JP2005338214A - 画像形成装置 - Google Patents

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Naotoshi Fujita
尚寿 藤田
Hideo Oshida
英夫 押田
Keita Asahina
慶太 朝比奈
Shinichiro Oshita
慎一郎 大下
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Abstract

【課題】 現像剤の収容量を増やしても簡単な構成で装置本体を小型化することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 供給用現像剤ボックス42は、プロセスカートリッジ40に対して着脱自在に装着されている。予備用現像剤ボックス48には予備用の現像剤が収容されており、この予備用現像剤ボックス48は供給用現像剤ボックス42と交換自在でプロセスカートリッジ40に装着される。予備用現像剤ボックス48は収納部50に収納されており、この収納部50は、画像形成装置本体12、プロセスカートリッジ40及び給紙部20に囲まれた空間に設けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に関する。
この種の画像形成装置のプロセスカートリッジとして、一体型のもの、現像部と感光体部を分けた二体のもの、現像剤部のみを分けた二体のものが知られている。二体に分けられたカートリッジは、それぞれ独立に寿命が定められるために、一体型カートリッジに比べてランニングコストでは有利である。
例えば、特許文献1においては、装置本体に対して着脱可能な交換ユニットをもち、この交換ユニットは感光体ユニットとこの感光体ユニットよりも寿命が短い部品ユニットとにさらに分かれ、部品ユニットの寿命が感光体ユニットの寿命とほぼ同じになるように感光体ユニットと複数の部品ユニットとをセットにしたものが開示されている。
また例えば、特許文献2においては、トナーサーバが回転してトナーを補給をすることにより、トナーカートリッジの交換回数を減らすことが開示されている。
実開昭63−138553号公報 特開平02−277083号公報
しかしながら、上記特許文献1においては、部品ユニットの寿命が感光体ユニットの寿命の2分の1程度であれば2つの部品ユニットをつけるだけでよいが、部品ユニットの寿命が感光体ユニットの寿命の10分の1程度であると、1つの感光体ユニットに対して10個の部品ユニットをつけなければならないため、装置本体の小型化を図ることができない。また上記特許文献2に開示された構成は、装置本体が大きくなるため、小型の装置には不向きである。さらに、この構成は複雑であるため、コストアップの原因となってしまう。
本発明は、上述した背景からなされたものであり、現像剤の収容量を増やしても簡単な構成で装置本体を小型化することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴とするところは、装置本体と、この装置本体内にあって着脱自在に設けられ、供給用の現像剤が収容された供給用現像剤ボックスと、予備用の現像剤が収容された予備用の現像剤ボックスを着脱自在に収納する収納部とを有し、前記供給用現像剤ボックスと前記予備用現像剤ボックスとは交換自在である画像形成装置である。
また、本発明の第2の特徴とするところは、装置本体と、この装置本体内にあって着脱自在に設けられ、供給用の現像剤が収容された供給用現像剤ボックスと、予備用の現像剤が収容された予備用の現像剤ボックスと、この予備用現像剤ボックスを着脱自在に収納する収納部とを有し、前記供給用現像剤ボックスと前記予備用現像剤ボックスとは交換自在である画像形成装置である。
好ましくは、前記収納部は、前記装置本体内に設けられてなる。
また、好ましくは、前記収納部は、前記装置本体外に設けられてなる。
また、本発明の第3の特徴とするところは、装置本体と、この装置本体内に着脱自在に装着されるプロセスカートリッジと、このプロセスカートリッジに着脱自在に装着され、現像剤が収容された第1の現像剤ボックスと、前記装置本体内にあって前記プロセスカートリッジの下方に設けられた給紙部と、前記装置本体、プロセスカートリッジ及び給紙部に囲まれた空間にあって、現像剤が収容された第2の現像剤ボックスを着脱自在に収納する収納部とを有し、前記第1の現像剤ボックスと前記第2の現像剤ボックスとは交換自在である画像形成装置である。
また、本発明の第4の特徴とするところは、装置本体と、この装置本体内にあって着脱自在に設けられ、供給用の現像剤が収容された供給用現像剤ボックスと、前記装置本体内に着脱自在に装着され、現像剤を用紙に転写する転写体と、この転写体内にあって予備用の現像剤が収容された予備用の現像剤ボックスを着脱自在に収納する収納部とを有し、前記供給用現像剤ボックスと前記予備用現像剤ボックスとは交換自在である画像形成装置である。
