JP2011191412A - チャック装置、基板観察装置、および欠陥修正装置 - Google Patents

チャック装置、基板観察装置、および欠陥修正装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基板表面の観察を妨げることなく、大型の基板を安定にチャックできるチャック装置を提供する。
【解決手段】このパターン修正装置のチャック装置2は、その上に修正対象のカラーフィルタ10が載置されるガラス定盤3と、ガラス定盤3の外周部を下から支持する支持台4と、ガラス定盤3の略中央部を下から支持する支持バー30と、カラーフィルタ10の表面の欠陥が支持バー30の上方に位置する場合、支持バー30を他の位置に移動させるアクチュエータ31,32とを備える。したがって、欠陥の観察を妨げることなく、ガラス基板3の撓みを防止できる。
【選択図】図3

Description

この発明はチャック装置、基板観察装置、および欠陥修正装置に関し、特に、基板を保持するチャック装置と、基板の表面を観察する基板観察装置と、基板の表面の欠陥を修正する欠陥修正装置に関する。
LCD(液晶ディスプレイ)の主要部品であるカラーフィルタの製造工程では、歩留りの向上を図るため、カラーフィルタの表面に発生した欠陥を修正するパターン修正装置が使用されている。
パターン修正装置では、欠陥の修正条件を判別したり、修正が成功したかどうかを判別するために、カラーフィルタの表面を観察する必要がある。カラーフィルタの表面を観察する第1の方法としては、カラーフィルタをガラス定盤上にチャックし、ガラス定盤の下方からカラーフィルタに透過光を与え、上方からカラーフィルタの表面を観察する方法がある。
また、カラーフィルタの表面を観察する第2の方法としては、下面に反射膜が形成されたガラス定盤上にカラーフィルタをチャックし、ガラス定盤の上方の対物レンズに設けられたリング照明器からカラーフィルタに光を照射し、その光をガラス定盤の下面の反射膜で反射させ、対物レンズを介してカラーフィルタの表面を観察する方法がある(たとえば、特許文献1参照)。
また、カラーフィルタの表面を観察する第3の方法としては、可動板の下面に複数の対物レンズを設け、可動板を移動させて所望の対物レンズを観察鏡筒の下に配置し、所望の対物レンズを介してカラーフィルタの表面を観察する方法がある(たとえば、特許文献2参照)。
特開2006−38825号公報 特開2009−122259号公報
第1の方法では、ガラス定盤の下方からカラーフィルタに透過光を与え、上方からカラーフィルタの表面を観察するので、ガラス定盤の下に光を遮るような物を配置することができない。したがって、ガラス定盤の外周部のみでガラス定盤を支持する必要がある。
しかし、近年、LCDの画面の大型化に伴ってカラーフィルタも大型化し、ガラス定盤も大型化しているので、ガラス定盤の外周部のみを支持すると、ガラス定盤の自重によって中央部が下に撓み、カラーフィルタを安定にチャックすることができないと言う問題がある。
また、第2の方法では、ガラス定盤の下面に反射膜を生成し、ガラス定盤の上方から光を照射し、ガラス定盤の上方から観察するので、ガラス定盤の下面全体を支持することができる。
しかし、第2および第3の方法を組み合わせると、可動板の下の複数の対物レンズの各々にリング照明器を設ける必要があり、装置が大型化、複雑化するという問題がある。したがって、第2および第3の方法を組み合わせることはできず、第3の方法を採用する場合は第1の方法を採用する必要がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、基板表面の観察を妨げることなく、大型の基板を安定にチャックすることが可能なチャック装置、基板観察装置、および欠陥修正装置を提供することである。
この発明に係るチャック装置は、基板の表面を観察する基板観察装置において基板を保持するチャック装置であって、その上に基板が載置される透明定盤と、透明定盤の外周部を下から支持する支持台と、透明定盤の略中央部を下から支持する支持部材と、基板の表面の観察対象の位置が支持部材の上方に位置する場合、透明定盤の下面に沿わせて支持部材を他の位置に移動させる駆動手段とを備えたものである。
好ましくは、透明定盤は、四角形に形成されて水平に支持される。支持部材は、透明定盤の1辺と平行に配置された支持バーを含む。駆動手段は、支持バーと直交する方向に支持バーを水平移動させる。
また好ましくは、駆動手段は、支持部材を移動させる場合は、支持バーの幅よりも大きな予め定められた距離だけ支持バーを移動させる。
また好ましくは、支持部材は、さらに、支持バーの上面に設けられ、透明定盤の下面に当接される複数の転動体を含む。
また好ましくは、複数の転動体の各々はローラである。
また、この発明に係る基板観察装置は、その上に基板が載置される透明定盤と、透明定盤の外周部を下から支持する支持台と、透明定盤の略中央部を下から支持する支持部材と、透明定盤の下方から基板に透過光を与える光源と、透明定盤の上方から基板の表面を観察するための観察光学系と、観察光学系を基板の表面の所望の位置の上方に移動させる位置決め手段と、基板の表面の所望の位置が支持部材の上方に位置する場合、透明定盤の下面に沿わせて支持部材を他の位置に移動させる駆動手段とを備えたものである。
また、この発明に係る欠陥修正装置は、その上に基板が載置される透明定盤と、透明定盤の外周部を下から支持する支持台と、透明定盤の略中央部を下から支持する支持部材と、透明定盤の下方から基板に透過光を与える光源と、透明定盤の上方から基板の表面の欠陥を観察する観察光学系と、欠陥を修正する修正手段と、欠陥を観察する場合は観察光学系を欠陥の上方に移動させ、欠陥を修正する場合は修正手段を欠陥の上方に移動させる位置決め手段と、欠陥が支持部材の上方に位置する場合、透明定盤の下面に沿わせて支持部材を他の位置に移動させる駆動手段とを備えたものである。
以上のように、この発明によれば、透明定盤の外周部を下から支持する支持台と、透明定盤の略中央部を下から支持する支持部材とを設けたので、大型の基板を安定に保持することができる。また、基板の表面の観察対象の位置が支持部材の上方に位置する場合、透明定盤の下面に沿わせて支持部材を他の位置に移動させる駆動手段を設けたので、支持部材が観察の妨げになることを回避することができる。
この発明の一実施の形態によるパターン修正装置の全体構成を示す図である。 図1に示したパターン修正装置の修正対象となるカラーフィルタの欠陥を示す図である。 図1に示したチャック装置の構成を示す図である。 図3に示した支持バーの構成を示す図である。 図4に示した支持バーの使用方法を示す図である。 図1〜図5に示したパターン修正装置の操作部および制御部を示すブロック図である。 実施の形態の比較例を示す図である。
本願の一実施の形態によるパターン修正装置は、図1に示すように、水平に配置された金属製架台1を備える。金属製架台1の上面の中央部には、チャック装置2が設けられている。チャック装置2は、長方形のガラス定盤3と、ガラス定盤3の外周部を支持するテーブル状の支持台4を含む。ガラス定盤3の短辺は図中のX軸方向に向けて配置され、その長辺は図中のY軸方向に向けて配置される。
ガラス定盤3には、複数の孔3aが開口されている。ガラス定盤3の上面の中央部には、修正対象のカラーフィルタ10が載置される。カラーフィルタ10は、長方形に形成されている。カラーフィルタ10の短辺は図中のX軸方向に向けて配置され、その長辺は図中のY軸方向に向けて配置される。複数の孔3aの一部は、カラーフィルタ10を吸着し、固定するために使用される。
また、複数の孔3aのうち、吸着用の孔以外の孔3aは、複数のリフタピンを通すために使用される。カラーフィルタ10の搬入時には、複数のリフタピンが複数の孔3aを介してガラス定盤3の上に突出する。ロボットハンドによってカラーフィルタ10を複数のリフタピンの上に搭載し、ロボットハンドを退避させた後に複数のリフタピンをガラス定盤3の下に下降させると、カラーフィルタ10はガラス定盤3の上に載置される。
また、カラーフィルタ10の搬出時には、複数のリフタピンが複数の孔3aを介してガラス定盤3の上に突出する。ロボットハンドをカラーフィルタ10とガラス定盤3の間に挿入し、カラーフィルタ10を持ち上げて搬出した後、複数のリフタピンは複数の孔3aを介してガラス定盤3の下方に収容される。
また、チャック装置2の両側には2本のレール11,12が平行に設けられている。レール11,12は、ともにY軸方向に延在している。レール11,12の上には、ガントリー型のYステージ13が設けられている。Yステージ13は、制御装置(図示せず)によって制御され、レール11,12に沿ってチャック装置2の上方をY軸方向に移動する。
Yステージ13の2本の脚部13a,13bの間には、棒状の光源14が設けられている。光源14は、ガラス定盤3と金属製架台1の間に挿入されており、ガラス定盤3を介してカラーフィルタ10に透過照明光を与える。光源14は、Yステージ13とともにY軸方向に移動する。また、Yステージ13には、Xステージ15が搭載されている。Xステージ15は、制御装置(図示せず)によって制御され、Yステージ13に沿ってチャック装置2の上方をX軸方向に移動する。
また、Xステージ15には、観察光学系16、レーザ装置17、および塗布ユニット18が搭載されている。観察光学系16は、光源14に対向して設けられており、カラーフィルタ10の表面を観察するために使用される。レーザ装置17は、観察光学系16を介してカラーフィルタ10の表面の欠陥にレーザ光を照射し、欠陥を除去するために使用される。塗布ユニット18は、塗布針、塗布針を上下動させるアクチュエータ、複数種類の修正インクが注入された複数のインクタンクなどを含み、塗布針の先端に付着させた修正インクをカラーフィルタ10の表面の欠陥に接触させ、修正インクを塗布して欠陥を修正する。
なお、Xステージ15にZステージをさらに搭載し、Zステージに観察光学系16、レーザ装置17、および塗布ユニット18を搭載し、Zステージによって観察光学系16などを垂直方向(Z軸方向)に移動させてもよい。
図2(a)〜(c)は、カラーフィルタ10の製造工程において発生する欠陥を示す図である。図2(a)〜(c)において、カラーフィルタ10は、透明基板と、その表面に形成されたブラックマトリクス21と呼ばれる格子状のパターンと、複数組のR(赤色)画素22、G(緑色)画素23、およびB(青色)画素24とを含む。カラーフィルタ10の製造工程においては、図2(a)に示すように画素やブラックマトリクス21の色が抜けてしまった白欠陥25や、図2(b)に示すように隣の画素と色が混色したり、ブラックマトリクス21が画素にはみ出してしまった黒欠陥26や、図2(c)に示すように画素に異物が付着した異物欠陥27などが発生する。
次に、図1および図2(a)〜(c)を参照して、カラーフィルタ10の表面の欠陥を修正する方法について説明する。カラーフィルタ10の表面に欠陥がある場合は、Yステージ13およびXステージ15を制御して観察光学系16の光軸を欠陥に合わせ、その欠陥を観察する。欠陥の観察結果に基づいて、欠陥の修正方法を判別する。
白欠陥25を修正する場合は、Yステージ13およびXステージ15を制御して、白欠陥25の上方に塗布ユニット18を移動させる。次に、塗布ユニット18により、白欠陥25が存在する画素と同色のインクを塗布針の先端部に付着させ、塗布針の先端部に付着したインクを白欠陥25に塗布して修正する。
また、黒欠陥26や異物欠陥27を修正する場合は、レーザ装置17から観察光学系16を介して欠陥部分にレーザ光を照射し、欠陥部分をレーザカットして矩形の白欠陥25を形成する。次に、Yステージ13およびXステージ15を制御して、白欠陥25の上方に塗布ユニット18を移動させる。次に、塗布ユニット18により、塗布針の先端部に付着したインクをその白欠陥25に塗布して修正する。
次に、本願の特徴となるチャック装置2について説明する。チャック装置2は、図3に示すように、ガラス定盤3、支持台4、支持バー30、およびアクチュエータ31,32を含む。支持台4は、四角柱状の支持部材40〜49を含む。支持部材40,41は、X軸方向に向けられて、金属製架台1の上に所定の間隔を開けて配置される。支持部材42,43は、X軸方向に向けられて、それぞれ支持部材40,41の中央部の上に配置される。
支持部材44,45は、Y軸方向に向けられて、支持部材42,43を挟むようにして支持部材40,41の上に配置される。支持部材46,47は、Y軸方向に向けられて、支持部材44の内側の辺に沿って支持部材44の上に配置される。支持部材48,49は、Y軸方向に向けられて、支持部材45の内側の辺に沿って支持部材45の上に配置される。
支持部材42,43の厚さd1は、支持部材44,45の厚さd2と支持部材46〜49の厚さd3との和に等しくなっている。したがって、支持部材42,43,46〜49の表面は、同じ高さになり、1つの水平面に含まれている。また、支持部材42,43の間隔L1は、ガラス定盤3の長辺(Y軸方向の長さ)よりも所定距離だけ短く、支持部材46,48の間隔L2および支持部材47,49の間隔L2の各々は、ガラス定盤3の短辺(X軸方向の長さ)よりも所定距離だけ短くなっている。このため、ガラス定盤3の外周部は、支持部材42,43,46〜49によって水平に支持される。
また、支持部材46,47の長さは支持部材44の1/2以下であり、支持部材46,47の間には所定距離L3の隙間が開いている。同様に、支持部材48,49の長さは支持部材45の1/2以下であり、支持部材48,49の間には所定距離L3の隙間が開いている。それらの隙間には、ガラス定盤3の下面の略中央部を下から支持するための直方体状の支持バー30が挿入されている。支持バー30の幅Wは、支持部材46,47の間の距離L3(すなわち支持部材48,49の間の距離L3)の1/2以下に設定されている。これにより、支持バー30の幅W以上の距離に渡って支持バー30をY軸方向に移動させることが可能になっている。
支持バー30の一方端部にはアクチュエータ31の駆動軸が結合され、アクチュエータ31の本体は支持部材44の上に固定されている。支持バー30の他方端部にはアクチュエータ32の駆動軸が結合され、アクチュエータ32の本体は支持部材45の上に固定されている。アクチュエータ31,32の駆動軸は、Y軸方向に同時に伸縮可能となっている。アクチュエータ31,32の駆動軸を縮めると支持バー30は図中の手前側に移動し、アクチュエータ31,32の駆動軸を延ばすと支持バー30は図中の奥側に移動する。
図4(a)(b)に示すように、支持バー30の上面には複数のローラ33が支持バー30の長さ方向(X軸方向)に配列されている。各ローラ33は、X軸方向に延在する回転中心軸を有し、支持バー30の上面に回転自在に保持されている。各ローラ33は、ガラス定盤3の下面に当接される。支持バー30がアクチュエータ31,32によってY軸方向に移動されると、各ローラ33はガラス定盤3の下面に沿って回転する。これにより、支持バー30をY軸方向に滑らかに移動させることができる。また、複数のローラ33によってガラス定盤3の下面を支持することにより、ガラス定盤3が撓むのを防止することができる。
図5(a)(b)は、支持バー30の使用方法を示す図である。今、支持バー30がガラス定盤3の下面の中央部を支持しており、カラーフィルタ10の表面の中央部に欠陥があるものとする。この場合、Yステージ13およびXステージ15を制御して、観察光学系16に含まれる対物レンズ16aの光軸を欠陥に位置決めすると、図5(a)に示すように、対物レンズ16aと光源14の間に支持バー30が配置される。この状態では、光源14の光が支持バー30で遮られ、欠陥を観察することができない。
そこで本願発明では、図5(b)に示すように、アクチュエータ31,32によって支持バー30を幅方向(Y軸方向)に移動させ、支持バー30を対物レンズ16aと光源14の間の空間から退避させる。このとき、アクチュエータ31,32は、支持バー30の幅Wよりも大きな距離だけ支持バー30を移動させる。これにより、光源14の光が支持バー30によって遮られることなく対物レンズ16aに入射し、欠陥を観察することが可能となる。また、複数のローラ33によってガラス定盤3の下面を支持しながら支持バー30を移動させるので、ガラス定盤3が撓むのを防止することができる。
図6は、このパターン修正装置の全体構成を示すブロック図である。図6において、このパターン修正装置は、図1〜図5で示したものの他、操作部50および制御部51を備える。操作部50は、パターン修正装置の使用者によって操作される複数のボタン、複数のスイッチなどを含み、パターン修正装置を操作するために使用される。制御部51は、操作部50からの信号に従って、Yステージ13、光源14、Xステージ15、観察光学系16、レーザ装置17、塗布ユニット18、アクチュエータ31,32などを制御する。使用者は、操作部50を用いて支持バー30を所望の位置に移動させることができる。
また、制御部51は、Yステージ13およびXステージ15の各々の座標から観察光学系16の光軸の位置を検知するとともに、アクチュエータ31,32の座標から支持バー30の位置を検知する。制御部51は、観察光学系16が支持バー30の上方に位置する場合は、支持バー30が観察の妨げにならないようにアクチュエータ31,32を制御して支持バー30を他の位置に移動させる。したがって、使用者が支持バー30を移動させなくても、支持バー30は観察の妨げにならない位置に自動的に移動する。
図7は、実施の形態の比較例を示す図であって、図3と対比される図である。図7において、この比較例では、チャック装置2がチャック装置60で置換される。チャック装置60は、チャック装置2から支持バー30およびアクチュエータ31,32を除去し、支持部材46,47を1本の支持部材61で置換し、支持部材48,49を1本の支持部材62で置換したものである。ガラス定盤3の外周部は、支持部材42,43,61,62によって支持される。このチャック装置60では、ガラス定盤3の外周部のみを支持するので、ガラス定盤3の面積、重量によっては自重によってガラス定盤3の中央部が下方に撓む。このため、カラーフィルタ10を安定に保持することができない。
これに対して本願発明では、支持バー30によってガラス定盤3の中央部を下から支持するので、ガラス定盤3が大型の場合でも、ガラス定盤3が撓むのを防止することができ、カラーフィルタ10を安定に保持することができる。しかも、カラーフィルタ10の欠陥が支持バー30の上方に位置しないように支持バー30を移動させることができるので、支持バー30が欠陥の観察の妨げになることはない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 金属製架台、2,60 チャック装置、3 ガラス定盤、3a 孔、4 支持台、10 カラーフィルタ、11,12 レール、13 Yステージ、13a,13b 脚部、14 光源、15 Xステージ、16 観察光学系、16a 対物レンズ、17 レーザ装置、18 塗布ユニット、21 ブラックマトリクス、22 R画素、23 G画素、24 B画素、25 白欠陥、26 黒欠陥、27 異物欠陥、30 支持バー、31,32 アクチュエータ、33 ローラ、40〜49,61,62 支持部材、50 操作部、51 制御部。

Claims (7)

  1. 基板の表面を観察する基板観察装置において前記基板を保持するチャック装置であって、
    その上に前記基板が載置される透明定盤と、
    前記透明定盤の外周部を下から支持する支持台と、
    前記透明定盤の略中央部を下から支持する支持部材と、
    前記基板の表面の観察対象の位置が前記支持部材の上方に位置する場合、前記透明定盤の下面に沿わせて前記支持部材を他の位置に移動させる駆動手段とを備える、チャック装置。
  2. 前記透明定盤は、四角形に形成されて水平に支持され、
    前記支持部材は、前記透明定盤の1辺と平行に配置された支持バーを含み、
    前記駆動手段は、前記支持バーと直交する方向に前記支持バーを水平移動させる、請求項1に記載のチャック装置。
  3. 前記駆動手段は、前記支持部材を移動させる場合は、前記支持バーの幅よりも大きな予め定められた距離だけ前記支持バーを移動させる、請求項2に記載のチャック装置。
  4. 前記支持部材は、さらに、前記支持バーの上面に設けられ、前記透明定盤の下面に当接される複数の転動体を含む、請求項2または請求項3に記載のチャック装置。
  5. 前記複数の転動体の各々はローラである、請求項4に記載のチャック装置。
  6. その上に基板が載置される透明定盤と、
    前記透明定盤の外周部を下から支持する支持台と、
    前記透明定盤の略中央部を下から支持する支持部材と、
    前記透明定盤の下方から前記基板に透過光を与える光源と、
    前記透明定盤の上方から前記基板の表面を観察する観察光学系と、
    前記観察光学系を前記基板の表面の所望の位置の上方に移動させる位置決め手段と、
    前記基板の表面の所望の位置が前記支持部材の上方に位置する場合、前記透明定盤の下面に沿わせて前記支持部材を他の位置に移動させる駆動手段とを備える、基板観察装置。
  7. その上に基板が載置される透明定盤と、
    前記透明定盤の外周部を下から支持する支持台と、
    前記透明定盤の略中央部を下から支持する支持部材と、
    前記透明定盤の下方から前記基板に透過光を与える光源と、
    前記透明定盤の上方から前記基板の表面の欠陥を観察する観察光学系と、
    前記欠陥を修正する修正手段と、
    前記欠陥を観察する場合は前記観察光学系を前記欠陥の上方に移動させ、前記欠陥を修正する場合は前記修正手段を前記欠陥の上方に移動させる位置決め手段と、
    前記欠陥が前記支持部材の上方に位置する場合、前記透明定盤の下面に沿わせて前記支持部材を他の位置に移動させる駆動手段とを備える、欠陥修正装置。
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