JP2009015798A - 情報処理装置、プログラム及びその記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続される機器に特別な手段を設けることなく、機器の種類に依らずに機器の機能を制限することが可能な情報処理装置等を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、接続される機器の機能を制限する機能制限ファイルを記憶する機能制限ファイル記憶手段422aと、機器で利用可能な機能を記述した機種依存/非依存の性能一覧ファイルを記憶する性能一覧ファイル記憶手段422bと、性能一覧ファイル記憶手段422bに記憶された性能一覧ファイルの中から機器の機種に対応する性能一覧ファイルを選択する性能一覧ファイル選択手段424と、性能一覧ファイル選択手段424によって選択された性能一覧ファイル及び機能制限ファイル記憶手段422aに記憶された機能制限ファイルに基づいて、機器による処理の内容を設定するための設定画面を生成する表示項目生成手段426とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、接続される機器の機能を制限することが可能な情報処理装置と、コンピュータをそのような装置として機能させるプログラム及びその記録媒体とに関する。
ネットワーク又はシリアルで、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置(以下、単にPCという。)と、例えばプリンタ、スキャナ又はファクシミリ(FAX)等の周辺機器とが接続されている場合に、PCは、自身にインストールされているアプリケーションで作成又は閲覧されたデータを周辺機器が処理可能なデータへ変換するためのデバイスドライバを有する。
例えば、レーザプリンタ(LP)及び複合機能プリンタ(MFP)等の画像形成装置(以下、単にプリンタという。)の場合に、PCには、一般的に、そのプリンタ専用のプリンタドライバが組み込まれている。これによって、アプリケーションで作成又は閲覧されたデータは、プリンタが処理可能なプリンタ言語(PDL)データへと変換される。1台のPCでネットワーク上の複数のプリンタを使用するためには、それらのプリンタの夫々に対応する複数のプリンタドライバをPCに組み込み込む必要がある。
例えば、オフィスなどのネットワーク環境でプリンタが使用される場合に、「両面印刷」や「集約印刷」などの特定の印刷設定が推奨されることがある。このような場合に、ネットワーク上の複数のプリンタとPCに組み込まれた複数のプリンタドライバとが一対一の関係にあるシステムでは、全てのプリンタに対して共通に特定の印刷設定が適用されるように、プリンタドライバごとに印刷設定項目を制限するための処理を行わなければならない。
特開2004−234169号公報(特許文献1参照。)には、印刷装置内に格納した設定情報を用いることによって、ユーザごとに使用できる項目と使用できない項目とを制御することができる印刷装置が開示されている。印刷装置は、プリンタドライバ部(PC)にて指定された印刷設定項目の使用の可不可情報をPCから受信して、その情報を自身の記憶装置に保持する。再びその印刷装置が使用される際に、印刷装置は、保持している印刷設定項目の使用の可不可情報をPCへ送信し、PCのプリンタドライバ部は、その可不可情報を用いてUIを表示させる。
また、特開2003−323268号公報(特許文献2参照。)には、プリンタの使用する機能を制限することを可能にするプリンタシステムが開示されている。プリンタシステムにおいて、印刷データに印刷条件の設定が可能なプリンタドライバを備えたホストコンピュータと、ホストコンピュータより受信した印刷データより画像を生成して印刷が可能なプリンタ装置とが接続されている。プリンタの機能制限はプリンタ装置上の操作パネルから行われ、その情報はプリンタ装置に保持される。プリンタドライバは、UIを表示する際にプリンタ装置から機能制限情報を取得し、その情報を用いてUIを表示させる。
特開2004−234169号公報 特開2003−323268号公報
しかし、上記特許文献1及び特許文献2で開示される発明を実現するためには、プリンタドライバのみならず、プリンタ側にも印刷設定項目を制限するための手段を設けなければならないという問題がある。更に、上記特許文献1及び特許文献2で開示される発明でも、上述したように、やはり、ネットワーク上の複数のプリンタとPCに組み込まれた複数のプリンタドライバとが一対一の関係にあるので、PCに接続されるプリンタが切り替えられると、使用されるプリンタドライバも切り替えられ、その度に、PCとプリンタとの間の相互通信を含め、印刷設定項目を制限するための一連の処理を実行しなければならないという問題がある。
本発明は、上記問題を鑑みて、接続される機器に特別な手段を設けることなく、機器の種類に依らずに機器の機能を制限することを可能にする情報処理装置、プログラム及びその記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、接続される機器の機能を制限する機能制限ファイルを記憶する機能制限ファイル記憶手段と、前記機器で利用可能な機能を記述した、前記機器の機種に依存する性能一覧ファイル及び前記機器の機種に依らない汎用の性能一覧ファイルを記憶する性能一覧ファイル記憶手段と、前記性能一覧ファイル記憶手段に記憶された前記性能一覧ファイルの中から前記機器の機種に対応する性能一覧ファイルを選択する性能一覧ファイル選択手段と、前記性能一覧ファイル選択手段によって選択された前記性能一覧ファイル及び前記機能制限ファイル記憶手段に記憶された前記機能制限ファイルに基づいて、前記機器による処理の内容を設定するための設定画面を生成する表示項目生成手段とを有する。
これにより、接続される機器に特別な手段を設けることなく、機器の種類に依らずに機器の機能を制限することが可能な情報処理装置を提供することができる。
望ましくは、本発明の情報処理装置において、前記性能一覧ファイル選択手段は、前記機器を特定する機器特定情報を前記機器から取得する機器特定情報取得手段を有し、前記機器特定情報に含まれる機種名に基づいて前記性能一覧ファイル記憶手段から前記性能一覧ファイルを選択することができる。
