JP2009014910A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤カートリッジの着脱性能を向上させつつ、現像剤カートリッジへの現像剤の付着を防止又は抑制する。
【解決手段】落下した現像剤は、現像位置の現像機38と回転方向上流側にある隣の現像機38の現像剤カートリッジ100との間に配設された弾性部材138の上に落下し、弾性部材138が現像剤を受けるよって、現像剤カートリッジ100に現像剤が付着することが防止又は抑制される。この結果、現像剤カートリッジ100を着脱(交換)する際、作業者の手などが現像剤で汚れてしまうことが防止又は抑制される。現像剤カートリッジ100を着脱する際に、弾性部材138が撓むことで作業者の操作範囲が広がるため、現像剤カートリッジ100の着脱性能(交換性)が向上される。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
現像剤を供給する現像剤カートリッジが着脱自在に装着されると共に、現像剤が担持された現像ロールを有する複数の現像剤ユニットが、回転体の周方向に沿って保持される。そして、この回転体の回転に伴い現像機の現像ロールが像保持体に対向されて像保持体に形成された静電潜像が現像される画像形成装置が知られている。
このような構成の画像形成装置において、現像中、特に像密度の高い画像を形成する場合、僅かではあるが現像剤が落下したり飛散したりすることで、現像剤カートリッジに現像剤が付着することがある。
このため、現像剤カートリッジを着脱する際に、作業者の手などが現像剤で汚れてしまう場合があった。
よって、現像剤の飛散を防止するためのシール部材を各現像機にそれぞれ設ける構成が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特許2764719号
しかし、特許文献1に構成は、シール部材の先端が像保持体と接触するため像保持体が傷つくおそれがある。また、現像剤カートリッジの着脱性能を向上することが望まれている。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、現像剤カートリッジの着脱性能を向上させつつ、現像剤カートリッジへの現像剤の付着を防止又は抑制することが目的である。
請求項1に記載の画像形成装置は、現像剤を供給する現像剤カートリッジが着脱自在に装着されると共に、現像剤が担持された現像ロールを有する現像機が周方向に複数保持される回転体を有し、前記回転体の回転に伴い前記現像ロールが像保持体に対向されると共に、前記像保持体に形成された静電潜像が現像される画像形成装置であって、前記回転体は、前記現像機と隣の現像機の前記現像剤カートリッジとを仕切る仕切部を有し、前記仕切部には、該仕切部の径方向外側端部から径方向外側に向かって延出され、前記回転体が回転されても前記像保持体に接触されないシート状の弾性部材が設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載の画像形成装置では、例えば、現像中等に現像剤が落下したり飛散したりしても、仕切部の径方向外側端部から径方向外側に向かって延出された弾性部材が、現像剤を受ける。よって、現像剤カートリッジに現像剤が付着することが防止又抑制される。この結果、現像剤カートリッジを着脱する際に、現像剤カートリッジに付着した現像剤で作業者の手などが汚れてしまうことが防止又は抑制される。
また、現像剤カートリッジを着脱する際に、弾性部材が撓むことで作業者の操作範囲が広がるため、現像剤カートリッジの着脱性能(交換性)が向上される。
更に、回転体が回転されても弾性部材は像保持体に接触されないので、像保持体を傷つけることが防止される。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、前記現像ロールが像保持体に対向される現像位置に前記現像機が配置された状態において上方から平面視すると、前記弾性部材は、前記現像剤カートリッジの外縁よりも径方向外側に延出されていることを特徴としている。
請求項2に記載の画像形成装置では、弾性部材は現像剤カートリッジの外縁よりも径方向外側に延出されているので、現像剤をより確実に弾性部材が受ける。よって、現像剤カートリッジに現像剤が付着することが、より確実に防止又は抑制される。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記現像剤カートリッジは、前記回転体の径方向に着脱されることを特徴としている。
