JP2009014665A - 微細パターン観察装置およびそれを用いた微細パターン修正装置 - Google Patents

微細パターン観察装置およびそれを用いた微細パターン修正装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009014665A
JP2009014665A JP2007179862A JP2007179862A JP2009014665A JP 2009014665 A JP2009014665 A JP 2009014665A JP 2007179862 A JP2007179862 A JP 2007179862A JP 2007179862 A JP2007179862 A JP 2007179862A JP 2009014665 A JP2009014665 A JP 2009014665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fine pattern
transparent substrate
surface plate
glass substrate
observation apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007179862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5077875B2 (ja
Inventor
Katsunori Ueda
勝令 上田
Seigo Sakata
清悟 坂田
Motohiro Uchiyama
元広 内山
Norio Ishihara
教雄 石原
Toru Miyake
透 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2007179862A priority Critical patent/JP5077875B2/ja
Publication of JP2009014665A publication Critical patent/JP2009014665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5077875B2 publication Critical patent/JP5077875B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ムラのない観察画像を得ることが可能な微細パターン修正装置を提供する。
【解決手段】この微細パターン修正装置は、被修正対象ガラス基板1が載置されるガラス定盤2と、下方からガラス基板1に透過照明光を照射するラインライト4と、上方からガラス基板1の表面を観察するための観察光学系5と、ガラス基板1の表面の観察したい部分がガラス定盤2の小孔2aまたはリフタピン孔2bの上に位置する場合に、ガラス定盤2上におけるガラス基板1の位置をシフトさせるためのシリンダ10〜19およびピン20〜29とを備える。したがって、ガラス定盤2の小孔2aまたはリフタピン孔2bによって観察画像にムラが発生するのを防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は微細パターンを観察する微細パターン観察装置およびそれを用いた微細パターン修正装置に関し、特にLCD(液晶ディスプレイ)用カラーフィルタの製造工程において発生する欠陥を観察するための微細パターン観察装置およびそれを用いた微細パターン修正装置に関する。
近年、LCDの大型化、高精細化に伴い画素数も増大し、LCDを無欠陥で製造することは困難となり、欠陥の発生確率も増加してきている。このような状況下において歩留まり向上のために、LCDのカラーフィルタの製造工程において発生する欠陥を修正する微細パターン修正装置が生産ラインに不可欠となってきている。
図8(a)〜(c)は、LCDのカラーフィルタの製造工程において発生する欠陥を示す図である。図8(a)〜(c)において、カラーフィルタは、ガラス基板の表面に形成され、ブラックマトリクス50と呼ばれる格子状のパターンと、複数組のR(赤色)画素51、G(緑色)画素52、およびB(青色)画素53とを含む。カラーフィルタの製造工程においては、図8(a)に示すように画素やブラックマトリクス50の色が抜けてしまった白欠陥54や、図8(b)に示すように隣の画素と色が混色したり、ブラックマトリクス50が画素にはみ出してしまった黒欠陥55や、図8(c)に示すように画素に異物が付着した異物欠陥56などが発生する。
白欠陥54を修正する方法としては、インク塗布機構により、白欠陥54が存在する画素と同色のインクを塗布針の先端部に付着させ、塗布針の先端部に付着したインクを白欠陥54に塗布して修正する方法がある(たとえば特許文献1参照)。また、黒欠陥55や異物欠陥56を修正する方法としては、欠陥部分をレーザカットして矩形の白欠陥54を形成した後、インク塗布機構により、塗布針の先端部に付着したインクをその白欠陥54に塗布して修正する方法がある(たとえば特許文献2参照)。
