駆動される。
そして、第1回転体135の反時計回り方向の回転は、上記した手動ハンドル6の場合と同様、ベルト150を介して第2回転体139を反時計回り方向に回転させ、前記スプール7は、第2回転体139に回り止めされるクラッチ作動部材141を介して釣糸巻取り方向に回転駆動される。
続いて、上記した駆動モータ30の構成について詳細に説明する。
本発明に係る駆動モータ30は、リール本体5を構成する部材に凹所を形成し、この凹所の内面に界磁を構成する磁石を取り外し可能に配設し、かつその内側に電機子を取り外し可能に配設して構成されている。すなわち、リール本体に形成される凹所は、駆動モータの構成部材となる界磁を発生する磁石を配設したケーシングとしての機能を有する。
具体的に、本実施形態では、リール本体5を構成している前記前フレーム3c(スプール7の前方側に位置するリール本体)に、円筒状の空間を画定する凹所32を形成し、その内面32aに界磁を構成する磁石33を周方向に沿って配設している。この場合、磁石33は、内面32aに対して取り外し可能に取り付けられていれば良く、例えば保持手段によって係止するようにしても良い。また、磁石33は、周方向に沿って所定間隔おいて配設されていても良い。また、磁石33については、その外側に磁気回路を構成して磁力の漏洩を防止する円筒状の継鉄(ヨーク)33aを取着しているが、前記フレーム3cにそのようなヨークとしての機能を持たせても良い。
前記凹所32が形成された前フレーム3cは、左側板側がそのまま開口すると共に、右側板側に底壁3dを形成しており、底壁3dの中心部分に軸受34を介して前記駆動軸31を回転可能に支持している。
この出力軸(駆動軸)31には、前記凹所32の内面32aに取着された磁石33に対向して駆動モータ30の構成部材である電機子35(磁石33に対向するコイル)が装着されており、かつ電機子35の軸方向左側板側に、電機子35に電流を供給する整流子37が装着されている。
前記整流子37は、前フレーム3cの左側板側の開口(凹所32の開口)から突出しており、この開口部分には、前フレーム3c近傍の右フレーム3bに螺着される固定ネジ39によって前フレーム3cに着脱可能となるようにカバー体としての端部カバー40が装着される。この端部カバー40は、予め一つのユニットとして構成されており(例えば図2(a)参照)、その径方向内側には、前記整流子37に接触して電流を流すブラシ41と、このブラシを保持するブラシホルダ42が組み込まれてネジ39で前フレーム3cに取付け固定されている。そして、このブラシホルダ42には、端子43が一体的に組み込まれており、リード線44を介して外部電源に接続されるようになっている。
また、端部カバー40には、軸方向内側から順に、前記駆動軸31を回転可能に支持する一方向クラッチ46と、駆動軸を回転可能に支持する軸受47とを保持した保持体48が組み込まれている。この場合、一方向クラッチ46は、手動ハンドル6を巻取り操作した際に空回りすることなく、かつ駆動モータが駆動された際、スプール7側に動力を伝達するように、駆動軸31を一方向のみに回転することを許容するものである。
なお、本実施形態では、減速機構15側に位置する前フレーム3cの開口部(出力軸31が減速機構15に対して脱着される側の開口部)に、凹所32を外部に対して水密に保持するための防水パッキン99が配設されている。また、本実施形態では、駆動モータ30の水密性の向上が更に図れるように、リール本体5の各所にシール部材52が設置されている。このようなシール部材52は、例えば、ゴム系やシリコン系の材料で形成されるOリングやカバー体などによって構成することが可能である。特に本実施形態においては、シール部材52は、端部カバー40と前フレーム3cとの間、端部カバー40とリード線44との間、端部カバー50と前フレーム3cとの間、端部カバー50と駆動軸31との間などに設置されている。このようなシール部材52については、駆動モータ30の電機子部分が設置される凹所内が水密に維持できるように適所に配設されるのであり、凹所の形成位置や大きさ、形状、駆動モータの構成部材の設置態様等に応じて適宜変形される。