請求項3に記載の画像形成装置では、現像剤カートリッジは回転体の径方向に着脱される。このような方向で現像剤カートリッジを着脱する場合、弾性部材が撓むことで、現像剤カートリッジの着脱性能(交換性)が向上する効果が大きい。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の構成において、前記弾性体と前記現像機の間、及び、前記仕切部と前記現像機との間には、前記回転体の回転軸方向の少なくとも一部に、それぞれ隙間が形成されていることを特徴としている。
請求項4に記載の画像形成装置は、弾性部材が受けた現像剤が回転体の回転に伴い落下される際、現像剤が弾性体と現像機の間、及び、仕切部と現像機との間の隙間を通ることで、より確実に下方に落下される。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の構成において、前記弾性部材は、帯電防止材料によって少なくとも表面が構成されていることを特徴としている。
請求項5に記載の画像形成装置では、弾性部材は帯電防止材料によって少なくとも表面が構成されているので、現像剤が静電気で弾性部材に吸着することが防止又は抑制される。したがって、弾性部材に現像剤が溜まることが防止又は抑制される。
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の構成において、現像位置に前記現像機が配置された状態において上方から平面視すると、前記現像剤カートリッジには、前記回転体の回転軸と交差する方向に凹んだ凹部を有し、前記弾性部材は、前記現像剤カートリッジの前記凹部に対応する領域には設けられていないことを特徴としている。
請求項6に記載の画像形成装置では、現像剤カートリッジの凹部は現像剤が付着されにくいので、弾性部材の必要性が少ない。よって、この凹部に対応する領域に弾性部材を設けないことで、弾性部材の使用量を少なくできるため、コストが下げられる。また、弾性部材が設けられていないので、着脱性能がより向上される。
弾性部材が現像剤を受けるので現像剤カートリッジに現像剤が付着することを防止、又は抑制することができると共に、現像剤カートリッジを着脱する際に弾性部材が撓むことで現像剤カートリッジの着脱性能が向上する、という優れた効果を有する。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。なお、矢印FRを前側、矢印REを後側とする。
また、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色毎に配設されているものについては、符号の後に「Y」、「M」、「C」、「K」の英字を付している。しかし、Y,M,C,Kを区別して説明する必要が無い場合は、Y,M,C,Kを省略して記載することがある。
図1で示すように、画像形成装置10は、装置本体12を有し、装置本体12の略中央部には、ロータリー現像装置16等を有する画像形成部14が配設されている。
装置本体12の下部には、記録用紙が収納される給紙カセット18が配置されており、給紙カセット18の前側(矢印FR方向)上部には、給紙カセット18から記録用紙を供給するフィードロール22と、供給される記録用紙を1枚ずつ捌くリタードロール24が配置されている。
搬送路20は、フィードロール22から排出口30までの記録用紙の通路であり、この搬送路20は、画像形成装置10の前側にあって、給紙カセット18から後述する定着装置70まで略鉛直方向に形成されている。この搬送路20の定着装置70の上流側に、後述する二次転写ロール66と二次転写バックアップロール60とが配置され、二次転写ロール66と二次転写バックアップロール60の上流側に、レジストロール26が配置されている。また、搬送路20の排出口30の近傍には排出ロール28が配置されている。
したがって、給紙カセット18からフィードロール22によって送り出された記録用紙は、リタードロール24により捌かれて最上部の記録用紙のみ搬送路20に導かれる。そして、その記録用紙は、レジストロール26により一時停止され、タイミングをとって、後述する二次転写ロール66と二次転写バックアップロール60との間(二次転写部)へ送られる。
装置本体12の略中央部よりも稍後側には、ロータリー現像装置16(図6も参照)が配設されている。また、ロータリー現像装置16の前側には、像保持体としてのドラム状の感光体44が配置されている。