好ましくは、前記転写体は、中間転写体である。
また、好ましくは、前記収納部に前記予備用現像剤ボックスが収納されているか否かを検出する検出手段と、この検出手段による検出結果を表示する表示手段とをさらに有する。
本発明によれば、現像剤の収容量を増やしても簡単な構成で装置本体を小型化することができる。
次に本発明の実施形態について説明する。
図1において、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10の側面が示されている。本実施形態の画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12の側面に回動自在の開閉カバー16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に給紙部20を有する。また、画像形成装置10は、画像形成装置本体12の上面と一体に形成された排紙トレイ90を有する。給紙部20の奥端近傍上部には給紙部20から記録用紙を供給するピックアップロール34が配置され、このピックアップロール34の後方に供給される用紙を1枚ずつ捌くフィードロール22及びリタードロール24が配置されている。
用紙搬送路26は、ピックアップロール34から排出ロール32までの用紙通路であり、この用紙搬送路26は、画像形成装置本体12の裏面(図1の右側面)近傍にあって、給紙部20から後述する加熱ロール80及び加圧ロール82まで略垂直に形成されている。この用紙搬送路26の加熱ロール80及び加圧ロール82の上流側に後述する転写ロール30が配置されている。
したがって、給紙部20からピックアップロール34により送り出された記録用紙は、フィードロール22及びリタードロール24により捌かれて最上部の記録用紙のみ用紙搬送路26に導かれ、後述する感光体62と転写ロール30との間を通って現像剤像が転写され、この転写された現像剤像が加熱ロール80及び加圧ロール82により定着され、排出ロール32により排出口36から画像形成装置本体12の上部に設けられた排紙トレイ90へ排出される。この排紙トレイ90は、排出口部分(排出ロール32の近傍)が低く、前面方向(図1の左方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜している。
画像形成装置本体12には、例えば略中央部にプロセスカートリッジ40(交換ユニット)が着脱自在に設けられている。プロセスカートリッジ40は、感光体62と、この感光体62を一様に帯電させる帯電ロール64と、現像剤を収容する供給用現像剤ボックス42と、この供給用現像剤ボックス42から供給された現像剤を収容する現像剤収容室44と、この現像剤収容室44内の現像剤を攪拌搬送する攪拌搬送部材46と、感光体62に形成された静電潜像を現像剤で現像する現像ロール66と、この現像ロール66に接触するように設けられたトナー規制ブレードとを有する。また、プロセスカートリッジ40には、感光体62の回転方向の帯電ロール64よりも上流側に、感光体62に残留する現像剤を掻き取るクリーニングブレード76及び掻き取った現像剤を回収する現像剤回収部78が配設されている。
プロセスカートリッジ40の上方には、帯電された感光体62に、レーザ光により潜像を書き込む露光装置70が配置されている。露光装置70には、入力される画像データに応じてレーザ光を点滅させるレーザ発光器(図示せず)と、レーザ発光器から照射されたレーザ光を感光体の方向に導く折返しミラー(図示せず)とが配設されている。
プロセスカートリッジ40の感光体62には、用紙搬送路26を挟んで転写ロール30が対峙している。つまり、転写ロール30と感光体62との間が現像剤像の転写位置となっており、転写ロール30は、感光体62に形成された現像剤像をこの転写位置で記録用紙に転写する。
転写位置の上方には、加熱ロール80及び加圧ロール82からなる定着手段が配置されている。加熱ロール80及び加圧ロール82は、転写ロール30により記録用紙に転写された現像剤像を定着させ、排出ロール32に向けて搬送する。
画像形成装置本体12の裏面(図1の右側面)近傍には送風器68が設けられている。この送風器68により、空気が画像形成装置本体12の正面側から裏面側(図1の左側から右側)に送られるようになり、画像形成装置本体12内が冷却される。
画像形成装置本体12の上面には、表示装置18が配設されている。表示装置18は画像形成装置の状態を表示し、ユーザは表示装置18より画像形成装置10の状態を確認することができる。
