JP2009012847A - 合成樹脂製パレット - Google Patents

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Abstract

【課題】 材料の使用量が少なく軽量化を図りながらも十分な強度を有し、安全に荷物の保管、運搬ができる合成樹脂製パレットを提供することを目的とする。
【解決手段】 上部デッキボードと下部デッキボードとを中空構造の支柱部で連結し、前記支柱部と上部デッキボード及び下部デッキボードで囲まれた空隙をフォーク差込口とし、デッキボードの内側面にパレットの側面に対して平行な補強リブを設けるとともに、前記中空構造の支柱部内に補強リブを設けてなるパレットにおいて、支柱部内の補強リブは、デッキボードの補強リブの延長線上に支柱壁を介して設けられた支柱壁補強リブであって、フォーク差込口に面する支柱壁の直線部に設ける構成とした。前記支柱壁補強リブの高さは、対向するデッキボードの補強リブの高さの1〜3倍であることが好ましい。
【選択図】 図2

Description

この発明は荷物の保管、運搬の際に使用する合成樹脂製パレットに係り、詳しくは、中空構造の支柱部の周壁のうち、特にフォーク差込口に面する部分の強度を向上せしめた合成樹脂製パレットに関する。
一般に荷物の保管、運搬の際には、合成樹脂製パレットが多く使用されている。合成樹脂製パレットの多くは、上部デッキボードと下部デッキボードを中空構造の支柱部で連結している。前記支柱部は、前記デッキボードの両側端縁部及びそれらの中間部に配置することによって形成し、支柱部の間と上部デッキボード及び下部デッキボードで囲まれた空間をフォーク差込口とする。合成樹脂製パレットは、射出成型機によって一体に成形される場合でも、予め分割成型した部品を突き合わせて溶着成形する場合でも支柱部は中空構造にするのが一般的である。
そして、合成樹脂製パレットに荷物を積載して保管する際には、例えば平積み、段積み、あるいはラック積み等の積み重ね方法によって保管される。特に、パレットの両端部に台座を置いて支持するラック積みには、次のような問題がある。図15は、ラック積みの一例を示す。
このようなラック積みにおいて、パレット1に荷物を載置して矢印の方向に荷重がかかると、パレット1全体としては、図17に一点鎖線で示すように中央部が凹んで弓形に変形する。この変形状態を支柱部において見ると、図18に示すように、デッキボードと支柱部のうちフォーク差込口2に面する部分がS字状に変形している。
すなわち、図18に一点鎖線で示すように、パレット正面の左側支柱部において見ると、上部デッキボード4と支柱部5のフォーク差込口2に面する部分が支柱部5の内側に押し込まれるようにくの字状に変形し、下部デッキボード6と支柱部5のフォーク差込口に面する部分7が支柱部5の外側(フォーク差込口側)に引っ張られるように逆くの字状に変形することになる。このように、上部デッキボード4、下部デッキボード6の歪みによって中空支柱部5のフォーク差込口側がS字状に変形することになり、デッキボード全体の歪みは一層大きくなる。
このデッキボードの変形を防止する改善策として種々の方法が提案されており、例えば、支柱部の周壁全体の肉厚を厚くする方法、支柱部内に上下デッキボードの全高さに亘る溶着用のリブを周壁と一体に形成する方法、支柱部の周壁のうちデッキボードの高さの部分だけ肉厚にする方法等がある。
特開平8−268430号公報 特開平9−39966号公報 特開2005−219755号公報
しかしながら、支柱部の周壁全体の肉厚を厚くする方法では、材料の使用量が大きくパレット全体の質量が重くなるという問題がある。材料を多く使用することはコストアップになるばかりでなく、肉厚にすることにより成型時の冷却時間が長くなり生産効率を低下させる。
また、支柱部内に支柱部の全高さに亘る溶着用のリブを周壁と一体に形成する方法では、材料の使用量が多くなり、パレット全体の質量が重くなるという問題がある。また、支柱部の周壁に対向するデッキボードの高さの部分だけ肉厚にする方法では、上記と同様にパレット全体の質量が重くなるという問題があるとともに、必ずしも十分な強度が得られないという問題がある。
