JP2008072979A - 魚釣用電動リール - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ駆動時における駆動音の静音化が図れると共に、円滑な手動巻取り操作感が得られる魚釣用電動リールを提供する。
【解決手段】魚釣用電動リールは、スプール7を回転駆動する駆動モータ8及び手動ハンドル6と、駆動モータ8及び手動ハンドル6による回転駆動力をスプール7に伝達する動力伝達機構12とを有する。動力伝達機構12は、駆動モータ8の出力軸上に配設される遊星歯車機構15と、この遊星歯車機構15の遊星歯車が噛合する内歯を備えた第1回転体35と、第1回転体35にベルト50を介して駆動連結されスプールを回転駆動する第2回転体39とを有する。そして、手動ハンドル6の回転操作による巻取り駆動力は、手動ハンドル6の軸上に設けた駆動歯車6bで連動回転する第1回転体35とベルト50で連結駆動される第2回転体39を介してスプール7に伝達される。
【選択図】図1

Description

本発明は、リール本体に回転自在に支持されたスプールを回転駆動する駆動モータを備えると共に、リール本体の一側に設けた手動ハンドルの回転操作でスプールを巻取り駆動する手動・電動併用型の魚釣用電動リールに関する。
通常、魚釣用電動リールは、リール本体に設けられた駆動モータの回転駆動力を、遊星歯車を有する減速機構を具備した動力伝達機構を介してスプールに伝達するよう構成されている。一般的に、このような動力伝達機構は、特許文献1で見られるように、駆動モータ出力軸上に設けられた内歯を有する内歯歯車と、スプール軸上の係合部とクラッチ係脱するスプール駆動歯車とを、連結歯車で連結しており、駆動モータによる動力伝達経路と手動ハンドルによる動力伝達経路は、その一部が共通化された構成となっている。すなわち、手動ハンドルからの回転駆動力は、ハンドル軸上に設けられた駆動歯車を介して、前記内歯歯車に入力され、前記連結歯車及びスプール駆動歯車を経由してスプールに伝達されるようになっている。
特開2002−145号
上記した特許文献1に開示されている魚釣用電動リールは、駆動モータによる回転駆動力は、遊星歯車を有する減速機構から複数の歯車列を介してスプールに伝達されるため、モータ駆動時の歯車の噛合駆動音が大きくなって巻取り操作時に不快感を感じてしまう。
また、上記したように、手動ハンドル操作による巻取り駆動力は、ハンドル軸上に設けられた駆動歯車を有する歯車列(ハンドル駆動歯車系列)、上記した減速機構の一部(モータ駆動歯車系列)、及び連結歯車等、複数の歯車の噛合によってスプールに動力を伝達する構成となっているため、歯面の極僅かな傷や変形、或いは隙間精度等の影響を受け易いと共に、歯車同士の噛み合い量も少ないこともあり、良好な噛み合い性能を維持することは難しい。このため、手動・電動併用型の魚釣用電動リールでは、手動巻取り操作時に、円滑な巻取り操作感が得られないという問題がある。
本発明は、上記した問題に基づいてなされたものであり、モータ駆動時における駆動音の静音化が図れると共に、円滑な手動巻取り操作感が得られる魚釣用電動リールを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係る魚釣用電動リールは、リール本体に回転自在に支持されるスプールと、前記リール本体に設けられて前記スプールを回転駆動する駆動モータ及び手動ハンドルと、前記駆動モータ及び手動ハンドルによる回転駆動力を前記スプールに伝達する動力伝達機構と、を有する構成において、前記動力伝達機構は、前記駆動モータの出力軸上に配設される遊星歯車機構と、この遊星歯車機構の遊星歯車が噛合する内歯を備えた第1回転体と、この第1回転体にベルトを介して駆動連結され前記スプールを回転駆動する第2回転体と、を有し、前記手動ハンドルの回転操作による巻取り駆動力は、前記手動ハンドルの軸上に設けた駆動歯車で連動回転する前記第1回転体と前記ベルトで連結駆動される前記第2回転体を介して前記スプールに伝達されることを特徴とする。