ロータリー現像装置16は、回転体34にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナー像をそれぞれ形成する現像機38Y、38M,38C、38Kを有し、回転体34の筒部134(図6参照、詳細は後述する)を回転中心として、左回り(図1において反時計回り)に回転するようになっている。現像機38Y、38M,38C,38Kのそれぞれは現像ロール40Y、40M,40C,40Kを有し、例えばコイルスプリング等の弾性体42により、回転体34の略径方向外側方向に押圧されている。
また、現像ロール40Y、40M,40C,40Kのそれぞれの両端には、現像ロール40Y、40M,40C,40Kの直径よりも僅かに大きい直径のトラッキングロール(図示省略)が現像ロール40Y、40M,40C,40Kと同軸で回転するように設けられている。
現像機38Y、38M,38C,38Kの現像ロール40Y、40M,40C,40Kは、回転体34の筒部134(図6参照、詳細は後述する)を中心として、それぞれ90度の間隔で回転体34の周方向回転方向に並んで外周に配置され、現像ロール40Y、40M,40C、40Kのトラッキングロールがドラム状の感光体44の両端に設けられたフランジ(図示省略)に当接して、現像ロール40Y、40M,40C,40Kと感光体44との間に所定の隙間を形成しつつ、感光体44上の潜像をそれぞれの色のトナーで現像するようになっている。
なお、回転体34及び、現像機38Y、38M,38C,38Kの詳細については後述する。
感光体44の下方には、その感光体44の表面を一様に帯電する帯電部材としての帯電ロール46が設けられている。そして、感光体44には、帯電ロール46よりも、感光体44の回転方向下流側に、クリーニング部材としてのクリーニングブレード48が当接している。このクリーニングブレード48により、一次転写後に感光体44に残留する廃トナーが掻き取られる構成である。
また、ロータリー現像装置16の下方には、トナーパン270が設けられている。このトナーパン270の下方には、帯電ロール46により帯電された感光体44に、レーザー光等の光ビームにより潜像を書き込む露光装置50が配置されている。また、ロータリー現像装置16の前方側には、ロータリー現像装置16によって可視化されたトナー像を、一次転写部である感光体44から二次転写部である二次転写ロール66まで搬送する中間転写装置52が設けられている。
中間転写装置52は、中間転写体としての中間転写ベルト54、ラップインロール56、ラップアウトロール58、二次転写バックアップロール60、テンションロール62、64から構成されており、二次転写バックアップロール60によって前方へ向かって張り出されている中間転写ベルト54が二次転写ロール66に当接している。
中間転写ベルト54は、ラップインロール56と、ラップアウトロール58との間で感光体44にラップ状に当接する一次転写部(像保持体ラップ領域)を有しており、感光体44に所定の範囲だけ巻きついて、感光体44の回転に従動するようになっている。中間転写ベルト54は、感光体44上のトナー像が一次転写された後、この一次転写されたトナー像を、二次転写バックアップロール60に向けて搬送する。
中間転写装置52の二次転写バックアップロール60には、搬送路20を挟んで二次転写ロール66が対峙している。つまり、二次転写ロール66と二次転写バックアップロール60との間が二次転写部となっており、二次転写ロール66は、二次転写バックアップロール60の補助により、中間転写ベルト54上に一次転写されたトナー像を記録用紙に二次転写する。なお、図示しないが、テンションロール62の近傍には、二次転写後に中間転写ベルト54上に残留する廃トナーを掻き取るクリーニング部材が配設されている。
また、二次転写部の上方(下流側)には、定着装置70が配置されている。定着装置70は、加熱ロール72と加圧ロール74とを有し、二次転写ロール66及び二次転写バックアップロール60により記録用紙に二次転写されたトナー像を、その加熱ロール72及び加圧ロール74で加熱・加圧して溶融することにより、記録用紙に定着させるようになっている。
そして、記録用紙に転写されたトナー像が定着装置70によって定着されると、その記録用紙は、排出ロール28によって排出口30から排出部32へ排出される。この排出部32は、排出口30部分が低く、背面方向(後方向)に向けて徐々に高くなるように傾斜している。
つぎに、画像形成プロセスについて説明する。