これにより、接続される機器が切り替えられる場合にも、切り替えられた機器の種類に依らずに機器の機能を制限することができる。
望ましくは、本発明の情報処理装置において、前記性能一覧ファイルは、更に、前記機器の機能間の排他規則を記述される。
望ましくは、本発明の情報処理装置において、前記機能制限ファイルは、前記機器の所定の機能及び/又は前記機能の所定の設定値に対して使用の可不可を指定することによって前記機器の機能を制限することができる。
これにより、機器が使用される度に機能制限処理を行う必要がなくなる。
望ましくは、本発明の情報処理装置において、前記機能制限ファイルは、ユーザごとの機能制限ファイルである。
これにより、ユーザごとに異なった機能制限処理を機器に対して行うことができる。
また、上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、情報処理装置に、接続される機器で利用可能な機能を記述した、前記機器の機種に依存する性能一覧ファイル及び前記機器の機種に依らない汎用の性能一覧ファイルの中から、前記機器の機種に対応する性能一覧ファイルを選択する性能一覧ファイル選択ステップと、前記性能一覧ファイル選択ステップで選択された前記性能一覧ファイル及び前記機器の機能を制限する機能制限ファイルに基づいて、前記機器による処理の内容を設定するための設定画面を生成する表示項目生成ステップとを実行させる。
また、上記目的は、本発明のプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体を情報処理装置に読み込ませて実行させることによって達成されても良い。
本発明により、接続される機器の機能を制限する機能制限ファイル及び機器で利用可能な機能を記述した機種依存/非依存の性能一覧ファイルを予め保持することで、接続される機器に特別な手段を設けることなく、機器の種類に依らずに機器の機能を制限することができる情報処理装置、プログラム及びその記録媒体を提供することが可能となる。
本発明を実施するための最良の形態を、添付の図面を参照して説明する。
〔構成〕
図1は、本発明の一実施形態としての情報処理システムのネットワーク構成例を示す。
図1において、情報処理システム1は、情報処理装置としてのコンピュータ10と、第1及び第2のプリンタ12及び14と、それらを相互に接続して、データ通信を可能にするネットワーク16とを有する。
コンピュータ10は、OS(Operating System)に基づくユーザインターフェース(UI)を表示することが可能なパーソナルコンピュータ(PC)、PDA(Personal Digital Assistants)又は携帯電話等の装置であっても良い。
第1及び第2のプリンタ12、14は、コンピュータ10からの要求に従って動作する機器であって、本実施形態では、レーザプリンタ(LP)又は複合機能プリンタ(MFP)等の画像形成装置を例とする。
図1では、コンピュータ及びプリンタは、夫々、1台又は2台ずつしか示されていないが、実際には複数台であっても良い。また、コンピュータとプリンタとの間の接続は、図1に示されるようなローカルエリアネットワーク(LAN)やインターネット等のネットワーク形式はもちろん、例えばUSB等のようなシリアル形式であっても良い。
以下、本実施形態の情報処理システムについて、SNMP(Simple Network Manegement Protocol)によって管理されるネットワークシステムを例として説明する。SNMPは、ネットワークに接続された機器をネットワーク経由で監視することによってネットワークシステムを管理するプロトコルである。
図2は、本発明の一実施形態としてのコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図2に示されるように、コンピュータ10は、バス26によって相互に接続されたドライブ装置21と、補助記憶装置22と、メモリ装置23と、演算処理装置24と、インターフェース装置25とを有する。コンピュータ10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体27によって提供される。
ドライブ装置21は、記録媒体27を読み取るための装置である。プログラムを記録した記録媒体27がドライブ装置21にセットされると、プログラムが記録媒体27からドライブ装置21を介して補助記憶装置22にインストールされる。なお、本実施形態では、記録媒体に記録されたプログラムとして、プリンタドライバやPC−FAXドライバ等の各種デバイスドライバが適用可能であるが、説明を簡単なものとするため、以降はプリンタドライバを例として説明する。
補助記憶装置22は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイル及びデータ等を格納する装置である。メモリ装置23は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置22からプログラムを読み出して格納する装置である。演算処理装置24は、メモリ装置23に格納されたプログラムに従って、コンピュータ10に係る機能を実行する装置である。インターフェース装置25は、コンピュータ10を図1のネットワーク16へ接続するための装置である。
図3は、コンピュータ10の機能構成例を示す図である。図3に示されるように、コンピュータ10は、ネットワーク16を介してプリンタ12に接続されており、アプリケーション102と、プリンタドライバ104と、情報取得部106と、通信部108とを有する。
アプリケーション102は、例えばウィンドウズ(登録商標)のようなOS上で動作するプログラムであって、例えば、文書作成ソフト及び表計算ソフト等のような汎用アプリケーションである。プリンタドライバ104は、アプリケーション102で作成又は閲覧された画像データを、OSの内部命令とともに、プリンタ12が処理可能なデータ、所謂プリンタ言語(PDL)データに変換するモジュールである。情報取得部106は、プリンタ12から情報を取得し、且つ/あるいは、プリンタ12に保存された情報を設定するモジュールとして機能し、SNMPのネットワークシステムでは、一般的にマネージャと呼ばれる。以降、情報取得部106をマネージャと称する。また、マネージャ106は、プリンタドライバ104で生成されたPDLデータをスプールするモジュールの一部であっても良い。通信部108は、プリンタ12と通信して、相互に情報を送受信するための、所謂、通信ポートである。