LCDのカラーフィルタの白欠陥54を修正する場合、白欠陥54がカラーフィルタのどの色部分に発生しているのかを観察する必要がある。また、白欠陥54に修正インクを塗布して修正した後にも、修正状態を確認するためにその部分を観察する必要がある。カラーフィルタの色を観察する場合、落射照明光観察ではカラーフィルタの色状態を観察することはできないので、透過照明光観察をする必要がある。
透過照明光観察を行なう方法としては、図9に示すように、カラーフィルタが形成された被修正対象ガラス基板60をガラス定盤61上に搭載し、ガラス定盤61の下方に配置された光源62からレンズ63を介して透過照明光を照射し、ガラス定盤61の上方に配置された対物レンズ64を介してガラス基板60上の欠陥部60aを観察する方法がある。
また、図10に示すように、対物レンズ64の先端部の周囲に配置したリング照明器66からガラス基板60に向けて照明光を照射し、ガラス定盤61の下面に形成された反射膜65で反射させて透過照明光を生成し、対物レンズ64を介してガラス基板60の表面を観察する方法もある(たとえば特許文献3参照)。
特開平9−236933号公報 特開平9−262520号公報 特開2006−38825号公報
ところで、上記ガラス定盤61には、ガラス基板60を真空吸着するための複数の小孔や、ガラス基板60の搬入および搬出時にガラス基板60をリフトアップするための複数のリフタピンを通す複数のフィルタピン孔や、種々の切欠き部などが存在する。これらの被加工部に透過照明光が照射されると、光の屈折や乱反射が発生し、観察画像にムラが発生する。
たとえば図11(a)(b)に示すように、透過照明光がリフタピン孔61aに照射されると、孔61aの縁で光が屈折し、観察画像にはリング状の影67が発生してしまう。このような影67が発生すると、カラーフィルタの色状態を正確に観察することができない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、ムラのない観察画像を得ることが可能な微細パターン観察装置およびそれを用いた微細パターン修正装置を提供することである。
この発明に係る微細パターン観察装置は、透明基板上に形成され、少なくとも部分的に光を透過させる微細パターンを観察する微細パターン観察装置であって、微細パターンを観察するための観察光学系と、透明基板に照明光を出射する光源と、透明基板が載置される透明定盤と、透明定盤上における透明基板の位置をシフトさせるシフト手段とを備えたことを特徴とする。
好ましくは、透明定盤には孔のような被加工部が存在し、搬入された透明基板は透明定盤上の予め定められた第1の位置に載置され、シフト手段は、第1の位置に載置された透明基板を、微細パターンを観察するための基準位置である第2の位置にシフトさせる第1の副シフト手段と、微細パターンの観察したい部分が被加工部の上にある場合に、第2の位置から所定距離だけ離れた第3の位置に透明基板をシフトさせる第2の副シフト手段とを含む。
また好ましくは、シフト手段は、さらに、透明基板の搬出前に透明基板を第1の位置にシフトさせる第3の副シフト手段を含む。
また好ましくは、第2の副シフト手段は、微細パターンの観察したい部分の透明基板上における座標と、被加工部の透明定盤上における座標とを比較し、比較結果に基づいて透明基板をシフトさせる。
また好ましくは、シフト手段はエアシリンダを含む。
また好ましくは、シフト手段は、駆動軸の停止位置がデータ信号で制御される電動シリンダと、電動シリンダにデータ信号を与える制御部とを含む。
また好ましくは、シフト手段は、透明基板の品種に応じて予め求められたデータ信号を記憶する記憶部を含み、制御部は、透明基板の品種に応じて記憶部から読み出したデータ信号を電動シリンダに与える。
また好ましくは、シフト手段は、透明基板のシフト後の位置に応じて予め求められたデータ信号を記憶する記憶部を含み、制御部は、透明基板のシフト後の位置に応じて記憶部から読み出したデータ信号を電動シリンダに与える。
また、この発明に係る微細パターン修正装置は、上記微細パターン観察装置と、微細パターンの欠陥部に修正液を塗布する塗布手段とを備えたことを特徴とする。
好ましくは、微細パターンは液晶ディスプレイ用カラーフィルタである。
この発明に係る微細パターン観察装置および微細パターン修正装置では、透明定盤上における透明基板の位置をシフトさせるシフト手段が設けられる。したがって、微細パターンの観察したい部分の下に透明定盤のリフタピン孔がある場合でも、透明基板の位置をシフトさせて、微細パターンの観察したい部分をリフタピン孔から離間させることができる。したがって、ムラのない観察画像を得ることができる。