また、本実施形態では、太陽歯車130および軸受34が出力軸31に対して抜け止め装着されており、電機子35を有する出力軸31と軸受34および太陽歯車130とを一体化させて成るモータコアユニットを前記凹所32から着脱できる構成となっている。また、前フレーム3cの底壁3dから出力軸31と共に軸受34および太陽歯車130を引く抜くことができるように、太陽歯車130の外径は軸受34の外径よりも小さく設定されている。
なお、太陽歯車130および軸受34を出力軸31に対して抜け止め装着する方法としては、出力軸31に対して太陽歯車130を回り止め支持させた状態で太陽歯車130を出力軸31に対してカシメ固定したり、あるいは、太陽歯車130を出力軸31の外周に圧入または接着等により固着することが考えられる。無論、軸受34に関しても同様な手法で抜け止め装着可能である。また、カシメ固定する場合には、回り止めするために必要な太陽歯車130(または軸受34)と出力軸31との非円形嵌合部分を必要最小限に抑えて円形嵌合部分を多くとるようにすることで、太陽歯車130(または軸受34)と出力軸31との同芯度を向上させることが望ましい。
以上説明したように、本実施形態では、手動ハンドル6の巻取り操作、及び駆動モータ30の回転駆動によってベルト150を介して回転駆動力が入力される右フレーム3bに設けた軸受139bで支持された第2回転体139に対して、右フレーム3bと右側板4bに設けた一対の軸受142で支持されたクラッチ作動部材141を独自に軸方向に移動可能に回り止め嵌合したことで、クラッチの係脱操作を支障なく容易に行なうことが可能となる。すなわち、クラッチの係脱操作が行われている際、動力伝達機構12における歯車同士の噛合関係は維持されたままであることから、重い仕掛けや錘を取り付けて釣糸に大きな張力が作用し、スプール7を巻取り駆動するクラッチ係合部に負荷が加わっていても、歯面を傷付けることはなく、軽快なクラッチ切り操作が行なえるようになる。また、スプール7に対する動力伝達を歯車同士の噛合関係ではなく、ベルト150によって行なうことから、特に、駆動モータ30の駆動時における歯車噛合による騒音を減少して静音化することが可能となる。
また、本実施形態では、右フレーム3bと右外側板4bとの間に、支持ケース80を設置し、その内部に動力伝達機構12、特に、駆動音が大きい遊星歯車機構15(遊星歯車132,133)、及びこれらが噛合する第1回転体135、第2回転体139、ベルト150を収容しているため、スプール回転駆動時における騒音発生を大幅に抑制することが可能になる。もちろん、この支持ケース80の構造、設置態様等は適宜変形することが可能であり、それによって動力伝達機構12の支持方法や配置態様も適宜、変形することが可能である。
また、本実施形態において、スプール7を回転駆動する駆動モータ30は、従来のように駆動モータが一体のユニットとしてリール本体5内に組み込まれているのではなく、その構成部材である界磁を構成する磁石33が、リール本体5に形成されている凹所32の内面に取り外し可能に配設され、かつ、その凹所32内に電機子35を取り外し可能に配設した構造となっており、しかも、この凹所32の開口部を覆う端部カバー40を着脱できる構成となっている。そのため、例えば、長時間にわたる過酷な条件下での使用によってモータが焼損して動かなくなった場合や、性能が低下するなどしてモータを機能回復させる場合、あるいは、特性の異なるモータに変更する場合には、図2ないし図5に示されるように端部カバー40を外すだけで、駆動モータ30を構成する最小単位の部品33,35を個別に取り外して交換することができ(無論、図5に示すようにスプール7もリール本体5側から取り外せる)、また、良好なモータ維持機能を必要最小限のメンテナンスで行なうことができるため、大変経済的である。
また、本実施形態では、リール本体5の構成部材(フレーム3)を、駆動モータ30の構成部材の一部(界磁を発生するケーシング)としている。このため、従来の電動リールに用いられる駆動モータを構成するハウジング部分が省略され、その分、出力を維持したままリール本体5の小型化が図れるか、リール本体5の大きさを維持したまま、駆動モータ30を構成する電機子35を大型化して出力を向上することが可能となる。また、ケーシングがフレームと一体化されることで、軽量、コンパクトな電動リールとすることができ、釣場での操作性や取扱性の向上が図れるようになる。