また、画像形成装置本体12、プロセスカートリッジ40及び給紙部20に囲まれた空間には、予備用現像剤ボックス48を収納する収納部50が設けられ、予備用現像剤ボックス48がこの収納部50に載置されている。予備用現像剤ボックス48には現像剤が収容されており、この予備用現像剤ボックス48は供給用現像剤ボックス42と交換自在にプロセスカートリッジ40に装着されるものである。予備用現像剤ボックス48の開口部にはシール部材480が貼られており、収容された現像剤が漏れないようになっている。また、収納部50の前面(図1の左側面)には開閉可能なボックス用開閉カバー92が配設されている。
図2において、予備用現像剤ボックス48が収納部50に収納されているか否かを検出して表示するための制御装置が例示されている。
収納部50には、検出手段を構成する例えばマイクロスイッチ104が設けられている。マイクロスイッチ104は、予備用現像剤ボックス48が収納部50に収納されている場合に、オンの信号を制御部106に対して出力する。制御部106は、マイクロスイッチ104からオンの信号を受けている場合には、予備用現像剤ボックス48が収納部50に収納されていることを表示装置18に表示させる。また、制御部106はマイクロスイッチ104からオンの信号を受けていない場合には、予備用現像剤ボックス48が収納部50に収納されていないことを表示装置18に表示させる。表示装置18は、制御部106により制御され、予備用現像剤ボックス48の有無及び画像形成装置10の状態を表示する。
図3において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10のプロセスカートリッジ40を画像形成装置本体12から脱離させた状態の側面図が例示されている。なお、図3において、図1に示した画像形成装置10と実質的に同じものには、同じ符号が付してある。
図3に示すように、プロセスカートリッジ40は、画像形成装置本体12に対して着脱自在となっており、開閉カバー16を開くことにより形成される開口部を介して着脱される。また、供給用現像剤ボックス42は、プロセスカートリッジ40に対して着脱自在にされている。予備用現像剤ボックス48は、ボックス用開閉カバー92を開くことにより収納部50から取り出されるようになっている。このように、取り出された供給用現像剤ボックス42と予備用現像剤ボックス48とは、ユーザにより交換することが可能にされている。
次に、上記実施形態の作用について説明する。
現像剤が供給用現像剤ボックス42から現像剤収容室44に供給され、攪拌搬送部材46により攪拌され、現像ロール66に向けて搬送される。現像剤は、現像ロール66ではトナー規制ブレード52によって層厚が規制された上で、感光体62へ供給される。
画像形成信号が送られると、感光体62が帯電ロール64により一様に帯電され、この帯電された感光体62には、画像信号に基づいて露光装置70から光線が出射される。露光装置70からの光線は、感光体62の表面を露光し、潜像が形成される。露光装置70により形成された感光体62の潜像は、現像ロール66によって現像剤で現像される。
一方、給紙信号等により、給紙部20に収納された記録用紙は、ピックアップロール34により送り出され、フィードロール22及びリタードロール24により捌かれて用紙搬送路26に導かれ、感光体62と転写ロール30との間に導かれる。記録用紙が感光体62と転写ロール30との間に導かれると、感光体62表面に形成された現像剤像が転写ロール30によって記録用紙に転写される。転写後に、感光体62に残留する残留現像剤は、クリーニングブレード76によって掻き取られて現像剤回収部78に回収される。
現像剤像を転写された記録用紙は、加熱ロール80と加圧ロール82との間に導かれ、熱圧力によって現像剤像を定着される。現像剤像が定着した記録用紙は、排出ロール32により排出口36から排紙トレイ90へ排出される。
さらに、予備用現像剤ボックス48が収納部50に載置されているため、オンの信号がマイクロスイッチ104から制御部106に対して出力されている。制御部106がオンの信号を受けている場合は、予備用現像剤ボックス48が収納部50に収納されていることが制御部106により表示装置18に表示されている。
以上のようにして、供給用現像剤ボックス42に収容された現像剤は消費される。供給用現像剤ボックス42に収容された現像剤がなくなると、ユーザは画像形成装置本体12からプロセスカートリッジ40を脱離し、さらにプロセスカートリッジ40から供給用現像剤ボックス42を脱離する。また、ユーザは画像形成装置本体12に設けられた収納部50から現像剤が収容された予備用現像剤ボックス48を取り出す。ユーザは、この予備用現像剤ボックス48に貼られたシール部材480を取り外した上で、供給用現像剤ボックス42と交換するようにしてプロセスカートリッジ40に装着し、予備用現像剤ボックス48が装着されたプロセスカートリッジ40を画像形成装置本体12に装着する。そして、現像剤は予備用現像剤ボックス48から現像剤収容室44に供給され、画像形成装置10は印刷が可能な状態となる。