上記した構成によれば、駆動モータによる回転駆動力は、第1回転体と第2回転体との間に巻回されるベルトを介してスプール側に伝達する構成としているため、モータ駆動時の静音化が図れるようになる。また、手動ハンドルによる巻取り駆動力は、上記した第1回転体、第2回転体、及びこれらに巻回されるベルトを介してスプール側に伝達する構成としているため、通常の歯車の噛合による動力伝達と比較して、噛合量(各回転体に対するベルトの巻回長)を多く確保することができ、かつ歯車の歯面の傷、変形等の影響を受けることも無いので、手動巻取り操作時の回転性能の向上が図れ、円滑な巻取り操作が行なえるようになる。
本発明によれば、モータ駆動時における駆動音の静音化が図れると共に、円滑な手動巻取り操作感が得られる魚釣用電動リールが得られるようになる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1から図5は、本発明に係る魚釣用電動リールの一実施形態を示しており、図1は、内部構造を示した平面図、図2及び図3は、図1の主要部を拡大して示す図であり、図2は、動力伝達状態(クラッチON)を示す図、図3は、動力遮断状態(クラッチOFF)を示す図、図4は図1のA−A線に沿った方向から見た部分断面図、そして、図5は、図1のB−B線に沿った方向から見た部分断面図である。
本実施形態の魚釣用電動リール1は、左右のフレーム3a,3bに外側板4a,4bを取着して構成されるリール本体5を備えている。リール本体5を構成する一方の側板(右側板4b)側には、巻取り操作される手動ハンドル6が設けられており、リール本体5を構成する左右のフレーム3a,3b間には、釣糸が巻回されるスプール7が回転可能に支持されている。また、前記スプール7の前方側における左右のフレーム間には、駆動モータ8が保持されており、前記スプール7は、前記手動ハンドル6の巻取り操作、及び駆動モータ8の回転駆動によって、後述する動力伝達機構を介して釣糸巻取り方向に回転駆動される。
前記スプール7は、釣糸が巻回される釣糸巻回胴部7aを備えており、その両端には、巻回される釣糸を規制するフランジ7b,7cが形成されている。また、スプール7は、スプール軸7sに固着されており、スプール軸7sの両端側が、各フレーム3a,3bに対して軸受10を介して支持されることで、フレーム間に回転可能に支持されている。さらに、スプール軸7sの右側板側の端部には、後述するクラッチ機構のクラッチ作動部材41の係合部41aが係脱されるように、断面非円形状の係止部7hが形成されている。この場合、係止部7hは、クラッチ作動部材41とスプール7が一体回転するように動力伝達部としての機能を備えたものであれば良く、例えば、断面非円形状の凹部、凸部、凹凸部等によって構成される。
前記スプール7には、動力伝達機構12を介して、前記手動ハンドル6及び駆動モータ8からの回転駆動力が入力されるようになっている。この場合、動力伝達機構12は、駆動モータ8の回転駆動を減速する遊星歯車機構15、及び動力伝達機構12における動力伝達を、動力伝達状態と動力遮断状態に切り換えるクラッチ機構18を備えた構成となっている。以下、これら動力伝達機構12、遊星歯車機構15及びクラッチ機構18の構成について説明する。
本実施形態の動力伝達機構12は、リール本体5の手動ハンドル6が装着される側の右フレーム4b側に集約して設置されており、前記手動ハンドル6を回転可能に支持するハンドル軸6a、ハンドル軸6aに装着される駆動歯車6b、駆動歯車6bに噛合すると共に前記遊星歯車機構15に連結される連結歯車20、遊星歯車機構15に噛合する第1回転体35、スプールに回転駆動力を与える第2回転体39、及び各回転体35,39間に巻回されるベルト50(歯付きベルトであることが好ましい)を備えている。すなわち、手動ハンドル6を回転操作することにより、遊星歯車機構15に噛合する第1回転体35は、駆動歯車6b及び連結歯車20によって連動回転される。