図1は、この発明の一実施の形態による微細パターン修正装置の要部を示す図である。図1において、この微細パターン修正装置は、カラーフィルタが形成された被修正対象ガラス基板1が載置されるガラス定盤2と、ガラス定盤2を図中のY軸方向に移動させるYステージ3と、ガラス定盤2の下方に図中のX軸方向に向けて配置されたラインライト4とを備える。
ガラス定盤2には、被修正対象ガラス基板1を真空吸着したり、ガラス基板1をシフトさせるときにエアを噴出させるための複数の小孔2aと、ガラス基板1の搬入および搬出時に複数のリフタピンを突出させるための複数のリフタピン孔2bとが開口されている。ラインライト4は、ガラス定盤2上に載置されたガラス基板1に透過照明光を照射する。
また、この微細パターン修正装置は、上方からガラス基板1の表面を観察するための観察光学系5と、ガラス基板1の表面に形成されたカラーフィルタの白欠陥に塗布針を用いて修正インクを塗布するインク塗布機構6と、観察光学系5およびインク塗布機構6を図中のX軸方向に移動させるXステージ7とを備える。
Xステージ7およびYステージ3を制御することにより、観察光学系5およびインク塗布機構6をガラス基板1の表面の所望の位置に移動させることが可能となっている。したがって、操作者は、ガラス基板1の表面の任意の位置の欠陥を観察し、その欠陥を修正することができる。
図2は、この微細パターン修正装置の構成を示すブロック図である。図2において、この微細パターン修正装置は、図2に示した構成に加え、複数の小孔2aに接続された真空ポンプ8およびエア供給装置9と、ガラス定盤2上における被修正対象ガラス基板1の位置をシフトさせるためのシリンダ10〜19およびピン20〜29とを備える。
真空ポンプ8は、複数の小孔2aを介してガラス基板1およびガラス定盤2間の空気を吸引し、ガラス基板1をガラス定盤2に密着させて固定する。エア供給装置9は、ガラス基板1の位置をシフトさせるときに、複数の小孔2aを介してガラス基板1の裏面にエアを噴射し、ガラス基板1およびガラス定盤2間の摩擦を軽減させる。シリンダ10〜19は、ピン20〜29を介してガラス基板1の側面を押圧し、ガラス基板1の位置をシフトさせる。
また、この微細パターン修正装置は、種々の情報を記憶する記憶部30と、微細パターン修正装置を操作するためのボタン、ハンドルなどからなる操作部31と、記憶部30に記憶された情報や操作部31からの信号に従って微細パターン修正装置全体を制御する制御部32とを備える。
図3〜図6は、ガラス定盤2上における被修正対象ガラス基板1の位置をシフトさせる方法を示す図である。図3〜図6において、シリンダ10〜19およびピン20〜29は、ガラス定盤2の外周に沿って配置される。シリンダ10,11およびピン20,21はガラス定盤2の図中の上辺に沿って配置され、シリンダ12,13およびピン22,23はガラス定盤2の図中の右辺に沿って配置される。また、シリンダ14〜17およびピン24〜27はガラス定盤2の図中の下辺に沿って配置され、シリンダ18,19およびピン28,29はガラス定盤2の図中の左辺に沿って配置される。
ピン20〜29はそれぞれシリンダ10〜19の駆動軸の先端に設けられ、シリンダ10〜19の各々は対応の辺に直交する方向に伸縮する。ピン20〜29の各々は、ガラス定盤2の外周部に形成された切欠き部(図示せず)内をガラス基板1の側面に向かって進退可能に設けられている。
基板搬入時は、図3に示すように、全てのピン20〜29は後退位置に退避しており、ガラス基板1はロボットハンドによってガラス定盤2の中央部に載置される。このとき、ガラス基板1の中心点P1とガラス定盤2の中心点P2とは一致している。
基板クランプ動作時は、エア供給装置9が駆動されてガラス基板1およびガラス定盤2間の摩擦が軽減され、図4に示すように、位置決めピン24,27,29が所定の前進位置まで前進し、クランプピン20,23がガラス基板1を押圧する。これにより、ガラス基板1は図中の斜め下方向に平行移動され、ガラス基板1の中心点P1は、ガラス定盤2の中心点P2から図中の斜め下方向にずれる。次いで、真空ポンプ8が駆動され、ガラス基板1がガラス定盤2にチャックされる。通常のカラーフィルタの欠陥の観察および修正は、この状態で行なわれる。
カラーフィルタの欠陥が小孔2aまたはリフタピン孔2bの上に位置している場合は、画像にムラが発生するので、ガラス基板1の位置をシフトさせる。基板シフト動作時は、エア供給装置9が駆動されてガラス基板1およびガラス定盤2間の摩擦が軽減され、図5に示すように、センタリングピン26,28が後退位置に停止し、位置決めピン25がセンタリングピン26の後退位置まで前進し、クランプピン20,23がさらにガラス基板1を押圧する。これにより、ガラス基板1は図中の斜め下方向にさらに平行移動され、ガラス基板1の中心点P1は、ガラス定盤2の中心点P2から図中の斜め下方向にさらにずれる。次いで、真空ポンプ8が駆動され、ガラス基板1がガラス定盤2にチャックされる。この状態では、カラーフィルタの欠陥が小孔2aまたはリフタピン孔2bから離間しており、画像にムラは発生しないので、カラーフィルタの欠陥を正確に観察し、修正することができる。