また、予備用現像剤ボックス48が収納部50から取り外され、予備用現像剤ボックス48が収納部50に収容されていない状態になると、マイクロスイッチ104は制御部106に対してオンの信号を出力することを停止する。オン信号の出力が停止されると、予備用現像剤ボックス48が収納部50に収納されていないことをユーザに知らせるメッセージが制御部106により表示装置18に表示される。ユーザはこの表示内容を確認することで、現像剤ボックスを購入する時期であることを認識できる。
このように、供給用現像剤ボックス42の容量を増大することなく、予備用現像剤ボックス48を備えることで、現像剤の収容量を増やすことができる。また、予備用現像剤ボックス48は供給用現像剤ボックス42と略同じ容量であり、画像形成装置本体12のデッドスペースに収納されるため、画像形成装置本体12の小型化を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置について説明する。
図4において、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置10の側面が示されている。なお、本発明の第2の実施形態において、図1に示した画像形成装置10と実質的に同じものには、同じ符号が付してある。
画像形成装置10は、プロセスカートリッジ40を着脱し、装着するための開口部を形成する開閉カバー16を有し、この開閉カバー16の裏側(図4の右側)に設けられた収納部50を有する。予備用現像剤ボックス48は、この収納部50に収納され、開閉カバー16を開くことにより形成される開口部を介して取り出されることが可能となる。
よって、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置10においては、供給用現像剤ボックス42に収容された現像剤がなくなると、予備用現像剤ボックス48とプロセスカートリッジ40とが開閉カバー16を開くことにより形成される開口部から取り出され、予備用現像剤ボックス48が供給用現像剤ボックス42と交換するようにプロセスカートリッジ40に装着され、このプロセスカートリッジ40が画像形成装置本体12に装着されることで、画像形成装置10は引き続き印刷することが可能な状態となる。
図5及び図6において、本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。なお、本発明の第3の実施形態において、図1に示した画像形成装置10と実質的に同じものには、同じ符号が付してある。
画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12の上部に回動支点14を中心に回動自在の開閉カバー16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に例えば1段の給紙部20が配置されている。給紙部20の奥端近傍上部には、給紙部20から用紙を供給するフィードロール22、及び、供給される用紙を1枚ずつ捌くリタードロール24が配置されている。
搬送路26は、フィードロール22から排出口36までの用紙通路であり、この搬送路26は、画像形成装置本体12の裏側(図5の右側面)近傍にあって、給紙部20から後述する定着装置100まで略垂直に形成されている。この搬送路26の定着装置100の上流側に後述する二次転写ロール188と二次転写バックアップロール182とが配置され、二次転写ロール188と二次転写バックアップロール182の上流側にレジストロール28が配置されている。また、搬送路26の排出口36の近傍には排出ロール32が配置されている。
したがって、給紙部20からフィードロール22により送り出された用紙は、リタードロール24により捌かれて最上部の用紙のみ搬送路26に導かれ、レジストロール28により一時停止され、タイミングをとって後述する二次転写ロール188と二次転写バックアップロール182との間を通って現像剤像が転写され、この転写された現像剤像が定着装置100により定着され、排出ロール32により排出口36から開閉カバー16の上部に設けられた排出部へ排出される。
画像形成装置本体12には、例えば略中央部にロータリ現像装置などの現像器ユニット144が配置されている。現像器ユニット144は、イエロー(Yellow)、マゼンタ(Magenta)、シアン(Cyan)及び黒(Black)の4色の現像剤像をそれぞれ形成する現像器148a〜148dを有し、現像器148a〜148dそれぞれには供給用現像剤ボックス152a〜152dが着脱自在に装着されている。これらの現像器148a〜148dは、回転軸150を中心として左回り(図5において反時計回り)に回転する。現像器ユニット144には、例えば感光体からなる像担持体62が画像形成装置10の背面側から当接するように配置されている。つまり、回転軸150を中心として現像器ユニット144が左回りに回転し、像担持体62上の潜像をそれぞれの色の現像剤で現像する。