一方、図3に示されるように、プリンタ12は、通信ポートとしての通信部200と、情報送信部202と、機器特定情報記憶部204とを有する。
情報送信部202は、コンピュータ10からネットワーク16を介して送られた要求に応じて、機器特定情報記憶部204に格納された機器特定情報を取得し、要求先のコンピュータへ返す手段であり、SNMPのネットワークシステムでは、一般的にエージェントと呼ばれる。以降、情報送信部202をエージェントと称する。ここで、「機器特定情報」とは、プリンタ12を特定するための情報であって、少なくともプリンタ12の機種名を含む。機器特定情報記憶部204は、プリンタ12の機器特定情報を格納する手段であり、SNMPのネットワークシステムでは、一般的にMIB(Management Information Base)と呼ばれる。
図4は、本実施形態のコンピュータが有しているプリンタドライバ104の構成例を示すブロック図である。図4に示されるように、プリンタドライバ104は、マネージャ106に接続されており、ユーザインターフェース(UI)部40と、機能制限部42とを有する。マネージャ106は、ネットワーク16を介して、プリンタ12(図3参照。)のエージェント202に接続されている。
UI部40は、プリンタ12の印刷設定を行うための手段であって、表示部402と、入力部404と、設定記憶部406と、設定読込部408とを有する。
表示部402は、プリンタ12の印刷設定画面を、例えばモニタ等のディスプレイ装置(図示せず。)に表示する手段である。また、表示部402は、ユーザによって入力された設定値を受け付ける。入力部404は、ユーザがプリンタ12の印刷設定の各項目に対する設定値を入力する手段である。入力部404は、例えば、マウス及びキーボード等の入力装置であっても良い。設定記憶部406は、プリンタ12の印刷設定に関する設定値を記憶しておく手段である。設定読込部408は、設定記憶部406に記憶された設定値を読み込む手段である。
また、機能制限部42は、接続されるプリンタに対して指定された機能制限を、UI部40の表示部402によって表示される設定画面に反映する手段であって、記憶部422と、機能一覧ファイル選択部424と、表示項目生成部426とを有する。
記憶部422は、接続されるプリンタに対する機能制限に係る情報を記述した機能制限ファイルを記憶する機能制限ファイル記憶部422aと、プリンタにおいて利用できる可能性がある機能に係る情報を記述した性能一覧ファイルを記憶する性能一覧ファイル記憶部422bとを有する。性能一覧ファイルには、例えば、同じ機種のプリンタに共通する機能に係る情報を記述したファイル及び、プリンタの機種とは無関係に、全てのプリンタに共通する機能に係る情報を記述したファイルなどのように、プリンタの分類に従った段階がある。この分類は、機種に限らず、例えばベンダーによるものであっても良い。
性能一覧ファイル選択部424は、使用するプリンタに対応する性能ファイルを性能一覧ファイル記憶部422bから選択する手段であり、適切な性能ファイルを選択するための情報源としてプリンタから機器特定情報を取得する機器特定情報取得部428を有する。
表示項目生成部426は、性能一覧ファイル選択部424によって選択された性能一覧ファイルに記述された機能及び機能間の排他規則と、機能制限ファイル記憶部422aに記憶された機能制限ファイルに記述された機能制限とに基づいて、UI部40の表示部402によって表示される設定画面の表示項目(例えば、機能、選択肢、設定値範囲など。)を生成する手段である。
図5は、性能一覧ファイルの記述例を示す。性能一覧ファイルには、以下のような情報が記述される。
・性能一覧ファイルの適用範囲(例えば、@printerに記述。)、
・プリンタに搭載される機能(例えば、@functionに記述。)、
・機能のデフォルト値(例えば、@defaultに記述。)、
・各機能の設定可能値(選択肢、設定値範囲など。)(例えば、@valueに記述。)、
・機能間の排他規則(例えば、@invalidに記述。)。
上述したように、性能一覧ファイルには、一例として、機種に依存したファイル及び機種に依らない汎用のファイルがある。図5の性能一覧ファイル50は、機種依存の性能一覧ファイルの例である。従って、ファイルの先頭部510には、機種「modelA」に適用されるファイルであることを示すよう「@printer="modelA"」と記述される。また、汎用の性能一覧ファイルである場合、ファイルの先頭部には、例えば「@printer="general"」(図6参照。)と記述される。
性能一覧ファイル50は、機能functionAに関する第1の記述部520と、機能functionBに関する第2の記述部530と、機能functionCに関する第3の記述部540とを含む。即ち、機種「modelA」のプリンタは、機能functionA、functionB及びfunctionCを搭載されていることが分かる。
第1の記述部520の先頭部520aには、第1の記述部520が機能functionAに関する記述であることを示すよう「@function="functionA"」と記述される。次に、機能functionAのデフォルト値が「valueA1」であることを示す記述520b「@default="valueA1"」と、「機能functionCがvalueC1に設定されない場合又は機能functionDがvalueD2に設定される場合に、機能functionAは無効とする」ことを示す排他規則の記述520c「@invalid="functionC isn't valueC1." @invalid="functionD is valueD2."」とが続く。