ガラス基板1のシフト動作は、操作者が操作部31を操作してシフト動作を指示した場合に実行される。また、記憶部31に小孔2aやリフタピン孔2bなどの被加工部のガラス定盤2上における座標を記憶しておき、制御部32が、それらの座標と前段の検査装置から入力された欠陥部のガラス基板1上における座標とを比較し、両者が一致した場合にシフト動作を自動的に行なうようにしてもよい。また、図5では、X軸方向およびY軸方向にガラス基板1をシフトさせたが、X軸方向のみ、またはY軸方向のみにシフトさせてもよい。
カラーフィルタの欠陥の修正が終了すると、図6に示すように、センタリングピン21,22,26,28が前進位置に前進し、ガラス基板1がガラス定盤2の中央に移動する。このとき、ガラス基板1の中心点P1とガラス定盤2の中心点P2とは一致している。したがって、ガラス基板1は搬入時と同じ位置に位置決めされ、ロボットハンドで搬出される。
なお、図7(a)〜(f)は、被修正対象ガラス基板1の搬入方法を示す図である。図7(a)〜(f)において、ガラス定盤2の各リフタピン孔2bにはリフタピン40が挿入され、リフタピン40はガラス定盤2の下方に水平に配置されたテーブル41の表面に垂直に立設され、テーブル41の下には昇降装置42が設けられている。昇降装置42は、被修正ガラス基板1の搬入および搬出時にテーブル41およびリフタピン40を介してガラス基板1を上下方向に移動させる。
まず図7(a)に示すように、昇降装置42によってテーブル41を上昇させ、各リフタピン40の先端をガラス定盤2の表面上に突出させる。次いで図7(b)に示すように、ロボットハンド43によってガラス基板1を搬入し、ガラス定盤2および複数のリフタピン40上の所定位置に位置決めする。
次に図7(c)に示すように、ロボットハンド43を下降させて複数のリフタピン40上にガラス基板1を載置する。次いで図7(d)に示すように、ロボットハンド43をさらに下降させ、ロボットハンド43をガラス基板1とガラス定盤2との間に停止させる。次いで図7(e)に示すように、ロボットハンド43を後退させ、ロボットハンド43をガラス基板1とガラス定盤2との間から抜き取る。最後に図7(f)に示すように、昇降装置42によってテーブル41を下降させ、ガラス基板1をガラス定盤2上に載置する。ガラス基板1を搬出する場合は、図7(a)〜(f)で示した動作を逆に行なえばよい。
また、シリンダ10〜19は、エアシリンダでもよいし、電動シリンダでもよい。ただし、エアシリンダは電動シリンダよりも安価であるし、エアシリンダのエア供給源として、ガラス定盤2の小孔2aにエアを供給するためのエア供給装置9を使用することができる。このため、上記実施の形態では、シリンダ10〜19としてエアシリンダを使用した。
ただし、エアシリンダでは、駆動軸の停止位置が前進および後退の2点か、前進、中間、および後退の3点程度に限られる。このため、シリンダ数(実施の形態では10個)が多くなるという問題がある。また、ガラス基板1のシフト量を所望の値に変更することはできないので、ガラス基板1を必要以上にシフトさせてしまう。また、寸法の異なる多品種のガラス基板1に対応するためには、品種に応じてピン20〜29の治具を交換する必要がある。また、クランプあるいはシフトされたガラス基板1の1辺の方向と図1中のX軸方向またはY軸方向とを一致させるためには、シリンダ10〜19およびピン20〜29の取り付け精度を調整する必要があり、その手間が大きい。
一方、電動シリンダは、エアシリンダよりも高価であるが、駆動軸の停止位置を所定の範囲で所望の位置に設定することが可能である。たとえば8ビットのデータ信号で電動シリンダを制御すれば、駆動軸の停止位置を256点のうちのいずれかの位置に設定することができる。したがって、たとえば5組のピン20,23,24,27,29およびシリンダ10,13,14,17,19のみで、実施の形態と同様にガラス基板1をシフトさせることができる。
また、ガラス基板1の位置を高精度で設定することができ、ガラス基板1を必要最小限の所望の距離だけシフトさせることができる。シフト量の指示は、操作部31で行なえばよい。制御部32は、操作部31で指示されたシフト量に応じた値のデータ信号をシリンダ10,13,14,17,19の各々に与える。
また、寸法の異なる多品種のガラス基板1のそれぞれについて、シリンダ10,13,14,17,19の駆動軸の停止位置を示すデータ信号を記憶部30に予め格納しておけば、ガラス基板1の品種が変更される場合でも、そのガラス基板1用のデータ信号を記憶部30から読み出して使用すればよく、容易に対応できる。ガラス基板1の品種の選択は、操作部31で行なえばよい。制御部32は、操作部31で選択された品種に応じたデータ信号を記憶部30から読み出してシリンダ10,13,14,17,19の各々に与える。