画像形成装置10に画像形成信号が送られると、感光体44が帯電ロール46により一様に帯電される。そして、その一様に帯電された感光体44には、露光装置50から画像信号に基づいた光ビームが照射される。つまり、露光装置50からの光ビームが感光体44の表面を露光し、それによって潜像が形成される。
露光装置50により感光体44の表面に形成された潜像は、現像ロール40が感光体44の対向する現像位置に配置された現像機38によって現像されトナー像となる。トナー像は、中間転写ベルト54に一次転写される。
感光体44の表面には、形成する画像の色に応じて、帯電・露光・現像の各工程が、所定回数だけ繰り返され、ロータリー現像装置16の回転体34を回転させ、現像機38Y、38M、38C、38K(の現像ロール40Y,40M,40C,40K)の何れかを感光体44と対向する現像位置へ移動させる。なお、回転体34の回転方向は矢印K方向(図6参照)とされている。
例えば、フルカラーの画像を形成する場合、感光体44の表面には、帯電・露光・現像の各工程が、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応して4回繰り返され、感光体44の表面には各色のトナー像が順次形成される。
そして、感光体44に順次形成されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像は、順次中間転写ベルト54に一次転写され、最終的に各色トナー像が重ね合わされフルカラートナー像となる。
なお、図1及び図6においては、現像位置にある現像機は現像機38Yである。つまり、現像ロール40Yが感光体44の対向されている。
また、一次転写後に、感光体44上に残留する廃トナーは、クリーニングブレード48によって掻き取られ、回収される。
一方、給紙信号等により、給紙カセット18に収納された記録用紙は、フィードロール22により送り出され、リタードロール24により捌かれて搬送路20に導かれ、レジストロール26により一次停止され、タイミングをとって二次転写部へ搬送される。
記録用紙が二次転写部に導かれると、中間転写ベルト54上のフルカラートナー像が、その記録用紙に二次転写ロール66と二次転写バックアップロール60によって二次転写される。二次転写後に、中間転写ベルト54上に残留する廃トナーは、クリーニング部材(図示省略)によって掻き取られ、回収される。
こうして、フルカラートナー像を転写された記録用紙は、定着装置70に導かれ、加熱ロール72と加圧ロール74とによる熱圧力によって、フルカラートナー像を定着される。そして、フルカラートナー像が定着された記録用紙は、排出ロール28により排出口30から排出部32へ排出される。
つぎに、現像機38Y、38M,38C、38Kについて説明する。
現像機38Y、38M,38C、38Kは、それぞれ対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の現像剤を収容する現像剤カートリッジ100Y、100M、100C、100Kを備えている。現像剤カートリッジ100Y、100M、100C、100Kは、それぞれ各現像機38Y、38M,38C、38Kの装着部200Y,200M,200C,200K、に着脱可能に装着され新しい現像剤を供給する。そして、現像剤カートリッジ100Y、100M、100C、100Kの現像剤がなくなると、画像形成装置10の上部のカバー15を開き、現像剤カートリッジ100Y,100M,100C,100Kを取り外し、新しい現像剤カートリッジ100Y,100M,100C,100Kと交換する(着脱方法(交換方法)の詳細は後述する)。
なお、本実施形態では、現像剤として、トナーとキャリアとからなる二成分の現像剤を使用している。また、トリクル現像方式を採用している。
トリクル現像方式とは、現像剤の帯電性能の低下を防止し、現像剤交換のインターバルを延ばすために、現像剤を徐々に補給口154(図3(B)参照)から補給する一方で、過剰になった(劣化したキャリアを多く含む)劣化現像剤を回収口156(図3(B)参照)から排出(回収)しながら現像を行なう現像方式である。
つぎに、現像剤カートリッジ100Y、100M、100C、100Kについて説明する。なお、現像剤カートリッジ100Y、100M、100C、100Kは、すべて同様の構成であるので、Y,M,C,Kを省略して説明する。
図2に示すように、現像剤カートリッジ100は、全体がロータリー現像装置16の回転体34の筒部134(図6参照)方向を長手方向とする長尺筒状をしている。
