JP2009014893A - 定着装置、定着ベルト及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置、定着ベルト及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】定着ベルトと摺動シートとの摺動抵抗を低減し、摩耗量を少なくする定着装置。
【解決手段】弾性層を有すると共に加熱手段を内蔵して回転する定着ローラと、定着ローラによって駆動されて回転する無端状の定着ベルトと、定着ベルトを内周面側から加圧して定着ベルトを定着ローラに圧接させる加圧手段と、定着ベルトと加圧手段との間に配置された摺動シートと、定着ベルトの内周面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段と、を備え、定着ローラと定着ベルトとの間に形成されたニップ部で記録材上のトナー像を定着する定着装置において、定着ベルトの内周面及び摺動シートの定着ベルト側の面をポリテトラフルオロエチレンにより形成し、且つ、定着ベルトの内周面の表面硬度をH1とし、摺動シートの定着ベルト側の面の表面硬度をH2としたとき、下記の条件式を満足すること。
H1≦H2
【選択図】図2

Description

本発明は、定着ベルトを有するFBNF方式の定着装置、該定着装置に用いられる定着ベルト、及び該定着装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの諸機能を備えた複合機等の電子写真方式の画像形成装置においては、原稿に対応した潜像を感光体ドラムに形成し、この潜像にトナーを付与することによって顕像化し、この顕像化されたトナー像を記録材上に転写し、この後、記録材上のトナー像を定着して排紙している。
また、カラー画像を形成する場合には、原稿色に対応したY,M,C,Kの潜像を4個の感光体ドラムに形成し、顕像化された4色のトナー像を無端状の中間転写ベルトに一次転写した後、記録材上に二次転写して、記録材上に転写されたトナー像を定着して排紙している。
このようにトナー像を定着する定着装置として、ハロゲンランプ等の加熱手段を内蔵した定着ローラと、定着ローラを加圧する加圧ローラとによって形成されたニップ部で、トナー像が転写された記録材を挟持・搬送しながら、加熱・加圧する熱ローラ定着方式の定着装置があり、このような定着装置は構成が簡便であるため、広く利用されている。
ところで、このような定着装置において、高速化を図るためにはトナーと記録材に充分な熱量を供給する必要があり、このためにはニップ幅を広くする必要がある。ニップ幅を広くするためには、加圧ローラが定着ローラを加圧する荷重や、加圧ローラ内のシリコーンゴム等から形成された弾性層の厚みや、二つのローラの径等を増大させることが考えられる。
しかし、加圧ローラの荷重や弾性層の厚みを増大させると、軸方向のニップ幅が不均一になることがあり、定着ムラや記録材のしわが発生する虞がある。また、ローラの径を増大させると、定着装置が大型化するばかりでなく、ウォーミングアップタイムが長くなるという問題がある。
この問題を解決するために、シリコーンゴムから形成された弾性層を有し中央にハロゲンランプ等の加熱手段を内蔵して回転する定着ローラと、定着ローラによって駆動されて回転する無端状の定着ベルトと、定着ベルトの内側から定着ベルトを介して定着ローラを押圧する加圧パッドと、定着ベルトと加圧パッドの間に配置された低摩擦の摺動シートとを備え、定着ローラと定着ベルトとにより形成されたニップ部で、トナー像が転写された記録材を挟持・搬送しながら加熱・加圧する、所謂FBNF(Free Belt Nip Fuser)方式の定着装置が特許公報に開示されている(特許文献1〜3参照)。
この定着装置によれば、加圧パッドにより定着ローラに押圧された定着ベルトが弾性変形し、定着ローラと定着ベルトとの間に幅広のニップ部が形成される。従って、高速化に対応でき、定着装置が大型化することもない。更に、定着ベルトの熱容量が小さいので、ウォーミングアップタイムが短縮し、省エネになる。