以下、現像器148a〜148dなど複数ある構成部分のいずれかを特定せずに示す場合には、単に「現像器148」などと略記することがある。
現像器ユニット144の下方には、帯電装置(図示せず)により帯電された像担持体62に、レーザ光などの光線により潜像を書き込む露光装置70が配置されている。また、現像器ユニット144の上方には、現像器ユニット144によって可視化された現像剤像を一次転写位置で一次転写され、後述する二次転写位置まで搬送する中間転写装置172が設けられている。
中間転写装置172は、例えば中間転写ベルトなどの中間転写体174、一次転写ロール176、ラップインロール178、ラップアウトロール180、二次転写バックアップロール182、スクレーパバックアップロール184及びブラシバックアップロール186から構成される。中間転写体174は、例えば弾性を有し、現像器ユニット144の上方で長辺と短辺とを有するように略扁平に張られている。中間転写体174の上面側の長辺は、例えば画像形成装置本体12の上部に設けられた排出部に対して略平行となるように張られている。また、中間転写体174は、下面側の長辺で一次転写ロール176の上流に配置されたラップインロール178と、一次転写ロール176の下流に配置されたラップアウトロール180との間で像担持体62にラップ状に当接する一次転写部(像担持体ラップ領域)を有し、像担持体62に所定の範囲だけ巻きついて、像担持体62の回転に従動する。
さらに、中間転写体174の裏側(図5の右側面)には、ラップアウトロール180及び二次転写バックアップロール182により、平面部(短辺)が形成されており、この平面部が二次転写部となって搬送路26に臨むようにされている。
このように、中間転写体174は、一次転写ロール176によって像担持体62上の現像剤像を例えばイエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に重ねて一次転写され、この一次転写された現像剤像を二次転写部に向けて搬送する。
中間転写装置172の二次転写バックアップロール182には、搬送路26を挟んで二次転写ロール188が対峙している。つまり、二次転写ロール188と二次転写バックアップロール182との間が二次転写部における二次転写位置となっており、二次転写ロール188は、二次転写バックアップロール182の補助により、中間転写体174に一次転写された現像剤像を二次転写位置で用紙に二次転写する。ここで、二次転写ロール188は、中間転写体174が3回転する間、すなわちイエロー、マゼンタ、シアンの3色の現像剤像を搬送する間は中間転写体174から離間しており、黒の現像剤像が転写されると中間転写体174に当接するようにされている。
中間転写体174の反像担持体側端には、中間転写体用クリーナ192が当接するように設けられている。中間転写体用クリーナ192は、例えば二次転写後に中間転写体174に残留する現像剤を掻き取ってクリーニングするスクレーパ194、このスクレーパ194によるクリーニング後に残った現像剤をさらに掻き取るブラシロール196、並びにスクレーパ194及びブラシロール196によって掻き取られた現像剤を回収する廃現像剤回収部198から構成される。スクレーパ194は、例えばステンレスの薄板からなり、現像剤とは逆極性の電圧がかけられている。ブラシロール196は、例えば導電性の処理がなされたアクリルなどのブラシからなる。また、中間転写体174が現像剤像を搬送する間は、スクレーパ194及びブラシロール196は、中間転写体174から離間しており、所定のタイミングでこれらが一体となって中間転写体174に当接するようにされている。
中間転写体174に囲まれた空間には、予備用現像剤ボックス252a〜252dが収納される収納部200が設けられている。予備用現像剤ボックス252には現像剤が収容されており、この予備用現像剤ボックス252は供給用現像剤ボックス152に収容された現像剤と交換自在に現像器148に装着されるものである。予備用現像剤ボックス252の開口部にはシール部材(図示せず)が貼られており、収容された現像剤が漏れないようになっている。
また、像形成ユニット110は、像担持体62、中間転写装置172、及び中間転写体用クリーナ192を一体化したものである。
二次転写位置の上方には、定着装置100が配置されている。定着装置100は、加熱ロール80と加圧ロール82とを有し、二次転写ロール188及び二次転写バックアップロール182により用紙に二次転写された現像剤像を用紙に定着させ、排出ロール32に向けて搬送する。