また、クランプあるいはシフトされたガラス基板1の1辺の方向と図1中のX軸方向またはY軸方向とを一致させるためには、ポイントティーチングを行なってデータ信号を記憶すればよい。すなわち、ガラス基板1の1辺の方向と図1中のX軸方向またはY軸方向とが一致するようにシリンダ10,13,14,17,19を駆動させ、そのときのシリンダ10,13,14,17,19の各々のデータ信号を記憶部30に記憶しておく。再度、その位置にガラス基板1を配置したい場合は、その旨を操作部31を用いて指示する。制御部32は、それらのデータ信号を記憶部30から読み出してシリンダ10,13,14,17,19に与える。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の一実施の形態による微細パターン修正装置の要部を示す図である。 図1に示した微細パターン修正装置の構成を示すブロック図である。 図2に示したシリンダおよびピンの基板搬入時の動作を示す図である。 図2に示したシリンダおよびピンの基板クランプ時の動作を示す図である。 図2に示したシリンダおよびピンの基板シフト時の動作を示す図である。 図2に示したシリンダおよびピンの基板搬出時の動作を示す図である。 図1に示した被修正対象ガラス基板の搬入方法を示す図である。 LCDのカラーフィルタの製造工程において発生する欠陥を示す図である。 従来の透過光観察方法を示す図である。 従来の他の透過光観察方法を示す図である。 図9に示した透過光観察方法の問題点を示す図である。
符号の説明
1 被修正対象ガラス基板、2,61 ガラス定盤、2a 小孔、2b,61a リフタピン孔、3 Yステージ、4 ラインライト、5 観察光学系、6 インク塗布機構、7 Xステージ、8 真空ポンプ、9 エア供給装置、10〜19 シリンダ、20〜29 ピン、30 記憶部、31 操作部、32 制御部、P1,P2 中心点、40 リフタピン、41 テーブル、42 昇降装置、43 ロボットハンド、50 ブラックマトリクス、51 R画素、52 G画素、53 B画素、54 白欠陥、55 黒欠陥、56 異物欠陥、60 被修正対象ガラス基板、60a 欠陥部、62 光源、63 レンズ、64 対物レンズ、65 反射膜、66 リング照明器、67 影。

Claims (10)

  1. 透明基板上に形成され、少なくとも部分的に光を透過させる微細パターンを観察する微細パターン観察装置であって、
    前記微細パターンを観察するための観察光学系と、
    前記透明基板に照明光を出射する光源と、
    前記透明基板が載置される透明定盤と、
    前記透明定盤上における前記透明基板の位置をシフトさせるシフト手段とを備えたことを特徴とする、微細パターン観察装置。
  2. 前記透明定盤には孔のような被加工部が存在し、
    搬入された前記透明基板は前記透明定盤上の予め定められた第1の位置に載置され、
    前記シフト手段は、
    前記第1の位置に載置された前記透明基板を、前記微細パターンを観察するための基準位置である第2の位置にシフトさせる第1の副シフト手段と、
    前記微細パターンの観察したい部分が前記被加工部の上にある場合に、前記第2の位置から所定距離だけ離れた第3の位置に前記透明基板をシフトさせる第2の副シフト手段とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の微細パターン観察装置。
  3. 前記シフト手段は、さらに、前記透明基板の搬出前に前記透明基板を前記第1の位置にシフトさせる第3の副シフト手段を含むことを特徴とする、請求項2に記載の微細パターン観察装置。
  4. 前記第2の副シフト手段は、前記微細パターンの観察したい部分の前記透明基板上における座標と、前記被加工部の前記透明定盤上における座標とを比較し、比較結果に基づいて前記透明基板をシフトさせることを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の微細パターン観察装置。
  5. 前記シフト手段はエアシリンダを含むことを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の微細パターン観察装置。
  6. 前記シフト手段は、
    駆動軸の停止位置がデータ信号で制御される電動シリンダと、
    前記電動シリンダに前記データ信号を与える制御部とを含むことを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の微細パターン観察装置。
  7. 前記シフト手段は、前記透明基板の品種に応じて予め求められた前記データ信号を記憶する記憶部を含み、
    前記制御部は、前記透明基板の品種に応じて前記記憶部から読み出した前記データ信号を前記電動シリンダに与えることを特徴とする、請求項6に記載の微細パターン観察装置。