なお、特許文献1においては、FBNF方式の定着装置は定着ベルトと加圧パッドとの間に潤滑剤を供給して摺動抵抗を低減しているが、潤滑剤が安定して保持されないので、定着ベルトの内周面に表面粗さRa=0.3〜1.6μmの不規則な凹凸を形成し、潤滑剤の保持能力を向上させている。また、定着ベルトの表面に被覆される離型層の材質としてポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFEと称す)も記載され、摺動シートの材質としてPTFEも記載されている。
特許文献2においては、特許文献1と同様に潤滑剤の保持能力を向上させるために、摺動シート(パッドキャップ)における定着ベルトと接触する面を凹凸表面にしている。凹凸表面は表面粗さRa=0.5〜10μmが好ましい。また、定着ベルトの離型層の材質としてPFAが記載され、摺動シートの材質としてPES(ポリエーテルサルホン)等が記載されている。
特許文献3においては、従来の摺動シートは潤滑剤を保持するために多孔質状に形成されているが、長期の使用に耐えられないので、摺動シートの摺動面をフッ素樹脂を含む非多孔質状にしている。また、定着ベルトの離型層の材質としてPTFEも記載され、摺動シートの材質としてPTFEも記載されている。
特開2005−173441号公報 特開2004−198655号公報 特開2004−206105号公報
特許文献1〜3にも記載されているように、FBNF方式の定着装置においては、定着ベルトと加圧パッドの間に摺動シートを配置することにより、定着ベルトは加圧パッドに直接接触することがないので、回転する定着ベルトの摺動抵抗を低減している。更に、定着ベルトと摺動シートとの間に潤滑剤を供給して摺動抵抗を低減することも行われる。
しかし、定着ベルトは摺動シートに摺接するので、ある程度の摺動抵抗はあり、両者に少なからず摩耗が生ずる。また、ニップ部に潤滑剤を確実に保持させることが必要である。
第1の発明及び第2の発明は、この摺動抵抗を低減し、摩耗量を少なくするためになされたものであり、定着ベルトと摺動シートとの間の材質と表面硬度の関係、及び定着ベルトと摺動シートとの間の材質と表面粗さの関係に着目し、これらの値を規定した定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置を提案することを目的とする。
更に、定着ベルトの基体に離型層を設けた場合、離型層が摩耗したり剥離したりすると、その定着ベルトは使用不可になる。そこで、製造工程では離型層が剥離しないように基体に確実に密着させる必要があるが、基体と離型層のとの間に異物や空気が入り込んで離型層が充分に密着していない定着ベルトも製造される虞がある。
第3の発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、一層の材料で形成された定着ベルト、該定着ベルトを有する定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置を提案することを目的とする。
なお、特許文献1〜3には、定着ベルトと摺動シートとの表面硬度や表面粗さに間する関係については記載されておらず、また、定着ベルトを一層の材料で形成することについても記載されていない。
前記目的は、下記に記載した発明により達成される。
1.弾性層を有すると共に加熱手段を内蔵して回転する定着ローラと、
前記定着ローラによって駆動されて回転する無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトを内周面側から加圧して前記定着ベルトを前記定着ローラに圧接させる加圧手段と、
前記定着ベルトと前記加圧手段との間に配置された摺動シートと、
前記定着ベルトの内周面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段と、
を備え、
前記定着ローラと前記定着ベルトとの間に形成されたニップ部で記録材上のトナー像を定着する定着装置において、
前記定着ベルトの内周面及び前記摺動シートの前記定着ベルト側の面をポリテトラフルオロエチレンにより形成し、
且つ、前記定着ベルトの内周面の表面硬度をH1とし、前記摺動シートの前記定着ベルト側の面の表面硬度をH2としたとき、下記の条件式を満足することを特徴とする定着装置。
H1≦H2
2.弾性層を有すると共に加熱手段を内蔵して回転する定着ローラと、