図6に示すように、像形成ユニット110は、画像形成装置本体12に対して着脱自在となっており、開閉カバー16を開くことにより着脱される。供給用現像剤ボックス152は、開閉カバー16が開かれて、正面側(開閉カバー16側)に位置する場合に、現像器ユニット本体146に装着されている現像器148に対して着脱されるようになっている。現像器148は、開閉カバー16が開かれて、正面側に位置する場合に、現像器ユニット本体146に対して着脱されるようになっている。
次に、上記実施形態の作用について説明する。
画像形成装置10は、画像形成信号が送られると、像担持体62が帯電装置により一様に帯電され、この帯電された像担持体62には、画像信号に基づいて露光装置70から光線が出射される。露光装置70からの光線は、像担持体62の表面を露光し、潜像が形成される。
像担持体62に担持された潜像は、現像位置において現像器ユニット144により現像される。現像器ユニット144において、現像器148a〜148dは、供給用現像剤ボックス152a〜152dからイエロー、マゼンタ、シアン及び黒の現像剤がそれぞれ供給される。現像器ユニット144の現像器148a〜148dにより、色ごとに現像された現像剤像は、中間転写体174に重ねて一次転写される。
一方、給紙信号等により、給紙部20に収容された用紙は、フィードロール22により送り出され、リタードロール24により捌かれて搬送路26に導かれ、レジストロール28により一次停止され、タイミングをとって二次転写ロール188と二次転写バックアップロール182との間に導かれる。用紙が二次転写ロール188と二次転写バックアップロール182との間に導かれると、中間転写体174に一次転写により、4色重ね合わされた現像剤像が、二次転写ロール188と二次転写バックアップロール182とによって用紙に二次転写される。二次転写後に、中間転写体174に残留する廃現像剤は、中間転写体用クリーナ192によって掻き取られ、回収される。
現像剤像を転写された用紙は、定着装置100に導かれ、加熱ロール80と加圧ロール82とによる熱圧力によって、現像剤像を定着される。現像剤像が定着した用紙は、排出ロール32により排出口36から排出部へ排出される。
以上のようにして、供給用現像剤ボックス152に収容された現像剤は消費される。供給用現像剤ボックス152a〜152dそれぞれの消費量は異なり、例えば供給用現像剤ボックス152cに収容されたイエローの現像剤がなくなると、ユーザは開閉カバー16を開けて、現像器ユニット本体146からイエローの現像器148cを脱離し、この現像器148cから供給用現像剤ボックス152cを脱離する。また、ユーザは画像形成装置本体12から像形成ユニット110を脱離し、イエローの現像剤が収容された予備用現像剤ボックス252cを収納部200から取り出す。ユーザは、この予備用現像剤ボックス252cに貼られたシール部材(図示せず)を取り外した上で、供給用現像剤ボックス152cと交換するようにして現像器148cに装着し、予備用現像剤ボックス252cが装着された現像器148cを現像器ユニット本体146に装着する。そして、現像剤は予備用現像剤ボックス252cから現像器148cに供給され、画像形成装置10は印刷が可能な状態となる。
図7において、本発明の第4の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。なお、本発明の第4の実施形態に係る画像形成装置10において、図1に示した画像形成装置10と実質的に同じものには、同じ符号が付してある。
本実施形態の画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12の側面に開閉カバー16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に給紙部20を有する。また、画像形成装置10は、画像形成装置本体12の上面と一体に形成された排紙トレイ90と、記録用紙をこの排紙トレイ90に排出するための排出口36とを有する。また、画像形成装置本体12の外側には、予備用現像剤ボックス48を収納する収納部50が設けられており、予備用現像剤ボックス48はこの収納部50の上に載置されている。