現像剤カートリッジ100は、現像剤を収容するカートリッジ本体102を備えている。カートリッジ本体102は、長手方向と直交する断面の外形が卵型形状をしている。また、カートリッジ本体102の長手方向の一方の端部102Aから長手方向に、筒状の延出部150が延出している。筒状の延出部150は、長手方向と直交する断面の外形がカートリッジ本体102よりも小さく、略円形状をしている。なお、カートリッジ本体102と延出部150とは連通している。
カートリッジ本体102は、端部102Aから長手方向に突出したのち湾曲して延出部150の端部につながった把手部104を有している。そして、この把手部104と延出部150との間に隙間300が形成されている。
図3(B)に示すように、延出部150の側壁152には、現像剤カートリッジ100内の現像剤を現像機38に補給する補給口154と、現像機38から排出される現像剤を現像剤カートリッジ100へ回収する回収口156と、が設けられている。
延出部150の側壁152の外側には、側壁152の湾曲に沿った形状の円弧板状のシャッター160が設けられている。このシャッター160は、図3(A)と図3(B)とに示すように、周方向(長手方向と直交する方向)に側壁152に沿って移動(スライド)し、補給口154と回収口156とを開閉する。
また、シャッター160が移動する軌道は、把手部104と延出部150との間の隙間300に設けられている。すなわち、補給口154と回収口156とを開くためにシャッター160を移動させると、隙間300にシャッター160が入る構成となっている(図5(C)も参照)。
更に、図5(A)に示すように、シャッター160の延出部150側の裏面には、シャッター160を閉じた際に補給口154と回収口156の周囲をシールするスポンジなどの弾性部材からなるシール部材162が貼り付けられている。また、シール性を高めるために、シール部材162の端部を押圧する突起部158が、延出部150の側壁152に設けられている。
つぎに、現像剤カートリッジ100Y、100M、100C、100Kが着脱可能に装着される現像機38Y、38M,38C,38Kの装着部200Y、200M,200C,200Kについて説明する。なお、装着部200Y、200M、200C、200Kも、すべて同様に構成されているので、Y,M,C,Kを省略して説明する。
図4に示すように、装着部200には、現像剤カートリッジ100の延出部150の側壁152の湾曲に沿って、略円弧状に湾曲した受部202が設けられている。この受部202には、図5に示すように、前述した現像剤カートリッジ100の補給口154と回収口156(図2参照)とに対向する補給口204と回収口(図示略)とが形成されている。更に、受部202には、補給口204と回収口とを開閉するシャッター206が周方向に沿って移動可能に設けられている。
また、補給口204と回収口の周囲には、スポンジなどの弾性部材からなるシール部材210が貼り付けられている。また、シール性を高めるために、シール部材210の端部を押圧する突起部207が、シャッター206に設けられている。
つぎに回転体34について説明する。
図6に示すように、回転体34は、回転中心とされる筒部134と、筒部134から径方向外側に向かって延びる仕切部136Y,136M、136C,136Kとで構成され、全体が略十字形状とされている。
また、回転体34の軸方向外側には、円盤状のフランジ部材(図示略)が設けられている。そして、フランジ部材で形成される円筒形状の空間を90度毎に仕切部136Y,136M、136C,136Kが4つに仕切っている。この仕切部136Y,136M、136C,136Kで区切られた空間に、現像機38Y,38M、38C,38Kが保持される構成とされている。
しかし、現像機38の外縁(長手方向(回転体34の回転軸方向)の端部でなく、回転体34の径方向外側方向に対する端部)よりも、回転軸側に仕切部136の径方向外側端部138Tが位置する。換言すると、仕切部136の径方向外側端部136Tよりも径方向外側にはみ出すように現像機38が保持される。また、仕切部136の径方向外側端部136Tよりも外側にはみ出した領域では、回転方向上流側の隣の現像機38の現像剤カートリッジ100と対向する。
例えば、図6においては、現像位置にある現像機38Yは、回転方向上流側の隣の現像機38Mの現像剤カートリッジ100Mと対向する。