また、従来の電動リールでは、ハウジングを有する駆動モータを、リール本体に形成したケース内に収容する構成であったため、いわゆる二重構造となっていたが、上記したような構造を採用することで駆動モータ部分は単一構造となり、放熱作用する部分(モータハウジングを構成しているフレーム部分)の外気に直接触れる領域を多くすることができ、放熱性の向上が図れるようになる。これにより、熱がこもることによる不具合が回避され、駆動モータの耐久性、及び巻上げ効率の向上が図れ、釣糸の巻き取り操作性能が向上するようになる(一連の動作として行なわれる釣糸の繰り出し操作と巻き取り操作の両操作の操作性が向上する)。特に、スプールアウトタイプの電動リールでは、ハウジングとなる凹所が形成されている部分を、直接外気に触れるように構成することが容易となり、より放熱性の向上が図れ、発熱による不具合を確実に防止することが可能になる。
また、本実施形態では、軸受34および太陽歯車130が出力軸31と一体となっており、端部カバー40を外せば軸受34および太陽歯車130を出力軸31と共にリール本体5側から取り外せるようになっている。このように、軸受34および太陽歯車130を出力軸31と一体で凹所32から着脱できる構成にすると、すなわち、太陽歯車130および軸受34を出力軸31に対して抜け止め装着すると、遊星歯車と噛合する太陽歯車130の出力軸31に対するガタ付き発生を防止することができ、太陽歯車130と遊星歯車との噛合時における異音発生を防止できる。すなわち、例えば太陽歯車130を出力軸31に対して着脱可能に回り止め嵌合するような場合には、太陽歯車130と出力軸31との間にガタが発生して(嵌合して着脱する必要上、当然のことながら、太陽歯車130と出力軸31との間に僅かなクリアアランスが存在するため)噛合時に異音が発生することが懸念されるが、本実施形態の構成によればそのような問題が生じることがない。また、本実施形態によれば、太陽歯車130および軸受34を出力軸31(電機子35を含む)と共にモータコアユニットとしてリール本体5側に組み込めるため、組み込み順の制約(電機子35をフレーム3にセットした後、太陽歯車を組み込むなどといった組み込み順序の制約)がなくなり、作業性・メンテナンス性が向上する。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。例えば、本発明では、クラッチ機構におけるクラッチ作動部材41を、動力伝達系の動力伝達状態を維持した状態のまま移動させてクラッチをOFFできるように構成されていれば良く、上述した動力伝達機構、遊星歯車機構、クラッチ機構の構成、及びその配置態様については適宜変形することが可能である。また、上述した構成において、クラッチ作動部材141は、駆動モータ30の駆動及び手動ハンドル6の回転操作で回転し、外部の切換操作で軸方向に移動する構成であれば良く、支軸140に挿通されていない構成であっても良い。また、クラッチ作動部材141の係合部141aが係脱される係止部7hは、スプールと一体回転する部分に設けられたものであれば良い。また、上記した凹所32は、その内面に、界磁を構成する磁石33が取着される部分となっていれば良く、その形状や大きさ、設置箇所については、適宜変形することが可能である。また、凹所を形成する部分は、上記したフレーム以外にも、外側板に一体形成しても良いし、フレーム3と外側板4に亘って形成しても良い。また、上記した動力伝達機構12については、ギヤトレインによる動力伝達構造にしたり、駆動力伝達系を両方の側板側に分配して配置する等、種々変形することが可能である。また、駆動モータについては、界磁を発生する磁石がリール本体に形成された凹所内に配設されていれば良く、それ以外の構成部品の構成や配置方法については、適宜変形することが可能である。また、ドラグ機構20やクラッチ機構22の構成、及びその配置態様については適宜変形することが可能である。また、防水パッキン99は、端部カバー40を外して駆動モータ30を構成する最小単位の部品33,35を個別に取り外す際に図4に示されるようにリール本体5側に取り残された状態となっても良いが、出力軸31上の軸受34と太陽歯車130との間に位置して出力軸31と一体でリール本体5側から取り外されるようになっていても良い。また、前述した本実施形態の構成では、側板4b全体を取り外した後(図2参照)、端部カバー40を取り外すことにより、磁石33や電機子35をリール本体5側から取り出せるようになっているが、端部カバー40が側板4bに覆われることなく外部に露出された形態とし、側板4bを取り外すことなく、端部カバー40を外部から直接に着脱操作できるような構造としても良い。そのようにすれば、駆動モータ30の構成部品の交換およびメンテナンスが更に楽になる。あるいは、外側板4bに開閉蓋を別個に設け、この開閉蓋を取り外すことにより端部カバー40にアクセスできるようにしても良い。