なお、前記連結歯車20は、後述する支持ケース80と右外側板4bとの間で、軸受21a,21bを介して回転自在に支持される支軸21に回り止め固定されている。また、前記ハンドル軸6aと駆動歯車6bとの間には、公知のドラグ機構9が配設されており、ハンドル軸6a上に設置されたドラグノブ9aを回転操作することで、スプール7の回転に所望の制動力が付与されるようになっている。
前記遊星歯車機構15は、遊星歯車によって駆動モータ8の回転駆動力を減速するように構成されており、駆動モータ8の駆動軸8aに並設される第1太陽歯車30及び第2太陽歯車31と、これらにそれぞれ噛合する第1遊星歯車32及び第2遊星歯車33を備えている。この場合、第1太陽歯車30は駆動軸8aに固定され、第2太陽歯車31は、フリー回転可能となっている。各遊星歯車32,33は、右フレーム3bに回転自在に支持された第1回転体35に形成される内歯35aに噛合している。そして、第1遊星歯車32を支持する第1キャリヤ32aは、前記第2太陽歯車31に連結固定され、前記第2遊星歯車33を支持する第2キャリヤ33aは、右外側板側に向けて突出する前記支軸21と一体化されて前記連結歯車20に連結固定されている。
前記ハンドル軸6aには、逆転防止機構6cが設けられており、駆動モータ8が回転駆動された際、手動ハンドル6の連動回転を阻止するようになっている。なお、本実施形態の逆転防止機構6cは、ハンドル軸6aに装着される逆転防止用ラチェットとして構成されているが、一方向クラッチによって構成しても良い。また、前記駆動モータ8の駆動軸8aの左側板側の突出部分には、手動ハンドル6を巻取り操作した際に空回りしないように、かつスプール7側に動力が伝達されるように一方向クラッチ8dが装着されている。
前記遊星歯車機構15に噛合する第1回転体35の回転駆動力は、前記スプール7と同軸上に設置され、リール本体である右フレーム3bに回転自在に支持された第2回転体39に伝達されるようになっており、両者間における回転駆動力の伝達は、動力伝達用のベルト50を介して行なわれるようになっている。すなわち、第1回転体35、及び第2回転体39の外周面には、夫々前記ベルト50の内側に連続形成される歯(凹部)50aが嵌り込む凹凸35e及び39eが形成されており、この部分にベルト50を巻回することで、動力伝達するように構成されている。
本実施形態における第2回転体39は、スプール側に円形の凹所39aが形成されており、その周壁の内面と右フレーム3bに突出形成された円筒部3dとの間に設置される軸受39bによって、右フレーム3bに回転可能に支持されている。すなわち、第2回転体39の支持部となる軸受39bの径方向内側に、クラッチ機構18のクラッチ作動部材41の係合部41aが重合して配設されるよう構成されている。
これにより、クラッチ係合部を有するスプール軸方向の短縮化が可能となり、リール本体5の小型・コンパクト化を図ることが可能となる。なお、上記した係合部41aは、少なくともその一部が軸受39bに対して重合していれば良い。すなわち、第2回転体39に凹所を形成し、この部分に係合部41aの少なくとも一部が位置するような構成であっても良い。
また、本実施形態では、右フレーム3bと右外側板4bとの間に、右フレーム3bに取着される支持ケース(セットプレート)80が設置されている。この支持ケース80の内部には、前記動力伝達機構12が収容されており、好ましくは、駆動音が大きい部材である遊星歯車機構15(遊星歯車32,33)、及びこれらが噛合する第1回転体35、更には、第2回転体39、及びベルト50が収容されている。このため、前記第1回転体35は、支持ケース80と、右フレーム3bとの間の収容空間内で、夫々軸受36a,36bを介して回転可能に支持されている。