仕切部136にはシート状の、例えば、PETシートなどからなる弾性部材138(138Y,138M、138C,138K)が接合されている。弾性部材138は、仕切部136の径方向外側端部136Tから径方向外側に向かって延出され、現像機38と隣りの現像機38の現像剤カートリッジ100との間に配設される。
図6においては、現像位置にある現像機38Yと、回転方向上流側の隣の現像機38Mの現像剤カートリッジ100Mと、の間に弾性部材138Yが配設される。同様に、現像機38Mと、回転方向上流側の隣の現像機38Cの現像剤カートリッジ100Cと、の間に弾性部材138Mが配設される。また、現像機38Cと、回転方向上流側の隣の現像機38Kの現像剤カートリッジ100Kと、の間に弾性部材138Cが配設される。そして、現像機38Kと、回転方向上流側の隣の現像位置ある現像機38Yの現像剤カートリッジ100Yと、の間に弾性部材138Kが配設される。
なお、弾性部材138の先端部138Tは、回転体34が回転されても感光体44(図1参照)に接触されない。
また、現像位置に現像機38が配置された状態において、上方から平面視すると、弾性部材138の先端部138Tは、現像位置にある現像機38の下方の現像機38の現像剤カートリッジ100の外縁(回転体34の径方向外側方向に対する端部)よりも、径方向外側に延出されている。
例えば、図6においては、弾性部材138Yの先端部138YTは、現像位置にある現像機38Yの下方の現像機38Mの現像剤カートリッジ100Mの外縁よりも、径方向外側に延出されている(図中のS分長く、径方向外側に延出されている)。
更に、弾性部材138自体が、帯電防止材料(例えば、東レ社製・ルミラーX30(商品名))で構成されているが、弾性部材138の表面に帯電防止剤(例えば、花王社製・エレクトロストリッパー(商品名))がコーティングされていてもよい。
また、弾性部材138と現像機138との間、及び、回転体34の仕切部136と現像機38との間には、少なくとも回転軸方向の一部に隙間が形成されている。
また、図8に示すように、現像剤カートリッジ100は、長手方向(回転軸方向)端部の取手部104は回転軸に直交する方向に凹んでいる。そして、本実施形態では、弾性部材138は、取手部104に対応する領域には延在されていない。
つぎに、装着部200への現像剤カートリッジ100の着脱(交換)について説明する。なお、図5では、現像剤カートリッジ100の回収口156と装着部200の回収口との図示を省略しているが、現像剤カートリッジ100の補給口154と、装着部200の補給口204と、同様の動作となる。
まず、図7(A)に示すように、ロータリー現像装置16の回転体34を回転させ、現像剤カートリッジ100を交換する際の着脱位置に現像機38を配置する。具体的には、現像位置(図1、図4)から略45°回転させ、現像剤カートリッジ100が真上に配置された状態とする。なお、回転体34の回転方向は、現像時と同様、図6の矢印K方向)とされている。なお、図7においては、現像機38Yが着脱位置とされ、現像剤カートリッジ100Yが着脱可能(交換可能)とされる。
現像機38が着脱位置に配置されたのち、画像形成装置10の上部のカバー15を開く(図1参照)。なお、本実施形態においては、この着脱位置がホームポジションとされている。ホームポジションとは、現像を行わない際の待機状態の位置とされている。
つぎに、図5(C)から図5(B)に示すように、把手部104を回して現像剤カートリッジ100を回転させる。このとき、補給口154及び回収口156が移動することで、シャッター160によって閉じられる。更に、現像剤カートリッジ100の回転に連動して装着部200のシャッター206が閉じる(動作の詳細は後述する)。そして、図7(B)及び図5(A)に示すように、現像剤カートリッジ100を取り外し、新しい現像剤カートリッジ100を装置する。また、現像剤カートリッジ100の着脱方向は、回転体34の径方向(回転軸と直交する方向)とされる。
つぎに、装着部200への現像剤カートリッジ100の装着について詳しく説明する。
図5(A)と図5(B)に示すように、現像剤カートリッジ100の延出部150を、装着部200の受部202に載せる。現像剤カートリッジ100のシャッター160の端部160Aが受部202の端部と当る。なお、このときは、現像剤カートリッジ100の補給口154及び回収口156と、装着部200の補給口204及び回収口(図示略)と、は対向しておらず、更に、カートリッジ側のシャッター160及び装着部側のシャッター206によって、それぞれ閉止されている状態である。