そこで、この発明は上記課題を解決すべくなされたもので、材料の使用量が少なく軽量化を図りながらも十分な強度を有し、安全に荷物の保管、運搬ができる合成樹脂製パレットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係る合成樹脂製パレットは、上部デッキボードと下部デッキボードとを中空構造の支柱部で連結し、前記支柱部と上部デッキボード及び下部デッキボードで囲まれた空隙をフォーク差込口とし、デッキボードの内側面にパレットの側面に対して平行な補強リブを設けるとともに、前記中空構造の支柱部内に補強リブを設けてなるパレットにおいて、支柱部内の補強リブは、デッキボードの補強リブの延長線上に支柱壁を介して設けられた支柱壁補強リブであって、フォーク差込口に面する支柱壁の直線部に設ける構成とした。前記支柱壁補強リブの高さは、対向するデッキボードの補強リブの高さの1〜3倍であることが好ましい。また、前記支柱壁補強リブは、上部デッキボード及び下部デッキボードのそれぞれに対応しており上下方向に並んで設けることが好ましい。
この発明では、デッキボードの補強リブと支柱部内の支柱壁補強リブとを直線上に設け、フォーク差込口に面する支柱壁の直線部に設ける構成としたから、デッキボードの補強リブと支柱壁補強リブとが一体となって支柱壁の変形を防止することができる。また、前記支柱壁補強リブの高さを対向するデッキボードの補強リブの高さの1〜3倍とすることによって、最も効率的に支柱壁の変形を防止し、引いてはデッキボードの撓みを抑制することができる。また、前記支柱壁補強リブは、上部デッキボード及び下部デッキボードのそれぞれに上下方向で対向するように設けることによって、一層効果をあげることができる。
以下に、この発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1以下の図面はこの発明の実施形態を示すものであって、図1はパレットの右側半分の正面図、図2は下部デッキボードの4分の1の大きさを示す図1におけるA−A線断面図である。合成樹脂製パレット10は、上部デッキボード11と下部デッキボード13とを四隅の支柱部15、その中間に設けた中間支柱部17及び中央部に設けた中央支柱部19で連結してなり、前記上部デッキボード11、下部デッキボード13と支柱部15及び支柱部17で囲まれた空隙をフォーク差込口20とした四方差しパレットである。
前記合成樹脂製パレット10は、予め支柱部15,17及び19のそれぞれ高さの中間において二分割して成型したものを分割面で一体に溶着して組み立てられている。すなわち、四隅の支柱部15は、上部デッキボード側を支柱部15a、下部デッキボード側を支柱部15bとなし、中間支柱部17は、上部デッキボード側を支柱部17a、下部デッキボード側を支柱部17bとなし、中央支柱部19は、上部デッキボード側を支柱部19a、下部デッキボード側を支柱部19bとしている。
下部デッキボード13は、図2に示すように、四隅支柱部15と中間支柱部17とを連結する下部デッキボード13aと、中間支柱部17と中央支柱部19を連結する下部デッキボード13bとによって梁状に形成されており、各下部デッキボードで囲まれた部分は、大きな開口部21とされている。このように、開口部21を設けることによってハンドリフトの使用が可能になる。下部デッキボード13の各支柱部間においては、全体が上方に湾曲した上板23と、前記上板23の下面に設けられた補強リブ25によって形成されている。
前記下部デッキボード13aにおいて、補強リブ25は、側面に平行な外側補強リブ25a、内側補強リブ25b及び中間補強リブ25cと、側面に直交する補強リブ25dによって格子状に設けられており、下面の接地面は水平に形成されている。上板23は、外側補強リブ25aと内側補強リブ25bの間に設けられており、全体としては上向きに湾曲している。
さらに、前記内側補強リブ25bの開口部21に面する内側には、水平な接地板23aが連設されており、前記接地板23aと内側補強リブ25bとは、図5及び図7に示すように、断面L字状をなしている。前記接地板23aの上面には、内側補強リブ25bに連結する三角形補強リブ27が設けられている。このように、内側補強リブ25bと接地板23aの下面を同一面となし、三角形補強リブ27を設けることによって、ハンドリフトの出し入れが容易になるとともに、下部デッキボード13aを補強することになる。
さらに、側面に平行な外側補強リブ25a、内側補強リブ25b及び中間補強リブ25cと、前記四隅の支柱部15及び中間支柱部17内における補強リブとの関係を説明する。図2に示すように、前記外側補強リブ25aと四隅の支柱部15の周壁外側面とは直線上において連結しており、中間補強リブ25cと溶着リブ29とは四隅の支柱部15の周壁を介して直線上に形成されている。溶着リブ29は、四隅の支柱部15の全高さに亘って形成されており、その突合せ面において互いに溶着される。
前記四隅の支柱部15及び中間支柱部17の内側面には、内側補強リブ25bの延長線上に支柱壁補強リブ30が設けられている。支柱壁補強リブ30は、この発明の特徴をなし、開口部21側隅部において支柱壁15,17の耐屈曲性を補強するリブであって、四隅の支柱部15及び中間支柱部17の周壁を介して下部デッキボード13aに設けた内側補強リブ25bの延長線上に設けられている。
前記支柱壁補強リブ30の高さHは、図7に示すように、前記支柱部15,17に連結するデッキボード13aの高さ寸法以上、即ち周壁を介して連結する内側補強リブ25bの高さ以上であって溶着リブ29よりも低く、好ましくは内側補強リブ25bの高さの3倍とする。また、支柱壁補強リブ30の支柱壁からの突出長さLは、5〜15mm、好ましくは8〜12mmとする。即ち、内側補強リブ25bの高さをhとし支柱壁補強リブ30の高さをHとすると、H=h〜3hとする。
前記、内側補強リブ25bの高さhと支柱壁補強リブ30の高さHとの関係は、支柱壁補強リブ30の高さHが内側補強リブ25bの高さhよりも低いと補強リブとしての作用を果たし得ないからであり、支柱壁補強リブ30の高さHが内側補強リブ25bの高さhの3倍以下とするのは、3倍以上としても材料の使用量に比して補強効果が得られないからである。
次に、中間支柱部17及び中央支柱部19の内側面に設けられている補強リブと下部デッキボードの補強リブとの関係について説明する。まず、中間支柱部17と中央支柱部19を連結している下部デッキボード13bの補強リブ25は、下部デッキボード13aと同じく側面に平行な補強リブ25aと側面に直交する補強リブ25dによって格子状に設けられており、上板23は、上向きに湾曲して形成されている。下部デッキボード13bには、下部デッキボード13aに設けられている接地板23aは連設されていない。これは、ハンドリフトが乗り越えることがないから、下部デッキボード13bの側端部を緩やかな傾斜面とする必要はないからである。
さらに、中間支柱部17及び中央支柱部19の内側面にも溶着リブ29と支柱壁補強リブ30が設けられている。前記支柱壁補強リブ30は、中間支柱部17及び中央支柱部19の周壁を介して補強リブ25eの延長線上に設けられている。即ち、中間支柱部17と中央支柱部19の内側面に設けられている支柱壁補強リブ30は、パレットの長辺方向における下部デッキボード13bでは、図2に示すように、開口部21側の補強リブ25bの延長線上に設けられており、パレットの短辺方向における下部デッキボード13bでは、図2、図5及び図6に示すように、開口部21側から3番目の補強リブ25dの延長線上に設けられている。
パレットの長辺方向における下部デッキボード13bの外側端の補強リブ25eは、中間支柱部17の周壁の外側面とは直線上に連結しており、中間支柱部17及び中央支柱部19内の支柱壁補強リブ30は、補強リブ25fの延長線上に設けるようにした。一方、パレットの短辺方向における下部デッキボード13bは、断面長方形状に形成されていることから中間支柱部17の隅部側を溶着リブ29とし、中間支柱部17及び中央支柱部19内の支柱壁補強リブ30は、開口部から3番目の補強リブ25gの延長線上に設けた。下部デッキボード13bが連結する中間支柱部17及び中央支柱部19内に設けた支柱壁補強リブ30は、下部デッキボード13bの中心線を挟んで対称に設けられている。
四隅支柱部15と中間支柱部17のフォーク差込み口側の周壁は、断面において湾曲面又はテーパー面を有している。フォーク差込口側はフォークの衝撃を受け易いところであるから溶着リブ29を形成し、前記支柱壁補強リブ30は、前記湾曲面又はテーパー面から直線に移行した直線部においてパレット内側方向の周壁内面に設けることが好ましい。また、下部デッキボード13b側の支柱壁補強リブ30の高さは、連結するデッキボードの内側補強リブ25eの高さ以上であって溶着リブ29以下であり、好ましくは内側補強リブ25eの高さの3倍以下とする。また、支柱壁補強リブ30の突出長さは、種々の実験の結果5〜15mm、好ましくは8〜12mmが最も効果的であり、5mm未満ではほとんど効果が得られず、15mmを超えると材料の使用量に比べて効果が上がらない。さらに、支柱補強リブ30の幅寸法も種々の実験結果、補強リブ25の幅寸法より大きくしても著しい効果が得られなかった。
このように、支柱壁補強リブ30を溶着はしないが連結するデッキボードの補強リブよりも高く形成することによって材料を節減できるばかりでなく、溶着補強リブとほぼ同程度の強度が得られる。
図8〜図10は、上部デッキボード11側における構成を示す。上部デッキボード11は、荷物を積載する面であるから、下部デッキボードのように開口部21は設けられていない。全面が閉じた平滑面に形成されており、下面には、縦横に補強リブ31が設けられている。
上部デッキボード11は、図8に示すように、四隅支柱部15と中間支柱部17とを連結する上部デッキボード11aと、中間支柱部17と中央支柱部19を連結する上部デッキボード11bの下面には、下部デッキボード13a、13bと同様に補強リブ25が設けられている。補強リブ25の構成は、下部デッキボードの場合と同様であるから、同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。
また、支柱部15a、17a及び19a内においても、支柱部15b、17b及び19bと同様に溶着リブ29と支柱壁補強リブ30が設けられている。支柱部15a、17a及び19a内の溶着リブ29と支柱壁補強リブ30と補強リブ25との関係も下部デッキボード側の場合と同様であるからその説明は省略する。
次に、支柱壁補強リブをデッキボード下面の補強リブと直線上に設けた場合を実施例とし、支柱壁補強リブをデッキボード下面の補強リブと直線上においてずらして設けた場合を比較例として、以下に試験結果を示す。まず、試験には図11〜図14に示すように、パレットの一部を模したテストピースを作成し、それぞれについて曲げ試験をおこなった。
まず、テストピースTは、四隅の支柱部となるブロック30と中間支柱部となるブロック31をそれぞれ上部デッキボード33と下部デッキボード35で連結することによって形成した。前記ブロック30,31は四周が閉じた箱型の中空体である。また、前記上部デッキボード33は下面を開口させ、下部デッキボード35は上面を開口させると共に、それぞれ幅方向に補強リブ33a,35aを設けた。
前記構成において、ブロック30とブロック30の両端面の長さ寸法は850mmである。前記ブロックは、高さ寸法を140mm、幅寸法と奥行き寸法を150mm、周壁の肉厚寸法を5mm、上面と下面の肉厚寸法を4mmとした。上部デッキボード及び下部デッキボードは、長さ寸法を200mm、奥行き方向の幅寸法を60mm、高さ寸法を25mmとし、肉厚5mmの補強リブを50mm間隔で3列設けてなる。さらに、上部デッキボード及び下部デッキボードの側板の肉厚寸法を7mm、上部デッキボードの上板と下部デッキボードの下板の肉厚寸法を3mmとした。上部デッキボード及び下部デッキボードは、ブロック30,30とブロック31のそれぞれ中央部に連結されている。
ブロック30,31内には、肉厚寸法を4mm、突出長さ寸法を10mmで、高さ寸法を変化させた支柱壁補強リブ37,39を上部デッキボード33側と下部デッキボード35側にそれぞれ設けた。前記支柱壁補強リブ37,39は、支柱壁を介して上下部デッキボードに対向するようにブロック30,31内に設けられている。図11〜図13に示すように、支柱壁補強リブ37は、上下部デッキボードの側板の延長線上であって支柱壁内面に2列に設けてなり、これを実施例とした。また、図14に示すように、支柱壁補強リブ39は、上下部デッキボードの側板の延長線上からずらして支柱壁内面に3列に設けてなり、これを比較例とした。実施例、比較例とも、前記支柱壁補強リブ37,39の長さを0mmから70mmまで5mm間隔で形成した。
試験方法は、JIS Z 0602「平パレット試験方法」に準じて行った。即ち、ブロック30,30の下面に下面支持用材40を置き、上部デッキボードに上面圧縮用材41を置く。試験では、前記上面圧縮用材41を中間部ロック31の中心から162.5mmの位置に置いた。上面圧縮用材41に100kgの荷重を30分間かけたときの中間部ロック31の側面の撓み量を測定した。試験結果は、表1及び図16に示すとおりである。
Figure 2009012847
実施例、比較例とも支柱壁補強リブ37,39の高さが25mmまでは大きな変化はないが、支柱壁補強リブ37の高さが30mmを超えると撓み量の抑制効果が表れ、支柱壁補強リブ39の長さが35mmを超えると撓み量の抑制効果が表れることが分かる。特に、実施例では、支柱壁補強リブ37の高さが30mmを超えると撓み量の抑制効果が顕著であって、比較例のほぼ3倍となっている。
上記結果から、支柱壁補強リブの高さは、上下部デッキボードの補強リブの高さ以上であり、3倍以上になると撓み量の抑制効果があまり伸びない反面、材料費が嵩むことを考慮すると、上限は3倍とすることが好ましい。
パレットの右半分の正面図である。 図1のA−A線における下部デッキボード側を示す水平断面図である。 図2のB−B線における四隅支柱部の拡大断面図である。 図2のB−B線における中間支柱部の拡大断面図である。 図2のC−C線における中間支柱部の拡大断面図である。 図2のC−C線における中央支柱部の拡大断面図である。 四隅支柱部とデッキボードとの補強部の関係を示す断面斜視図である。 図1のD−D線における上部デッキボード側の下面を示す水平断面図である。 図8のE−E線における断面図である。 図8のF−F線における断面図である。 試験に用いたテストピースの一部を切り欠いた斜視図である。 図11のG−G線における右半分を断面した平面図である。 左半分は図12のJ−J線における断面図であり、右半分は図12のK−K線における断面図である。 比較例を示し、図12に対応する右半分を断面した平面図である。 試験方法と撓み量を示す説明図である。 試験結果を示すグラフである。 ラック積におけるパレットの変形を示す説明図である。 支柱部における変形を示す部分拡大断面図である。
符号の説明
10:合成樹脂製パレット
11:上部デッキボード
13:下部デッキボード
15:四隅の支柱部
15a:上部デッキボード側支柱部
15b:下部デッキボード側を支柱部
17:中間支柱部
17a:上部デッキボード側支柱部
17b:下部デッキボード側支柱部
19:中央支柱部
19a:上部デッキボード側支柱部
19b:下部デッキボード側支柱部
19c、19d、20:フォーク差込口
21:開口部
23:下部デッキボードの上板
23a:接地版
25:補強リブ
25a:外側補強リブ
25b:内側補強リブ
25c:中間補強リブ
25d:側面に直交する補強リブ
27:三角形補強リブ
29:溶着リブ
30:支柱壁補強リブ

Claims (3)

  1. 上部デッキボードと下部デッキボードとを中空構造の支柱部で連結し、前記支柱部と上部デッキボード及び下部デッキボードで囲まれた空隙をフォーク差込口とし、デッキボードの内側面にパレットの側面に対して平行な補強リブを設けるとともに、前記中空構造の支柱部内に補強リブを設けてなるパレットにおいて、支柱部内の補強リブは、デッキボードの補強リブの延長線上に支柱壁を介して設けられた支柱壁補強リブであって、フォーク差込口に面する支柱壁の直線部に設けられていることを特徴とする合成樹脂製パレット。
  2. 支柱壁補強リブの高さは、支柱壁を介して対向するデッキボードの補強リブの高さの1〜3倍であることを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製パレット。
  3. 支柱壁補強リブは、上部デッキボード及び下部デッキボードのそれぞれに対応しており、上下方向に並んで設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の合成樹脂製パレット。
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