前記クラッチ機構18は、スプール軸7sと同軸上で、右フレーム3b及び右側板4b間に配設される支軸40と、この支軸40を囲繞し一対の軸受42を介して右フレーム3b及び右側板4b間に回転可能、かつ軸方向に移動可能に設置されるクラッチ作動部材41と、このクラッチ作動部材41に係合する作動板44と、作動板44に係合してクラッチ作動部材41を軸方向に移動させるクラッチ切換部材45と、クラッチ切換部材45を駆動するスプール7の後方の側板4a,4b間に上下動可能に設けた操作レバー46とを備えている。なお、前記第2回転体39の中心部分には、クラッチ作動部材41が軸方向に移動可能で回り止め嵌合される。
前記クラッチ作動部材41のスプール側には、スプール軸7sに形成されている断面非円形状の係止部7hに嵌合する係合部41aが形成されている。係合部41aと係止部7hとは、係脱可能で上述したように断面非円形状の嵌合関係となっており、両者の嵌合時においては、クラッチ作動部材41が第2回転体39によって回転駆動することで、スプール7は、スプール軸7sを介して一体回転する。
前記作動板44は、クラッチ作動部材41の外周で支持プレート80の外側に配置された円周溝41cに係合されており、クラッチ作動部材41は常時スプール側に向けて付勢されている。この状態で、図2に示すように、クラッチ作動部材41の係合部41aは、スプール軸7sの係止部7hに嵌合されており、動力伝達状態となっている(クラッチON)。そして、操作レバー46を移動操作すると、前記クラッチ切換部材45及び作動板44を介して、クラッチ作動部材41は、右外側板4b側に向けてスライド駆動される。この状態でクラッチ作動部材41の係合部41aは、係止部7hから外れ、図3に示すように、動力伝達遮断状態となる(クラッチOFF)。
なお、クラッチOFF状態からクラッチON状態への復帰は、公知の復帰機構によって手動ハンドル6の巻取り操作、或いは操作レバー46の移動操作等によって成される。
次に、上記した動力伝達機構12による、手動ハンドル6及び駆動モータ8の駆動力の動力伝達経路について説明する。
手動ハンドル6を巻取り操作すると、その回転駆動力は、ハンドル駆動歯車系列である駆動歯車6b、連結歯車20及び支軸21(第2キャリヤ33a)を介して遊星歯車機構15に入力される。そして、遊星歯車機構15に入力された回転駆動力は、第2太陽歯車31、第1キャリヤ32a、及び一方向クラッチ8dによって固定状態にある第1太陽歯車30の回りを公転しながら自転する第1遊星歯車32を介して、減速された状態で第1回転体35に伝達される。
この第1回転体35の回転方向は、図4及び図5において、反時計回り方向であり、前記ベルト50を介して第2回転体39を、同様に反時計回り方向に回転させる。これにより、前記スプール7は、第2回転体39に回り止めされるクラッチ作動部材41を介して釣糸巻取り方向に回転駆動される。
一方、駆動モータ8を回転駆動すると、第1太陽歯車30は、図5において、時計回り方向に回転駆動され、この回転駆動力により、第1キャリヤ32aは時計回り方向に回転駆動される。このとき第2太陽歯車31も時計回り方向に回転駆動され、これに伴って第2キャリヤ33aも時計回り方向に回転駆動しようとするが、第2キャリヤ33aは、連結歯車20を介して、駆動歯車6bに装着された逆転防止機構6cによって時計回り方向に回転することはできず、結果として、第2遊星歯車33は反時計回り方向に自転する。これにより、第1回転体35は、各第2遊星歯車33の自転によって減速された状態で反時計回り方向に回転駆動される。
そして、第1回転体35の反時計回り方向の回転は、上記した手動ハンドル6の場合と同様、ベルト50を介して第2回転体39を反時計回り方向に回転させ、前記スプール7は、第2回転体39に回り止めされるクラッチ作動部材41を介して釣糸巻取り方向に回転駆動される。
上述したように、駆動モータ8による回転駆動力は、第1回転体35と第2回転体39との間に巻回されるベルト50を介してスプール7側に伝達する構成としているため、モータ駆動時の静音化が図れるようになる。また、手動ハンドル6による巻取り駆動力は、第1回転体35からベルト50を介して第2回転体39に伝達され、これによってスプール側に伝達する構成としているため、従来の魚釣用電動リールに見られる歯車の噛合関係による動力伝達と比較して、噛合量(各回転体35,39に対するベルト50の巻回長)を多く確保することができ、かつ歯車の歯面の傷、変形等の影響を受けることも無いので、手動巻取り操作時の回転性能の向上が図れるようになり、円滑な巻取り操作が行なえるようになる。
この場合、各回転体35,39に対するベルト50の巻回長を確保することにより、各回転体35,39の幅を短縮化することが可能となり、リール本体5を小型化することが可能となる。
また、本実施形態の構成では、上述したように、手動ハンドル6の巻取り操作、及び駆動モータ8の回転駆動によってベルト50を介して回転駆動力が入力される右フレーム3bに設けた軸受39で支持された第2回転体39に対して、右フレーム3bと右側板4bに設けた一対の軸受42で支持されたクラッチ作動部材41を独自に軸方向に移動可能に回り止め嵌合しているため、クラッチの係脱操作を支障なく容易に行なうことも可能となる。すなわち、クラッチの係脱操作が行われている際、動力伝達機構12における歯車同士の噛合関係は維持されたままであることから、重い仕掛けや錘を取り付けて釣糸に大きな張力が作用し、スプール7を巻取り駆動するクラッチ係合部に負荷が加わっていても、歯面を傷付けることはなく、軽快なクラッチ切り操作が行なえるようになる。
また、上記した実施形態では、右フレーム3bと右外側板4bとの間に、支持ケース80を設置し、その内部に動力伝達機構12、特に、駆動音が大きい遊星歯車機構15(遊星歯車32,33)、及びこれらが噛合する第1回転体35、第2回転体39、ベルト50を収容しているため、スプール回転駆動時における騒音発生を大幅に抑制することが可能になる。もちろん、この支持ケース80の構造、設置態様等は適宜変形することが可能であり、それによって動力伝達機構12の支持方法や配置態様も適宜、変形することが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、手動ハンドル6の巻取り駆動力を、駆動モータ8によって駆動する際に動力伝達されるベルト50を介してスプール側に伝達する構成であれば良く、上述した動力伝達機構、遊星歯車機構、クラッチ機構の構成、及びその配置態様については適宜変形することが可能である。
本発明に係る魚釣用電動リールの第1の実施形態を示しており、内部構造を示した平面図。 図1の主要部を拡大して示す図であり、動力伝達状態(クラッチON)を示す図。 図1の主要部を拡大して示す図であり、動力遮断状態(クラッチOFF)を示す図。 図1のA−A線に沿った方向から見た部分断面図。 図1のB−B線に沿った方向から見た部分断面図。
符号の説明
1 魚釣用電動リール
3a,3b フレーム
4a,4b 側板
5 リール本体
6 手動ハンドル
7 スプール
7a 釣糸巻回胴部
7h 係止部
7s スプール軸
8 駆動モータ
12 動力伝達機構
15 遊星歯車機構
18 クラッチ機構
35 第1回転体
39 第2回転体
41 クラッチ作動部材
41a 係合部
50 ベルト

Claims (1)

  1. リール本体に回転自在に支持されるスプールと、前記リール本体に設けられて前記スプールを回転駆動する駆動モータ及び手動ハンドルと、前記駆動モータ及び手動ハンドルによる回転駆動力を前記スプールに伝達する動力伝達機構と、を有する魚釣用電動リールにおいて、
    前記動力伝達機構は、前記駆動モータの出力軸上に配設される遊星歯車機構と、この遊星歯車機構の遊星歯車が噛合する内歯を備えた第1回転体と、この第1回転体にベルトを介して駆動連結され前記スプールを回転駆動する第2回転体と、を有し、
    前記手動ハンドルの回転操作による巻取り駆動力は、前記手動ハンドルの軸上に設けた駆動歯車で連動回転する前記第1回転体と前記ベルトで連結駆動される前記第2回転体を介して前記スプールに伝達されることを特徴とする魚釣用電動リール。
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