JP2009015027A - 電子写真用現像剤キャリア - Google Patents
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Abstract
【課題】安定した印字品質を達成し、濃度変化が少ない印字を可能とする電子写真用現像剤キャリアを得ることを目的とする。
【解決手段】電子写真用現像剤トナーとともに用いられる電子写真用現像剤キャリアであって、略球体状のキャリア心材1と、導電材料を分散させた樹脂からなるとともに前記キャリア心材1の周りに被覆された樹脂層と、前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた、前記電子写真用現像剤トナーの表面に外添された複数種の外添剤または無機酸化物粒子のうちの1種以上の外添剤または無機酸化物粒子と、を有し、前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた前記外添剤または無機酸化物粒子において、前記電子写真用現像剤トナーの表面に外添された複数種の外添剤または無機酸化物粒子のうち一番粒径の大きい種類の占める重量比率が一番多い。
【選択図】図1
【解決手段】電子写真用現像剤トナーとともに用いられる電子写真用現像剤キャリアであって、略球体状のキャリア心材1と、導電材料を分散させた樹脂からなるとともに前記キャリア心材1の周りに被覆された樹脂層と、前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた、前記電子写真用現像剤トナーの表面に外添された複数種の外添剤または無機酸化物粒子のうちの1種以上の外添剤または無機酸化物粒子と、を有し、前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた前記外添剤または無機酸化物粒子において、前記電子写真用現像剤トナーの表面に外添された複数種の外添剤または無機酸化物粒子のうち一番粒径の大きい種類の占める重量比率が一番多い。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子写真用現像剤キャリアに関するものであり、特に、従来に比べて印字寿命初期において現像剤劣化に伴うトナー帯電量の低下を軽減することができ、帯電特性のバラツキを抑えることによって安定した印字品質を達成し、濃度変化が少ない電子写真用現像剤キャリアに関するものである。
従来の電子写真用現像剤キャリアは、複写機やプリンタにおいて長寿命、高画質を得る方法として2成分系現像剤の中で一般的に使用されている。フェライトを含む粒径数十μm程度のコアの磁性粉体がキャリアとして使用される。そして磁性体の組成比と製造法の条件とにより、磁気特性を決定する。また絶縁性を高くするために、鉄粉やフェライト粒子の表面に樹脂コーティングをしたり、フェライト微粉を樹脂で練り固めて粉砕するなどする。このときキャリアに通常の抵抗や帯電特性を持たせるためにシリコーン樹脂やアクリル樹脂、フッ素樹脂等を母剤として使用し、また現像剤の印字寿命を伸ばすため有機、あるいは無機の微粒子をコーティング液に混ぜ込んで同時にコーティングを行う。さらに用途に応じて上の微粒子をキャリアの中へ投入し外添(付着)することで特殊な特性を得る場合もこれと同様である。
このような技術としては、例えば良好な流動性を有するキャリアを得るために疎水性コロイド状シリカをキャリアの表面にスペーサー粒子として部分的に埋め込む技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、例えばキャリア表面に、トナー表面に添加されている無機酸化物粒子と同一の粒子を添加することでキャリア表面の帯電列とトナー表面の帯電列の差が少なくなり、帯電量が低下し、電荷交換性、帯電スピードが向上する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、例えば磁性粉分散型キャリアの流動性の悪さによるトナーとキャリアの帯電交換性を補うために、トナー粒子表面に付着させた無機酸化物微粒子と同一のものをキャリア表面にも付着させる技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。さらに、磁性粉分散型キャリアに外添剤を添加することにより、帯電付与能の変化が小さくなり、長期の放置でも現像剤かさ密度の変化、帯電量の変化が小さく安定したトナー濃度制御ができる技術が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開昭63−274966号公報