第1の記述部520は、更に、機能functionAに対する選択肢valueA1、valueA2、valueA3及びvalueA4の夫々を示す記述521a、522a、523a及び524aを含む。即ち、機能functionAは、これら4つの選択肢の中のいずれかの値に設定されることが分かる。ただし、夫々の設定値に排他規則が設定されている場合には、常にこれらの4つの選択肢の中からいずれかの値を設定することができるとは限らない。例えば、図5では、第1の選択肢valueA1の記述521aの下に、この選択肢valueA1に対する排他規則の記述521bが記述されている。この記述521bは、「機能functionBがvalueB2に設定され、且つ、機能functionCがvalueC3に設定される場合に、選択肢valueA1は無効とする」ことを示すよう「@invalid="functionB is valueB2.functionC is valueC3."」と記述される。また、第3の選択肢valueA3の記述523aの下には、この選択肢valueA3に対する排他規則の記述523bが記述されている。この記述523bは、「functionEがvalueE1に設定される場合に、選択肢valueA3は無効とする」ことを示すよう「@invalid="functionE is valueE1."」と記述される。
第2の記述部530及び第3の記述部540についても同様に記述される。
図6は、図5と同じく性能一覧ファイルの記述例を示すが、機種に依らない汎用の性能一覧ファイルの例である。従って、ファイルの先頭部610には、汎用型性能一覧ファイルであることを示すよう「@printer="general"」と記述される。
性能一覧ファイル60は、機能functionAに関する第1の記述部620と、機能functionCに関する第2の記述部630とを含む。従って、汎用型性能一覧ファイル60は、図5に示された機種「modelA」に関する性能一覧ファイル50と比して、機能functionBに関する記述部を含まないことが分かる。
第1の記述部620は、機種「modelA」に関する性能一覧ファイル50の機能functionAに関する記述部520とは、選択肢がvalueA1、valueA2及びvalueA3の3つである点で異なっている。即ち、汎用型性能一覧ファイル60では、機能functionAに対して選択肢valueA4を設定することはできない。また、第1の記述部620は、選択肢valueA1に対して排他規則が設定されていない点でも、機種「modelA」に関する性能一覧ファイル50の機能functionAに関する記述部520とは異なる。
第2の記述部630に関しては、性能一覧ファイル50の機能functionCに関する記述部540と同じ記述を有する。
図7は、機能制限ファイルの記述例を示す。機能制限ファイルには、以下のような情報が記述される。
・機能制限ファイルを使用するユーザ名(例えば、@lockuserに記述。)、
・制限対象となる機能(例えば、@functionに記述。)、
・制限対象となる機能の設定可能値(選択肢、設定値範囲など。)(例えば、@valueに記述。)、
・制限対象となる機能の固定設定値(例えば、@lockに記述。)。
図7の機能制限ファイル70は、特定のユーザを対象としてプリンタの機能を制限するためのファイルの例である。従って、ファイルの先頭部710には、ユーザ「xxx」に適用されるファイルであることを示すよう「@lockuser="xxx"」と記述される。また、機能制限ファイルは、ユーザ個人に限らず、ネットワーク管理者などの権限、印刷する文書の種類、又は使用されるプリンタ自体を対象としても良い。また、機能制限を行う対象がファイルに記述されない場合には、プリンタドライバを使用する全てのユーザに対して印刷設定項目の制限が適用されても良い。
機能制限ファイル70は、機能functionAに関する第1の記述部720と、機能functionBに関する第2の記述部730とを含む。
第1の記述部720の先頭部721には、第1の記述部720が機能functionAに関する記述であることを示すよう「@function="functionA"」と記述される。次に、機能functionAに対してユーザが任意に設定することができる選択肢がvalueA2、valueA3及びvalueA4の3つのみであることを示す記述722「@value="valueA2" @value="valueA3" @value="valueA4"」が続く。また、記述722には、ユーザが任意に設定することができない選択肢が列記されても良い。
第2の記述部730の先頭部731には、第2の記述部730が機能functionBに関する記述であることを示すよう「@function="functionB"」と記述される。次に、機能functionBの設定値はvalueB1に固定されており、ユーザが任意に設定を変更することができないことを示す記述732「@lock="valueB1"」が続く。
以下、図5の機種「modelA」に関する性能一覧ファイル50、図6の汎用型性能一覧ファイル60及び図7のユーザ「xxx」を対象とする機能制限ファイル70がプリンタドライバ104に記憶されている場合を例として、本実施形態のプリンタドライバ104の動作について具体的に説明する。
本実施例では、ユーザの指示に応答してプリンタの印刷設定画面を表示するためのプリンタドライバ104の動作について、図8のシーケンス図を交えながら説明する。
最初に、ステップS101で、プリンタドライバ104は、UI部40の入力部404において、使用する機種「modelA」のプリンタ12の印刷設定を行うための設定画面を表示させるようユーザから要求を受ける。ユーザは、OSがウィンドウズ(登録商標)である場合に、「コントロールパネル」から「プリンタ」を選択し、更に、該当するプリンタを選択した状態で右クリックメニューから「プロパティ」を選択することによって、又は、文書作成中のアプリケーションの印刷設定画面に表示された「プロパティ」を選択することによって、プリンタドライバ104に対して設定画面表示要求を出すことができる。