本発明に係る電動リールの第1の実施形態を示しており、内部構造を示した断面図。 (a)はリール本体側から取り外された端部カバーおよびモータコアユニットの断面図、(b)はモータコアユニットが取り外された電動リールの断面図。図1に示した電動リールの主要部の分解図。 凹所から取り外されたモータコアユニットの一部断面を有する側面図。 モータコアユニットが取り外された電動リールの凹所付近の断面図。 モータコアユニット、左外側板およびスプールが取り外された電動リールの断面図。
符号の説明
1 魚釣用電動リール
3 フレーム
3a 左フレーム
3b 右フレーム
3c 前フレーム
4 外側板
4a 左外側板
4b 右外側板
4c 前外側板
5 リール本体
6 手動ハンドル
7 スプール
7h 係止部
7s スプール軸
12 動力伝達機構
15 遊星歯車機構
22 クラッチ機構
30 駆動モータ
32 凹所
32a 内面
33 磁石
35 電機子
40 端部カバー(カバー体)
139 回転体
141 クラッチ作動部材
141a 係合部

Claims (4)

  1. リール本体に回転自在に支持されるスプールと、前記リール本体に設けられて前記スプールを回転駆動するための駆動モータ及び手動ハンドルと、前記駆動モータ及び手動ハンドルによる回転駆動力を前記スプールに伝達する動力伝達機構と、この動力伝達機構を動力伝達状態と動力遮断状態とに切り換えるクラッチ機構とを備える魚釣用電動リールにおいて、
    前記動力伝達機構は前記駆動モータ及び前記手動ハンドルにより回転する回転体を有し、前記クラッチ機構は、前記回転体に軸方向移動可能に回り止め嵌合されるクラッチ作動部材を有するとともに、このクラッチ作動部材を軸方向に移動させて当該クラッチ作動部材の一側に形成した係合部をスプールと一体回転する係止部に係脱することにより前記動力伝達機構を動力伝達状態と動力遮断状態とに切り換え、
    前記リール本体に凹所を形成して、前記凹所内に電機子を回転自在に設けるとともに、前記電機子に対向する前記凹所の内面に界磁を構成する磁石を配設することにより、前記スプールを回転駆動する駆動モータを構成することを特徴とする魚釣用電動リール。
  2. 前記回転体にはこれに巻回される動力伝達用のベルトを介して前記駆動モータ及び前記手動ハンドルから回転駆動力が伝達されることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用電動リール。
  3. 前記リール本体は、駆動力伝達機構が装着されるフレームと、このフレームに装着される前記側板とを有しており、前記凹所は、前記フレームと共に一体形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用電動リール。
  4. 前記凹所の開口部を覆うカバー体を着脱可能とすることにより、この凹所内に設けられる前記電機子または磁石等の前記駆動モータの構成部品を交換可能にしたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の魚釣用電動リール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015220995A (ja) * 2014-05-15 2015-12-07 ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム パワーストラット
JP2020000137A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 バナックス カンパニー リミテッド スプール交換が容易な釣用電動リール

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