特開平4−155362号公報
特開平4−124677号公報
特開平11−73005号公報
しかしながら、上記(特許文献1〜4)の構成では添加される外添剤が数種類に及んだ場合、トナー母材への外添と同じ構成比率でキャリア表面に外添すると一定の改善効果を得ることができるが、十分に帯電量の劣化を改善することはできない。上記において言えることはキャリア表面に、トナー表面に添加されている外添剤、無機酸化物粒子と同一の粒子を添加することで、お互いにスペーサー効果となり流動性は上がる。それと同時に摩擦係数が落ちるためトナー帯電量が低下するということである。また、トナー帯電量の絶対量が落ちれば、帯電量の変化が小さく見えるのは予想できる。上記の本来の効果とは印刷試験における特性の経時変化においてトナー帯電量の劣化を抑えることができるということである。
トナー帯電量の劣化が起こる原因として、トナー表面に外添されている外添剤または無機酸化物粒子が付着して打ち込まれていくことで初期からのトナー帯電量が変化していくモードがある。よってあらかじめ外添剤、無機酸化物粒子をキャリア表面に付着させておくことで、印刷初期の大きなトナー帯電量の劣化をある程度防ぐことができるのである。
しかし、これをさらに十分に解決して、より優れた効果を出すためには、添加する外添剤または無機酸化物粒子のうち良い効果を出す粒径の組み合わせが必要であり、これが帯電量の劣化へ影響することになる。事実、トナー母材へ外添される外添剤または無機酸化物粒子の粒径のうち求められる効果はそれぞれ異なるからである。これによりそれぞれの粒径の特徴を生かした外添剤の十分な効果を得ることができないという問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、印字寿命初期においても安定した印字品質を達成し、濃度変化が少ない印字を可能とする電子写真用現像剤キャリアを得ることを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、電子写真用現像剤トナーとともに用いられる電子写真用現像剤キャリアであって、略球体状のキャリア心材と、導電材料を分散させた樹脂からなるとともに前記キャリア心材の周りに被覆された樹脂層と、前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた、前記電子写真用現像剤トナーの表面に外添された複数種の外添剤または無機酸化物粒子のうちの1種以上の外添剤または無機酸化物粒子と、を備えたものであり、前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた前記外添剤または無機酸化物粒子において、前記電子写真用現像剤トナーの表面に外添された複数種の外添剤または無機酸化物粒子のうち一番粒径の大きい種類の占める重量比率が一番多いものである。
本発明によれば、従来に比べて印字寿命初期において現像剤劣化に伴うトナー帯電量の低下を軽減することができ、帯電特性のバラツキを抑えることによって安定した印字品質を達成し、濃度変化が少ない印字を実現することのできる電子写真用現像剤キャリアが得られる。
本発明の第1の発明の電子写真用現像剤キャリアは、電子写真用現像剤トナーとともに用いられる電子写真用現像剤キャリアであって、略球体状のキャリア心材と、導電材料を分散させた樹脂からなるとともに前記キャリア心材の周りに被覆された樹脂層と、前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた、前記電子写真用現像剤トナーの表面に外添された複数種の外添剤または無機酸化物粒子のうちの1種以上の外添剤または無機酸化物粒子と、を有し、前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた前記外添剤または無機酸化物粒子において、前記電子写真用現像剤トナーの表面に外添された複数種の外添剤または無機酸化物粒子のうち一番粒径の大きい種類の占める重量比率が一番多いものであり、従来に比べて印字寿命初期において現像剤劣化に伴うトナー帯電量の低下が軽減され、帯電特性のバラツキが抑えられる、という作用を有する。