つぎに、図5(B)と図5(C)とに示すように、把手部104を回して現像剤カートリッジ100を回転させる。このとき、現像剤カートリッジ100のシャッター160は、端部160Aが受部202の端部と当っているので移動しない(図5(B)を参照)。つまり、延出部150の補給口154及び回収口156が移動することで、シャッター160が開く。更に、現像剤カートリッジ100の回転に連動して装着部200のシャッター206が開く。
そして、図5(C)に示すように、現像剤カートリッジ100の補給口154及び回収口156と、装着部200の補給口204及び回収口(図示略)と、が対向する。
なお、現像剤カートリッジ100の取り外しにおける動作の詳細は上記と逆となる。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
例えば、現像中などに僅かではあるが現像剤が落下しりたり飛散したりすることがある。特に像密度の高い画像など(濃度の濃い画像など)を形成する場合に発生しやすい。
図6に示すように、このようにして落下した現像剤は、現像位置の現像機38と回転方向上流側にある隣の現像機38の現像剤カートリッジ100との間に配設された弾性部材138の上に落下し、弾性部材138が現像剤を受ける(図9(A)も参照)。更に、弾性部材138は現像剤カートリッジ100の外縁よりも、径方向外側に延出されているので、弾性部材138が現像剤を確実に受ける。
よって、現像剤カートリッジ100に現像剤が付着することが防止又は抑制される。この結果、現像剤カートリッジ100を着脱(交換)する際(図5及び図7参照)に、作業者の手などが現像剤で汚れてしまうことが防止又は抑制される。
また、図7に示すように、カバー15(図1参照)が開閉され現像剤カートリッジ100が着脱される範囲はLである。そして、現像剤カートリッジ100を着脱する際に、弾性部材138が矢印H方向に撓むことで作業者の操作範囲が広がるため、現像剤カートリッジ100の着脱性能(交換性)が向上される。特に本実施形態においては、現像剤カートリッジ100は、上方に(回転体34の径方向に)着脱される構成であるので、例えば、回転体34の回転軸方向に現像剤カートリッジ100をスライドさせて着脱する構成と比較し、着脱性能(交換性)の向上効果が大きい。
なお、仕切部136を径方向外側に延出することでも、現像剤を受けることは可能である。しかし、現像剤カートリッジの着脱の際に仕切部136は弾性部材138のように撓まないので、着脱性能が本実施形態と比べると悪い(本実施形態の方が、着脱性能が良い)。
このように、仕切部136を径方向外側に延出させないで、弾性部材138を設けることで、現像剤カートリッジ100の着脱性能を向上させつつ、現像剤カートリッジへの現像剤の付着を防止又は抑制することが可能とされる。換言すると、現像剤カートリッジ100の着脱性能を向上と現像剤カートリッジへの現像剤の付着を防止又は抑制とが両立可能とされる。
更に、回転体34が回転されても弾性部材138の先端部138Tは感光体44の表面には、接触されないので、感光体44の表面を傷つけることが防止される。
また、弾性部材138が受けた現像剤は、回転体34の回転に伴い落下する。落下した現像剤はトナーパン270(図1参照)が受ける。
なお、本実施形態においては、回転体34は矢印K方向に回転する。よって、図9(A)に示すように、弾性部材138Yが受けた現像剤は、回転体34の回転に伴い、図9(B)に示すように、弾性部材138Yと現像機38Yとの間の隙間、及び回転体34の仕切部136Yと現像機38Yとの隙間を通って筒部134の周囲に一旦溜まる。更に、回転体34の回転に伴い、図9(C)に示すように、回転体34の仕切部136Kと現像機38Yとの間の隙間、及び弾性部材138Kと現像機38Yとの間の隙間を通って、トナーパン270(図1参照)の上に、より確実に落下される構成となっている。
また、弾性部材138の表面は、帯電防止材料によってコーティングがされているので、現像剤が静電気で弾性部材138に吸着することが防止又は抑制される。したがって、弾性部材138に現像剤が落下せずに溜まることが防止又は抑制される。
また、図8に示すように、弾性部材138は、取手部104に対応する領域には回転軸方向に延在されていない。よって、弾性部材138の使用量が少なくなるため、コストが下げられる。また、弾性部材138が設けられていないので、取手部104を回転させる際の操作性が向上されるので、着脱性能がより向上される。