ユーザからの要求を受けて、UI部40は、ステップS102で、設定記憶部406に記憶された前回の設定と、要求を出しているユーザを特定するユーザ名とを設定読込部408により読み込む。ここで、前回の設定とは、通信ポート108に前回接続されていたプリンタの機種名であり、インストール直後など、前回の設定が記憶されていない場合には、製造時に設定されたデフォルト名又は管理者によって指定された機種名が用いられる。また、ユーザ名は、設定画面表示要求を出す際にユーザによって入力されても良いが、コンピュータにログインする際に入力されたユーザ名であっても良い。あるいは、ユーザ名は、機種名とともに前回の設定として設定記憶部406に記憶されても良い。本実施例では、前回の設定として記憶された機種名は、現在使用しているプリンタ12と同じ「modelA」であるとする。
ステップS103で、UI部40は、読み込まれた機種名及びユーザ名を機能制限部42へ送る。ステップS104で、UI部40は、機能制限部42に対して、UI部40の表示部402で設定画面を表示するための情報の提供を求める。ステップS103〜S104の順序は交換されても良く、あるいは、これらのステップは同時に実行されても良い。
ステップS105で、機能制限部42の性能一覧ファイル選択部424は、UI部40から送信された機種名に対応する性能一覧ファイルを性能一覧ファイル記憶部422bから選択する。本実施例では、UI部40から送信された機種名は「modelA」であり、性能一覧ファイル記憶部422bには機種名「modelA」のプリンタに関する性能一覧ファイル50が記憶されているので、性能一覧ファイル選択部424はこの性能一覧ファイル50を選択することができる。ステップS106で、表示項目生成部426は、選択された性能一覧ファイル50を読み込む。
次に、ステップS107で、表示項目生成部426は、UI部40から送信されたユーザ名を基に、機能制限ファイル記憶部422aにユーザ名に対応する機能制限ファイルが記憶されているかどうかを調べ、ユーザ名に対応する機能制限ファイルが記憶されているならば、そのファイルを読み込む。機能制限ファイル記憶部422aはユーザ「xxx」を対象とする機能制限ファイル70を記憶しているので、UI部40から送信されたユーザ名が「xxx」であるならば、表示項目生成部426はこの機能制限ファイル70を読み込む。一方、UI部40から送信されたユーザ名が「xxx」以外であるならば、表示項目生成部426は、機能制限ファイル記憶部422aから機能制限ファイルを読み込まない。
ステップS108で、表示項目生成部426は、読み込んだ性能一覧ファイル50及び(先のステップS107で読み込まれたならば)機能制限ファイル70に基づいて、設定画面の表示項目を生成し、その情報をステップS109でUI部40へ渡す。
ステップS110で、UI部40は、表示部402に、機能制限部42で生成された表示項目情報に基づく設定画面を表示させる。最後に、ステップS111で、UI部40は、表示項目情報を設定記憶部406に記憶する。設定記憶部406に記憶された表示項目情報は機種名等の情報を含み、プリンタ設定画面の表示要求が再び出された場合に「前回の設定」として用いられる。
このような動作によって最終的にUI部40の表示部402に表示される設定画面を図9に示す。
図9(a)の設定画面90aは、UI部40から機能制限部42へ送信されたユーザ名が「xxx」以外であって、ユーザ「xxx」を対象とする機能制限ファイル70が機能制限ファイル記憶部422aから読み込まれなかった場合に、機種「modelA」に関する性能一覧ファイル50にのみ基づいてUI設定項目を生成された設定画面の例である。設定画面90aは「印刷設定」タブ91を有する。「印刷設定」タブ91には、性能一覧ファイル50の記述に従って、機種「modelA」のプリンタに搭載されている機能functionA、functionB及びfunctionCの夫々を設定するための項目910、920及び930が表示されている。
図9(b)の設定画面90bは、UI部40から機能制限部42へ送信されたユーザ名が「xxx」であって、ユーザ「xxx」を対象とする機能制限ファイル70が機能制限ファイル記憶部422aから読み込まれた場合に、この機能制限ファイル70と、機種「modelA」に関する性能一覧ファイル50とに基づいてUI設定項目を生成された設定画面の例である。設定画面90bは、図9(a)の設定画面90aと同様に、性能一覧ファイル50に従って機種「modelA」のプリンタに搭載されている機能functionA、functionB及びfunctionCの夫々を設定するための項目910、920及び930が表示された「印刷設定」タブ91を有する。しかし、設定画面90bは、図9(a)の設定画面90aと比して、更に機能制限ファイル70が考慮されているので、機能functionAの選択肢のうち使用許可のない選択肢「valueA1」が削除され、機能functionBの選択肢が「valueB1」に固定されている。
このように、本実施例のコンピュータは、コンピュータ側で予め機能制限ファイルを記憶しておくことにより、接続されるプリンタと相互通信を行うことなく機能制限処理を行うことができる。
本実施例では、ユーザが使用するプリンタを機種「modelA」のプリンタから機種「modelB」のプリンタに切り替える場合のプリンタドライバ104の設定画面更新動作について、図10のシーケンス図を交えながら説明する。
最初に、ステップS201で、プリンタドライバ104は、UI部40の入力部404において、使用する機種「modelB」のプリンタ14(図1参照。)の印刷設定を行うための設定画面を表示させるようユーザから要求を受ける。ユーザは、OSがウィンドウズ(登録商標)である場合に、「コントロールパネル」から「プリンタ」を選択し、更に、該当するプリンタを選択した状態で右クリックメニューから「プロパティ」を選択することによって、プリンタドライバ104に対して設定画面表示要求を出すことができる。
ユーザからの要求を受けて、プリンタドライバ104は、実施例1で図8を交えて説明した設定画面表示動作に従って、ステップS202で設定画面を表示する。しかし、この時点で、プリンタドライバ104は、依然として機種「modelA」のプリンタ12に接続されているので、表示される設定画面は、図9に示されたような機種「modelA」用の設定画面90a又は90bである。