第2の発明の電子写真用現像剤キャリアは、電子写真用現像剤トナーの表面に外添または埋め込まれた粒径が異なる2種類以上の外添剤または無機酸化物粒子のうち一番粒径の大きい種類の粒子の重量比率が20重量%以下である電子写真用現像剤トナーとともに用いられる電子写真用現像剤キャリアであって、略球体状のキャリア心材と、導電材料を分散させた樹脂からなるとともに前記キャリア心材の周りに被覆された樹脂層と、前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた、前記電子写真用現像剤トナーの表面に外添された外添剤または無機酸化物粒子のうちの1種以上の外添剤または無機酸化物粒子と、を有し、前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた、前記粒径が異なる2種類以上の外添剤または無機酸化物粒子のうち一番粒径の大きい種類の占める重量比率が20重量%以上であるものであり、従来に比べて印字寿命初期において現像剤劣化に伴うトナー帯電量の低下が軽減され、帯電特性のバラツキが抑えられる、という作用を有する。上記のような数値限定をすることにより、電子写真用現像剤トナーの表面に外添または埋め込まれた粒径が異なる2種類以上の外添剤または無機酸化物粒子のうち一番粒径の大きい種類の粒子の有する特性が効果的に活かされる。
第3の発明の電子写真用現像剤キャリアは、上記の第1または第2の発明において、前記電子写真用現像剤トナーの表面に外添された外添剤または無機酸化物粒子が、3種類以上の外添剤または無機酸化物粒子であるものであり、従来に比べて印字寿命初期において現像剤劣化に伴うトナー帯電量の低下が軽減され、帯電特性のバラツキが抑えられる、という作用を有する。電子写真用現像剤トナーの表面に外添される外添剤または無機酸化物粒子の種類の数はその改善する特性が良い結果となるための条件で決まるが、3種類以上の場合においても本発明の作用が得られる。
第4の発明の電子写真用現像剤キャリアは、上記の第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記キャリア心材の直径が20μm〜300μmであり、前記樹脂層の膜厚が0.1μm〜50μmであり、前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた外添剤または無機酸化物粒子物の粒径が5nm〜500nmであること、を特徴としたものであり、これらの範囲とすることにより材料を容易に入手することが可能であり、また製造が容易となり、上記の発明の実現が容易とされる、という作用を有する。
本発明は、印字寿命が近づいても安定した印字品質を達成し、濃度変化が少ない印字を可能とするために、電子写真用現像剤キャリアに対して添加する外添剤または無機酸化物粒子(以下、外添剤等と呼ぶ場合がある)のうち良い効果を出す粒径の組み合わせを提供する。
検討の結果、従来と同様に作製した電子写真用現像剤キャリアに対して、電子写真用現像剤キャリアとともに使用される電子写真用現像剤トナーに外添されている数種類の外添剤または無機酸化物粒子を付着させ、なおかつそのうちの大粒径の種類にあたる粒子をある比率以上にすることを特徴とする。
基本的に電子写真用現像剤トナーへ外添させる外添剤等は、大粒径と小粒径との種類に分けられ、大粒径の外添剤等は寿命安定性、小粒径の外添剤等は流動性を良くすることに使用される。もともとの外添剤の効果のねらいは、小粒径による流動性の改善が主なので、おのずと小粒径の比率が大きく設定される。しかし、電子写真用現像剤キャリア側へ付着させる効果は、大粒径の寿命安定性なので大粒径の比率が大きいほうが有利に働く。
ここで、本発明における大粒径の定義は、電子写真用現像剤トナーへ外添させる外添剤等のうち1番粒径の大きいタイプのものを意味する。また、電子写真用現像剤トナーへ外添させる外添剤等の種類が3種類である場合には、中粒径の定義は、電子写真用現像剤トナーへ外添させる外添剤等のうち2番目に粒径の大きいタイプのものを意味する。また、電子写真用現像剤トナーへ外添させる外添剤等の種類が3種類である場合には、小粒径の定義は、電子写真用現像剤トナーへ外添させる外添剤等のうち3番目に粒径の大きい(1番粒径の小さい)タイプのものを意味する。なお、電子写真用現像剤トナーへ外添させる外添剤等の種類が4種類以上である場合には、さらに細かい区別が必要となるが、大粒径の定義は、変わらない。
また、電子写真用現像剤キャリア表面へ外添剤等の外添を行った場合、小粒径の外添剤等は帯電を低下させる効果があり、飽和することなく著しく劣化が続く。一方、大粒径の外添剤等は帯電の飽和が小粒径に比べて早く、大粒径の外添剤等を電子写真用現像剤キャリア表面に一面に付着させることで、帯電低下を促進させる小粒径の外添剤等の付着を防止することができる。したがって、電子写真用現像剤キャリアヘ外添剤等の外添を行う場合、電子写真用現像剤トナーと同様の外添剤等の外添に比べて、大粒径の外添剤等の比率を上げて外添する方が、帯電低下を促進させる小粒径の外添剤等の付着を防止する効果が上がる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかる電子写真用現像剤キャリアの断面図である。図2は、本発明の実施の形態にかかる電子写真用現像剤キャリアの側面図である。図1、図2において、1は略球体状のキャリア心材、2は導電材料を分散させてキャリア心材1の周りに被覆された樹脂被覆層、3は樹脂被覆層の表面である樹脂被覆表面、4は樹脂被覆表面3の表面に付着、打ち込まれた外添剤、無機酸化物である。
図1は、本発明の実施の形態にかかる電子写真用現像剤キャリアの断面図である。図2は、本発明の実施の形態にかかる電子写真用現像剤キャリアの側面図である。図1、図2において、1は略球体状のキャリア心材、2は導電材料を分散させてキャリア心材1の周りに被覆された樹脂被覆層、3は樹脂被覆層の表面である樹脂被覆表面、4は樹脂被覆表面3の表面に付着、打ち込まれた外添剤、無機酸化物である。
本実施の形態にかかる電子写真用現像剤キャリアは、従来と同様に作製した電子写真用現像剤キャリアに対して外添剤または無機酸化物粒子を投入、混合し、キャリア表面に外添剤または無機酸化物粒子物が付着、打ち込まれているものであり、トナーに外添されている数種類以上の酸化無機物粒子のうち大粒径の種類にあたる粒子の比率が20%以下の場合、相手側のキャリアにあらかじめ混合させる、トナーと同様の外添剤または酸化無機物粒子のうちの大粒径の粒子の比率が20%以上であることを特徴としている。
本実施の形態において使用されるキャリア心材1としては、鉄、フェライト、マグネタイト等の組成を有した強磁性を示す元素を含むものが挙げられる。直径は20〜300μmのコアであることが好ましい。これらの範囲とすることにより飽和磁化、抵抗値等の磁性特性に良好な影響を及ぼす。
樹脂被覆層2としてキャリア心材1に対するメインの被覆剤として使用されるのは、絶縁性の樹脂であり、シリコーン系樹脂、スチレン−アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等がある。また、表面エネルギーを下げるためにフッ素樹脂を使用することや、フッ素樹脂を添加して化合物とすることもある。
また、これらの樹脂にはシランカップリング剤やシラン剤等の改質剤を使用しても良い。これにはビニルシラン、エポキシシラン、アミノシラン、クロロシラン、アルコキシシラン等の媒体がある。
樹脂被覆層2に分散させる導電剤としては、カーボンブラックを使用することが好ましい。ケッチェンブラックのような従来に比べ少量で同様の導電性を有するものや、金属粉末等の導電性粒子を使用しても良い。
樹脂被覆層2における被覆樹脂量は、使用される電子写真方式プロセス方式の複合機の仕様から要求される抵抗値やトナーの帯電量によって決定される。一般的には、樹脂被覆層2における被覆樹脂量は、キャリア心材1に対して0.5重量%〜8重量%が好ましい。樹脂被覆層2における被覆樹脂量が、キャリア心材1に対して0.5重量%未満になるとキャリアとしての耐久性が低下し、キャリア心材1に対して8重量%以上になると被覆層が厚くなり凝集によって均一なキャリア粒子を得にくくなる。
キャリア心材1への被覆樹脂の被覆方法としては、溶剤に希釈した樹脂をコア表面に被覆する一般的な方法があり、浸漬法、スプレー法、流動層法、転動法などを用いることができる。そして、溶剤に希釈した樹脂を塗布した後、溶剤を乾燥により揮発させることにより、キャリア心材1へ被覆樹脂を被覆することができる。
樹脂をキャリア心材1に被覆した後、焼き付けにより樹脂を硬化させる。焼き付け法としては固定式または流動式のどちらも使用でき、その焼き付け温度は180℃〜300℃が好ましい。
また、樹脂被覆層2の膜厚は、0.1μm〜50μm程度とすることが適当である。これらの範囲とすることにより本発明の実現を容易とすることができる。