  8. 前記シフト手段は、前記透明基板のシフト後の位置に応じて予め求められた前記データ信号を記憶する記憶部を含み、
    前記制御部は、前記透明基板のシフト後の位置に応じて前記記憶部から読み出した前記データ信号を前記電動シリンダに与えることを特徴とする、請求項6に記載の微細パターン観察装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の微細パターン観察装置と、
    前記微細パターンの欠陥部に修正液を塗布する塗布手段とを備えたことを特徴とする、微細パターン修正装置。
  10. 前記微細パターンは液晶ディスプレイ用カラーフィルタであることを特徴とする、請求項9に記載の微細パターン修正装置。
JP2007179862A 2007-07-09 2007-07-09 微細パターン観察装置およびそれを用いた微細パターン修正装置 Expired - Fee Related JP5077875B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007179862A JP5077875B2 (ja) 2007-07-09 2007-07-09 微細パターン観察装置およびそれを用いた微細パターン修正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007179862A JP5077875B2 (ja) 2007-07-09 2007-07-09 微細パターン観察装置およびそれを用いた微細パターン修正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009014665A true JP2009014665A (ja) 2009-01-22
JP5077875B2 JP5077875B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=40355726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007179862A Expired - Fee Related JP5077875B2 (ja) 2007-07-09 2007-07-09 微細パターン観察装置およびそれを用いた微細パターン修正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5077875B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011191412A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Ntn Corp チャック装置、基板観察装置、および欠陥修正装置
CN102879406A (zh) * 2012-09-24 2013-01-16 苏州五方光电科技有限公司 一种蓝玻璃检验治具
CN108106996A (zh) * 2017-12-25 2018-06-01 通彩智能科技集团有限公司 一种玻璃检测盛放平台
WO2019003403A1 (ja) * 2017-06-30 2019-01-03 東芝三菱電機産業システム株式会社 基板位置決め装置及び基板位置決め方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05322789A (ja) * 1992-05-21 1993-12-07 Toyota Tsusho Kk 基板の検査方法および基板の検査装置
JP2001116528A (ja) * 1999-08-10 2001-04-27 Fuji Mach Mfg Co Ltd 3次元データ取得方法および3次元データ取得装置
JP2003098122A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Toshiba Ceramics Co Ltd ガラス基板の外観検査装置
JP2006038825A (ja) * 2004-01-22 2006-02-09 Ntn Corp 微細パターン観察装置およびそれを用いた微細パターン修正装置
JP2006194755A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Hitachi High-Tech Electronics Engineering Co Ltd 基板検査装置及び基板検査方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05322789A (ja) * 1992-05-21 1993-12-07 Toyota Tsusho Kk 基板の検査方法および基板の検査装置
JP2001116528A (ja) * 1999-08-10 2001-04-27 Fuji Mach Mfg Co Ltd 3次元データ取得方法および3次元データ取得装置