設定画面90a及び90bは、使用するプリンタが接続される通信ポート108(図3参照。)を設定するための「ポート」タブ92を更に有する。ユーザは、使用するプリンタを現在プリンタドライバ104に接続されている機種「modelA」のプリンタ12から機種「modelB」のプリンタに切り替えるために、ステップS203で、入力部404を介して、設定画面90a又は90bにおいて「ポート」タブ92を開き、使用する通信ポート108を機種「modelB」のプリンタが接続されるポートに変更する。図11は、「ポート」タブ92が前面に表示された設定画面90cを示す。「ポート」タブ92には、接続するポートを列挙したリストボックス940が表示されている。図11の設定画面90cで、リストボックス940は2つのポートPort1及びPort2を含む。夫々のポートの選択肢にはチェックボックスが設けられ、現在選択されているポートにはチェックマークが付されている。例えば、機種「modelA」のプリンタ12がポートPort1に接続され、機種「modelB」のプリンタ14がポートPort2に接続されているとすると、ユーザは、機種「modelB」のプリンタが接続されるポートPort2を入力部404を介して選択することによって、プリンタドライバ104に接続されるプリンタを機種「modelA」のプリンタ12から機種「modelB」のプリンタに切り替えることができる。
次に、ステップS204で、ユーザは、入力部404によって再び「印刷設定」タブ91を開き、「印刷設定」タブ内に設けられた「更新」ボタン94(図9参照。)を押すことによって、設定画面の更新要求を行う。ユーザからの要求を受けて、UI部40は、ステップS205で、機能制限部42に対して、設定画面の更新の実行を要求するとともに、UI部40の表示部402で設定画面を表示するための情報の提供を求める。
UI部からの要求を受けて、機能制限部42は、ステップS206で、性能一覧ファイル選択部424の機器特定情報取得部428を用いて、マネージャ106に、ネットワーク16を介して機種「modelB」のプリンタ14のエージェント202に対して機種名を取得するよう要求させる。ステップS207で、エージェント202は、MIB204から機種名「modelB」を取得し、マネージャ106へ返す。ステップS208で、マネージャ106は、プリンタ14から取得した機種名「modelB」を機能制限部42の機器特定情報取得部428に送る。
ステップS209で、機能制限部42の性能一覧ファイル選択部424は、プリンタ14から送信された機種名「modelB」に対応する性能一覧ファイルを性能一覧ファイル記憶部422bから選択する。ここで、性能一覧ファイル記憶部422bは、機種「modelA」に関する性能一覧ファイル50及び機種に依らない汎用の性能一覧ファイル60しか記憶しておらず、機種「modelB」に関する性能一覧ファイルを記憶していないので、この場合、性能一覧ファイル選択部424は汎用の性能一覧ファイル60を選択する。ステップS210で、表示項目生成部426は、選択された汎用型性能一覧ファイル60を読み込む。
次に、ステップS211で、表示項目生成部426は、UI部40から送信されたユーザ名を基に、機能制限ファイル記憶部422aにユーザ名に対応する機能制限ファイルが記憶されているかどうかを調べ、ユーザ名に対応する機能制限ファイルが記憶部422aに記憶されているならば、そのファイルを読み込む。機能制限ファイル記憶部422aはユーザ「xxx」を対象とする機能制限ファイル70を記憶しているので、UI部40から送信されたユーザ名が「xxx」であるならば、表示項目生成部426はこの機能制限ファイル70を読み込む。一方、UI部40から送信されたユーザ名が「xxx」以外であるならば、表示項目生成部426は、機能制限ファイル記憶部422aから機能制限ファイルを読み込まない。
ステップS212で、表示項目生成部426は、読み込んだ汎用の性能一覧ファイル60及び(先のステップS211で読み込まれたならば)機能制限ファイル70に基づいて、設定画面の表示項目を生成し、その情報をステップS213でUI部40へ渡す。
ステップS214で、UI部40は、表示部402に、機能制限部42で生成された表示項目情報に基づく設定画面を表示させる。最後に、再表示された設定画面において「OK」又は「適用」ボタン(図12の参照番号122又は124。)がユーザによって押されると、ステップS215で、UI部40は、表示項目情報を設定記憶部406に記憶する。
このような動作によって最終的にUI部40の表示部402に表示される設定画面を図12に示す。
図12(a)の設定画面120aは、UI部40から送信されたユーザ名が「xxx」以外であって、ユーザ「xxx」を対象とする機能制限ファイル70が機能制限ファイル記憶部422aから読み込まれなかった場合に、汎用型性能一覧ファイル60にのみ基づいてUI設定項目を生成された設定画面の例である。設定画面120aは「印刷設定」タブ121を有する。「印刷設定」タブ121には、性能一覧ファイル60の記述に従って、機種に依らずプリンタに共通に搭載されている機能functionA及びfunctionCの夫々を設定するための項目1210及び1220が表示されている。
図12(b)の設定画面120bは、UI部40から送信されたユーザ名が「xxx」であって、ユーザ「xxx」を対象とする機能制限ファイル70が機能制限ファイル記憶部422aから読み込まれた場合に、この機能制限ファイル70と、汎用型性能一覧ファイル60とに基づいてUI設定項目を生成された設定画面の例である。設定画面120bは、図12(a)の設定画面120aと同様に、性能一覧ファイル60に従って機種によらずプリンタに共通に搭載されている機能functionA及びfunctionCの夫々を設定するための項目1210及び1220が表示された「印刷設定」タブ121を有する。しかし、設定画面120bは、図12(a)の設定画面120aと比して、更に機能制限ファイル70が考慮されているので、機能functionAの選択肢から使用許可のない選択肢「valueA1」が削除されている。なお、機能制限ファイル70には機能functionBを制限する記述730が含まれるが、これは、汎用型性能一覧ファイル60には機能functionBに関する記述がないので機能制限として作用しない。
このように、本実施例のコンピュータは、コンピュータ側で予め機種依存/非依存の性能一覧ファイルを記憶しておくことにより、接続されるプリンタと一対一の関係でプリンタドライバを組み込なくても、一のプリンタドライバによって機種の異なる複数のプリンタに対して機能制限処理を行うことができる。
本実施例では、実施例2で図10を交えて説明した設定画面更新動作において、プリンタドライバ104とプリンタ14との間の双方向通信が失敗した場合のプリンタドライバ104の処理中止動作について、図13のシーケンス図を交えながら説明する。
最初に、ステップS301で、プリンタドライバ104は、UI部40の入力部404において、使用する機種「modelB」のプリンタ14の印刷設定を行うための設定画面を表示させるようユーザから要求を受ける。ユーザからの要求を受けて、プリンタドライバ104は、実施例1で図8を交えて説明した設定画面表示動作に従って、ステップS302で設定画面を表示する。しかし、この時点で、プリンタドライバ104は、依然として機種「modelA」のプリンタ12に接続されているので、表示される設定画面は、図9に示されたような機種「modelA」用の設定画面90a又は90bである。
ユーザは、使用するプリンタを現在プリンタドライバ104に接続されている機種「modelA」のプリンタ12から機種「modelB」のプリンタに切り替えるために、ステップS303で、入力部404を介して、設定画面90a又は90bにおいて「ポート」タブ92を開き、使用する通信ポート108を機種「modelB」のプリンタが接続されるポートに変更する。次に、ステップS304で、ユーザは、入力部404によって再び「印刷設定」タブ91を開き、「印刷設定」タブ内に設けられた「更新」ボタン94(図9参照。)を押すことによって、設定画面の更新要求を行う。ユーザからの要求を受けて、UI部40は、ステップS305で、機能制限部42に対して、設定画面の更新の実行を要求するとともに、UI部40の表示部402で設定画面を表示するための情報の提供を求める。
UI部からの要求を受けて、機能制限部42は、ステップS306で、性能一覧ファイル選択部424の機器特定情報取得部428を用いて、マネージャ106に、ネットワーク16を介して機種「modelB」のプリンタ14のエージェント202に対して機種名を取得するよう要求させる。プリンタ14へ要求を送信してから所定時間経過後、依然としてプリンタ14から機種名が返ってこない場合には、機能制限部42は、ステップS307で、マネージャ106とエージェント202との間の双方向通信に失敗したと判断する。通信に失敗する場合としては、プリンタ14の電源が入っていない等の原因が考えられる。
機能制限部42は、通信の失敗により機種名を取得することができないので、性能一覧ファイル選択部424により性能一覧ファイルを選択することができない。従って、機能制限部42は、ステップS308で、設定画面の表示項目の生成に失敗する。ステップS309で、機能制限部42は、表示項目の生成に失敗した旨をUI部40に報告する。
機能制限部42からの失敗報告を受けて、ステップS310で、UI部40は終了処理を行う。このとき、UI部40は、先のステップS304で「更新」ボタン94を押す前のモデル、即ち、本実施例では機種「modelA」用の設定画面が開き続けても良い。あるいは、UI部40は、プリンタ14との双方向通信の失敗により設定画面を更新することができない旨をユーザに通知するための画面を表示部402に表示させても良い。
また、このように機種名を取得することができない場合には、機種に依らない汎用型性能一覧ファイルが表示項目の生成のために用いられても良い。その場合、全てのプリンタに共通する最低限の印刷設定を行うことが可能である。
本実施例では、プリンタドライバ104が性能一覧ファイルの選択に失敗した場合のプリンタドライバ104の処理中止動作について、実施例1で図8を交えて説明した設定画面表示動作に基づいて図14のシーケンス図を交えながら説明する。
最初に、ステップS401で、プリンタドライバ104は、UI部40の入力部404において、使用する機種「modelA」のプリンタ12の印刷設定を行うための設定画面を表示させるようユーザから要求を受ける。ユーザからの要求を受けて、UI部40は、ステップS402で、設定記憶部406に記憶された前回の設定と、要求を出しているユーザを特定するユーザ名とを設定読込部408により読み込む。ステップS403で、UI部40は、読み込まれた機種名及びユーザ名を機能制限部42へ送る。ステップS404で、UI部40は、機能制限部42に対して、UI部40の表示部402で設定画面を表示するための情報の提供を求める。
ステップS405で、機能制限部42の性能一覧ファイル選択部424は、UI部40から送信された機種名に対応する性能一覧ファイルを性能一覧ファイル記憶部422bから選択する。しかし、ステップS406で、例えば性能一覧ファイル記憶部422bに1つも性能一覧ファイルが記憶されていない等の原因により、性能一覧ファイル選択部424は性能一覧ファイルを選択することができない場合がある。この場合、ステップS407で、機能制限部42は設定画面の表示項目の生成に失敗する。ステップS408で、機能制限部42は、表示項目の生成に失敗した旨をUI部40に報告する。
機能制限部42からの失敗報告を受けて、ステップS409で、UI部40は終了処理を行う。このとき、UI部40は、性能一覧ファイルの取得に失敗したことにより設定画面を表示することができない旨をユーザに通知するための画面を表示部402に表示させても良い。
また、機能制限部42は、性能一覧ファイル記憶部422bに1つも性能一覧ファイルが記憶されていないことにより性能一覧ファイルの選択に失敗した場合には、同じネットワーク上の外部サーバ(図示せず。)又はインターネットのサイトから適切な性能一覧ファイルを取得しても良い。