トナーまたはキャリア表面へ付着される外添剤または無機酸化物は、帯電量や流動性の調整の目的で使用される。このような外添剤または無機酸化物としては、具体的にはシリカ、アルミナ、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化鉄等の無機酸化物粒子などが挙げられる。
これらの粒径は、1μm以下、より好ましくは500nm以下5nm以上とするのが適当である。これらの範囲とすることにより市場において材料を容易に入手することが可能であり、本発明の実現を容易とすることができる。
また、無機酸化物粒子は、他の無機有機物質によって疎水化等の表面処理を施されていても良い。これらの処理は、一般的に帯電量の、温度や湿度による環境依存性を少なくするために使用される。例えば疎水化処理剤としては、シランカップリング剤、シリコーンオイル、フッソ系オイル、各種カップリング剤、変性オイルが挙げられる。これらをトナーまたはキャリア表面へ付着させるには、上記外添剤または無機酸化物を添加し、例えばヘンシェルミキサーやシェイカーで混合することで行われる。
本実施の形態においては、作製した電子写真用現像剤キャリアに対して、特定の種類および比率において外添剤または無機酸化物粒子を投入し、混合機や攪拌シェイカーなどを使用して、キャリア表面に外添剤または無機酸化物粒子物を付着または打ち込みを行う。以下、実施例に基づき本発明を具体的に説明する。
(実施例1)
被覆樹脂液としてシリコーン樹脂(SR2411、脱オキシム硬化型メチル系シリコーン樹脂、東レ・ダウコーニング社製)、導電剤として導電性カーボンブラック(#3400B、三菱化学社製)、カップリング剤としてシランカップリング剤(KBE903、信越化学工業社製)、希釈液としてトルエンを用意した。そして、被覆樹脂液(シリコーン樹脂)に対して、導電剤(導電性カーボンブラック)を6重量%、カップリング剤(シランカップリング剤)を3.5重量%添加し、さらに被覆樹脂液(シリコーン樹脂)に対して300重量%の希釈液(トルエン)で希釈して樹脂層形成用のコーティング液(被覆樹脂液)を得た。
被覆樹脂液としてシリコーン樹脂(SR2411、脱オキシム硬化型メチル系シリコーン樹脂、東レ・ダウコーニング社製)、導電剤として導電性カーボンブラック(#3400B、三菱化学社製)、カップリング剤としてシランカップリング剤(KBE903、信越化学工業社製)、希釈液としてトルエンを用意した。そして、被覆樹脂液(シリコーン樹脂)に対して、導電剤(導電性カーボンブラック)を6重量%、カップリング剤(シランカップリング剤)を3.5重量%添加し、さらに被覆樹脂液(シリコーン樹脂)に対して300重量%の希釈液(トルエン)で希釈して樹脂層形成用のコーティング液(被覆樹脂液)を得た。
次に、平均粒径80μmのフェライト心材であるコアに対して、フェライト心材に対して4.5重量%の上記コーティング液をニーダー混合装置により塗布した。コーティング液の被覆後、220℃の焼き付け温度で90分間、焼き付けを行い、最終的に冷却してキャリアAを得た。以上の製造条件を(表1)に示す。
次に、現像剤相手側の電子写真用現像剤トナーの外添剤として使用される4種類の酸化無機物粒子である、小粒径TS720(粒径15μm、キャボット社製)、中粒径RX−50(粒径40μm、日本アエロジル社製)、中粒径MSA2(粒径40μm、テイカ社製)、大粒径KTS−100A(粒径100μm、信越化学工業社製)のうちのKTS−100A(外添剤比率100%)と、キャリアAと、をシェイカーに投入して5分間振動攪拌し、キャリアAに外添剤を外添したキャリアBを得た。以上の製造条件を(表2)に示す。
次に、トナー1として、投入する外添剤の重量%を100%とすると、TS720の比率を18.8重量%、RX−50の比率を50.0重量%、MSA2の比率を15.6重量%、KTS−100Aの比率を15.6重量%として、メイン樹脂がポリエステルである電子写真用現像剤トナーを作製した。トナー1の製造条件を(表3)に示す。
このようにして作製されたキャリアBに対して、現像剤としてトナー1にて濃度8重量%で作製した。
ボトルにより充分攪拌させた後、デジタル印刷機であるKL−CX500(パナソニック社製)の改造2成分機に投入し、5000枚の初期耐刷試験を行った。印字中、現像剤のサンプリングを行い、(1)帯電量、(2)ベタ濃度による画像評価をテスト1として行った。評価結果を(表4)に示す。測定は、(1)帯電量:東芝ケミカル社製 吸引式ブローオフ帯電量測定器、(2)濃度:MacbethRD918により測定した。
(実施例2)
実施例2では、キャリアに対する外添剤の外添条件を変えてキャリアを作製した。実施例2では、投入する外添剤の重量%を100%とすると、TS720の比率を17.2重量%、RX−50の比率を45.5重量%、MSA2の比率を14.3重量%、KTS−100Aの比率を23.0重量%とし、これらの外添剤とキャリアAとをシェイカーに投入して5分間振動攪拌し、キャリアAに外添剤を外添したキャリアCを得た。以上の製造条件を(表2)に示す。
実施例2では、キャリアに対する外添剤の外添条件を変えてキャリアを作製した。実施例2では、投入する外添剤の重量%を100%とすると、TS720の比率を17.2重量%、RX−50の比率を45.5重量%、MSA2の比率を14.3重量%、KTS−100Aの比率を23.0重量%とし、これらの外添剤とキャリアAとをシェイカーに投入して5分間振動攪拌し、キャリアAに外添剤を外添したキャリアCを得た。以上の製造条件を(表2)に示す。
このようにして作製されたキャリアCに対して、現像剤として実施例1と同様に作製し、ボトルにより充分攪拌させた後、実施例1と同様の評価をテスト2として行った。評価結果を(表4)に示す。
(比較例1)
比較例1では、実施例1で作製したキャリアAに対して、酸化無機物粒子の外添を行わず、そのまま現像化した。
比較例1では、実施例1で作製したキャリアAに対して、酸化無機物粒子の外添を行わず、そのまま現像化した。
すなわち、キャリアAに対して、現像剤として実施例1と同様に作製し、ボトルにより充分攪拌させた後、実施例1と同様の評価をテスト3として行った。評価結果を(表4)に示す。
(比較例2)
比較例2では、実施例1で作製したキャリアAに対して、現像剤トナーに外添されている外添剤を現像剤トナーと同じ比率で投入し、攪拌してキャリアを作製した。比較例2では、投入する外添剤の重量%を100%とすると、実施例1で作製したキャリアAに外添する外添剤のうち、TS720の比率を外添剤比率18.8重量%、RX−50の比率を50.0重量%、MSA2の比率を15.6重量%、KTS−100Aの比率を15.6重量%とし、これらの外添剤とキャリアAとをシェイカーに投入して5分間振動攪拌し、キャリアAに外添剤を外添したキャリアDを得た。以上の製造条件を(表2)に示す。
比較例2では、実施例1で作製したキャリアAに対して、現像剤トナーに外添されている外添剤を現像剤トナーと同じ比率で投入し、攪拌してキャリアを作製した。比較例2では、投入する外添剤の重量%を100%とすると、実施例1で作製したキャリアAに外添する外添剤のうち、TS720の比率を外添剤比率18.8重量%、RX−50の比率を50.0重量%、MSA2の比率を15.6重量%、KTS−100Aの比率を15.6重量%とし、これらの外添剤とキャリアAとをシェイカーに投入して5分間振動攪拌し、キャリアAに外添剤を外添したキャリアDを得た。以上の製造条件を(表2)に示す。
このようにして作製されたキャリアDに対して、現像剤として実施例1と同様に作製し、ボトルにより充分攪拌させた後、実施例1と同様の評価をテスト4として行った。評価結果を(表4)に示す。
(比較例3)
比較例3では、キャリアに対する外添剤の外添条件を変えてキャリアを作製した。比較例3では、投入する外添剤をTS720のみ(外添剤比率100%)とし、この外添剤とキャリアAとをシェイカーに投入して5分間振動攪拌し、キャリアAに外添剤を外添したキャリアEを得た。以上の製造条件を(表2)に示す。
比較例3では、キャリアに対する外添剤の外添条件を変えてキャリアを作製した。比較例3では、投入する外添剤をTS720のみ(外添剤比率100%)とし、この外添剤とキャリアAとをシェイカーに投入して5分間振動攪拌し、キャリアAに外添剤を外添したキャリアEを得た。以上の製造条件を(表2)に示す。
このようにして作製されたキャリアEに対して、現像剤として実施例1と同様に作製し、ボトルにより充分攪拌させた後、実施例1と同様の評価をテスト5として行った。評価結果を(表4)に示す。
(比較例4)
比較例4では、キャリアに対する外添剤の外添条件を変えてキャリアを作製した。比較例4では、投入する外添剤をRX−50のみ(外添剤比率100%)とし、この外添剤とキャリアAとをシェイカーに投入して5分間振動攪拌し、キャリアAに外添剤を外添したキャリアFを得た。以上の製造条件を(表2)に示す。