なお、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、現像剤として、トナーとキャリアとからなる二成分の現像剤を使用しているが、これに限定されない。少なくともトナーを含んでいればよく、トナーのみからなる一成分の現像剤を使用しても良い。また、トリクル現像方式でなくても良い。
本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示す概略側面図である。 本発明の実施形態の現像剤カートリッジを示す斜視図である。 現像剤カートリッジの延出部を示す、(A)はシャッターが閉じた状態の図であり、(B)はシャッターが開いた状態の図である。 現像機の装着部を示す図である。 現像剤カートリッジを装着部に着脱する様子を、(A)から(C)へと順番に示す断面図である。 ロータリー現像装置における回転軸と直交する断面を模式的に図示した断面図である。 現像剤カートリッジの着脱を説明する説明図であり、(A)は図5(C)に対応するシャッターが閉じた状態における現像剤カートリッジの図であり、(B)は図5(B)に対応するシャッターが閉じた状態における現像剤カートリッジの図である。 弾性部材の回転軸方向の延在幅を説明するために、現像剤カートリッジと弾性部材とを並べて図示した説明図である。 回転体の回転に伴い現像剤が下方に落下する様子を、(A)〜(C)へと順番に模式的に図示した説明図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 装置本体
34 回転体
38Y 現像機
38M 現像機
38C 現像機
38K 現像機
40Y 現像ロール
40M 現像ロール
40C 現像ロール
40K 現像ロール
44 感光体(像保持体)
100Y 現像剤カートリッジ
100M 現像剤カートリッジ
100C 現像剤カートリッジ
100K 現像剤カートリッジ
136Y 仕切部
136YT 径方向外側端部
136M 仕切部
136MT 径方向外側端部
136C 仕切部
136CT 径方向外側端部
136K 仕切部
136KT 径方向外側端部
138Y 弾性部材
138M 弾性部材
138C 弾性部材
138K 弾性部材
160 シャッター

Claims (6)

  1. 現像剤を供給する現像剤カートリッジが着脱自在に装着されると共に、現像剤が担持された現像ロールを有する現像機が周方向に複数保持される回転体を有し、
    前記回転体の回転に伴い前記現像ロールが像保持体に対向されると共に、前記像保持体に形成された静電潜像が現像される画像形成装置であって、
    前記回転体は、前記現像機と隣の現像機の前記現像剤カートリッジとを仕切る仕切部を有し、
    前記仕切部には、該仕切部の径方向外側端部から径方向外側に向かって延出され、前記回転体が回転されても前記像保持体に接触されないシート状の弾性部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像ロールが像保持体に対向される現像位置に前記現像機が配置された状態において上方から平面視すると、
    前記弾性部材は、前記現像剤カートリッジの外縁よりも径方向外側に延出されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像剤カートリッジは、前記回転体の径方向に着脱されることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記弾性体と前記現像機の間、及び、前記仕切部と前記現像機との間には、前記回転体の回転軸方向の少なくとも一部に、それぞれ隙間が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記弾性部材は、帯電防止材料によって少なくとも表面が構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 現像位置に前記現像機が配置された状態において上方から平面視すると、前記現像剤カートリッジには、前記回転体の回転軸と直交する方向に凹んだ凹部を有し、
    前記弾性部材は、前記現像剤カートリッジの前記凹部に対応する領域には設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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