前記定着ローラによって駆動されて回転する無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトを内周面側から加圧して前記定着ベルトを前記定着ローラに圧接させる加圧手段と、
前記定着ベルトと前記加圧手段との間に配置された摺動シートと、
前記定着ベルトの内周面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段と、
を備え、
前記定着ローラと前記定着ベルトとの間に形成されたニップ部で記録材上のトナー像を定着する定着装置において、
前記定着ベルトの内周面及び前記摺動シートの前記定着ベルト側の面をポリテトラフルオロエチレンにより形成し、
且つ、前記定着ベルトの内周面の表面粗さをRa1とし、前記摺動シートの前記定着ベルト側の面の表面粗さをRa2としたとき、下記の条件式を満足することを特徴とする定着装置。
Ra1≧Ra2
3.定着装置に用いられる無端状の定着ベルトにおいて、
一層のポリテトラフルオロエチレンにて形成されたことを特徴とする定着ベルト。
4.弾性層を有すると共に加熱手段を内蔵して回転する定着ローラと、
前記定着ローラによって駆動されて回転する3に記載の定着ベルトと、
前記定着ベルトを内周面側から加圧して前記定着ベルトを前記定着ローラに圧接させる加圧手段と、
を備え、
前記定着ローラと前記定着ベルトとの間に形成されたニップ部で記録材上のトナー像を定着することを特徴とする定着装置。
5.前記定着ベルトと前記加圧手段との間に摺動シートを配置し、
前記摺動シートの前記定着ベルト側の面をポリテトラフルオロエチレンにより形成したことを特徴とする4に記載の定着装置。
6.前記定着ベルトの内周面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段を備え、
前記定着ベルトの内周面の表面硬度をH1とし、前記摺動シートの前記定着ベルト側の面の表面硬度をH2としたとき、下記の条件式を満足することを特徴とする5に記載の定着装置。
H1≦H2
7.前記定着ベルトの内周面の表面粗さをRa1とし、前記摺動シートの前記定着ベルト側の面の表面粗さをRa2としたとき、下記の条件式を満足することを特徴とする5に記載の定着装置。
Ra1≧Ra2
8.1〜2,4〜7の何れか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
請求項1,2,4〜7に記載の定着装置及び画像形成装置によれば、定着ベルトと摺動シートとの摺動抵抗が減少し、両者の耐久性が向上する。
請求項3に記載の定着ベルトによれば、離型層が剥離するという問題が生じないので、耐久性が増し、製造工程においても従来の如く基体と離型層のとの間に異物や空気が入り込む虞がないので、安定して製造することが可能になる。
以下に本発明の定着装置に関する実施の形態を図を参照して説明する。
先ず、本発明の定着装置を用いた画像形成装置の一例を図1の構成図に基づいて説明する。
本画像形成装置は画像形成装置本体GHと画像読取装置YSとから構成される。
画像形成装置本体GHは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y,10M,10C,10K、ベルト状の中間転写体6、給紙搬送手段及び定着装置9等からなる。
画像形成装置本体GHの上部には、自動原稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202から成る画像読取装置YSが設置されている。自動原稿送り装置201の原稿台上に載置された原稿dは搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系により原稿の片面又は両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。
ラインイメージセンサCCDにより光電変換されて形成された信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われた後、露光手段3Y,3M,3C,3Kに送られる。
イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部10Yは、感光体ドラム1Yの周囲に帯電手段2Y、露光手段3Y、現像手段4Y及びクリーニング手段8Yを配置している。マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部10Mは、感光体ドラム1Mの周囲に帯電手段2M、露光手段3M、現像手段4M及びクリーニング手段8Mを配置している。シアン(C)色の画像を形成する画像形成部10Cは、感光体ドラム1Cの周囲に帯電手段2C、露光手段3C、現像手段4C及びクリーニング手段8Cを配置している。黒(K)色の画像を形成する画像形成部10Kは、感光体ドラム1Kの周囲に帯電手段2K、露光手段3K、現像手段4K及びクリーニング手段8Kを配置している。そして、帯電手段2Yと露光手段3Y、帯電手段2Mと露光手段3M、帯電手段2Cと露光装置3C、及び帯電手段2Kと露光装置3Kは、潜像形成手段を構成する。
なお、現像手段4Y,4M,4C,4Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の小粒径のトナーとキャリアからなる2成分現像剤を内包する。
中間転写体6は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されている。
定着装置100は、加熱された定着ローラ101と定着ベルト102との間に形成されたニップ部で記録紙(記録材)P上のトナー像を加熱・加圧して定着する。
かくして、画像形成部10Y,10M,10C,10Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に転写手段7Y,7M,7C,7Kにより逐次転写されて(1次転写)、カラー画像合成されたトナー像が形成される。給紙カセット20内に収容された記録紙Pは、給紙手段21により給紙され、給紙ローラ22A,22B,22C,22D,レジストローラ23等を経て、転写手段7Aに搬送され、記録紙P上にカラー画像が転写される(2次転写)。カラー画像が転写された記録紙Pは定着装置100において加熱・加圧され、記録紙P上のカラートナー像が定着される。その後、排紙ローラ24に挟持されて機外の排紙トレイ25上に載置される。
一方、転写手段7Aにより記録紙Pにカラー画像を転写した後、記録紙Pを曲率分離した中間転写体6は、クリーニング手段8Aにより残留トナーが除去される。
なお、以上はカラー画像を形成する画像形成装置であったが、モノクロ画像を形成する画像形成装置であってもよいし、中間転写体を用いても用いなくてもよい。
次に、本発明の定着装置100の主要構成の実施の形態を図2を参照して説明する。図2は定着ベルト102等の長手方向に対して直交する断面図である。
定着ローラ101は、中央にハロゲンランプ(加熱手段)Hを内蔵し、アルミニュウムや鉄等から形成された円筒状芯金101Aと、円筒状芯金101Aを被覆し耐熱性の高いシリコーンゴムから成る弾性層101Bと、更に弾性層101Bを被覆しパーフルオロアルコキシ(以下、PFAと称す)若しくはポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFEと称す)等のフッ素樹脂から成る離型層101Cと、により構成されている。
定着ベルト102は、約100μmの厚みのポリイミドにより形成された基体と、基体の外表面を被覆する約25μmの厚みのPFA若しくはPTFEで形成された離型層とにより構成されていて、無端状に形成されている。なお、厚みが薄い定着ベルト102に基体と離型層を描くと、図が不明瞭になるので、省略してある。
加圧パッド103は、弾性層101Bより軟らかいシリコーンゴムから形成され、ステンレスから形成されたベース板金104、及び耐熱樹脂から形成されたベース部材105と共に、耐熱樹脂から形成されたホルダー108に保持されている。また、ベース部材105には圧縮バネ106が配置されている。なお、加圧手段は加圧パッド103、ベース板金104、ベース部材105及び圧縮バネ106に相当する。
分離部材107は定着された記録紙Pの分離性を向上させるために、記録紙Pの搬送方向下流側に配置されている。分離部材107は耐熱樹脂若しくはアルミニュウム等の金属を用いて、先端部が曲率の大きい円弧に形成され、ベース板金104等と金属製のフレーム110を介して耐熱樹脂から形成されたホルダー109とにより保持されている。なお、分離手段は分離部材107に相当する。