JP2003098122A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Toshiba Ceramics Co Ltd ガラス基板の外観検査装置
JP2006038825A (ja) * 2004-01-22 2006-02-09 Ntn Corp 微細パターン観察装置およびそれを用いた微細パターン修正装置
JP2006194755A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Hitachi High-Tech Electronics Engineering Co Ltd 基板検査装置及び基板検査方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011191412A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Ntn Corp チャック装置、基板観察装置、および欠陥修正装置
CN102879406A (zh) * 2012-09-24 2013-01-16 苏州五方光电科技有限公司 一种蓝玻璃检验治具
WO2019003403A1 (ja) * 2017-06-30 2019-01-03 東芝三菱電機産業システム株式会社 基板位置決め装置及び基板位置決め方法
JPWO2019003403A1 (ja) * 2017-06-30 2019-11-21 東芝三菱電機産業システム株式会社 基板位置決め装置及び基板位置決め方法
CN108106996A (zh) * 2017-12-25 2018-06-01 通彩智能科技集团有限公司 一种玻璃检测盛放平台

Also Published As

Publication number Publication date
JP5077875B2 (ja) 2012-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101118848B1 (ko) 미세 패턴의 결함 수정 방법
KR100958204B1 (ko) 평판디스플레이 패널 검사 장비 및 방법
KR100915418B1 (ko) 웨이퍼 마킹 방법, 불량 다이의 마킹 방법, 웨이퍼 정렬방법 및 웨이퍼 검사 방법
KR101368150B1 (ko) 박막 표시 소자의 검사 수정 방법 및 검사 수정 장치
JP7098795B2 (ja) 供給部品のセット方向誤差角度教示方法
JP5077875B2 (ja) 微細パターン観察装置およびそれを用いた微細パターン修正装置
JP4890024B2 (ja) 塗布針固定方法と、それを用いた液状材料塗布機構および欠陥修正装置
KR101525621B1 (ko) 액상 재료 도포 장치 및 그것을 이용한 결함 수정 장치
TWI392595B (zh) Pattern correction device
JP2017226151A (ja) スクリーン印刷装置及び部品実装ライン
JP2007123616A (ja) 配線基板の製造方法、及びディスプレイ装置の製造方法
JP2016114451A (ja) 塗布装置およびそれを用いた欠陥修復装置
KR100778138B1 (ko) 평판디스플레이 패널의 검사 장치
JP5495313B2 (ja) チャック装置、基板観察装置、および欠陥修正装置
KR20050076732A (ko) 미세 패턴 관찰 장치 및 그것을 이용한 미세 패턴 수정 장치
JP2003029227A (ja) 輝点欠陥の修正方法及び液晶表示器
JP2013123721A (ja) 欠陥修正装置、欠陥修正方法および欠陥修正プログラム
CN218766676U (zh) 载板检测复判装置
JP2008128891A (ja) 微細パターン観察装置およびそれを用いた微細パターン修正装置
JP2008107625A (ja) パターン修正装置
JP2008261995A (ja) 欠陥修正方法および欠陥修正装置
KR20230033094A (ko) 마이크로 led 디스플레이 리페어 장치 및 방법
JP2009085640A (ja) 座標入力装置、座標入力方法、座標入力プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2023074300A (ja) マイクロledディスプレイリペア装置及び方法
TW202320374A (zh) 修復微型led顯示器的裝置和方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120821

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5077875

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees