JP2003098122A - ガラス基板の外観検査装置 - Google Patents

ガラス基板の外観検査装置

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JP2003098122A
JP2003098122A JP2001288618A JP2001288618A JP2003098122A JP 2003098122 A JP2003098122 A JP 2003098122A JP 2001288618 A JP2001288618 A JP 2001288618A JP 2001288618 A JP2001288618 A JP 2001288618A JP 2003098122 A JP2003098122 A JP 2003098122A
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Motoo Yookaichiya
元男 八日市屋
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Coorstek KK
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Toshiba Ceramics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス基板に存在する欠陥を確実に発見でき、
迅速に検査作業を行えるガラス基板の外観検査装置を提
供するものである。 【解決手段】1軸ステージ2と、この1軸ステージ2上
に移動可能に設けられ、ガラス基板Wが載置されるワー
ク載置テーブル4が設けられた移動ステージ3と、この
移動ステージ3に沿って移動する上記ガラス基板Wの側
面に形成された複数の側面部位w2u、w2b、w3を
各々撮像する複数の撮像手段6、7、8と、この撮像手
段6、7、8が撮像する上記複数の側面部位w2u、w
2b、w3に存在する欠陥を鮮明にできるように配置さ
れた照明手段9、10、11と、上記撮像手段6、7、
8が撮像するにより得られた画像データを取り込んで2
値化する画像処理手段12と、この2値化データに基づ
いて上記側面部位に存在する欠陥を検出する演算処理手
段とを有するガラス基板の外観検査装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフォトマスク用等の
ガラス基板の外観検査装置に係わり、特にCCDカメラ
及び画像処理装置を用いて検査を行うガラス基板の外観
検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの電子回路を焼き付けるときの原
版となるフォトマスク用のガラス基板は、一般に平板、
正方形状に形成されている。LSIの超大規模集積化に
応じて、フォトマスクには寸法精度、位置精度及び欠陥
サイズに対して厳しい要求がなされ、これに伴ない、ガ
ラス基板にも厳しい寸法管理、品質管理が要求されてい
る。
【0003】従来、ガラス基板に対する外観検査工程は
人手作業により行われている。この従来の外観検査工程
では、すりガラス状の主表面、研磨された側面部位(側
端部、側面、角部)の検査を目視で行っている。作業者
はルーペを用いて確認するが、光の加減で、見逃しが発
生する場合がある。また、人手作業による外観検査であ
るため、検査の作業性が悪い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、ガラス基板に
存在する欠陥を確実に発見でき、迅速に検査作業を行え
るガラス基板の外観検査装置が要望されていた。本発明
は上述した事情を考慮してなされたもので、ガラス基板
に存在する欠陥を確実に発見でき、迅速に検査作業を行
えるガラス基板の外観検査装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の1つの態様によれば、1軸ステージと、こ
の1軸ステージ上に移動可能に設けられ、ガラス基板が
載置されるワーク載置テーブルが設けられた移動ステー
ジと、この移動ステージに沿って移動する前記ガラス基
板の側面に形成された複数の側面部位を各々撮像する複
数の撮像手段と、この撮像手段が撮像する前記複数の側
面部位に存在する欠陥を鮮明にできるように配置された
照明手段と、前記撮像手段が撮像することにより得られ
た画像データを取り込んで2値化する画像処理手段と、
この2値化データに基づいて前記側面部位に存在する欠
陥を検出する演算処理手段とを有することを特徴とする
ガラス基板の外観検査装置が提供される。これによれ
ば、ガラス基板に存在する欠陥を確実に発見でき、迅速
に検査作業を行える。
【0006】好適な一例では、移動ステージは間歇移動
され、ガラス基板が撮像手段の視野ピッチごとに間歇移
動される。これにより、撮像手段により長手の撮像部位
が確実に撮像される。
【0007】また、他の好適な一例では、複数の撮像手
段は、移動ステージが1軸ステージ上を1行程進む毎に
前記ガラス基板の1辺の側面に形成された複数の側面部
位を撮像する。これにより、他撮像側面部位あるいは他
の1辺を照射する光に干渉されることなく、撮像手段に
より長手の撮像部位が確実に撮像される。
【0008】さらに、他の好適な一例では、移動ステー
ジは、次行程の移動開始前にワーク載置台が所定の角度
回転できるようになっている。これにより、複数の同一
撮像手段により、ガラス基板の全辺の撮像が可能とな
る。
【0009】また、他の好適な一例では、ワーク載置テ
ーブルは、バキュームチャックである。これにより、ガ
ラス基板にキズをつけることなく、迅速にガラス基板の
脱着が行える。
【0010】さらに、他の好適な一例では、複数の撮像
手段は、3個設けられ、その各々はガラス基板側面部位
の上面取面、側面及び下面取面を撮像する。これによ
り、1行程で1辺の3箇所の撮像側面部位の撮像が可能
となる。
【0011】また、他の好適な一例では、上記複数の照
明手段は3個設けられ、第1の照明手段は、その光軸が
上面取面側のガラス基板平面から入射されかつ上面取面
と45°をなすように配置され、第2の照明手段は、そ
の光軸がガラス基板平面に対して45°をなして入射さ
れるように配置され、第3の照明手段は、その光軸が下
面取面側のガラス基板平面から入射されかつ下面取面と
45°をなすように配置される。これにより、ガラス基
板Wの撮像側面部位に存在する欠陥を鮮明にできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるガラス基板
の外観検査装置の実施の形態について添付図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本発明に係わるガラス基板の外観検
査装置の概念図である。
【0014】図1に示すように、ガラス基板の外観検査
装置1は、ベース上に設置された1軸ステージ2を有
し、この1軸ステージ2には、移動ステージ、例えば、
1個の回転ステージ3が、ボールねじとステッピングモ
ータからなる通常の回転ステージ間歇移動機構(図示せ
ず)によって移動可能に設けられている。この回転ステ
ージ3には、樹脂製のバキュームチャックからなるワー
ク載置テーブル4が設けられ、さらに、図2に示すよう
に、ワーク載置テーブル4を基台4aに軸支する回転軸
4bと、この回転軸4bを介してワーク載置テーブル4
を回転させるステッピングモータ4cが設けられてい
る。また、ガラス基板Wを供給する側である1軸ステー
ジ2の一端2a近傍には、ワーク位置決め機構5が設け
られ、回転ステージ3が一端2a近傍に位置したとき
に、この回転ステージ3が間に位置するように配置され
ている。ワーク位置決め機構5は、1軸ステージ2及び
回転ステージ3を挟むように配置された一対のワーク押
圧部5a、5bからなり、さらに、このワーク押圧部5
a、5bは、各々一対の樹脂製回転ローラ5a1、5a
1、5b1、5b1とこの回転ローラ5a1、5a1、
5b1、5b1を進退自在に動かすエアシリンダ5a
2、5b2を有している。一方のエアシリンダ5a2
は、他方のエアシリンダ5b2よりもエア圧力が高く設
定されており、高圧側エアシリンダ5a2には、このエ
アシリンダ5a2が所定の位置以上前進しないようにす
るストッパ(図示せず)が設けられている。従って、高
圧側エアシリンダ5a2は所定位置以上前進しない。さ
らに、高圧側エアシリンダ5a2に設けられたローラ5
a1、5a1を、ガラス基板Wを介して低圧側シリンダ
5b2に設けられたローラ5b1、5b1で押圧しても
高圧側のローラ5a1、5a1およびエアシリンダ5a
2は、圧力差の存在により後退することなくその位置を
保つ。これにより、前進が自由なローラ5b1、5b1
によって、ガラス基板Wをローラ5a1、5a1に押圧
し、ローラ5a1、5a1とローラ5b1、5b1間で
ガラス基板Wの位置調整が行える。
【0015】また、1軸ステージ2に沿って複数の撮像
手段、例えば、3台のCCDカメラ6、7、8が設置さ
れており、CCDカメラ6は、図3に示すように、1軸
ステージ2に沿って移動し、図5及び図6に示すガラス
基板Wの側面部位、例えば、上平面w1uに対して45
°傾斜した上面取面w2uを検査するためのもので、例
えば、その光軸が上面取面w2uと直交するように垂直
線に対して45°の角度を有して設置されており、CC
Dカメラ7は、上表面w1と直交する側面w3を検査す
るためのもので、その光軸が側面w3と直交するように
垂直線に対して90°の角度を有して設置されており、
さらに、CCDカメラ8は、下表面w1bに対して45
°に傾斜面を有して形成された下面取面w2bを検査す
るためのもので、その光軸が下面取面w2bと直交する
ように垂直線に対して135°の角度を有して設置され
ている。
【0016】また、1軸ステージ2に沿って3個の照明
手段、例えば、ファイバー照明9、10、11が設けら
れており、ファイバー照明9はCCDカメラ6がガラス
基板Wの上面取面w2uに存在する欠陥を最も鮮明にで
きる位置に配置されている。また、ファイバー照明10
は側面w3に存在する欠陥を、ファイバー照明11は下
面取面w2bに存在する欠陥を最も鮮明にできる位置に
配置されている。
【0017】すなわち、図3に示すように、CCDカメ
ラ6の光軸とファイバー照明9の光軸は、45°の角度
をなし、ガラス基板Wに対してファイバー照明9と反対
側で交わるようになっており、また、CCDカメラ7の
光軸とファイバー照明10の光軸は、135°の角度を
なし、ガラス基板Wの面内で交わるようになっており、
さらに、CCDカメラ8の光軸とファイバー照明11の
光軸は、45°の角度をなし、ガラス基板Wに対してフ
ァイバー照明11と反対側で交わるようになっている。
このようなCCDカメラ6、7、8とファイバー照明
9.10、11の光軸の関係は、ガラス基板Wの対向す
る主表面がすりガラスになっている場合において、特に
有効であり、ファイバー照明9.10、11からの光は
すりガラス面で散乱し、散乱した光によりガラス基板W
の上面取面w2u、側面w3、下面取面w2bに存在す
る欠陥を鮮明にできる。
【0018】また、図4に示すように、CCDカメラ
6、7、8は、このCCDカメラ6、7、8からの画像
データ(受光信号)に基づいてガラス基板Wの外周面に
形成された欠陥を検出する画像処理装置12に接続され
ており、さらに、この画像処理装置12は本発明におけ
る演算処理手段を有するコンピュータ13に接続されて
いる。さらに、コンピュータ13には、画像処理装置1
2の他に、回転ステージ移動機構14を制御する回転ス
テージ移動機構制御器14cと、ワーク載置テーブル4
を回動させるステッピングモータ4cを制御するステッ
ピングモータ制御器4ccと、ワーク載置テーブル4の
バキュームチャックを制御するバキュームチャック制御
器4vcと、エアシリンダ5a2、5b2の作動を制御
するエアシリンダ制御器5cと、ファイバー照明9、1
0、11の明るさを制御する照明制御器9c等が接続さ
れている。
【0019】なお、外観検査工程中、コンピュータ13
によるステッピングモータ制御器4cc、バキュームチ
ャック制御器4vc、エアシリンダ制御器5c、照明制
御器9c、画像処理装置12、回転ステージ移動機構制
御器14c等の制御は、事前にコンピュータ13にプロ
グラムされた制御手順に従って行われ、また、必要に応
じコンピュータ13に設けられた入力手段(図示せず)
からの入力により行われる。
【0020】次に本発明に係わるガラス基板の外観検査
装置を用いたガラス基板の外観検査方法について説明す
る。
【0021】ガラス基板の外観検査は、2回の往復行程
による2往行程、2復行程の合計4行程で撮像、検査が
行われる。
【0022】例えば、最初に1軸ステージ2の一端2a
近傍にワーク回動機構5を位置させる。
【0023】しかる後、ガラス基板供給装置(図示せ
ず)から、1軸ステージ2の移動方向とガラス基板Wの
対角線が一致するように、回転ステージ3に設けられた
ワーク載置テーブル4に平板、正方形状の1枚の、例え
ば、主表面がすりガラス状のガラス基板Wを載置する。
【0024】ワーク載置テーブル4に載置されたガラス
基板Wをコンピュータ13に記憶されたプログラムに従
って、コンピュータ13、シリンダ制御器5cを介して
エアシリンダ5b、5bを作動させて、回転ローラ5a
1、5a1、5b1、5b1を進退させ、ガラス基板W
を挟み位置決めを行う。この位置決めは、高圧側エアシ
リンダ5a2をストッパにより所定位置に停止させて、
回転ローラ5a1、5a1も所定の位置に停止させ、し
かる後、低圧側シリンダ5b2を前進させてローラ5b
1、5b1を前進させ、この前進が自由なローラ5b
1、5b1によってガラス基板Wをローラ5a1、5a
1に押圧し、ローラ5a1、5a1とローラ5b1、5
b1間でガラス基板Wの位置を調整するようにして行
う。
【0025】ガラス基板Wに位置決めが完了したら、バ
キュームチャック制御器4vcを介してワーク載置テー
ブル4のバキュームチャックが作動され、ガラス基板W
がワーク載置テーブル4にチャックされる。このバキュ
ームチャックにより、ガラス基板にキズをつけることな
く、迅速にガラス基板の脱着が行える。ガラス基板Wが
チャックされた後、1軸ステージ2の長手方向とガラス
基板Wの検査面が平行になるように、ステッピングモー
タ制御器4ccを介してステッピングモータを作動させ
てワーク載置テーブル4を所定角度、例えば、ガラス基
板Wが正方形状であるので、45°回転させ、ワーク載
置テーブル4にチャックされたガラス基板Wも45°回
転させる。これにより、ガラス基板Wの2辺が移動方向
1軸ステージ2の長手方向と一致する。
【0026】このようにして検査のためのガラス基板W
の方向と位置決めが完了したら、1回目の往行程が開始
される。コンピュータ13により、図4に示す回転ステ
ージ移動機構器14c、回転ステージ移動機構14を介
して回転ステージ3を間歇移動させ、これによりガラス
基板WをCCDカメラ6の視野ピッチごとに間歇移動さ
せる。この間歇移動により、撮像手段により長手の撮像
部位が確実に撮像される。このCCDカメラ6の光軸は
ガラス基板Wの上面取面w2uに直交するように合わさ
れ、ファイバー照明9はCCDカメラ6がガラス基板W
の上面取面w2uに存在する欠陥を最も鮮明にできるよ
うにその光軸がガラス基板Wの上表面w1uに直交する
ように配置されており、CCDカメラ6により上面取面
w2uが全長に亘って撮像される。
【0027】さらに、ガラス基板Wは視野ピッチごとに
間歇移動され、CCDカメラ7によりファイバー照明1
0で最適に照射される側面w3が全長に亘って撮像され
る。引続きガラス基板Wは視野ピッチごとに間歇移動さ
れ、CCDカメラ8によりファイバー照明11で最適に
照射される下面取面w2bが全長に亘って撮像される。
【0028】CCDカメラ6、7、8で各々撮像された
上面取面w2u、側面w3、下面取面w2bの画像情報
は、画像処理装置12において2値化され、画像信号と
して取り込まれ画像データが生成される。
【0029】撮像位置に欠陥が存在する場合には、この
欠陥において散乱反射が起き、受光部で受光する光量が
減少する。これによって、受光部から受光量に応じた画
像信号(受光信号)が発せられ、この信号は、上記のよ
うに画像処理装置12において二値化され後、演算処理
手段によって処理され、コンピュータによって欠陥の位
置、形状などの情報として表示、記録される。
【0030】上記のようにガラス基板W及びバキューム
回転ステージ3が、1軸ステージ2上を往行程するの間
にガラス基板Wの検査すべき第1の1辺の各部位がCC
Dカメラ6、7、8により逐次撮像され検査される。従
って、他撮像側面部位あるいは他の1辺を照射する光に
干渉されることなく、撮像手段により長手の撮像部位が
確実に撮像される。また、1行程で1辺の3箇所の撮像
側面部位の撮像が可能となる。
【0031】ガラス基板Wの第1も1辺の検査が完了
し、回転ステージ3が1軸ステージ2の他端2bに到達
すると、ステッピングモータ4cが作動され、ワーク載
置テーブル4が、所定の角度、例えば、ガラス基板Wが
正方形状であるので、90°回転され、ワーク載置テー
ブル4にチャックされたガラス基板Wも90°回転され
る。これにより、ガラス基板Wの上記検査済の第1の1
辺に隣接する第2の1辺が、1軸ステージ2の長手方向
と一致し、この第2の1辺の各部位がCCDカメラ6、
7、8の撮像位置に対向するようになる。従って、複数
の同一撮像手段により、ガラス基板の全辺の撮像が可能
となる。
【0032】しかる後、1回目の復行程が開始される。
図4に示す回転ステージ移動機構制御器14c、回転ス
テージ移動機構14を介して回転ステージ3を間歇移動
させ、往行程とは逆に、CCDカメラ8により第2の1
辺の下面取面w2bが全長に亘って撮像され、CCDカ
メラ7により側面w3が全長に亘って撮像され、さら
に、CCDカメラ6により上面取面w2uが全長に亘っ
て撮像される。上記第1の1辺の撮像と同様に、CCD
カメラ6、7、8で各々撮像された第2の1辺の上面取
面w2u、側面w3、下面取面w2bの画像情報は、画
像処理装置12において2値化され、画像信号として取
り込まれ画像データが生成され、コンピュータによって
欠陥の位置、形状などの情報として表示、記録される。
【0033】ガラス基板Wの第2の1辺の検査が完了
し、回転ステージ3がCCDカメラ6のほぼ対向する位
置に到達すると、ステッピングモータ4cが作動され、
ワーク載置テーブル4が90°回転され、ワーク載置テ
ーブル4にチャックされたガラス基板Wも90°回転さ
れる。
【0034】これにより、第2回目の往行程が可能とな
る。すなわち、第2の1辺に隣接する第3の1辺の撮
像、検査が、第1の1辺の撮像、検査と同様に行われ、
再び、回転ステージ3が1軸ステージ2の他端2bに到
達すると、ワーク載置テーブル4が90°回転され、ワ
ーク載置テーブル4にチャックされたガラス基板Wも9
0°回転され、2回目の復行程において、第2の1辺と
同様に、第3の辺に隣接する第4の1辺の撮像、検査が
行われる。検査完了後、ガラス基板Wは搬出機構(図示
せず)によって搬出される。
【0035】上記のようなガラス基板の外観検査工程に
おいて、ガラス基板に存在する欠陥が存在すれば確実に
発見でき、さらに、人手作業によらず迅速に検査作業を
行える。
【0036】
【発明の効果】本発明に係わるガラス基板の外観検査装
置によれば、ガラス基板に存在する欠陥を確実に発見で
き、迅速に検査作業を行えるガラス基板の外観検査装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるガラス基板の外観検査装置の使
用状態を示す斜視図。
【図2】本発明に係わるガラス基板の外観検査装置に用
いられる回転ステージの断面図。
【図3】本発明に係わるガラス基板の外観検査装置に用
いられる撮像手段と照明手段との位置関係を示す説明
図。
【図4】本発明に係わるガラス基板の外観検査装置に用
いられる制御回路の概略図。
【図5】一般的なガラス基板の斜視図。
【図6】図5に示すガラス基板のA−A線に沿う断面
図。
【符号の説明】
1 ガラス基板の外観検査装置 2 1軸ステージ 2a 一端 2b 他端 3 回転ステージ 4 ワーク載置テーブル 4a 基台 4b 回転軸 4c ステッピングモータ 4cc ステッピングモータ制御器 4vc バキュームチャック制御器 5 ワーク位置決め機構 5a、5b ワーク押圧部 5a1、5a1、5b1、5b1 回転ローラ 5a2、5b2 エアシリンダ 5c エアシリンダ制御器 6、7、8 CCDカメラ 9、10、11 ファイバー照明 9c 照明制御器 12 画像処理装置 13 コンピュータ 14 回転ステージ移動機構 14c 回転ステージ移動機構制御器 W ガラス基板 w1u 上平面 w1b 下表面 w2u 上面取面 w2b 下面取面 w3 側面
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA49 BB01 BB22 DD06 FF01 FF04 FF42 GG01 JJ03 JJ05 JJ08 JJ26 LL02 MM02 PP12 QQ04 QQ23 QQ25 QQ31 SS04 UU04 2G051 AA84 AB02 BA01 BB01 BB17 BC01 CA03 CA07 CB05 DA08 DA09 EA11 EA12 FA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1軸ステージと、この1軸ステージ上に
    移動可能に設けられ、ガラス基板が載置されるワーク載
    置テーブルが設けられた移動ステージと、この移動ステ
    ージに沿って移動する前記ガラス基板の側面に形成され
    た複数の側面部位を各々撮像する複数の撮像手段と、こ
    の撮像手段が撮像する前記複数の側面部位に存在する欠
    陥を鮮明にできるように配置された照明手段と、前記撮
    像手段が撮像することにより得られた画像データを取り
    込んで2値化する画像処理手段と、この2値化データに
    基づいて前記側面部位に存在する欠陥を検出する演算処
    理手段とを有することを特徴とするガラス基板の外観検
    査装置。
  2. 【請求項2】 上記移動ステージは間歇移動され、ガラ
    ス基板が撮像手段の視野ピッチごとに間歇移動されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のガラス基板の外観検査
    装置。
  3. 【請求項3】 上記複数の撮像手段は、移動ステージが
    1軸ステージ上を1行程進む毎に前記ガラス基板の1辺
    の側面に形成された複数の側面部位を撮像することを特
    徴とする請求項1または2に記載のガラス基板の外観検
    査装置。
  4. 【請求項4】 上記移動ステージは、次行程の移動開始
    前にワーク載置台が所定の角度回転できるようになって
    いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項
    に記載のガラス基板の外観検査装置。
  5. 【請求項5】 上記ワーク載置テーブルは、バキューム
    チャックであることを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれか1項に記載のガラス基板の外観検査装置。
  6. 【請求項6】 上記複数の撮像手段は、3個設けられ、
    その各々はガラス基板側面部位の上面取面、側面及び下
    面取面を撮像することを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれか1項に記載のガラス基板の外観検査装置。
  7. 【請求項7】 上記複数の照明手段は3個設けられ、第
    1の照明手段は、その光軸が上面取面側のガラス基板平
    面から入射されかつ上面取面と45°をなすように配置
    され、第2の照明手段は、その光軸がガラス基板平面対
    して45°をなして入射されるように配置され、第3の
    照明手段は、その光軸が下面取面側のガラス基板平面か
    ら入射されかつ下面取面と45°をなすように配置され
    たことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に
    記載のガラス基板の外観検査装置。
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Cited By (13)

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