比較例4では、キャリアに対する外添剤の外添条件を変えてキャリアを作製した。比較例4では、投入する外添剤をRX−50のみ(外添剤比率100%)とし、この外添剤とキャリアAとをシェイカーに投入して5分間振動攪拌し、キャリアAに外添剤を外添したキャリアFを得た。以上の製造条件を(表2)に示す。
このようにして作製されたキャリアFに対して、現像剤として実施例1と同様に作製し、ボトルにより充分攪拌させた後、実施例1と同様の評価をテスト6として行った。評価結果を(表4)に示す。
(比較例5)
比較例5では、外添剤がトナー1と異なる条件において外添されたトナー2を用意した。投入する外添剤の重量%を100%とすると、TS720の比率を外添剤比率17.6重量%、RX−50の比率を46.8重量%、MSA2の比率を14.6重量%、KTS−100Aの比率を21.0重量%として、メイン樹脂がポリエステルである電子写真用現像剤トナーを作製した。トナー2の製造条件を(表3)に示す。
比較例5では、外添剤がトナー1と異なる条件において外添されたトナー2を用意した。投入する外添剤の重量%を100%とすると、TS720の比率を外添剤比率17.6重量%、RX−50の比率を46.8重量%、MSA2の比率を14.6重量%、KTS−100Aの比率を21.0重量%として、メイン樹脂がポリエステルである電子写真用現像剤トナーを作製した。トナー2の製造条件を(表3)に示す。
そして、比較例5では、実施例1で作製したキャリアAに対して、酸化無機物粒子の外添を行わず、そのまま現像化した。
すなわち、キャリアAに対して、現像剤として実施例1と同様に作製し、ボトルにより充分攪拌させた後、実施例1と同様の評価をテスト7として行った。評価結果を(表4)に示す。
(表4)の評価結果より、本発明を適用した実施例1および実施例2では、比較例1〜比較例5と比較して帯電量の変化率が少なく、またベタ濃度の増加が少なくなっていることがわかる。なお、(表4)における評価の記号は従来に対する評価を表しており、○は少なくとも改善されている、◎はさらに改善されているということを示す。一方、○未満の△、×については従来の手法であり、本発明の内容より劣っているということを示している。
実施例1および実施例2は、本発明を適用することにより、電子写真用現像剤キャリアに対して外添する大粒径の粒子の比率を20%以上に大きくしたものであり、特に実施例1では帯電量の低下が小さく、ベタ濃度の増加も少ない良好な結果となっている。
一方、比較例1では電子写真用現像剤キャリアへの外添を行っていないため、印刷試験における初期から5000枚にかけて外添剤の付着が起こり、大きく帯電量を低下させてしまっている。このため、ベタ濃度も大きく増加しており、トナーが多大に消費されていると考えられる。
また、比較例2は従来特許にある条件と同じもので、トナーの外添剤と同じ粒径の比率で行うことで一定の改善効果が現れている。しかしながら、実施例1および実施例2程の効果は得られておらず、帯電量の変化を大きく増加させてしまっている。
また、比較例3、4は、小粒径、中粒径の外添剤に特化してキャリアへの外添を行ったが、比較例2ほどの効果は現れておらず、帯電量の変化を増加させてしまっている。
比較例5は、トナー母材への小粒径外添剤の効果が薄れ、帯電量、ベタ濃度ともに悪化している。
すなわち、本発明を適用した実施例1および実施例2では、印字寿命初期においても現像剤劣化に伴うトナー帯電量の低下が軽減されており、帯電特性のバラツキを抑えることによって安定した印字品質が達成され、濃度変化が少ない印字が実現されている、と言える。
したがって、本発明を適用した実施例1および実施例2にかかる2成分系電子写真用現像剤キャリアは、従来に比べて印字寿命初期において現像剤劣化に伴うトナー帯電量の低下を軽減することができ、帯電特性のバラツキを抑えることによって安定した印字品質を達成し、濃度変化が少ない印字を実現する電子写真用現像剤キャリアである、と言える。
以上のように、本発明にかかる電子写真用現像剤キャリアは、濃度変化が少ない安定した印字品質が要求される用途に有用である。
1 キャリア心材
2 樹脂被覆層
3 樹脂被覆表面
4 外添剤、無機酸化物
2 樹脂被覆層
3 樹脂被覆表面
4 外添剤、無機酸化物
Claims (4)
- 電子写真用現像剤トナーとともに用いられる電子写真用現像剤キャリアであって、
略球体状のキャリア心材と、
導電材料を分散させた樹脂からなるとともに前記キャリア心材の周りに被覆された樹脂層と、
前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた、前記電子写真用現像剤トナーの表面に外添された複数種の外添剤または無機酸化物粒子のうちの1種以上の外添剤または無機酸化物粒子と、
を有し、
前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた前記外添剤または無機酸化物粒子において、前記電子写真用現像剤トナーの表面に外添された複数種の外添剤または無機酸化物粒子のうち一番粒径の大きい種類の占める重量比率が一番多いことを特徴とする電子写真用現像剤キャリア。 - 電子写真用現像剤トナーの表面に外添または埋め込まれた粒径が異なる2種類以上の外添剤または無機酸化物粒子のうち一番粒径の大きい種類の粒子の重量比率が20重量%以下である電子写真用現像剤トナーとともに用いられる電子写真用現像剤キャリアであって、
略球体状のキャリア心材と、
導電材料を分散させた樹脂からなるとともに前記キャリア心材の周りに被覆された樹脂層と、
前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた、前記電子写真用現像剤トナーの表面に外添された外添剤または無機酸化物粒子のうちの1種以上の外添剤または無機酸化物粒子と、
を有し、
前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた、前記粒径が異なる2種類以上の外添剤または無機酸化物粒子のうち一番粒径の大きい種類の占める重量比率が20重量%以上であることを特徴とする電子写真用現像剤キャリア。 - 前記電子写真用現像剤トナーの表面に外添された外添剤または無機酸化物粒子が、3種類以上の外添剤または無機酸化物粒子であることを特徴とする請求項1または2に記載の電子写真用現像剤キャリア。
- 前記キャリア心材の直径が20μm〜300μmであり、
前記樹脂層の膜厚が0.1μm〜50μmであり、
前記樹脂層の表面に外添または埋め込まれた外添剤または無機酸化物粒子物の粒径が5nm〜500nmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電子写真用現像剤キャリア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007176918A JP2009015027A (ja) | 2007-07-05 | 2007-07-05 | 電子写真用現像剤キャリア |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007176918A JP2009015027A (ja) | 2007-07-05 | 2007-07-05 | 電子写真用現像剤キャリア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009015027A true JP2009015027A (ja) | 2009-01-22 |
Family
ID=40355985
Family Applications (1)
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JP2007176918A Pending JP2009015027A (ja) | 2007-07-05 | 2007-07-05 | 電子写真用現像剤キャリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009015027A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012103334A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 補給用キャリアおよび補給用二成分現像剤 |
JP2015184570A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-10-22 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
-
2007
- 2007-07-05 JP JP2007176918A patent/JP2009015027A/ja active Pending
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