そして、ホルダー108,109は中央に配置されたフレーム110によって保持されている。なお、保持手段はホルダー108,109及びフレーム110に相当する。
摺動シート111は、テフロン(登録商標)コーティングのガラス繊維シートやPTFEシートから形成され、定着ベルト102の内周面と加圧パッド103との間、及び定着ベルト102の内周面と分離部材107との間に配置され、一端がホルダー109に固定されている。
オイルパッド112(潤滑剤供給手段)はスポンジ等から形成されてシリコーンオイル等からなる潤滑剤を含有し、ホルダー109に保持され、定着ベルト102の内周面に圧接している。
なお、定着ベルト102の回転時に、ホルダー109は定着ベルト102を案内する案内部材としての機能も有する。
このように構成された定着装置100において、ハロゲンランプHにより加熱され、不図示の駆動手段によって駆動された定着ローラ101が時計方向に回転する。また、加圧パッド103は圧縮バネ106によりベース板金104及びベース部材105を介して加圧され、摺動シート111を介して定着ベルト102を内周面側から押圧して定着ローラ101に圧接させる。
従って、定着ベルト102は、定着ローラ101の回転によって反時計方向に回転し、定着ローラ101に圧接して加圧パッド103と共に凹状に弾性変形するので、定着ベルト102と定着ローラ101との間に幅広のニップ部Nが形成される。そして、搬送された記録紙Pはニップ部Nで狭着され、記録紙P上の未定着トナーは加熱・加圧されて定着される。
また、定着ベルト102の内周面はニップ部Nの近傍で摺動シート111に摺動するが、摺動シート111は摩擦係数が小さい材料で形成されているので、両者の間の摺動抵抗は小さい。その上、オイルパッド112から潤滑剤としてのシリコーンオイル等が定着ベルト102の内周面に供給されるので、更に摺動抵抗は小さくなる。
また、分離部材107が摺動シート111を介して定着ベルト102を定着ローラ101を押圧し、定着ローラ101の弾性層101Bと離型層101Cとを曲率の大きい凹状に弾性変形させる。従って、ニップ部Nで定着された記録紙Pは分離爪等を用いずとも定着ローラ101から確実に剥離して分離する。
以上の如く、定着ベルト102と摺動シート111の摺動抵抗は小さいが、それでも長期間の使用によって両者に摩耗が生ずる。摩耗すると、摺動抵抗が増大し、定着ローラ101を駆動するモータの負荷が増大し、消費電力が増大する。また、摺動抵抗の増大によって定着ベルト101にずれが生ずると、定着した画像にもずれが生ずる。
そこで、先ず定着ベルト102と摺動シート111の材質の組み合わせに着目し、両者の材質を変えたときの摺動トルクの比較実験を行った。
a.実験条件
・定着装置:図2に示す構成
・定着ベルト:PIの基体の内周面に離型層としてPTFEコーティング若しくはPFAチュービングしたもの及びPIの基体のままの3種、何れも内周面は表面粗さRa0.5に処理
・摺動シート:ガラスクロスの外表面(定着ベルトの側の面)にPTFEコーティングしたシート若しくはPFAシート、中興化成FGF400(商品名)
・潤滑剤:ジメチルシリコーンオイル(1000cs)
・ニッブ部:総圧350N、ニップ幅11mm
・線速:300mm/sec
・制御温度:180℃
b.実験結果
表1に示す。
Figure 2009014893
c.考察
摺動トルクは、定着ベルトの内周面にPTFEコーティングし、摺動シートの外表面にPTFEコーティングしたものが最も小さかった。
しかしながら、定着ベルトと摺動シートの双方をPTFEで形成して摺動時のトルクが最も小さくなるようにしても、定着ベルトと摺動シートはある程度摩耗は避けられない。そこで、更に摩耗を低減すべく定着ベルトと摺動シートの表面硬度に着目し、摺動シートと定着ベルトの表面硬度の組み合わせを変えると共に、上述の実験条件でニップ部における摺動シートのPTFEの摩耗比を測定した。
これを表2に示す。
Figure 2009014893
なお、表面硬度はJIS−Aで測定した。