〔変形例〕
以上、本発明の実施形態では、プリンタドライバに関して説明したが、アプリケーションからの指示を機器が処理可能なデータに変換するソフトウェアであれば、スキャナドライバ及びPC−FAXドライバ等の他のデバイスドライバにも適用することができる。
また、本発明の機能は、情報処理装置のハードディスク(HDD)、読出し専用メモリ(ROM)等のメモリに格納されたプログラムによっても実現されるとしたが、あるいは、情報処理装置においてハードウェアとして実現されても良い。
また、本発明の実施形態は、デバイスドライバドライバ及びそれに準じるモジュールの形態に限定されず、アプリケーション自身に適用させても良い。
以上、発明を実施するための最良の形態について説明を行ったが、本発明は、この最良の形態で述べた実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を損なわない範囲で変更することが可能である。
本実施形態の情報処理システムのネットワーク構成例を示す。 本実施形態のコンピュータのハードウェア構成例を示す。 本実施形態のコンピュータの機能構成例を示す。 本実施形態のコンピュータにおけるプリンタドライバの構成例を示す。 特定の機種に関する性能一覧ファイルの記述例を示す。 機種に依らない汎用の性能一覧ファイルの記述例を示す。 機能制限ファイルの記述例を示す。 実施例1のプリンタドライバによる設定画面表示動作の一例を示すシーケンス図である。 実施例1の印刷設定画面の一例である。 実施例2のプリンタドライバによる設定画面更新動作の一例を示すシーケンス図である。 図9の印刷設定画面でポートタブが前面に表示された例である。 実施例2の印刷設定画面の一例である。 実施例3のプリンタドライバによる処理中止動作の一例を示すシーケンス図である。 実施例4のプリンタドライバによる処理中止動作の一例を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 情報処理システム
10 コンピュータ
12,14 プリンタ
16 ネットワーク
102 アプリケーション
104 プリンタドライバ
106 情報取得部(マネージャ)
108,200 通信部(通信ポート)
27 記録媒体
202 情報送信部(エージェント)
204 機器特定情報記憶部(MIB)
40 UI部
402 表示部
404 入力部
406 設定記憶部
408 設定読込部
42 機能制限部
422a 機能制限ファイル記憶部
422b 性能一覧ファイル記憶部
424 性能一覧ファイル選択部
426 表示項目生成部
428 機器特定情報取得部
50,60 性能一覧ファイル
70 機器制限ファイル
90a,90b,90c,120a,120b 設定画面

Claims (11)

  1. 接続される機器の機能を制限する機能制限ファイルを記憶する機能制限ファイル記憶手段と、
    前記機器で利用可能な機能を記述した、前記機器の機種に依存する性能一覧ファイル及び前記機器の機種に依らない汎用の性能一覧ファイルを記憶する性能一覧ファイル記憶手段と、
    前記性能一覧ファイル記憶手段に記憶された前記性能一覧ファイルの中から前記機器の機種に対応する性能一覧ファイルを選択する性能一覧ファイル選択手段と、
    前記性能一覧ファイル選択手段によって選択された前記性能一覧ファイルと、前記機能制限ファイル記憶手段に記憶された前記機能制限ファイルとに基づいて、前記機器による処理の内容を設定するための設定画面を生成する表示項目生成手段とを有する情報処理装置。
  2. 前記性能一覧ファイル選択手段は、
    前記機器を特定する機器特定情報を前記機器から取得する機器特定情報取得手段を有し、
    前記機器特定情報に含まれる機種名に基づいて前記性能一覧ファイル記憶手段から前記性能一覧ファイルを選択する、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記性能一覧ファイルは、更に、前記機器の機能間の排他規則を記述される、請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記機能制限ファイルは、前記機器の所定の機能及び/又は前記機能の所定の設定値に対して使用の可不可を指定することによって前記機器の機能を制限する、請求項1又は2記載の情報処理装置。
  5. 前記機能制限ファイルは、ユーザごとの機能制限ファイルである、請求項1又は2記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置に、
    接続される機器で利用可能な機能を記述した、前記機器の機種に依存する性能一覧ファイル及び前記機器の機種に依らない汎用の性能一覧ファイルの中から、前記機器の機種に対応する性能一覧ファイルを選択する性能一覧ファイル選択ステップと、
    前記性能一覧ファイル選択ステップで選択された前記性能一覧ファイルと、前記機器の機能を制限する機能制限ファイルとに基づいて、前記機器による処理の内容を設定するための設定画面を生成する表示項目生成ステップとを実行させるプログラム。
  7. 前記性能一覧ファイル選択ステップは、
    前記機器を特定する機器特定情報を前記機器から取得する機器特定情報取得ステップを含み、
    前記機器特定情報に含まれる機種名に基づいて前記性能一覧ファイルを選択する、請求項6記載のプログラム。
  8. 前記性能一覧ファイルは、更に、前記機器の機能間の排他規則を記述される、請求項6又は7記載のプログラム。
  9. 前記機能制限ファイルは、前記機器の所定の機能及び/又は前記機能の所定の設定値に対して使用の可不可を指定することによって前記機器の機能を制限する、請求項6又は7記載のプログラム。
  10. 前記機能制限ファイルは、ユーザごとの機能制限ファイルである、請求項6又は7記載の情報処理装置。
  11. 請求項6乃至10のうちいずれか一項記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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