したがって、画像形成信号が送られると、給紙部20から送り出された記録用紙は、現像剤像が転写され、定着された上で、排出口36から排紙トレイ90へ排出される。図示しない供給用現像剤ボックスに収容された現像剤がなくなると、ユーザは開閉カバー16を開け、画像形成装置本体12から図示しないプロセスカートリッジを脱離する。また、ユーザは画像形成装置本体12の外側に設けられた収納部50から現像剤が収容された予備用現像剤ボックス48を取り出す。ユーザは、この予備用現像剤ボックス48をプロセスカートリッジに装着し、予備用現像剤ボックス48が装着されたプロセスカートリッジを画像形成装置本体12に装着する。そして、現像剤は予備用現像剤ボックス48から供給され、画像形成装置10は印刷が可能な状態となる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の側面図である。 予備用現像剤ボックスが収納部に収納されているか否かを検出して表示するための制御装置を例示する図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置のプロセスカートリッジを画像形成装置本体から脱離させた状態を例示する側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置の側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置の像形成ユニットと現像器とを画像形成装置本体から脱離させた状態を例示する側面図である。 本発明の第4の実施形態に係る画像形成装置の斜視図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
16 開閉カバー
18 表示装置
20 給紙部
40 プロセスカートリッジ
42 供給用現像剤ボックス
44 現像剤収容室
48 予備用現像剤ボックス
50 収納部
62 感光体
66 現像ロール
92 ボックス用開閉カバー
104 マイクロスイッチ
106 制御部
110 像形成ユニット
144 現像器ユニット
146 現像器ユニット本体
148a、148b、148c、148d 現像器
152a、152b、152c、152d 供給用現像剤ボックス
172 中間転写装置
174 中間転写体
200 収納部
252a、252b、252c、252d 予備用現像剤ボックス
480 シール部材

Claims (8)

  1. 装置本体と、
    この装置本体内にあって着脱自在に設けられ、供給用の現像剤が収容された供給用現像剤ボックスと、
    予備用の現像剤が収容された予備用の現像剤ボックスを着脱自在に収納する収納部と
    を有し、
    前記供給用現像剤ボックスと前記予備用現像剤ボックスとは交換自在である
    画像形成装置。
  2. 装置本体と、
    この装置本体内にあって着脱自在に設けられ、供給用の現像剤が収容された供給用現像剤ボックスと、
    予備用の現像剤が収容された予備用の現像剤ボックスと、
    この予備用現像剤ボックスを着脱自在に収納する収納部と
    を有し、
    前記供給用現像剤ボックスと前記予備用現像剤ボックスとは交換自在である
    画像形成装置。
  3. 前記収納部は、前記装置本体内に設けられてなる
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記収納部は、前記装置本体外に設けられてなる
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 装置本体と、
    この装置本体内に着脱自在に装着されるプロセスカートリッジと、
    このプロセスカートリッジに着脱自在に装着され、現像剤が収容された第1の現像剤ボックスと、
    前記装置本体内にあって前記プロセスカートリッジの下方に設けられた給紙部と、
    前記装置本体、プロセスカートリッジ及び給紙部に囲まれた空間にあって、現像剤が収容された第2の現像剤ボックスを着脱自在に収納する収納部と
    を有し、
    前記第1の現像剤ボックスと前記第2の現像剤ボックスとは交換自在である
    画像形成装置。
  6. 装置本体と、
    この装置本体内にあって着脱自在に設けられ、供給用の現像剤が収容された供給用現像剤ボックスと、
    前記装置本体内に着脱自在に装着され、現像剤を用紙に転写する転写体と、
    この転写体内にあって予備用の現像剤が収容された予備用の現像剤ボックスを着脱自在に収納する収納部と
    を有し、
    前記供給用現像剤ボックスと前記予備用現像剤ボックスとは交換自在である
    画像形成装置。
  7. 前記転写体は、中間転写体である
    請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記収納部に前記予備用現像剤ボックスが収納されているか否かを検出する検出手段と、
    この検出手段による検出結果を表示する表示手段と
    をさらに有する
    請求項1乃至7いずれかに記載の画像形成装置。
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