また、ニップ部の摩耗比とは、100時間の摺動を行った後の摺動シートの摩耗比であって、実験開始前におけるPTFEの質量を100としたときに、摩耗によって減ったPTFEの質量の比である。即ち、実験開始前における摺動シートの全質量をAとし、実験開始前におけるPTFEの厚み×面積×比重をBとしたとき、A−Bを基材質量Cとする。また、実験後の摺動シートの全質量をDとする。このようにして、摩耗比を下記の式によって求める。
(D−C)/(A−C)
表2の実験によれば、定着ベルトの内周面の表面硬度(H1)より、摺動シートの定着ベルト側の面である外表面の表面硬度(H2)の方が高い場合に、摺動シートのPTFEの摩耗が最も少なかった。
これは、下記の理由と推察できる。即ち、定着ベルトもPTFEなので、同様に摩耗するが、定着ベルトの方がより低い表面硬度であるので、より摩耗し易い状態である。しかし、定着ベルトは摺動シートと比較すれば摺動面積が遙かに大きいので、単位面積当たりのPTFEの摩耗量は少ない。一方、摺動シートはより高い表面硬度であるので、摩耗し難く、その結果、摺動シートの表面の粗さが大きく変化しないので、ニップ部で潤滑剤の保持を長期間保つことができる。従って、全体としてニップ部の摩耗が少なく、耐久性が向上する。
また、表面硬度に代えて適切な表面粗さを選択することによっても同様の効果が得られる。
摺動シートと定着ベルトの表面粗さの組み合わせを変えると共に、上述の条件で行った実験結果を表3に示す。
Figure 2009014893
表3によれば、定着ベルトの内周面の表面粗さ(Ra1)の方が、摺動シートの定着ベルト側の面である外表面の表面粗さ(Ra2)より大きい場合に、摺動トルクがより小さくなった。
これは、下記の理由と推察できる。即ち、図2に示す如く潤滑剤はオイルパッド112から定着ベルト102に供給されて定着ベルト102に付着し、摺動シート111の位置まで搬送されて、摺動シート111にも付着する。この際に、定着ベルト102や摺動シート111は潤滑剤を保持するために内周面が適度な表面粗さに形成されていること、即ち凹凸が形成されていることが必要になる。また、オイルパッド112から定着ベルト102に潤滑剤が供給されたときは、定着ベルト102の凹部は無論、凸部も油膜で覆われた状態になる。
この際に、定着ベルト102の表面粗さの方が摺動シート111の表面粗さより大きい場合、即ち、定着ベルト102の凹凸の段差の方が摺動シート111の凹凸の段差より大きい場合には、定着ベルト102から潤滑剤の一部が摺動シート111に移動して付着する際に、その移動量は少量で済み、定着ベルト102にも摺動シート111にも適切な量の潤滑剤が付着した状態で互いに摺接するので、摺動トルクは小さくなる。この結果、定着ベルト102と摺動シート111の耐久性が向上する。
一方、定着ベルト102の表面粗さの方が摺動シート111の表面粗さより小さい場合、即ち、定着ベルト102の凹凸の段差の方が摺動シート111の凹凸の段差より小さい場合には、定着ベルト102から潤滑剤の一部が摺動シート111に移動して付着する際に、その移動量は比較的大量となり、定着ベルト102にも摺動シート111にも充分な潤滑剤が付着していない状態で互いに摺接するので、摺動トルクは小さくならない。この結果、定着ベルト102と摺動シート111の耐久性が不充分になる。
なお、定着ベルトにおけるPTFEから成る離型層が剥離するといった問題を解消するために、定着ベルトを一層のPTFEにて形成することが望ましい。
この場合のPTFEとしては、変性PTFE、炭素充填PTFE、ポリイミド添加PTFE等が好ましい。
変性PTFEは、耐摩耗性に優れているため摺動摩耗が少なく、また、引っ張り伸びや耐クリープ性に優れた樹脂のためニップ部における定着ベルトの繰り返しの変形に対して耐久性が向上するという特徴を有する。
炭素充填PTFEは、耐摩耗性に優れているため摺動摩耗が少なく、また、電気抵抗を下げることができるため帯電によるトナー像の乱れが生じないという特徴がある。
ポリイミド添加PTFEは、引っ張り伸びに優れた樹脂のためニップ部における定着ベルトの繰り返しの変形に対して耐久性が向上するという特徴を有する。
また、以上の各材料を用いて定着ベルトを製造する際には焼成により行う。
なお、一層のPTFEにて形成した場合も、摺動シートとの関係は上述の如く同様であある。
画像形成装置の構成図である。 定着装置の長手方向に対して直交する方向の断面図である。
符号の説明
100 定着装置
101 定着ローラ
102 定着ベルト
103 加圧パッド
107 分離部材
111 摺動シート
112 オイルパッド
H ハロゲンランプ
P 記録材
N ニップ部

Claims (8)

  1. 弾性層を有すると共に加熱手段を内蔵して回転する定着ローラと、
    前記定着ローラによって駆動されて回転する無端状の定着ベルトと、
    前記定着ベルトを内周面側から加圧して前記定着ベルトを前記定着ローラに圧接させる加圧手段と、
    前記定着ベルトと前記加圧手段との間に配置された摺動シートと、
    前記定着ベルトの内周面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段と、
    を備え、
    前記定着ローラと前記定着ベルトとの間に形成されたニップ部で記録材上のトナー像を定着する定着装置において、
    前記定着ベルトの内周面及び前記摺動シートの前記定着ベルト側の面をポリテトラフルオロエチレンにより形成し、
    且つ、前記定着ベルトの内周面の表面硬度をH1とし、前記摺動シートの前記定着ベルト側の面の表面硬度をH2としたとき、下記の条件式を満足することを特徴とする定着装置。
    H1≦H2
  2. 弾性層を有すると共に加熱手段を内蔵して回転する定着ローラと、
    前記定着ローラによって駆動されて回転する無端状の定着ベルトと、
    前記定着ベルトを内周面側から加圧して前記定着ベルトを前記定着ローラに圧接させる加圧手段と、
    前記定着ベルトと前記加圧手段との間に配置された摺動シートと、
    前記定着ベルトの内周面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段と、
    を備え、
    前記定着ローラと前記定着ベルトとの間に形成されたニップ部で記録材上のトナー像を定着する定着装置において、
    前記定着ベルトの内周面及び前記摺動シートの前記定着ベルト側の面をポリテトラフルオロエチレンにより形成し、
    且つ、前記定着ベルトの内周面の表面粗さをRa1とし、前記摺動シートの前記定着ベルト側の面の表面粗さをRa2としたとき、下記の条件式を満足することを特徴とする定着装置。
    Ra1≧Ra2
  3. 定着装置に用いられる無端状の定着ベルトにおいて、
    一層のポリテトラフルオロエチレンにて形成されたことを特徴とする定着ベルト。
  4. 弾性層を有すると共に加熱手段を内蔵して回転する定着ローラと、
    前記定着ローラによって駆動されて回転する請求項3に記載の定着ベルトと、
    前記定着ベルトを内周面側から加圧して前記定着ベルトを前記定着ローラに圧接させる加圧手段と、
    を備え、
    前記定着ローラと前記定着ベルトとの間に形成されたニップ部で記録材上のトナー像を定着することを特徴とする定着装置。
  5. 前記定着ベルトと前記加圧手段との間に摺動シートを配置し、
    前記摺動シートの前記定着ベルト側の面をポリテトラフルオロエチレンにより形成したことを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記定着ベルトの内周面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段を備え、
    前記定着ベルトの内周面の表面硬度をH1とし、前記摺動シートの前記定着ベルト側の面の表面硬度をH2としたとき、下記の条件式を満足することを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
    H1≦H2
  7. 前記定着ベルトの内周面の表面粗さをRa1とし、前記摺動シートの前記定着ベルト側の面の表面粗さをRa2としたとき、下記の条件式を満足することを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
    Ra1≧Ra2
  8. 請求項1〜2,4〜7の何れか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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